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連休を活用して神郷三国山から東の鳥取・岡山県境を歩く。神郷は岡山側の呼び名で、広島側は小奴可三国山。初日は三国山(1129m)から1064、1031(木谷集落の人はウドノ頭と呼んでいた)を越えて木谷集落奥の峠まで。二日目は峠から妙見山724m、鷹巣山710m、高畑山776mを越えて谷田峠まで。[4/29]三国山までは神郷町三室の奥の林道から登山道があるのでこれを登る。車止めのチェーンの所から登山口まで林道を30分、登山口から50分程で山頂。道はきれいに整備されていて木も切ってあるので見晴しもいい。【三国山山頂から道後山、名倉山を望む。雪が点々と残っている】山頂から少し戻って道を外れて県境の縦走に入る。笹ヤブに埋まっているが、かなり立派な昔の道や土塁が続いている。落葉広葉樹に腰高ほどの薄い笹ヤブの林が続く。【三国山と1064の最低鞍部の峠には立派なお地蔵さまが置かれていた。「嘉永五年(1852年?)、施主大坂・・・村」とある。大坂は北の鳥取側にある集落だ】1064を過ぎると所々植林が入るようになり、植林下は笹もなくて歩きやすい。三国山から4時間ほどで木谷の峠に降りた。[4/30]二日目は距離が長くてアップダウンも多くて結構ハードだ。地形図では峠からしばらくが平らで分かりにくそうだが植林下には下草もなくて見通しが利き、地形も良く判る。しばらくすると北から土塁が合流する。急な植林の斜面を上がると妙見山。景色はない。【妙見山の下りから大倉山(左遠方)、高畑山(手前右端)】地形図の621付近は雑木の林でヤブがうるさい。おまけに鉄条網の柵があり歩きにくい。鉄条網に騙されて少し間違える。3時間ほどで飛時原に続く車道を渡る。先は長いのに昼が近くなり焦ってくる。この頃から南風が強くなり目の前に直径10cmほどの枯れ枝が落ちてきたりして恐ろしい。鷹巣山は山頂近くが若い植林でヤブがうるさい。1時間45分程で鷹巣を越えて再び車道を横切る。この辺りは平らな自然林の林になっているので地図が読みにくいが、土塁がしっかり続いているのでこれが頼りになる。鉄条網なんかは錆びて朽ちれば分からなくなるが、土塁はしっかり残る。高畑山の標高630m付近まで続いていた。高畑山の山頂まではずっと落葉広葉樹の自然林。景色は開けないが木々の間から大倉山の大きな姿が見える。下には上石見の集落が見えて伯備線の列車の音もよく聞こえる。下りは植林となり快適に進む。なお、二日目の山域は笹はほとんどなくてヤブは雑がうるさい所だけだった。高畑山越えも1時間45分。この日3本目の車道を越えて最後の山。50分で谷田峠に降り立った。長い一日でした。【谷田峠から大倉山】
2011.04.29
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今回は宮島一周の歩行に参加した。一周の北側半分は車道があるのでこれをロードするが、南側は道がないので海岸べりを歩くことになる。崖が迫っている所は潮が低い時でないと通過できないため、南側を通過する時間が干潮で、大きく引いている大潮を選んでいく必要があるようだ。今回は宮島桟橋から北、東、南、西と時計回りに歩いたが、干潮が14:26で潮位31cmだった。距離は全体で31kmほど。8:15桟橋発、車道終点の青海苔浦で早めの昼食を摂って11:40スタート、15:05御庄浦、15:45に海岸伝いに行けなくなって海岸を離れて道に上がり、16:15広大演習林事務所、17:20桟橋帰着だった。終始適度な風があり気候も涼しい時期だったので何とかばてずについて行けたけど最後は足が棒になって力尽きた感じがした。【車道歩きの前半、入浜のお宮。最初は丁寧に拝んでいたが、段々くたびれてきて最後はちらっと見て素通りしてしまった。島の周囲に7カ所お宮がある?】【青海苔浦先の岩場。まだ潮が高い。島の東側は浜は少なくて岩場が続く】【長浦から南端の革篭崎方向を振り返る。革篭崎を過ぎて西側に回り込むと浜が多くなる。岩場は滑らないように気を遣うしアップダウンがつらいが、砂浜も靴が埋まって一歩一歩が重い】【御庄浦の先にあった三角岩。この頃にはくたびれて写真を撮るのも億劫になった】
2011.04.16
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コースは岳浦山南の城岸鼻付近から尾根を辿って頂上を踏み、尾根を北東に下って416三角点から須川と宇和木を結ぶ車道の峠まで。【ルート図】一週間前に大黒神島でしごかれたばかりなのにその南の島に挑む。HPを探すと「里山探検整備隊」さんの記録がある。重生方面から林道を利用して登っているようだが良く判らない。写真にはシダのヤブは写っていない。城岸鼻には道路建設した自衛隊の竣工記念碑がある。林道を少し辿って予定の尾根に取り付く。最初は灌木の林だが、間もなくシダが現れる。腰ほどの高さだが昨日の雨で濡れていて躊躇いがたつ。ヤブはともかく濡れるのに大きな抵抗がある。少し進むとシダも部分的なのが分かる。標高140m付近に尾根を切って石垣を積んだ所があり、猪除けの「シシ垣」かなと思うが、すぐ先に大きく尾根を切った所があり、その上に直径5m程の石垣を巡らせた円形の穴があり、いつの時代か分からないが高射砲跡ではないかと思われた。その先にも同じような円形の穴が続き、標高140~230mにかけて5カ所の高射砲跡があった。それ以外にも用途は不明だが石垣の遺構は無数に続く。獣道が続くだけで人の通う跡はないが、昔は色々な施設があったのだろう。235mの三角点は分からなかった。尾根の上は灌木にサルトリイバラの痛いヤブが続くが、所々景色はある。先週の大黒神島の南面がよく見える。採石場がかなり上まで伸びている。ずっとヤブが続き、杭やテープなどの人工物はほとんどない。ときどき胸高のシダが現れるが長くは続かない。4時間を掛けてようやく山頂に着く。背の低い灌木ばかりだったが、山頂付近は木が高くて暗い。景色は全くない。下りも痛いヤブが続いて捗らない。最初の尾根に入る所は迷わないように要注意。416三角点から峠に向けて下る所の最後の100mはまさにシダの海に溺れる。一週間前の悪夢再来。頂上から2時間45分で峠。当初予定は宇和木峠までだったがここでギブアップ。宇和木峠に置いてある車まで1時間10分程ロードが長かった。【416手前の稜線から火山方面を望む】【同じく416手前の稜線から大黒神島を望む】
2011.04.10
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大黒神島。昔は人が住んでいたが現在は無人島。定期航路は勿論なく、船を着ける桟橋もない。島は直径3kmほどのこじんまりとした大きさだが、ほとんどすべてが山で、最高峰は460mの櫛ノ宇根。東側に440m峰があって角が2本の鬼が島のように見える。この島というか山に気付いたのが8年前。近くをヨットで通ってその存在感に圧倒され、色々情報収集していた。HPにも記録があるが途中断念というあまり他の山では見ないような記述を目にする。某山岳会のYさんに聞いてみると、最初の挑戦は途中断念して後日別ルートから山頂を踏んだとのこと。山の様子を教えていただくとともに、船を持っているので送迎してくれるとのこと、願ったり叶ったりでお世話になることにする。一番問題になるのは密集したシダのヤブらしい。東中国で3mのチシマザサ(根曲り竹)のひどいヤブを歩いたことはあるが、シダのヤブというのは経験がない。埃っぽいイメージ以外に思いつかなくて、時間をかければ行けるかなと多寡をくくる。それでもヤブを歩く一番いい季節の4月上旬に照準を合わせて準備し、メンバーも日頃は2~3人で歩く所、若手に声をかけて7人のパーティーにした。若手に声をかけたのは、滅多に歩けない大黒神島に行けるチャンスなので多少ヤブがあっても行ってみようよという気持ちだったが、終わってみると彼等のパワーがなければ登頂に至らなかったなあと感謝することになった。【ルート図】Yさんたちは一番西側の海岸から尾根伝いに山頂を往復。HPで広島山稜会が北側の島で一番大きな沢をさかのぼって山頂、440m峰に登っている。我々は東から西に尾根を伝って歩く計画とした。7:30廿日市木材港を出発、牛石ノ鼻の根元付近の砂浜に上陸する。誰もいない別荘のような建物がある。牛石ノ鼻の上にも意外にもたくさんの別荘らしい家が並んでいる。8時過ぎに上陸、8:25出発。水のない小さな沢を登っていく。10分程で刈り払われた道に出る。沢から別荘地に水を引くための道らしい。我々は予定していた尾根に向かうが、間もなくシダのヤブにぶつかる。色々想像していたがまさにどうしようもないヤブである。シダが高さ2mほどに絡まって密集しているが、緑の生気があるのは表面の一部で、下層は枯れた葉や茎が絡まりあっている。押すと巨大なスポンジのように押し返してきて進めない。枯れた下層部は簡単に崩れるので足も掛けられない。急な登りでもがいてももがいても登れない。壊して進もうとするともうもうと埃が立って息ができない。花粉症の人もそうでない人もくしゃみを連発して鼻水をすする。そんな所をみんなで交代しながら何とか前に進む。どんな冬山のラッセルよりきつい気がする。登り始めて2時間半で標高170m。撤退?という言葉が頭をよぎる。ひどいヤブだが枯れたシダの塊なので、7人が歩くとガラス細工を踏みつけて歩いたようにあとには立派な道が残る。取り敢えず行ける所までだと頑張る。標高270mと340m付近に大きな岩が立ちはだかっている。下の岩は我々の尾根が突き上げるのを阻むようにあるが、一枚岩の左の溝を何とか登った。上の岩は右に巻いて登った。【270mと340m付近に大きな岩を見上げる】上の岩を過ぎると所々が岩稜となり巻くようになるが、シダの高さも腰から胸くらいとなり何とか進めるようになる。14時に440m峰に付いた。時間も押しているが、ここまで来て頂上を踏まないのも何とも歯痒い。無茶を承知で頑張る。【440m峰から櫛ノ宇根を見る。すぐ手前に越えられるのだろうかと不安になる岩峰(摩利支天と命名)があるが行ってみると難なく通過できる】440m峰から櫛ノ宇根まではヤブはひどくないが道や踏み跡はほとんどなくてやはり時間がかかる。島の北側は一気に海まで落ち込んでいて、採石場がかなり上まで山を削っている。【山頂手前から440m峰を振り返る】15:30櫛ノ宇根山頂着。最低鞍部付近から古い赤テープが見られた。当初予定は山頂から北の尾根を下って押島鼻西側の海岸に降りる予定だったが、時間的に無理ということで北の沢に降りることにする。200mほど戻って沢に降りる。沢は急だが滝や岩などはなく、シダなどのヤブもなくて非常に快適に下れる。櫛ノ宇根に登るのであればこのルートが断然いいようだ。標高160mを過ぎると水流が現れ、ヤブも迫って嫌な雰囲気になるが大したことはない。標高100mからは新しいテープのついた道が現れて海まで導いてくれた。この道が何のためにつけられているのか、この先もあるのかは判らない。17:30黒山鼻西側の浜に下山。長いこと気をもんでくれたYさんの船に救われて山行を終了した。体も服もボロボロになったけど、充実した長い一日だったと満足した山行だった。同行してくれたメンバーに本当にお世話になりましたとお礼を言いたいと思います。
2011.04.02
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