京都情景 graphis kyoto

March 13, 2018
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カテゴリ: 展覧会


“FACE II” 
https://gallerymorningkyoto.blogspot.jp/2018/03/face-ii-2018-313-31.html

赤松玉女 中井敦子 廣田美乃 松平莉奈 吉田芙希子
2018 3月13日(火)-31日(土)最終日土曜日。月曜日休み。

※13日は午後5時よりパーティします。お気軽にご参加ください。

・・


顔。一番に情報があふれ出す。
5人の作者が捉える無限の選択肢から選び取られた一瞬。
その上に溢れ、漂うもの。
見つめ、見つめられて、その間で動き出すものと向かいあう。
現れ出でる、そこに何を見るか。
5人の作家のその時に顔を合わせる展覧会です。


赤松玉女 AKAMATSU Tamame
いくつもの感情が絡まる人間の顔は、その曖昧さ複雑さがあるから面白い。
完全ではないものへの愛おしさ、移ろうものへの共感が、ひとを描く私のモチベーションです。


自分を見つめるなかで、何が見えているのか、何を見ることができるのか」を糸口に、自画像などを制作してきました。描くモチーフは時によって様々ですが、自分はひとつの「点」のようなもので、定点観測のように変わっていく景色に突き動かされて制作しています。

廣田美乃 HIROTA Yoshino
たぶん、多くの人が産まれて初めて
何か、を描こうと思って描くのは
人の顔なんじゃないかと、思う。

松平莉奈 MATSUDAIRA Rina
脳の視覚野が損傷して見えている意識がなくなっても、相手の表情がわかることがあるという。霊長類の頭の中には、感情を顔から読み取るために特別に用意された扁桃体という部屋があるからだ。「盲視」という現象の一例だそうだ。
絵に描いた顔は、線の集合体にすぎないけれど、誰も(描き手さえも)出現を予想できない他者を、ありありと存在させてしまう。
考えれてみれば生きている人間の顔だって、扁桃体で読み取ることのできる情報の集合体に、すぎないといえばすぎない。

吉田芙希子 YOSHIDA Fukiko
自身の理想の男性像をテーマに作品を作っています。私の幼い頃から今までの記憶、日々の人間観察などの影響を受けた、常に更新される自身の美意識の中から吟味し選びとった美青年です。美青年・美少年を線描で描き、その線画を基に立体の陰影を精査し、半立体で表現しています。





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Last updated  March 13, 2018 12:53:16 PM
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