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イギリスは、昨日大雪となった。昨日は、勤務疲れでバタンキュ~した後、セイの電話で目が覚め、駅までのお迎えに車を出そうと表のドアを開けた瞬間…一面、真っ白~~~~~~~、の銀世界。おかげで雪かきして車を出すハメとなり…、可哀想なセイは、駅で30分も待ちぼうけをくらい(←タクシーに乗れば、5分の道のりなのに…)、私が着く頃には鼻からツララがぶら下がりそうになっていた…。セイくん、ごめんね。さて、今日は朝勤務なので、また朝から雪かきで、出勤。ふう。妊婦には、これだけで大仕事だってば。仕事休みた~い!などと、冗談を言いながら、仕事に行くと…妊婦の私を差し置いて、なんと2人も病欠していたのだ。90%の確立で、2人とも朝起きて外を見た瞬間に病欠を決めたに違いない。しかも、後の2人は、昨日の遅勤務で、家に帰れず病院泊となっており、まともに出勤したのは、私だけ。雪に慣れていない上に、いい加減でレイジーなイギリス人。平気で、こういう事態となってしまうのだ。私も、滑って転んで、お休みすればよかった(←かなりホンキ)。そういうわけで、普段は朝勤務、最低でも6人は必要なところ、今日は、私を入れて3人のみ。おのずと朝からノンストップで病棟はまるで火の車…デシタ。ちなみに、イギリスでは200以上の学校が休みとなり、電車は遅れ、車のスリップ事故や転倒などで救急外来は満員御礼状態。…ていうか、もともと寒い国なんでしょ~?なんで、雪くらいでここまで混乱してしまうんよ~!お前ら、カナダにでも行って、修行してこい~!!と、叫んでみたところで、イギリス人が変わるでもなく…、結局とばっちりを食らったのは私。おかげで、今日の定期受診で、糖がおりてしまった(ついでに採血までされた…涙)。これは、きっとストレス性の尿糖に違いないと思うんだけど。そういうわけで、今日は散々なるスノーデーだった。
2004.01.29
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最近、みるみるお腹が大きくなってきた(←まあ、当たり前といえば、当たり前なんだけど)。本やネットで妊婦さんの体系を見て、「ほぉ~、ほんま、すごいお腹やなぁ…」などと他人事のように感心してみていたが、最近自分の体系を鏡に映すとまさにそのまま。珍しくて、前から、右から左から…と、まじまじと自分の体系を見てしまう。写真にも撮ろうかしら…、なんて、ナルちゃんな気持ちにまでなってしまう。(↑ちょっと、異常!?)上から見ると、お腹の丘がボコッとでていて、足も全然見えない状態。体重を計る際には、およっと前かがみにならないと見えないのだ。ちなみに、旦那のセイは、私の体系を見るたびに、「うわぁ~、ほんまにデブやなぁ」と、いいながら、お腹をよしよし、とさすってくる。私は、すかさず、キミも、デブに戻ってきてるやんか~!私は、今は、合法的に(←なんじゃそれ)太っていいんやから!と言い返す。セイも、クリスマス、お正月のリバウンドの反省もせずに、飄々と、「チョコレート、プリ~ズ! アイスクリーム、プリーズ!!」などとほざいているのだ。ただ、最近、とうとう恐れていた腰痛が忍び足で近づいてきている。勤務の終盤になってくると、腰がシクシクと痛み出す。イギリスの病院では、妊婦は手厚く保護されていて、例えば、患者さんの乗っているトロリーを押してはいけない、とか、どんなリフティングにも関わることは許されない。つまり、結局の所、歩いているか、患者さんと話をしているか、電話対応しているか、そして、記録を書いているか、の大体どれかなのだ。…それでも、腰がかなり限界に来ている。脊椎が子宮と赤ちゃんの大きさに圧迫されて、とってもフラジャイルになってきているのだろう。もともと腰痛もちの私には、かなりの恐怖。あと12週ほどあるので、何とか乗り切っていかないといけない。ちなみに、時々天ちゃんが脊椎を蹴っている気がする。時折り、胎動時に、シクッっと腰が痛むのだ。後ろ側に蹴らないでよ~、天ちゃん。ちょっとは、今のうちから親孝行も考えなさい!(↑これぞ、胎教?…いやいや、ただのわがまま妊婦やろって)
2004.01.26
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最近、立て続けに変な夢を見る。妊娠中は、変な夢をよく見る、とどの本にも書いてあるが、こう毎日続くと我ながら大丈夫だろうか、と心配になってくる。この間は、赤ちゃんが生まれる夢を見た。しかし、なぜかトイレの中でスワップできて、私の子供を従姉妹が変わりに産んでいた。代理母…!?そして、生まれた子に母乳をあげるのを忘れるわ、朝までぐっすり寝てしまい、赤ちゃんはぐったりしているわ、首の座っていない赤ちゃんの首を支えずに抱いてしまうわで、本当に散々だった。セイに、朝起きて話すと、「ハハハハ、それ、正夢やな」と、笑い飛ばされ、でも、女の子だったよ、と言うと、「それは、逆やな、本当は男の子に違いない」…なんて、調子のいい奴。私は、こんなに悪夢に悩んでいるというのに。昨日は、Dr.アトキンズのダイエット、というテレビ番組を見ていた。何でも、炭水化物禁止ダイエットで(日本人には致命的)、好きなだけたんぱく質、脂肪、高カロリー食を取りながらみるみる体重が減っていく、という画期的なダイエットだ。ただ、そのテレビで、みんな肉の塊やバターなどをバクバク食べていたものだから、夢の中に、「羊たちの沈黙」の食人鬼、Dr.ヘクターが出てきて、大変なことになっていた。私も、腕の半分を食べられそうになって負傷していたのだ…。くわばら、くわばら。そういうわけで、最近どうも寝起きが調子悪い。悪夢に引きずられて、なかなか現実復帰できないのだ。しかも、1日10時間以上、ひどいときは、15,6時間も寝れてしまうから、さらに悪夢の度が増してしまう。まあ、そういっても、赤ちゃんが生まれたら、そうも問屋が卸さないのだろうが。(↑悪夢が正夢にならなければ…)
2004.01.23
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最近は、本格的に?水泳を始めた。お産に向けて、やっぱり体力をつけないといけないし、何よりのキーは体重管理。ここにきて、食欲は増すばかりだし、それを抑制できるほどの意思の強さもない。(↑胸を張って言える事でもないが…)要するに、私のダイエット作戦の一環なのだ。昨日は、旦那のセイと2人で近くのスパプールへ。このスパプール、本当に施設充実でその分家族連れが異様に多い。昨日は、3人に2人は子供達であふれていた。流れるプールから、ウオータースライダー、野外温泉プールまで全て、人、ひと、ヒト…(というか、ガキ、ガキ、ガキ、という感じ)。歩くのもやっと、という盛況ぶりだ。ただ、水中を歩いていてもよい運動になるというが、私はどちらかというとガ~っと泳ぐ性質なので、セイと競泳用プールセクションに行き、1キロほど泳いで帰ってきた。ちなみに、旦那のセイは、クリスマス、お正月の暴飲暴食でせっかくダイエットに成功したにもかかわらず3キロもリバウンドし、また、食事制限に入っている。もちろん、この水泳も私のためだけではなく、セイのダイエット大作戦の一環でもあるのだ。ったく…、私の体重制限だけでも大変なのに、セイのダイエット作戦も私が管理しないといけないなんて、本当に手のかかる旦那だこと。その割りに、あんまり感謝している様子もないし…(ブツブツ)。そういうわけで、セイと私のダブル・ダイエット作戦は当分続きそうだ。
2004.01.19
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なぜか、また、子供の名前バトルが再来した。事の発端は、友人から送ってもらった「たまごクラブ」妊娠の妊娠大辞典の中の赤ちゃんの名前コーナー。もっとたくさんの日本-中国間での共通の名前漢字があればいいな、と思って目を通していた所、「字画占い」が、目に入ったのだ。要するに、俗に言う、姓名判断ってやつだ。面白半分で、先週大バトルをして決めた「泰智」(タイチ)という名前を占ってみると、ナント…大凶だったのだ。もともと、大凶なんて、ないけれど、人格運、地格運、外格運、総格運全てにおいて「凶」。そういう占いなんてもともとあんまり信じない性質だが、実際に親しい友人からこんな話を聞いたこともある。彼女は、画数が悪い、ということで以前実際に名前を変えた経験のある人なのだが、名前を変える前は夫婦の不仲や離婚、そして、病気など何もかもうまく行かず、その病気のせいで現在の旦那さんとの結婚も向こうの親に反対され、途方にくれていたそうだ。そこで彼女は、字画占いで自分の名前の画数が悪いことに気づき、思い切って名前を変えてみたところ、現在の旦那さんとの結婚も成立、待っていた死体腎移植(これは本当に1000人に1人の割合で手に入る、いわば宝くじに当たるようなもの)の話も舞い込んで来、現在も腎移植のおかげで以前にもまして自由な生活を愛する旦那さんと楽しまれている。そういう話を実際に聞いてしまうと、まんざらないがしろにもできない。そういうわけで、せっかく、あんなに苦労して決めたのに…、と涙を呑みながら、またバトルが再来したのだ。(↑恐らく、こだわりのない国の母はこれを読みながらまた、笑っているだろう…)しかし、先週のバトルに比べ、二人ともかなり冷静。名前辞典にのっとって、セイに中国語発音をしてもらい、同じ発音なら、漢字をピックアップ。ピックアップした漢字から漢字を並べてまた、名前を構成しなおす、という感じだ。また、「泰智」の名前の「智」を「知」に変えてみたり、「泰」を「太」や「大」に変えてみたりして字画を数えてみたが、やっぱりどうもしっくり来ない。人格、地格、外格、総格のいずれかで「凶」がでてしまうのだ。うぅぅ、難しいものね。画数占いなんてするんじゃなかった…、と後悔しても後の祭。セイも私もかなりのドツボにすでにはまってしまっていた。そういうわけで、せっかく中国の義父も喜んでくれた「タイチ」くんにおさらばして、新しい名前の開拓が始まった。今回は、中国、日本名の響きにこだわらず、いろいろな意味や字画などを総合していい名前があればいいな…、と先週より寛容に決めていった結果…「天悠」と書いて、テンユウと読む名前があがった。セイは、かなり気に入っている。私も、あんまり日本的な名前じゃないけど、大きくのびのびと育っていきそうな名前だし、字画もよいし、今回は天悠という名前で2人は納得した。いずれにしても、まだ3ヶ月ほどあるし、いろいろそのつどに考えていければいいと思う。ちなみに、以前女の子の名前で、裕麗と書いて、ユウリと読む名前があがっていたが、日本語読みすると「ユウレイ」になってしまうので、裕莉に漢字を変えてみたのだが、やはり字画がイマイチ。回りまわって、麗紗と書いて、リサと読む名前が字画がよく、親しみやすい名前、ということで2人合意した。子供の名前を決めるのが、こんなに大変だとは思っていなかった。特に、中国-日本間で通用する名前って、思ったほどないのよねぇ~…ま、まだまだ、一転二転するだろうが、そのたびに名前を変えられるお腹の赤ちゃんはたまったもんじゃないだろう。昨日から、お腹の赤ちゃんを「天ちゃん」と呼び始めた私達。一番迷惑しているのは、お腹の赤ちゃんかもしれない。
2004.01.18
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今日は、日本の母から連絡が入った。私は、たまたまの休日を家でごろごろとしていた、というかお昼寝中だった。わざわざ何の電話かと思えば、「子供産んだ後大変だから、すぐに日本に帰ってきなさい」私は、は…!?とあいた口が塞がらない。「ほら、若いお母さんが泣く子にノイローゼになって、赤ちゃんをコインロッカーに置いてったって話も聞くでしょ。それくらい、本当に大変なんだから」そんな、極端な例を引っ張り出してこなくても…母は、マジで私が赤子をコインロッカーに置き去りにするとでも思っているのだろうか(←ありえる)。というのはまあ、冗談で、母が心配してくれているのは正直、とても嬉しかった。同年代の友人も皆、里帰り出産をして、産前産後は親にお世話になっているようだし、やっぱりそれくらい、産後は大変なんだろうなぁ…、と何となくは分かっていた。でも、やっぱり日本に帰るに当たってはかなりの問題が山済みなのだ。ハイ、分かりました、と帰れるほどの単純さではない。まず、私は母子手帳というものを持っていない。もちろん、イギリスで産むに当たっては必要ないのだが、日本に帰るとなると、乳児検診も受けないといけないし、母子手帳は必要だ。また、海外に住んでいるため、健康保険も払っておらず、処々の手続きが帰国後大変。さらに、新生児を飛行機で連れて帰るとなると、それはそれで、リスクも伴うし…イギリスにいれば、医療はただで受けられ、産後1ヶ月は助産師さんが家まで診察に毎週来てくれる。子供の予防接種から全て、こちらでできるようにもなっているのだ。そういうわけで、やはり産後はイギリスでスタックするしかないようだ。母がイギリスに来てくれれば一番いいのだが、仕事が忙しくてあまり期待できそうにもないし、なんだかんだいって、セイと2人で乗り切っていくしかないようだ。大変かもしれないけれど、私なりに、セイと二人三脚で頑張っていこうと思う。その赤ちゃんとの時間や苦労や経験は、将来きっと価値のあるものになると信じているから。そして、心配して、電話をくれたお母さん、どうもありがとう。でも、私は大丈夫だからね。(でも、来てくれたら嬉しいわ)
2004.01.15
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さて。国際結婚といえば、子供の国籍問題が出てくる。特に、私達の場合、中国国籍を持たないセイと私の間にできる子供だから、いくらイギリスに住んでいるとはいえ、自動的に子供は日本人になると思っていた。なぜなら、日本政府は多重国籍を認めていない、ということを何かで読んで知っていたからだ。しかし!いろいろと調べていくうちに意外な事実が分かった。(↑というか、気づくの、遅すぎ!?)もちろん、子供は大使館に出生届を出すので、日本国籍を取得できるのだが、親がイギリスでの永住権を持っていれば、子供も、永住権取得、そして、イギリス国籍もとることができるのだ。日本は、多重国籍を認めていないが、子供が22歳になるまでは、二重国籍が許されるそうだ。逆に言うと、22歳までに、日本人かイギリス人かのどちらかを子供自身が選ぶことになる。私は、子供の人生なので、どの国籍をとるかは子供自身が決めればいいことだと思う。まあ、イギリス国籍を持っていれば、EU諸国に自由に出入りができ、就労も、住むことさえできるので、そのほうが都合がいいとは思うけれど…ただ、子供がイギリス国籍で、母親の私が日本国籍だと…、それはそれで複雑だなぁ…とも思ったり(ちなみに、父親のセイは、イギリス国籍を取得することになるだろうし)。その辺のことも、まあ、ゆっくりと考えていこう。本当に、国際結婚って、一筋縄には、いかないわぁ… (タメイキ)
2004.01.14
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ふう…、いつかは向き合わないといけない問題ではあると思っていたけれど…とうとう、第二次子供の名前戦争が始まりました。中国人と日本人。この2者間は似通っているようで、非常に違う。逆に言うと、イギリス人と日本人間のほうがはるかに簡単に名前を決められるのではないかと私は思う。中国人は、とにかく”漢字”の意味にこだわる。日本ではなんでもなく名前に使われている漢字、和、奈、麻、輔、介、亜、紗、紀、子、杏、梨などは、中国人の命名にはご法度なのだ。しかも、縁起のよい漢字であっても、響き、つまり発音が日本読みと中国読みでは違う漢字がほとんどで、名前を発音するに当たって、問題が生じる。例えば、美(メイ)、勇(ヨン)、希(シー)、翔(ユユ)、静(チン)、剛(ゴン)、良(リャン)…、などなど、数えていたら限りなく続く読みの食い違い。やはり私は日本読みで名前を呼びたいし、セイも同じ思い。つまり、読みも中国-日本間で同じでなければならないのだ。さらに、中国人はもちろん漢字しか使わないわけで、日本では見たこともないような漢字がポンポン現れるのだ。日本の役所にも届け出るわけで、日本の人名漢字の範囲内でもなければならないのだ。フウ…、これを、セイと近くのパブで2時間以上にも渡って、バトルしていたわけで…、ウエートレスのイギリス人のお姉さんは、漢字を紙に殴り書きしながら、しかめっ面をして長時間ねばっている怪しげなカップルに、かなり不思議な視線を注いでいた。さて。要するに、私達が探している漢字は、①読みが中国-日本間で大体同じ②縁起のよい、意味のある③発音して、中国側、日本側で名前として納得できる④日本、人名漢字範囲内のもの。(これが、なかなかない!!)ちなみに、最初に考えていた、「裕」だが(これは、中国読みでも”ユウ”と読む、格好の漢字だったのだが…)、「裕」だけでは中国人の名前にしては、弱い、らしい。その辺も私には感覚としてはよく分からないのだが、”ユウ”と発音したときに、力強さが足りない、とか…(本当にこの辺は日本人の私には理解不能)。そういうわけで、数ある漢字の中から選ばれたのは、以下のたったの5漢字。泰(タイ)裕(ユウ)麗(リ)秀(シュウ)ただし、これは女性の名前でしか使えない、らしい。智(チ)これをうまく組み合わせて、名前らしい響きにする。結局私達が限られた頭であみ出した名前は…、男の子では、泰智(タイチ)、女の子では裕麗(ユウリ)、という枠に幸いにも収まった。さて、前回も「裕太」(ユウタ)という名前をあみ出した際に、中国の義父から”待った”がかかった。ユウタの響きが、キリストを裏切ったユダと中国では同じ響きだとか、なんとかで…(ちなみに私は、半分キレそうになったが…)今回も、セイが早速義父に報告。私は、2時間のバトルが水の泡になるかどうかの瀬戸際で、気が気ではない。結果は…大変縁起のよい名前、ハナマル!だったのだ。なんでも、”タイチ”という響きは、中国では「太子」と同じ。太子とは、代々の中国皇帝の第一子に与えられていた称号であり、大変意味があり、縁起もよい、とか。そういうわけで、中国の義父からは、大変よくできました、の太鼓判が押されたのだ。ふう。この際、皇帝の称号であろうが、おサルのひ孫の称号であろうが、私にとっては、どうでもいい。とりあえず、2人が納得できる名前であれば…かくして、第二次名前戦争は、幕を閉じた。よほどのことがなければ、この名前が撤回されることはないだろう。でも、名前も大事だけれど、元気にのびのびと育ってくれれば…、それが私の唯一の願いだ。
2004.01.13
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昨日は、イギリス版赤ちゃんの性別占いをしてみた。これは、大抵のイギリス人が知っている方法で、自分の指輪と紐でできる簡単な占いだ。まず、指輪に紐をつけてぶら下げる。大体、40センチくらいで十分で、準備ができたら、妊婦はベッドに横になる。片手に指輪つき紐をぶら下げて、大体お腹の辺りで別の手で紐を完全静止状態にする。後は、運を天に任せる。紐が、クルクルと輪を描きながら回りだしたら、男の子。紐が、前後にブランコのように揺れだしたら、女の子。さあ、そういうわけで、私達も興味本位でこの占いをやってみた。結果は…むふふ。4月までのお楽しみ!というのは冗談で、紐は、私の女の子願望を打ち砕いて、クルクルと輪を描きながら回り始めたのだ。旦那のセイは、男の子が欲しいので、大喜び。「やったぁ~、やっぱり男の子や!へっへっへ」私は、しょぼくれて、返す言葉もない。まあ、赤ちゃんが元気で生まれてくれたら、どっちでもいいんだけどね。ふん。そういうわけで、この占いでは男の子、という結果が出た。この占いの是非は3ヶ月半後に証明いたしま~す。
2004.01.12
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今日はまた、お仕事。日本でも、よく患者さんと長話をしたものだが、イギリスに来てからもその癖は変わらない。逆に言うと、イギリス人はおしゃべり好きで、捕まってしまうと、30分ほど離してくれない患者さんさえいる。今日は、ポールというの患者さんに現在妊娠中という話をしていると、彼がとても興味深い話をしてくれた。彼は、イギリス人だが、奥さんはスイス人。ふむ、ふむ。国際結婚ねぇ(興味深々)。2人の間には、4人のお子さんがおり、4人とも英語、スイスジャーマン(独語)、イタリア語の3ヶ国語が話せるらしい。実際に、そういう家庭で子育てをした人の話を聞いたことがなかったので、仕事のことも忘れて、すっかり彼と話し込んでしまった。ポールは、「とにかく、自分の国の言葉を赤ちゃんに根気強く話しなさい」とアドバイスしてくれた。何でも、ポールの家では、彼が、英語、奥さんがスイスジャーマンを使って子供とコミュニケーションをとっていたそうだ。ある日、上の子が2歳くらいのときだったかに、”探していた本が見つかった”、とお母さんに伝えてきて、と英語で話すと、その子は奥さんの所へ行き、スイスジャーマンで彼女に本のありかを伝えたそう。「そのとき、”やった!”、って思ったんだよ。子供は、本当に語学を自然に習得できるからね。親はただ自分の言語で話しかけていればいいんだ」ポールは、すごく嬉しそうにお子さんの現在の様子なども話してくれた。最近マルチリンガルの人たちもたくさんいるし、特にここイギリスでは、第二言語としての英語は当たり前、皆母国語と英語をすらすら使い分けており、簡単なことのようにも思える。が、反面、第一言語を持たないマルチリンガル、つまり、熟考できる言語を持たない中途半端なマルチリンガルも増えてきているように聞く。最近読んだ本には、3歳までは一つの言語で統一した方がよい、という研究結果も出てきているとか…そういう中で、自分がどのように子供の言語教育をしていけばいいのか、正直迷っている。実際に生まれてしまってから、さて、どうしよう…ではすまないのだ。ポールの話も含めて、もっといろいろと自分なりに考えてみようと思う。なにか、よいアドバイス、体験談などががあれば、よろしくお願いします~。そういうわけで、仕事中にかなり私語に話を咲かせてしまったが、なかなか興味深い一日でした。
2004.01.09
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ようやく、正月ボケから覚め始め、今日からまた、日記を再開しようと思う。さて、私のオメデタもすでに6ヵ月半目。後、3ヵ月半後には、初めての我が子をこの手に抱いていることになる(もちろん、安産を前提に、だが…)。そう書きながら、全く心の準備ができていない自分にも、気づいたのだ。ここ、イギリスでは、出産はごく自然なものと考えられ、妊婦が中心になって、どのような出産をしたいか、”自分で”選択していく。例えば、痛みの緩和。確実な痛み止めの、硬膜外麻酔から、笑気ガス、ペスィディン注射、腰痛用テンズマシーン、そして、ラマーズ法呼吸法まで全て、出産前に自分でどういう方法で除痛したいかを選択しておく。出産方法も、普通出産から水中出産、座位出産、それに、自宅出産まで全て自分で選択するのだ。しかし…、私はまだ、自分がどうしたいのか、が全然決められていない。主人公であるはずの私自身が、出遅れている趣旨があるのだ。そういうわけで、兼ねてから興味のあった、水中出産の公開教室に参加してみることにした。感染の危険など、いろいろと知っておかないといけないこともあるし、でも、一生に何度もあることではないから、自分の望む方法で出産したい。しかも、どんな出産方法を選ぼうと、ここイギリスでは費用は全て政府負担なのだ。最大限に活用しなければ。さて、2004年の目標に立てた、中国語の勉強も再開しよう(年が明けたこの1週間、のらりくらりしすぎていました…反省)。裕ちゃんに将来笑われないように、せめて基礎の中国語だけでも…そういうわけで、ようやく正月ボケから目覚めた私は、新たな年に向かって、ようやく腰をあげはじめたのだった。
2004.01.08
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皆様、明けましておめでとうございます!といっても、イギリスは、まだ夜の6時。日本では、もう2004年なんだよね~。なんか、この宙ぶらりんの時間は、毎年変な気がするよ。ここのところは、仕事とパーティー続きで、妊婦の私はかなり参っています。しかも、この時期に食事制限(体重制限)するのは、かなり大変!(特に、自己管理ができない私は…)この1週間で3キロも太ってしまい、看護師ののりちゃんからお叱りを受けてしまいました…トホホ。先日は、セイの友人のバースデーに招待され、世にもすばらしい、チャイニーズ料理をご馳走になりました。これは、そのときのゴージャス中華の写真です。さて、ここで大変だったのは、私以外全員中国人だったということ。お料理はおいしかったものの、何を話しているのか全く分からず、自分の語学力のなさを痛感せざるを得ませんでした。妊娠してから、時間があるときに中国語のCDなどを聞きながら、勉強していたにもかかわらず…。裕ちゃんが生まれたら、もっともっとこういう機会が増えてくるのだから、もっと真面目に中国語を勉強しようと思いました。ということで、今年の目標!①初歩の中国語をマスター(赤ちゃん程度には…)②産後のシェイプアップ③お料理の勉強(1年間の産休中に腕を上げよう)そういうわけで、今年もどうぞ宜しくお願いします~。
2004.01.01
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