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カメラコレクターといっても色々な人が居ることは之までに書いた.人は得てして自分のやり方が一番だと思うものでコレクター然りである。先日カメラコレクターが3人で私の会社に立ち寄った。会社に置いていた2つの貴重なカメラを見せると夫々を一人一人が構えてそれを写真に(ニコンの高級デジタルカメラ)で記念撮影をしていた。そういう趣味の人も居たのかとあきれたが何にもいえなかった。一つは世界に4台しかないカメラ、もう一つは戦後に作られたカメラだが今確認されているだけで日本には40台はないだろうといわれているカメラである。どうも珍しいカメラとなれば影像で自分が構えているところを取る趣味のようだ。次にこられるときは又珍しいカメラを会社に用意しておくことを約束した。クラシックカメラを使って写す趣味、カメラだけを蒐集する趣味、壊れたクラシックカメラを動くようにして記録しカメラとともに残す人、玩具のカメラだけを集めている人、カメラ関係の玩具を集める人などカメラコレクターの分野に入れてもおかしくないコレクターがいる。私の場合はどの分野に所属するのかと考えたが、あちこちに当てはまりそうでまだ定評を受けそうなコレクターではない。今後の目標は中版カメラと小型カメラを集中していこうと思っている。ところが時として珍しい物に目が行きとりあえず欲しくなることがある。そういうものは反省であるがガラクタ(私にとってでは有るが)が多い。これからのコレクションはどうすべきかまだまだ迷うところが暫しある。次に写すのはどうすべきかと迷う。35MMカメラで小型となるとハーフでは12枚撮りのフイルムで24枚は取れる。そこで業務用の12枚撮りフイルムを1ケース(40本入り)と24枚撮り40本入り1ケースをいつも用意している。次にブローニーであるが120フイルムと240フイルムをモノクロームやネガやポジフイルムなど常に30本程度を冷蔵庫に保管している。写真は撮るが現像とコンタクト(今はカメラ店でインデックスと呼んでいる)だけで、引き延ばしはよほどの傑作と思うもの以外は焼付けしない。フイルムやコンタクトを写真ルーペで12倍くらいに拡大してピントや調子を見る。いちいち普通の人がやるようにフイルム1本をサービスサイズで焼いてもらっていたら、下らぬ写真が増えすぎて大変だし、経費が膨大にかかる。旅や特別な場合を除いて殆どが現像だけにしているのはそのためである。デジカメが流行っているが、このカメラはすぐカメラの液晶でうまく取れているかを確認できるが、画面が小さすぎて実際は点検には不適当である。一度パソコンに取り込んで、インターネットエクスプローラーを起動し画像を確認して、削除するか遺すかを選別すると良い。写した物を貯めていたらすぐに20MGくらいは使ってしまうことになるから注意をして欲しい。撮った写真を選び出しそれだけを保管することが良い。クラシックカメラから飛んだ方向に行ってしまったが次から撮影について書こうと思っていたので、ついつい筆が流れたようだ。ご勘弁を乞う。
2004.01.28
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カメラコレクションで新分野は一つのクラシックカメラについて、純正部品を集めると言う人が要る。例えばニコンFはすでにクラシックカメラの仲間であるが、当時F用に作られた望遠レンズや交換ファインダー、そのマットガラス、これらを研究しながら集めると言うわけである。私もブロニカでそれをやった、カメラメーカーがよくも此処まで造る荷かと驚くような部品がある。しかしこのブロニカにコレクションでこのタイプのコレクションは終わりである。レチナフレックスで始めたが資料が見つからず、わかる範囲で集めてみたが、どうもしっくりしない。交換レンズにしろ前球交換式であるから一つ一つケースに入れての持ち運びとなり、戸外の撮影には甚だ不向きである。しかし先人たちはこのようなカメラを駆使して傑作を物にしているから、その努力と言うか体力と言うか、すごい根性としか言い様がない。ブロニカ66の一式を中型ジュラルミンケースに入れて中枠で夫々のレンズなどの位置を区切りきちっと収納して持ち運びできるようにしているが、これを運搬するにはキャリーの30キログラム用が必要で、車のトランクに入れるのもよっこらしょで、カメラとフイルムマガジン、レンズ2本、テレモア、ストロボくらいを用意してもかなりの重量で、これにジッツオの重い三脚を持っていかなければならないから、これからは単にコレクションだけで、撮影は当分お預けとなりそうである。今月リンホフテヒニカがオーストリアから送られてくるが、このカメラはまだ触った事がない機種で楽しみである。こうして中版カメラが増えると場所も取るようになる.早く隣室に書斎を移すことを考えねばと思う。すでにカメラの本がビュローの椅子の上に山積み、コーヒーテーブルはカップを置く場所もない。まるで倉庫の中にいるような具合で、少し整理をしなければといつも思う。但しパソコン周りだけは整理整頓が行き届いている。ではこれから少し書籍の整理をする。
2004.01.26
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美の記録をする道具としてカメラは1920年頃から使われだした。その時代はボックスカメラで。水銀溶液を自分でガラスに塗ると言うところから始まってやっと撮影は出来たと言うから大変な労力であったと思う。その頃のカメラは暗箱の目玉が一つと言う具合でシャター速度は1とB、あとは熟練の手加減で、その頃英国がカメラの大産業国であった。したがってその頃のカメラは英国製が多い。クラシックカメラと言うと殆どの方はドイツを連想するが、カメラが市販された最初の国はフランスで次がイギリスである。ドイツ、オーストリアイタリアはその後になる。クラシックカメラコレクターの世界で英国にこだわって蒐集している人は日本には少ない。しかし英国紳士のたしなみとして写真撮影が言われていたイギリスではカメラの種類も結構多いが、よい品は殆どイギリスのオークションでも出てこない。今までたびたびトライしたが使い込まれて動かないか木箱が壊れかけているようなのが多く、購入する気にはなれない。古いカメラで英国製は私は数えるほどしか所有していない。以前エジンバラでクラシックカメラの見事な収集家に出会ったが、彼はこつこつ昔からの貴族階級に家を訪ねてカメラの蒐集をしていることを話しお宅に眠っている品はないかと探したと言っていました。英国人気質と申しましょうか本当のコレクターはそこまでやるのかと少し自分が恥かしかったことがあります。又それらのコレクションは殆ど売りに出されることがなく、コレクターがなくなったら子孫がそれを受け継ぐか博物館に寄贈して相続税を免れているようです。だから美術品も博物も夫々の館に集まる仕組みになっていると思いました。
2004.01.24
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コレクションの世界は大変厳しい。カメラにしても絵画にしても私がコレクションする場合は、買入価格はとことん最低を狙って来ました。ヨーロッパのオークションに参加をしても、目的品の数点を予算を決めたら決して感情におぼれず頭に血が上らないようにし、金額が超えた場合はいくら欲しくても下りることにしている。店頭での購買でも然りである。店主と交渉をすることは最低条件である。店員や奥さんなどと交渉しても最終には店主しか最低価格の結論は出せない。欧米には店主とオーナーが別の場合が有り時にはオーナーが居ることがあるがその場合は店主を相手とする。昔窯元めぐりをしたときであるが作家とはなしを飛び込みでも必ずする、意志の疎通を図り、あれこれこれ話していると、意外な掘り出し物が入手できる。価格の決定権ある人と交渉しなければ時間と予算がもったいない。この基本をわきまえていない方がコレクターの中には多く見かける。一定の予算で贖うのであれば、よい品を安く買いあとで決して後悔しないことである。そのためには先ず準備が必要である。そのものの価値を知ることである。言い換えれば相場である。20年位前からヨーロッパのオークションに参加するようになって、このことは痛切に感じる。ところでオークションと言うとヤフーや楽天のオークションを思い浮かべる方が多いと思うが、これは実際のオークションとはかけ離れた物で、ネットオークションと言う特異な分野を形成している。前日までに下見に出かけ、その品の値踏みをする。このとき必要なのが知識である。なんでも鑑定団の鑑定士ならいざ知らず、われわれコレクターには最も基本となる準備が必要で、それはその品が何時の品で何処が作ったか又は誰が描いたか、その市場の価格はいくらかなど判らねばならない。感で入札をすると言うのは博打の部類でオークションは知的要素が大変要る分野である。例えばAと言う作家は25才の頃の作品が一番良い作品が多く、評価も高いが、後になって売り絵を描くようになり濫作になってその頃の評価の低くなった人が居たりする。日本では号幾らという表示がまかり通っていて美術年鑑の価格などは「とても参考に出来る価格ではない。」美術年鑑は美術商の販売のための高く売るための手段であるから、先ずこれを出して説明するような人とは付き合わぬほうが良い。今の日本での評価は美術商が参加する交換会価格やオークションの落札価格を知ることである.ところがカメラの世界では、カメラの評価した本さえ発行されていないからおそろしい。そこで小生は今まで2500機種の価格を約2万の価格資料を集め夫々を比較検討し、実際の店頭価格を調査してデータ-ブックを作成している。この調査資料が出来てからはカメラの入札での失敗はそれ以前の1/10まで減ってきた。おかげで自己満足ながら思う品を時間をかけてゆっくりとコレクションできている。絵画やその他の美術品についても、実は現実の売買資料を集めつつある。ヨーロッパ、アメリカ、日本の市場価格を今後深く調査してそのデータ-集めを楽しもうと思っている。私には小さく少ないコレクションながらコレクターとしてのプライドがありこのデータ-を利用して商売し様などと言う気はこの年にもなるとさらさらない。そのうちメールで相談を受ければ出来た資料にある作家であれば実際の底値を伝授できれば、若いコレクターが損をしないよいコレクションを行なうことに貢献できると思う。美術商の方には迷惑をかけるかもしれないが市場は広いので黙認いただければと思う。又自分の集めた資料をむやみやたらにばら撒くことなどは私の本旨ではない。
2004.01.20
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最近風邪を引き日記を書いていない。咳が出るので今日は仕事が休みで寝ていたが午後から起きだし薬を買いに出かけた。カメラの整理もする気はないし頭の回転がよくない。薬のせいか暫し朦朧となる.それでコレクションだが動かないカメラでも動かせないカメラでも珍しいカメラなら何でも良い人がいる。このコレクターは本物のマニアである。珍品こそコレクターの醍醐味で、この領域に入ると普通のコレクターはごみのような存在になる。又資料を調べその珍品の所以を書き残すなど凡人の出来ることではない。このような方はマニア仲間でも知られていない.私もこの分野の方は1名しか知らないが、この方のコレクションは将来どうなるのだろうかと他人事ながら心配である。もし分散するようなことがあればとてももったいない話で、いずれは自治体などが引き受け資料館などが出来ると後輩にはありがたいが今の日本は美術品や個人コレクションに対して税金などの優遇措置が行なわれていないから美術館などへの寄贈が諸外国に比べ先進国の中では最も知的財産を冷遇していると思う。カメラのコレクションでも系統立てて集められた品はその価値は大きい。ヨーロッパには○○コレクションと名がつくものが多く保存されていることはご存知の方も多いと思う。日本でも美術品では松方コレクションの話は世界的で、国立美術館の基礎をなした物であることは説明を要しない。東京のカメラ博物館は個人の遺産を奥様が維持されている。此処は大変なお金持ちで当主は国会議員であった方だ.他は殆んどがカメラメーカーなどによって作られた博物館が充実している博物館では殆んどである。しかし個人コレクターの200台程度カメラの保有者が預けることの出来る公共の博物館が出来たとしたら今まで製造されたカメラのうちクラシックと呼べるカメラはヨーロッパで4700機種、アメリカで600機種、日本で900機種程度である(1968年くらいまでに作られた、電子部品や樹脂を使わないカメラ)。ダブルものがあるとしても隠れたコレクターの所有カメラの中から博物館貸し出しをすれば半分の3000機種くらいはすぐ集まると思うし世界最大のカメラコレクション博物館になることは間違いない。今地方の活性化が叫ばれているが、無駄な箱物を作ってあそばせているところも多いと聞く。地方自治体などで管理運営し日本国中から、世界から見学者が訪れその都市の知名度も上げられる。このアイディアを実現する地方都市は出ないだろうか。私も含めクラシックカメラ愛好者にはそのコレクションの保管(湿度の管理)は大変な労力が要る。大きい建物なら空調も聞いているしカメラには最適である。個人のコレクションを預けるつもりなら安心できる自治体なら希望者は多いと思う。美術品でも然りである。相当の大金持ちなら個人の美術館が立てられようが、世の愛好家が持ってたからの持ち腐れになっている物もあると思う。保管管理の確りしたところに預けることが出来るならそれらは人類の宝として有意義ではないだろうか。
2004.01.19
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ストックホルムから昨年11月に落札したカメラが届いた。エクサ1aとフジのハーフである。決して安い買物ではないし日本で買ったほうが安いくらいだがフジのハーフがどうしても欲しかったので2台一緒の出品なので落札した。エクサはカールツアイス・イエナのレンズが付いていてコンディションは割と良い.巻き上げるとミラーが下がり撮影映像が確認でき、シャッターを切ると映像が消える。一眼レフカメラの初期の形態である。この辺になるともうマニアがいてオークションに出せば必ず落札される。レンズが良くずんぐりした形状はなんとも微笑ましいからコレクションされるのだろう。同じような機構でエディクサスタンダードと言うカメラがある。このカメラは不用意なシャッターを押せないような機構が単純につけられ、レンズも交換レンズがペンタックスと同じマウントなのでよいレンズがいくらでも使用できる。ネーミングのスタンダードはちょっと意味合いが違い一眼レフの基本と言うような意味合いで名付けられたと聞く。一眼レフのコレクターで左利きの人が喜ぶのはこのエディクサスタンダード以外に、エグザクタ、エグザクタヴァレックス、エグザクタVX1000などが有る.名古屋の身障者で右手のない方が探しておられ、連絡を入れたらわざわざ大阪まで取りに見えたことも有る。左手だけで熟練すれば操作できるクラシックカメラは先ほど上げた3機種ぐらいしか私の知るところない。右手は使えなくなった人でも決してあきらめてほしくない。同じように写真は写せる。老人のカメラ愛好家を多く見かけるが、皆さんなかなか元気である。花の撮影でよく出会う方はもう72歳を超えたと聞く。美しい物を鑑賞しおまけにメカニズムと操作で頭を使うクラシックカメラの使用や撮影小旅行はボケ防止としても有用ではないだろうか。家族の人で老人を抱えている方にクラシックカメラ撮影を健康のためをかねて推進されては如何と思う。クラシックカメラはノスタルジックを味わえ、皆若い頃に撮った記憶があるし、おじいさんをおだててカメラを触らせることをお勧めする。但しメカニズムの古いクラシックカメラ1965年くらいまでを使用させれば老化はある程度止まるかもしれないなどと思った。美の鑑賞は映像、絵画、彫刻、など共通することが多い。日本の老人がもう少し美に関心を持つようになればこれからの高齢化社会も明るいものになると思う。骨董品や絵画など何処の家にも何かがあると思う、それらを調べて町内会でどこかをかりて骨董美術展など開催されたら都会など近所のお付き合いのない社会に住む高齢者のユエミュニケーションの場として良いのではないかと思う。
2004.01.16
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カメラのコレクションで機種を決めて集める人は意外に多い。例えばホールディングカメラでマホガニーや栗の木を枠として作られた4インチ×5インチ(俗にしのごと言う).あるいは2眼レフレックス蛇腹カメラ。と言う形で多くのコレクターがいるようです。斯言う私はその2眼レフ、蛇腹(ブローニー版)一眼レフの6×6とか6×4.5とか。スピードグラフィックなどの報道カメラも集めている。これらは最初に発売されたときから贅沢カメラで価格は高いものが殆んど、しかもコレクターは隠れているが多い.そこで値段は35ミリのカメラと比べると俄然高い。ライカで10万円20万円を払って高額のカメラを持っていると自慢している御仁は中版のコレクションが貴重でしかも撮影しても抜群の写真が取れることを知ってほしい。何しろ35ミリと比べ1枚のフイルム面積が大きいからソレダケ情報量の多い写真が撮影される.フイルムでとった写真をスキャナで読ますと29000000万画素くらいには往々にしてなるからすごい。デジカメで80万円出して1200万画素だからフイルム中版が如何に良い映像を記録できるかがわかる。(画素以外のほうが重要だが判りやすい事例として書いた)最近のフイルムは究極とも言える進化を遂げ、全てのシーンに合うフイルムが選べるようになっている。私は中版カメラはコレクションだけに留まらず撮影に使用するようにしている。但しテスト撮影しなければならないカメラは中版ですでに100台を超えているが遅々として出来ないでいる。
2004.01.14
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一昨日カメラコレクションで中版に移行していると書いたがもう一つ小型カメラの収集を始めている。小型カメラの分類には今売られている最小フイルムのミノックス版は8ミリ×8ミリとフイルム画面が極端に小さい。このカメラは最初ラトビア共和国で作られドイツに会社が移り、先年ライカの子会社として吸収されている。カメラの機能を見るとライカより精密技術では上の部分も有る。このカメラは007で複写に使っていた場面で使われたので記憶にある方も多いと思う。実際第二次世界大戦中はスパイカメラとして活躍している。今コレクションにはミノックス関連はこの大きさで5台、35ミリで9台有る。35ミリは近代カメラであるが大きさは手のひらに治まる大きさである。次に小さいカメラは110フイルムを使うカメラで、ミノックス、アグファ、レヴュー、コダック、コニカ、ミノルタなどあるがこのカメラもフイルムがまだ売られていて活躍できる。カートリッジに入ったフイルムを入れるだけでこの方式はミノックスと大きさこそ違え同じである。次に16MMフイルムカメラでこのフイルムは売られているが自分で暗室等を利用してつめなけれならないので活躍の機会はない。このカメラの名機と言われる物は殆んど日本製で、カメラ店を探せばまだまだコレクションに間に合う.ステーキ-というカメラなどはあったら手に入れたいカメラである。次は35mmフイルムを使うハーフサイズカメラである。代表的なものにオリンパスペンがあるのでご存知の方も多いと思う。オリンパスはこの分野では最先端のカメラメーカーで世界で唯一はフサイズ専用の1眼レフを作っている。コニカは普通の1眼レフを途中で切り替えられるものを作ったがこれは小型ではない。海外ではアグファやコダックも作っている。クラシックではないがハーフのコニカのレコーダーと言うカメラはとてもよく出来たカメラで、私の愛用品である。フルサイズカメラでも先述したミノックスを始めオリンパス、コニカ、リコーなど小型カメラでは日本製に優秀なのが多い。それらが作られた頃のニコンのレンズはすでにヨーロッパを大きく引き離している。
2004.01.11
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昨日書いた6番目の文献は、まだ日本では系統立てて集めると言う習慣はないようだ。ヨーロッパには文献コレクターが多いのはよく聞く。撮影技術書、写真機の解説。レンズの専門書、カメラ説明書、などをカメラのコレクターが集めているケースは多い。描く言う私のカメラの付属説明書に関してはヨーロッパカメラで87冊、日本のカメラで125冊有る。カメラ関係の文献はヨーロッパ関係で67冊、日本での出版物40冊になる、これらには雑誌形式はふくんでいないからそれらまで含めると膨大な数である。このくらい有ればまあコレクターと言っても恥かしくないと思う.職業人や図書館などは私よりはるか多く所有することもあると思うが、ドイツ文献では古書ともいえる貴重本が25冊を超えるのでまあ個人としては集めたほうだと自負している。これらの効能は新しく入手したカメラの操作方法がわからないとき、似たような機構のカメラの解説書で解決する.やばり資料はことカメラに関しては実に有効なコレクションである。現在暇を見てはこれらの一覧表を作成している最中である。
2004.01.10
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カメラコレクターの分類1)年代による蒐集(第1次大戦までとか)2)種類による人(ホールディング、2眼レフなど)3)フォーマットで集める(35ミリ、ミノックス版、ハーフ、など)4)カメラなら何でも良い人(数を誇りたい)5)カメラの付属品コレクター(露出計など)6)文献コレクターざっと分けてこれらのどれかに当てはまるが、2つ以上を行なっている人も多い。私の場合始めは何でもほしくなった。1960年代以前のカメラ(クラシックカメラと呼べる物)なら、金属カメラならと随分集めた。次はご多分に漏れずライカを集め始めたが、同じライカを集めている人が多いことと、ライカ所有を自慢する人が多いことで手放し始めた。次は珍しい35ミリを集め始めたが集まりすぎてダブって所有するカメラも多くなってきた。例えばオプティマ500Sは昨日調べると4台も有る。アグファシレッテは全部で22台にもなるそのうち半分はダブりで所有している。こうなると無駄が多い。一昨年くらいからその解消と方向を変え中版カメラに蒐集を移行している。ところがこれが金食い虫で、1台あたりの金額が一般に35ミリカメラの2~3倍倍はするので予算不足になる.先ず一番初めに売りやすいライカのレンジファインダーを売りに出した、フェイクライカとも言われるカメラを次に処分、今もその処分の真っ只中である。それらの交換レンズなども次々手放している。写すことも多いが中版は6×4.5cmの版でも35ミリの2.7倍のフイルム面積だからとても綺麗に写る。6×6.6×7、6×9などはクラシックといえどもすごい写りである。これに嵌るとフイルム代が馬鹿にならない。続きは明日
2004.01.09
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日本に世界的名画の鑑賞を入館料は高いがいつでも見ることの出来る美術館は此処しかない。ミロのビーナス。モナリザ、ビンセント・ヴァン・ゴッホのひまわり、ピカソのゲルニカ、古典、中世美術、教会美術、これらの世界的な芸術がこの美術館では堪能できる。1月2日9時30分今年初めての開館と同時にトップで入館した。これで2回目である。1000点以上あるから前回は時間が足らなかった、そこで今回の訪問である.四国の片田舎にこのような美術館があるので記憶していただきたい。但し最高の技術力による陶版での再現で、大きさ色、額装まで実物と同じように作られている。専門家の評価は知らないが、これらの実物がある美術館を過去に数度となく足を運んでいる一人として、この美術館の再現性はやはり美術品としか言いようがない。
2004.01.05
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