2005.03.02
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卒業のシーズンになるとフッと頭をよぎるものが有る。

昭和30年代前半のこと、金の卵と騒がれて東京に就職した人たち。
家族や中学校の関係者に見送られ集団就職列車で行った人たちの事。

当時は同年代なので大人に見えたが、
今思うとあどけなさが残る少年少女達でした。

15~6歳の子供を見送る親達が目を腫らして泣いていたのを思い出す。
経済的事情で進学が出来ず、家に仕送りする為に東京へ行ったのでした。

就職先は、蕎麦屋、八百屋、魚屋、理髪店、町工場、お手伝い等であったと思う。
寮なんて洒落たものでなく住み込みがほとんどでした。


話題の中心になり東京弁で得意になっていたものです。

しかし、10年後、20年後の同窓会では段々姿が見えなくなって来ました。
盆暮れに帰省しても実家はほとんど代替わりしているせいでしょうか?

ふるさとで15年、東京で40年以上暮らして居れば、
家庭も生活基盤も東京の人になってしまったか。

歳を取って望郷の念は強くなってきたでしょうね?
間も無く同窓会だが出席は・・・・?

若者の生態を批判したり、教育が悪い、親の躾が悪い、景気が悪いと、
非難、批判ばかりするテレビコメンテーターが居たけど、
そんな事無いです、良い世の中になったんですよ!!





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最終更新日  2005.03.02 22:41:25


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