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我らがLisaは15日を持って、とうとう1歳になった。仕事の関係もあって、お誕生日は週末を使ってロンドンのオリエンタルシティーでお友達のサミーちゃん家族とともに飲茶を楽しみ、サミーちゃんのお兄ちゃん、オーティンくんの誕生日とともに大きなケーキを囲んでお祝い。もちろん、ローソクを消すことはできなかったけど、、3歳になったオーティンくんと並んでも堂々の貫禄(態度がでかいだけ?)。サミーちゃんとおもちゃの奪い合いをして泣かされたけど、最後は取り返しに行って、タフさ(?)も身についてきた。それにしても、この1年は長いようであっという間だった。まだ、出産場面は鮮明に思い出せるし、1日目から今日までいろいろな思い出があるが、すべてがまるで昨日のことのような不思議な思いがする。もちろん、ここまで来るのには、母をはじめとする多くの友人の支えや職場のサポートもあってのこと。1歳の誕生日を迎えてとても感慨深いのは、もちろんLisaが無事にここまで成長してくれたことが一番大きいが、Lisaの誕生を通してたくさんの人に「愛」という名の思いやりや気遣い、サポートをいただいた、その気づきということに他ならない。自分は一人きりでここまで来れたのではない、周りのサポートに感謝しながら自分に驕(おご)らずこれからも謙虚でありながら母として自分自身も成長していきたい、と思う今日この頃である。この場をお借りして、このちゃいにーずティーの読者の皆様はじめ、何よりも一番多くの時間と父との時間を犠牲にし、Lisaの子守の最高責任者として常にLisaをリードしてくれている母、そしてその母の渡英を快く許してくれた父、その父を日本で影ながら支えてくれている弟のヒロシ、そして友人の皆さん、この1年間本当にどうもありがとう。そして、これからもLisaともどもどうぞよろしくお願いします。それから、1歳のバースデーとともに、うれしい知らせが入ってきた。なんと、待ちに待った(半分諦めかけていた、、、)乳歯がようやく顔を出し始めたのだ。そろそろ、歯医者にでもつれていかな、、、と本気で考えていた矢先だっただけに、麗秋母、大感激。(←歯ごときで、、、相変わらず大げさです、ハイ)この最初の歯を発見したときの感激は、最初の一歩を見たときと負けじとも劣らずうれしかった。まあ、1週間続いた下痢後始めて見た硬いうOちのそれには劣るけどさ(ハハハ)。そんなこんなで、1歳になったお誕生日フィーバーをよそに、涼しい顔でよだれをタラタラ(ついでにセイに移された風邪で鼻までじゅるじゅる)流しながら今日もヨチヨチ大地を踏みしめストーカーのごとく、バーバと麗秋母を追い掛け回す我らがLisa。これからも、一歩一歩踏みしめながら成長して行ってね。
2005.04.15
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4月4日には、バーバが来英、Lisaの子守に悪戦苦闘の様子。それでも、バーバのほうが私よりずっと丁寧な子守をしてくれているので、Lisaも日中あまり寝ずに夜を迎え、夜はぐっすり寝てくれる。やっぱり、バーバは強しだわ。。。そして、ありがたいことに、私の勤務の前日はバーバがLisaとともに寝てくれるので、Lisaの心配をすることなく熟眠できる。バーバ、どうもありがとうね。感謝、カンシャ!そして、バーバの来英を喜んでいる暇もなく、翌日にとうとう1年ぶりの職場復帰となった。3月にトレーニングシフトをした関係で、それほど1年間のギャップも感じず、逆に産休前の小錦妊婦状態で勤務していたころに比べると体も軽いし、こんなに楽しめてたかな~と思うほど仕事を楽しんでいる(←いつまで続くことやら。。。)ちなみに、最初に3連勤をして1日休み、その後2連勤、そしてまた休み。うちの病棟の勤務表は、基本的に全部自分で組み立てられるので、5日働いて2連休を取りたい人は取れるし、私のように、3勤務して1日休み、2勤務でまたその後休み、という風にもできる、とてもフレキシブルな勤務体制が取れる。次月の勤務表が病棟にはってあるので、自分の名前の欄に好きな勤務を埋めていく、という仕組み。そして、驚くことに、ほぼ100%(つまり、1ヶ月すべての)希望が通る。時々、スタッフが多すぎる勤務をずらすこともまれに見られるが、スタッフ自身も何人働いているか見ながら勤務表を埋めていくので、早めに自分の欄を埋めておくとほとんど希望が通る(つまり、早いもの勝ち!)。病棟婦長(師長)にすべての勤務をコントロールされていた日本にいた頃に比べると、そういう意味では本当に働きやすい、プライベートを大切にできる環境だなぁと改めて思う。しかし、、、昨日の勤務は病欠者が2人も出た。しかも、よくつるんでいる仲良し2人組みの2人とも。残された病棟勤務者はというと、「どうせ、ハングオーバー(二日酔い)でしょ。はっはっは」と、笑って済ませてしまう。日本なら、そんなことしたら非難轟々もいいところなのに、その辺もなんだかなぁ~、まあ、いいっか、というあたり、イギリスらしくって、あぁ、またもとの世界に戻ってきたなという気がした(笑)。勤務は、恐ろしく忙しく、受け持ち12人に加えて学生までつけられ、朝からてんてこ舞い。普段の配薬が大体8時半に終わるところを、10時半までかかったのだから、どれだけ忙しかったか想像がつくでしょう。(ふぅ~)しかも、退院予定だった糖尿病のDさんが突然急変し、外科や内科のドクターが次々に診察に来棟し、そのたびにドクターについて1から10まで同じことを説明し、インスリンのスライディングスケール(1時間ごとの血糖値チェックにインスリンの持続点滴の調整)やカテーテルの挿入、N-Gチューブの挿入、点滴、そして、トドメにEnema(食事中の人、ごめんなさい)までオーダーされ、Dさん一人で手一杯なのに、痴呆のあるFさんのオペ準備から、膀胱癌で血尿で入院中で生食イリゲーションをしているHさんの他病院へのトランスファー、減胸術後のPさんのオペ後管理、乳房形成術後のDさんのドレッシング(包交)、そしてもちろん学生のフォロー、、、、、、Welcome back to the hell!! と同僚のステラに言われたときには、笑う気力すらなかった。ははははは~ ←いまさらやけ笑いそんなこんなで、とりあえず、1週間の勤務が終わった。それでも、これだけ忙しくても気持ち的にはずっと以前よりも余裕をもって楽しんで働けているのは、やっぱり、家で待っているLisaの存在のおかげかな~。(ノロケ?)帰ったら、いつも私のところに走りよってきて、抱っこをせがんでくるので、思いっきりハグハグしてあげます。やっぱり、かわいいなぁ~。ぎゅ~!(←抱きしめている音)Lisaは、15日にはとうとう1歳の誕生日を迎えます。長かったようで、短かったこの1年。たくさんのことをLisaから学んだように思う。母として、まだまだ未熟な私だけど、Lisaとともにこれからも成長していけたらいいな、と思う。とりあえず、今週末は、3連休だよ~ん。(ワクワク)
2005.04.12
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4月4日には、バーバが来英、Lisaの子守に悪戦苦闘の様子。しかも、バーバのほうが私よりずっと丁寧な子守をしてくれているので、Lisaも日中あまり寝ずに夜を迎え、夜はぐっすり寝てくれる。やっぱり、バーバは強しだわ。。。そして、ありがたいことに、私の勤務の前日はバーバがLisaとともに寝てくれるので、Lisaの心配をすることなく熟眠できる。バーバ、どうもありがとうね。感謝、カンシャ!そして、バーバの来英を喜んでいる暇もなく、翌日にとうとう1年ぶりの職場復帰となった。3月にトレーニングシフトをした関係で、それほど1年間のギャップも感じず、逆に産休前の小錦妊婦状態で勤務していたころに比べると体も軽いし、こんなに楽しめてたかな~と思うほど仕事を楽しんでいる(←いつまで続くことやら。。。)ちなみに、最初に3連勤をして1日休み、その後2連勤、そしてまた休み。うちの病棟の勤務表は、基本的に全部自分で組み立てられるので、5日働いて2連休を取りたい人は取れるし、私のように、3勤務して1日休み、2勤務でまたその後休み、という風にもできる、とてもフレキシブルな勤務体制が取れる。次月の勤務表が病棟にはってあるので、自分の名前の欄に好きな勤務を埋めていく、という仕組み。そして、驚くことに、ほぼ100%(つまり、1ヶ月すべての)希望が通る。時々、スタッフが多すぎる勤務をずらすこともまれに見られるが、スタッフ自身も何人働いているか見ながら勤務表を埋めていくので、早めに自分の欄を埋めておくとほとんど希望が通る(つまり、早いもの勝ち!)。病棟婦長(師長)にすべての勤務をコントロールされていた日本にいた頃に比べると、そういう意味では本当に働きやすい、プライベートを大切にできる環境だなぁと改めて思う。しかし、、、昨日の勤務は病欠者が2人も出た。しかも、よくつるんでいる仲良し2人組みの2人とも。残された病棟勤務者はというと、「どうせ、ハングオーバー(二日酔い)でしょ。はっはっは」と、笑って済ませてしまう。日本なら、そんなことしたら非難轟々もいいところなのに、その辺もなんだかなぁ~、まあ、いいっか、というあたり、イギリスらしくって、あぁ、またもとの世界に戻ってきたなという気がした(笑)。勤務は、恐ろしく忙しく、受け持ち12人に加えて学生までつけられ、朝からてんてこ舞い。普段の配薬が大体8時半に終わるところを、10時半までかかったのだから、どれだけ忙しかったか想像がつくでしょう。(ふぅ~)しかも、退院予定だった糖尿病のDさんが突然急変し、外科や内科のドクターが次々に診察に来棟し、そのたびにドクターについて1から10まで同じことを説明し、インスリンのスライディングスケール(1時間ごとの血糖値チェックにインスリンの持続点滴の調整)やカテーテルの挿入、N-Gチューブの挿入、点滴、そして、トドメにEnema(食事中の人、ごめんなさい)までオーダーされ、Dさん一人で手一杯なのに、痴呆のあるFさんのオペ準備から、膀胱癌で血尿で入院中で生食イリゲーションをしているHさんの他病院へのトランスファー、減胸術後のPさんのオペ後管理、乳房形成術後のDさんのドレッシング(包交)、そしてもちろん学生のフォロー、、、、、、Welcome back to the hell!! と同僚のステラに言われたときには、笑う気力すらなかった。ははははは~ ←いまさらやけ笑いそんなこんなで、とりあえず、1週間の勤務が終わった。それでも、これだけ忙しくても気持ち的にはずっと以前よりも余裕をもって楽しんで働けているのは、やっぱり、家で待っているLisaの存在のおかげかな~。(ノロケ?)帰ったら、いつも私のところに走りよってきて、抱っこをせがんでくるので、思いっきりハグハグしてあげます。やっぱり、かわいいなぁ~。ぎゅ~!(←抱きしめている音)Lisaは、15日にはとうとう1歳の誕生日を迎えます。長かったようで、短かったこの1年。たくさんのことをLisaから学んだように思う。母として、まだまだ未熟な私だけど、Lisaとともにこれからも成長していけたらいいな、と思う。とりあえず、今週末は、3連休だよ~ん。(ワクワク)
2005.04.12
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先日、セイの父親関係の中国人の女の子二人がうちへ泊まりに来た。「セイの父親の関係」というのは、セイの父親の友人の娘さんとその友人で、イギリスに来て間もないので、父親の友人が心配して気に掛けておいて欲しい、とかねてからセイにお願いしていたのだ。彼女は17歳。イギリスで高校に入りなおすため中国の高校を中退し、去年11月末に来英、英語を学びながら大学入試に向けて勉強している。実は、彼女、ウインターホリデーにうちに来ると言う話があったのだ。しかし、、、それは、日本人からするとどう考えてもまともではない話だった。彼女はホストファミリーの家にホームステイしていたのだが、彼女の父親のたっての頼みで、そのウインターホリデーの1ヶ月まるまるうちへ滞在させて欲しい、と言ってきたのだ。私はもちろん、セイも全く面識のない子が、父親の関係というだけで1ヶ月もうちへ、しかも、ただ飯を食いに来るなんて、日本人の私にしたら、ちょっと常識に欠けた話。私はLisaの面倒だけで精一杯なのに、他の見ず知らずの女の子の面倒まで見ろと言われたから、たまらない。ちょうどその頃、ボイラー事件もあって、家の温水、暖房設備が全て止まってしまっていたことを理由に彼女の来訪を伸ばし伸ばしにしていたところ、彼女の父親から直接セイの携帯に電話が入り、何とか早く彼女をうちへ、とわざわざ催促まであった。ホストファミリーとともに滞在しているのなら、何をそんなに心配するのか。そもそも、そんなにかわいいわが子なら、なぜ外国へやるのか。かわいい子に旅をさせるなら、それなりに覚悟をして送り出すべきではないか。それを送り出しておいて、他人の家に無理やり滞在させるなんて、ちょっとおかしい。もし私が彼女の立場でも、知らない人の家に1ヶ月も滞在させられたらたまったもんじゃない。そしてさらに輪を掛けて、セイがこう言ったのだ。「しかも、ブライトンまで彼女を迎えに行かないと、、、」は?「父親の関係だから、そうするのが当然なんだよ」だって、彼女2本足で立って目も口もある子なんでしょ?幼稚園児じゃなくって、17歳なんでしょ??「・・・中国人ならそれが当たり前なんだよ」私は、もう怒りが爆発寸前。なんで、そこまで私達が謙って動かないといけないのよ!ブライトンなんて、うちからゆうに車で4時間はかかるわよ。往復だと8時間よ!Lisa連れて、8時間の車の旅をしろっていうんかい!?その当時、私についてイギリスに来ていたバーバは、はっはっは!と私を笑い飛ばした。「そりゃ、あんたセイと結婚したんやからしょうがないやんか。我慢しぃ。」中国人は、父親の友人関係に弱いらしい。父親の顔を立てるために、子は奔走しなければならないのだ。そんなわけで、見ず知らずの(恐らくとんでもなく甘やかされた)子をうちに1ヶ月迎えるべく、お迎えに行かないと行けない状況と相成ったところ、突然彼女から電話が入ったのだった。「父親が昨日悪夢を見て、心配なので中国に帰って来いと言われたので、帰国します」私は、もう開いた口が塞がらなかった。なんじゃそれ?父親が悪夢を見たら、ハイ、分かりました、と毎回中国に帰るんかい??とはいえ、私にとっては好都合な話。辛くも1ヶ月の子守を免れたのだから。そんなこんなで、今回のイースターホリデーを利用して、このウワサの問題児がとうとううちにやってきたのだ。それも、友人付で。そして、案の定、恐ろしくマナーのない子達だった。私は、まるで女中のように走り回って彼女達の食事の支度や掃除に追われ、彼女達は悠々とリビングでくつろいでいるのだ。お手伝いしましょうか、の一言もない。さらに、近くにあるOXFORDに連れて行ってあげようと計画していたのに、「ロンドンがいい」と言い張るので、ロンドンに連れて行ったら、何のことはない、観光なんて二の次で、ボンドストリートでブランド品のお買い物。17歳で親の脛かじりのくせに、10万もするかばんやアクセサリーをボンボン買って行くのだ。私は、ブランド品なんてさらさら興味がなく、ブランド品を買いあさる日本人を時々面白おかしく見ている節があるが、自分でお金をためて買っている日本人なんて、彼女達に比べたら100倍まし。本当に、呆れてものが言えなかった。しかも、電車のチケットや食事代などこちらが出すのが当然という態度で、ありがとうの一言もない。その彼女と友人の分まで。別にケチケチしているわけではなく、遠くからきてもらっているのだから、そうするのが礼儀だと思ってこっちはしていても、相手がそういう態度だと、全くもってやる気をなくす。さらに、電車で移動時も、私達と対面席で座っているのに、二人ともMP3のウオークマンを聞いていて、こちらの話なんて、二の次。セイは、気を遣って話しかけるのだが、そのたびにうっとうしそうにイヤホンを外し、適当に答えたらまた、イヤホンを耳に押しこむ、と言うのを始終繰り返していた。私が、あまりにもマナーが悪いので注意してやろうかと思っていたら、セイが、「まあまあ、彼女達まだ若いんやし、放って置いたらいいって。彼女達にとったら、俺達は、おじさん、おばさんにのようなものだから。こっちが目くじら立てて注意したって、仕方がないよ。オレも父親の顔を立てるためにやっているだけやし」といわれた。わたしゃ、17歳の若さでもそんなにひどくはなかったわよ!”若い”なんて理由にならないわよ。マナーの問題よ、マナーの!!とはいえ、セイの父親の顔にドロを塗るわけにも行かず、こみ上げてくる怒りをぐっとこらえながら一日過ごしたのだった。結局彼女達は二晩泊まって、二日ともロンドンに行き、そのまま嵐のように去っていった。ここで、一言。彼女達は、中国の一人っ子政策の生み出した弊害なのではないかと思う。小さいときから、祖父母と両親に溺愛されて育ち、欲しいものを何でも買い与えてもらい、なんの不自由もなく育ってきた彼女たちは、人への感謝の気持ちや、マナー、思いやりの心などを学ばずに大人になろうとしているのだ。お金がいくらあったって、そんな人間、意味がない、と私は思う。人への感謝の気持ちや礼儀、思いやりの心こそ、その人の人としての奥行きとなり、魅力となり、輝きとなるだろう。お金の輝きなんて、いつかは掠れてしまうのだから。とはいえ、改めて、中国人と日本人の違いを感じる今日この頃である。日本人が人の家に行ってそんなことをしたら、しっかり注意を受けて、反省して帰るだろう。ただ、中国人でもある我が子には、中国人として、日本人としてよい部分を持ったハーフとして育って欲しいものである。
2005.04.01
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