全13件 (13件中 1-13件目)
1
明日のお昼頃クルマでココを出発し、昆明に2泊して、27日(日)午後、関西空港到着のフライトで帰国します♪羽田までの乗り継ぎでちょうどいい便がなくて、自宅に帰れるのは夜10頃かな?思えばあっという間の滞在でした。こちらでは時計がいらないくて、体内時計で規則正しい生活ができるようになりました。日本にいるときは夜中の2時3時まで起きてたのがウソみたい。テレビがなくてもなんとかなりました。時の流れに身をまかせ、ひとりの時間を惜しみなくもてたことは、自分への最高のごほうびです。心も体もゆるゆるどころかボケボケだけど。。。一時は歯痛で涙し、どうなることかと思ったけれど、気がつけば痛みも引き、あれはなんだったの?というくらいすっかり回復しました。とはいえ、今後また同じことが起きないとも限らないので、念のため帰国翌日に歯医者さんに予約を入れましたが。こちらの日中は初夏のような爽やかな陽気で、寒がりの私としては正直今の日本に戻るのは気が重く。。。気温差に体がついていけるか心配です。だけど日本に帰ったら、もうやりたいこと目白押しで、今からワクワクしています!美味しいものもたっぷり食べたいし♪一時帰国の夫は、食べたいものリストを作って楽しみにしています。帰国後は広島観光、熊本の夫の実家へ行くことが決まっています。広島は夫が生まれた地で、いつか行ってみたい、と思い焦がれていたのです。そして必見なのは世界遺産となっている厳島神社と原爆ドーム。とくに厳島神社はパワースポットのひとつだし、なんだか呼ばれているような気がして本当に楽しみです。それと、中国で世界遺産と写真に目覚めたことをきっかけに、これからは、世界遺産をはじめ、世界や日本のまだ行ったことのない名所をこの目で観て、感じた写真をたくさん撮りたい、という新たな思いが生まれました。そのうち写真用のサイトを作ります!短い間だったけど、無事に楽しく過ごせたこと、すべての存在に心から感謝します。さっき空の写真を撮っていたら、なんだか急にココを離れるのが寂しくなりました。。。
2008年01月24日
コメント(0)
こちらにきてもうすぐ1ヶ月になろうとしています。今回の滞在でも、夫と素敵なパートナーシップを築くべく、たくさんの時間を共有することができました。昨年、偶然にもいろんな方面の方たちから、素敵なパートナーシップの秘訣は「感情のコミュニケーション」をとることだよ、と何度となく言われていたので、意識して実践するようにしてきました。それでも、ここでは心おきなく話せる人が夫しかいなくて、私はほとんど家にいるので煮詰まってしまって、ちょっとしたことでもつい夫にあたってしまったり、その延長で大喧嘩したこともありました^^;環境的状況的に仕方ないといえばそれまでだけど、夫からしたら堪りません。反省しきりだけど、そのおかげで、自分の弱点を含めいろんなことが見えてきました。私はいつもパートナーに完璧であることを求めていたように、思うのです。でもそれは、私自身が完璧でないことへの恐れや非難からくるもので、パートナーに投影していたんですね。まさに彼は鏡になってくれていました。私は、私自身の、こうでなければいけない、という理想やハードルが高すぎて、その項目がものすごく細かくて多いことに気づきました。その枠を取り外して、項目を少なくして、私自身が自由になること。それはパートナーを自由にしてあげることにほかならない・・・。そして、私自身が自由になること、つまりは自立すること、がまだまだ恐いんだなぁ、と。本当は昨年の夏に気づいて決意したのだけど、一緒に過ごす時間が限られているので実践するのがなかなか難しく、宙ぶらりん状態になっていました。だけど今真剣に、パートナーを自由にしてあげる(おこがましい言い方だけど)、と決意して、それに向かって実践していきます。いやでも向き合わざるを得ないこの2人だけの世界(中国滞在という機会)が与えられていることは、私の成長にとってしっかりと大切な意味があるんだなぁ、とつくづく思います。そして、こんな私をどんなときも忍耐強く?愛情深く見守ってくれている夫に、心から感謝しています。***気の向くままのゆるゆる生活もあとわずか、まもなく帰国します!
2008年01月22日
コメント(2)
昨日は夫の会社の人たちに誘われてBBQに行ってきました。朝9時に集合と聞いていていたけど、なんだか段取りが悪く10時ちょっと前に出発。男性6人女性10人、総勢16人でタクシーを貸切って1時間程かけて目的地へ行きました。クルマに乗っている間の道のりはすごい凸凹道で、お尻がしょっちゅう宙に浮いてました。乗馬してるみたい。どんなところに行くのかまったくわからずクルマに揺られ、到着したところは、なーんにもない川べり。クルマから、持ってきた食材や荷物を降ろすとすぐに、私を除いた女性たちは一斉にどこからか薪を拾ってきたり、その辺にある大きな石を利用してかまどを作ったり、買ってきた魚や生きたニワトリをさばいたりしはじめるのだけど、これがまたびっくりするほど手際がよいのです。生きたニワトリをさばくまでの過程は割愛しますが、そりゃもうびっくり。こちらの女性はまるで魚をさばくように、フツウに無言でやってのけます。魚も、ただ網にのせて焼くのではなく、竹や木をナタで細長く裂き、それらを利用して、一遍に何匹も焼けるようにします。とても原始的なやり方で、その細やかさや、本能的な知恵やたくましさ、大胆さに感動しっぱなしでした。いや、尊敬モノですね。純粋に、人間ってすごいなぁって思ったのでした。私はすっかりお客様状態で、お餅を焼いたり、野菜の皮むきをしたくらい^^;カレーも作ったけど、ほとんど夫が作ってる傍らでアシスタントをしてただけ。。。あっという間にたくさんのお料理が並んで、みんなで輪になってワイワイ食べました。外で食べるごはんはめちゃめちゃ美味しい♪カレーも好評ですぐになくなりました。よかったよかった♪私は缶ビールですっかり眠くなって、今にもまぶたが落ちそう。ちょっとトーンダウン。みんなのパワーに圧倒された感があったかもしれません。。。食べ終わったころには日差しも強くなって、若者たちが4、5人川に飛び込んで泳ぎはじめました。彼らのはしゃいでいる無邪気な声になんだか見ているだけで癒されました。後片付けは、燃えるゴミはその場で火で燃やし、あっという間に終了。帰りのクルマのなかは、行きと同じ凸凹道なのにもかかわらず、みんな爆睡なのでした!私は帰宅してからも夜9時まで寝てしまいました。
2008年01月20日
コメント(0)

今日はお昼ごはんに、近所のお店に行って、チャオミーカンという、米粉でできた平麺のヤキソバをテイクアウトしに行きました。麺はまさにベトナムのフォーのイメージです。といっても、そもそもお米の麺のルーツは中国南部で作られたのが始まりのようです。 夫から、チャオミーカンって言えば通じるから、と言われてお店に行ったら、調理する女性が中国で(当然だけど!)なにか言ってきた。が、さっぱりわからない。紙に書いてもらったけど、それでもわからなくて。。。だけど、私になにか伝えようとしているのはわかる。どうやら麺が切れてる・・・?座れというので、15分ほど待っていたら、男性が麺をたくさん袋に入れて持ってきた。やっぱり麺が切れてたんだね。 さらに待つこと5分?無事チャオミーカンを作ってもらいました。1人分5元(75円)。すこし油っぽいけど、味付けはエスニックでなかなか美味しいです。ただ量が多すぎて、全部は食べられなかった。。。この量、2人で軽く食べるのにちょうどいいかも。ちなみにお店で食べるとスープが付きます。 言葉は通じなくてもなんとかなることもあるけれど。一方的にこちらの言いたいことは伝えられても、相手の言ってることがわからないので、なにも言い返せない、、、。笑顔で話されると、片言でもいいから話せたら・・・と思います。中国語、ちゃんとガンバロ。
2008年01月17日
コメント(0)
1週間程前からちょっとだけあった違和感。3、4日前から左下奥の歯が痛くなって、モノが噛めなくなってしまいました。噛むと激痛が走り、噛まないでいるときも鈍痛が。。。ネットで調べてみたところ、症状的には、水やお湯はしみないので虫歯ではなく、歯の根っこに膿がたまって腫れている感じ。。。よりによってどうしてこんなときに(;_;)食べ物は痛くない右側で咀嚼しているにもかかわらず、痛くてろくに食べられず。サイアクです。薬に頼りたくないけれど、痛みに我慢できないときは、市販の鎮痛剤でなんとか対処しているところです。今回は順調だと思っていた矢先、まさか歯が痛くなるとは想定外でした!帰国まで残り10日ちょっと・・・。痛みやモノがちゃんと食べられないことで、ストレスも相当溜まるだろうから、緊急帰国も考えたけれど、なんとか乗り切って予定通り帰ろうと思います。
2008年01月15日
コメント(0)
日本は3連休なんですね。この週末、土曜日は通訳のWさんが餃子を作りに来てくれました。材料は全部Wさんが用意してくれて、50個くらい作ったかしら。20個は冷凍庫に保存して、残りの30個は半分ずつ、水餃子と焼き餃子にして食べました。Wさんはお店に出てくるような、見事な皮の包み方を披露!ちょっと感動モノでした。私はコレが結構苦手で、一目で私が作ったとわかるような出来。なぜか夫のほうが上手い^^;こちらの餃子のタレは、醤油、お酢、ラー油のほかに、にんにくのみじん切り、パクチーのみじん切り(お好み)をいれます。パクチーが大好きな私はたまりません!夫は匂いもダメなくらいキライなので、当然入れてなかったけど。私は毎日でもパクチー食べたいくらいです♪出来上がった餃子は、とっても美味しくて、みんなでぺろりと平らげました。そういえば、去年のちょうど今頃、中国語教室のみなさんで餃子作りしたことを思い出しました。そのときは皮も手作りで、大変だったけど、楽しかったなぁ。。。さて、日曜日は夫とのんびり。午後はふたりでバトミントンをして体を動かしました。運動不足の私は5分もしないうちに息が切れて、しんどくなってきました。その割にラリーは続いて、すんごく面白かったぁ♪けど30分もしないうちに、ふたりとも足が思うように動かなくなって、あっけなく終了することに。足がヘロヘロになって階段をあがるのが大変でした。でも、バトミントンって楽しい!
2008年01月14日
コメント(0)
前回、前々回とこちらにくるたびに、必ず風邪をひいて体調を崩してしまった経験から、今回は日本にいるときから、外出時や乾燥している所ではマスク必須で健康には細心の注意を払ってきました。ちょっとでも違和感を感じ風邪をひきそうな気配を感じたときは、悪化するのを避けて仕事を休んでいました^^;というのも職場の空調設備が悪く、風邪をひいてもおかしくないくらいめちゃめちゃ寒かったから。。。ニットを重ね着し、その下にユニクロのヒーテック(でしたっけ?)を着用、脚には分厚いタイツにレッグウォーマー、腰にはカイロ、肩にはストールを羽織る、という防寒対策を打っても尚、手がかじかんでキーボードがうまく打てないほどでした。しかし、実際にちゃんと風邪をひいてないのに、会社を休むのは正直気が重く、、、。そんなとき、どうして私はそんなに風邪をひくことを恐れているのだろう?って思いはじめ、そこを探ってみることにしました。風邪をひくと、私は、無意識のうちに、病気の自分はダメなんだ、病気になったらいけないんだ、って、自分で自分を責めていたように思います。夫はもちろん心配してくれるけど、どこかで「また?」と、体調管理ができないことを軽蔑されるような気がして、風邪をひくことに罪悪感を感じるようになっていました。幼少の頃から、これといって大病をしたことはなかったけれど、虚弱体質で、年中風邪ばっかりひいていて、自分なりに元気なときも、疲れやすくてパワーが1日と持たない。今までずっと、健康でハツラツといること、パワフルでいることに憧れて、そうなりたくて、いろんなことを試したり実践したりしてきました。気づけば、ここ何年か、年に1回大きな風邪をひくくらいで、めったに風邪はひかなくなったし、前よりも疲れにくくなったように思います。今までの人生のなかで、今が一番健康かも!って思えることが増えてきました。それでも、肝心なときに調子が悪くなったりすると、もうがっくりで。。。病気になると、そんな自分をダメだと責めてしまう自分、罪悪感を感じる自分がいたんだってことを受け入れて、手放したら、ずっと背負ってきたプレッシャーのようなものから開放されて、ずいぶんラクになりました。風邪は体からの「やすみなさい」っていうメッセージだし、浄化の役割もある。病気になるからこそ健康のありがたみがわかるし、弱っている人の気持ちを理解してあげることもできる。決して病気になることは悪いことじゃない。そして、なにより病気のときも元気なときもどちらも大切な自分なんだよね。今はとっても順調で・・・健康でいられることに心から感謝です。
2008年01月11日
コメント(0)
中国に来て、気づけばもう2週間が経ちました。あっという間です。この時期、こちらシーサーバンナは朝晩は5度くらいに冷え込み、なぜだか午前中はどんよりした雲行きで寒いのだけど、お昼くらいから日が差しはじめ、一気に25度くらいの暖かさになります。気温差がとても激しいけれど、日中は雲ひとつない清々しいお天気に恵まれています。こちらに来る前に懸念していたシャワーの故障も、実は故障ではなく、単純に水圧が弱いために湯量が少なくなっていることがわかりました。そのため、夜、気温の低下しているなかで浴びるシャワーはとても寒く感じる、ということで、気温が低くなる前の夕方にシャワーを浴びることにしているので、問題は解決されました。ご心配いただいた皆様ありがとうございました!朝晩が寒いことを除けば夏より断然快適です。なぜならこの時期は虫がほとんどいないから!たまにハエが家のなかに入ってくるくらい。夏は本当に虫との遭遇がすごくて、そういうものだと思っていたけれど、今回はそのストレスがないせいか、かなりくつろげているかもしれません。住まいの隣が幼稚園なので、朝から夕方まで子供たちの元気いっぱいで無邪気な声が聞こえてきます。ときどき「イーアルサンスー・・・」と音楽に合わせて数を数える声が聞こえてきて微笑ましいです♪そういえば、ときどきお手伝いさんがお子さん(女の子)を連れてきてて、前回、その子に話しかけてもニコリともせず無表情・無反応だったのが、今回は挨拶すると、見逃しそうになるほどほんの一瞬だけど、口元がゆるむようになって。私が見えないところでだけど、鼻歌を歌うようになって。ちょこっと成長した彼女になんだか嬉しくなりました。なにをするでもなく、思いのままにゆったりゆるゆる・・・そんな毎日もたまにはいいものです^^幸せ♪
2008年01月10日
コメント(0)
昆明にきて5日目。12月31日。おおみそか。翌日はお正月だというのに、ホテルのロビーはクリスマスツリーが飾られたまま^^;中国はいつもと変わらない日常、って感じです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、中国では旧暦の元旦にあたる「春節」が、中国人にとってのお正月にあたるので、そういうものなんですね。ちなみに2008年の春節は2月7日で、その年によって何月何日か異なります。シーサンバンナの住まいでは7月中旬以降NHKが急に観られなくなり、機械の故障だと思われていたんだけど、どうやらちょうどその頃衛星を上げ変えたらしく、その後中国全土の民間でNHKが観られなくなったそうなのです。ただ、どういうわけか滞在していたホテルでは観られるということで、この日の夜は紅白を観ることができました。日本にいるときは紅白よりも格闘技に夢中の夫も、日本が恋しいのか、紅白を楽しみにしてたみたいです。夜中の0時には、ホテルの外で爆竹が鳴らされて、その爆音にびっくり!一応お祝いはするんですねー。滞在したホテルは今回はじめて利用したところだったけど、ここも素敵な空間で、とっても快適に過ごすことができました。そういうのに疎い夫もめずらしく気に入ったようで、今後もリピートするといってました。翌日の1月1日の朝、昆明空港を経ち、景洪空港へ。運転手さんが車でお迎えに来てくれて、シーサンバンナの住まいへ向けて出発。いつもは食事の時間を入れて7時間もかかるところ、近道を通ってくれたようで、5時間で到着することができました!途中ガタゴト道が続き酔いそうになりましたが。。。そんなこんなで、お正月気分を味わっていないせいか、正直「新年」という気がまったくしないのですが、無事2008年の幕が明けました♪***今回昆明でゆっくりできたおかげで、色々な体験や感動がありました。そのことによって、これまで少なからず抱いていた中国に対する偏見や嫌悪感も、100%ではないかもしれないけど、なくなった気がします。どんな人にも必ずいいところがあるように、中国にもいいところがたくさんありました。それに気づくような体験をさせてもらえたことに心から感謝しています。
2008年01月09日
コメント(0)

麗江から戻った翌日は、昆明の南東およそ80kmに位置する「石林」に行ってきました。「石林」は400平方kmに渡ってそびえている高さ20~30mの大小様々な奇岩が林立している、その名の通り、石の林です。石林は約2億7000万年前は海底でしたが、地殻変動によって海底の基盤が地上に露出。長い年月の風化と侵食によってできたカルスト台地です。昨年(2007年)6月、世界自然遺産に認定されました。朝7時前にホテルを出発。タクシーで昆明駅へ。今回の移動は中国初体験の汽車です。昆明駅のなかはあまりにも広くてびっくりでした。特急だと石林まで1時間半ほどで行けるようなのですが、特急のチケットが売り切れてしまっていたので各駅停車しかなく、7:45に出発したにもかかわらず、石林駅到着は11時半!およそ4時間もかけて行くことに!それなのに片道8元(日本円で120円)!と激安です。それにしても車内は窓から隙間風がもれてめちゃめちゃ寒かったぁ。今回もWさんに同行してもらい、Wさんがトランプを用意してくれていたので、3人で楽しみました。日本と中国、それぞれの遊び方でいろいろな対戦をしましたが、楽し過ぎて4時間はあっという間でした。駅に到着しタクシーに乗って、石林に行く途中のレストランで簡単にランチをとりました。雲南の田舎のレストランではメニューはなく、厨房にある野菜をみて、作ってもらうものを決めて注文するしくみになっています。Wさんに適当に注文してもらいそのときに値段を確認してもらっていたのですが、食事が済んで、Wさんがタクシーをつかまえている間にお会計をしたら、気づかずにぼったくられていました。外に出て、Wさんにお会計の金額を言うと、それはおかしい!といって、レストランに戻って苦情を言ってくれましたが、相手も最後までシラを切るので、仕方なく店を出ました。やはり外国人はナメられますね。たいした額ではないのだけれど、そういう問題ではない!とWさんは怒ってました。こういうとき、Wさんがいてくれるのでほんとうに頼もしく助かります。石林では、およそ5kmの道のりを、Wさんに連れられて歩き回りました。この日もお天気が思わしくなく、すんごく寒くてどんよりしていたのでちょっと残念でしたが、自然の作り出した壮大な光景は素晴らしかったです。ただ、石のグレイな色はモノクロで無機質な感じがして寒々しい印象を受けました。春から夏にかけてなら綺麗な花がたくさん咲いてもっと美しい風景を見れるんでしょうね。一通り観終わって、帰りはバスで帰ることに。料金は一人15元。高速を走るので1時間半から2時間くらいで昆明駅に着きます。バスのなかで私はずっと寝ていたので、高速を走ったかどうかわかりませんでしたが。。。15時に石林を出発し、17時前に昆明駅に到着しました。そのあと18時から、例の荷物紛失事件でお世話になったコウさんたちとのお食事会があったので、そのまま市バスに乗って、レストランへ向かいました。レストランまで30分くらい。市バスの料金はどこまで乗っても1元なのです。びっくりです!本当に中国は物価が安すぎ!日本は高すぎですよ。
2008年01月07日
コメント(0)
麗江2日目。当初はヒマラヤの東端・玉龍雪山を登山予定でしたが、天気がどんよりと曇り空だったのと、よくよく考えたら帰りのフライト時間までがタイトなことがわかり、予定を変更。渡り鳥が飛来する自然保護区に指定された「拉市海」という湖へ行くことになりました。チェックアウトして、車をチャーターして40分で到着。そこでは、私と夫と生まれて初めて乗馬を体験し、30分ほど湖の付近を周遊しました。なんの説明もなくいきなり馬に乗せられたのでドキドキだったけど、乗馬スタッフのおじさんが同行してくれたのでなんとかなりました。途中馬を走らせてもらい、体が中に浮くので落馬しそうでスリル満点でしたが、なぜだか笑いがこみあげてくるくらい楽しくて気持ちよくて素敵な体験でした!夫は体重が重いせいか、何度かバランスを崩しそうになって落馬を覚悟したそうですが、なんとか耐えたそう。馬もよく夫の体重に耐えたなぁ、と感心です^^乗馬の次は小さなボートに乗り、湖を1時間ほど周遊。バランスを崩せば今にも転覆しそうなおんぼろなボートを、船頭さんが漕いでくれます。受ける風は気持ちよく、山々と一体になった湖の景色は美しく、私自身も自然のなかで一体になった感じがして、頭のなかが空っぽになってすっきりさっぱり。思い切り自然を満喫できました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、拉市海をあとにし、空港へ車を走らせました。途中、雲の合い間から、玉龍雪山が神々しく顔を出し、夫は絶景を写真に収めることができました。私のデジカメはバッテリー切れで撮ることができませんでした~。残念!この目でみて体験した麗江は、とってもとっても楽しくて、大きな感動がありました!2日間だけでは足りなくて、玉龍雪山の登山も残ってるので、また来くることを夫と誓ったのでした。***昨夜、麗江が舞台になっている、高倉健主演の「単騎、千里を走る」という映画(DVD)を観ました。シンプルなストーリなのに、とても深いものを感じました。健さんの存在感でしょうか?涙もろい私は途中から号泣。心があたたかくなる素敵な作品です。観終わったあとは、なぜだかものすごーく満たされた幸せな気持ちになって、その余韻が眠りに着くまで続いていました。
2008年01月07日
コメント(0)

中国到着の翌日から一泊2日で麗江へ観光に行ってきました。麗江は、雲南省北西部、昆明から約600km、標高2400mの高みに位置する古都です。この地域で勢力を有した少数民族・ナシ族が13世紀以来発展させてきた街で、瓦葺の家々が軒を連ね、石畳の路地が続き、ヒマラヤの東端・玉龍雪山からの雪解け水が流れる水路が網の目のように張り巡らされ、その独特の景観、民族文化、歴史が認められ、1997年12月、中国ではじめてユネスコ世界文化遺産に登録されました。雲南のお茶(プーアール茶)とチベットの馬を取り引きする交易ルート「茶馬古道」の要衝でもあり、800年もの間栄えてきた歴史があります。さて、麗江へは、昆明からは飛行機でおよそ1時間、麗江空港からバスで30分ほどかけて行きます。夫の通訳のWさんが、以前麗江の観光ガイドをしていたこともあり、Wさんが今回のガイドを申し出てくれたので、同行していただきました。航空券もホテルもすべてWさんが手配してくれて、感謝感謝です。まずは宿泊するホテルにチェックインし、ちょうどお昼頃だったので、ランチは地元のタクシードライバーさんオススメの「火鍋」の美味しいレストランに行きました。お鍋の半分を仕切り、辛くないあっさりした白いスープ、見るからに辛い真っ赤なスープの2種類のスープに、お野菜や魚介、お肉を入れ、お好みのスープで食べるようになっています。このスープには日本でもおなじみのナツメやクコの実、羅漢果のほか、数十種類の薬膳が使用されているので、健康にも美容にもよいのですが、これがもうとにかく美味しいーーー!!!今まで中国で食べたどの料理よりも美味しかったです^^火鍋の味が忘れられず、後日昆明でも食べに行き美味しかったのですが、麗江の火鍋は格別でした。腹ごしらえをして、いよいよ麗江で有名な古城の観光です。世界遺産に登録されているだけあって、本当に素晴らしいところでした。はじめてきた場所なのに、その独特の古びた町並みは、なんだかなつかしくもあり、温かくもあり、嬉しくもあり。。。東京・神楽坂の石畳もそうなんですが、石畳を見ると無性に心が掻き立てられる私は麗江の石畳の小路の写真をとりまくりでした。石畳が好きな由来は「ここ」にあるのかしら、と思うほどでした。我ながら上手く撮れたので写真は後日なんらかの方法でUPしたいと思います。夜は家々に灯りがともり、町並みもライトアップされ、幻想的で美しく、そこにはまた違った麗江の顔がありました。私のとった写真には、何度撮ってもたくさんのたまゆらが写っているのでびっくりなのでした!古城では、どこもかしこもお土産屋さんが軒を連ねすっかり観光地化してしまったのでそれを非難する声もあるようですが、私は色とりどりのいろんなお店が見れて楽しかったです。私は以前から興味があったチベット密教仏具のシンギングボールをみつけ、Wさんから値段交渉してもらい70元(日本円で1,000円くらい)で購入しました。高いところでは180元と言われていたので、とってもラッキーなお買い物ができました。(日本でネットで購入すると7,000円~10,000円くらいのようです。)シンギングボールは叩くだけでも美しい音がしますが、付属のスティックでボールのふちをゆっくり擦っていくと共鳴音を奏ではじめます。なんともいえない不思議な音色でとっても癒されます。あとは、ナシ族のトンパ文字と漢字、両方の文字の入った石の印鑑を作ってもらいました。トンパ文字は現在でも使われている、世界でたった一つの最後の象形文字と云われています。お昼の火鍋をたらふく食べたこともあって、夕食は麗江の古城内のレストランで簡単に済ませ、ホテルに戻りました。ホテルは私の希望で5つ星ホテルにしてもらいました。5つ星といっても、こちらは物価が安いので日本に比べると相当リーズナブルです。「麗江国際大酒店」というホテルで(ネットで検索したら出てきませんでしたが・・・)調度品が美しく、色調もブラウンとホワイトで統一され、清潔で落ち着いた感じで予想以上に素敵なところでした。荷物紛失事件もあって寝不足でなんとなく体調がイマイチのうえ、半日移動、半日ずっと歩き回ってかなり疲れていたので、夜は贅沢にもお部屋で全身マッサージをお願いしました。めちゃめちゃ気持ちよくて、その晩はぐっすり眠れて、翌朝疲れを残さず起きることができました。朝食も美味しくて、とても快適に過ごすことができ、大満足のホテルでした♪(つづく)
2008年01月06日
コメント(0)
新年あけましておめでとうございます!今年も皆さまにとって幸多き一年となりますように。。。昨年同様、今年も中国でお正月を迎えることになりました。そして今回で3回目の中国訪問です。今日インターネットを接続してもらったので、また滞在記を少しずつUPしていこうと思います。***12月27日(木)の朝9時頃自宅を出発し、羽田経由で関西空港へ。雲南省の省都である昆明に向け、出発予定時刻を30分送れて16:20、中国東方航空で出発です!途中、上海の浦東空港でトランジット。しかしここでトラブル発生!!!あまりにお恥ずかしい話なので暴露したくないけれど、私にとっては貴重な経験?となったので、記録しておこうと思います。そこで起きたトラブルとは・・・機内に持ち込んだ手荷物を、トランジットの際一緒に降ろさなければならなかったのだけど、関西空港のカウンターで確認したときはそのままでいいと言われたし、機内では隣席のおばさまYさんと仲良くなって、「同じ機体なのだから荷物は降ろさなくても大丈夫でしょ」と、ふたりで中国語と英語のアナウンスがほとんど理解できず勝手な判断をしてしまい、手荷物をそのままにして一旦飛行機を降りてしまったことが、事の発端です。Yさんのご主人は元大学教授で、現在は雲南省の植物の研究をされており、かれこれ十年以上昆明に住んでいるとのこと。奥様のYさんは日本と中国を行ったりきたりの生活だそうです。いろいろ話しているうち、なんとこのYさんと共通の知り合いがいることが発覚して、機内では大いに盛り上がるという経緯がありました。共通の知り合いというのは、夫の通訳をしているWさんの恩師で、前回一緒に食事をした教授ご夫妻なのです。知り合いといっても親しい間柄ではないのですが、どこにどんな出会いやご縁があるかわからないものです。話が飛びました。一旦飛行機を降り、浦東空港内では、案内係のおじさん(中国人)に念のため確認したところ、機内に連絡をとってくれて「大丈夫」と言われたので、私たちは安心しきっていました。しかーし、搭乗して荷物をチェックすると、ない!どこにも荷物はありません。慌ててCAに確認したのですが、ちょっとした騒ぎになり、出発予定時間を30分遅らせてしまう事態になりました。そんな失態をしてしまったせいで、女性CAの一人に威圧的な対応をされ、彼女は私たちを最後までにらみつけていましたっけ。しかし、男性CAのコウさんという方が、日本語をすこし話せたおかげもあって、とても親身に対応してくださり、なんとかなりそうな感じではありました。すったもんだの末、結局、手荷物は税関に預けられていて、あったはあった、のですが、なぜか返してもらえず、別の職員までも何人か出動してくる始末。そして翌朝8時に上海の浦東空港か昆明空港に取りに来い、の一点張り。仕方なく、翌朝昆明空港で受け取ることを約束して、浦東空港をあとにしました。手荷物にはパソコンやメイク道具、デジカメや携帯の充電器などが入っていたので、パソコンを故障なくちゃんと返してもらえるのか、ほかのものが盗まれやしないか、もう不安でいっぱいです。一方、なるようにしかならない、という妙に冷静でいる自分も混在していて、不思議な感覚でした。到着予定時刻を1時間遅れて22時半に昆明空港に到着。迎えに来てくれていた夫に事情を話しながら、タクシーでホテルに直行しました。自業自得とはいえ、様々な感情が入り乱れ、夜はほとんど眠れませんでした。翌日私は夫と麗江へ行くことになっていて、航空券も手配済みだったこともあり、Yさんと知人のフウさん(中国人女性)が私の荷物も代わりに取りに行ってくださることになりました。ところが翌朝Yさんが昆明空港に行くと、荷物は到着しておらず受け取れなかったとのこと。さらにその翌日受け取ることになった、と言うのです。もう荷物は戻ってこないのではないか、仮に戻ってきたとしてもなんの保障もない、、、私の頭のなかは完全に良からぬ妄想に描きたてられていました。麗江では、メイク道具がないので、ノーメイクでの観光となりました(涙)仕方ないことですけどね。麗江で一泊して、お昼過ぎのフライトで昆明空港に戻ったのが15時半。私たちの荷物を乗せた上海発の便と到着がほぼ同じ時間ということで、昆明空港でYさんと待ち合わせしました。本当に荷物が受け取れるのかドキドキでしたが、なんとか2日ぶりに受け取ることができました。しかも中身はそのままに、パソコンも故障なくすべて無事だったのです!フウさんと、CAのコウさんが、何度もやりとりをしてくださり、それは深夜まで続き、本当に大変だったそうなのですが、私はまったくと言っていいほど何もしていなくて、、、それなのに、ちゃんと戻ってきたんですよね。何事もなく。。。多くの方のご尽力のおかげであることは言うまでもなく、皆さんに感謝せずにはいられません。コウさん曰く、普通なら今回の状況であればどんな荷物でも廃棄されるそうなのです。あとでネットで調べたところによると、基本的にトランジットの際荷物は降ろさなくてよいようです。国や航空会社によってその辺のルールは変わるのですね。ひとつ勉強になりました^^そして、過去、私がピンチに陥ったときは、必ずといっていいほど誰かが助けてくれて。それに甘んじているつもりはないのだけど、本当によいご縁に恵まれていること、運がよいことを強く実感した出来事でした。さて、翌日、コウさんにお礼をしようということになり、私たち夫婦と、Yさんご夫妻とそのご友人のA先生、フウさん、夫の通訳のWさんも交え、8人でディナーをしました。お店は昆明でも最高級なレストランで、立派なワインセラーや生けすがあり、私たちが通された個室にはトイレやソファ、テレビ、シェフがその場で調理してくれる鉄板スペースもあって、サービスも素晴らしく、そこが中国だというのを忘れてしまうような空間でした。上海や北京ならともかく、こんなお店が昆明にあるなんて驚きであり、これまで雲南の田舎の貧しい一面を多々見てきたので、中国の激しい格差社会を垣間見た気がします。帰りはコウさんがホテルまで車で送ってくれて、なにからなにまでお世話になったのでした。ちなみに、コウさんは25歳で長身のイケメンくん。英語と日本語が話せるので、将来有望な青年です♪私にとっては初日からびっくり体験でスタートした中国滞在となりました!この先どうなることやら。。。です。乞うご期待!?
2008年01月03日
コメント(0)
全13件 (13件中 1-13件目)
1