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少し上達して来ないと理解できないので、中級以上の方が対象になると考えますが、ダンスの共通の基礎として、軸足(自分のからだを支えるほうの足)の上にバランス良く乗るだけではなく、圧力を掛ける意識が非常に重要になって来ます(実際にはコントロールしながらとなります)。 靴の中の足の裏面(ヒール・ボール・トーと靴底の接触面)又は靴底(今のところ足の裏面で感じ取っていますが、更に上達した時は靴底で感じ取るべきと考えるかも知れません。)で圧力を感じ取りながら体重移動することが大変重要となります。 足の裏面でしっかりと圧力を受けとめてスムースな圧力の移動が行なわれていれば、次の事が出来ている事に繋がります。 ・ ヒール・トーのフットワークが丁寧にできている。 ・ 軸足にしっかり乗っている。 ・ 軸足に乗りながら、次の動きに向かうための、CBMやスウィング等の 動きが出来ている等。 足の裏面に圧力が掛かる理由として 1. 足の上を身体が通過する時、体重を支える軸足には、体重+スピ ードの一部(床方向分のみ)のエネルギーが圧力として掛かります。 2. CBMやスイング等の動作は、身体全体のバランスを取りながら、 全体重を軸足でしっかり支え、これを軸とする事で行うことが出来 ます。この時、軸足には1.の場合よりも大きな圧力が掛かります。 CBMやこれを起こすドライビング・アクション、或いはレッグ・ スイング等を行う場合は、単に軸足の上を身体が通過する時 に掛かる力だけではなく、次の動きを誘導するための力が更 に掛かります。 例えば、 (1)軸足(脚)を伸ばした状態のままで H→T の動きで体重 移動した時は、足の裏面には自分の体重分の圧力しか掛 かりません。 *軸足を伸ばしたまま … 体重の重さ分の軸のみ(弱い) しかし、 (2)軸足(脚)を曲げた状態で体重移動を開始して、軸足を伸 ばしながら H→T の動きで体重移動した時は、足の裏面 には『自分の体重+α』の圧力が掛かります。 *軸足(脚) 曲→伸ばす事で、体重に加速度が加わり 自分の体重の数割増し又は数倍の力が軸足に掛かり ます。 (伸ばすスピードに比例して、その力は大きくなります。) 1) しっかりとした軸足となる。 2) しっかりとした軸足で、H→Tの方向へしっかりと 誘導できる。 ※ 軸足のしっかりした屈伸運動で、足裏にしっかりと圧力を掛けて、しっかり とした軸足の動きを行いましょう。
2009.05.30
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練習内容を一部変更します。 水曜日夜の練習時間帯(20:55~21:45)を個人レッスンに変更します。練習種目は、全種目可能ですので、お申し出くださ~い(無料です)。
2009.05.23
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ルンバのニューヨークの重要なポイントとしてチェックがあります。 ニューヨーク : チェック・フロム・オープン・CPP・アンド・PP *CPP (カウンター・プロムナード・ポジション) *PP (プロムナード・ポジション) その名前の通り、チェックを行います。チェックのタイミングはカウント2と3の間の&カウントで中間バランス(両足に体重が掛かかります)を取ります。 チェック : 写真が示すとおり、前足を外に向けて、前足の膝の後ろに 後ろ足の膝がかかる状態で中間バランスを取ります。この時、 後ろ足の踵が上がります。中間バランスを取らないと戻る時に 遅れてしまいます。
2009.05.19
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月間ダンスビューに掲載されていた足裏エクササイズをご紹介します。足裏はダンスにとっても大変重要ですから日頃から鍛えてケアしておきましょう。 今回ご紹介するアーチをつくる方法は、以前から私も行っていますが結構お手軽にできると思いますし、血行を良くする方法も中々気持ち良くていいですよ~。
2009.05.16
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「最も重要な基礎知識」と言っても、それほど難解な知識ではありません。 実は、一つ目が、先日掲載した5月4日の『基本3要素:(1)常にバランス良く立つ(2)しっかりとした体の状態(3)乗る練習』です。 そして二つ目が、良いものは実際に練習して「習得して自分のものにする」という事です。 一つ目の『基本3要素』は、(1)~(3)共に、あまりにも初歩的な内容なので見逃してしまいそうな、或いは分かっているつもりでいる事が多く、かく言う私でさえも5~6年ほど前であれば、恐らくこれ位は身についているので、最っと難易度の高いものを習得したいと、見逃していたと思います。 また、その頃ウインナ・ワルツ(ヴェニーズ・ワルツ)とスローフォックス・トロットを除く、他の8種目については、パーティーで初対面の方々においても問題無く踊りこなしていたつもりでしたが、今考えてみると、出来ていませんでしたね~。 何と言ってもウォーク自体も大変奥の深い難しいもので、Topプロでさえもコーチャーに指導を受けている事実を考えると、今回の知識も大変荒削りで基本的な知識として位置づけられるものです。 しかし、これを習得しているといないのとでは数年分の練習量に相当する価値があると思います。この辺のレベル、と言っても、それほど高いものでも無く基本的なものですが、一生知る事も無く上達しないままになってしまう方々も結構多く見受けられます。 また、この『基本3要素』は、私が社交ダンスを結構真剣に、しかしかなり無駄な遠回りした約20年間の練習を振り返って、最も重要と思われる事をまとめた内容で、恐らくあらゆるスポーツに有効な基本的内容と考えます。 二つ目は、たまたま他のプログに掲載されていた言葉を引用すると、せっかく素晴らしい知識を知る事が出来たとしても、それを習得できるのは「約4%」の人だけという事です。素晴らしい知識なのに、誠にもったいない話です。 一般的には、本人が良い知識に巡り会えたと思って、せっかく良い知識を知る事が出来ても、それを実際に練習される方は2割にしか過ぎず、また、更に継続される方は、またその2割なので結果として4%の方しか習得できないとの事です。 他の言い方では、一般的には、世の中には目標設定してそれを実現している方は5%の人だけという事です。ダンスの事に関しては、ぜひ5%に入りたいものですね。 今回の『基本3要素』は特に重要で、理解できていなければ数年分の価値があるものと考えます。さほど練習時間が必要なものではないので、ぜひ、真の理解と練習を試されることをお薦めします。
2009.05.07
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基本の3要素 同じ練習を行っても、ダンスを踊るだけの体の準備ができているか出来ていないかで、上達に大差が出てしまいます。 今回は、社交ダンスの練習をする以前の、日頃から磨いておくべき基本の知識をご紹介します。これを磨いておけば、ダンスの練習がかなり効率よく習得できるようになると思います。 そのポイントとして、次の3つがあります。 1. 踊っている間中、常に「バランス良く」立っていること。 ダンスの基本的な動きは次の(1)~(4)の連続です。 (1) 軸足(自分のからだを支えるほうの足)の上にバランスよく立ち、踏み 出す方の足を出す準備。 (2) 踏み出す方の足の股関節を進行方向へ開いて足を着地する。 (3) 着地した足の真上の位置まで股関節(体全体)を移動してその足で体重 を支え、新たな軸足とする。 (4) 残った足を寄せて、次に踏み出す準備。 *大切な事は、(1)~(4)共に、常に「バランス良く立ちながら」行う事です。 *これは、10種目の全てに共通。但し、ルンバなど伸ばした足に乗る場合と スタンダードなど曲げた足に乗る場合の違いがあります。 2. バランス良く立つ事のできる「しっかりとした体の状態」を保つ (ここでは、ダンスの場合でも非常に役に立つ「ピラーティス」の知識をご 紹介します。) その体の状態とは、 (1) 「良い姿勢」を保つ事です(写真参照)。 この「良い姿勢」は、社交ダンスだけではなく、スポーツはもちろん 一般的な、どの場面にでも通用し、健康にも良い姿勢です。 1) 首と脊椎を長く保ちます。 頭のてっぺんに糸をつけられ、体から上に引っ張られているよ うな感じで、首と脊椎を長くします。 (更に確認のため、この状態で両腕を体側にぶら下げたまま 両肩を持ち上げた後に、両腕と共にストーンと下ろした状態 をキープして、首と脊椎を長く保ちます。) 2) おへそを引っ込めて、背骨に引き寄せる。 ・ これにより腹筋を長く保ちます。 ・ これにより骨盤がかすかに上に(垂直に)傾くので、このポジ ションを保つためにお尻の底の筋肉(尾てい骨の両サイドか ら上の辺り)をやさしく引き締める。 ・ この時、腹部が引っ込みあばら骨が出るのでこの状態を保つ あばら骨が出る状態のトレーニングは写真のスクープ参照 ※ 腹筋を長く保つ・お尻の底の筋肉をやさしく引き締める・広背 筋を保つ事で体幹「コア」が得られ、安定した体の動きが可能 となります。 注意)引っ込める・引き締める等は、過剰厳禁。自然に行われ、 内臓を圧迫する等の不快感が無いよう。また、呼吸も妨げ ることが無いようにする事。運動するためには呼吸は大変 重要で、広背筋を引き下げ、胸から背中が広がるように吸 気を自然に行う。 3. ボール又はヒールに乗る(立つ)練習 目的 : 足を前後左右に踏み出した時に、自然体で乗る事が出来る様 になるため。 前述1の(1)~(4)に示すように、社交ダンスのステップやフィギュアを練 習する時に、必ず必要で大変重要な知識として、「乗る」ことがあります。 ダンスを初めた頃は乗ると言っても、何処にどの様に乗ったらいいか解ら ずに困ってしまうものです。 乗る方法は、前述1の(1)~(4)のとおりで、ここでは、何処に乗るかにつ いてを説明します。 【乗る練習】 1)前述の「良い姿勢」で、首と脊椎を長く保ち、両足を少し開いた(ほ ぼ平行)状態で真直ぐ立って両膝を少し緩めて、両足の土踏まずの 上に股関節を置いてバランスを取ることを意識します。 2)次に、両足の踵を浮かせながら、両足のボール{主に親指(第1指) 及び第2指の付け根部分}へ体重が移るように股関節をボールの上 へ移動(ヒップが前へ移動)させてバランスを取ります(ボールに乗っ た状態)。 3)次に、両足の踵へ体重を移動させながら、両足のボールを浮かせる と共に、股関節をヒールの上へ移動(ヒップが後ろへ移動し、上体の 荷重をヒップで支えるため、ヒップ上部の筋肉を少し使ってバランスを 取ります)させてバランスを取ります(ヒールに乗った状態)。 ※ 「2)ボールに乗る」及び「3)ヒールに乗る」を、交互に、早く遅 く繰り返し、暇さえあれば何時でも何処でも自然体で練習(で きるだけ力を使わずにバランスを取って乗る)する事で、足を 前後左右に踏み出した時に自然体で乗る事が出来る様になり ます(一般的には、ボール又はヒールのどちらかで体重を支え るため)。 ※ 前進左右へ移動する時の軸足(自分のからだを支えるほうの 足)はボール、後退する時の軸足はヒールとなるので、日頃か ら練習さえ出来ていれば、ダンス技術の練習をする時には何 処に乗るかなんて悩むことなく、ダンス技術習得に専念する事 ができます。
2009.05.04
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<社交ダンスの共通の基礎> 社交ダンス上達のポイントとして大切な要素に次の4つがあります。 1. 美しい姿勢を保つ。 2. 大きくスピード感のある動きで踊る。 3. 滑らかで無理の無い動きで踊る。 4. 音楽のフィーリングを表現し、より芸術的であること。 これらを目指すことで磨かれ上達に繋がります。ただ、初心者の方にとっては最初はそれどころではないので、先ずは「美しい姿勢を保つ」事だけは意識した方が良いと考えます。また、競技会に参加されている方々も勝ち抜いて行くためためには、この4つの要素は大変重要となるようです。 社交ダンスと言っても10種目あります。そして、その種目の中においても色々な「ステップ【step】」や「フィギュア【figure】」がある訳ですが、 改めて考えてみると、 これら全ての動きに共通することがあります。それは、バランスです(ポイズという言葉で表現されます)。 どの瞬間においても常にバランスが取れていて、はじめて4つの要素が可能となります。 何と言ってもバランスが取れていればその姿は美しいものです。また、2~4もバランスが取れていなければ実現にはほど遠いものになるでしょう。 このため、一般的に言われていることが「床に真直ぐ立つ」という言葉です。踊っている時に、常にこれが出来ていればバランスが取れており、バランス良く踊れているかどうかが「床に真直ぐ立てているかどうか」のチェック・ポイントになります。 「床に真直ぐ立つ」とは 1.比較的スピードの無い遅い動き等の場合 軸足(自分のからだを支えるほうの足)の上に腰・胸・肩・頭が 積み木の様に真直ぐ積み上げられた状態。 2.自分の軸足の上で回転する場合(前項1と同じ) 3.カップルで行う回転の場合。 カップル間の回転軸が床に垂直に位置するように、また、お互 いの動きが、まるで天秤にかけられて釣り合いが取れているか のようにバランスをコントロールする。 軸足の上にバランス良く乗ったり、軸足の上でバランス良く回転したりするためには、片足でバランス良く立てるだけの「しっかりとした体の状態」が必要です。この体の準備が無ければ、せっかく教わった知識もできないで無駄になったり、習得するまでに時間が掛かったりしてしまいます。 では、この「しっかりとした体の状態」とはどの様なものか、次回ご紹介したいと思います。
2009.05.02
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