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昨年1/30に鳶ノ巣山から古頃山、小奴可三国山と稜線を辿り、広島鳥取県境の三国山トンネル上部付近まで歩いた。今回はその続きを歩く。【ルート図】8時発。持丸集落の除雪の終点からトンネルに続く新しい道をスノーシューで歩いて入る。昨年は鳶ノ巣山の下の農場まで除雪がしてあって車も入れたが、今年は雪が多すぎて諦めたのか完全に雪に埋まっている。30分ほどでトンネルに着き、少し先から北側の尾根に取り付く。9時に県境稜線。いよいよ長い縦走に入る。最初は背の高いブナなどの森が続くが、名谷山に登って行くと背の低い灌木になる。左手に道後山が大きく、背後には三国山の連なりが壁のように見えてくる。【道後山(左)と多里大山(右)】名谷山を過ぎて下っていくと地形図では読めない尾根や深い谷が現れる。稜線の広島県側が削られてガレ場のようになっている地形も続く。かんな流しの跡だという。鈩製鉄の精錬の様子は日刀保などで復活されて様子を知ることができるが、山奥で行われたかんな流しというのはいったいどういう風に行われたのだろうか。地形を改変するほどの大規模な事業が手作業でどのように行われたのか強い興味を覚える。多里大山は地図でみると大して山らしくもないが、東から稜線を辿るとそれなりに登りもあっていい感じだ。山頂付近は高い木もなく白さが目立つ。北には鈩原、窓、船通、稲積と山々が連なり、頂上には人が作ったように岩が積み重なっている。【多里大山山頂と背後は岩樋山(手前は双子山)】大山からは明るい雪原を歩いて道後山に登る。【道後山から多里大山を振り返る。稜線に沿って落葉松が植えてある】道後から岩樋にかけては風が強いためか草地が出ているところも多い。岩樋13時。ここからは下り中心で楽だがコース取は難しい。849の鞍部付近は広島側の植林の際が目印になる。点称大谷(995三角点)は落葉松の植林が見られた。15:15に鍵掛峠。長いコースだったが雪のコンディションもよく、思ったより大分早く終了できた。
2011.02.27
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三井野原から比婆山系の毛無山まで、広島・島根県境を歩いた。天候に恵まれて景色を満喫することができた。雪も締まっていて行程も捗り、三井野原から毛無山が4時間、出雲峠経由六ノ原までが1時間半だった。【ルート図】【三井野原から150mほど登った最初のコブに上がると奥出雲横田町の点称鈩原の連なり(左)や窓山(右)が見える】【もうひと登りすると鈩原と窓の間からの真っ白な大山が現れた】【蛇の目山(972三角点)の少し先にあった今日一番の大きなブナ。340cm。後ろは仏山】【牛曳山から大山方向を遠望】【毛無山から伊良谷山を振り返る】
2011.02.20
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仁賀峠は東広島市上三永と竹原市仁賀を結ぶ県道330号線の峠。蚊無峠は東広島市下三永と東広島市安芸津町を結ぶ県道32号線の峠。二つの峠の間の稜線は、西が東広島市、東が竹原市と旧安芸津町で、河川で言うと西が黒瀬川、東が賀茂川と三津大川となる。稜線上で一番高いのが、唯一山名の付いている「洞山」544m。あとは500m前後のコブが連なっている。植生も松が中心の雑木の林で個性というものがほとんどない。下草がなくて所々ブッシュがうるさいがひどい所はなく、道もある程度はある。仁賀峠から洞山まで3時間、洞山から蚊無峠までが2時間だった。【ルート図】【誰も歩かないと思われるこのルート上にオリエンテーリングのポストが忽然と現れる。あったのは洞山の手前の、福成寺に一番近い辺り。何なんだろう?】【大峠の手前のコブの下りから。左の台形が蚊無奥山、奥が野呂山】【オリエンテーリングポストの次に驚いたのが大峠。見渡す限りずっと立派な石垣が積まれ、普通車なら難なく離合できるほどの幅の広い峠道が通る。蚊無峠の道も石垣が積まれているが、これよりもスケールが大きい。勿論今は全く通っている気配はなく、一部は池のようになっている】次は蚊無峠から南西に歩く予定です。
2011.02.13
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三連休の前2日間を使って比婆・道後辺りに足をのばす計画だったが、土曜日がひどく荒れるという天気予報を受けて近場の日帰りに変更する。幸いなことにこの日はどんよりとした曇り空だったがひどく崩れることもなく、新雪もほとんどなかったので、長いコースだったが無事に歩き通すことができた。【ルート図】太田川の柴木川と滝山川の分水嶺になるコースだがなかなか分かりにくい。大分水嶺の起点は大佐山と鷹ノ巣山の間の県境で、掛頭山、臥竜山、深入山、向山を経て松原スキー場のある虫木ノ峠になる。本日歩くのが虫木ノ峠から803三角点、843、942を通ってオオボウキ谷の源頭をぐるりと北から回りこんで大箒山。分水嶺は床尾山からホエ原峠を経て加計の町に落ちていくが、本日は床尾山A峰からウシロヌクイ谷北側の尾根を下ることとした。虫木ノ峠を8時に出発。今日の稜線は比較的大きなコブをいくつも越えていくコースなので結構ハードだ。ペースを落として持久戦に備える。30分ほどで最初の803三角点。スキー場の音楽がよく聞こえる。松の多い雑木林だが下草は少なく歩きやすい。下った所で林道を横切って次のコブへ。843を過ぎると突然前が開けて大きな伐採地に出た。稜線の片側が伐採地になっていることはよくあるが、両側が伐採地になっていて真っ白な雪原を辿っていく。滅多にない感覚だ。曇っていて暗いのでそれでなくても雪面が真っ白で凹凸も判別できない所に、ガスっていたらパニックになりそうだ。【843の下りからの景色。左が942で、右が大箒山】940m峰は東側が伐採地になっている。急な登りで木をつかみながら悪戦苦闘する。オオボウキ谷源頭の峠は稜線に沿って土塁状の地形になっている。鉄の道とか馬道とか言われる昔の山越えの道の跡のようだ。ここまで約4時間。峠で昼食をとって再び登りにかかる。最初の細いコブまでがやはり急で息が上がる。1時間ほどで大箒に着いた。【最初のコブから辿ってきたコブを振り返る。左から843、942、940m峰】山頂はガスの中で、木々の梢は針をまとったような霧氷になっている。スキー場の音楽も全く聞こえず恐ろしいほど静かだ。【山頂。標識は埋もれていた。積雪は1.5mほどか】【霧氷】A峰辺りに来るとブナの林になり心落ち着く。すぐ眼下に温井ダムがあるのだが、車の音もしない。静かだ。14時に下山開始。下りに選んだ尾根は地形図で明瞭だし、歩かれた記録もあるのだが、ほとんど植林の中で面白みがないうえに結構ブッシュも多くて歩きにくい。途中2カ所で林道を横切るが、ここが高い切り通しになっていて降りるのに苦労する。極めつけは最後の国道に出る所も急な斜面を下りるようで、普通スノーシューで急な所を下りても転ぶことはあまりないのだがこの日は下りで何回も滑って転んだ。全然お勧めできないルートとの印象を持った。国道に下山は15時半だった。【下りの途中からダム】
2011.02.11
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山の会例会の年に1回の雪山山行。某社会人山岳会との合同山行で総勢25人の大所帯。コースは、熊野神社から竜王山に登り、笹尾根から六ノ原の県民の森へ。貸切バスで熊野神社入口まで入り、10時半に出発。少しもやがかかった感じだがほとんど快晴の空だ。登山口も零度以上あるようで道の雪も融けだしている。巨杉の林立する神社を通って夏道に沿って登っていく。那智ノ滝を見てから右の尾根に取り付く予定だったが、雪が多くて道は埋まって狭い沢は難渋しそうだったので早々と尾根に上がる。ブッシュもなくて歩きやすい尾根だ。このところの寒気の緩みで雪は締まってラッセルはほとんどない。少し緩みすぎてずるずる滑る感じ。天狗の相撲場(?)を過ぎた所で夏道と合流して山頂を目指す。12時半に山頂手前の避難小屋で昼食。ポカポカ陽気の雪原でゆっくりする。山岳会の面々は負傷者搬出方法の講習などもしている。13時半に竜王山頂。東側はセッピが張り出して雪田のようだが、西側は雪がなくて芝が表われている。【竜王山頂から(左)池ノ段、(右)立烏帽子山(右奥)御陵】【竜王から笹尾根に向けてなだらかな稜線を縦走する。ブナの美しい林が続く】【笹尾根分岐辺りになると立烏帽子が大きく迫ってくる】笹尾根はルートファインディングがなかなか難しい。1122から996の尾根に行く積りが右の尾根に入ってしまった。沢を巻く夏道があったが、面倒なので強引に下って六ノ原に降りた。下山は15時45分。お風呂には入れなかったが予定の時間に帰途につくことができた。
2011.02.05
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