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去る2月16日、父が他界しました。満90歳、いさぎよいというか理想的な最期に近かったと思います。今の世の中、寝たきり老人や痴呆や介護等、老人問題が山積する中、父は80歳になるまで病院とは無縁で、常に身の回りは整理整頓され、私達兄弟や親族に全く心配をかける事無く最期には一週間ほどでいさぎよく逝きました。2月初めまでは元気が良かったのですが、2月8日に体がだるいということで、総合病院へ一週間程度の検査入院のつもりが、4~5日で一気に肺炎が進行してしまいました。他界する3日前には、長男と私に身の回りの事等、思い残すことがないくらいまで言い残し、2日前の午後には、85歳の実の弟や親族を交えて笑いながら話をしていたからビックリです。私も今年で57歳になりますが、健康で楽しく長生きするために40歳から社交ダンスを再開しましたが、よく考えてみると、形こそ違いますがどうも父の後を追っている様な気もします。社交ダンスで体を、自身を鍛え、社交ダンスの楽しさ・技術・楽しく運動することの素晴らしさと健康を、より多くの方に伝え、社交ダンスを通して社会に貢献したい。父にはなかなか及びませんが、規則正しい生活と粗食、仕事で身体を鍛え、目の前の事には全力で臨み、誠実で、自慢することもなく、良い仕事をして、周りの人に貢献して感謝され、告別式には多くの方に惜しまれる。私も自身を鍛え、惜しまれる人間になれるように頑張りたいと思います。この度は、連絡を控えさせて頂いていたにも関わらず聞きつけて、別途ご迷惑をおかけした方々に感謝申し上げます。大変ありがとうございました。
2011.02.23
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最近、上半身の力を抜く、インナー・マッスルを使う、下半身を使って踊ることなどに触れて、これらがどうも同じ事を言っているようなことを経験したのでご紹介します。 サークルでは最近、『お尻の底(骨盤底筋)を引き締めて、背骨一本ずつ24本を真直ぐに伸ばして踊りましょう』を合言葉に練習していますが、先日、このことを言いながら踊っていると、種目はジャイブだったのですが、ある方と踊っていると何と両手からいつも伝ってくる上半身からの無駄な力が消えたではありませんか。 この方は、ルンバでもワルツでも他の種目でも、いつも上半身からの力が強く伝って来るので少し困っていたのですが、この日は合言葉を少し強く表現した後に、この現象が起こりました。 練習熱心な方なので、背骨を伸ばす事はちゃんとやっていると思っていたのですが、実はやっていなかった事が、この時初めて分かりました。 インナーマッスルを引きあげて背骨を伸ばすことで、バランスが取れ、上半身の外側の筋肉でバランスを保つ必要がなくなって無駄な力が抜け、下半身&体幹が安定して床に真直ぐに立つことが自然に出来たのでしょう、随分踊り易くなりました。 その後、次の練習日にその方と踊ったら、やはり元に戻って上半身に力が入っていました。一度出来たから直ぐに出来るようにならないのがダンスの難しいところです。 これから何度も何度も注意して、繰り返し練習し無意識にでも出来るようになる域に達した時に、やっと、習得することになります。 今回ご紹介したとおり、繰り返し練習して、無意識のうちにでも出来るようになることが大変重要です。 大変重要なことは、『理解できた』ことと『習得できた』ことは全く違っていて、天地の差があるという事です。『理解できた』だけではまだ踊れません。 一度理解できたとしても、習得できたと言う事ではないという事です。一度理解できたら、繰り返し練習すれば習得することができるのに、この段階で習得できたと勘違いして反復練習を怠ってしまう方が結構いらっしゃるようです。実にもったいない話です。 習得に至っていないため、せっかく理解できたこともそのうち忘れてしまって結局できないまま終わってしまう事になります。 皆さん、一度理解できたことは忘れてしまわないように、『無意識のうちにでも出来るようになる』まで正確に繰り返し練習して、一つずつ習得して行きましょう。
2011.02.09
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今回は、基本ポジションについてです。 基本ポジションの例 : クローズド・ポジション、・プロムナード・ポジション、 カウンター・ポジション等 社交ダンスをより美しく正確に早く習得するために欠かせないことの一つに、基本ポジションの認識があります。 正確な基本ポジションを形作ることができれば、見た目も美しく、バランスの良い動きも期待できます。 ルーティン習得時には方向やヒール・トゥ等のフット・ワーク、或いは主な基本ポジション等、案外高い意識で練習されていても、その一部分であるフィギュアの一歩一歩についての基本ポジションについては、案外注意が足りないのではないでしょうか。 難しいフィギュアになるほど正確な基本ポジションが要求されますので、より深い意識が必要となります。 基本ポジションを形作った時に、男女それぞれのコンタクトが正確にできているかどうか、確認しておきましょう。 クローズド・ポジション 男女共に右側が接触 プロムナード・ポジション 男性:右側 女性:左側 カウンター・ポジション 男性:左側 女性:右側 セイム・フット・ランジ・ポジション 男性:右側 女性:左サイド ウイング・ポジション 男性:左側 女性:左側 フォーラウェー・ポジション 男性:右側 女性:左側 例えば、フォーラウェー・リバース&スリップ・ピボットの場合、基本ポジションは次のようになります。 <タイミングが、1.2.3.&の例> 1. クローズドP → 2. プロムナードP → 3. フォーラウェーP → &. クローズドP (タイミングは、1.2.3.&の他に 1.2.&.3. があります) ※ 正確に、確認しながら練習しましょう。
2011.02.03
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