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あり得ない忙しさ。ウルトラセブン 第49話「史上最大の侵略 後編」ぐおっと苦しんだと思いきや動かなくなるダン。峠を越した様子にホッとする連中。発作が治まったところでレントゲンでも撮るか。そんな物騒な会話にダンはモーレツにビクつく。レントゲン撮られたら宇宙人てことが一発でバレちゃうよ!その頃、地球防衛軍の極東基地がある二子山がゴース星人の攻撃を受けていた。山火事で大変。クラタはホーク1号で出動しようとするが、二子山をスライドさせると中身が丸見えよ。基地はてんやわんや。そんな中ダンが姿をくらます。「今度は脱走か。ウルトラ警備隊の恥さらしだよ、あいつは!」毒舌スパークするクラタにソガがダンを庇うが一蹴。その時アマギがモニターに映し出される。アマギを通じてゴース星人からメッセージ。降伏すれば火星への移住を許可し、全人類の生活を保障する。従わない場合は地底ミサイルで各国の主要都市にぶち込んで全人類皆殺し作戦を実行するぜ。ヤマオカ長官は首脳を集めて対策会議のまねごとをして時間を稼ぐと提案。その間に敵の基地を見つけるようミッションを下す。その頃ポインターで脱走したダンはもう限界。路駐してぐったり。そこへ品の良い姉弟が通りかかりお家にご案内。お母様とお姉様が往診を頼もうとしている。余計なことすんじゃねーよ。「僕ね注射が嫌いなんだよ・・・だから」と弟君とさらに逃走、ウルトラセブングッズに囲まれた秘密の作戦基地へご案内。そうこうしている間にゴース星人ぶち切れ。地底ミサイルを発射、モスクワ、ロンドン、パリ、ニューヨークが大爆発。ヤマオカ長官の作戦全然意味なかった。宇宙人に通用する訳ねーよとクラタは思ったと思う。そして30分後には東京が攻撃される。町中パニックでもうあかん。降伏も止む得ないか。。。ダンは秘密の作戦室でニュースを見る。さらにビデオシーバーで作戦室でのやり取りをガン見。熊ヶ岳にゴース星人の基地があることが判明、時限爆弾を積んだマグマライザーをぶち込むことになるが、アマギがまだ捕まっている。優しい男ソガは作戦を反対するが、キリヤマとクラタのマッドコンビは非情にも作戦を実行に移す。もう辛抱たまらん!ダンは思わずウルトラアイをかざすが「止めろ!止めるんだセブン!今度こそ本当に死んでしまうぞ!」と上司が変身を制止する。そこに弟君の通報を受けたアンヌがやってくる。「なぜ逃げたりしたの?ねえ答えて。ダン・・・」「アンヌ!僕は・・・僕はね・・・人間じゃないんだよ!M78星雲から来たウルトラセブンなんだ!」突然画面がシルエットに変わる。二人の後ろには光がきらきらと反射している。「びっくりしただろう?」「ううん、人間であろうと宇宙人であろうとダンはダンに変わりないじゃない。たとえウルトラセブンでも・・・」「ありがとうアンヌ」。そしてゴース星人の基地めがけてマグマライザー発進。アンヌは涙を流している。「今話した通り僕はM78星雲に帰らなければならないんだ。西の空に、明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだよ・・・さよならアンヌ!」「待ってダン!行かないで!」「アマギ隊員がピンチなんだよ!」。ダンはセブンに変身するとゴース星人の基地に突入、アマギを救出&脱出。入れ違うようにマグマライザー突入、ゴース星人の基地は大爆発を起こす。そして義手義足を装着したバンドンにセブンは最後の戦いに挑む。「ウルトラセブンの正体は私たちのダンだったのよ!M78星雲から地球を守るために使わされた平和の使者で自分を犠牲にしてまでこの地球のために戦っているんだわ。でもこれが最後の戦いよ。ダンは自分の星にかえらなければならないの!」アンヌの激白にショックを受ける連中。燃えるキリヤマ「行こう!地球は我々人類自らの手で守り抜かなければならないんだ!」。メカ総動員でセブンを援護する。「ダン離れろ!怪獣は俺たちに任せろ!」「ダンは死ぬ気で戦っているんだわ」「体の具合が悪ければ悪いとなぜはっきり言ってくれなかったんだ・・・」。そして毒舌家のクラタ猛省「モロボシ・・・許してくれ」。セブンはバンドンに向けてアイスラッガーを放つがあっさりキャッチ。アイスラッガーを手にバンドンがにじり寄る。しかしセブンは投げつけられたアイスラッガーをウルトラ念力でUターン、バンドンの首を斬り落とす。セブンは夜が明け始めた空を背にフラフラ立ち上がると空に飛び立つ。「明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだ・・・」。スコーピオンコンビのソガが呟く。「ダンは死んで帰っていんだろうか?もしそうならダンを殺したのは俺たち地球人だ。奴は傷ついた身体で最後の最後まで人類のために戦ってくれたんだ。ダンを殺したのは俺たちなんだ。あんないい奴を・・・」。しかしフルハシが否定する。「そんな馬鹿な!ダンが死んでたまるか!ダンは生きてる。きっと生きてるんだ。遠い宇宙から俺たちの地球を見守ってくれるさ。そしてまた元気な姿で帰ってくる!」。フルハシの言葉にアンヌは涙を流しながら力強く頷く。明け方の空にダンの笑顔が浮かぶ。お・わ・り圧巻の最終回でした。しかし前作『ウルトラマン』に比べて予算とスケジュールに追われたせいか、意外と雑なエピソードが多かったことを発見。そして6年後、ダンは恐怖の鬼隊長として地球に帰還、アンヌとも再会を果たすのでした。
2022年12月27日
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あり得ない忙しさ。ウルトラセブン 第48話「史上最大の侵略 前編」就寝中のダン。うなされて汗びっしょり。体調激悪だがソガと交代してパトロールに出発。優しい男ソガは顔色の悪いダンにお菓子を与えて励ます。お菓子ぐらいでは体力復活しねーよ。「脈拍360、血圧400、熱が90度近くもある。原因は何だ?この異常な症状が・・・もしや」。完全に過労です。そこへV3のクラタ隊長から未確認飛行物体を発見、応答が無いため直ちに撃墜せよとの緊急連絡が入る。無理っす。ビーム撃ちまくるが外れまくり。「ばかもん!搭乗者は誰だ?名前を言え名前を!」と激怒しながらステーションホークで追撃。「ケツに火が着いてるぞ、不時着して昼寝でもするんだな。防衛軍のエリートさん」と暴言吐き放題&宇宙船を撃墜して大喜び。クラタもストレス溜まってるね。ダンはメディカルセンターに収容される。アンヌの看護に甘えて良いご身分だなとクラタは思った、と思う。アンヌの看護では元気にならねーよ。クレー射撃、バスケのスローイング、懸垂など何をやってもダメ。キリヤマが作戦室であーだこーだと話している。要するに何者かが大規模な侵略計画を企ているため、玉取られないようふんどし締め直せよつう話。ダンはその場にいるだけで精いっぱい。アンヌに精密検査を勧められるが逆ギレする甘えん坊。その夜ダンの枕元にセブンそっくりの上司らしき人物が現れる。「340号。いや地球の呼び名に従ってウルトラセブンと呼ぼう。君の身体は過去の侵略者たちとの激しい戦いによって多くのダメージを負った。これ以上地球に留まることは非常に危険だ。ウルトラセブン、M78星雲に帰る時が来たのだ」。しかしダンは地球(アンヌ)が心配でたまらん。「一言だけ忠告する。戦ってこれ以上エネルギーを消耗してはならん。M78星雲に帰ることも出来なくなってしまうぞ!」と上司激おこ。はっと目が覚めるが夢ではなかった。ポッケに入れていたウルトラアイが柱時計に掛けられている。そんなこんなで最後の敵・ゴース星人たちがアジトで作戦会議、巨大な弁当箱のような宇宙船を送り込み、あっという間に大気圏内へ侵入成功。クラタがウルトラ警備隊に緊急連絡をぶっこむが、こんな日に限ってダンが当直。体調激悪で連絡が遅れてしまう。ホーク1号と3号が出動、地上から攻撃を開始するが、受難の人アマギがゴース星人に拉致されてしまう。「ちっきしょー!」とフルハシが小梅太夫のように叫びながら弁当箱型宇宙船に向けてミサイルランチャーを乱射。中から紅しょうがのような怪獣バンドンが出現、ウルトラ警備隊の連中を焼き殺そうとする。ダンはアンヌにホーク3号で消火するよう命令するとセブンに変身。しかしやっぱダメ!変身を制止する上司!でも連中がやべー!葛藤の末、変身するがふらふらでエメリウム光線も発射できず半殺しにされる有様。辛うじてアイスラッガーを手にバンドンの左腕と右足を切断、その場に倒れ込んでしまう。その後、恐怖の反省会が開かれる。イライラするキリヤマ。アマギが拉致されダンも再起不能の傷を負った。「V3の責任だぞ!」。理不尽な言いがかりにクラタ激昂。「俺はちゃんと連絡を取った。しかしそっちからうんともすんとも返事が無いんで気になって降りて来たんだ」「本当か?」「貴様・・・当番が居眠りでもしてたんだろ」。昨日の当番はダンだった。クラタ超絶激おこMAX。苦しむダンに自業自得だと暴言を浴びせると「おいキリヤマ!人に文句を言う前にな、自分の部下を教育するんだな!」。苦しみまくるダン。「悪魔のような侵略者たちから地球を守るために戦ってきたウルトラセブンにも最後の時が近づいていた。もう二度と立ち上がることはできないのだろうか?死んではいかん。地球はまだ君を必要としているのだ!がんばれモロボシ・ダン!ウルトラセブン、生きるんだ!」(ナレーション・浦野光)。苦しみまくるダンを見守るキリヤマたち。つ・づ・く次回感動の最終回。
2022年12月26日
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あり得ない忙しさ。ウルトラセブン 第47話「あなたはだあれ?」宇宙刑事風エピソード。深夜、酔っ払いの佐藤さん(ムラマツキャップ)は折詰を手にタクシーで帰宅。ご自宅は一万五千人も住んでいる超マンモス団地。しかし美人の奥さんと頭の良さそうな御子息は佐藤さんのことを知らないと言う。お向かいの奥さんやおまわりさん、自治会の林さんも佐藤さんを知らない。んなあほな。。。すっかり酔いがさめた佐藤さんは頭を抱えてしょんぼり。その時、上空を飛び去るホーク1号を見てはっちゃくばりに閃きウルトラ警備隊へ通報。しかし運悪く電話に出たのは役人気質のフルハシだった。門前払いしようとするフルハシに必死に訴え「あ・・・そうだ!あれは宇宙人だ!」と叫ぶと電話は切れてしまう。佐藤さんの背後に宇宙人が三人立っていた。ダンはフルハシの横柄な対応をテープに録音、ネットで拡散させようとした。ではなく録音されたテープに奇妙な音波が紛れていたことに気づく。つうことでダンとフルハシはふくろう団地へ調査に赴く。骨の髄まで役人気質の沁み込んだフルハシは超嫌々。美人の奥さん、向かいの奥さん、おまわりさん、林さんに聞き取り調査。佐藤さんはやっぱり帰っていない。皆さん心配してます。そして深夜。ダンとフルハシは作業員に扮してパトロール。ダンは団地が動き、別の団地と入れ替わるところを目撃するが、凡人のフルハシには見えない。その時、上から物が落ちてきたり、トラックが突っ込んできたり、さらに謎の男たちに襲撃されるが野暮ったいアクションで撃退。男たちや団地の住人は宇宙人だった。団地は住人ごと宇宙人と入れ替わっていたのだ。そこでマンホールをこじ開けて地下へ降りて行くと昼間の団地を発見する。さらに囚われていた佐藤さんも発見。そこに美人の奥さん、おまわりさん、林さんが現れる。「どうやら我々の計画に気づいたようだな」「何故真夜中に地上へ出るんだ?」「我々フック星人は夜しか行動しない。見なさい」とモニターに映し出された移動する団地、ボール状の宇宙船が次々と着陸する様子をご紹介。こうやって夜な夜な侵略を進めていたつう話&総攻撃開始。美人の奥さん、おまわりさん、林さんはフック星人の正体を現すとフルハシと佐藤さんをフリーズドライ。ダンはセブンに変身、二人を救出すると三人のフック星人とバトル開始。『セブン』は基本山ばっかりだが、この時期は山を作る予算もなかったのか。植え込みと団地のミニチュアでそれっぽく装っているがスタジオ丸わかり。そんなこんなでセブンはフック星人を倒し、ホーク1号が宇宙船を全滅、一人残らず皆殺しでウルトラ警備隊ニコニコ。こうして団地に平和が戻り、佐藤さんはやっと帰宅できました。お・わ・り
2022年12月25日
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あり得ない忙しさ。ウルトラセブン 第46話「ダン対セブンの決闘」消化試合のようなお話。金も無いのか愛知ロケでタイアップ。伊良湖岬近辺で怪現象が頻発、そこでフルハシ、ダン、アンヌが現地へ潜入することになる。ダンとアンヌはカップルを装った公私混同作戦、一方フルハシは土方コスプレ。扱いが酷えなあ。つうことで怪しい女が運転する車を公私混同組が追跡開始。展開早すぎ。タイアップ先のホテル松風園のプールでくつろぐ女を監視中、ハイドランジャーが撃沈されたと連絡が入る。女がわざとらしく現場に残した腕時計の時間と同じ時刻だった。タイアップなので松風園おススメのお風呂を紹介。「松風園」の看板をバックに女は車で逃走、さらに「松風園」の看板をバックに公私混同組の車が追う。そんなこんなで灯台に到着。「上に登ってアンヌとチューでもするか」と企んだのか、ダンは何気に灯台の階段を上がろうとするが電気びりびりで気絶。目が覚めると台に縛りつけられている。そこはサロメ星人の海底工場だった。サロメ星人はヒューマノイドでグループサウンズ風の衣装を着た女とおっさんが現れる。二人はダンを案内し、完成寸前の「ウルトラセブン」を見せる。ウルトラビームの機能を備えつければ完全無欠のロボットが完成する。そこでウルトラビームの秘密を聞き出すためダンを変なマシンにかける。その頃ウルトラ警備隊の連中も灯台に集合していたが、電気びりびりを察してあっさり撤収。そんなこんなでダンからウルトラビームの秘密を聞き出すことに成功したサロメ星人二人は笑いが止まらない。偽セブン完成&出撃。次々と船舶を攻撃しまくり。ついでにウルトラ警備隊の連中に向けてビーム発射。勝利を確信したサロメ星人二人はダンを残したまま時限爆弾をセットしてトンズラぶっこく。一方ダンはベルトで拘束されたまま。そこでポッケに入っていたライターを使ってベルトを燃やして脱出。宇宙人なのに喫煙者かよ。つうことでセブンに変身、ではなくカプセル怪獣アギラを放つ。しかし偽セブンに翻弄され「何だかなー」と考え込む始末。ホーク1号も偽セブンの攻撃を受けて墜落する。そこへ本物のセブンが登場、偽セブンとのバトルを展開。同じ能力を持つため互角に渡り合う両者。空中で衝突すると海へ落下し大爆発が起こる。勝ったのはどっち?顔だけ出したセブンがサロメ星人の水中翼船に向かって移動してくる。サロメ星人大喜びで笑いが止まらない。笑いに敏感らしい。しかしセブンは水中翼船を掴むと遠洋漁業かつうぐらい沖まで運んで爆発させる。やっぱり本物でした。そしてダンが「おーい」と言いながら連中の前に現れていつものパターン。でアギラはどうなったんだ?お・わ・り
2022年12月25日
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あり得ない忙しさ。ウルトラセブン 第45話「円盤が来た」初見時、衝撃を受けたなあ。星を見るのが大好きなフクシン君。深夜に望遠鏡でうっとり星を眺めるあまり、仕事先の工場でミスの連発。社長にも叱られてしょんぼり。仕事が終わり河原でぼんやり寝そべっていると一人の少年が声を掛けてくる。「何か悩んでるね?おじさん」「近頃じゃネオンとか色んな明るい物が多いだろ?夜遅くならなきゃ星を見ることができないんだよ。だからお兄さん会社じゃ眠くてヘマばかり・・・星は汚れてなくて綺麗だろ?地球なんか人間もうじゃうじゃいるし、うるさくて・・・」「まあ今夜きっといいことがあるよ」。その夜いつものように星を眺めていると円盤群を発見する。フクシン君から通報を受けたウルトラ警備隊も大慌て。他にもアマチュア天文家から同様の知らせが殺到していた。しかし関係各方面に問い合わせをするが異変は見られず、何かの見間違いとして片づけられる。つうことでソガとダンの仲良しコンビがパトロールに出発。「何か普段より星の数が多いみたいだ」「ロマンチックだなあ」と呑気なスコーピオン号コンビ。そして次の夜もフクシン君は円盤群を目撃&近所のオヤジ(渡辺文雄!)も巻き込んで大騒ぎ。今回は写真に撮ってウルトラ警備隊に送る。しかしまたしても関係各方面では異常なし、通報はアマチュア天文家ばかり。フクシン君が撮った写真には何も写っていなかった。ただしスコーピオン号コンビは写真をガン見、揃って「星が多いな」と呟く。通報を無視されたオヤジはヤケ酒&泥酔、それに付き合わされたフクシン君もいい迷惑。そば屋のオヤジ(ミッキー安川!)も夜中に近所迷惑だとブチ切れ。今日もフクシン君は河原でしょんぼり。少年を相手にぼやきトーク。「良いだろう星は綺麗で。星の世界へ行ってしまいたいよ」「僕がお兄ちゃんの願いを叶えてあげるよ。星の世界へ連れてったげる」。少年の自宅には天体望遠鏡がずらり。「いいなあ・・・こういうの欲しいなー」と興奮しながら望遠鏡をのぞき込むとまたまた円盤群を発見。「もっと大きな画面で見せてあげるよ」と少年が押入れを開けると巨大なモニターに円盤群が映し出される。「それは・・・!」。少年の正体はペロリンガ星人で円盤群は地球を征服するために送り込んだものだった。「君が見たものは正しかったのさ。ウルトラ警備隊が信用しなかったのも無理はない。私たちは円盤を星にカモフラージュしたんだからね。君の素晴らしい直感で円盤と見えたものも専門家には星としか見えない。これで専門家たちを油断させるのが狙いさ。私たちはできるだけ穏やかに事を運びたいのさ。狼がキター!幾度も言ってる内に誰も振り向きもしなくなる。本当の狼はその隙にやって来る。こんな地球の童話を私たちも知ってるよ」。つうことでウルトラ警備隊に通報させるが、すっかり頭のおかしな人扱い。「人間なんてそんな動物さ。専門家は常にアマチュアより正しいと信じてるのさ。約束を果たしてあげよう。地球に飽き飽きした君を星へ連れてってあげるよ。もうずいぶん多くの地球人を私は星へ連れて行ってあげたんだ。ほら、ある日突然蒸発してい亡くなった人たちが君の周りにもいるだろう?」。最早フクシン君には何が何だか分からない。その後アンヌの分析で円盤群を確認。フクシン君の指摘は正しかった。つうことでホーク1号出動。宇宙空間で円盤群と激戦。セブンもペロリンガ星人と激突。そんなこんなでフクシン君の活躍で地球は守られた。近所の連中やんややんや。しかしフクシン君の表情は冴えない。今日も大量のゴミが積み上げられた工場街を自転車で通り過ぎる。お・わ・り
2022年12月25日
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あり得ない忙しさ。ウルトラセブン 第44話「恐怖の超猿人」消化試合のようなお話。金も無いのか愛知ロケでタイアップ。深夜ニワトリを片手にした不審者ウロウロ。駆けつけたおまわりさんに手錠を掛けられるが、ふごふご叫びながらゴリラに変身、怪力でおまわさんぶっ殺して逃走。つうことでウルトラ警備隊に協力要請。現場の写真は血だらけ。おまわりさんに撃たれた時に出血したものらしいが、ゴリラではなく人間の血液だという。しかし目撃情報によると3メートルのジャンプ、怪力で警棒真っ二つ。そんな人間おるか?むーんと考え込む一同。考えるフルハシのアップに猿のアップがオーバーラップする意図不明の演出がスパーク。ところ変わって愛知県犬山市のモンキーセンター。飼育員はあのゴリラの人間態。そこへダンとアンヌが何か分からんがやって来た。本当に説明不足で分からん。またしても公私混同デートかもしれない。アンヌはモンキーセンターの博士と知り合いらしいよ。モンキーセンターにはいろんな種類の猿がいる。ダンは中でも金色の猿が気になって仕方がない。ついでに飼育員も気になる。そんなこんなで飼育員はポインターの配線を切断、おかげでダンとアンヌはモンキーセンターにお泊りすることになったとキリヤマに報告。公私混同が炸裂した瞬間だった。その夜、博士と女助手は金色の猿に深々とお辞儀していた。その頃ダンはアンヌと一杯やっかではなくポインターを修理していたが、飼育員に襲撃されて気絶。そこに女助手がぷんすかしながら登場、鞭で飼育員をぶってぶって怪しい雰囲気。日曜夜7時の放送だよ、これ。アンヌも監禁され鞭でぶってぶって寸前。手鎖で吊るされていた飼育員ふごふご興奮。猿に引っ掛かれて怪我をした時、アンヌにプチ治療してもらい「ほ」の字だネ。女助手曰く「その男は人間の恰好をした猿人間さ。身体は人間だけど脳波は猿の物と交換されてるんだ。この脳波交換装置によってね。お前の脳みそも今夜猿のと取り換えてやるからね」。今じゃ放送できないね。アンヌの猿手術開始。その時、飼育員激昂。超人ハルクのようにゴリラ男に変身、博士と女助手を半殺し&アンヌを解放する。そんなこんなでダンがアンヌを救出。ポインターが使えないため日本ラインを下って脱出するよう指示する。呑気な方法だが名鉄とのタイアップなので仕方がない。船頭のおじさんのリアルアクトに緊迫感ゼロ。そんなこんなで金色の猿はゴーロン星人だった。ゴーロン星人は人間と猿の脳波を入れ替え、猿人間を増やして地球の征服を企てていた。正気か?つうことでセブンとゴーロン星人激突。その頃、日本ラインを下るアンヌ。なんといつの間にか飼育員が船頭にすり替わっていてマジ怖えーよ。美しい完璧な合成を挟んで、好戦的なフルハシが飼育員を問答無用で射殺する。悲壮なBGMが流れるように飼育員も被害者なのに。そんなこんなでエメリウム光線をぶっこまれゴーロン星人絶命。ちなみにゴーロン星人は金髪のロン毛で肥満体だ。つうことで博士と女助手も催眠状態から解放される。「ゴーロン星人の計画は失敗に終わった。しかし安心はできません。いかにも人間らしい顔つきでその実、脳みそは猿というとんでもない動物が貴方の身近にいないとも言えませんからね」(ナレーション・浦野光)。そんな連中そこら中おるおる。とくに歩きスマホしてるばか。お・わ・り
2022年12月24日
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あり得ない忙しさ。ウルトラセブン 第43話「第四惑星の悪夢」初見時、衝撃を受けたなあ。大陸育ちの実相寺昭雄と沖縄生まれの上原正三がタッグを組んだ点でも興味深い。長距離用宇宙ロケット・スコーピオン号が完成。ソガとダンの仲良しコンビがテストパイロットに選ばれる。テスト飛行に成功すれば銀河系のどの星にも自由に行けるようになるだろう。しかし占いに凝っているソガは冥王星と火星がどうのこうの、スコーピオンは「さそり」なのが気になるとぶつぶつ言いまくり。連中からバカにされるが「占星術を馬鹿にしちゃいかんよ!」とぶち切れ。すべて電子計算機がやってくれるんだから心配すんじゃねーよとキリヤマがなだめる。つうことで出発。ソガとダンはコールドスリープですやすやお眠です。ところがスコーピオン号は軌道を外れる。二人は20日間目を覚まさないようにセットされているため連絡を取る術がない。「今頃、夢を見ているわ。きっと・・・」とアンヌが独り言のようにつぶやく。そんなこんなでソガとダンはさわやかにお目覚め。出発から30日も経っている。地球みたいなとこに着いてる。酸素もあるよ。しかし本部の応答はない。予定を変更して地球に呼び戻されたんだよと呑気なことを言いながら街ぶら開始。街には誰もいない。道のど真ん中にぽつんと置かれていた赤電話発見。本部にダイヤルするが「ただいまの電話番号は廃番になりました」とエンドレスでアナウンス。その後、トラックに轢かれそうになった少年(ムシバ)と遭遇、声かけるが変なおじさん扱いされる。少年は地球防衛軍やウルトラ警備隊のことを全く知らない。そこに軍服を着た警察署長が現れ「人間がよければ事故は起こらずに済んだ。車はよけようにもよける場所がない。従って人間が悪い!」と少年を鞭でしばきまくる&ソガとダンを逮捕。署長は二人を司法・立法・行政などあらゆる機能を統括した総合センターに案内。テレビ局のスタジオみたいな場所で銃撃戦のシーンが撮影中。やっぱり日本だ。そして超奥行きのあるシュールな部屋に案内。そこにはちょび髭を生やした長官(ナックル星人)がいた。「お前たちが来るのを首を長くして待ってたんだ。お前たちのロケットを誘導して、この惑星に到着させたのは我が第四惑星の優れた科学力だ」。ここは地球から約120億万キロ離れた第四惑星、しかもロボットに支配されていた。「わしの記憶装置によるとえーっとあれは2000年前のことだ。人間は我々ロボットを生み出してからというもの、すっかり怠け者になってしまって・・・つまりやることが無くなった訳さ。そのうちロボットに取って代わられたという訳だ」。つうことで秘書にコーヒーを注文。しかし「ぬるい!砂糖も多い!」とブチ切れ、秘書を往復ビンタ。「どうも人間は憶えが悪くていかん。コーヒーの味が毎日違うんだからなー」。秘書はソガとダンに「あななたちも殺される、地球が危ない」と書いたメモを手渡す。「ここ精神病院じゃねーのか?」「やっぱり地球じゃないですよ」。そんなこんなで体育館らしき所へご案内。そこでは人間もロボットらしく生きるべきだと主張したA級政治犯の処刑が行われていた。第四惑星の人間はあと500年で滅亡する。しかし人間は無くてはならないエネルギー源だ。そこで地球を植民地にすれば30億の人間がゲット、まもなく第四惑星の戦略部隊が地球に向かうことになっている。そして先ほどのスタジオへ。銃で撃たれた役者は全員死亡していた。「あくまでドラマだ。ドラマはあくまで真実を要求されておるからな。地球のドラマ作りはそうではないのかね?」。こいつら超やべー。ソガとダンは隙を見て脱走、秘書の手引きでスコーピオン号に向かうが、兵士たちの管理下に置かれていた。秘書は二人を人間が住む街へ案内する。四つも月が浮かんでいる異様な空。秘書は住民たちに協力を求めるが報復を恐れている。そこへ長官と署長が乗り込み、秘書の恋人を逮捕。早速処刑しようとするが、ソガとダンが救出、さらにダンはセブンに変身して総合センターなどをめちゃくちゃに破壊。地球に向けて出発寸前のロケット部隊を全滅させる。そしてスコーピオン号で脱出、もうじき地球ですよ。キリヤマたちは二人の帰還を喜ぶが、第四惑星の話をまともに取り合おうとしない。スコーピオン号の実験成功を機に、地球防衛軍前機関を電子計算機システムに切り替えることが決定。「そんなことをしたら第四惑星みたいに・・・」「もういい、もういい」「俺は見たんだ!ロボットの長官、処刑される人間・・・」「疲れてるな。ゆっくり静養でもして来い」。ソガとダンは郊外をぶらり散歩。「きれいですねえ」。しかし眼下には高速道路が走っている。地球の自然も削られている。ダンはソガにお天気占いをブッ込む。「明日の天気は?」「晴れだ」「雨ですよ」。ソガが下駄を放り投げると裏返し。アハハハと笑い合う二人。お・わ・り
2022年12月23日
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あり得ない忙しさ。ウルトラセブン 第42話「ノンマルトの使者」意図してかどうかはともかく、これまで一貫して地球防衛軍が好戦的に描かれている。そのことを突きつけたエピソード。海底基地。海上にシーホース号が停泊している。近くの海岸でアンヌが佇んでいると謎の少年が現れ、海底開発を止めないと大変なことになると警告する。そこに海パン姿のダン出現。お泊りデートかよ。。。少年はそんなことを思いながら姿を消す。その瞬間シーホース号が大爆発を起こす。ダンの連絡を受け、フルハシたちがハイドランジャーで現場に向かうが海底基地も全滅状態だった。アンヌは事件を予告した少年が気になり、現地で聞き込み調査を開始するが公私混同もいい加減にしとかないとやべーと思い、いったん基地に戻る。マナベ参謀は長官宛てに掛かってきた電話を聞かせる。「海底はノンマルトのものなんだ」「そのノンマルトって何だい?」「人間が海底を侵略したらノンマルトは断然戦うよ。ねえ長官にちゃんと知らせておくれよ。海底はノンマルトのものだから侵略したりすると大変なことが起こるよ」。電話の声はアンヌが会った少年と同じだった。ダンは「ノンマルト」が気になっていた。「ノンマルト・・・ノンマルト・・・やっぱりあのノンマルトなんだろうか?」。そこに調査をお願いしていた小学校から連絡が入りアンヌ&ダンの公私混同作戦開始。しかしあまりウキウキしない。「ノンマルト。僕の故郷M78星雲では地球人のことをノンマルトと呼んでいる。ノンマルトは人間のことだ。だが少年は確かに少年はノンマルトと言った。それはどういう意味だろう?人間でもないノンマルトがいると言うのだろうか?」。つうことで現地入り。小学校で似たような少年を紹介されるが全員別人じゃねーか。しかし岩場でオカリナを吹いている少年を見つける。少年の名は真市。ノンマルトこそ本当の地球人であり、海底はノンマルトのものだと訴える。「ずっと昔、人間より前に地球に住んでたんだ。でも人間から海に追いやられてしまったのさ。人間は今まで自分たちが地球人だと思ってるけど本当は侵略者なんだ!」「人間が地球の侵略者ですって?まさか・・・」「本当さ」「君、ノンマルトなの?」「人間はずるい。いつだって自分勝手なんだ。ノンマルトを海底からも追いやろうとするなんて」「真市君は人間なんでしょ?だったら人間が人間のことを考えるのは当たり前じゃない。海底は私たちにとって大切な資源なのよ」「でもノンマルトにはもっともっと大切なんだ」「私は人間だから人間の味方よ。真市君もそんなこと言うべきじゃないわ」。両者の考えは全く交わらない。「人間がやるんならノンマルトもやるよ!僕、知らないからね!」。そしてタコ怪獣出現、船を襲撃するが、ホーク1号とハイドランジャーの攻撃を受けてあっさり倒される。ウルトラ警備隊の連中はタコ怪獣がノンマルトの正体と適当に断定、一件落着。なわけねーよ。真市からの電話によるとタコ怪獣はノンマルトではない、ノンマルトは近日中に原潜グローリア号で攻撃を開始すると言う。グローリア号は2ヶ月前に行方不明になったイギリスの原子力潜水艦だった。つうことでグローリア号とタコ怪獣は大都市ではなくとりあえず漁村を総攻撃。ダンはセブンに変身しようとするが真市が現れる。「ノンマルトは悪くない。人間がいけないんだ。ノンマルトは人間より地良くないんだ。攻撃は止めてよ!」。真市から逃れようとするが変身を遮るように追ってくる。「止めて!止めてよー!」「・・・」「ウルトラ警備隊のバカ野郎!」「真市君・・・僕は戦わなければならないんだ!」。ダンは躊躇しながらも真市の前でセブンに変身するとタコ怪獣に立ち向かう。その頃キリヤマたちのハイドランジャーはあっさりグローリア号を撃沈するが、なんとノンマルトの海底都市を発見してしまう。「もしノンマルトの侵略基地だとすれば放っておく訳にはいかん。我々人間より先に地球人がいたなんて・・・いやそんなバカな・・・やっぱり攻撃だ」とキリヤマはまたしてもろくに調査せずノンマルト皆殺し。タコ怪獣は倒され、海底都市もミサイルであっさり全滅。「ノンマルトの海底都市は完全に粉砕した!我々の勝利だ!海底ね我々人間のものだ!これで再び海底開発の邪魔をする者はいないだろう」と笑顔でトランス状態。その後ビーチで休暇を楽しむウルトラ警備隊の連中。ほんまにこれでええか?ええのんか?ダンとアンヌだけ浮かない表情。「真市君の言った通りノンマルトが地球の先住民でもし人間が地球の侵略者だったとしたら・・・」。その時、遠くの岩場から真市が叫ぶ。「ウルトラ警備隊のバカ野郎!地球はノンマルトのものなんだ!人間こそ侵略者なんだ!」。ダンとアンヌは岩場に向かって全力疾走するが真市の姿はなく、かわりに小さな墓標に花を手向ける女性がいた。墓標には「真市 安らかに」と記されていた。「真市安らかに・・・真市!?」驚愕するダンとアンヌ。女性は真市の母親だった。「2年前この海で死んだ少年の魂がノンマルトの使いとなってやって来たのでしょうか。それにしてもノンマルトが本当に地球の先住民だったのかどうか、それは全てが消滅してしまった今、永遠の謎となってしまったのです」(ナレーション・浦野光)。お・わ・り
2022年12月22日
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俺にとってマリファナは神様だよ 勝新太郎ウルトラセブン 第41話「水中からの挑戦」濃いエピソードが連続したせいか今回は箸休め。さくっと凡作。とある湖。河童が出たと深夜に大村千吉が絶叫。大村千吉のほうが怖えーよ。翌日、日本河童クラブがやって来ました。メンバーは女カメラマン、上田忠好(荒谷二中の教員)、朴訥なSF作家、梅津栄の四人。大村千吉の訴えを聞きつけ『ヒロシのぼっちキャンプ』風アウトドア。早速リサーチ開始。つうことで怪しげな影を発見し、捕まえることに成功するがフルハシとダンだった。実はウルトラ警備隊も湖の異変を聞きつけ、極秘に調査を行っていた。ウルトラ警備隊が来てるつうことは何かあるに違いない。河童というより宇宙人?そこで上田忠好と梅津栄が再度調査に出発。河童はキュウリが大好物なんだよね。と言いながらキュウリを全部食べてしまうナイスな梅津栄。しかし何者かにぶっ殺されてしまう。そもそも湖に未確認飛行物体が落下した頃から現地では河童の噂が広がっていた。翌日フルハシ、アマギ、ダン、アンヌは二手に分かれモーターボートで調査を開始。ダンとアンヌはデート気分で公私混同しているようには見せず、絶妙なバランスを保ちながら調査にあたるところがふてぶてしい。ところがダンは何者かに水中に引きずり込まれ、アンヌは謎のガスで意識を失ってしまう。湖の調査に来たのにダンアンヌを探す羽目になったフルハシとアマギは腹立たないのかね?これがMATやMACだった鉄拳制裁ですよ。そんなこんなでキリヤマとソガが乗ったホーク3号登場、湖に猛烈なミサイル攻撃を開始。行方不明のダンとアンヌを秘密裏に始末するらしい。すると湖面に巨大な卵のような物体が浮上する。卵が割れると河童のような可愛らしい怪獣が出現。地上にも河童と似た宇宙人が出現、問答無用で射殺するフルハシとアマギ。『ウルトラセブン』最大の問題点はここ。地球に侵入した者は一切裏を取らずに攻撃&抹殺。こんな好戦的な生物、そりゃ宇宙人に狙われるわ。そんなこんなでセブン登場。湖で大バトル。アイスラッガーで水中に逃げた可愛らしい怪獣を真っ二つ。前回と同じく合成、アクション、ミニチュアワークが絶妙なシーン。そしてホーク3号が円盤を撃破して一件落着。意識を取り戻したアンヌの前にダンが戻ってくるとモーターボートを爆走させてやっぱりデートかよ。ダンは口笛なんか吹いている。そして日本河童クラブの三人。「やっぱり河童なんていないんだよ。昔から河童だ河童だって呼んでいたのはあの通り宇宙人だったんだな」「そうかも知れないわね」「俺たちが見たのは正真正銘の宇宙人だ。河童じゃない。河童は他にいるんだ」「そうかも知れないわね」。梅津栄のことはどうでもいいのか。お・わ・り
2022年12月08日
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こんなにすらすら話せるわけがない 勝新太郎ウルトラセブン 第40話「セブン暗殺計画[後編]」つうことで電波を分析した結果、セブンの脳髄から発信していたことが分かる。さらにセブンからのメッセージも解読。すげー科学力。マグネリウムエネルギーがないと身体を動かすことができない。しかしマグネリウムエネルギーの合成に成功した国なんてねーよ。セブンから合成の方法を教えてもらうが複雑すぎて意味不明。しかも夜明けまでに間に合うわけねーだろ。しかもしかも合成にはアフリカの原住民の一部でしか用いられていないダイモード鉱石が必要と無理難題。それフルハシがおんなからもらったプレゼントだよ。つうことで早速謎の実験を開始するが、ダイモード鉱石の大きさが小さいせえぞ。そこでフルハシのおんな・夏彩子からがっつり提供してもらうことになる。運良く夏さん帰国していたがガッツ星人出現「ギャ―――――ッ!!」(※やり過ぎなぐらいの絶叫)、本部でのやり取り全部筒抜けだったのかよ。そこへフルハシが駆けつけるが、イミテーションだった。「ガハハハッ」ざまみろ!ガッツ星人めガラス玉を持って行きやがった。ガハハハッ・・・しーっ!聞かれたかな?」とカメラ目線の毒蝮三太夫(旧・石井伊吉)。ゴダール風演出。そんなこんなで実験成功、反撃開始。ホーク1号出動、セブンのビームランプを狙ってマグネリウムエネルギーをぷっこむが手応えねーよ。セブンは幻影だった。手の込んだことしやがるぜ。もう夜明けになっちゃうよ。そこで夏さんを囮にガッツ星人をおびき出す作戦を実行する。案の定、夏さんが運転するスポーツカーをガッツ星人の小型円盤が追跡する。夜明けどころか全然真昼間ですよ。そんなこんなでどっかの山の裏側に磔になったセブンを発見。そして夜明けを迎える(迎えていた)。ガッツ星人の円盤が攻撃開始。ウルトラ警備隊はマグマライザーで反撃、ついでにセブンのビームランプに再度マグネリウムエネルギーをブッ込む。セブン復活、太陽エネルギーをもりもり吸収するとガッツ星人の円盤を攻撃しまくり。作戦失敗でパニック状態のガッツ星人たち。セブンはアイスラッガーを空中に固定させると気合一発、ビームと一緒に円盤にぶち込んでとどめを刺す。無敵のガッツ星人、セブンに敗北。事件解決。ダンは野原で大の字になって横たわっている。そこへウルトラ警備隊の連中が駆け寄りダンの無事を確認&胴上げ&どつき回し大会開始イエーイ。ダン「・・・(俺を殺す気か!)」。お・わ・り
2022年12月07日
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お前に必要なのは体験だよ 勝新太郎ウルトラセブン 第39話「セブン暗殺計画[前篇]」3クールで終了予定がまさかの10本延長。今回『セブン』で一番面白いのでは?本編、特撮共にがっちりみちみちの傑作。さすが飯島敏宏。モノクロ画面でセブンと怪獣が激闘を繰り広げている。ガッツ星人が怪獣を使ってセブンの能力を分析していたのだ。そんなこんなでガッツ星人はセブン暗殺計画を実行に移す。その頃ウルトラ警備隊はイタ電並みの通報に振り回されていた。本日はフルハシとアマギが遊園地へ。異常なし。デートしているカップルが羨ましいぜ。異常ありだよ。不貞腐れて基地に戻るとフルハシ宛にアフリカからプレゼントが届いていた。開封するときれいな宝石。送り主はフルハシの妹の友人。もちろんおんな。上手いことやってんじゃねーか。ヒューヒューだよ。そこにまたしても通報。今度はダンとアンヌが出動する。またイタ電かよ。すると数台の車に取り囲まれ、運転席から姿を現したのは「我々はいかなる戦いにも負けたことのない無敵のガッツ星人だ!」。ダンはアンヌに基地へ報告するよう指示を出すが言うことを聞かず押し問答。そんなこんなでカプセル怪獣ウィンダムぶっこむが、ガッツ星人に翻弄されて大爆発。ダンはセブンに変身しようとするが「何かおかしい・・・罠かもしれない」。何だかやべー雰囲気のところをホーク1号に救出され難を逃れる。その後、泉ヶ丘上空に怪しい物体が現れ、アマギとアンヌが乗ったホーク3号を撃墜する。地上ではソガとダンが小型円盤の襲撃を受け、ソガが捕まってしまう。人間ルーレット状態でぐるぐる回転して悲惨だな。ふつうはここでセブンに変身して救出するところだが、敢えてそうせず本部に連絡するとポインターで引き返す。「やっぱ我が身が第一だよね」と視聴者に印象付けかねない説明不足のシーン。しかし橋を渡ろうとしたところ橋ごと爆破。このシーンが何気に超リアル。ダンはセブンに変身、ガッツ星人二人組と対決する。「ヤットせぶんニナッタナ。待ッテタゾ」。スタジオではなく屋外で撮影しているため妙に生々しい。合成も光学撮影も凝りまくり。そしてエネルギーが尽き、十字架にかけられ姿を消してしまう。その後、地球防衛軍の地上部隊がガッツ星人の円盤と戦闘状態に入るが、バリアによって攻撃できない。「無駄ナ抵抗ハ止メロ。地球防衛ノ切リ札、うるとらせぶんハ我々ノ手中ニアルノダ」。夕焼け空に十字架にかけられたセブンが浮かび上がる。セブンは夜明けに処刑される。夜明けまであと12時間。一方ダンも行方不明のままだ。その時、妙な信号をキャッチする。地球の危機に付け込んだ新たな侵略者か?「明日は我々人類の破滅の夜明けになるのだろうか?」(ナレーション・浦野光)。つ・づ・く
2022年12月05日
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思いつきに負けてるよ 勝新太郎ウルトラセブン 第38話「勇気ある戦い」見応えのあるドラマが続いたのに低視聴率。良い仕事をしても評価されない謎の現象発生。そこでエンタメ作家の佐々木守とTBSの四番打者・飯島敏宏をぶっこんで来ましたよ。特撮もスゲーよ。箱根山中に濃霧が発生、30台の自動車が消失する。ウルトラ警備隊出動。おいダンだけいねーぞ。ダンはアンヌの友人ユキコの弟おさむちゃんの面会に訪れていた。おさむちゃんは心臓欠損症のため手術が必要だったが「怖えーよ」と駄々をこねまくり。しかしダンに会えれば手術を受けても良いとやはり駄々をこねていたのだ。手術失敗の新聞記事を見て怯えるおさむちゃん。手術は明日。心臓外科の権威ユグレン博士が手術のために来日するが、次の予定が決まっており日本に滞在するのは一日だけ。ダンは怯えるおさむちゃんを励ます。「ウルトラ警備隊がどうしてあんなに素晴らしい戦いができるか分かるかい?それはね我々の全てが人間の作った科学を信じているからだよ。そう信じているからこそウルトラ警備隊は勇敢に戦えるんだ。信じるんだおさむ君。人間の科学は人間を幸せにするためにあるんだと。分かってくれるね?」。このセリフは皮肉でしょうな。佐々木守は科学の犠牲になった怪獣ジャミラを書きましたからね。『赤い運命』の島崎栄次然り。そんなこんなでダンは明日の手術に立ち会うことを約束する。翌日アンヌとユキコはユグレン博士を迎えに行くが渋滞に巻き込まれる。さらに濃霧が発生、謎の足音が響き渡る。そして霧の中からアイアンキングではなく不細工な巨大ロボットが出現する。ロボットは巨大な鋏で自動車を掴むと腹の中にポイポイ放り込む。ダンはセブンに変身、アンヌたちの乗った車を奪い返し、ロボットはどこかへ飛び去ってしまう。ダンが来ないことを知ったおさむちゃんはスーパー駄々こねまくり。その頃ウルトラ警備隊はロボットと宇宙船がドッキングしている写真を入手。それを見てダン激白「これはバンダ星人の宇宙ステーションじゃないか!」「何でおめーそんなこと知ってんだよ」「いやちょっと・・・」。ちょっとって何だよ。バンダ星人は自分の星の物資を使い果たしたため、他の星から物資を奪いまくっていた。そこでニセの交通情報を流してロボットを誘導、新型爆弾を積んだ自動車を食わせ宇宙ステーションごと爆破する作戦を実施。あっさり成功。しかし爆発のショックでロボット暴走。その頃ウザイおさむちゃんに麻酔をブッ込んで手術が開始されるが、何とロボットが向かっている。大怪我を負ったダンは約束を守って手術室でおさむちゃんと対面する。治療を勧めるアンヌとユキコを振り切ってセブンに変身。既に体力を消耗し、どんな技もロボットに効かない。すると身体を縮小させフルハシのバズーカ砲の砲身に入ると弾丸化、ものすごい勢いで射出されロボットに体当たりする。そしておさむちゃんの手術も成功する。「我々は勝ったんだ。バンダ星人のロボットにも、そして人間の愛と信頼の戦いにも」。車椅子に乗ったダンの手を握るユキコ。それを見て焼きもちを焼くアンヌ。廃墟の街とロボットが夕日に照らされる。お・わ・り
2022年12月04日
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なぜ俺に不愉快な思いをさせるんだ 勝新太郎ウルトラセブン 第37話「盗まれたウルトラ・アイ」また盗まれるのかよ!しかし市川森一の傑作。それでいて超予算縮小話。これ次回作の『怪奇大作戦』で予算配分のテストだった側面もあったのでは?謎の宇宙船をフルハシとアマギがポインターで追跡。その最中ダンプカーとすれ違う。運転手は星桃次郎(平沼銑次)のようなおっさんではなく美少女(平沼銑次の兄嫁)。思わず萌える二人だったが本物の運転手を発見、別のポインターでパトロール中のダンに検問を要請する。しかし検問突破、さらに宇宙船に攻撃されてダン気絶、美少女にウルトラアイを奪われてしまう。ところ変わってとあるプラネタリウム。「皆が住んでいるこの地球以外にもまだまだたくさん、この地球と同じ惑星があることを知っていますね。そこには我々人間と同じような人間が住んでいるかもしれません。もしかしたら君の横にいる人と同じ人がいるかもしれません。その星から今頃地球を見てなんてきれいな星何だろうと我々の地球のことを褒めているかもしれませんね」。上映中に流れるおっさんの解説。冷ややかな表情の美少女。美少女は謎のメカを使って本国マゼラン星に信号を送っていた。それを宇宙ステーションV2がキャッチ。任務を完了したとはいったい何のことか?発信源はプラネタリウム。その四日後に再びキャッチ。確かにマゼラン星に向けられている。分析すると「迎えはまだか。迎えはまだか」。それだけを繰り返している。つうことで発進源のスナックへ急行、ドラッグやってそうなヤングたちがゴーゴーを踊りまくり。ダンは美少女を発見するとテレパシーで語り掛ける。「ウルトラアイを何故盗った?」「それが私の任務だもの」「何!地球を侵略するつもりなのか?」「こんな狂った星を?見てごらんなさい。こんな星。侵略する価値があると思って?」「迎えはまだか、迎えはまだか・・・」。ダンの挑発に美少女は動揺して逃走、リズムBOXに発信機を見つける。そんなこんなで発信機を利用してマゼラン星からの通信を傍受することになる。その結果、マゼラン星から恒星間弾道弾が発射され、着弾まで7時間しかないことが判明する。しかも「迎えに及ぶ時間なく・・・」。美少女は自分の星に裏切られたのだ。ばかデカい弾道弾はV2に体当たりしてもびくともしない。ダンはウルトラアイを奪い返すため再びスナックへ。踊り狂うヤングたちが振り返ると全員ウルトラアイを掛けている。どれが本物なのか?手当たり次第に確かめようとするが、ヤングたちにぼこぼこにされて気絶。気がつくとマシンガンを手にした美少女だけが立っている。「この星の命も午前0時で終わりです」「君の死ぬのか?」「私は仲間が迎えに来てくれる」「迎えは来ない。君は初めから見捨てられていたんだ」。ダンは美少女に通信データを渡す。「この星で生きよう。この星と一緒に・・・」。美少女はウルトラアイを取り出すとダンの前にかざす。ダンはセブンに変身、弾道弾の内部に潜入するとメカを手動で操作し軌道を変更させる。そして午前0時。美少女はジュークボックスの「J」「7」のボタンを押すと煙に包まれ自ら命を絶つ。「なぜ他の星でも生きようとしなかったんだ・・・僕だって同じ宇宙人じゃないか」。お・わ・り
2022年12月04日
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見学と見物の違いが分かってきたよ 勝新太郎ウルトラセブン 第36話「必殺の0.1秒」上昇志向の強い男シリーズ第3弾。初期に比べると劇的にドラマパートの強化が図られているが、似たようなネタが続くのはどうなんすかね。地球防衛軍の射撃大会が開催。高得点を出すソガと接戦を繰り広げているのはソガの親友で参謀本部のエリート・ヒロタ。ところがソガは決勝で足をぐりっと捻らせてしまいミス。つうことでヒロタが優勝。何でミスったのか自分でも分かんねーけどまあええがなええがな。負けてもほのぼのしているウルトラ警備隊の連中にヒロタがスーパー嫌味炸裂「この優勝カップに代わって礼を言うよ。お陰でウルトラ警備隊のような殺風景なところに行かずに済んだんだからな。アハハ。じゃ失敬!」。ムカつくけどええ奴やねんとソガがフォローするが。お部屋でリラックスムードのヒロタに謎の声が語り掛ける。ヒロタは大会の前日、優勝するためにはソガを裏切ってでも、悪魔に魂を売っても良いと謎の声に応じていた。ある日、大会の上位入賞者4名に来日予定のリヒター博士の護衛が命じられる。人工太陽計画に関与する科学者が次々と殺されていたからだ。そしてリヒター博士来日&あっさり射殺。何やってんだよ!護衛2名も殺され、ソガも狙撃されるがヒロタの姿だけ見当たらない。その後、緊急対策会議でヒロタはあーだこーだと状況説明する。何かウソっぽいなと思う視聴者。実はリヒター博士は諜報員の変装であり、ホンモノのご本人は明日やって来るとのこと。ソガはヒロタにぶっちゃけ問い詰める。護衛2名や自分を撃ったのはお前だろう?ヒロタ逆ギレしてソガに銃を向けるが、ソガのほうが早い。しかし謎の音波で気絶させられてしまう。気がつくと変な機械に両手両足を拘束、目の前に宇宙人ペガ星人とヒロタが仲良く並んでいる。ペガ星人は人工太陽計画を妨害するため、特殊催眠術でヒロタを操り関係者を暗殺していた。そんな回りくどいことをしたのは地球の気圧に耐えられないからつう話。そんなこんなでソガも操られてリヒター博士を狙おうとするが、ばか正直なので「人工太陽はペガ星人の円盤が地球に侵入するコースを塞いでしまう。ペガ星人のために人工太陽計画を潰してしまうんだ」とぺらぺら白状。ダンとアマギにぼこぼこにされ気絶。そんなこんなで正気に戻ったソガはヒロタと対決。五つ数え終わったら撃つ。ソガの勝ち。ペガ星人やけくそになって円盤で攻撃開始。ダンはセブンに変身、反復横跳びで攻撃をかわすと円盤に侵入。とっとと自分の星へ帰れと諭すが逆ギレしたのでエメリウム光線をぶっ放し、とどめに円盤も破壊する。ソガはヒロタの遺体に自分とヒロタの拳銃を置き哀悼を捧げる。お・わ・り
2022年12月04日
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その感動を忘れるなよ 勝新太郎ウルトラセブン 第35話「月世界の戦慄」月面基地が謎の大爆発を起こす。このシーンにすべての予算をぷっ込んだと思われるぐらいの迫力。その頃、宇宙ステーションV3ではクラタがコーヒー飲んでいい塩梅。シラハマ隊員が開発したリモートコントロール装置を使って楽しそうにコーヒー淹れてるよ。手のひらサイズなのに10万キロメートルの範囲まで操作できる超すぐれもの。そこへ月面基地爆発の知らせが入り出動。同じ頃キリヤマとダンもホーク1号で月に向かっていた。何となくクラタとキリヤマの共同作戦開始。宇宙で行動を共にするのは3年ぶり。「あれはヘルメス惑星のザンパ星人を特に理由もなく全滅させた。あれ以来だな」「あの時の戦いに比べりゃ楽な仕事だ」。ほのぼのと通信を交わしながら物騒なことを言う二人。宇宙人から地球が狙われている理由が分かったよ。集合地点を確認、月が夜になる前にさっさと仕事を片付けたい。零下180度はたまらんよ。「マジかよ!」。ダンは寒いの懲り懲りです。そんなこんなでいつの間にか空気が放出されキリヤマ息苦しい。オートコントロールも不能。基地との連絡も取れなくなる。キリヤマはダンの点検ミスを疑うが、好戦的で短絡的に見えて実は懐の大きな人物なのでポジティブ・シンキング。補助ロケットを使って月に向かう。その途中でさっきからうっとおしい謎の超音波の発信源がクラタのステーションホークだと判明する。そんなこんなで両者はそれぞれ別のルートで月に到着、現場に向けて移動開始。先に着いたのはクラタとシラハマ。シラハマ超挙動不審でクラタの背後をうろうろしながら酸素ボンベのチューブを抜こうとしている。クラタうしろうしろ!シラハマの正体はザンパ星人だった。ザンパ星人は3年前の恨みを晴らすため、クラタとキリヤマが一緒に行動する機会を窺っていたのだ。そこにキリヤマとダンが駆け付ける。ホーク1号の調子が悪かったのはシラハマことザンパ星人が手にしたリモートコントロール装置が原因だった。つうことで凶暴な三人によってザンパ星人射殺。その時、月の地底から怪獣ペテロが出現。尻尾も手足も顔すら無い経費削減デザイン。ダンはセブンに変身するが、ペテロの汐吹き攻撃に苦戦。さらに夜が訪れ、零下180度の世界に苦しめられる。その頃、地上ではアンヌが無言で満月を見上げている。セブン絶体絶命のピンチ。そこに偶然巨大な隕石が落下、強烈な熱エネルギーのおかげでセブン復活。ワイドショット一発でペテロをぶっ倒す。そんなこんなでクラタは先に月を離れていたが、キリヤマたちが心配になって引き返す。ステーションホークに気づいたキリヤマは「クラタさん、月に忘れ物ですかね?」とからかう。そして地上ではアンヌが月を見上げたままダンの無事を祈っていた。「帰って来る・・・きっと帰って来るわ」。お・わ・り
2022年12月03日
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もっと引き算をしろ 勝新太郎ウルトラセブン 第34話「蒸発都市」「水道、ガス、電気、地下鉄など大都会の動脈を作る工事がいつもどこかで行われています。昼も夜も。それ太は私たちが見慣れている風景。だが安心してはいけません。侵略者は私たちの心の隙を狙って何を企むのか分からないのです」(ナレーション・浦野光)。深夜の東京。作業員が黙々と工事。パトロール中のダンとソガが付近を通りかかる。何の変哲もない工事の音をダンは地底を掘り下げる特殊なマシンの音だと気づく。さらに工事現場に停まっていたマイクロバスがミサイル撃ちまくり。ダンとソガはマイクロバスを追跡するが、謎の光に包まれポインターごと消されてしまう。キリヤマたちが駆け付けるが、周辺に多量の放射能が検出された以外、手掛かりは得られなかった。翌朝、事件現場のオフィス街で次々とビルが消失。出勤途中のサラリーマンやOLのお姉さんびっくり。その一角だけぽっかりと空き地になる。その後、フルハシとアンヌはタケナカ参謀に呼び出され指定されたホテルに向かう。その途中フルハシが解説「こういっちゃ何だがね。街もスモッグや排気ガスでくたびれてんだよ。でっかいビルを乗せられ、やれ地下鉄だ下水管だって年がら年中ほじくり返されてんだ。人間ならとうの昔におらあ死んじまったってところだな。川は干からびてしまう、並木は枯れてしまう。これじゃ街だって蒸発したろうって気になるね」。そんなこんなでタケナカ参謀と合流、部屋には会見を求めて来た霊媒師・ユタ花村がいた。そしてユタ花村の口から宇宙人のメッセージが伝えられる。宇宙人は一時的な宇宙乱気流を避けるため、しばらくの間地球に住むと言う。そのためビルを頂き、自分たちの居住区とした。無断で行ったのは相談する余裕がなかったからだった。タケナカ参謀は居住区に近づかなければ仲間の安全を保証するという宇宙人の条件を受け入れつつ、ダンとソガの救出、蒸発した都市の行方を追うようウルトラ警備隊に命令する。そんなこんなでフルハシとアンヌはどっかの平野でビル街を発見、宇宙人との約束を破って潜入する。そのことを察知した宇宙人はユタ花村を通じてウルトラ警備隊に宣戦布告、ダンをセブンに変身させるとビルの破壊を開始する。せっかく奪った居住区なのに。この点だけ辻褄が合わない。一方、フルハシはビルの一室で宇宙人を発見して速攻銃撃、そこら中のメカも破壊する。その時ビル街に泡が噴出し怪獣になると正気に戻ったセブンと激突。怪獣は身体を丸めてビル街をころころ転がって何だか可愛いが、エメリューム光線で倒される。ソガやビルごと捕らわれた人たちも解放され一件落着。にこにこのウルトラ警備隊。「こうして平野の中に立ったビル街を見ると美しい田園都市に見えます。ビルに心があればあのごみごみした過密都市に帰るより、この方が良いと思うかもしれません」(ナレーション・浦野光)。ちょっと待てよ。ビル街をどうやって戻すんだ?それとダンの無事だけ確認してないぞ。雑な連中だ。お・わ・り
2022年12月02日
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じっちゃんの名にかけて ゲーテウルトラセブン 第33話「侵略する死者たち」怪獣や宇宙人が一切登場しないお話。「これがSFだよな」と中学生はしみじみしたが、のちに着ぐるみさえ作る予算が無かったのが本当の理由と知ってぎゃふん。潜水艦に乗ってマナベ参謀とキリヤマが最高機密のマイクロフィルムを運んでますよ。海の中ならだいじょうぶだあ。その頃、基地周辺では変な事件が続発していた。フルハシとアマギがポインターでパトロール中、変なおじさんが飛び出し思わず轢き逃げ。ではなく基地のメディカルセンターに搬送。ところが似たような身元不明のおじさんたちが次々と運ばれていた。そしてフルハシとアマギが搬送したおじさんが突然復活、ショック弾を撃つが既に死んでいた。いやそうではなくて重症の人にそんなもん撃ったら死ぬだろ?と思わないウルトラ警備隊の連中。そんなこんなでもう9人。全員ホルマリンの匂いがしていた。その後の調べておじさんたちは大学病院から盗まれた解剖用の死体だったことが判明する。一方、マナベ参謀とキリヤマは無事にマイクロフィルムを持って基地に到着。超厳重な金庫に保管してミッション終了。ところが深夜、謎の影が基地を徘徊。死体安置所のおじさんたちに異常はないが何だか怪しい。つうことでダンが見張りをすることになる。怖えーよ。コンピュータとかに任せられないのか?そしておじさんたちから影が抜け出し、基地のあちこちに出没。でも姿は見えないので自動ドアが勝手に開いても気のせい?そんなこんなでマイクロフィルムが盗み出されてしまう。こりゃ切腹だけでは済まないよ。異様な気配からダンは影の存在に気づきセブンに変身するが、謎のガスで小さくされてしまう。さらにコップの中に閉じ込められ身動き取れねー。この合成が丁寧です。セブンはエメリウム光線を薬品の入った瓶に向けて発射、ボヤ騒ぎを起こして危機を知らせる。さりげなくダンに戻ると何者かが死者を遠隔操作し、マイクロフィルムをどっかに転送してるぜと解説。マジかよ・・・と信じる?逆探知した結果、東京のとある地区に伝送されていたことが分かり現場に急行、謎のアンテナを発見する。宇宙人は既にトンズラぶっこいた後だった。つうことでホーク2号出動。そんなこんなでセブンが円盤に捕まったり、ミサイルぶち込んだりで円盤全滅。すべてミニチュアで処理。すげー経費削減&色々な意味で一件落着。そしてダンの変顔アップで終了するのはいいけど宇宙人の正体は謎のまま。お・わ・り
2022年12月01日
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資本金って何だい? ゲーテウルトラセブン 第32話「散歩する惑星」『スペクトルマン』級の酷いお話。謎の小惑星がこっちに向かってますよ。つうことでフルハシ、アマギ、ダンがホーク1号で出撃。小惑星というより島みたいですよ。そして謎の光線を浴びせられ島に捕まっちゃう。そうこうしている間に島もホーク1号も姿を消してしまう。島に着陸していたフルハシたちは探検に出発。目の前に富士山が見えますよ。なーんだ地球防衛軍基地のすぐ側じゃねーか。それ間違いっす。島が地上に降りていただけだった。事実そこらに転がっていた石は地球の物ではなかった。ダンは「散歩する惑星ですよ」と気の利いたことを言ったつもりだったが、ばかうけ、ややうけ、どっちらけで言うとややうけぐらいだった。さらに謎の建造物を発見。怪しいものを発見すれば手当たり次第に破壊してきた連中なので失うものは何もないぜ。無断で潜入。何だか基地みたいだし、閉じ込められるし、とんでもねーなー。アマギはとばっちりを受ける確率が異様に高いね。ついでに謎の電波発信。その影響で地球防衛軍の基地がまひ。そんなこんなでキリヤマは岩場に着陸していた島を発見する。しかしバリアが張られどうにもできねー。そこでミサイルをぶち込んで島を破壊することが決定。またしても調査せずか。フルハシたちが閉じ込められているのに。頭の良いアマギのおかげで扉をこじ開けて脱出したものの電波の影響でホーク1号飛ばねーじゃねーか。怪獣出現、こっちに迫ってきたがダンも変身不能。そこで第三のカプセル怪獣アギラをぶっ放す。その間に得意の爆破で基地を破壊。同時にまひしていたメカが復活、フルハシたちもやっとSOSを発信、キリヤマたちがホーク3号で救出に向かう。そんなこんなでアギラ回収、ダンはセブンに変身して怪獣と激突する。その間にキリヤマたちはフルハシとアマギを救出、でもダンの姿が見当たらない。セブンは怪獣を首ちょんばするが、どうやら首が島のコントロール装置らしい。そこで首を抱えて飛び立つと島も動き始める。何だかやばい雰囲気にキリヤマたちは島から緊急脱出。おいダンは?そして島大爆発。やったぜ!だからダンは?お・わ・り
2022年11月29日
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石原裕次郎とどっちが恰好いい? ゲーテウルトラセブン 第31話「悪魔の住む花」すっかり春ですよ。お花畑に女子学生三人組がやって来ました。カオリ(松坂慶子)は空からひらひら落ちてきた花びらみたいなものに思わずチュー。その瞬間、突然意識を失い病院へ搬送されるが、血小板が急激に減少。カオリは特殊な血液型だったため、適合するアマギに協力が求められる。その夜カオリは意識を失ったまま病院内を徘徊、看護婦や駆けつけてきたアマギを殴ったり暴行三昧ナイト。どうやら血液を求めていることが判明する。アマギの首筋には噛みつかれたような跡があった。ここでダンの問題発言。「こんな美しい顔で血を吸うわけがない」。ぶさいくなら血を吸いまくるとでも言いたいのか。精密検査の結果、血液中のフィブリノーゲンを食べる宇宙細菌ダリ―がカオリの肺に寄生していたことが分かる。カオリがチューした花びらみたいなものはダリ―の卵の殻だったのだ。そこまで分かったがここまでが限界。現代の医学では治療方法なしでお手上げ。その夜フルハシがカオリを監視するが、雑誌を読んでいる隙に抜け出される。こんな間抜けなことが許されて良いのでしょうか?前回アオキが暴言吐いた理由も分かります。そんなこんなでカオリはアマギを連れ出して夜の遊園地へ。回転木馬に乗って何だか良い雰囲気ですよ。ダンとソガはアマギを救出、カオリに麻酔弾をぶち込んでメディカルセンターへ連れ戻す。しかし打つ手ねーよ。アマギは医師たちにカオリを救ってほしいと懇願&号泣。すっかりカオリに「ホ」の字だネ。ダンはむーんと考える。「たった一つだけ方法がある。ミクロ化して体内に潜り込むことだ。だがこれは非常に危険だ。人間の身体とは言えども広大な宇宙と変わりはしない。いわば未知の世界だ」。ダンはセブンに変身するとミクロ化し、カオリの鼻の穴へ飛び込んで気道から肺を目指す。途中で白血球に攻撃されたり、色んなところを通過したり、結構グロい描写が続く。そんなこんなでダリ―発見。今回は人間の体内なのでアイスラッガーとかワイドショットとか派手な必殺技が使えない。おかげで劣勢。やべーよ。その頃メディカルセンターでは「とりあえず抗生物質でもぶち込むか」と注射一発ぶちかます。すると体温上昇。セブンも元気復活。エメリウム光線で焼き殺すと泡みたいな物質をぶっかけてダリ―を分解する。同時にカオリは意識を取り戻し、セブンはお見舞いのバラの花へ瞬間移動。私は愛の水中花。すっかり元気になったカオリはお花畑をアンヌと散歩。そこへダンとアマギがお見舞いにやってくるが、カオリは輸血してくれたアマギのことを覚えていない。「あの・・・お会いしましたわ。どこかで」「さあ・・・」。アマギはそれ以上何も言わずカオリに赤い花を一輪プレゼントする。お・わ・り
2022年11月28日
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すれ違い傷ついた下らない過去なんか夜のどこかに捨てればいい ゲーテウルトラセブン 第30話「栄光は誰れのために」見応えのある人間ドラマが続く。パッとしない前半とだいぶ作風が変わりましたね。未来チックな戦車が地上に降下する。その頃ほぼ抜き打ちで野戦訓練が決定。フルハシとアマギが射撃場で調整していると謎のイケメン・青木(ライダーマン)が現れ「ダハハハ!そんな撃ち方で敵を倒せるんですか」と二人を挑発する。青木はマナベ参謀お気に入りのウルトラ警備隊候補だった。そんな時、国籍不明機が接近。先輩たちを押しのけて青木が出動する。国籍不明機はキリヤマとダンが操縦、これも野戦訓練の一環であり青木の腕を試す目的もあった。しかしマッドな青木は本気で撃墜しようとする。さらに「ウルトラ警備隊に2名の欠員が出るところでした」とマッド発言。とどめにダンと出動した際にも勝手な行動しまくり。こんな奴が何で隊員候補?金とか権力を持ったじじいのばか息子なんだろうな。そんなこんなで訓練当日。マグマライザーを筆頭に戦車軍団が驀進。青木は勝手にマグマライザーに発信機を装着、敵を引き付けてブッ叩こうとしていた。そこに未来チック戦車が現れ、しれっとマグマライザーが奪われてしまう。つうことで戦車軍団が実弾で地球防衛軍を攻撃してくる。青木はマグマライザーの奪還を画策。ダンがサポートするが攻撃を受けて気絶。その間に手榴弾をぶっこんで戦車を撃破。「ダンに勝てた!栄光は俺が掴んだんだ!」。ただの風来坊のくせに隊員に抜擢されたダンをやたらライバル視するのは尤もです。その瞬間、爆風に吹き飛ばされる。意識を取り戻したダンはマグマライザーに潜入、今回の黒幕プラチク星人が乗っていましたよ。セブンに変身すると両者激突。未来チック戦車を撃破、プラチク星人を本気で蹴り入れまくりのボコボコにするが手ごわいぜ。両者ふらふら。そんなこんなでエメリウム光線で焼き殺す(スーツアクターさん入ったまま。。。)。死にかけの青木の許に駆け付けるダン。青木はしょうもないことを画策したことを激白「私のための栄光が欲しかった・・・」。そのために何十人もの隊員が犠牲になった。ダンは死にかけの青木の顔面をぶん殴りながら「だったら生き抜いてその償いをするんだ!」と心にもないことを絶叫する。そんなコントを披露する二人の背後に骨だけになったプラチク星人が迫る。青木はプラチク星人を撃ち抜くと「ダンさん、これがあなたへの償いです・・・」と言って息を引き取る。「ばかだな・・・貴様」。お・わ・り
2022年11月27日
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たかがメインカメラをやられただけだ ゲーテウルトラセブン 第29話「ひとりぼっちの地球人」市川森一脚本。『シルバー仮面』でもセルフリメイクしてましたね。舞台は京南大学。教育機関としては初めて科学観測衛星の打ち上げに成功したことで一躍世論の注目を集めていた。めちゃくちゃ貫禄のある女子大生・冴子(5年後に念仏の鉄に背骨を外されます。こないだ『クイズ脳ベルSHOW』にもご出演)は丹羽教授(ナックル星人)の研究室から異様な音が聞こえたため、マーシーのように覗き見するが何でもねーよ。冴子はソガの婚約者だった。現役女子大生に手を出す国家公務員。正直問題ですな。正直。自慢しまくるソガを心の底からうっとおしそうに追い払うアマギがファンタスティック。実は京南大学が打ち上げた人工衛星が問題になっていた。さらに中心人物の丹羽教授が偽物であり、宇宙人のスパイ説が浮上していた。つうことでソガが京南大学へ潜入することになる。そこへ丹羽教授の助手で冴子の先輩・一宮登場。冴子から丹羽教授宇宙人説などを聞かされぶち切れ。「宇宙人といえばすぐ侵略者か。教授は違う。彼は僕の電送移動機を作ってくれた。地球の学者が見向きもしなかった電送移動の理論をあのうち友人だけが認めてくれたんだ」。一宮はモーレツな人間不信の塊だった。色々あったんだよ。その頃ソガは丹羽教授の研究室を襲撃「おめープロテ星人だろ!」と言いながら銃で殺害しようとする。「私がプロテ星人であるという証拠は?」。ほんとその通りですよ。ちょっとはまともな裏を取れよとこっちが思っている間にソガはやられていた。ソガが消息を絶ったためキリヤマはフルハシとアマギを連れてホーク2号で宇宙へ、パトロール中のダンに現地へ向かうよう命令する。そしてダンはアンヌに「こっちへ来てくれ」とお誘い。アンヌいらんやろ。お前一人で行けよと思った。そんなこんなでソガは丹羽教授と共に観測衛星へ。記憶探知機によって地球防衛軍の機密事項をごっそり引き出されていた。もうじきプロテ星の円盤が観測衛星を回収する。観測衛星は地球侵略のためのスパイ衛星だった。丹羽教授は電送移動機で研究室に戻ると一宮とご対面。一宮はプロテ星人による侵略計画に利用されていたこと知って愕然とする。「何を驚いているんだ?君があれほど軽蔑していた地球だ。どうなろうと知ったことではないだろう?」。一宮ムキ―。「これはまた・・・あれほど地球を脱出したがっていた男が今度はその地球を命懸けで守ろうというのか。いやはや地球人というものは全く分からん生物だ」。そしてプロテ星人に変身。駆け付けたダンもセブンに変身すると夜のキャンパス内で激突する。可愛らしい見かけによらず意外と手ごわいぜ。実はただの幻影で本体は丹羽教授の姿で研究室に潜伏。電送移動機でトンズラぶっこくか。そこに一宮が乱入「教授、二人同時は再生不能ですよ!」「何!」。幻影のプロテ星人が消えるとセブンは宇宙に飛び観測衛星を回収、ホーク2号がプロテ星人の円盤を撃破する。ソガはぼんやり一宮のことを考えていた。もし生きていれば立派な科学者になったのでは。しかし死んだとは限らない。宇宙をさ迷っている内に元の姿を取り戻し、遠くの星から地球を懐かしがって見ているかもしれない。あるいはひょっこり大学に戻ってくるかもしれない。冴子が丹羽教授の研究室の前を通りかかると物音が聞こえる。ドアノブに手を掛けるが微笑みながら立ち去る。空いていた窓から風が吹き込みカーテンが揺れている。「さっきの物音はどうやら春風の悪戯だったようです」(ナレーション・浦野光)。お・わ・り
2022年11月27日
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戦いとはいつも二手、三手を考えるものだ ゲーテウルトラセブン 第28話「700キロを突っ走れ!」『ウルトラセブン』を毎回丁寧に鑑賞するとこいつら完全につき合ってんだなってことがよく分かる。ダンとアンヌは示し合わせたかのように休みを取ってラリーの映画を鑑賞。巨大なせんべいをかじりながらダンは興奮してます。遊園地でコーヒーカップに乗りながら「ぶーんぶぶぶーん!」とドライバーになりきり。テンション高くて変な人。とアンヌは引いていたかもしれない。地球防衛軍はニトログリセリンの数百倍の破壊力を持つ高性能爆弾スパイナーを開発。実験場への輸送中、何者かに撃墜される事件が発生する。R1号の代わりに開発したのか?そりゃ狙われるわ。さてどうやって運ぶかなあと考え中、ダンがラリーに紛れて運べばイイっすよと提案、即採用される。ドライバーはダンとアマギ。なんか怪しい参加者もいるがレース開始。人間爆弾がバイクで突っ込んできたり、マシンガンをぶち込まれたり、前方の車が地雷でぶっ飛んだりと散々な目に遭う。これは今回の計画バレてるね。ダンの思いつきに巻き込まれてアマギが気の毒。「もうやってられへん!」と汗だくでビビりまくり。「怖いんだお・・・小学校の頃な、近くの花火工場が爆発して家も人間もばらばらだった。それ以降ダメさ。足がすくむんだ。隊長は知っている。それなのにわざと俺を選んだんだ」。そんなトラウマを抱えるアマギに対して「これは任務なんですよッ!」と6年後の姿を思わせるダン。そんな二人をキリヤマたちは一般人を装ってフォロー。しかし追手は次々現れ、車に時限爆弾を仕掛けられてしまう。アマギの緊張は限界超越、交代を希望するが、非情なキリヤマは交代どころか時限爆弾の解除を命じる。「できましぇん!」「さっさとやれやあほんだら!」と鉄拳制裁。ダンにフォローされながらアマギは解除に成功し達成感まんまん。交代を断り「出発しようぜ!」と調子ぶっこくところがややうざいね。その後も妨害は続くが無事に実験場へ到着。しかし本物のスパイナーは別の車で運ばれ、ダンとアマギが必死こいて運んだものは偽物だった。いつか全員ぶっ殺してやるとアマギは思った。そんなこんなで実験開始。その時、山腹から巨大な戦車に乗っかった恐竜が出現する。その狂ったデザインを見て美術監督の成田亨は円谷プロを退社してしまう。恐竜はスパイナーを咥えて大暴れ。爆発したら超やべーよ。つうことでウルトラセブン登場。見た目の狂いっぷりとは対照的にやたら強くセブンを痛めつける。セブンは一瞬の隙を狙ってスパイナーごと恐竜を爆破する。事件解決。負傷したダンが担架で運ばれるが、トラウマを克服したアマギは晴れ晴れしている。ここで久々にダンのポエムが炸裂。「ウルトラ警備隊の任務は厳しい。大きな勇気とたゆまぬ努力が必要だ。アマギ隊員も立派に任務を遂行した。これからも恐ろしい敵は次々と現れるだろう。だが我々がウルトラ警備隊魂を持ち続ける限り、地球の兵は守られるに違いない」。これも血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ。お・わ・り
2022年11月26日
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雪が解ければ見えてくる ゲーテウルトラセブン 第27話「サイボーグ作戦」3クール目突入。同時にスタッフが一部異動。その影響で作風がやや変化したかもね。ある夜どっかの沼に火の玉が落下する。結構な大事件だと思うが、知ってか知らずか沼の近辺を通信隊員の野川とフィアンセの早苗がドライブしてますよ。野川はソガの後輩だが、裏方役の自分の仕事にふてくされ気味。フィアンセがいるだけ恵まれていると思えと言いたくなるよね。そこへ沼から円盤出現、二人が乗った車を拉致する。翌日ハイキング中の若者たちが意識を失った早苗を発見、通報を受けてソガとダンが駆けつける。早苗は「野川さん・・・」とうわごとのように繰り返す。野川の名前を耳にしてソガびっくり。あいつこんな美女とつき合ってたのかよ。ガッデム!と思ったかもしれない。一応そこら辺を捜査をしたが野川の行方は分からなかった。その頃、野川はボーグ星人によって改造、地球防衛軍の隊員である立場をフル活用され思いのままに操られようとしていた。そして早苗の前に戻ってくる。「心配させちゃってごめんネ」今までどこに行っていたのか?「それは言えません」。棒読み台詞で秘密の仕事をすることになったと別れを告げる。そんなこんなで地球防衛軍基地へ。無事の帰還を歓迎するキリヤマたち。能面みたいな表情で棒読み台詞ですけど。こいつら違和感感じないのか?とダンだけ野川を不審に思い、尾行を開始するが目の前で消えてしまう。野川は基地のあちこちに爆弾を仕掛けていた。そんなこんなでソガに撃たれて精密検査。半サイボーグに手術され、脳のプレートが埋め込められていたことが判明するが、手術をすれば元の身体に戻る可能性があることも分かる。そんなこんなでキリヤマ&アンヌが事件現場の沼を攻撃、水が干上がって円盤出現。さらに新型爆弾をぷっ込んで円盤を撃破する。徹底的に殺って殺るぜって感じです。その頃、女性の姿をしたボーグ星人はあっさり基地に侵入、計画を白状した野川を殺害しようとする。基地ごと爆破すればいいのに。ダンは野川を救出するとセブンに変身、ボーグ星人と激突する。スタジオと屋外を使い分けて撮影。異様な迫力が出てますが、その後、ほとんど例がないのは屋外の天候次第でスタジオで摂ったものとつながらないリスクがあるからだと思います。今回はめちゃくちゃ快晴。そんなこんなでアイスラッガーをぶち込んでボーグ星人の首ちょんば。つうことで事件解決。野川と早苗は結婚式を挙げてめでたしめでたし。お・わ・り
2022年11月25日
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血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ ゲーテウルトラセブン 第26話「超兵器R1号」秘密裏に開発されてきた恐怖の超兵器R1号が完成する。「これで地球の防衛は完璧だな。地球を侵略しようとする惑星なんかボタン一つで木っ端微塵だ」とキリヤマ楽しそうだな。アンヌも使用しなくても兵器があるだけで平和が守れると自民党の議員みたいなことを言う。しかしダンのみむーんと考え中。地球を守るためなら何をしてもいいのか?侵略者は超兵器に対抗してもっと強力な超兵器を作る。フルハシ(ばか)はもっと強力な兵器を作ればいいと主張。「それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ」。そんなこんなでタケナカ参謀、前野博士(美人)、瀬川博士(おっさん)を中心に実験の準備が進められる。さらに1号の10数倍の威力を持つR2号の開発も進んでいた。「これで地球も安全です」。そうか?つうことで実験先に生物が住んでいないギエロン星が選ばれる。生物がいないのは確実なのか?つうことでR1号がぶち込まれてギエロン星粉々。実験成功。イエーイ。ところがギエロン星のあった方角から巨大な物体が接近、観測艇が攻撃を受ける。ギエロン星は金星とよく似た環境のため、生物がいるとは考えられない。ダンはホーク1号でフルハシと調査に向かいながら、絶対に実験を妨害すべきだったと後悔していた。「それができたのは僕だけだったのに・・・」。地球の廃墟に降り立った巨大な生物・ギエロン星獣。ギエロン星に生物がいた。ヤベーよ。実験の失敗を揉み消すかのようにホーク3号に新型ミサイルを搭載、ギエロン星獣にぶち込んで抹殺成功。やれやれ。マスコミには黙っとけよ。その夜、ギエロン星獣は再生、翌朝にはびんびんで復活する。しかも放射能を巻き散らしながら東京に向かって進行、既に放射能の灰は広がっている。すっかりしょんぼりの前野博士(美人)らとは対照的に瀬川博士(おっさん)のみ「この危機を救うのは超兵器R2号だけです。私はR2号の破壊力に賭けてみたい」とマッド発言。空気読めよ。そんなこんなでホーク1号と3号が攻撃するが全然効かねーよ。不時着。機内で待機せず放射能だらけの機外に出るスーパーマッドなキリヤマたち。お前たちにはついて行けねーよとダンはセブンに変身、ギエロン星獣と戦うが、R1号の攻撃を受けても死ななかったギエロン星獣に苦戦する。セブンは満身の力でギエロン星獣の翼をもぎ取ると覆いかぶさり、アイスラッガーで喉笛を掻き切る。大量の返り血を浴びるセブン。放射能だらけのお花畑で静かに目を綴じるギエロン星獣。その後、前野博士(美人)、瀬川博士(おっさん)、タケナカ参謀の三人は反省会。「私はどうしてもあの怪獣を憎むことができません。本当はギエロン星に住む平和な生物だったかもしれません」。超兵器R2号が完成すれば地球の平和は絶対に守れるといえるか?「人間はそんなマラソンを続けるほど愚かな生物なのでしょうか?」。その頃ダンは多量の放射能を浴びたためメディカルセンターに収容されていた。籠の中の回し車を走り続けるリスを見てむーんとした表情。お見舞いに来た前野博士(美人)とタケナカ参謀にR2号の開発中止を申し出ようとするが、今から委員会に提案するつもりだと聞かされる。「私たちも何とかして他の委員を説得してみます」。感激して笑顔を見せるが再びむーんとなる。一心不乱に回し車を走り続けるリス。お・わ・り
2022年11月23日
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小谷実可子 ゲーテウルトラセブン 第25話「零下140度の対決」猛烈な異常寒波と大雪が発生。ダンはパトロールから戻る途中、乗っていたポインターがエンストを起こしそうになる。しかも大雪に埋もれて動かねーよ。超寒いし。非情なキリヤマはポインターを捨てて戻るよう指示。殺すつもりだろ?とぶち切れながらもアンヌに「暖かいコーヒーがあるわよ」と言われ、仕方なく徒歩で出発。雪は止まねーし気温もどんどん下がる。常夏の基地も原子炉が原因不明の故障、一気に冷蔵庫化してしまう。ダンは吹雪の中を八甲田山状態。「ウルトラセブンにも弱点があった。光の国M78星雲から来た彼は普通の人間以上に寒さに弱かったのだ」(ナレーション・浦野光)。フルハシとアマギは動力室に向かうが、外部からドリルのようなもので突き破られていた。巨大な口みたいなものも現れてびっくり。おかげで工事は中止。基地内部の気温は零下90度。医療班のアラキとアンヌはヤマオカ長官に全隊員の撤退を申し出るが却下。ムカつくじじいだとアラキは思った。隊員たちは寒さでばたばた倒れていく。吹雪の中を歩いているダンも限界っす。そこにほわーんと炎の幻覚と共に地球を凍らせるためにやって来たポール星人が登場。「光の国が恋しいだろうね。ウルトラセブン。でも自業自得というものだ。M78星雲には冬がない。冷たい思いをするがいい」。ひょろひょろした体型をしながら過去に二度地球を氷河期にしたツワモノ。今度は三度目の氷河時代つうことだ。「地球上の生きとし生けるものが全て氷の中に閉じ込められてしまうのだ。ウルトラセブン、もちろんお前さんも一緒だ。ついでに言っておくが地球防衛軍とやらを手始めに凍らせてやった。あいつらがおると何かと邪魔だからな。はっはっはっはっ」。ムカついたのでセブンに変身しようとするがウルトラアイ無くしちゃった。落とすなよ!基地では復旧作業を再開していたが零下140度。バナナで釘が打てるモービル1のCM状態。もうあかん。そしてダンの目の前に原子炉を破壊した怪獣ガンダーが出現。ダンはカプセル怪獣ミクラスをぶっ込む。猛吹雪の中、両者激突するがじゃれ合っているようだ。その頃アラキはヤマオカ長官に再度進言。使命より人命だ。「アラキ隊員の言うとおりだ。人間の命は何より大切だ。退却しよう」。早よ言わんかい!とアラキと視聴者は思った。ガンダーとミクラスがじゃれ合っている最中ウルトラアイを発見。道路に落ちている手袋みたいに誰かが見つけてそっと置いてくれたとしか思えないぐらいの偶然度。つうことでセブンに変身。いきなり太陽に飛んでエネルギー充電。基地では隊員たちが撤退する中、フルハシだけ原子炉の復旧作業を続けていた。そして復旧。電気が点きましたよ。ドリルを握っていたフルハシがどうやって原子炉を直したのか謎だが、ガンダーをぶっ殺すため元気爆発でウルトラホーク1号と3号出撃。そしてセブンも充電ばっちりで帰ってくると速攻アイスラッガーでガンダーの両腕と首を切断する。「ウルトラセブン、どうやら我々ポール星人の負けらしい。第三氷河時代は諦めることにする。しかし我々が敗北したのはセブン、君に対してではない。地球人の忍耐だ。人間の持つ使命感だ。そのことをよおく知っておくがいい。はっはっ。我々が君の活動が元のように多くなく、そして活動すればたちまち苦しくなる弱点を作っただけでも満足だ。はっはっはっ」。セブンは変身を解除してダンの姿に戻るとミクラスを召還する。空はすっかり青空。ウルトラアイを拾ってくれたのポール星人かもね。お・わ・り
2022年11月22日
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セブンが死ぬ時東京が沈没する ゲーテウルトラセブン 第24話「北へ還れ!」前回ぐらいからドラマパートが強化。市川森一得意の人情話。母親が病気と聞いてフルハシは故郷の北海道に戻っていた。ところが実家の牧場を継がせるための嘘だと分かり、迎えに来た妹(山吹みどり先生の声の人)をどっかの原野に降ろして速攻基地に戻る。その頃、防衛軍のパトロール機と民間航空機が衝突する前代未聞の事故が発生。戻って来たフルハシにウルトラホーク3号で事故現場の北極圏域に向かわせる。その時お電話デスよ。電話の相手はフルハシの母親ユキ、どうしても会いたくて基地近くへやって来たという。ダンたちは気を遣ってフルハシに交代を申し出るが、ややこしい話になると分かっていたので拒否。民間人を基地に入れることができないためダンとアンヌが近くのホテルに案内することになる。何でこいつらいつも二人揃って行動してるんだ?という状況をリアルに目撃しますがそういうことなのだ。しかも行く必要のない喫茶店にご案内。ところがユキの話を聞いてダンびっくり。一方アンヌは基地からフルハシが超やべーとの連絡を受ける。ダンはどぎまぎしながらユキをアンヌに任せるが、この時の口調が少し前まで遠慮があったのに完全タメ口。もはや言うまでもないね。フルハシのホーク3号は謎の灯台から謎の光線を浴びて操縦不能に陥っていた。手動操縦に切り替えようとするが操縦桿が動かない。最悪なことに飛行中止を要請したにもかかわらず300人を乗せた旅客機が北極圏内へ。こちらも操縦不能。このままでは20分後に衝突してしまう。キリヤマは自爆装置をセットして脱出するよう指示を出す。しかし脱出装置も反応しない。フルハシは自爆を覚悟する。謎の灯台には悪い宇宙人たちが潜んでいた。全てはコイツラの仕業。ただし目的は不明。そんなこんなでキリヤマはユキを基地の作戦室に招き、フルハシと通信させる。「何してるんだいお前」「パトロールさ」「遠いのかい?」「うん遠いよ。北海道より遠いんだ。何しろ北極まで来てるんだからね」「まあ北極。じゃあ私の声も北極まで飛んでってんだねえ」「ああそうだよ。北海道まで来て寒い寒いって震えてらあ」「アハハハ」といつまでも笑い合う二人。フルハシは涙を流している。その後も作戦室では慌ただしく隊員たちが行き交っている。ユキは事情を知らないが「ウルトラ警備隊の仕事って大変なんだねえ・・・」と呟く。ホーク1号で現地に向かっていたダンはカプセル怪獣ウィンダムをぶっ放して灯台に向かわせる。ところがウィンダムも操られダンに迫ってくる。寒いの苦手なんだがセブンに変身、ウィンダムと冗長気味なバトルを展開。正気に戻ったウィンダムは再び灯台へ向かうが光線を浴びてダウン。ロケットになって飛び去る灯台をワイドショット一発で撃墜する。最初からそうすればいいのに。その瞬間ホーク3号、旅客機共に操縦復活、衝突は避けられた。無事にフルハシは帰還するが、ユキは北海道に帰った後だった。さらにキリヤマからパトロールを命令される。パワハラかよとぶち切れそうになるが「北海道上空を一回り・・・頼むぞ」と言われる。キリヤマの計らいだ。夕焼けの北海道上空をフルハシのホーク3号が飛行する。ユキがフルハシに語り掛ける。「もういいんだよ。牧場の今年もうシゲルには心配かけない。母さんはね男が自分で選んだ仕事、それが一番良いってことが分かったんですよ。やっぱりシゲルはウルトラ警備隊の隊員・・・」。ユキが夕日に浮かぶ。「フルハシより本部へ。北海道上空異常なし。夕焼けがとってもきれいだ。もう一回りして帰る」。お・わ・り
2022年11月21日
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嘘ばっかり ゲーテウルトラセブン 第23話「明日を捜せ」このお話は面白くて昔から好き。ダンプカーに追われるおっちゃん。ひたすら逃げまくる。パトロール中のキリヤマとフルハシに助けられるが、ナイフを投げつけられ意識を失う。おっちゃんは占い師の安井。03倉庫が大爆発し、キリヤマも怪我を負うと予言する。んなあほな。03倉庫に異常がないことも判明する。安井の予言を信じていたキリヤマはウルトラ警備隊の連中に03倉庫を徹底的に調査するよう命令する。03倉庫の外観はふつうの倉庫だが、地下には地球防衛軍の超兵器開発基地があり、惑星間長距離ミサイルなどの開発が行われていた。エライ物騒なものを街中に作ったな。これ沖縄の米軍基地のカリカチュアと思われる。今度は富士見ヶ原に円盤が降りると予言。結局どちらも異常なし。今回の件でキリヤマはマナベ参謀から叱責を受け、嫌がる安井をいったん帰宅させることになる。「隊長さん私は宇宙人に狙われてるんですよ!それでも帰れって・・・倉庫は必ず爆発します!円盤は必ず来るんですよ!」しーん「今日がダメなら明日・・・そうだ明日を捜しゃいいんですよ!」。必死に食い下がったが却下。しかしキリヤマはマナベ参謀に休暇願を出す。「あの男を信じたついでに、あの男の言っていた明日を捜してみます」。マナベ参謀は苦笑しながら護身用の拳銃を渡す。一週間ぶりに宇宙パトロールから帰還したダンは連中から話を聞き、キリヤマのあとを追う。「捜す。キリヤマ隊長はあてどなく捜し回る。明日は一体どこにあるのか?安井はどこに消えてしまったのか?」(ナレーター・浦野光)その夜、安井はしょんぼり帰り道。夜道で泣く女、ガソリンスタンドの店員、タクシーの運転手、全員のっぺらぼうのシャドー星人で安井は気絶、まんまと拉致されてしまう。その頃03倉庫でキリヤマとダンはばったり鉢合わせ。「どうしてこんなところに?」「隊長と一緒に明日を捜したくなりましてね」。その時、三つの火球が落下。「どうやら予言は的中ですよ!」。火球は03倉庫を直撃し大爆発を起こす。「ついに明日が見つかった。捜していた明日が見つかったのだ!」(ナレーター・浦野光)。そして爆発に巻き込まれキリヤマも怪我を負う。そんなこんなで安井はシャドー星人(上田耕一)に監禁され拷問、でたらめな予言をしてウルトラ警備隊の注意力を引き付けるよう脅されていた。一方、ウルトラ警備隊は富士見ヶ原でシャドー星人の基地を発見、ダンとアマギが潜入するが、脱出する円盤の衝撃でアマギ気絶。ダンはセブンに変身して円盤を叩き落とす。とどめを刺そうとするが命乞いするシャドー星人。嘘だよーん。怪獣ガブラを放ってセブンに攻撃を仕掛ける。しかしアイスラッガーで首ちょんば。命乞いするシャドー星人。その証拠に安井を解放する。嘘だよーん。首だけのガブラがセブンに噛みつく。安井の助言を得て円盤を撃破、辛くも勝利するがセブンも消滅する。意識を失っているアマギより負傷したダンを心配するアンヌが結構最低な女だな。とりあえず事件解決。爆発のショックで安井の予知能力は失っていた。しょんぼり。「超能力がなくなってしまった・・・もう逃げずに済むんだ俺は!やったー!」。皆にこにこ。キリヤマもニッコリ笑顔を見せる。お・わ・り
2022年11月20日
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甲州街道はもう秋なのさ ゲーテウルトラセブン 第22話「人間牧場」今回も一班体制で下田ロケ。下田沖に謎の円盤が人知れず浮上する。その時アンヌはお友達のルリ子の誕生日パーティーに参加していた。表で犬がわんわん鳴いててうるせーなー。ルリ子が様子を見に行くと犬が姿を消していた。アンヌと手分けして探すが、牛と豚を合体させたような宇宙人ブラコ星人に拉致されてしまう。アンヌはフラッシュビームみたいなアイテムでウルトラ警備隊に通報する。このシーン特撮班による『ウルトラマン』のパロディで面白い。そんなこんなで今週も下田に全員集合。ものすごい力で叩きつけられた犬の死骸と妙な足跡を発見する。実は世界中で同じ足跡が発見されていたことが分かる。しかもありとあらゆる種類の動物が一匹だけ盗まれていた。どういうこと?その頃ルリ子は円盤のリラクゼーションルームみたいなとこに隔離されていた。そんなこんなでルリ子発見。ただし腕に変な物体が植え付けられていた。しかも染色体がどんどん減少。どういうこと?とりあえず地球防衛軍のメディカルセンターに収容、アンヌが看病を続けるが、突然ブラコ星人が出現。本当に突然。いつの間に潜入したんだよ!。「ダーン!ダーン!」の悲鳴を聞いて駆け付けたダンではなくキリヤマがブラコ星人を仕留めるが、アンヌにも変な物体が植え付けられてしまう。そこでブラコ星人の死体を解剖、胃の中から変な物体を発見する。つまり宇宙人の食糧であり、女性のホルモンを与えると活発に成長することが判明する。まさに「人間牧場」である。ブラコ星人は地球のあらゆる動物で研究を重ねた結果、人間の女性が一番エエことを発見したのだ。変な物体を取り除くには土星にある放射線α73を当てるしか方法がない。そこでウルトラホーク2号で土星へ行こうとするが3日も掛る。アンヌとルリ子の生命はあと15時間。間に合わねーよ。その頃、下田沖からぞくぞくと円盤が浮上。いつの間にこんなに潜伏してたんだよ!ウルトラホーク1号出動。アンヌとルリ子をどうやって助けるか。ダンはぬーんと考えた結果ウルトラホーク3号で出撃、円盤群に突っ込んで墜落。同時にウルトラセブン登場。円盤群はセブンを捕らえようとするがウルトラホーク1号がナイス援護、一機残らず全て撃墜する。そんなこんなでセブンが土星から持ち帰った放射線α73で治療開始。アンヌとルリ子は無事に回復する。しかしダンは行方不明のままだ。キリヤマは「なに、ダンのことだ。きっとどこかで生きているさ」と適当なことを言う。生きていたから良かったものの死んでたらあんた懲戒免職だよ。お・わ・り
2022年11月20日
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高額食パンブームは去った ゲーテウルトラセブン 第21話「海底基地を追え」面白いんだかつまらないんだか微妙なお話。特撮班が本編を担当、ウルトラシリーズとしては珍しい一班体制である点では超意欲作。特撮と本編のつながりがスムーズ。凝った画作りが多く、ビジュアルとして楽しむお話なんですな。あちこちの船舶が沈没する事件が発生。ダンとアンヌの調査で戦艦大和に似た軍艦が出現していたとの証言を得る。しかも遭難地点では油や破片も見つからなかった。フルハシとアマギはかつて大和が沈没した徳之島周辺を調査をするが、それらしいものは見当たらない。代わりにヒトデ型の円盤に拘束されてしまう。そして下田港に大和に似た軍艦ロボットが浮上する。でもすぐ海中に姿を消す。ズコッとなる下田港の皆さんと視聴者。すると再び姿を現し、今度は下田港を派手に攻撃しまくり。ペリーもびっくり。ダンの乗ったウルトラホーク3号とソガ&アンヌのポインターが苦戦しているところへ、キリヤマがウルトラホーク1号で駆け付け軍艦ロボットを攻撃。華麗な飛行テクニックを披露してカッコいい。その甲斐あってか軍艦ロボットは攻撃を中止するが、パリ本部からの連絡によると停止してから15分後に大爆発する爆弾ロボットだと判明する。ただし敵の本拠地は分からなかった。爆発まであと13分しかねーよ。軍艦ロボットは攻撃を再開。海中で気絶していたダンはセブンに変身、軍艦ロボットと対峙する。そこにミミ―星人の声が響く。ミミ―星人は地球人が利用していない豊富な海底の鉱物を奪うために来たと言う。だったらお互い平和的に話し合おうよ。しかし両者激突。セブンは手足を鎖でつながれてしまう。爆破時刻が迫る。やべーよ。セブンは身体をぐるぐる回転させて鎖をちぎるとエメリウム光線で軍艦ロボットを爆発する前に爆破する。意味があるような無いような。ついでにフルハシとアマギもヒトデ型円盤を撃墜する。下田に来たので温泉に浸かって旨い刺身と旨い酒で今夜はいい塩梅だぜと思いながら昇る朝日を見つめるダン。お・わ・り
2022年11月20日
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君は時の涙を見る ゲーテウルトラセブン 第20話「地震源Xを倒せ」凡作続きの『セブン』にしては面白かった。国際核研究センター。ダンとソガはイワムラ博士(毎回寅次郎の夢に出てくる悪人)に「ばかものー!」と一喝される。イワムラ博士は地球の核の研究者として世界的権威だが、超頑固者でめんどくせーじじいとしても有名だった。最近頻発する局地的地震について意見を聴きたかったがこの有様っすよ。そこに助手のサカキが現れナイスフォロー。ムード歌謡の歌手みたいなツラした男が助手を務めていると知ってホッとする二人。その地震が頻発してる地域でラリー開催中。参加している玲子と光子コンビが迷子になりました。その途中で赤い色をしたきれいな鉱石を見つけるが、またしても地震発生、怪獣みたいな唸り声も聞こえる。つうことでウルトラ警備隊出動。しかしソガはイワムラ博士には会うのだけは勘弁してちょと駄々をこねる。フルハシも拒否。そこでアンヌがダンを誘って出動。こいつらデキてるな。そんなこんなで国際核センターへ向かうが、イワムラ博士は既に現地にイッていた。つうことでフルハシも合流、玲子・光子コンビを救出しながらイワムラ博士が滞在している山小屋に到着。もうすっかり夜です。どんどんとノック。「誰だ!家をぶっ潰す気か!」と激怒しながらイワムラ博士登場。恐ろしい形相にフルハシ圧倒される。しかも「調査ー?遅い!遅すぎる!!」と怒られるが、この場合イワムラ博士が正しいです。そしてフルハシにコーヒーを入れろと命令する紳士ぶりを発揮。しかしサカキと知り合いだと知ると態度を軟化。イワムラ博士はそれだけサカキを高く評価していた。そんなこんなで玲子・光子コンビが手にしていた鉱石を見て興奮。それは地球を構成するウルトニウムだった。なぜこんなものがそこら辺に転がっているのか?大量に運び出されると地球はバラバラになってしまう。つうことでマグマライザーで地底探検に出発。「わしも乗るぞー」と言い出すイワムラ博士をサカキが必死に止める。案の定マグマライザーとの連絡が途絶えてしまう。困ったなー。その時サカキはアンヌの耳元でそっと囁く。イワムラ博士の影を指さすと何と宇宙人の姿。サカキはアンヌを連れて山小屋を脱出する。その時ポロリと金属製のバッジを落とす。それを拾った玲子・光子コンビはイワムラ博士に渡す。これは地球の金属ではない。じじいだがダッシュでサカキとアンヌを追いかけて問い詰める。サカキはバッジを奪い取るとシャプレー星人の姿に戻り、岩の上に乗っかってあれこれ解説。しかし駆け付けたソガにあっさり射殺。「ギラドラース!」と絶叫すると怪獣ギラドラスが出現する。その頃、地底に閉じ込められたマグマライザーはサウナ状態でフルハシとアマギ失神。ダンはセブンに変身してマグマライザーごと地上へ。吹雪を巻き起こすギラドラスに苦戦するがアイスラッガーで首ちょんば。ウルトニウムがごろごろ溢れ出す。虹も出てハッピーエンド。無事を喜び合うイワムラ博士たち。それにしてもサカキがアンヌを連れ出した理由だけ謎だが、愛人にするつもりだったと思うよ。お・わ・り
2022年11月20日
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赤は突っ込め ゲーテウルトラセブン 第19話「プロジェクト・ブルー」地球を覆うバリアを突き破って何者かが侵入、地上に落下して山火事発生。しかし特に注目されず、ウルトラ警備隊にも通報されなかった。その頃フルハシは全然事件が起きないため暇だ暇だとぼやいていた。おめー2週間サボってたくせに何言ってんだよ。代わりにアマギとソガは月へ出張で今回欠席。地球防衛軍は宮部博士による地球防衛網「プロジェクト・ブルー」を開発していた。完成すれば外部からの侵入者を完全に防ぐことができる。宮部博士は若いセクシー系金髪外人を嫁にゲット、風光明媚な豪邸に住んでるよ。ホンモノの博士とは大違いですな。久しぶりの休暇を活用し、金髪外人嫁に誕生日プレゼントを購入。箱を開けると真っ白なセクシー系ドレス。エロい微笑を浮かべる宮部博士と金髪外人嫁。翌朝、金髪外人嫁は買い物に出かけるが本当は何やってんだか分かったもんじゃないよね。お留守番の宮部博士はのびのびAVでも観るかと薄笑いを浮かべるが、台所の床下に隠し通路を発見。いつの間にこんなものが!金髪外人嫁と愛人の隠し部屋?どきどきで侵入するが閉じ込められてしまう。さらに台の上に縛りつけられどきどき。そこに宇宙の帝王と名乗るバド星人(声・レレレのおじさん)が現れる。自分たち以外の知的生命体は許せねー。そこで大昔冥王星にいた知的生命体をぶっ殺した。その頃、地球は未だ火の玉だった。ところが最近お邪魔すると知的生命体がいるじゃねーか。つうことで地球人をぶっ殺すためプロジェクト・ブルーの設計図寄こせつう話。先日の山火事は仲間の宇宙船だった。その頃、金髪外人嫁が帰宅。宮部博士がいない。電話線が切られ連絡が取れない。停電で部屋中真っ暗。金髪外人嫁は恐怖におののく。とどめにバド星人登場。ギャーッ!しかし見た目はケツダケ星人そっくり。そこへ電話が通じないことを不審に思ったダンとアンヌが駆け付け、あっさりバド星人射殺。結果的に良かったんだけどこれが友好的な宇宙人だったらどうするんだよ。。。ダンは気絶した金髪外人嫁を寝室に運んで二人きり。むーんとちょっとだけ迷いながらセブンに変身。宮部博士の救出に向かう。その間にまたバド星人出現&あっさり射殺。セブンの登場にビビったバド星人(いったい何人いるんだ?)は宮部博士を人質に円盤で脱出しようとする。ついでに2時間で地球を爆発させる爆弾を置いてくよと宣言。最初からそれ使えよ。そんなこんなで双方巨大化して激突。岩を投げまくったり凶器攻撃したり小悪党ぶりを発揮。どこが宇宙の帝王やねん。しかもセブンに投げ飛ばされ、ぶくぶく血を吐いて絶命。弱い。そんなこんなで宮部博士を救出、爆弾も宇宙空間にポイ捨てして事件解決。プロジェクト・ブルーの設計図は金髪外人嫁にプレゼントしたセクシー系ドレスに隠されていた。事件の解決をキリヤマに報告するダンにすかさずアンヌが「全部ウルトラセブンの働きです」と割り込む。アンヌの頭を「こいつぅ」と小突くダン。こいつらデキてるな。そのやり取りにキリヤマが「何?何がこいつだ」と突っ込む。いっけねーと苦笑いするダンが可愛いが、6年後、恐怖の鬼隊長となることを我々視聴者は知っている。お・わ・り
2022年11月20日
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貸し借りは友をなくす ゲーテウルトラセブン 第18話「空間X脱出」すごい凡作。ウルトラ警備隊がスカイダビングの練習をしてますよ。今回もフルハシの登場はここだけ。理由は二日酔い?連中がぴょんぴょん飛び降りる中、アマギだけビビってます。ソガはアマギを突き落として降下。地上で待つキリヤマたちはいつまで経っても降りてこないソガとアマギを心配する。その頃アマギはどっかの森に着地していた。たぶん『七人の侍』でも使われた世田谷区の森だと思う。今はマンション立ちまくりですね。ヒルに襲われたり底なし沼で溺れているソガを発見したりの大冒険。そこに鈴のような音が聞こえる。そして二人の前に巨大な宇宙人が現われる。意味なく分身したり変なポーズ取ったり何したいんだろう?そんなこんなで二人はビデオシーバーでキリヤマに報告。ダンとアンヌがウルトラホーク3号で救出に向かうが手掛かりなしで帰還。すっかりぐったりのアマギとソガ。また鈴のような音が響く。何となく空を見上げると巨大な地球が浮かんでいた。自分たちがいるのは地球ではなく、人工的に作られた空間だった。報告を受けたマナベ参謀は二年前にワシントン基地で一度だけ見たことがあると話す。そして「ベル星人に違いない。あの鈴の音は脳波を狂わす恐ろしい力を持っているんだ」とものすごく詳しく解説する。そして変な顔をしたクモ怪獣に襲われるアマギとソガ。もう踏んだり蹴ったりです。キリヤマたちはビデオシーバーの電波を頼りにウルトラホーク1号で再び救出に向かう。電波を発信するもくもくの雲の中へ突入、アマギとソガを発見する。二人を救出するとダンは囮になって現地に留まるが鈴の音に苦しめられる。地球人と違って宇宙人には鈴の音がたまらんらしい。七転八倒の末セブンに変身、ベル星人を割とあっさり倒す。すると疑似空間も消失を始める。ダンに惚れてるアンヌは「隊長、ダンがまだです。探してきます!」しかし「危ない。もう間に合わん」とキリヤマはとっとと脱出を命令。平気で宇宙人の住居や乗り物を爆破する連中なので仲間を見殺しにするのは朝めし前です。「疑似空間を作り出すなんて恐ろしい宇宙人だ。皆この言葉を知っているか?『神なき知恵は知恵ある悪魔を作ることがある』。どんな優れた科学力を持っていても奴は悪魔でしかないんだ」と力説するキリヤマこそ悪魔だよ。そして変身を解除したダンはベータ号に乗り込んでいた。「皆無事だったのか。良かった良かった」。全然良かねーよ。お・わ・り
2022年11月19日
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涙とおならを我慢するのは身体に良くない ゲーテウルトラセブン 第17話「地底GO!GO!GO!」『ウルトラセブン』エピソード0的お話。ロケ地は茨城県・日立鉱山。今回ここだけで展開するので予算もスケジュールもコンパクト。それでいて見応えあり。とある鉱山で落盤事故が発生。地下1000mの坑内に炭鉱夫の薩摩次郎が生き埋めになってしまう。次郎はペットのネズミ・ちゅう吉を助けるため坑内に引き返してしまったのだ。それにしてもこの次郎、モロボシ・ダンそっくりなのはどういうこと?つうことで次郎救出と事故原因の調査のためウルトラ警備隊出動。フルハシ隊員は欠席。二日酔い?炭鉱夫たちによると落盤事故は今年に入って三度目と証言、そして次郎のことを「ミラクルマン」と呼んでいた。登山の最中、仲間を助けるため自らのザイルを切り、200メートル下の谷底に転落したがかすり傷だけで助かったことに由来する。その話を聞いてダンは思い出した。その頃、次郎は無事を知らせるためにパイプをかんかん叩きまくっていた。その音を聴き、パイプを透視するダン。「やっぱのあの青年だ。僕が地球に来て最初に遭った地球人。そう、彼は僕の分身なのだ」。落下する次郎青年を救ったのはセブンだった。「仲間を救うためにザイルを切った。なんと勇気ある青年だ。そうだ、この男の魂と姿をモデルにしよう」。セブンは次郎そっくりの姿に変身する。「こうしてウルトラ警備隊、モロボシ・ダンが誕生したのだ。彼は僕の分身だ。なんとしてでも助け出せねば」。つうことでマグマライザーに乗ってダン、アマギ、アンヌ、ソガが地底に向けて出発。ものすごいドリルで掘りまくって逆に次郎が心配になる。逆に。硬い岩盤にぶち当たり手こずっていると後方に謎のシャッターが下ろされなんじゃこれは?ダンは超強烈な爆発物・MS爆弾でシャッターを爆破するが、近代的な地底都市が姿を現す。そしてダンも行方不明になる。これが落盤事故の原因か?ソガ、アマギ、アンヌはダンを探すため地底都市に潜入、ぞろぞろ出てくるロボット(中島春雄)を撃ちまくり。顔面からぶっ倒れるアクションがスゴイ。その頃ダンはロボットに捕まり拘束、ウルトラアイを取り上げられていた。またこのパターンか。金属製の台に拘束され鉄板焼き状態で焼き殺されそうな雰囲気。岩盤浴のようにも見えるが。ダンは都合よくリモートコントロールでウルトラアイを取り戻すとセブンに変身。ロボットを倒し、真っ先に次郎の許へ。次郎をマグマライザーに運び入れる。その頃ソガたちはろくすっぽ調べもせず、地底都市のあちこちにMS爆弾をセット、ダンと合流するとマグマライザーで地上へ脱出する。次郎が病院へ運ばれた直後、地底都市は大爆発を起こす。「ウルトラ警備隊の活躍で一人の尊い命が救われました。あの巨大な地底都市、あれは一体何だったんでしょう?宇宙人の侵略基地だったのでしょうか?いや、もしかすると我々地球人よりはるか昔から地球に住んでいる地底人の文化都市だったのかもしれないのです」(ナレーション・浦野光)。だったらちゃんと調べろよ。毎週危険なことばっかりやらかす連中だなあ。それとお前らちゅう吉のこと忘れてないか?お・わ・り
2022年11月18日
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これやこの行くも帰るも別れつつ知るも知らぬも逢坂の関 蝉丸ウルトラセブン 第16話「闇に光る眼」アンノン星調査のため無人宇宙船さくら9号が打ち上げられたが消息を絶っていた。先週ペダン星人の件でエライ目に遭ったはずなのにこいつら懲りてません。そのさくら9号が突然帰還しつつあるらしい。推定落下地点はその名も地獄山。つうことで何事もなくさくら9号着陸。ところが現地を訪れていたダン、アマギ、アンヌの目の前で突然爆発してしまう。その時、巨大な眼が三人を監視。ダンは何となく異変を感じる。その頃、斎藤清六そっくりのヒロシ少年が地獄山から下山。オブジェのような石を抱えている。それをいじめっ子共が奪おうとするが、突然頭痛に襲われぶっ倒れる。ヒロシ少年が拾った石はアンノン星人の身体だった。つうことでアンノン星人の意志は交渉開始。返してくれたら「君を一番強い子にしてあげるよ」と誘惑。つうことでヒロシ少年は石を持って地獄山へ向かう。アンノン星人が元の身体に戻るためには地獄山の硫黄と熱が必要だった。すげー所だな。ヒロシ少年ちょっと心細くなってきましたよ。そもそも何のためにこんなことさせんの?「我々の星を二度と荒らしに来ないようにさせるためだ。君だっていじめっ子をやっつけてやりたいだろう?」。そんなこんなで町のおっさんたちが捜査を開始。ダン、アマギ、アンヌもヒロシ少年を追うが、今回やたらダンが偉そうに描かれている。一番下っ端のはずが指揮とってるぞ。アマギとアンヌは「なめんなよ」と思っていたかもしれない。そんなこんなでアンノン星人の意志とヒロシ少年の石が合体、怪獣アンノンとなって復活する。地球に来た目的を問い掛けるキリヤマ隊長に「我々アンノン性を攻撃してきた地球を壊滅させにだ」と答える。「攻撃だって?それは違う。我々が宇宙船を打ち上げたのは宇宙の平和利用のためだったんだ」「地球人の言うことは信じられない」そりゃそうだ。前回も同じことやらかしていますからね。つうことでセブン登場。「アンノン、キリヤマの言ったことは嘘ではない。地球人は決して君の星を侵略したのではないのだ」「本当なのだな?」「私も同じ宇宙人。噓は言わない」「ようしセブンの言うことを信用しよう。しかしアンノン星はいかなる星からの侵略目標にもさせない」。アンノン星人は身体から分離すると意志だけになって地球を去る。前回みたいな全面戦争にならなくて良かったね。そしてヒロシ少年もいじめっ子共とさり気なく和解。それにしても地球防衛軍は危なっかしいなあ。お・わ・り
2022年11月13日
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声が小ちゃいと損だな。ウルトラセブン 第15話「ウルトラ警備隊西へ 後編」セブンぼこぼこにされて超やべー。何とか滝沢けんじ並みのタックルをかましてロボット転倒、ひっくり返ったまま4機に分離して退散していく。「素晴らしいメカニズムだ」と土田博士は感心するが、空気読めてねーなーとウルトラ警備隊の連中と視聴者は思った。でも会議が中止になったんでペダン星人もう来ねんじゃね?と呑気な話をしていると「んなわけあるか!ボケ!」とダンが一喝。ペダン星人は地球人に侵略されると信じ込んでいる。そのため地球を徹底的にやっつけるまで攻撃を繰り返すに違いない。アマギが「それは誤解だヨ」としれっと言うが「そんな言い訳奴らに通用するか!あほんだら!」とダンぶち切れ。つうことで地球防衛軍も徹底抗戦、新型兵器の開発に着手する。こんなやばい展開でいいのか?そんなこんなでダンは偽物のドロシーと対峙。ドロシーはダンに味方になるよう誘う。もちろんお断り。地球人はペダン星を侵略するつもりはない。打ち上げたロケットは単なる観測用ロケットだと説明する。しかし「如何にも立派な名目だわ。でも何のための観測なの?それはいずれ自分たちが利用するためにやっていること。その手には乗らないわ」「そうじゃない!我々地球防衛軍の本当の目的は宇宙全体の平和なんだ!」「そう考えているのはウルトラセブンあなただけよ。人間はずるくて欲張りでとんだ食わせ者だわ。その証拠に防衛センターはペダン星人を攻撃するために密かに武器を作っている」「それはお前たちが地球の平和を乱すからだ」「それはこっちの言うことよ。他人の家を覗いたり石を投げたりするのはルールに反することだわ」「なるほど、地球人も確かに悪かった」。つうことで開発を中止する代わりにペダン星人も地球から退却してほしいと提案、ペダン星人側も本物のドロシーの解放を提案する。こうして宇宙人同士の約束が交わされる。そのことをウルトラ警備隊の連中に報告するが、そんな与太話だれが信用すんねん。「皆何を疑っているんだ?まず相手を信じることです!そうでなければ人間は永遠に平和を掴むことなんかできっこないんだ!」とバーニング。コスモポリタンを目指した金城哲夫にしか書けないセリフだなあ。そこへ本物のドロシーが帰ってくる。ペダン星人が誠意を示してくれた。しかし、その頃ペダン星の一大宇宙船団が地球に向かっていた。なんじゃそれ。しかもドロシーは記憶を消されていた。土田博士は「ペダン星人の誠意とやらも怪しいもんだね?え~?ダン君」と皮肉ぶっこくと武器の開発を再開する。そんなこんなで再び神戸港にロボット出現。ポートタワーのエレベーターにお客さんが閉じ込められてピンチ。アマギらがエレベーターを復旧させている間、ダンはセブンに変身してロボットと激突。一方、アンヌは催眠術みたいなことをして何だか分からないうちにドロシーの記憶がよみがえる。つうことでぺらぺら助言、あっという間に新型爆弾ライトンR30が完成する。なんぼ何でも早えーよ。セブンが苦戦している神戸港に集結、ロボットに向けてズボッとぶちかますと直立姿勢のまま仰向けに転倒。そこへセブンのワイドショットを食らったペダン星人の宇宙船が墜落して大爆発を起こす。かなり強引に事件が解決。全員を代表してドロシーが反省コメント。「今度の事件は私たち地球も責任があります。これから観測ロケットを打ち上げる時には十分注意しなければ」。え?違うんじゃね?お・わ・り
2022年11月08日
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常に声のデカい奴が勝つ。ウルトラセブン 第14話「ウルトラ警備隊西へ 前編」神戸港。変な外人がアクアラング姿で上陸。スーツ姿に着替えて煙草を咥えてみました。その時、沖のタンカーが大爆発。その頃、教会から一人の金髪美女が出てきました。何者かに狙われている。空港では外国人が狙撃される事件が発生。これで三件目。知らせを受けたウルトラ警備隊の連中は捜査すべきだと躍起になるが、キリヤマは警察の管轄だと止める。そりゃそうだ。しかしマナベ参謀に呼び出されてびっくり。殺された外国人たちは各国の地球防衛科学班のチーフだった。3ヶ月前ワシントン基地が暗黒の星と呼ばれるペダン星に観測用ロケットを発射。送られてきた資料を分析した結果、人類と同等か、それ以上の頭脳を持った生物の存在が明らかになった。しかも10日前、ペダン星は侵略と誤解し、復讐するという無電を送ってきた。その対策のため六甲山の防衛センターで会議が開かれることになったが、殺された者たちは会議に出席するため来日していた。ワシントン基地は謝罪の電報を打ったが返事なし。最悪やんけ。つうことでフルハシ、ソガ、ダンが神戸に派遣される。そして金髪美女ドロシー・アンダーソンの護衛を命令。ドロシーはワシントン基地の科学者であり、ペダン星人に関する資料の全てを握っていた。そんなこんなで芦屋市役所ソックリの防衛センターに到着。科学班のチーフ・土田博士(ガス人間)が笑顔で歓迎しながらも、会議は何が何でも開くとマッチョ宣言。南極から原子力潜水艦で2名の科学者もやって来るぜ。しかしペダン星人のメカによって沈没(放射能拡散→第12話へ)。つうことで神戸港。ドロシーは冒頭の変な外人に追われる。外人は唐十郎のように釣り竿を駆使してドロシーに迫る。そこへウルトラ警備隊が駆け付け、もっさりしている間にドロシーは海に姿を消してしまう。外人の正体はCIAの秘密諜報官マービン・ウェッブ(声:クリント・イーストウッドの声の人)、ドロシーを日本まで護衛していたが誘拐されたと言う。しかもさっきまでいたドロシーこそペダン星人のスパイであり、外国人殺しの犯人だと主張する。では本物のドロシーは?その頃、防衛センターに4機のメカが飛来、合体して巨大ロボットになると攻撃を開始する。地球防衛軍徹底抗戦。今まで予算をケチった分を大量投資して火薬使いまくり。防衛センターヤベーよ。その時ウルトラセブン登場、ロボットに蹴りを食らわすがびくともしない。超強えーよ。光線も連続パンチも全く効かない。アイスラッガーも跳ね返されてしまう。ロボットにぼこぼこにされセブン絶体絶命。つ・づ・く
2022年11月06日
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虎ハ取リ引キヲ許サナイ。 死神ウルトラセブン 第13話「V3から来た男」ご本人の念願叶って市川森一初登板。10年後には大河ドラマに起用されて良かったね。今回もアンヌ欠席、オトコだけのアツい世界が展開する。謎の宇宙船接近。血の気の多いクラタ隊長(アマーダ)率いる宇宙ステーションV3出動。全滅の知らせを受けてマブダチのキリヤマは超心配するがクラタ機のみ無事だった。しかし着陸していた宇宙船の攻撃を受けて撃墜、救援に向かったフルハシ、アマギのウルトラホーク1号も行方不明になる。その後クラタは徒歩で基地へ帰還、いきなりマナベ参謀に皮肉ぶっこき、悪態を突きながらもキリヤマとの再会を喜ぶ。その頃フルハシとアマギは宇宙人にあっさり捕まっていた。宇宙人は燃料を失っていた。そこでフルハシとアマギのそっくり人間を使って固形燃料を奪う作戦を考えましたよ。お人よしのキリヤマたちは基地に戻ってきた二人の無事を喜ぶ。しかし三年ぐらい便秘が続いたような表情をしている二人を変に思わないのか?クラタを見ても無表情。「もしかして記憶喪失にでもかかったんじゃね?」と全員を代表してクラタが暴言を吐くが、ダンだけ怪しいと感じる。そして燃料室で固形燃料を盗み出そうとしていた二人を射殺する。そこにクラタがぶらり参上、一部始終を見て「モロボシ・ダン・・・殺るな」と褒めました。つうことで宇宙人全滅作戦を提案。キリヤマはフルハシとアマギを見殺しには出来ないと反対。「俺の復讐はどうなる?部下を皆殺しにされたんだぞ!」とクラタの気持ちも尤もです。しかしキリヤマが放った「攻撃するだけが指揮官の務めでもあるまい」の一言で決着。キリヤマ単身で出撃、一方むーんと手持ち無沙汰のクラタ。留守番役のソガに「クラタさん、何にしても我慢するのは身体に悪いそうですよー」と言われ、そりゃそうだと勝手に出動。さりげなくクラタを気遣うナイスガイのソガ。そんなこんなでエレベーターでマナベ参謀と鉢合わせ。「慌ててどちらへ?この下はホークの発信場だな?それも鍵がないと入れない」と言われていっけねー。しかしすっと鍵を差し出すマナベ参謀もナイスガイ。「キリヤマを守ってもらいたい。奴は良い友人をもってシアワセだ」。クラタ思わず敬礼!その頃お人よしのキリヤマは約束通り固形燃料を投下するが、血も涙もない宇宙人にミサイルを乱射される。約束破りは朝めし前だぜ。酷えなー。そこへクラタが操縦するウルトラホーク1号が駆けつけ「久しぶりに殺るか!」とコンビ攻撃開始。形勢不利、宇宙船から出てきたマジックハンドが何かをそっと置きましたよ。そんなこんなでダンはセブンに変身、宇宙船に侵入してフルハシとアマギを救出する。一方、宇宙船はさっき置いた奴にビーム発射。爆発と共に現れたのがアイロス星人。と怪獣百科に載ってたがこれ宇宙人か?アイロス星人のカプセル怪獣では?と新しい説を唱えてみました。かなり強いし。セブンは圧倒されるが、奥の手のワイドショットで爆殺。クラタとキリヤマも宇宙船を撃墜。殺ったぜ!こうしてクラタはV3へ帰還する。別れを惜しむ二人。「こちらキリヤマだ」「キリヤマか。もう会えそうも無いな」「クラタ、気をつけてな・・・命を粗末にするなよ」「おう・・・オマエもな」。お・わ・り
2022年11月06日
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金だけでいいんだ。 中村主水ウルトラセブン 第12話「遊星より愛をこめて」『怪奇大作戦』風のお話。ウルトラホーク2号が宇宙パトロール。ふだんより放射能が多い。ついこの間まで地球でも放射能で大騒ぎしたものだ。しかし地球上ではその心配はなくなった。平和が一番。「キリヤマ隊長が言うように地球の平和こそ第一番だ。だがその地球の危機はこの一見平和な佇まいの中で少しずつ浸透・・・」(ナレーション・浦野光)。お昼休み。OLのお姉さんたちが屋上でバレーボールやってますよ。その最中お姉さんの一人が倒れ死亡してしまう。また、あちこちでお姉さんたちが突然死する事件が発生、いずれも見慣れない腕時計を身に付けていた。その後、腕時計は地球には存在しない金属で作られていたこと、お姉さんたちの身体から白血球が極端に減少する、原爆症と似た症状を発症していたことが判明する。その頃アンヌは特別休暇を取り、高校時代の親友・早苗(フジ・アキコ隊員)を訪ねるが、彼氏とデートと聞いてごちそうさま。代わりに弟のしんちゃんと和気あいあい。早苗は恋人からもらったという腕時計をはめていた。基地に戻ると腕時計のことで持ちきり。科学班の分析によると腕時計の中の結晶体は白血球であることが判明。アンヌは早苗も同じ腕時計をはめていたことを思い出す。数日後、早苗はアンヌに恋人の佐竹を紹介する。アンヌは佐竹に腕時計の購入先など聞き出そうとするが、ヨーロッパで買ったなどなど曖昧なことを言われホンマかいな?その最中しんちゃんが学校で倒れたとの連絡が入る。軽い脳貧血で大したことなくびっくりしたなあモウ~。しんちゃんは元気びんびんだったが、早苗の腕時計をこっそり持ち出していた。その後、ダンとアンヌはデート中の佐竹と早苗を尾行。早苗と別れた佐竹は奇妙な建物に入っていく。建物の中には数名の男が潜んでおり、採取した血液について議論を交わしていた。彼らスペル星人は新型爆弾の開発に失敗、血液が放射能によって汚染されてしまう。そこで地球人の新鮮な血液を採取し続けた結果、自分たちの血液と適合、地球人の血液が自分たちの命を守ることが分かった。実験成功。しかし若い女性ばかりを狙ってきたが、子どもの血液のほうが純度が高いことも分かった。なぜ今まで気づかなかったのか?つうことで新聞の一面広告を使って「ロケットを描いて宇宙時計をもらおう!!」キャンペーンを大展開。ロケットを描いた絵を手にした子どもたちフーリガン状態。フルハシとダンが鎮めようとするが熱気むんむんパワーに圧倒される。その時、建物が大爆発、スペル星人が姿を現す。もうじき仲間が大挙してくる。その頃、佐竹はしんちゃんを奥多摩貯水池に連れ去っていた。早苗はアンヌから真相を聞かされるが信じられない。ソガに狙撃された佐竹はスペル星人の姿を現す。愕然とする早苗。空中ではスペル星人の円盤とウルトラホーク1号&3号が激突。3号に乗ったダンは墜落しながらウルトラセブンに変身。円盤とスペル星人のダブル攻撃に苦戦するが円盤撃墜、逃げ去ろうとするスペル星人をアイスラッガーで真っ二つにする。早苗は腕時計を池に投げ捨てる。夕日を見つめる早苗、アンヌ、しんちゃん、ダン。「夢だったのよ」「ううん、現実だったわ。私、忘れない。決して。地球人も他の星の人も同じように信じあえる日が来るまで・・・」「来るわ、きっと。いつかそんな日が」。ダンも心の中で得意のポエムを披露「そうだ、そんな日はもう遠くない。だってM78星雲の人間である僕がこうして君たちと一緒に戦っているじゃないか」。お・わ・り諸事情により欠番。これのどこが不味いのか謎。『セブン』1クール目は円谷英二御大も文句を言うほど雑な凡作の乱れ打ち。そんな中ふつうにエエ話やんけ。いい加減解禁してほしいものです。
2022年11月05日
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今日でなきゃできないこともあるさ 星桃次郎ウルトラセブン 第11話「魔の山へ飛べ」今回アンヌ欠席。やる気の無さそうな態度に監督激怒したらしいよ。ヤングたちが登山イエーイ。ところが次々と倒れこんで死亡?既に26名も発生、死因はいずれも不明。つうことでダンとソガが現地を調査する。ソガは何となくブルー。理由は「今日は13日の金曜日なんだよ」。だからどうした?と問い詰めたいね。しかしソガの不安は的中、なんとダンが捜査中に死んでしまう。ダンを狙った何者かは馬に乗って逃走。ダンの死にソガ号泣、その他ウルトラ警備隊のオトコたちも涙を流す。キリヤマ隊長は地球防衛軍の士気に影響が出ないよう事件が解決するまでダンの死は内密にすること、そして敵を叩き潰すことを宣言する。その後、群馬県警から洞窟の中から唸り声のような音が聞こえるとの通報を受けてオトコたちが現地入りするが、またしても何者かによって警官たちが死亡。「野郎!ぶっ殺してやる!」と言わんばかりに集中砲火をお見舞いすると奥から毛むくじゃらの宇宙人ワイルド星人が姿を見せる。見た目と名前通りワイルドだぜ。ワイルド星人は謎のメカと行方不明だった男を置き去りにして逃走する。どうやら男の肉体を借りて暗躍していたらしい。謎のメカはアマギが分析した結果「命を吸い取るカメラ」だと分かる。目に見えない光線が発射され、カメラの中のフィルムに生命が吸い取られる仕組みになっているらしい。その証拠にフィルムの中で生命は生きているという。フィルムを再生するとダンやヤングたち、警官の姿を確認するが、どうやって元の肉体に戻すか?さっさと着手しないと肉体が腐っちゃうよ。その頃、洞窟に残っていたソガはワイルド星人と接触。「野郎!ぶっ殺してやる!」と言わんばかりに銃を向けるが「待って~!撃たないで~!」と抵抗。ワイルド星人の目的は地球侵略ではなかった。「少しばかり人類の若い生命が欲しいだけだ。我々の民族はみんな老衰し、滅び去ろうとしている。どうしても若い命が欲しいのだ!」。目的が切ない。全然ワイルドじゃないぜ。ワイルド星人はソガを操ってフィルム奪還を計画。何となく変だなーと思いながらもキリヤマ隊長たちはフィルムが入った缶を持って再び洞窟へ。ソガと交換に缶を渡すが中身空っぽ。温和なワイルド星人は小学生のように泣きじゃくりながら「ナース!ナース!」と絶叫&ダッシュ。山の噴火口から宇宙竜ナースが出現する。ちなみにワイルド星人はソガにあっさり射殺。その頃アマギは肉体と生命の合成に成功、実体化したダンはウルトラセブンに変身してナースと激突。身体に巻き付き、じわじわ締め上げるナースを思いっきり跳ね返してばらばらにする。戦いには勝ったがダンは帰って来ねーなーとしょんぼりするオトコたちの前に馬に乗ったダンが現れる。そこにアマギから全員無事に復活したとの報告が入る。ダンはアマギに礼を言うと「一度死んだらますます命が惜しくなりましたよ」としみじみ語る。キリヤマ隊長も「命は自分だけの一度きりものだ」とナイスコメント。しかし「そう容易く宇宙人なんかにやってたまるか(笑)」と殺伐としたことも言う。ワイルド星人の事情も考えてやってもほしい。今や他人事じゃないよ。お・わ・り
2022年11月03日
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あんな雲になりてぇんだよ。ウルトラセブン 第10話「怪しい隣人」あきら少年は交通事故で足を骨折。そのため別荘で療養中。暇を持て余し、のぞきが趣味になりました。マーシーのように熱い視線を隣の家に注ぐ。しかもおっさんを。おっさんは24時間座ったまま。怪しい。いやチミのほうが怪しいよ。そこへ姉のりつ子と友人のアンヌがお見舞いにやってくる。三人が何気に庭を見ると空中に止まったままの死んだカラスを発見。剥製を吊るしているようにしか見えないが。その後ダンが現れ強烈な磁場が存在していることを確認すると突然庭に向かってダイブ、磁場に吸い込まれていく。辿り着いたのは変な空間。風船やら触手やらがうねうね蠢いている。そこにさっきのおっさんがいました。おっさんの正体は第17惑星から来たイカルス星人だった。目的はこの四次元の世界から攻撃を仕掛けて地球侵略すること。イカルス星人は四次元の世界と三次元の世界を連結するコントロールマシンを開発、住むには苦しいが、戦うにはこれほど安全な基地は無いつう話。四次元の世界ではダンは変身できない。カプセル怪獣も出てこねーよ。次第に動きが取れなくなり、マックロードのCMで仲本工事がみせた「コ・マ・送・り・も・で・き・ま・す・ヨ」みたいな感じになっちゃった。その隙にイカルス星人は円盤で工業地帯を派手に攻撃しまくり。ウルトラホーク1号出撃。このシーンが尺稼ぎか?と思うぐらい長い。メカ描写に力を入れているのは分かるが。その頃なんかの弾みで互いの姿は見えないが、ダンとアンヌは会話を交わすことが可能になる。ほぼ役に立たない会話を交わした後ダンは「アンヌ―!アンヌ~ゥ~~~!!」と絶叫。母性本能をくすぐる男の弱さを見せつつ、コントロールマシンを発見するとあっさり破壊に成功。その瞬間どろんと煙に包まれ、元の世界に戻りました。おっさんは巨大イカルス星人に変身、ダンもセブンに変身して激突。イカルス星人が発射する大量のビームを山に潜んで避けまくり。山の裏っ側に投げ飛ばされたイカルス星人はもわんと煙を発して絶命。弱。その後イカルス星人は耳だけ復活、暴君怪獣タイラントになってタイとかで大暴れしました。お・わ・り
2022年11月02日
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熱湯風呂に浸かりたいわけではない。ウルトラセブン 第9話「アンドロイド0指令」金城哲夫に続いて上原正三も登板。『宇宙刑事』風エピソードをさらっと披露。深夜フルハシとソガがパトロール。前回やらかしたこの二人。金髪美女に「モロボシ・ダン隊員では?」と呼び止められ「そ、モロボシ・ダン」とフルハシがスケベスピリット全開で美女の握手に応じる。しかし電気ビリビリで死亡寸前。今回もやらかしてくれました。フルハシが金髪美女から咄嗟に奪ったペンダントを分析すると「アンドロイド0指令」と記録されていたが何のことだが分かりません。ダンとソガは金髪美女を探しに出かけるが、なぜか団地に到着。団地ではちびっ子たちが戦争ごっこして遊んでます。子どもたちが手にしたおもちゃは本物そっくり超リアル。そこに怪しいじいさん登場。その名もおもちゃじいさん(メイツ星人)。おもちゃをただでくれるので子どもたちの間ではアイドル並みの人気者。おもちゃじいさんはおもちゃを積んだリヤカーを引いて、メイツ星人が住んでいるようなボロ小屋へ姿を消す。その後、おもちゃじいさんが子どもたちに与えていたワッペンも宇宙金属で出来ていたことが判明する。おもちゃじいさんは金髪美女に今夜アンドロイド0指令を発令すると宣言。そのためにはモロボシ・ダンの動きを封じなければならない。金髪美女はその為に作られたのだ。つうことでダンとソガは金髪美女を追ってデパートへ向かう。深夜なのでしーんとしているが館内アナウンスが流れる。「お客様にお知らせします。午前0時の時報と共にアンドロイド0指令が発令されます。あとしばらくお待ち下さい」。アンドロイド0指令って何だ?そこにおもちゃじいさんと金髪美女が現れ自信満々に解説。「お答えしよう。アンドロイド0指令、簡単に言うと子どもにまず催眠周波を送って催眠状態におく。それからあの玩具、実は本物なんだ。機能は止めてあるがね。あのワッペンは子どもたちに催眠周波を与え、玩具を実践用の武器に切り替える役目をする」。要するに子どもたちを操って地球を侵略する作戦。大人たちは子どもに手を出せないはず。おもちゃ売り場の戦闘機や戦車のラジコンが一斉に動き出し、ダンとソガを攻撃する。さらに金髪美女も光線を発射。ダンは邪魔なソガをぶん殴って気絶させるとウルトラセブンに変身。金髪美女を破壊、おもちゃじいさんはエメリウム光線をぶっ放されてチブル星人の姿に戻る。やけくそになって反撃するが瞬殺。そんなこんなで何事もなく午前0時を迎える。お・わ・り
2022年11月01日
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熱い風呂に浸かりたい。ウルトラセブン 第8話「狙われた街」沖縄生まれの金城哲夫と大陸育ちの実相寺昭雄が唯一タッグを組んだ傑作。タクシー暴走、パトカー猛追跡。泣き叫びながら後部座席から逃げ出した女を運転手が追いかけてビンタ。DV?運転手は警察官に取り押さえられるが突然意識を失う。その後、航空機の墜落事故が発生する。パイロットはアンヌの伯父で民間航空きっての名パイロットだったが、130名の乗客が死亡した。最近、北川町の住民による事件や事故が立て続けに発生していた。数日後フルハシとソガは北川町をパトロール、駅前の自動販売機でタバコを購入しているとおっさんがライフル乱射。警官隊と共に取り押さえるが、またしても突然意識を失い気絶する。その後、取り調べが行われるが、おっさんは騒動の記憶が全く無いと話す。しかし事件を起こす前に駅前の自動販売機でタバコを買っていたことだけは覚えていた。警察からポインターで引き上げる途中、ダンはダンプカーの妨害を受ける。運転席には誰もいないが、声だけが響き渡る。「モロボシ・ダン、いやウルトラセブン。我々の邪魔をするな。これは命令だ。今すぐ手を引け。我々にとって君を倒すことは問題ではない。だが同じ宇宙人同士で傷つけあうのは愚かなことだ。もう一度忠告しておく。北川町に近寄るな、ウルトラセブン」。そんなこんなでフルハシが作戦室で一服。みるみる表情が強張り、ダンに殴りかかる。大暴れするフルハシを大勢で羽交い絞めにするが突然意識を失う。キリヤマ隊長はフルハシが吸っていたタバコの吸い殻を拾い上げるとむーんと考えてゴミ箱へポイ。しばらくして今度はソガが一服。またしても大暴れ&気絶。タクシーの運転手やおっさんの時とよく似ている。ダンがタバコの中から梅仁丹そっくりの赤い結晶体を見つける。フルハシとソガにタバコの入手先を聞き出そうとするが二人とも爆睡。「くそ~こんな大事な時に!」とソガの頭を揺さぶりまくった挙句ぞんざいに扱うとアンヌの伯父の家を訪ねる。事故の前日、駅前の自動販売機でタバコを購入していたことが分かる。おっさんも同じことを供述していた。つうことでアンヌを連れて駅前へ。あいにくタバコは売り切れていたため張り込み開始。その頃キリヤマ隊長は赤い結晶体について科学班から報告を受けていた。宇宙芥子の実とよく似た物質で、もちろん地球には存在しない。これを体内に取り込むと他人が全て的に見える効力がある。「従って理性や感情を失い、敵を倒すだけの殺意を持った人間に変わってしまうんですよ。それをタバコに仕込むとは恐ろしいことを考えたものです。人類の半分ぐらいはタバコを吸ってるんですからねえ」。そんなこんなでワゴン車に乗って黒服の男が現れ、自動販売機にタバコを補充を始める。すかさずダンとアンヌはタクシーを拾って尾行、鉄屑だらけの下町に到着する。黒服の男がボロアパートに入るのを見てダンはアンヌを残して単身アパートへ乗り込む。その一室に潜んでいたのがメトロン星人「ようこそウルトラセブン。我々は君が来るのを待っていたのだ」。ちゃぶ台を挟んで対峙するダンとメトロン星人。メトロン星人は今回の「実験」は十分成功したと言う。「赤い結晶体が人類の頭脳を狂わすのに十分効力があることが分かった。教えてやろう。我々は人類が互いにルールを守り、信頼し合って生きていることに目を付けたのだ。地球を壊滅させるには暴力を振るう必要はない。人間同士の信頼感を無くせばいい。人間たちは互いに敵視し、傷つけ合い、やがて自滅していく。どうだ?良い考えだろう」「そうはさせん!地球にはウルトラ警備隊がいるんだ」「ウルトラ警備隊?怖いのはウルトラセブン君だけだ。だから君には宇宙に帰ってもらう。邪魔だからな。ハッハッハッハッハッ」。メトロン星人が襖を開けると近代的なメカが現れる。外は夕暮れ。汚いドブ川の横に立つアパートが二つに割れ、宇宙船が姿を現す。アンヌの連絡を受け、ウルトラホーク1号出動。ダンが閉じ込められているにもかかわらず攻撃しまくり&見事命中。その弾みでダンはウルトラセブンに変身、ドブ川を挟んでメトロン星人と対峙する。壮絶なバトル展開と思いきや、逃げ出すメトロン星人をアイスラッガーで真っ二つ、エメリウム光線でとどめを刺す。「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心ください。このお話は遠い遠い未来の物語なのです。え?何故ですって?我々人類は今、宇宙人に狙われるほどお互いを信頼してはいませんから」(ナレーション・浦野光)。お・わ・り
2022年10月29日
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な。ウルトラセブン 第7話「宇宙囚人303」猟銃を抱えた物騒なおっさん二人が山の中で野球盤ぐらいの大きさの宇宙船を発見。小せえなーとか言っていると何者かに襲われる。その頃、宇宙ステーションV3では怪電波解読のオーソリティ・ミズノ隊員がむーんと腕組みしていた。宇宙の彼方から謎の怪電波をキャッチ。また今週も電波かよ。めんどくせーなー。ではなくが同じネタが続くのは如何なものか。とあるガソリンスタンド。先ほどの何者かが勝手にガソリンをごくごく飲み放題。そこへ外国人のお嬢さんが「がそりんクダサーイ」とやって来ましたが首を絞められ気絶(死亡?)。現地を訪れたフルハシ、アマギ、ダンは、何者かが襲撃した痕跡を見つける。その時、銃音が聞こえ、いきなり舞台はさっきの山へ。おっさんが苦しみながら銃をぶっ放し続ける謎の演出。おっさんに言われるがまま山の中へ行くと先ほどの小さな宇宙船を発見。フルハシたちは乗ってきた宇宙人を逃がさないため迷うことなく爆破する。もうちょっと丁寧に調べろよ。その頃ミズノ隊員は地球防衛軍本部に到着、怪電波の解析結果を報告する。発信源はキュラソ星の連邦警察、キュラソ星の極悪犯罪人303号が逃走したため捜査の協力要請だった。そんなこと知らせにわざわざ来たのかよ。電話かLINEで済むだろ?とマナベ参謀は思った。その夜303号は民家を襲撃。お茶の間に現れファミリー絶叫。しかしガソリンが無かったせいか何もせず、代わりアンヌを人質に奪って逃走。この間、野暮ったい謎の演出が続く。303号は地球防衛軍本部に侵入するとアンヌにウルトラホーク1号のβ号を操縦させて発進。ダンはアンヌの救出と303号逮捕のためα号、Γ号との合体を提案する。イイね。つうことでβ号をα号とΓ号が追跡、空中ドッキングを試みる。今回最大の山場。本編はパッとしないが、円谷プロは技術系の会社だけあってこのシーンは見ごたえあり。そんなこんなでドッキング成功、ダンがβベータ号の操縦室に乗り込むが303号の抵抗で出火。β号ヤベーよ。アマギがアンヌを救出するとβ号のみ分離&墜落。ダンはセブンに変身して脱出。303号も脱出して巨大化するが、ガソリン満タンのため爆発炎上。火だるまの303号を見ながらダンはポエムを呟く。「広い宇宙でもう君の逃げ場は無いのだ。キュ~ラソ星人!だがそれは自業自得というものだ。宇宙でもこの地球でも正義は一つなんだ!」。その後キュラソ連邦警察からお礼の電報が届く。これをきっかけにキュラソ星と地球に交友関係が生まれるとイイねと盛り上がるマナベ参謀とキリヤマ隊長。「ミズノ隊員そのことをキュラソ星に提案してはどうかね」「なるほどそりゃイイですね」と適当なことを言って皆ワハハハ。ワハハハやないがな。今回も相当被害者出てるぞ。お・わ・り
2022年10月27日
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なの。ウルトラセブン 第6話「ダーク・ゾーン」ノリノリの音楽をバックにアマギとダンがパトロールから帰還。「小学生が見た閃光と言うのは電車のスパークだったんだろう」。ウルトラホーク2号で宇宙まで行って調べた結果がそれかよ。一仕事を終えたアンヌが部屋に戻ると黒い影のような塊を発見。でも苦しそうに話し掛けてきましたよ。黒い影はある遠い都市からやって来たが、事故を起こして重傷を負っているため誰も呼ばないでちょとのこと。その頃、作戦室では謎の怪電波をキャッチしていた。そんなこんなでアンヌはダンを自分の部屋に招き入れ(もうデキてんのか?)黒い影とほのぼのトーク。要するにチミは宇宙人なんだね?「ハハハ、へりくだるなよ。地球人だって立派な宇宙人じゃないか」なるほどね「みんな宇宙に住む仲間同士さ。ハハハ、そのことがあんた方とつき合ってよく分かったよ。ホントにいい人なんだな~あんた方は」と優しく接してくれたアンヌとダンに感謝感激。「しかし皮肉な話だ。こんな大きな宇宙に地球と私たちの街が一緒に生きることができる場所がないなんて。なんという悲しいことだろう」あんだってあんだって?「いや、何でもねーよ」と誤魔化す。そんなほのぼのトークを展開しているとアマギから呼び出されて作戦室へ。宇宙から謎の無線が届いてますよ。「こちらペガッサ市。地球に軌道変更をお願いします。ペガッサ市は動力系統に重大な故障をきたしました。宇宙空間都市ペガッサ市の市長室から送信しています。ペガッサ市は今から80時間の間、地球の軌道変更を要請します」。イタズラしては手が込んでるな。ダンはアンヌの部屋に戻ると黒い影に「君はペガッサ星から来たんだろ?」とぶっちゃける。黒い影は誤魔化しながらもペガッサ市について解説。なんと地球の8万倍の密度を持っているという。ペガッサ市は見かけより8万倍も大きい。それが地球と衝突するのだ。黒い影は地球の軌道を変えればいいじゃんとしれっと言うが「んなことできるわけないやんけワレ!」とダンぶち切れ。「何だっておい!地球は自分で動けないのか?勝手に動いている物の上に人間は乗っかってるだけなのか?それだったら野蛮な宇宙のほとんどの星と同じじゃないか!」。以後絶句。そんなこんなでダンはペガッサ市民の受け入れを提案するが却下、ペガッサ市の爆破が決定。アメリカ&ロシアもびっくりのマッチョ作戦。とりあえずウルトラホーク1号が発進するが、爆破までにペガッサ市民を脱出させ地球に誘導することがホンマの任務だった。ダンは思わず「うわ~あ」とキモイ喜び方をする。しかしペガッサ市は何度呼び掛けても応答しない。仕方がないのであっさり爆破&大量虐殺。その頃、黒い影はペガッサ星人の姿を現すとアンヌに今すぐ逃げるよう告げる。ペガッサ市の修理が間にあわない場合、地球を爆破する命令を受けていたのだ。「悲しいことだがこれが私の任務なのだ」。つうことでどっかの公園に爆弾を誘導しているとダンが現れ、ペガッサ市が爆破されたことを聞かされる。「嘘だ。地球の貧弱な科学であの強大な宇宙都市を・・・嘘だ!」「地球が無事なのはペガッサが破壊された何よりの証拠じゃないか」「何ということをするんだ!私はアンヌの部屋からでもこの爆弾をぶち込むことができたんだ。それをしなかったのは最後の最後まで私たちの科学の力がこの事態を何とかしようと・・・!!」。ダンはセブンに変身すると銃を向けるペガッサ星人をアイスラッガーで牽制、爆弾を宇宙に運び出す。事件終了。ダンとアンヌはペガッサ星人にまた会いたいなあとか暢気なことを言って善人面しているが、とんでもないエピソードだなこれ。お・わ・り
2022年10月23日
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なのさ。ウルトラセブン 第5話「消された時間」地球の頭脳と呼ばれるユシマ博士(山本さん)登場。自ら発明したユシマダイオードを超遠距離レーダーにセッティングするため、南極の地球防衛軍科学センターから特別機に乗って日本へ。まさにA地点からB地点に移動。その間に時間が止まるが、ユシマ博士たちは全然気がついていない。そんなこんなで到着、浜松町の東京モノレールそっくりのメカで基地へ移動。ここでもA地点からB地点に移動。ほぼオールスターでお出迎え、ボディガード役にフルハシが任命される。その夜ホテルにチェックイン、フルハシも隣の部屋に宿泊するが、またしても誰も気づかない間に時間が止まる。ユシマ博士は「寝苦しいので有料チャンネルでも見っか」と思ったかどうかは不明だが、テレビをつけるとビラ星人が映っていたのでびっくり。エロティックな映像を期待していたのにエビみたいなのが映ってんじゃねーか。ビラ星人は地球侵略の手下としてユシマ博士をチョイス、何度か時間を止めている間にビラ星人の心を植え付けたと言う。そして明日の朝レーダーの心臓部を破壊するよう命令「地球には人間に味方する宇宙人がいる。名前はモロボシ・ダンという。この男に気をつけろ」。翌朝ダンはユシマ博士を基地に送り届けるが、今回もぶつぶつ独り言。何故かユシマ博士に警戒してます。到着すると早速レーダー室を視察。むーんと考えながらダンにユシマダイオードを3個取り付けるよう指示する。これで感度びんびん。4倍も遠くにいる敵をキャッチできるとキリヤマうきうき。しかしスイッチを入れた途端いきなり爆発のドリフ的展開、レーダーが止まってしまう。ヤマオカ長官は原因不明と言うが、原因はどう考えてもユシマダイオードでしょ?さらにボディガード役のフルハシの責任を問うパワハラを発揮。これは酷えなあ、博士号を5つも持っているからといって忖度か?そのユシマ博士はダンがスパイだとぶちまける。ユシマダイオードをセットする時、何かにすり替えたと指摘する。無実だがダンしょんぼり。しかし地下でビラ星人とコンタクトしているユシマ博士を目撃、ウルトラガンでぶっ殺そうとするが、きちがい扱いされ独房へ放り込まれる。そんなこんなでビラ星人の船団が地球に接近。ダンはウルトラセブンに変身、独房をぶち破って脱出すると巨大化したビラ星人と激突する。赤い鳥居が並んでいてオリエンタルなセットですね。エビのようにふわふわ動き回るビラ星人をアイスラッガーでぶった斬り&エメリウム光線で丸焼きにする。そんなこんなでヤマオカ長官とウルトラ警備隊の連中が見守る中、ユシマ博士は意識を取り戻す。特別機に乗った時からの記憶も抜け落ちていた。おかげでダンの正体がばれずに済んだが、しれっと独房から解放されているのは如何なものでしょうか?お・わ・り
2022年10月21日
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なのよ。ウルトラセブン 第4話「マックス号応答せよ」ある日、ソガとアマギはマナベ参謀から極秘指令を受ける。誰にもしゃべっちゃいけないよ。秘密のとこへ行ってある人物の指示に従え。つうことでダンに運転させて現地へ向かう。いきなりミッション漏らしてるがな。とある岬に到着。沖に地球防衛軍の新造原子力船マックス号が停泊している。ダンは二人を見送り、基地に戻る途中で美女に声を掛けられる。車が故障したみたい。ボンネットをのぞきこんでいるとスパナでぶん殴られて気絶、今週もウルトラアイを盗まれてしまう。ふつうだったら死んでます。一方、ソガとアマギは待ち構えていたタケナカ参謀(万城目淳)からミッションの説明を受ける。謎の船舶消滅事件が続発、極秘裏に現場を調査し、陰謀団を壊滅させるつう話し。堂々とやればいいのになぜ極秘?二週連続でウルトラアイを盗まれてダンしょんぼり。アンヌからお守りのペンダントをもらっても上の空。その頃マックス号は現地に到着。何も起こりそうにない。尻尾を巻いて逃げ出したのかなと全員へらへら笑っていると謎の霧に包まれ、空の彼方へ急浮上。全員パニック状態。早速ウルトラホーク1号で現地の海域を調査開始。フルハシはウルトラホーク2号で大気圏外を調査、速攻発見。マックス号に乗り込むとタケナカ参謀らを発見、そこに今回の黒幕・ゴドラ星人登場。地球防衛軍の注意を引き付けている隙に侵略する作戦を丁寧に解説、邪魔なその他の船員は放り出したとのこと。なるほどね。いや、ここはタケナカ参謀らを放り出すべきでは?そんなこんなで基地に戻ってきたフルハシ、ぺらぺらと報告&徹底的に海底捜査をすべきと主張する。「おかしい。何故だろう?フルハシ隊員とは思えない。僕の第六感がそう教えるんだ」例によって違和感を感じたダンはぶつぶつ独り言。案の定フルハシは何かを手にして地下へ。原子炉に爆弾をセットしようとしたところをダンに見つかって大爆笑。何がそんなに楽しいのか笑いながらゴドラ星人の姿に戻るとダンをカプセルに閉じ込め、ダンの姿になって指令室へ向かう。悪そうなツラしたニセダン。その頃マックス号ではゴドラ星人があと15分で基地が吹っ飛ぶと丁寧に解説。ヤベーよ。つうことでアマギが気象観測用ロケットに乗って脱出。意識を失いながらも何とか基地へ帰還。ダンはカプセルに閉じ込められたまま。そこへ計器の点検にきた隊員がぶらり登場。助けを求めるが、防護ヘルメットを脱いだその顔はなんと冒頭の美女。どうやって基地に侵入できたのか?この美女もゴドラ星人の変身。ダンはウルトラアイを奪い返すとカメラ目線でウルトラセブンに変身。その頃アマギが意識を取り戻し、爆弾のことを告げるがとっくに15分過ぎてるのでは?キリヤマが爆弾を解除、セブンがゴドラ星人を倒す。その間にニセダンはアンヌを連れ出すとゴドラ星人の姿に戻って巨大化。セブンも巨大化、殺る気満々と見せかけてのんびりと逃げ去ろうとするゴドラ星人をエメリウム光線で爆殺。爆弾を手にしてマックス号へ。タケナカ参謀たちを救出するとマックス号をゴドラ星人諸共大爆破。迎えに来たキリヤマとアンヌはにっこり。「皆無事だったのね」。ダンのこと忘れてね?船員たちも皆殺しにされました。お・わ・り
2022年10月20日
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なのね。ウルトラセブン 第3話「湖のひみつ」ダンとフルハシがパトロールから戻って来ましたよ。ところがキリヤマ隊長に木曽谷をパトロールして来いと言われる。巨大な物体が落下したらしい。戻ってくる前に一言いえよ。つうことでウルトラホーク3号で出発。明らかに怪獣よりメカの描写に力入ってます。とりあえず現地で釣りしてる暇そうなおっさんに聞き込み。おや引いてますよ。その時、獅子舞みたいな顔した女の子が泳ぎながら現れ、獲物を逃がすと姿を消す。何だかよく分からないがダンとフルハシは山の中をランニング(※演出の説明不足です)。なんと円盤を発見する。中に侵入すると先ほどの獅子舞っ娘がいた。「女の子の足であの険しい山道をどうして我々より先に来ることができたんだろう?靴も汚れていない」とダンがぶつぶつ言っているとガスをぶっかけられフルハシ、獅子舞っ娘共々意識を失い、何者かにウルトラアイを盗まれてしまう。ヤベーよ。ダンはフルハシをほったらかしてどっかへ飛び出し姿をくらます。フルハシもダンをほったらかして獅子舞っ娘を基地に連れて帰る。さらにキリヤマ隊長も「彼に期待しよう」など適当なことを言って行方不明のダンをほったらかし。一方、獅子舞っ娘はアンヌの治療を拒否。その頃、ダンは獅子舞っ娘Bを目撃、キリヤマ隊長ではなくアンヌに報告する。獅子舞っ娘が二人いる?そんなこんなで獅子舞っ娘Bは円盤に戻ると怪獣エレキングを出現させる。おっさんが釣った獲物はエレキングの幼体だったのだ。ダンはカプセル怪獣ミクラスで対抗、互角の戦いを披露するが電気攻撃にダウン。やっとキリヤマ隊長率いるウルトラホーク1号が現地へ向かうが遅せーよ。その頃、獅子舞っ娘はアンヌの首を絞めると指令室を破壊、さらにウルトラホーク2号を奪って基地から脱出する。獅子舞っ娘Bはエレキングの操作に夢中。その後ろをダンが襲い、揉み合っている最中にウルトラアイがポロリ。獅子舞っ娘Bを気絶させるとウルトラセブンに変身。アイスラッガーでエレキングの首を切断&大量出血で円谷作品にしては珍しくグロいね。つうことで獅子舞っ娘二人は円盤で脱出。今回の失敗をしみじみ反省するが地球侵略を諦めていない。「地球人の男性は可愛い子に弱いってことが分かったんだもの。うふふ」と話しながらピット星人の姿に戻る。しかしセブンが追いかけているとは知らず、エメリウム光線をぶっ放されて爆死。何の余韻も残さずフェードアウト。殺伐としているなあ。お・わ・り
2022年10月16日
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なのだー。ウルトラセブン 第2話「緑の恐怖」ある夜、とある豪邸に隕石のような物体が落下する。翌朝、奥さんとお手伝いさんびっくり。そこに謎の郵便屋さんが現れ小包を届ける。ハンコもサインもなし。感染対策ですね。じゃなくて超不気味。その頃、宇宙ステーションから久しぶりに石黒隊員が帰還。「可愛い奥さんと地球のバカンスをエンジョイしてくれ」とキリヤマ隊長が適当なねぎらいの言葉をかける。ダンとアンヌは石黒隊員と迎えに来た奥さんを自宅まで送り届ける。それってウルトラ警備隊の仕事なのか?ダンは玄関前に置かれた隕石をガン見「おかしいぞ・・・透視できない。待てよ、この物質はどこかで見たことがある。そうだチルソナイト808、確かワイアール星から産出される金属だ。何故こんなところに?」。その夜、石黒隊員はお手伝いさんから小包を受け取ると興奮しながら開封。いかがわしい物を頼んだのではなく、小包の中には隕石とよく似た鉱石が入っていた。でも石黒隊員は興奮。マニア?その頃、街では酔っ払いのオヤジが謎の植物に襲われ、地球防衛軍のメディカルセンターへ搬送されていた。オヤジはワイアール星人に変態、すかさずアンヌはパラライザーをぶち込んで神経を麻痺させる。その後も似たような事件が続発、外出禁令が発令される。そして石黒邸の隕石が回収され、キリヤマ隊長らによって分析が進められる。そんなこんなで獲物を失ったワイアール星人は石黒邸へ忍び込むと奥さんを襲う。実はワイアール星人=石黒隊員だった。ワイアール星人はパトカーのサイレンを聴くと撤退、石黒隊員の姿に戻ると明日、箱根の別荘へ出かけようと誘う。つうことで小田急ロマンスカーに乗って箱根へ出発。一方、お手伝いさんは石黒隊員の部屋から鉱石を発見、ダンに通報する。ダンはアンヌを連れて石黒邸を訪問、ハンマーでがんがん遠慮なく鉱石をぶっ叩く。すると作戦室に置かれた隕石が割れ、中からマチャアキではなく石黒隊員が出てくる。そして鉱石からは小型の電子頭脳と発信機が出てくる。そんなこんなで石黒隊員禁断症状。ヤベー薬でもやってんじゃね?そんな様子に気づかない奥さんはみかんの皮をムキムキ。「剥けたわよ~」とみかんを差し出すと石黒隊員ではなくワイアール星人が座ってますよ。「きゃー!」。つうことで大騒ぎ。ワイアール星人巨大化。ダンはウルトラセブンに変身。神奈川県の山奥で激突する特撮が地味だけど何気にすごい。「ウルトラセブン頑張ってー!」とアンヌが声援を送るが、誰があの赤い宇宙人に名前を付けたのかは謎。しかもいつの間に。そんなこんなでワイアール星人全焼。事件解決。本物の石黒隊員と再会する奥さん。ダンが今回の顛末を分かったような口で解説するがよく分からない。石黒隊員と奥さんはバカンスに出発する。お・わ・り
2022年10月15日
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なのだー。ウルトラセブン 第1話「姿なき挑戦者」今年で55周年らしい。久しぶりに観たがくせなし、捻りなし、超剛速球で朗らか&超盛沢山な展開。夜の都会のハイウェイ。お巡りさんが片っ端から検問中、目の前でおっさんが消える事件が発生。既に同様の事件があちこちで発生、消失した人間の職業もバラバラで不特定多数。手掛かりは消失した時スパークのようなものが閃光したということだけ。つうことで地球防衛軍の命令を受けてウルトラ警備隊が動き出しますよ。キリヤマ隊長はソガとフルハシ(毒蝮三太夫)を事件現場に派遣させる。二人が現地を訪れると謎の風来坊登場、あれこれレクチャーした挙句、事件は宇宙人の仕業だと断定する。二人はピュアなので風来坊の話を素直に聞く。「奴らは地球を侵略するのに数年前から実験用の人間の標本を集めていたんです。だが今や奴らは次の行動に移ろうとしている。何故だと思いますか?あなたたちウルトラ警備隊が行動を開始したからです。どんな恐ろしい手を使うかしれません」。それにしてもなんだチミは?「名前?そう・・・モロボシ・ダンとでもしておきましょうか」と上から目線で自己紹介。つうことで見えない宇宙船から攻撃を受けてとりあえず地球防衛軍の基地に撤退。さてどうすっかなあーと参謀たちがもやもやしているところにクール星人の姿がモニターに映る。見た目昆虫そっくりで冗談のような宇宙人。くねくね動きながら全面降伏を迫る。しかも「人類なんて我々から見れば昆虫のようなものだ」と暴言のおまけつき。ヤマオカ長官が毅然と断るとクール星人は京浜コンビナート地帯を攻撃開始。どんだけ予算をブッ込んだのか大爆発の連続。今週のハイライト。さてどうすっかなあーと参謀たちがもやもやしているところに再びクール星人の姿がモニターに映る。「次は東京だゾ」。アンヌ隊員は思わずダンに助言を求める。「あなたの地球がピンチに立たされてるのよ。何か敵を倒す方法は無いの?」。ダンは特殊噴霧装置で見えない宇宙船を着色する作戦を提案する。どこの誰だか分からない素人の意見を素直に受け入れるピュアな地球防衛軍。つうことでウルトラホーク1号出撃。特別隊員の資格を与えられたダンもしれっと乗ってます。宇宙船に色が着き、ウルトラホーク1号が意味なく分離&合体を披露。そんなことをしたせいでバランスを崩して不時着。宇宙船から小型円盤がうじゃうじゃ出てきたため意識を取り戻したダンはカプセル怪獣ウィンダムをブッ込み。でも超弱えー。ウィンダムを回収するとウルトラセブンに変身、宇宙船の中に乗り込むと適当に破壊。くねくね動きながら現れたクール星人をアイスラッガーで真っ二つに切断する。弱ー。そんなこんなで被害者たちを救出すると巨大化、宇宙船を大気圏外まで運び出してぶっ壊す。事件解決。ダンは今回の活躍を認められ正式にウルトラ警備隊の隊員に抜擢される。お・わ・り
2022年10月14日
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