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私の道草は小径だけではない。思考は大胆に時空をくぐり抜ける。私の英語学習のスタイルもそうだ。英語を体験する(experience English)という過激なアプローチをとる。TPOに惑わされずに思い切って、環境に融け込んでいく。"挑む"という表現が私の人生キーワードで、私の日記には、これまでヒマという言葉を一度も使ったことがない。常に何かに挑戦し、前向きに生きている。振り返らない。70歳でニュースキャスターとして現役復帰しても、まだ物足りない。英語の道を究めようといくらもがいても、まだまだ道は遠いのだ。休みは要らない。常に何かに追われている。道草でも食わないとやっていけない。(つづく)
2011年09月28日
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向こう見ずの私だった。今もそうだ。私のワイルドな行動パターンは、小学生の頃から変っていない。誰が止めてもムダ。明治の母がよく言った。血ィやねえ、と。ナニワ人好みの英語では、It's in your blood. Can't fight it. となる。関東人向けにかっこよく英訳すると、Character is destiny. となろう。
2011年09月21日
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ふと小学生の自分に戻った。あの頃、いつも側には弟の篤弘がいた。小さな釘をレールの上に乗せておくと、電車が通ったあと、ペッチャンコになっている。それが磁石になるのだ。そのことを篤弘が知っていた。「ほな、この釘も」と、何本も手に、二人で近くの阪急沿線岡町駅近くの線路へ向った。 ある日私は独りで出掛けた。あの頃から、独りになると、大胆になる私だ。人とはめったにつるまない。ようし、この犬釘を電車に踏ませれば、巨大な磁石ができると、胸をときめかせて、線路へ向った(篤弘がいたらきっと止めたに違いない)。大人の指を五、六本束ねたような大きさのずっしりと重い犬釘をレールの上に置いて、電車が来るのを息を殺して待った・・・。電車がキーーッと止まった。運転手が窓から首を出す。「おい、お前、その釘をどけろ」。隠れていた私は、「はい」と言って素直に取り除いた。素直はいいが、とんでもない悪童だった。大阪弁でやんちゃという。もしも居眠り運転でもしていたら、確実に転覆事故。今考えても冷汗が出る。(つづく)
2011年09月18日
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私も道草してみたくなる。道という大海を求めて急流下りを続けてきた傷だらけの私も、鮭のような心境で母川に向って遡上したくもなる。上下左右に、気ままに遊泳してみたい。道に迷うことを恐れずに。これぞ究極の道草。 天塩川のカヌー下りの翌日は、美深でトロッコに乗った。深緑の森林、草原をくぐり抜けて往復1時間、命の洗濯になった。日本最大の赤字路線として知られた美幸線を観光向きのトロッコ路線に切り換え、黒字路線となった。美深(ビフカ)の白樺樹液祭りのキーマン寺沢実元北大教授の立案とのこと。その終点駅で犬釘を買った。廃線となり捨てられたレールの枕木を固定させるために打たれた大きな釘である。なぜか買ってしまった。((つづく)
2011年09月14日
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毎日アップロード、たちばな出版の近著「1秒英語」、インターネットTVのNONES番組「TIMEを読む」も一周年(12月18日に外人記者クラブ会場で「狼の遠吼え」を計画)を迎えようとしている。そんな時に、このナニワ英語道ブログは、源流に向って、川上りをしてみようか、とふと考えた。なぜ、私が鮭にメタモルフォーゼするのか。 貧乏生活を続けていた夏目漱石が晩年に朝日新聞社に入社した。やっと生活が安定したとき、彼は「ようし、これで大胆な実験ができるぞ」と快哉を叫んだに違いない。最後の完成作で唯一の自伝的小説「道草」を書こうとしたのもその頃で、「漱石と三人の読者」の著者、石原千秋の言葉を借りると、漱石の自伝を書くに至った心境はこうだ。・・・それは、自己の未来が残り少ないと感じ始めたからであり、そうであるからこそ未来の読者に向けて書くのではないだろうか。(P.7)--わかる、わかる。今だからこそ。(つづく)
2011年09月10日
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今、NONESのメイン・キャスターとして、収入は別にして、精神的収入(psychic income)は落ち着き始め、過去を振り返って、この世に何かを残さなければ、という産卵要求が、またぞろ鎌首をもたげ始めた。NONESのプロモのために書き始めたブログ「ドラゴン松の遠吼え」が、一挙に、時事英語部門のランキングでトップになった。文章がブログ向きになれば、筆力は落ちるのでは、という杞憂はいつの間にかふっ切れたとたん、ペンの流れが自由自在になった。浅瀬を軽快なスピードでサーフィングしているような気分になってきた。中三の頃から日記を書き始め、毎日欠かしたことがないという自信がある。だから、オレは話すより、書くほうが速い、と豪語してきた。肉筆力のスピードは、まるで手裏剣並みだ。今でもデジタル・パワーに恵まれた、若いアップローダー(カヌー担当)に囲まれ、「ドラゴン松の遠吼え」はスイスイと川下りを続けている。(つづく)
2011年09月01日
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