森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2018.10.04
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カテゴリ: 生の欲望の発揮
京都大学の本庶佑さんのノーベル医学生理学賞の受賞が決まりました。
今まではがん治療といえば、手術、抗がん剤、放射線治療が中心であった。
本庶さんは、免疫療法という4番目の方法を開発された。
これによると、 一部のがん細胞は、免疫細胞の表面にあるタンパク質「PT1」に結合して、「僕は異物ではないよ」というウソのメッセージを免疫細胞に送り、免疫細胞の働きにブレーキをかけていたそうです。
本庶さんは、このブレーキを解除することで、免疫細胞が効果的にがんを退治する薬を作り出した。
2014年「オプジーボ」が承認されました。これは「免疫チェックポイント阻害剤」と呼ばれています。

私はここで1つ疑問があります。今までの3大治療を受けていると、免疫力が低下してしまいます。
がんを食いつぶすと言われるナチュラルキラー細胞などの免疫細胞の機能が少なからず失われているとするとどうなるのか。「オプジーボ」を投与しても、自然治癒力が働かなくなるのではないか。
免疫細胞の機能が失われていると効果は薄いのではないかということです。


生きがい療法は、森田療法理論をもとに開発された理論である。
森田療法をガン治療に応用した例として高く評価されている。

これによると、病気になっても病人にならない。
これまで通り、生きがいをもって普通に生き、できる範囲で社会の役に立つ。
病気に負けず、力の限り生き抜くとして、次の 5つの指針が示されている。

1 、自分は自分の主治医のつもりで病気やこんなに対処する。
2 、今日一日の生きる目標に打ち込む。
3 、人のためになることを実行する。
4 、不安・死の恐怖はそのままに、今できる最善を尽くす。
5 、死を自然現象として理解し、もしもの場合の建設的準備をする。

生きがい療法の会合では、ユーモアトレーニング、イメージトレーニング、体験学習などが行われている。

がんという病気を抱えたまま、ユーモアを忘れず、目の前の日常茶飯事、課題や夢に向かって懸命に努力することで、免疫細胞が活性化し、それが自然治癒力を高めるのだと言われている。
「絶対あきらめないガン治療・30の可能性」等多数の著作があります。
伊丹先生の著作は、ネットで簡単に検索できるので、興味のあるものを読んでみることをお勧めしたい。





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Last updated  2018.10.04 06:30:08
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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