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本日、各省庁からの平成23年度概算要求が締め切られ、各省庁の来年度予算案が出揃いました。 子ども手当など民主党政権の公約実現に向けて各省庁に一律10%の予算削減を求める一方、それによって捻出された予算を成長分野等に重点配分する"特別枠"として各省庁に特別枠に入れるべき予算を競わせるという概算要求基準の下で出揃った来年度予算案の総額は過去最高の96兆円台となっています。 そんな中、防衛省の来年度概算要求もまとめられ、今年度に比べて約1割減の4兆3,400億円余りとなりました。その中から気になるポイントをいくつか見てみると・・・*南西シフトへの動き かねてから与那国島など先島諸島方面への陸自部隊の配備が地元自治体から要望されていますが、来年度予算で本格的に部隊配備について検討や調査のための予算が組まれるようです。また、自衛隊統合演習や陸自西部方面隊による方面隊実動演習等の大規模演習も離島侵攻対処に重点を置くなど、対中国を睨んだ"南西シフト"の動きがますます鮮明になっています。*装備品調達・陸自編 車輌関連では今年度予算では実現しなかったNBC偵察車の一括調達(4ヶ年分11両)が再計上。また、10式戦車は昨年並みの16両となっています。89式小銃も去年と同程度の10,033挺を計上し、今後は毎年1万挺ペースでの調達で続いていくことになるのでしょうか。 航空機関連では南西シフトの一環としてUH-60JA多用途ヘリコプターの調達(3機)を継続するほか、現用のUH-1Jに替わる次期多用途ヘリコプターの開発に着手。UH-1にOH-1観測ヘリコプターから派生したエンジンを搭載する独自の双発型案や、OH-1のコンポーネントをベースにした国産案等が以前から上がっていますが、果たして国産となるのか海外製となるのか気になるところです。また、新練習ヘリコプターとして選定されたエンストロームTH-480Bが3ヶ年分28機の一括調達で計上されていますが、練習用にしては数が多い気がするので、やはりOH-6Dの後継として観測用としても使用する腹積もりなのか? あと、気になるのはAH-64D戦闘ヘリコプターの調達が1機計上されている点です。以前の予算では生産設備の減価償却分を上乗せしたために1機200億円超となってしまい却下されましたが、今回の予算案では1機54億円と導入当初にほぼ近い額で、せめて前中期防で買い損ねた残り3機分はどうにかしたいということなのか、それともまさかの調達再開への布石なのか?*装備品調達・海自編 新規調達はそうりゅう型潜水艦と570t型掃海艇を各1隻ずつ。護衛艦の新規建造はないものの、はつゆき型護衛艦1隻、あさぎり型護衛艦4隻、とわだ型補給艦1隻について延命措置の予算が計上されているのが注目です。かつてのはつゆき型みたいに1ヶ年度で3~4隻も調達できない現状で、護衛艦部隊の体制を維持するための苦肉の策でしょうか。航空機でもP-1哨戒機やSH-60K哨戒ヘリコプターの増勢が追い付いていないためか現用のP-3CとSH-60Jに延命措置の予算が計上されているほか、潜水艦の延命についても調査研究が行われるようです。その他、今年度予算では見送られた掃海仕様のMCH-101掃海輸送ヘリコプター2機が再計上されています。*装備品調達・空自編 待望のC-2次期輸送機の量産調達が初計上され、2機384億円となっています。単純計算で1機192億円で、比較資料がないので高いか安いかは何とも言えませんが、少なくとも調達費用どころか初期量産開始のメドすらまだ立っていないエアバス・ミリタリーA400Mよりは遥かにマシと思われます(笑)何はともあれ、約3年の遅れを経てようやく量産開始ということでまずは一安心。 また、現用のUH-60J救難ヘリコプターの後継となる次期救難ヘリコプターUH-Xの取得に着手するようです。以前から現用のH-60系はキャビンが狭い等の不満が上がっており、海自や空自で検討中と言われている次期救難ヘリの候補としてEH101やNH90の名が挙げられていますが、いよいよ正式に動き出した空自UH-Xがどんな機体を選定するか注目です。 その他、F-2支援戦闘機の空対空能力向上改修に36機分が一括計上されています。なお、一向に機種が決まる気配のない次期戦闘機F-Xについては引き続き調査費を計上しています。本当にどうするつもりなんだか・・・*事業仕分けの成果の反映 以前の行政刷新会議による"事業仕分け"で指摘された項目の一つである、自衛隊の広報事業の入場料徴収や民間委託についての検証が来年度予算で盛り込まれています。大規模広報施設について入場料の有料化に関する検証を行うとのことで、陸自広報センターや海自の各資料館等が対象になると思われます。 さて、まだあくまで概算要求である来年度予算案。今後正式な予算案となるまでにどれだけ削られてどれだけ認められるのか注視していこうと思います。
2010.08.31
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先々月に月刊ガンダムエース誌にて序章が発表された小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』(文:隅沢克之)ですが、今月26日発売の2010年10月号からいよいよ本連載が開始されたので早速チェックしてきました。以下ネタバレ警報注意(笑) そういえば、何やら次号からは『新機動戦記ガンダムW エンドレス・ワルツ』の新しいコミカライズの連載も始まるようで、こちらもちょっと気になります。<第1話 贖罪の輪舞 I> M.C.0022年冬、地球圏大統領から"オペレーション・ミュートス"の発動指令を受けて火星へと赴いたプリベンターのキャシィ・ポォ。彼女の任務は、現地にて人工冬眠用冷凍カプセルに封印されている"オーロラ姫"を覚醒させるために必要な3つのデータファイルを届けることであった。 さらに、現地で合流した"ファザー・マックスウェル"はもう一つのデータを所持していた。合わせて4つのこれらのデータは、人工冬眠から覚醒した"オーロラ姫"の記憶が失われている場合に備えて準備されたものらしい。 その4つ目のデータファイルを確認するキャシィ。そこに記録されていた最初の項目は、かつてのOZ総帥トレーズ・クシュリナーダの出生にまつわる歴史であった・・・ やがて、"老師・張"によって人工冬眠用冷凍カプセルが起動され、解凍作業が開始された。天使の翼を閉じて眠る美少女を模したそのカプセルの中に封印された"オーロラ姫"、それはかつて"ヒイロ・ユイ"のコードネームを与えられてガンダムのパイロットとして戦い続けていた少年であった――――――○○○○○○ てなわけで、ついにおっ始まった小説本編。気になっていた挿絵の担当は、かつて今は無き月刊アニメV誌で連載された『新機動戦記ガンダムW BLIND TARGET』漫画版を担当したあさぎ桜です。何というかガンダムWファン的には鉄板な顔ぶれ?(笑) 以下、注目点を箇条書きに。*"オペレーション・ミュートス"の意味 本作を読んでから改めて調べてみたところ、本作で語られる"オーロラ姫"と"4つの前奏曲"はピョートル・イリイッチ・チャイコフスキー(1840~1893)の代表的なバレエ楽曲『眠れる森の美女』が元ネタになっているようです。なお、作戦名の"ミュートス"はギリシャ語で神話・伝承を意味するmythos(ミトス、ミュトス)のようです。*火星暦世代の子供たち キャシィの上司"老師・張"と謎の中年神父"ファザー・マックスウェル"ですが、二人のやり取りから予想通り未来の五飛とデュオであることがほぼ確定しました。しかし、どれくらい歳食ってるのかわかりませんが、この二人の丁々発止なやり取りは実に彼ららしいです(笑)また、台詞の中では"ドクトルT"と"W教授"なる名前も出てきますが、これが未来のトロワとカトルなのかはまだ不明です。ちなみに、ガンダムW同人誌ではデュオとドロシーは面識があったりなかったりと色々ですが、本作においてはデュオはドロシーの人となりは多少知っているようですが直接会ったことはないようです。 というわけで、かつてのデュオそっくりなファザーの息子もデュオ二世とみて間違いないでしょう。挿絵では本当にデュオそのままですが、性格はかなり悪そう? どうやらモビルスーツのパイロットとして相当な訓練を受けているようで、彼が乗る機体らしき"白雪姫"(スノーホワイト)と"魔法使い"(ワーロック)という名前も出てきましたが、詳細はまだわかりません。なお、ファザー曰く母親はすでに亡く男手一つで育てたそうですが、果たして母親は誰だったのやら・・・ 一方、同じく今回の挿絵でビジュアルが判明したサリィの娘キャシィですが、若干髪のカールが小振りに見える以外は本当にサリィそっくりです。*ある男の出生の秘密 キャシィが持参したA.C.195~196年時代の古い3つの情報ファイルは、人工冬眠用冷凍カプセルを解凍するためのパスワードであると同時に、人工冬眠の弊害で封印された"オーロラ姫"の脳内の記憶が失われていた場合に備えて外部からインストールするための情報でもあるようです。人工冬眠が扱いを間違えると脳に深刻な影響を与えるデリケートな技術であるという描写は、昔の故手塚治虫のSF作品とかでもよく見る描写ですね。 そしてもう一つ、ファザーが持ってきた4つ目のデータはこれまたかなり膨大なA.C.時代の記録らしく、その冒頭はトレーズ・クシュリナーダの出生にまつわる歴史でした。TV本編や派生作品で登場したネタを織り交ぜつつ本文のほぼ1/3くらいを費やして描かれるその真相は、まさに"トレーズこそ指導者ヒイロ・ユイの理想を体現するべく生まれてきた男だった"と表現してもいい内容です。トレーズの父親が指導者ヒイロ・ユイの甥であり、またヴァン・クシュリナーダという父親違いの弟がいたという驚きの新事実が明らかにされていますが、この辺はかつてOVA『エンドレス・ワルツ』で"トロワはトレーズの弟"というW同人界で流布していたデマを隅沢氏が逆手に取って"本物のトロワ・バートン"というキャラを考え出したセンスを彷彿とさせる気がします。*"オーロラ姫"の正体 そして章のラスト、いよいよ解凍に向けて起動された人工冬眠用冷凍カプセル。その中に封印されている"オーロラ姫"の正体ですが、まさかとは思っていたものの予想通り、ガンダムWの主人公たるガンダムパイロットのヒイロ・ユイのようです! ヒイロファンにとってはもうこれだけで寝込んでしまうくらいの衝撃ものの内容でしょうが(爆)、恐らくA.C.196年から少なく見積もっても30年以上は経過しているであろうM.C.0022年まで、ヒイロだけが他の仲間と離れて時の狭間に取り残されることを選んだその理由は果たして何なのか・・・? というわけで、想像以上の超展開の連続だった『Frozen Teardrop』。次号では何が起こるのか・・・
2010.08.30
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終盤6話の感想を丸々サボってしまったWですが(苦笑)、泣いても笑っても本日が最終回。せめて最終回くらいはまともにレポしますよ(爆)【第49話(最終回) Eにさよなら/この街に正義の花束を】 サンタちゃんが店長を務めるペットショップで、猫のミック用の猫缶がまだ入荷してないと知って店員と言い争う翔太郎。誰なんだと呆れる店員にサンタちゃんは「どんな危機でも掬ってくれるこの街の顔」と答える・・・ "財団X"の加頭順による陰謀が潰え、フィリップが消滅してから1年後。翔太郎は相変わらず風都で探偵稼業を営んでいたが、未だ街の危機は終わる気配がなく、翔太郎は相棒のいない寂しさをまだ埋められずにいた。今でもフィリップが自分の近くにいるような気がしてならない翔太郎だが・・・ そんな中、青山晶という小学生の少年が鳴海探偵事務所を訪れた。3日前から行方不明になっている姉の唯を捜してほしいという晶だが、自分はまだ子供なんだから人に頼るのは当然などと言う彼に流石に頭に来た翔太郎は、強引に晶を伴って調査に赴く。 クイーン&エリザベスとウォッチャマンから唯がEXEなる不良グループと付き合いがあるらしいとの情報を得た翔太郎。EXEは街に残存するガイアメモリを集めて売買しているらしく、ボスは"エナジー"と呼ばれているらしい。ついついフィリップに検索を頼る癖を忘れられない翔太郎だったが、EXEの溜まり場になっている廃工場を突き止めて晶と共に乗り込む。唯を人質にしたEXEの若者たちは自分らを"ミュージアム"を継ぐ者と豪語し、今は街で静かにしている"あの方"を迎えるためにガイアメモリを集めているという。しかも、彼らのガイアメモリの売買は元々唯が始めたことだった。メンバーの一人がアノマロカリス・ドーパントに変身して襲いかかるが、翔太郎はフィリップから託されたロストドライバーで仮面ライダージョーカーに変身すると、ガイアメモリの能力をまるで使いこなせていない相手を圧倒、ライダーパンチで撃破する。逃げたEXEの連中を追おうとする翔太郎だが、姉の裏の顔を知ってしまった晶はもう何も知りたくないとその場を逃げ出そうとする。僕は貴方みたいに強くないとと言う晶に「俺は強くなんかねえ。無理矢理一人で踏ん張ってるだけさ」と翔太郎は応え、先に晶を事務所に帰して調査を続ける・・・ 一年前の回想。翔太郎たちの活躍で加頭の魔の手から救われた若菜は警察病院に収容されていたが、彼女は見舞いに訪れる翔太郎にも心を閉ざしたままだった。そんなある日、竜と共に病院を訪ねた翔太郎は若菜が突然ドーパントの力を発動して暴れる現場に遭遇する。再起動してこの汚れた街を浄化すると叫ぶ若菜に、この街は汚れてなどいないと竜は言い、アクセルに変身して彼女を止めようとするが、翔太郎が割って入ってやむなくフィリップが消滅したことを若菜に明かす。自分を守るためにフィリップ=来人が消えたことを知った若菜は悲しみの叫びを上げながら粒子と化して消えてしまう。 その後、若菜は森で"シュラウド"こと母・文音と遭遇。再起動と自分なりのガイアインパクトを望む若菜に、貴女の知りたい答えは"地球の本棚"にあると応える文音。素直に自分に協力してくれることに驚く若菜に、家族だものと応えた文音は貴女の思うようにすればいいと告げ、そのまま彼女に倒れかかるようにして息を引き取った・・・ 再び現在。探偵事務所に戻ってきた翔太郎は室内からフィリップの声を聞いて帰ってきたのかと狂喜するが、それは亜樹子が晶にフィリップについて説明するために起動させたフロッグポッドに記録された彼の声で、翔太郎は落胆してリボルギャリーのガレージに引っ込んでしまう。相棒が外国に行ったくらいでメソメソしてるなんてカッコ悪いと笑う晶だったが、亜樹子からフィリップが本当は消滅してしまったと聞かされ、ようやく翔太郎の言う痩せ我慢の意味を知る。そこへEXEから晶の携帯電話に一人で来いとのメールが! 勇気を奮って一人EXEのアジトに乗り込んだ晶はようやく唯と再会。EXEの狙いは唯が晶のカバンに隠していた"オーシャン"のガイアメモリだった。隙を突いて逃げようとする姉弟にメンバーの一人がコックローチ・ドーパントとなって襲いかかるが、そこへ密かに晶の足に付けていた発信器を追って翔太郎が駆け付ける。翔太郎は一人で悪党相手に頑張った晶を讃えると、ジョーカーに変身してライダーキックでコックローチ・ドーパントを一蹴、他の連中も一緒に駆け付けた竜とジョーカーによってあっさり片付けられた。これでEXEは壊滅と思われたが、ジョーカーが踏み潰したガイアメモリはリーダーの持つ"エナジー"ではなく"エッジ"だった・・・ 悪党たちをやっつけて意気揚々と帰路に就く翔太郎たちだったが、その前に突然現れたのは例のペットショップの店員。そいつの手には"エナジー"のガイアメモリが! "エナジー"を所持するEXEのリーダーはこの店員の男だったのだ。亜樹子と青山姉弟を逃がそうとした翔太郎は男が変身したエナジー・ドーパントの腕のレールガンで背後から狙撃されて地に倒れてしまうが、程なく息を吹き返して立ち上がる。その背中ではフィリップと共に消滅したと思われた"エクストリーム"のガイアメモリが敵の弾丸を受け止めていた。そして、"エクストリーム"から光の粒子と共にフィリップが実体化した! 突然の事に唖然とする翔太郎たちに、フィリップは自分が甦った経緯を語る・・・ 一年前、決意を固めた若菜は自らの意志でガイアインパクトを起こして消失、自分の身体と引き換えにフィリップ=来人の身体を再構成したのだ。"地球の本棚"の中で再会したフィリップに、貴方の相棒の泣き顔を見てられなかったと若菜は笑顔で応え、人類の未来のために地球を変えるという園咲家の使命に相応しいのは誰よりも優しい貴方だと告げる。さらに今は亡き父・琉兵衛、母・文音、長女・冴子も現れてフィリップに笑顔で地球の未来を託す。「私たちは地球に選ばれた家族だからね。この地球の中からおまえを見守っているよ」そして、駆け寄ろうとするフィリップを制しつつ、園咲家の面々は光となって消えていった・・・ ついに帰還したフィリップに今度こそ歓喜の雄叫びを上げて抱き付く翔太郎。亜樹子も竜に抱き付きつつフィリップの帰還を喜ぶ。と、ずっと無視されていたペットショップの男が憤慨しつつ再びエナジー・ドーパントとなって襲ってきた。翔太郎とフィリップは揃ってWサイクロンジョーカーに変身すると、ルナトリガーとヒートメタルも駆使してエナジー・ドーパントを圧倒、最後は必殺のジョーカーエクストリームで鮮やかに撃破し、颯爽といつもの決め台詞を放つのだった――――――「決め台詞は忘れてないだろうね、翔太郎?」「当たり前さフィリップ。街を泣かせる悪党に、俺たちが永遠に投げかけ続けるあの言葉・・・」「さぁ、おまえの罪を数えろ!」<完>□□□□□□ 実質的なストーリーとしての最終回だった第48話の後だけにどうなるか非常に気になった最終回でしたが・・・いやぁ最高にいい蛇足でした(笑) ガイアメモリ犯罪の元締めたる"ミュージアム"が壊滅した後も、街中に残存するガイアメモリを巡って新たな悪が蠢いているという風都の現実の一端を描いた今回は、"仮面ライダーの戦いはこれからも続く"という点では『仮面ライダー響鬼』のラストと通じるところがあります。そんな中、フィリップがいなくなった喪失感を抱えつつ一人悪と戦う翔太郎の姿を淡々と描いて終わるのかと思いきや、最後の最後で消滅したと思われたフィリップが帰還するという超定番展開のハッピーエンドで終わってしまいました。 Wでは最初で最後となる1話完結エピソードながら、あくまで探偵稼業を軸に話が展開するというこれまでのパターンを最後まで通したのは流石の安定感でした。ちなみに、今回は1年前の若菜を巡る経緯と1年後の現在の時系列が交互に入れ替わる展開になっており、若菜のシーンをよく見ると現在公開中のW劇場版で破壊された風都タワーがまだ再建途中なのが伏線になっています。ただ、全体的には時系列が入り組んでわかりにくかった印象もあります。 45・46話ですでに死亡していたことが明らかになり、48話でついに消滅という事態に陥ってしまったフィリップでしたが、それを救ったのは彼と同じく地球の記憶と直結する存在になった姉・若菜の自己犠牲でした。突然豹変してフィリップと敵対した経緯が漠然としたまま終わってしまった感はありますが、何だかんだ言ってもやっぱり本当は弟を思う良き姉だったわけですね。 そして、甦るフィリップの前に最後に集まって消えていった今は亡き園咲家の面々。"地球の記憶"に触れたばかりに運命の歯車が狂い、現実世界では最後まで分かり合えないまま崩壊してしまった哀しい一家でしたが、一方で彼らもまた彼らなりに風都を愛する人々であり、方法が多少間違っていたとはいえ人類の未来を変えようとする崇高な使命に生きた一族でもありました。現実世界では叶わなかったものの、最終的にフィリップの望んだ家族の和解が果たされたのはいい終わり方だったと思います。最後に登場した琉兵衛の実に父親らしい笑顔が印象的ですが、サングラスをかけた人物の素顔は優しいというのは定番ですね。 それにしても、突如として若菜の膝の上で亡くなってしまった"シュラウド"こと母・文音ですが、過去に琉兵衛=テラー・ドーパントの毒に侵されたダメージだったのでしょうか? 45話で彼女の正体が明らかになった時は「気安く呼ばないで!」とつれなく母を拒絶していた若菜でしたが、こちらもまた最後には分かり合えたのがよかったです。 第2話で少年時代の翔太郎を演じた子役が担当した今回の小さな依頼人・晶。自分一人じゃ何もできないからと開き直るという故鳴海荘吉の"Nobody's Perfect"を間違った意味で体現する困った君かと思いきや、翔太郎流のハードボイルドを自分なりに理解して単身悪党に立ち向かうという小さな成長ぶりを見せてくれました。しかし、冷静に考えると翔太郎は依頼人を危険に晒さないという荘吉のポリシーを結局守れてないという気も・・・(笑) あと、初登場時には風都を忌み嫌っていた竜が、最終回で風都を汚れた街と言い切る若菜に「この街は汚れてなどいない!」と毅然と言い返したのは、一連のストーリーを通じて復讐鬼から正義の仮面ライダーへと変身した彼の成長ぶりを明確に表している感じです。 一方、最後の敵は自らを"ミュージアム"を継ぐ者と豪語する不良の集団と、一見善良な市民を装いながら裏で彼らを率いていたペットショップの店員。偉そうなことを言ってる割りには実態はガイアメモリを使いこなせてすらいない烏合の衆で、恐らく平成仮面ライダーの最終回の敵としては最も小物だったような気がします(笑) そんな奴らの前に立ち塞がった翔太郎が変身したのは、まさかの劇場版からの登場となった仮面ライダージョーカー。能力的にはWサイクロンジョーカーの半分程度らしいですが、"ジョーカー"のガイアメモリの本来の能力である戦闘センスの高さ+相手の未熟さにより、以前の回では苦戦を強いられたアノマロカリス、コックローチの両ドーパントを圧倒する活躍を披露してくれました。 平成仮面ライダーシリーズの新たな第一歩として始まった『仮面ライダーW』。細かな設定やストーリーの粗は散見されたものの、架空都市・風都の細かい描写、終始一貫していた翔太郎とフィリップの友情、2号ライダーでは珍しくいいサポートキャラに徹し続けた竜、久々に明確な悪の組織として存在感を発揮した園咲家、生物系にこだわらない多彩なモチーフを披露したドーパントのデザインなど見所も多く、全体的には平成ライダーとしては久々に安定感のある作りだったと思います。 何はともあれ、1年間を無事駆け抜けたスタッフとキャストの皆様、大変お疲れ様でした!
2010.08.29
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去る23日、日本を代表する人形作家の川本喜八郎氏が肺炎のため亡くなりました(享年85歳) 川本氏は東宝撮影所美術部勤務を経て1950年にフリーの人形作家となり、1953年には日本初の人形アニメ『ほろにが君の魔術師』を制作。その後旧チェコスロバキアの世界的な人形アニメ作家イジー・トルンカ氏に師事し、帰国後は『鬼』『道成寺』など日本の伝統的な様式美と独自の表現を盛り込んだ人形アニメ作品を発表して内外の評価を獲得しました。また、NHK人形劇『三国志』(1982~84年)『平家物語』(1993~95年)の人形美術も担当して好評を得ました。『三国志』の正史なんぞ鼻クソほども知らない浅学な管理人ですが(爆)、川本氏が人形制作を手掛けたNHK人形劇の『三国志』は小学生のガキの頃に熱心に見ていた記憶があります。今思えば古典的な日本の文楽人形を彷彿とさせる造型が特徴的だったように思いますが、日本における三国志のイメージは故横山光輝先生のマンガ版とこのNHK人形劇版での川本氏の人形の影響が大きいような気がします。 個人的には、NHKで『西遊記』を長編人形劇化して人形制作を川本氏が担当したらなぁとか勝手に妄想してたんですが・・・(笑) 何はともあれ、川本喜八郎氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2010.08.28
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<←昨年の『安全・安心ふれ愛フェア』で一般公開されていた在りし日の海保ヘリ『あきづる』。まさか約1年後に事故で失われてしまうとは・・・> 去る18日、香川県多度津町・佐柳島沖の瀬戸内海で、海上保安庁第6管区海上保安本部所属のヘリコプター、ベル412『あきづる』(MH796)が墜落し、乗員5名が亡くなりました。『あきづる』が事故の前に巡視艇で体験公開中の司法修習生向けにデモンストレーション飛行を行っていたことを6管本部が公表しなかったなど物議を醸すことにもなった今回の事故ですが、本日の報道では『あきづる』が事故直前まで行っていた廃船調査の写真が公表されました。やはりデモ飛行自体の影響ではなく、廃船調査のため低い高度を飛んでいたときに空中の送電線に接触してしまったのが事故原因ということになるのでしょうか。『あきづる』といえば、昨年秋に見物した『安全・安心ふれ愛フェア』にて会場外で海保が一般公開していたヘリが奇しくも同機でした。自分が多少とも見知った機体が事故で失われてしまったというのは何とも残念です・・・ なお、今回の事故の影響により、6管管区内で予定されていた海保の体験航海等の広報イベントは軒並み自粛となっているようです。 何はともあれ、今回の事故で亡くなった乗員の皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2010.08.28
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<←缶詰の熊肉を使った手作りカレー。ちなみにおかずの付け合わせのレタスはベランダでプランター栽培中のアレです> 先月の床井雅美講習会に参加した際、北海道の銃砲店から参加者に配られた狩猟肉の缶詰のプレゼント。一昨年と去年は鹿肉でしたが、今回は熊肉だそうです。 長らく自宅の冷蔵庫に転がっていたこの熊肉の缶詰ですが、とりあえず料理して食ってみようと思い、本日カレーにしてみました。少々得体の知れない具材でも食えるようにできる辺り、カレーってつくづく便利な料理ですよね(笑) そういえば、熊肉カレーってトド肉カレーと並ぶ北海道土産の定番だった気も・・・ 当然初めて食べる熊肉ですが、すでに缶詰に加工済なせいか可も不可もない味といったところです。むしろ、今回はクミンを入れ忘れたりとカレーの味付け自体が実は微妙だったりして・・・(爆) なお、翌日にはカレー用具材セットの残りのニンジン・ジャガイモ・タマネギとやはり熊肉の残りで肉じゃがを作ってみたのですが、こちらもニンジンとイモの煮え方が足りなくて微妙な味になってしまいました(苦笑) 熊肉がまだ多少残ってるので、またカレーでも作ろうか・・・
2010.08.26
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去る13日にようやく今年のポケモン劇場版を見に行ったついでに急にポケモンゲーム熱が再燃してきたので(笑)、今更ながら『ポケットモンスター ハートゴールド』を買ってしまいました。 ついでに、来月発売予定のポケモンゲーム新作『ポケットモンスター ブラック/ホワイト』もちゃっかり予約。狙いは発売日から1ヶ月限定で配信される"ポケモン図鑑No.000"ビクティニだったりして(笑)ブラックとホワイトのどちらにするか少し迷ったものの、黒いゼクロムが何となく格好良く見えたのでホワイトを予約しました。 そういえば、ポケモン映画のラストで初めて動くレシラム・ゼクロムを見ましたが、ゼクロムの尻尾を見たときの率直な感想は・・・何このGNドライブ(爆)【新品】Nintendo DSソフト ポケットモンスター ハートゴールドNintendo DSソフト『ポケットモンスター ハートゴールド』<楽天アフィリエイト/ワールドセレクトマーケット>【新品】Nintendo DSソフト ポケットモンスター ソウルシルバーNintendo DSソフト『ポケットモンスター ソウルシルバー』<楽天アフィリエイト/ワールドセレクトマーケット> とりあえず積みゲーにするのは勿体ないので早速プレイ中。これからまたしばらくラテン語か学名でゲットしたポケモンの名前を考える日々が続きそうです(笑)流石に『ポケットモンスター ダイヤモンド/パール』と比べるとユーザーインターフェースがより洗練されており、一々Xボタンを押さなくても下ディスプレイでポケモン図鑑や手持ちポケモン、道具類等のコマンドをすぐに参照できるのは便利ですね。 ちなみにゲームの進捗状況ですが、現時点ではキキョウ、ヒワダと2つのジムバッジをゲットしたもののコガネシティで足踏みしております。いやもうアカネのミルタンクが手強くて手強くて・・・最初のキキョウジムでもツバサのピジョンに相当手こずりましたが、こちらは回復技を使ってくる分尚更です。トゲチックに覚えさせた"あくび"とモココの麻痺系の技で動きを多少なりとも制することができれば勝機は見えてくるかなと踏んではいるんですけどね。
2010.08.21
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今やすっかりハリウッドを代表するSFクリーチャーの一つとなったプレデター。2004年と2007年にはエイリアンとの"共演"を果たした『エイリアンvsプレデター』2作が制作されて話題となりましたが、奇しくもポケモン劇場版と同じ先月10日からシリーズ最新作『プレデターズ』(ニムロッド・アーントル監督)が公開されました。プレデター単体の映画としては1997年の『プレデター2』(スティーブン・ホプキンス監督)以来実に13年ぶりとなります。<ストーリー> 突如、見知らぬ何処かのジャングルにパラシュートで降下させられた傭兵のロイス。そこには彼と同じく、いつの間にか同じようにこの地に落とされてきたという者たちがいた。CIAの女性スナイパー・イザベル、ロシア軍特殊部隊員のニコライ、執行直前だった凶悪死刑囚のスタンズ、メキシコの暗殺集団の殺し屋クッチーロ、アフリカの革命軍兵士モンバサ、日本のヤクザの殺し屋ハンゾー、気弱な医師のエドウィンと、一人を除いてはいずれも危険な殺しの世界に生きる強者ばかりだったが、何故自分たちがここにいるのかは誰にもわからない・・・ ひとまず状況を把握すべくジャングルを進むロイスたちだったが、やがて彼らは多数の罠を仕掛けながらあっさり何者かに殺された米軍特殊部隊の兵士や、明らかに地球のものではない生物の死骸に遭遇する。さらにまるで猟犬の如く動く不気味な生物の群れや、姿を隠した何者かに立て続けに襲われ、ここが地球ではない別の惑星らしいと悟る。そして、イザベルは自分たちを襲った敵がかつて南米のジャングルで米軍特殊部隊を襲った謎の生命体に酷似していることに気付く。 やがて、ロイスたちは彼らと同じくこの惑星に連れてこられた生存者のノーランドと出会い、この惑星の真相を聞かされる。実はこの惑星は他の知的生命体を狩ることを楽しみとする地球外生命体プレデターの"狩場"であり、彼らはロイスたちのような戦闘能力の高い生命体を拉致してこの地に送り込んで狩り立てているのだ。 ロイスは途中で遭遇した被支配層のプレデターを利用して彼らの宇宙船でこの惑星から脱出しようと計画、他の面々を率いて行動を開始するが、そこへ3体のプレデターがロイスたちを狩るべく執拗に襲いかかる―――――― プレデターシリーズ最新作の話は以前から知っていたもののついうっかり忘れていたため、映画館での上映が終了する今頃になってやっと見に行った次第です(苦笑)地元の新居浜TOHOシネマズでの上映は昨日12日に終わってしまったため、13日が最終となる東温市のシネマサンシャイン重信で最終のレイトショーを見ることにしましたが、おかげでポケモン映画を新居浜で、その後プレデターズを重信で見るという人生初の映画館ハシゴをするハメになりました(爆)もっと早く見に行ってれば日本語吹替版を見られたのになぁ・・・ さて、ハリウッドを代表する鬼才ロバート・ロドリゲスが制作総指揮を担当した本作は、1987年の第1作『プレデター』(ジョン・マクナティアン監督)のもう一つの続編であると同時に同作のリメイク的要素も盛り込んでいます。 舞台がジャングルというのも第1作を彷彿とさせますが、大きな違いは地球ではなくプレデターの"狩場"になっている別の惑星という点です。これまでの作品ではプレデターが自分たちにとっての異世界である地球に現れるというパターンでしたが、今作では逆にプレデターが主導権を握る世界に地球人が放り込まれるという地球人側からすれば結構絶望的なシチュエーションになっています。ただ、劇中ではプレデター側が"猟犬"を放って追い立てる描写などはあるものの、あまりその辺の優位さは明確になってなかった感もありますが・・・ 今作では4体のプレデターが登場しますが、第2作以降にメイン武器となった槍やレイザーディスクはあまり使用せず腕のリストブレイドと肩のプラズマ砲を主に使用する辺りは第1作へのオマージュ的でもあります。また、過去のシリーズでその種族としての性格が作られてきたプレデターですが、本作ではプレデター同士でも強い種族が弱い種族を虐げるという種族間抗争の構図が存在することが明らかにされました。柱に括り付けられていた被支配層のプレデターがロイスの要求を受け入れて自分たちの宇宙船を地球へ向かうよう設定してやる展開は『エイリアンvsプレデター』での人間とプレデターの共闘を彷彿とさせます。 しかし、最後にロイスが戦うプレデターは今までよりも凶暴凶悪な"スーパープレデター"という触れ込みなのに、顔が一層醜悪(笑)な以外はあまり強大さを感じなかった気がします。最後のロイスとの対決でも序盤は結構圧され気味で、一方的にロイスを追い込んだかと思ったらイザベルの援護射撃で脇を射貫かれて怯んだ隙にロイスに立て続けに斬り付けられて最後は首を刎ねられる有様・・・何というか、全体的に今作のプレデターは過去の2作に比べると何となく"弱い"という印象が否めませんでした。 一方、今作でプレデターの獲物となった9人の地球人たちですが、手持ち式に改造したM134ミニガンを持つニコライや、クライマックスで日本刀を片手に一人プレデターに挑むハンゾーは、第1作でミニガンを担いでいたブレインやマチェット1本でプレデターに挑んだビリーを彷彿とさせ、この辺も第1作のリメイク的な部分です。それにしても、相打ちとはいえハンゾーがプレデターを一太刀に斬り捨てる結末は何だかアメリカ人の間違った日本刀最強伝説に新たな一ページを加えてしまったような気がしないでもない・・・(笑) 様々な"殺しのプロ"が集まる中、一人だけ場違いに思えた医師のエドウィンでしたが、実は裏の顔は異常殺人者で、馬脚を現したところをロイスにあっさり捻られるという展開は超お約束ですね(爆) 結局、プレデターの宇宙船で脱出することは叶わず、3人のプレデターを退けて生き残ったロイスとイザベルが再び脱出のチャンスを掴むまで生き延びる決意を固めるところで物語は終わりますが、果たしてこの2人のその後が描かれる機会はあるのでしょうか・・・
2010.08.14
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休みの本日、管理人は新居浜と松山の映画館をハシゴして今年のポケモン映画とプレデターシリーズ最新作というまったく毛色の違う映画を連続で見るという無謀をやらかしてきました(笑) というわけで、本日は7月10日より全国東宝系にて公開中の2010年劇場版ポケットモンスター『幻影の覇者ゾロアーク』(湯山邦彦監督)の感想など。よく考えたら、去年のポケモン映画の感想記事は書いてませんでしたね(苦笑)<ストーリー> 新しいポケモンスポーツ・ポケモンバッカーのワールドカップが開催されるクラウンシティに向かっていたサトシたち一行は、その途中で不思議なポケモン・ゾロアと出会う。他のポケモンや人間に化ける能力を持ち、テレパシーで人間とも会話できるゾロアは、とある悪人に仲間のポケモン・ゾロアーク共々捕まえられていたが、途中で飛行艇から脱出、クラウンシティにいるはずのゾロアークを探そうとしていた。サトシたちはゾロアの仲間探しに協力すべく一緒に街へと赴く。 一方、クラウンシティではゾロアークが街の守り神とされる伝説のポケモン、エンテイ・スイクン・ライコウに化けて暴れ回っていた。それはゾロアとゾロアークを捕まえていた張本人であり、ある目的のために街から住人を追い払おうとする巨大企業の社長コーダイの差し金だった。その狙いは20年ぶりに街に現れたセレビィに関連する秘密の力。事態に遭遇したサトシたちは、コーダイを追う新聞記者のクルトと共にコーダイの陰謀に立ち向かうことに―――――― 昨年も公開初日から多少遅れて見に行った記憶がある管理人ですが、今年はとうとう公開初日から一ヶ月も遅れての初見になってしまいました(苦笑)まぁTVアニメ版からは長いこと離れてしまっているので、ついつい映画への関心も薄れ気味になってしまいます。 以下、今回の感想とかをいくつか。*全体的には・・・ 地味(笑) というか、過去のポケモン劇場版でありがちだったクライマックスでのサトシもう人間じゃねぇ的無茶苦茶アクション(爆)がなかった分、全体的には地味に見えるどよくまとまってたなという印象です。 湯山監督によれば、今回の映画のテーマは"化かし合い"。今作のメインキャラであるゾロア&ゾロアークは他のポケモンや人間に化けて相手を攪乱しますが、敵役のコーダイがメディアを利用してゾロアークを悪のポケモンと宣伝しつつ真の目的を進めていくというのもある意味現代流の化かしのテクニックといったところか。穿った見方をすると、真実が誰かのメディア操作によって隠蔽されてしまうという懸念が付きまとう現代社会へのちょっとした警鐘と言えるかも? しかし、サトシたちがコーダイの飛行艇から脱出するときに「何故そこでゾロアークを逃がさない!?」とスクリーンに向けてツッコんだ観客は自分だけじゃないと信じたい(笑)*仲間? 親子? 兄弟? ゾロアとゾロアークの絆も今作の大きな見所だったと思いますが、この2匹がどういう関係なのかは結局判然としませんでした。しかし、ゾロアがゾロアークを呼ぶときの"マァ"って何の意味だったんでしょう? 公開前の特報映像ではゾロアかゾロアークがサトシに化けるシーンが強調されていた感がありましたが、実際の本編ではほとんどギャグ回し的な扱いであまり活用されなかったのは残念な気もします。とはいえ、ラストでゾロアとゾロアークがサトシとピカチュウに化けてるシーンはてっきり身体のサイズ的にピカチュウ=ゾロアでサトシ=ゾロアークと思ったら逆だったのが意表を突いてました。*魔眼保持者 昨今のポケモン劇場版では何らかの特殊な能力を持った人物が登場することが多い気がしますが、今回の敵役・コーダイもそんなキャラでした。セレビィが"時渡り"をする際に生じる時間のエネルギーの集合体"時の波紋"を利用して"未来視"の能力を手に入れ、その力によって自分の理想の未来を思うままに手に入れて成功を収めてきた彼が、再び"時の波紋"に触れて消えかけている力を回復しようとして引き起こしたのが今作の事件でした。しかし、"未来視"で秘書のリオカが敵に回るとすでにわかっていながら放置している辺り、案外脇が甘い気も(笑) 立ち塞がるサトシたちを振り切って新たな"時の波紋"を巡る争奪戦に勝利したかと思いきや、ゾロアとゾロアークの幻影によって最終的に敗北したコーダイ。常に自分にとって最良の未来を見続けてきたはずの彼でしたが、今度のそれは実は最良に見える最悪の未来であり、彼の敗北は未来が示した通りの結末だったのかもしれません。 さて、TVのポケモンアニメ版のシンオウ地方編も今秋には終了し、来月発売予定のゲーム新作『ポケットモンスター ブラック/ホワイト』に合わせた新シリーズ『ポケットモンスター ベストウィッシュ』が始まります。今の所、番宣を見る限りではサトシの影が見当たりませんが、よく考えたら今のシンオウ編も始まる前はヒカリだけがピックアップされててついに主役交代かと思いきや普通にサトシ主役でガッカリした記憶があるので正直期待してません(爆)
2010.08.13
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<←種蒔きから約2週間。少々徒長気味だったものの無事本葉が出てきましたが、そろそろ間引きして株を絞り込んだ方がいいかな?> 自室のベランダで始めたガーデンレタスのプランター栽培も、種蒔きから早2週間が過ぎました。前回の記事からさらに間引きして液肥を与え、8日朝の時点でここまで育っております。 双葉が若干徒長気味だったのが心配でしたが、本葉が出てきたのでひとまず順調に育っているようです。ただ、徒長気味のせいかまだ茎が細く、灌水すると苗がコケてしまうのが気がかりなところ。いずれもう一度間引きして育てる株を絞り込んだ方がいいかなぁ?
2010.08.09
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<←愛媛県歴史文化博物館の玄関を飾る『水木しげるとゲゲゲの鬼太郎展』のタペストリー。『妖怪道五十三次』の『上洛』の図をあしらったもの。館内も妖怪にちなんだオブジェだらけです> 過去5回に渡ってTVアニメ化され、近年では実写版映画も制作されるなど、大人から子供まで誰でも知っている水木しげる原作の妖怪漫画『ゲゲゲの鬼太郎』。今年に入ってからは水木しげる先生の半生をドラマ化した連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』がNHKで放映されています。そんな水木先生の足跡と鬼太郎をはじめとする数々の妖怪たちを描いた作品を紹介する特別展『水木しげるとゲゲゲの鬼太郎 -妖怪道五十三次-』が愛媛県歴史文化博物館にて7月10日~9月5日まで開催されています。 今回の展示では、江戸時代の浮世絵師・歌川広重の代表作『東海道五十三次』をモチーフに水木先生が制作した『妖怪道五十三次』をメインに、水木先生所蔵の妖怪ブロンズ像、さらに博物館が所蔵する鳥山石燕等の妖怪にまつわる図絵等を一堂に展示するほか、関連企画として『ゲゲゲの女房』のパネル展示やお化け屋敷など関連イベントも実施されます。 何年か前の夏にも同博物館で妖怪をテーマにした特別展が開催されたのを見に行ったことがある管理人ですが、今回またも妖怪絡みの展示会の見学と相成りました。 ちなみに、県歴史文化博物館がある西予市までは高速道路を利用しますが、現在松山自動車道の松山IC-西予宇和IC間では高速道路料金無料化の社会実験が実施中で、思いがけず高速無料化の恩恵を受けることができたわけです(笑) 今回の特別展のメイン展示となる『妖怪道五十三次』は、歌川広重の『東海道五十三次』で描かれる旅情風景を鬼太郎たち妖怪が旅したらどうなるかというコンセプトで制作され、鬼太郎・目玉親父・ねずみ男が江戸から京都までの東海道ならぬ"妖怪道"を旅するという設定の下で各地の民間伝承にちなんだ300体近い妖怪が登場する意欲作です。要は『東海道五十三次』の各宿場の絵の登場人物や風景を妖怪に置き換えたわけですが、一度はどこかの書籍で見覚えのある水木画の妖怪が元の浮世絵そのままの構図の中に見事に溶け込んでいます。しかも、ただ妖怪の画を描き加えるだけでなくオリジナルの登場人物を妖怪の出現に驚く姿にちょこっと書き換えるなど細かいアレンジも実に秀逸で、御歳80を超えても尚精力的に活動する水木先生渾身の一作といえるでしょう。いやもうこれをベースにTVアニメか劇場アニメを作ってもいいんじゃないかと思うくらいです(笑) 大判の図版本ではオリジナルの広重画と水木画を見比べることができ、登場する妖怪の解説や水木先生によるアレンジも収録されています。ついつい館内のミュージアムショップで図版本を買いたくなりましたが、流石に2,000円超で手を出しあぐねたので、代わりに同じく水木先生の妖怪が描かれたアレンジ花札『妖怪花あそび』を買ってしまいました(笑)博物館の見学でグッズの類を買うなんて久々な気がします。 ついでに関連イベントのお化け屋敷にも人生初挑戦。スタッフが分する幽霊やら妖怪やらの仕掛け自体は冷静に見ると大したことないんですが、暗闇で不意打ち的にやられると結構怖いもんですね(笑) 一通り企画展を見た後は常設展示を見学して今回の道行は終了。ここの常設展示は竪穴式住居や昔の民家、明治以降の松山の商店街といった復元セットの出来がいいのでついつい何度も見てみたくなるのですよ。
2010.08.08
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<←流石に大河原邦男トークショーは撮影・録画禁止だったので、再訪した『太平洋の水族館』展のオットセイで代用。見よ、この堂々とした姿(笑)> 先日紹介したメカニックデザイナー・大河原邦男氏の足跡を紹介する愛媛県美術館の企画展『メカデザインFOR1/1 メカニックデザイナー大河原邦男展』の関連企画として、本日、松山市民会館中ホールにて大河原邦男氏を迎えてのトークショーが開催されました。 夜勤明けの管理人も睡眠時間を削って出かけてきました。通常の入場料金は1,200円ですが、企画展の半券提示で400円で入場できました。 大河原氏はオレンジの半袖Tシャツにジーンズという姿で登場。さらに今回はサプライズゲストとして『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』等を手掛けた高橋良輔監督も登場し、大河原氏とのトーク対談を披露しましたが、少々紋切り型的な司会の女子アナとのトークよりはこちらの二人の酒飲み談義の方が遥かに会場が盛り上がってましたね(笑) 還暦を超えても尚ますます精力的に活躍する大河原邦男氏の今後の更なる活躍をお祈りしたいと思います。 なお、2時間ほどの大河原氏トークショーの後はいよてつ高島屋に向かい、前回見学した『太平洋の水族館』展を再訪。事実上タダで見られるこの機会を逃す手はありません(笑)お目当ては前回到着遅れで展示されていなかったミナミアフリカオットセイでしたが、しょっちゅう泳ぎ回っていた前回のカリフォルニアアシカとは異なり、こちらは上の画像の通り窓際で堂々とふんぞり返っており、時折窓の外から呼びかけてくる子供の声にがぉっと吠えるように反応してました(笑)
2010.08.07
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去る7月23日、ソニーは各種電子マネーの残高や利用履歴を確認できるWindows向けウィジェット『電子マネービューワー』を公開しました。これは同社製のFeliCaリーダー/ライター『PaSoRi』またはFeliCaポートを搭載したPCと組み合わせることでEdy・WAON・nanaco・Suicaの4種類の電子マネーの残高と利用履歴を確認できるほか、電子マネー事業者と提携して様々なキャンペーン情報等を提供するもので、ソニーが提供するウィジェットサービスサイト『FLO:Q』から無料ダウンロードできます。 ファミリーマートのFamiポート以外にEdyとWAONの残高確認を同時に行える手段はないものかと考えていた管理人は、早速このソニーの新サービスに飛び付いてみることにしました(笑) そして本日、地元のベスト電器でPaSoRiを購入して早速我がiMacに実装しようとしたのですが、ここで思わぬ落とし穴に気付いてしまいました(爆) FLO:Q提供のウィジェットはWindows/Macintosh双方に対応しており、電子マネービューワーもWin/Mac両方で動作するのですが、肝心のPaSoRiのデバイスドライバがWindowsにしか対応していないため、MacではPaSoRiを認識はするものの使用できないのです・・・orz てなわけで、手持ちのMacBook Proに電子マネービューワーを入れて旅先でEdy・WAON・Suicaの残高チェックに使おうという管理人の目論見は敢えなく頓挫し、iMacにインストールしているWindows環境でしか使えないことになってしまったのでした(苦笑)使用頻度としてはMac環境の方がWin環境より圧倒的に多いので、電子マネーの残高チェックとかのためだけにWindows環境を起動するというのも何だか微妙な話ではあります。だったらMacBookにもWindows入れりゃいいじゃんとか言われそうですが、今のMacBookのHDD容量ではWindowsを安定的に動かせそうにないので・・・(苦笑) せっかくWin/Mac両方で利用できるウィジェットなのだから、ソニーには是非ともMacOS X用のPaSoRiデバイスドライバを提供してほしいところです。
2010.08.02
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