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ダンスをタンゴらしく踊るためには、静と動をメリハリをつけて踊ることがポイントとなることは既に、ご存知のとおりです。 動のポイントは主に回転にありますが、その中で最も多く使われて大切な要素となるのが、クローズド・ポジションからプロムナード・ポジションへの切り換えにあります。 その切り換えから自然発生的に起こる、特に女性の顔の向きの切り換えを、意識的にテンポ良く行うとでタンゴらしく踊ることができます。 なぜ、女性が重要かと言うと、動きが大きく目立つからです。 クローズド・ポジションからプロムナード・ポジションへの切り換えは、 ・女性の場合、男性の右側、つまり左サイドから右サイドへ大変大きな顔の動きが発生して 目立ちます。 ・一方、男性は、元々女性の右側、つまり左サイドの位置にあった顔の向きが、少し左を向く 程度なのであまり目立ちません。 顔の向きだけ意識してもポジションの意識が足りなければ、全体の動きとしてはメリハリのない動きとなってしまいますので、注意しましょう。 一般的に、クローズド・ポジションからプロムナード・ポジションへの切り換えは、顔の向きと身体の向きを素早く切り換えることがポイントとなり、逆に、プロムナード・ポジションからクローズド・ポジションへの切り換えは、ごく自然に行われるようです。 参考のため、現在サークルで使っているルーティンを基にそのタイミングをご紹介します。切り換えに注意を払って、意識的に練習しましょう。
2011.05.21
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今回は、ウォークに役立つ基本エクササイズをご紹介します。同じくダンスビュー3月号に掲載されていましたが、なかなか役に立ちそうです。股関節、膝、足首の連結を図る上で非常に大切な要素となりますから正確な動きを確認して練習しましょう。 ここで紹介することは、どうしても基本的なことが多くなりますが、基本的なことが理解できて習得できれば、多くの動きができるようになり上達が期待されるからです。 今回のエクササイズは次のとおりです。あまりに基本的な分かり切った事だと見過ごさずに、現在行っているウォークを見直してみる価値があると思います。ウォークが良くなれば改善される事も多いものです。また、基本練習-2・4に記載した両膝の位置が外側に流れてしまう様なウォークを習慣化していると、膝を痛める原因となってしまいますから要注意です。※ 今回のエクササイズでもそうですが、社交ダンスを踊る時は背骨を伸ばして常にボディを引き上げておくことが大切です。<基本練習-1> 1.両手を腰に置いて、両足を揃えて床に真っ直ぐに立ちます。 2.両膝をゆるめて、両足裏全体に体重を掛けます。 3.両膝をゆるめたまま、両足のヒールを床から離して、両足のボールでバランスを保ちます。 4.両足のトーで床を押しながら、両膝を伸ばします。この時ヒールは床に着けないでバランス 良く立ちます。 5.両足のヒールを下ろします。<基本練習-2> 次に両足のヒールを着けたまま、両足のトーを外側に向けて揃えた状態で2~5までを行います。 【重要】 2~4までの間、膝をゆるめた時、両膝は親指よりもやや内側に入る位置がベストです。 * 両膝が親指よりも外側へ流れると、膝を痛める原因となるので、注意が必要です<基本練習-3> 両足を平行に、少し開いた状態で2~5までを行います。<基本練習-4> 両足を少し開き、両足のトーを外側に向けて揃えた状態で2~5までを行います。 【重要】基本練習-2と同様 2~4までの間、膝をゆるめた時、両膝は親指よりもやや内側に入る位置がベストです。 * 両膝が親指よりも外側へ流れると、膝を痛める原因となるので、注意が必要です
2011.05.15
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