森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2019.06.20
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先日テレビを見ていると、ある水泳のコーチが、クロールのできない人を1時間足らずで普通に泳げるように指導されていた。
まずクローができない人に、川のような流水プールのようなところで、自由に泳いでもらう。
それを横からビデオで撮っていた。それを本人に見てもらう。
そのビデオを見ると、素人は「これが本当に自分なのか」と信じられないような表情を見せる。
特に泳げば泳ぐほど下半身が沈み込んでいく。
泳ぐというより、おぼれないように水と格闘しているように見える。
自分の状態を外から客観的に見ることはとても役に立つ。

そういう実態が分かったうえで、指導を開始されていた。
ポイントは4つあった。

手を伸ばして顔を水の中につけて浮いてくるという感覚を養う。

2、次に足の動きだが、ひざから下をバタバタと動かすのは間違いだそうだ。太ももから足全体を使ってキックするように変更する。足をシュノケリングのヒレのように使うのだ。

3、手の入水だが、直線的に遠くの水をつかむというよりも、角度をつけて斜め下の水をつかむように切り替える。この方が体が浮いてくる。

4、息継ぎは体全体をひねって横向きになって行う。体全体をひねらずに頭だけをあげて行うのは間違いだそうだ。そうすると下半身から沈み込んでいく。

早速市営プールに行って真偽のほどを確かめてみた。
ゴーグル、キャップ、補助板は必須だ。
プールに入る時は、水が少々冷たかったがすぐに慣れた。

1は確かに脱力すれば体は浮いてくる。顔を上に向けていると安心感がある。ただ顔を下に向けると少し感覚が違うが、手をまっすぐに伸ばして浮いてくる感じはつかめた。

2は手で補助板を持って足の動きに集中する。これは認識の間違いをしていたことが分かった。
上手な人は、足先の水しぶきが少しだけ立っているので、足先だけを動かしているものだと勘違いしていたのだ。ももから足全体を動かすのは初めて知った。最初は力が入り、とても疲れる。
練習して脱力しながら、足全体を動かすようにしたい。


この時足の間には、補助板をつけて手の動きに集中した。

4は体が浮く感じをつかめていると、比較的体全体をひねることができる。
ただこれは1回でも誤って水を飲みこんで肺に入れると大変だ。
のどが詰まり死ぬ思いで苦しむことになる。

私は以前トライアスロンをやっていた。

平泳ぎでは思い切りキックして、足を使うので、後のバイクやランにダメージを与えていた。
今思えば、専門のコーチについて、クロールで無理なく泳げるようにすることが大事であった。
自分で本などを読んで、一人で解決しようと思ったことが間違いだった。
自分のことは、人に聞かなくても何でも分かっているというのは傲慢だ。
基本や型は他人から教えてもらったり、盗まないと型なしになってしまう。
客観的に他人の目で判断して、指導してもらうことが、早く上達のコツであることが分かった。
これは森田理論学習も同じだと思う。これはと思う人について学ぶと驚くほど上達する。
クロールは25mは難なく泳げるので、ムリなくいくらでも泳げるようになりたいものだ。





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Last updated  2024.04.07 17:30:16
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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