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今年もこの時期この時間。いつものようにこの夜のために、部屋から機器に至るまで十分暖め、早々に夕食と入浴を済ませ視聴に臨むが……始まってた。7時半からだと思ってたのに。相変わらずD-VHSを通したリアルタイムのマルチチャンネル視聴は映像と音声にズレがあるのだが、この辺は映像をD-VHSのHDデコーダを通すことで解決済み。BSチューナーのHDデコーダと幾らかの違いはあるが、比較する趣味はないしそれほど大きい差ではないのでこれで満足している。BSチューナーをリセットしないと繋がらなかった二階のVAIOとの音声リンクも、先にD-VHSを起動しておくという手順で解決できたのだが、どちらにしてもホント最近のデータ機器の扱いは一筋縄にはいかないものだ。ということで今年の紅白。総合司会にみのもんた。これには賛否……というより否が大半だった感じだが、アドリブ利くし変に神経使ってビクビクしているような司会ぶりじゃなかったのはさすがだったんじゃないかな。ちとガタイが弱いのと顔に品の無いの、そしてあまりに民放での存在が大きいから安っぽさはあるけど。しかもこの人、ほぼ毎日のように平気で朝方まで豪快に飲み、そのまま朝一の司会を平気でこなしているとか。まぁだからこそのこのテンションという気もするが、ホントこういう人達にはそれだけで感心してしまう。しかし紅、白それぞれの司会に仲間由紀恵と山本耕史の役者を配したのはいかががなのか。いかにもNHK大河ドラマがらみのヤらしさも感じるし、この若さではアドリブも利かない上、その司会までを演技でこなそうという青さが出てた気がする。大体、役者の中でも仲間由紀恵は表情作りすぎだし山本耕史はあんな顔して性格相当キツイという話だし……。この辺は昨年同様NHKの若手アナウンサーあたりでやってほしかったな。舞台装飾は相変わらず派手さはないが唸らせる見事なもの。中心となったのは駆動式の立体オブジェと全面を彩った背景美術二つだった気がするが、これに色彩と照明を次々と組み替え、プラス様々な視覚効果や昔ながらの紙吹雪も豪快に使って歌手ごとに見事に背景装飾を変える超一流の舞台演出は、日本ならではの繊細美も十分感じさせてくれる世界に誇れる一つの究極点ではないだろうか(流石組による躍動感とまとまりあるバックダンスも見事!)。なんて言い過ぎかな。ということで詳細の評価は本宅の方に記すとして歌の方ですが、出だしはどういう意図か細川たかしと川中美幸。しゃべりもイケル演歌歌手としてステージでの評価は高いようだが、それを意識してのことかな。しかし出だし「北酒場」は軽すぎって感じ。大体これ、当時の勢いで売れたような曲だろう。せっかく民謡第一級クラス声量持ってる人なんだからもっとイイ曲歌って欲しかった。良かったのは森山良子と直太郎のデュオによる「さとうきび畑」。何度も披露された森山良子の定番だが、息子、直太郎の繊細に歌い込むスタイルはこういうデュオになるとよりお互いに映える。後半の歌い込みなど一人だとちとクドく感じるが、それがこの組み合わせだとそれ感じることなく引き込まれてしまう。きっと今後はこういうスタイルでの営業が増えて……はいかないか。あと聴かせたのはこれまた定番だが天童よしみの「川の流れのように」。それと初見ではDef Techが舞台演出も良く見応え聴き応えがあった。また松任谷由実とアジアを代表するシンガーが組んだ Friends Of Love The Earthの「Smile again」もさすがそれぞれ聴かせたが(イム ヒョンジュがすご!)、サビが英語で「Smile again…」を連呼されるのがなんかしっくりこなかったところだ。一方最悪歌手は、TOKIO、w-inds.、鈴木亜美らは論外として、歌になってなかったTM、歌じゃなかったゴリエ、ほんとつまらん五木ひろしを抑えSMAPにあげよう。大体おめーら歌まとまりなさすぎだっつーの。まとまりっつーよりキムタクだけやけに上手にカッコつけて歌うわり、他がカッコだけつけて下手すぎ。これって最悪じゃん。それを二曲も。そしてそれを歌わすNHKがいつ信頼取り戻せるというのだろう。また別なところではみのもんたのしゃべりのせいでもあるまいが、紅白だというのに明らかに詰められた曲があったのが許せないところ。この場だからこそと魂込めて歌う歌手とそれ期待する視聴者の事考えたらとても出来ないやり方だ。それ失ってしまったらホントににこのステージの意味無いぞ。大体他に詰められる部分はいくらでもあるだろうに。で、総じて見れば、どの世代にも共通するヒット曲がなかったももの足りなさの一つかな。だからこそか「世界に…」なんて曲を持ってくるからより安っぽくなってしまった感じだ。けど裏番組では相変わらず格闘技とお笑い系だったが、それらよりは遙かに多面的な刺激を与えてくれたのは間違いないと思う。そしてやはりこの時期、の時間、さしたる悩み痛みなく十二分に堪能できたことを感謝。来年も良い時間過ごせますように。
2005.12.31
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シャーリーズ・セロン主演のラブロマンス。R指定だったが全然たいしたことなかった。お話は1930~1944年のパリ。まさにその舞台の如く華やかを保ちつつ時代に翻弄されてゆく哀しい女の生き様を、同じく時代に翻弄されてゆくペネロペ・クルス、スチュアート・タウンゼントによるスパニッシュ男女の悲哀を絡ませて描く。しかしシャーリーズ・セロンは色っぽくないなぁ。つまらん体の線がそう感じさせるのかマネキンのような表情がそうさせるのか……モンスターの汚れ役もなんか浮いてたし、こう着飾ってもどうも萌えないのが不思議だ。一方ペネロペはいい味だったけどな。やっぱこの辺は、肉感的な柔らかさと表現力に富む表情……わかりやすく言えば、ちっちゃな顔におっきな口と目を有す差ってとこかな。きっとシャーリーズ・セロンってメイク外せばつまらん顔って気がするし。だっていうのに、いかにも奔放に美しさ振りまくシャーリーズ・セロンの見せ方と、どうもスムーズに入ってこない構成がタルかったが、スペインの内乱や第二次大戦に翻弄されてゆく中盤辺りからの結構引き込まれた。どうせもっと酷に、もっと大胆に描けていたら結構イイ作に仕上がったのでは。画質はまぁ普通。暗いシーンが多いが潰れず踏ん張ってた。音場感もそれなり
2005.12.29
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病み上がりの高周波視聴は絶対体に悪いはず……と思いつつ、今日も冬の午後15:30からの丁度良い時間に始まっていたんでついリアルタイム視聴。これまた画質の良さが目を惹いたので。「リディック」は暗闇の中襲ってくるクリーチャーとの闘いを描いて軽いヒットを放った「ピッチブラック」の続編。その作というより主演のヴィン・ディーゼル扮する銀河無敵のお尋ね者「リディック」のキャラが当たったんだろう。この後彼は、「ワイルド・スピード」「トリプルX」「ブルドック」……と、見事スタローン、シュワちゃんに続く正統なる肉体派アクション役者としての地位を確立したのだが、私的にはあまりに顔に情がないんでイマイチ好きになれないところである。つーことで、その名の売れた後に続くこの一本だけに、制作の気合いの入れようは相当なもので、本物の質感に拘った巨大セットを多用し、制作費は「ロード・オブ・ザ・リング」「マトリックス」を超えるとか。当然CGも多用されるが、その作り込みに違和感が少ないのも相当な投資の表れだろう。ってっこって、それだけで十分見せる作なのでストーリーは語りたくないのだが、記しておけば、巨大な宇宙艦隊を擁して宇宙支配を目論むネクロモンガーの侵略戦争に巻き込まれ、伝説の男として闘いを挑むリディックのお話です。CG合成に留意してかのアンバー調の色合いだが、画質は相当良い。暗いシーンが多くても潰れないのは階調を良くコントロールしているからかな。音場感も十分。
2005.12.27
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好みではなかったけど、たまたま空いた時間に流してたらあまりに高解像度だったんでついリアルタイム視聴。内容は「ワイルドスピード」のバイク版。と思ったらプロデューサーは一緒だった。この御仁、他に「トリプルX」「S.W.A.T.」とつまらんけれど若者の感性にあったスピード映画を手がけるニール・H・モリッツ。この趣味ホント軽々しいけど、ま、脳天気で観るには今一番最適かも知れない。つーわけでストーリーは語るべくもない。カッコイイ傷モンのバイカーヒーローがバイクギャング団の陰謀に巻き込まれるお話。ギャング団なのにそれぞれがカッコイイつなぎにメット姿で、品のよいカウルマシンを縦横無尽に操る様は違和感大。しかも繰り広げられるバイクアクションも最初惹きつけられていたもののそれが次第にエスカレートするにつれ、作りのCG映像が目に付くようになり、クライマックスなどほとんどアニメの域。それもあまりにスピードを追いすぎてかわけわからんうちに終わってしまい唖然とさせられた。どーもこの作、監督をミュージックビデオ出身のジョセフ・カーンってのに任せたのがその結果か。こういう監督は確かに画になるものを作るもののどうにも情がない。そこにこういうプロデューサーが付けば、抑えあるわけないしな。つーわけで画質は相当な解像度だが、青空の抜けがイマイチ。やっぱCG合成意識ししての画作りがあるからかな。音は派手な割、音圧が控えめだったか。まぁバイクだからね。
2005.12.25
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今日は客人招いての軽い忘年会であり、鍋囲んでの二本視聴(囲みながら観てはないけど)。一本目は前出の「宇宙戦争」DVD。そして2本目はHVエアチェック版のお好み作「ソウ」。さすがに一人楽しむには勿体ないと録り置きしておいた一本である。お話は、気づくと広く寂れた浴室に監禁された二人の男。足は鎖で繋がれ二人の間には一人の自殺死体。与えられたのは、テープレコーダー、一発の弾、タバコ2本、着信用携帯電話、2本のノコギリ。そして「6時間以内に相手を殺すか、自分が死ぬか」のメッセージ。連続猟奇殺人犯ジグゾウが仕掛ける舞台の幕が今開く……という、鋭い切れ味有したソリッドスリラー。スリラーものも、今や単純な脚本では全然相手にされない時代ですが、だからこそ出て来る作品には驚愕させられるものが多いもの。そしてその中でもこういう短尺で低予算な作りながら、これまでにない斬新なシチュエーションで引っ張ってくれちゃうって一本には、なんか感動に近いモンを感じさせられてしまいます。 まぁ 途中の展開には緩慢な部分も感じますが、このラスト誰が予想できるものでしょう。それだけで誰かに見せたい! そう感じさせられる見事なスマッシュヒット作。画質は高解像度ではないですが、元々がそういう画調で充分満足の出来。音場感もそれほど必要ない仕上がりですが、DVDはDTS。どのような出来でしょう……と、つい丁寧語で語らされてしまうほどのお気に入り作。
2005.12.22
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モンゴル、ゴビ砂漠に生きる遊牧民の暮らしを追ったドキュメンタリー。ドキュメンタリー作品は好きな部類であるのだが、最近は擦れてきたせいか、ドキュメンタリーとはいえ作り手の主観がやけに見え感じして以前のように素直に見入れなくなっている。ま、それでも巧く見せてくれればフィクションでもノンフィクションでも満足なのだが、この作の仕上がりは悪くはないかな。まぁ、展開やカメラポジション、立ち位置等からして、ある程度のシナリオはあろうかと思うが、おそらくこの作品のテーマである徐々にそして確実に変化してゆくモンゴル遊牧民の暮らしの様や、その表現の核となる演技ではない子供達の表情や心情がよく捉えられている。そしてそこに作品のタイトルでもあるラクダの涙が加わることで、劇場公開へ持ってけるほどの品格が備わったってところかな。画質はさすがに高解像度というわけではないが、すっきりあっさり低予算ドキュメンタリーもんとしては悪くない仕上がり。音場感も派手ではないが、作りもんではない砂嵐などの環境音がなかなかリアルにまわる
2005.12.20
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オランダで実際にあった誘拐事件を基に、「ヒート」「ブルーワース」「インサイダー」等の社会派作品の制作を手がけたピーター・ジャン・ブレッジが、ロバート・レッドフォード、ヘレン・ミレン、ウィレム・デフォーといったキャストを配し90分分強の短尺で描いたクライムサスペンス……まではいかないか。ここで狙ったのは、劇的なクライムサスペンスというよりも、実話に基づくやけに現実味ある犯人、被害者それぞれを襲い追い込んでゆく心情描写かな。それほど劇的でない終わり方をするというにの、けっこうリアルに迫ってくるモノがある。そしてそれを表現するのにこの役者達が必要だったというわけだな。成功者だが情感じさせるレッドフォードと、妻、女としてと強さと弱さを内面で表現できるエレン・ミレンは熟年ながらまだ生気失わない十分な熟演。そして十分悪人顔でありながら気弱さも表現できるウィレム・デフォーもハマリ役だ。まぁこれを、もうちょい買い手見たプロデュースで作り込めば、もう一捻り出来たかも知れないが、こういうまとまりの作も悪くはないだろう。画質、音質共イマイチ抜け悪い。そもそもあんま金かけてないんだろうけど。
2005.12.20
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ストーリーは第二次大戦前のニューヨークを舞台に、突如襲ってきた謎の機械軍団と戦う、空の傭兵スカイキャプテンの活躍という、レトロ調の科学空想活劇。ジュード・ロウ、ヴィネス・パルトロ、アンジェリーナ・ジョリー……といった布陣は敷いてあるものの、その作風に惹かれない人にとっちゃなんだこの幼稚さは……といったところもあるかもしれないが、惹かれる人にとっちゃ、さすがと唸らせる出来である。ロボット軍団、浮遊基地……レトロ調だが、嘘臭くならないマシン達のディティールも見事だが、それらを地上、空、海、秘密基地舞台に期待通りの活劇を披露。しかも未知の島でのモンスターまでホント抜け目ない仕上がりだ。キャラ描写もそりゃ奥深さはないが、お互い惹かれながらもそれぞれの思惑が絡み合う主人公たちの微妙な関係を、そちらに話が傾向しないようにさりげなく入れてあるのがまたも面白味あるところだ。惜しむらくはクライマックスか。もうちょっと派手にあと一転ぐらいあると満足度が違ったかな。画質はどう評価すればいいのか、元々が全編CGによる背景を使い、ボケ味効かせ色数を抑えたレトロ調なのウチのプロジェクターにはモロ酷い。まぁその味がHVでは良く出てたのかもしれないけど。音場感はなかなかの出来。DVDはdtsだがこれ以上良くてもちょっと画が浮いちまうかな。
2005.12.17
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前作を遙かに超えるヒットを叩きだしたサム・ライミ手がけるマーベル・コミックのヒーロー、スパイダーマンの続編。お話は新たに4本の鉄腕アームに乗っ取られたDr.オクトパス相手にの説明不要のいつものパターン。まぁマスクが剥がされたり力を失ったり、フられたり憎まれたりと前作以上のドラマ性も入れてはあるのだが、それに惹かれてこれ観る人はいないはず。けどそれでもエンタメらしい仕上がりはさすがのハリウッド純娯楽作。主演のトビー君は置いといて、綺麗所のはずがブスだブスだと悪評高きキルスティン・ダンストは健在。そう貶されてもノーブラワンピースのカットが前作に続きちょっとだけど用意さてれているのは、この監督も彼女の見所をちゃんと知ってるからでしょうな。あんま関係ない話だけど。CG主体の画調に合わせるためか黒つぶし気味のフィルム調の画質で抜けるような鮮明感イマイチ。それでも肌感は克明に濃いめ再現され悪いわけではない。音作りはかなり効いていたが、アクション主体に盛り上げられるため、面白味はあるがあんま残らない。
2005.12.04
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離婚して傷心の女主人公が、気分転換に訪れたトスカーナに魅せられて衝動的に家を持ち、その地で喜びを再発見してゆくハートウォーミング・ドラマ。原作はアメリカ国内だけで200万部の売り上げを記録したという世界的ベストセラーらしく、おそらく原作ではより繊細に心地よく描かれるイタリア、トスカーナ地方の情景が、映画ならではの手法で使ってそれ失うことなく描かれる。ということでお話的には、感情揺さぶられることはないものの、軽く時間を過ごすには質も高く不満ない出来。お決まりの恋愛がらみの話になると男にちょっと……かもしれないが、旅行好きの女性にはたまらないのでは?主演はダイアン・レインで、この人イイ女になってよかったねぇ。「リトル・ロマンス」の頃は演技力はあってもなんか可愛らしさに欠ける瓜面娘で好みではなかったんだが、やっぱ老け顔だったのかな。最近は年のわり美人美人していない美形だし、体の線の崩れ具合もイイ感じ。まぁお付き合いするのにはもうちょい小振りが好みだが。画質は悪くないのだが、幾分甘めに見せるのはダイアン・レインの肌隠しのためだと思う。けどそんな彼女の表情が、アメリカに居る時、トスカーナに渡った時、そして恋をして華を取り戻した時……それぞれで変わってゆく繊細な描写が再現されている。派手な音作りは必要ないような作だが環境音が結構回る。
2005.12.01
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