京都情景 graphis kyoto

June 18, 2009
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カテゴリ: ひびひづき

ゲリラ豪雨

稲光がタテに落ちていた
三条通りで感じた「雨になる」という予感は思い込みに終わった

遠くが見えると「あの雨雲が来る前に帰ろう」と思う
ビル街で四角い空だけしか見ていないと、突然の雨に出くわす

京都はまだまだ空が広い
西から夕立がやって来るのが分かるし、通り過ぎるのを待つ間も西の空の陽射し、雨の終わりの兆しを視覚でとらえることが出来る

もうすぐ7月。京都では祇園祭が始まる。暑くて、鴨川が荒れ狂う時期。ここはもう祇園の神さんと鴨川の神さんを担ぎ出して遊んでしまおうという町衆の心意気


昔は「宮川の水で産湯を使った」人も多かったのかも

雨が降るたびに東へ西へ、西は烏丸通りぐらいまで鴨の流れが確認されている
そんな鴨川を祇園の社から見渡せた時代、治水の技術が未熟だった時。人々はまず神さんに願いをかけた「もう、大水はこりごりです、よろしゅうたのんます」

護岸で固められた宮川、川幅は狭まり、堤は高くなって。文明の力業

それでも俄に暗くなり、雷が鳴る空、アスファルトにレレレとはね返る豪雨は「怒らしたらアカン」ものの存在を、いまでも、思わせる

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Last updated  June 18, 2009 01:00:55 PM コメントを書く


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