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俺たちの旅 0
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麻生太郎。あほだろう。雲霧仁左衛門 第15話「最後の大仕事」式部直々の取り調べに素直に応じる蔵之助。しかし式部と山田は本物なのか半信半疑。その最中、若年寄・細田が現れ、老中・板倉の意向で速やかに処刑するよう言いつける。何らかの圧力がかかっている。式部は藤堂藩の差し金だと気づくが取り調べを続行。一方、姿をくらました仁左衛門は最後の大仕事を実行しようとしている。熊五郎たちが動揺する中、お千代はおみつと仁左衛門奪還のため江戸に向かっていた。そんなこんなで蔵之助はこれまでの経緯を語る。ある日、四百両紛失。その罪は背負い込まされた。元凶は国家老次席・八木十右衛門と御用達・伊勢屋金兵衛。使い込みを蔵之助に押し付けるため帳簿一切書き改められ、弁明は一切聞き入れられなかった。そこで妻と二人の幼い娘を連れて脱藩したが、追っ手を差し向けられ目の前で妻と娘たちを失った。その後、江戸に戻って老中に訴え出たが、既に手が回っていた。弟の伊織も脱藩、盗賊の群れに身を投じたが、身体が弱く五年前に病死。式部は六之助の煙管を取り出し、見覚えがあるか問い質す。しかももう一本あるはず。江戸に着いたお千代とおみつは仁左衛門が本当に捕まったことを知る。メソメソするおみつにお千代は何としてでも取り返そうと決意する。式部の取り調べは続く。蔵之助の話はところどころ食い違っている。松屋から奪った金は一万両のはずが五千両と答えたり。山田はイライラ。あの男が仁左衛門でなかったら殺された高瀬が浮かばれない。しかし式部はこの年になって武士の志というものがようやく分かりかけてきたと話す。その頃、仁左衛門は辻家に仕えていた阿之津の定七と接触、三日後に八木十右衛門が江戸入りする情報を得る。しかも藩主を老中に就任させるため一万両の賄賂を持参。雲霧一党とは別に仕え続けていた定七を仁左衛門は労う。一方、熊五郎は八木十右衛門の行列を追っていた。その後、蔵之助は小伝馬町の牢屋敷に移されることになる。今や政蔵さえも蔵之助が仁左衛門ではないと疑っている。しかし本物ならば雲霧一党は必ず奪い返しに来る。山田の予想通り、蔵之助を乗せた籠を六之助が襲撃。六之助は取り押さえられるが、駕籠の蔵之助に向かって「おかしらあ!おかしらあ!」と叫ぶが、蔵之助は微動だにしない。そんなこんなで「雲霧仁左衛門」の市中引き回しの上、磔獄門、さらに六之助の斬首が告示される。その夜、お千代とおみつは火薬を盗み出して爆薬を作成する。そして処刑の朝を迎える。六之助は最後まで仁左衛門のことを気にかけながら斬首され、蔵之助は式部を先頭に市中を引き回しされる。やじ馬でものすごい人だかり。お千代とおみつはその様子を見て唖然とする。「おかしらじゃない!」。しかし引き返そうとしない。お千代は懐の爆薬を取り出そうとするが仁左衛門に止められる。「わしの最後のわがままを、聞いてくれるか」「嫌です」「お前と一緒に暮らすと言う約束は守れそうもない」。本懐を遂げるまでいつまでも待ち続けると言うお千代に「吉五郎、六之助を始め、死んでいった雲霧一党のことを思えばお前と二人ヌクヌクと暮らすわけにはいかんのだ。お前は別の生きる道を探さねばならぬ」と言い放つ。そして蔵之助が処刑される。その後、細田は式部の裁きを褒め称えるが、式部は役目を果たしただけと話す。しかし「仁左衛門」は最後に「法に触れることもなくヌクヌクと私腹を肥やす奴が俺は大嫌いと。そんな奴がおる限り第二第三の雲霧は必ず現れる」と言っていたと笑う。そして仁左衛門は八木十右衛門の行列を襲撃。仕込んでいた爆薬が炸裂。熊五郎がサポート。煙が覆う中、次々と侍をみねうち。駕籠に乗った八木の髷を切り落とす。「一万両頂戴つかまつる!」「辻!辻伊織!」。その夜、八木は藤堂藩の江戸上屋敷で自害する。そのことを山田から聞いた式部は火盗改めには関わりのないこと、放っておけと言いつつ「辻蔵之助、積年の恨み晴れたやもしれぬ」と笑みを浮かべる。翌朝、一万両は藤堂藩の上屋敷の前に置かれていた。大仕事を終えた仁左衛門は熊五郎に別れを告げる。もう会えないかもしれない。涙を流す熊五郎。仁左衛門は手にしていた椿の花を地蔵に供える。そしてお千代は蔵之助、吉五郎、六之助の墓を守りながら、仁左衛門の帰りを待ち続ける。一か月後、治平たちは保土谷で茶店を開いていたが、にっこり微笑む仁左衛門を見かける。すかさず治平が追いかけるが見当たらない。ある日、式部が六之助から得た煙管で一服していると火を貸してほしいと男が近寄ってくる。男が差し出した煙管は同じものだ。二人はどことなく微笑を浮かべながら黙って煙草を吸っている。三年後、お千代は花屋を営んでいた。今も仁左衛門を待ち続けている。大坂では熊五郎が鋳掛屋を営んでいる。子どもたちに下手くそと冷やかされてブチ切れ。その時、目の前をミカンを手にした仁左衛門が通り過ぎる。慌てて追いかけて声を掛ける熊五郎。「あのう・・・!おかしら!」「は?どちらさんで?」「失礼致しました・・・」。しかし男は微笑んでいる。その後ろ姿を見て熊五郎もにっこり。その後の仁左衛門の行方は分からなかった。辻伊織から雲霧仁左衛門。そして今は何と名乗ってどんな人生を送ったか誰も知らない。お・わ・り
2021年09月08日
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あんだってあんだってあんだって?雲霧仁左衛門 第14話「雲霧捕わる」悶々としている富の市。越後屋とお頭どっちも裏切れねー。今夜が決行日だが塀の仕掛けを外していない。今夜中に外しとこっと。。。その頃、山田の調べで煙管にまつわる悲しい話が判明。藤堂藩江戸留守居役から聞いた話によると・・・辻家は藤堂藩の勘定方だったが、公金横領の罪で切腹を申し付けられ家名断絶、一族皆極刑となった。蔵之助は身に覚えがないと訴えたが誰も取り合わず。その後、辻家は上意に背き自ら家に火を放ち囲みを破ろうとしたが、全員斬り捨てられる。但し、蔵之助と弟の遺体は確認されなかった。決行を控えて仁左衛門は兄・蔵之助とティータイム。蔵之助は何かできることはないかと聞くが「手を汚すのはこの仁左衛門一人」と断られる。代わりに六之助と川崎の船宿で待っていて欲しいと告げられる。その後、仁左衛門はお千代に保土谷へ行くよう指示。最後の別れになるかもしない。お千代泣いちゃう。「私を捨ててあの蔵之助さまという御浪人と一緒に。あの蔵之助という御浪人はお頭の兄嫁さまの・・・お頭の最後のお盗めと言うのはお二人の仇討ちでございましょう?」。仁左衛門はお千代をそっと抱きしめる。そして六之助もお千代との別れに辛抱堪らん。「おいら・・・おいら姐さんが!」と抱き着いて泣き崩れる。高瀬にはどう考えても雲霧一党が越後屋を狙っているとしか思えなかった。富の市もしょっちゅう出入りしてるし。山田は70人もの捕り方を招集。火盗改めやる気爆発。政蔵たちは引き続き美濃屋を見張っている。しかしちょっとした隙に美濃屋へお千代が入っていく。さらに突然大雨が降ってくる。その頃、越後屋は三百両も帳尻が合わないことで越後屋の息子に詰め寄っていた。「どこに隠したんだ!ばかやろう!」と殴り飛ばし額から流血。これには越後屋の息子もブチ切れるね。大雨のせいで美濃屋は雨戸を閉めていた。嫌な予感。政蔵やお京が美濃屋を訪ねるともぬけの殻で誰一人いなくなっていた。山田は今日明日中に越後屋襲撃と確信。もし違ったら?「しくじればわしが腹を切る!」。手始めに富の市とおかねを捕まえることに。仁左衛門と吉五郎は最後のミーティング。仁左衛門は絶対に成功させるため櫓の福右衛門を始末するなどかなり無理をしている。「いつのまにか17年経ってしまった。お互い年を取った。今夜の勤めが終われば後は辻家の恨みを晴らすだけ」。そして「長い間世話になった」と礼を言う。吉五郎も姿勢を正すと「手前は何があっても仁左衛門様、伊勢・藤堂藩にお送りいたします」と約束する。その頃、富の市は越後屋の女中から今夜に限ってマッサージを断られパニックを起こしていた。今夜中に塀の仕掛けを外しとかないとやべーつうの!事情を聞いておかねもパニック。吉五郎に正直に話そう。そう決めた矢先に火盗改めが雪崩れ込んで来る。おかねと富の市はそれぞれ拷問を受けるが口を割ろうとしない。しかしバシバシ叩かれるおかねを見て富の市は「止めれー!」と白状してしまう。シーン変わって蔵之助は仁左衛門を不死身と信じている六之助に丹波節炸裂。「人は誰でも年を取っていく。老い果てる前にやらなければならないことは・・・やる」。吉五郎は数十人集まった雲霧一党に手筈を確認。襲撃まであと一時。高瀬とお京は越後屋裏の東本願寺で待機。寺は暮れ六つになると戸を締めて誰もいなくなる。そこには吉五郎たち雲霧一党が潜伏していた。二人はたちまち取り囲まれ容赦なく切り捨てられる。吉五郎も二人が火盗改めと気づくと仁左衛門を守るため撤収する。絶命した高瀬の傍に寄ろうとするお京。「旦那・・・」と言って高瀬の手を握ってお京も絶命する。そして越後屋ではブチ切れた越後屋の息子が越後屋をぶっ殺す。その叫び声を聞いて火盗改めは雲霧一党が襲撃したと勘違いして越後屋へ雪崩込む。吉五郎にとっても予想外の展開。火盗改めVS雲霧一党の大乱闘。そうとも知らず仁左衛門と熊五郎は船で越後屋へ近づく。吉五郎が叫ぶ。「お頭!盗賊改めです!早くお逃げください!おかしらあ!」。吉五郎に見送られて引き返す仁左衛門と熊五郎。仁左衛門は背を向けたまま「吉五郎!」と叫ぶ。「何卒ご本懐を・・・」そう言って吉五郎は捕り方相手に斬りまくり。そして「木鼠の吉五郎だ・・・見ろ!」と笑いながら自分に刀を突き刺す。仁左衛門は蔵之助に逃げるよう進言するが、蔵之助は「逃げるのはそちの方だ!生き残って辻家の恨みを晴らせ」と言うと仁左衛門から羽織と刀を受け取る。「おさらばでござる」「頼んだぞ」。高瀬とお京の亡骸を前にして山田と政蔵男泣き。式部も涙を堪える。そこに仁左衛門が自首してきたとの知らせが入る。牢に入っているのは蔵之助だ。「それがしが雲霧仁左衛門でござる」。ホンマ?翌朝、仁左衛門、熊五郎、六之助はそれぞれ保土ヶ谷へ向かって行った。つ・づ・く次回感動の最終回
2021年09月08日
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あんだってあんだって? 雲霧仁左衛門 第13話「お盗め前夜」最終3部作は地上波未放送。なので~CSで観た。治平が営む宿・美濃屋に仁左衛門以下全員集合。今回をもって雲霧一党解散。そのため失敗は許されない。既に引き込み役の富の市が越後屋に潜入、すっかり気に入られている。絵図面もばっちり作成。一方、六之助は火盗改めに顔が知られているため戦力外通告。富の市はご指名を受け強風の中、越後屋を訪れる。越後屋は取り立てが甘いと越後屋の息子(ひかる一平)を説教中。気苦労が多い越後屋をマッサージ。明朝もう一度揉み解したいので泊まらせて欲しいと申し出て越後屋快諾。しっかり夜中に塀の土台に切り込み作業。翌朝、強風で塀が倒れていたため大工が呼ばれる。その一人は熊五郎、さらに細工を施す。そんなこんなで越後屋襲撃は十日後と決定。仁左衛門が屋敷のミニチュアとにらめっこしているとお千代が飛び込んでくる。六之助が人相を変えるため顔を焼いたというのだ。しかし顔の半分がどろどろに焼けただれただけで人相は変わっていない。ばかです。数日後、美濃屋へ入っていく熊五郎を火盗改めの密偵・粂三が目撃。知らせを受けて高瀬と政蔵たちが美濃屋へ乗り込む。二階にいた熊五郎は逃げようとするが真下は川。やべー。その時、傍にいた丹波風の男が天井に身を隠すよう指示。高瀬は丹波風の男を問い詰める。男は浪人・辻蔵之助(丹波哲郎)と名乗る。結局熊五郎を発見できず撤退、真向いの蕎麦屋で張り込むことに。しばらくすると美濃屋から熊五郎が出てくる。粂三が後をつけると熊五郎は富の市の家に向かい、おかねに何やら指示を出している。富の市は今回の仕事が終わったらおかねと平凡な生活を望んでいたが、健康を取り戻した人たちから届く喜びの声に按摩の仕事も捨てがたいなーと悩むね。その夜も越後屋からご指名。あと10年、20年は生きたいと言う越後屋にぶっちゃけ寿命5年っスと予告。でも養生すればだいじょうぶだあ。越後屋は富の市にずっとマッサージして~と頼む。さらに検校にしてやってもいいと言われて腰を抜かす。検校になるには八百両は必要。実は越後屋には10歳になる隠し子がいた。しかも身代は隠し子に譲るつもり。そのためにはあと10年生きたい。なので~富の市に自分の健康管理を頼みたいつう話。その話を越後屋の息子が立ち聞き。怒り心頭で父親を殺すと言い出す。それはさておき富の市の心は揺れる。夢の検校ライフ。しかしお頭たちを裏切ることはできない。悩むぜ。その頃、仁左衛門は六之助に蔵之助を訪ねるよう言付ける。ついでに欲しがっていた煙管を与える。六之助は泣きながら大喜び。そんなこんなで張り込みを続けていた高瀬たちは美濃屋に入る六之助を目撃。でも顔に痣なんかあったっけ?六之助は蔵之助に仁左衛門のメッセージを伝えるとチョット一服。蔵之助の煙管と同じものだ。蔵之助は仁左衛門の兄だった。お京は気になって美濃屋から出てきた六之助を尾行、煙管を掏る。一方、政蔵は熊五郎の尾行中、偶然、櫓の福右衛門を目撃。名古屋以来久々の登場。火盗改めは美濃屋と富の市と福右衛門を追うことになり大忙し。でも逆に考えたら一気に捕まえることできなくない?そんなこんなで仁左衛門は越後屋襲撃を急遽明日の夜に変更。病人のふりをして福右衛門がいる医者の道庵の屋敷を訪ね、仕事を横取りしようとした福右衛門をぶっ殺す。福右衛門殺害の知らせを聞いた山田は美濃屋と富の市に的を絞ることに。さらにお京が掏った煙管は20年前に藤堂藩江戸詰め頭・辻蔵之助に頼まれ、特別に二つだけ作られたものと判明する。いよいよ明日が越後屋襲撃。火盗改めが見張る中、仁左衛門は美濃屋で兄・蔵之助と接触「雲霧一党を解き放ち17年前の手前に戻ります・・・長い歳月でございました」。つ・づ・く
2021年09月07日
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あんだって?雲霧仁左衛門 第12話「引き込み」和田屋の手代・伊助は真面目だけ取り柄のパッとしない男だが、何故かお時という美女とデキていた。どっちかつうと伊助が入れ込んでる。ある夜、血桜の銀蔵(春日光一)率いる盗賊軍団が和田屋を襲撃。お時は捕まり、伊助は斬られて川へどぼん。女中に成りすまして潜入していた雲霧一党の引き込み・おちかも殺される。がっつり二千両ゲット。「雲霧の鼻あかしてやったぜえ~!」。その後、伊助は熊五郎とお千代に助けられるが、お時が心配でたまんねー。一方、火盗改めは捜査を開始。残虐非道の手口に怒り震える安倍式部。伊助の姿が見当たらないことから伊助の人相書きを町中に貼り出すよう命令。そんなこんなで雲霧一党ミーティング。和田屋は二年前から目をつけていた。屋敷の絵図面は大工の弥一から入手。その矢先の襲撃だった。これは罠に違いない。仁左衛門は先取りされた二千両をそっくり奪い返すと宣言。そこで熊五郎は弥一に接触。弥一は誰にも絵図面を渡していないと否定。でも正直かなりビビってる。ビビりながら人気のない神社へダッシュ。そこにお時が現れる。この女、相当なワルだが、伊助が雲霧一党に匿われていると知って顔色を変える。その後、弥一は高瀬と政蔵に捕まる。和田屋の改修に携わっていた大工を片っ端からあたったところ弥一が浮上したつう話し。弥一は拷問を受けるが白状しない。そこで式部登板。爪の間に釘を刺してロウソク垂らすぜ。「仲間の報復とオレの拷問、どっちが怖いかな?」「止めれー!」と泣きじゃくって自白。その頃、伊助はお時を探しに出かける。六之助が尾行。六之助を高瀬と政蔵が尾行。伊助はお時と再会して互いに感激&ビッグラブ。しかしお時は伊助に誰に助けられ、どう過ごしていたのか、教えてちょうだいと耳元で囁く。式部は雲霧一党が必ずリベンジに現れると推測。銀蔵なんてどーでもいい。一方、仁左衛門はおちかの供養のため銀蔵襲撃を計画。銀蔵は掟を破ったため右腕を切り落とし追放していた。仁左衛門の予測通り、お時は伊助を誘って江戸を出ようとしていた。旅姿の二人を追う六之助を政蔵が追う。荒れ寺到着。その時、銀蔵たちが現れる。お時の正体を知って伊助がっくり&怒りMAXで懐の包丁を振り回す。そのやりとりを政蔵が床下で聞いている。そこへ熊五郎、六之助、吉五郎が現れ、銀蔵軍団斬りまくり。逃げようとするお時をお千代が当て身をくらわす。さらに伊助を気絶させたところで仁左衛門登場。銀蔵を蹴り上げると二千両の隠し場所を白状させる。そこまで聞いた政蔵はこっそり後にする。翌朝、式部たちは隠し場所の神社に集結。雲霧一党は現れるか?しかし現れたのは駕籠屋だった。「なんだチミは!」「見ず知らずのお方からこれを頼まれました~」と手紙を差し出す。駕籠にはボロボロに痛めつけられた銀蔵が乗っていた。手紙に目を通して式部イライラ「人の盗んだ銭は要らぬ。取り戻した金はそのまま進呈する。それが盗人の意地だそうだ!」。今回もやれちゃった。その後、銀蔵は打ち首獄門、お時は遠島、伊助は都会暮らしに懲りて田舎へ帰っていった。一方、仁左衛門は次のターゲットを狙っていた。東本願寺御用達のお菓子屋さん・越後屋。裏では高利貸しを営んでいる。仁左衛門は越後屋の前で馬に乗った式部とすれ違う。お・わ・りなんと今回で打ち切り。そりゃねーよ。
2021年09月06日
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やったぜ!(何もしてない)雲霧仁左衛門 第11話「おかね富の市」今回演出が全然ダメ。ある夜、盗賊・甚助は盗みを目撃されて逃走。盗賊仲間の大五郎はもっとデカい仕事をして来いと激怒。そこで悪徳高利貸しも営む油問屋・井筒屋(あほの坂田師匠の相方)を狙う。そこへ雲霧一党のニセ按摩・富の市が潜入。仁左衛門も目をつけていた。井筒屋に出入りしている野菜売り・おかねは日頃から富の市の面倒を見ていた。富の市ほの字ダネ。相思相愛かよコノヤローつうことで富の市は本気でおかねにラブ。ある日、おかねはふとした弾みで富の市が目明きだと知ってしまう。こうなったらやけくそ。富の市はおかねに求婚する。おかねは盗賊・夜兎の文蔵(曇り)の一味だった。文蔵は、これで富の市を通じて井筒屋の情報が手に入るぜとニコニコ。そんなこととも知らず富の市は井筒屋から金蔵のからくりを聞き出し絵図にまとめる。熊五郎は富の市を訪ねるが、人の気配を感じる。表にいたのはおかねだった。下駄の音を立てずに近づいて立ち聞き。何者か気になりますな。熊五郎の推理に富の市は激昂、しかしおかねは富の市が泥酔して寝ている間に例の絵図を複写、それを文蔵の配下・おかまの助三に渡す。ところが助三は甚助の許へ。こいつら文蔵を殺すつもりでいた。甚助が火盗改めにマークされているとは知らず。そんなこんなで熊五郎は富の市におかねを消せと命令する。富の市苦悩。おかねに自分が盗賊だから近づいたのか?と問い詰める。「お前は一体何者なんだ?何が目的で俺に近づいたんだ!一生ついていきますってあれは全部嘘だったのか!?」。泣きながらおかねの首を絞めるが殺せねえ。「とっとと出てけ!」。ぽろぽろのおかねを六之助がつける。おかねは文蔵にどうしていいか分からなくなったと打ち明ける。せっかく絵図を手に入れたのに。あんだって?文蔵は絵図なんて受け取っていない。そこにおかまの助三が現れ文蔵をぶっ殺す。ついでにおかねも始末しようとするが六之助に助け出される。おかねは文蔵に七つの時から育てられ、その恩返しをするため文蔵の許で働いた。恩返しの仕方を知らなかったとはいえ、雲霧一党に近づいたのは悪かったと仁左衛門に詫びる。仁左衛門は言い残すことはないかと聞く。既にほんまもんのビッグラブの富の市とおかね。「あっしも一緒に殺しておくんなせえ!おかね~!」「お前さ~ん!」。役に入りすぎて富の市役の六平直政は風大左衛門が流すドボジデの涙のような巨大鼻水を垂らす。これNGだろ。そんな二人に仁左衛門は刀を振り上げる。あれ?死んでないよ?「やり直すんだ。どこへでも好きなところへ行くがいい」。しかしおかねは富の市から離れようとしない。「わしの仕組みに入るつもりか?」そして「夜兎の文蔵の供養をせねばな」。その頃、火盗改めも動き始めていた。仁左衛門は井筒屋襲撃を今夜決行と宣言。富の市とおかねは熊五郎のサポートを受けて助三を仕留める。火盗改めが大五郎を相手に大捕り物を展開している一方、仁左衛門たちは井筒屋を襲撃。床にまき散らした油でつるつる滑る井筒屋にプッと笑う仁左衛門。二千両ゲット。翌朝、仁左衛門はつがいの文鳥を手に富の市の長屋を訪ねるが、幸せそうな富の市とおかねを見て鳥駕籠を置いて去っていく。つ・づ・く
2021年09月05日
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今日も忙し過ぎだ。蕎麦より君のほうがよっぽど伸びとる!雲霧仁左衛門 第10話「拾った娘」岡場所で命の洗濯。吉五郎と六之助。その帰り道、おひさがやくざたちに追われるところに出くわす。派手にやくざたちを追い払う六之助にうんざり。おひさは相模の軍次から十両の借金をしていたが、何故か百両に膨れ上がり困り果てていた。六之助はおさひの父親・与助(荒谷二中の教師)に会うが病に臥せっていた。そこへ七蔵(『男はつらいよ』で毎回江戸川でゴルフしたりサックス吹いていると寅次郎とのトラブルに巻き込まれる人)がやってくる。七蔵は日頃から与助とおひさの面倒を見ていた。その夜、吉五郎から報告を受けた仁左衛門は軍次を襲撃。「手前のような奴は我慢がならねえ!」と借金の証文を奪い取って焼却。さらに軍資金を出せと要求。軍次はそっと小判を差し出そうとするが「女子供が江ノ島に遊びに行くんじゃねえ!」と二百両を強奪、斬りかかろうとする軍次の髷を切り落とす。吉五郎と七蔵は昔馴染みだった。さらに吉五郎が浪人だった頃、世話になった中津川の宿で釜焚きをしていたのが与助だった。その時、妻を亡くし、宿の主人に乳飲み子だった娘を養女へ出した。七蔵によるとおひさはあの時の乳飲み子だと言う。「マジか!」。口元なんか亡き妻そっくりだヨ。そうかなあと思いながらも思いっきり動揺。その後、吉五郎はおひさにきんつばを差し入れ。ニコニコのおひさに萌えまくり。熊五郎は七蔵の存在と最近の吉五郎の様子を仁左エ門に報告。お千代は吉五郎を「女(たまに風俗)好きかも知れないが、女(たまに風俗嬢)には惚れない人」と言う。なるほどね。吉五郎は親子と名乗り出るつもりはない。しかし病に臥せっている与助には高麗人参が必要。そんな金ある?そこで七蔵は自分と組んで両替商の堺屋襲撃を提案する。ここまで聞いたからには引き受けてもらわないと困るねと脅迫。ちなみに吉五郎が雲霧一党のメンバーとは知らない。吉五郎はおひさにみかんを差し入れ。おひさは楽しそうにみかんでお手玉をする。先に行くと良いことがあるとは思えなかったが、吉五郎に会ってからそれが信じられるようになったと言う。小さい頃のことはよく覚えてはいないが、暖かかったことだけは忘れられない。寒い中父親にしがみついて寝ていたような気がする。おひさの話を聞きながら吉五郎は思わずみかんを握り潰す。そんな吉五郎に仁左衛門は、おひさに近寄らないよう警告。火盗改めが罠を仕掛けているかもしれない。しかし七蔵からいつでもおひさを殺すことができると脅される。そして今夜九つ半襲撃が決定。その頃、六之助と熊五郎はおひさと与助に良い医者がいると言ってそれぞれ寺に呼び出す。与助が待っていると仁左衛門が現れる。「おひさはおめえさんの子かい?はっきり言ってもらおうじゃねえか!」。今回の仁左衛門はバイオレンス。与助は七蔵の手伝いをしていたことをおひさにバラすと脅されていたと白状する。堺屋襲撃に向かう吉五郎の前に仁左衛門が姿を見せる。吉五郎は仕置を覚悟していたが、半時だけ見逃してほしいと頼む。七蔵たちを斬るつもりでいた。「おひさはな、お前の娘ではない。与助と七蔵がお前を引き込むために仕組んだ芝居だ。殺しはいかん」と言って刀を取り上げる。そんなこんなで仁左衛門たちは七蔵軍団を一網打尽。火盗改めの屋敷の前に縛り上げる。門にはズバットカードのように「天もゆるさぬ極悪人」と書かれた巨大な張り紙。山田はコケにされて激怒。誰にやられたのか七蔵に問い詰めると「お前さんらの密偵の中に吉五郎ってのがいやがるだろ?そいつさ」。はあ?吉五郎は雲霧一党のメンバーだよ!山田スーパー激怒。「ばあかやろおうー!」と叫びながら十手で七蔵を殴りつけて七蔵気絶。その頃与助とおひさ親子は六之助の船で江戸を離れていた。そして仁左衛門は吉五郎とほのぼのトーク。「苦しかったばかりじゃねえ。苦しい中にもちょっぴり」「へえ短い間でございましたが楽しいような、哀しいような・・・妙な気分でございました」。つ・づ・く
2021年09月02日
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今日も忙しすぎだ。世の中おかしい!雲霧仁左衛門 第9話「不知火の勇五郎」大泥棒・不知火の勇五郎が脱獄。あちこちに人相書が張り出される。お千代は人相書が気になる。その頃、植木職人の仙之助が浪人と大ゲンカ。通りかかった高瀬が止めに入り、大怪我を負った仙之助を政蔵宅に担ぎ込む。持ち物を調べると「なめ帳」を発見。「なめ帳」とは泥棒の間で高額で取引される、狙った的のあらゆる情報をまとめたもの。仙之助は泥棒だった。高瀬たちは式部に報告しようとするが、不知火の勇五郎が現れてびっくり。その正体は風邪で寝込んでいる間に無精ひげを生やした式部だった。自分でも勇五郎そっくりと絶賛。つうことで勇五郎に扮して雲霧一党に罠を掛けようと画策。ちなみに本物の勇五郎は既に死亡している。お千代にとって勇五郎は親や恋人以上の存在だった。七つの時、火事で焼け出され一人ぼっちのお千代の面倒を見ていたのが勇五郎だ。その時手渡された鈴を大切に持っている。傷が治った仙之助は尾行されているとも知らず、熊五郎の古着屋を訪れる。熊五郎は「なめ帳」を見て自分に売れとアピール。雲霧一党に内緒で仕事すんの?「頭になって仕事がしてえんだよ」と独立宣言。そんなわけで仙之助はフリーの泥棒・粂三を誘う。粂三は「なめ帳」を見せろと言う。そして依頼主が熊五郎と知ると微笑を浮かべる。その頃、お千代は六之助とおもんを北町奉行所に潜入させ、勇五郎のお調書きを複写させていた。それを知った仁左衛門は激怒するがお千代には甘い。一方、粂三は火盗改めに一部始終を報告。粂三は密偵だった。早速勇五郎に扮した式部は熊五郎に接触、仁左衛門に会って雲霧一党に入れさせろと迫る。熊五郎はお千代たちに報告。独立宣言をして様子を窺っていたが今回の話はあまりにもきな臭い。しかし仁左衛門は勇五郎に会うと言う。さらにお千代を誘う。そんなこんなでとあるお寺でご対面。仁左衛門は勇五郎からこれまでの経緯を聞き出す。お千代の話とぴったんこ。一方、勇五郎は仁左衛門に組むのか組まないのかと迫る。仁左衛門はお千代から預かった鈴を勇五郎に向けて転がす。鈴を拾い上げる勇五郎には仁左衛門の意図が分からない。目の前の勇五郎の偽物だ。表では雲水たちが読経を唱えている。仁左衛門が近づこうとした瞬間、勇五郎は戸を閉めて姿を消す。表に出ると勇五郎と雲水たちが勢揃い。「仁左衛門!神妙にせい!」。安倍式部と火盗改めたちが正体を現し、仁左衛門を追う。その時『新必殺仕置人』の死神(河原崎建三)そっくりに熊五郎登場。吉五郎も現れ火盗改めたちを翻弄するが、お千代が捕えられてしまう。仁左衛門は助ける術はないと言い放つが、吉五郎と熊五郎に粂三とお京を捕まえさせる。お千代は拷問を受けていたが口を割ろうとはしない。式部は山田たちにむしろ自害されないよう気をつけろと指示を出す。そしてお千代に鈴を返すと仁左衛門がどの藩の侍なのか聞き出そうとする。そこへ政蔵が手紙を手に駆けつける。手紙には密偵二名とお千代の交換が書かれていた。山田たちは「舐めんなよ!」と怒り心頭。しかし式部は密偵たちを見殺しにすれば信頼を失うと言って仁左衛門の要求に応じる。そんなこんなで仁左衛門たちはお京と粂三を連れて約束の場所に向かうが、お京は笑いが止まらない。何故なら「あたしみたいなゴミの為にお殿様が来られるわけがないと思ってさ」。しかし仁左衛門が断言した通り式部が待ち構えていた。お京&粂三とお千代が交換。それぞれの「おかしら」の許へ。その瞬間、仁左衛門と式部は刀を交わし激しくぶつかり合う。さらに控えていた火盗改めたちが一斉射撃。吉五郎が手榴弾を投げつけて反撃する。爆風で辺り一面煙に包まれる。翌日、船に乗って川を下る仁左衛門とお千代。お千代は手にしていた鈴を川に流す。つ・づ・く
2021年08月25日
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忙しすぎだ。ばか野郎。雲霧仁左衛門 第8話「まわしもの」岡田は雲霧一党から得た金で愛人・八重を囲って贅沢ライフ。その羽振りの良さを山田は不審に思っていた。その頃、仁左衛門はお千代に何年も前から計画していた「最後の大仕事」を打ち明けていた。危険が伴うためお千代を使うつもりはない。「お前だけの生き方があろう。それを見つけるのじゃ。お前はこれまで地獄の苦しみを味わったのだ。お前は若い。この稼業から足を洗って人並みの幸せを掴め」。侍のような言葉遣い。さる大名の、それもかなり上役?仁左衛門は否定しない。どこまでもついていくとすがるお千代を「お前は私の宝だ」と涙を浮かべて諭す。その後、吉五郎と合流。最近岡田の金遣いが荒い。まだまだ働いてもらわないといけないが、めんどくせー奴になってしまった。その夜、熊五郎は岡田と接触。高瀬たちが式部に報告した内容が知りたいとバイト料を支払う。火盗改めでは山田を中心に岡田の疑惑トークで持ち切り。愛人を囲うだけの金をどこから得ているのか?そこに岡田がぶらり登場。山田から密偵が雲霧一党に殺されたと聞くと、名古屋から戻ってきた高瀬に話を聞くと言って出て行く。山田は部下の村田に後をつけさせると式部に報告。岡田が何か怪しいっすよ。式部も同じことを考えていたが、部下を疑うことに抵抗があった。こうして岡田は雲霧一党と火盗改めから狙われることになる。岡田もまたフリーダムな行動に出る。雲霧一党の下っ端・煙管職人とガチに接触。その様子を高瀬たちが目撃。熊五郎も異変に気づく。その夜、とある料亭でいい塩梅の岡田に熊五郎が接触する。岡田はいつ闇営業がバレるか連日びびっていた。酒を飲んでも眠れない。「いっそ雲霧一党に入ってしまおうかと思う」と大胆発言。仁左衛門に会わせてほしいと訴えるが熊五郎の一存で返事できるはずがない。しかし岡田逆ギレ。自分が知っていることを式部に話せばどうなるか。そのやり取りを吉五郎が聞いていた。料亭を出た熊五郎は村田に尾行される。一旦は巻いて逃げるが、井戸に身を潜めているところを見つかってしまう。「おそれいりやした」と言いながら刀を奪うと揉み合った末に村田を殺してしまう。駆け付けた吉五郎は激怒。仁左衛門に自分の責任だと報告するが、全ての責任は岡田を引き込んだ自分にあると仁左衛門は決心する。「利用する価値のない男になったな」。リベンジに燃える山田たち火盗改め。村田を殺したのは岡田か?雲霧一党か?あるいは雲霧一党は岡田を消そうとしている?そんな中、岡田は式部を訪ねると熊五郎と煙管屋をゲロ、今すぐ捕縛したいと訴える。そんなこんなで高瀬の制止を振り切って逃げ回る煙管屋を斬り捨てる。「なんつうことすんねん!せっかくの手がかりを!」。仁左衛門は吉五郎と熊五郎に逃げるよう命じる。次は二人が狙われる。明日にでもなければ岡田は捕まる。そうなれば全て吐くに違いない。その前に岡田を始末する。村田の通夜が行われる中、ハートウォームな吉五郎は八重に被害が及ばないよう一芝居打って逃がす。さらに八重の叔父夫婦に扮した治平とお千代(超老けメイク)が岡田を呼び出す。八重に身内はいないはず。雲霧一党の罠だと気づいた岡田は同僚たちに知らせると八重に扮したおもんを追いかける。そこに仁左衛門が現れ、岡田を一刀両断に斬り捨てる。仁左衛門を追う山田たちの背後で囮役の熊五郎が大暴れ。怒号が飛び交うの中、仁左衛門は屋根を伝って「江戸の暗闇に音もなく消えて行った」。翌朝、何事もなかったかのように橋の上から川を見つめる仁左衛門。つ・づ・く
2021年08月24日
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ふざけるんじゃねえ!雲霧仁左衛門 第7話「松屋襲撃」山田たちは未だ手掛かり掴めず。そもそも雲霧一党が松屋を狙っていることを知らなかった。その頃、仁左衛門は三次の言動を疑っていた。治平によると妙な大金を隠し持っているという。山田たちが藤屋を見張っていることも気になる。そんな中、藤屋で派手なケンカが勃発。高瀬は店の奥から誰かが出てくるのでは?と様子を窺っていたが、店の女に扮していた黒塚のお松が包丁を振り回して武力解決。その隙に旅人に扮した仁左衛門がしれっと藤屋を出て桑名へ向かう。高瀬とお京は気がつかない。見張ってる意味ねーよ。三次は福右衛門に松屋の見取り図を横流し。それをお千代から聞いた治平は桑名にいる仁左衛門に報告。熊五郎、六之助も集結。三次の裏切りにムカつくぜ。仁左衛門は藤屋、三次、うどん屋に関わらないよう指示、年内に松屋を襲撃すると宣言する。その頃、山田たちはターゲットをうどん屋へ変更。松屋へ入る三次を突き止め、福右衛門も発見。どうやら松屋を暁一党と雲霧一党が狙っているらしい。でも火盗改めは名古屋で活躍できなくて歯痒い。そんなこんなでお千代は三次に松屋襲撃を1月21日決行と伝える。桑名を出立した仁左衛門は「こざかしいのは三次の後ろにいる男だ。人の心の隙間に忍び込んで操ろうとする。金、女…三次にとってはいい夢だったんだろう。可笑しいな。同じことをしているわしが人の心を憐れむとは…」と言いつつ、傍でおにぎりを食べていた熊五郎に「掟通り殺せ」と命令する。三次は福右衛門に松屋襲撃日を伝えると金をやるから女と上方にでも逃げろと言われ、お色気むんむんの女・おきねと合流、海の見える土地で所帯を持とうと約束すると金を渡す。三次は桑名で六之助と再会するが、裏切りがバレバレだと分かると逃走。そこに黒五郎が現れあっさり始末。そうとは知らずおきねはとある海辺で三次を待ち続けていた。そして夜、仁左衛門は吉五郎と合流、「決行する。今夜、亥の刻」と宣言する。吉五郎びっくり。山田は福右衛門が江戸に向かっているらしいとの報告を受けると、松屋を狙っているのは雲霧一党だと気づく。おせーよ。高瀬たちは松屋をマークするが仁左衛門と吉五郎に当て身を食らわされて気絶。あちこちに潜伏していた雲霧一党のメンバーが続々集結すると屋敷へ侵入。仁左衛門と吉五郎は松屋の寝室へ。松屋はここに鍵は無いと言い張る。そこで仁左衛門は松屋の目の前でお千代のおっぱいモミモミ、首筋レロレロ。松屋嫉妬でMAX限界「もう止めて~」と鍵を渡す。次から次に小判を運び出すと荷車に乗せて堂々と引き上げていく。「おかしらは何という思いきったことを…」とお千代びっくり。山田が駆けつけると高瀬たちは首まで埋められていた。さらに松屋はぶるぶる震えながら布団に座り込んでいた。「金は…働けばまた貯まります。あいつらは…女房をさらって行ってしまいました。あれだけの女…」。しかしお千代が雲霧一党のメンバーだと知らされ松屋激びっくり。山田に被害を聞かれ「たったの一万両~」と答える。「一万両がたったか…」と貧乏役人の山田びっくり。その頃、福右衛門は茶店で一服していたところに手下から雲霧一党の松屋襲撃成功を聞いてぶち切れ。お客さんたちがいる前で手下に八つ当たりの半殺し。一方、仁左衛門は江戸に向かっていた。すれ違った花嫁行列を笑顔で見送りながら雲霧一党解散のため次なる標的を求めて策を練ろうとしていた。つ・づ・く
2021年08月09日
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心はいつも蝉色。 雲霧仁左衛門 第6話「張り込み」高瀬たちの異変を察知した安倍式部は山田を名古屋へ派遣する。高瀬たちは自分たちの手紙だけが盗まれていたことを知りガッデム&がっかり。すべて雲霧一党に筒抜けだった。雲霧一党のメンバーは松屋の潜入に成功するが金蔵のありかはいまだ分からず。知らせを受けた仁左衛門は次の手を打って出ようとする。吉五郎からなぜそんなに急ぐのか聞かれ「一日も早く一党を解散したいのだ」と答えるが。その次に「信ずるに足る者たちを集めて」「また新しいお勤めを?」「例えば江戸城を狙う」と笑いながら恐ろしいことを口にする。名古屋入りした山田はお京から六之助目撃情報を整理し、茶店・藤屋を怪しいと睨む。実は藤屋こそ仁左衛門の潜伏先だった。そこで藤屋を見渡すことのできる近所の寺から監視することになる。その頃、松屋はお千代との婚礼を前にして愛人が二人いるとカミングアウト。でも今はお千代にビッグラブなので手を切ってくると説明。そして金蔵の場所と扉を開けるからくりを教える。お千代はこっそりからくりを確認すると仁左衛門に報告する。ある夜、山猫の三次は櫓の福右衛門(小野武彦)に呼び止められる。福右衛門は雲霧一党と対立する盗賊・暁の清右衛門の弟。雲霧一党とは正反対のバイオレンスチーム。人殺しは朝飯前。三次は福右衛門から何かを手渡されると明日仁左衛門と会う約束を押し付けられる。帰ってから手渡されたものが三十両だと気づく。返しそびれてやべーなーと戸惑いながらも小判の色がたまんねーよ。雲霧一党から足を洗って自由にもなりたかった。そんなこんなで松屋は尾張藩のエライさんたちを招いてパーティー。その席でお千代はめちゃくちゃ酒癖の悪いエライさんに公家の婚礼についてあれこれ質問攻めにあう。お千代は完璧に事前学習をしてきたため一つ一つ丁寧に答えることができるが、それでも質問攻撃が続く。あまりのしつこさに松屋が何度も止めに入るが止めようとしない。お千代は酔ったと言って席を外す。「しつこい男だ…」とうんざり。偽物がバレてしまうのではないかと内心ひやひやだった。すると目の前の障子が開き、こちらに手招きしている。仁左衛門だった。仁左衛門が見守っていたのだ。お千代は座席に戻ると見事に質問攻撃を受け答えて藩士たちから絶賛。エライさんは酔い潰れる。そのどさくさに紛れて、吉五郎は三次と治平の手引きで松屋の屋敷に潜入。金蔵は地下にあった。からくりも確認。ところがバカ殿のお城みたいに両側の壁が動き出し、挟まれそうになる。寸でのところで助かったがこのシーンいるか?翌日、三次は福右衛門にうどん屋へ誘われる。そこを山田たちが目撃。あの男は暁の清右衛門の弟に違いない。福右衛門は三次をぼこぼこにしながら自分たちに協力するよう脅す。三次は三十両を受け取っている。「お前えは雲霧を裏切ってしまってるんだぜ」。さらにお色気むんむんの女(速水典子)をあてがってエロ攻撃。こうして三次はカネと女で身を堕としてしまう。そして山田たちにこれといった新事実は得られず、焦りは頂点に達していた。つ・づ・く
2021年08月04日
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掃除のしすぎで全身筋肉痛。 雲霧仁左衛門 第5話「使い鳩」名古屋到着。大須観音で意味なくリアルロケ。松屋は奉公人たちを招集させるとお千代を紹介&ベタ褒め&オール自己紹介。一方、仕事ではテキパキ指示を出すデキる男。ただのエロ商人ではありません。そこへ行き倒れに扮した治平が合流。治平はかつてお千代に仕えていたという設定で再会を喜ぶ(芝居をする)二人。お千代ビッグラブの松屋は放っておくことができず、治平は松屋に留まることになる。その松屋には既に雲霧一党のメンバーで合鍵づくりの名人「山猫の三次」(山田辰夫)が奉公人として潜り込んでいた。その頃、高瀬も名古屋入りしていたが、無理と心労がたたり衰弱し切っていた。そのことを知った安倍式部と山田はお京を名古屋へ遣わす。お京は連絡用の伝書鳩を携えていた。皆名古屋へ集結する中、六之助だけ面が割れているため外出禁止。でも江戸と違って名古屋ではだいじょうぶだあと舐めてます。ついでに三次とは仲が悪く、仁左衛門が自分に指示を与えないことに不満を抱いていた。そんなこんなでお京の看病もあって高瀬は一命をとりとめるが、薬代が八両も掛かっていた。江戸時代に社会保険制度は無いのです。有り金もう無えーよ。お京は金を作ってくると言ってなけなしの金を持ち出す。お京が向かったのは博打場。座頭市並みに勝ちまくり。そこへ何と六之助がやってくる。超ビックリ。早速尾行を開始するが六之助に気づかれる。ちなみに六之助は賭場でぼろ負けしてます。何とか煙に巻いたところで黒松のおもんと交代。おもんがお京を尾行する。そこには高瀬と政蔵がいた。お京は高瀬に六之助のことを報告、早速式部宛に手紙を書く。その様子を見ていたおもんはすかさず鳥かごに入っていた鳩を逃がす。さーて手紙も書けたし、鳩に括り付けるかと鳥かごを見ると鳩がいなくて三人ショック。報告を受けた仁左衛門はおもんの仕事を褒める。ただし「「足を折るか、羽を切るかすればもっとよかった」とダメ出し。案の定、鳩は江戸の火盗改に舞い戻っていた。手紙は無かったが高瀬の身に何かあったに違いない。その頃、諦めきれない高瀬は尾張藩に出向いて事情を説明、火盗改宛てに手紙を送ってほしいと懇願する。継ぎ飛脚の費用はめちゃくちゃ高価。それを何故尾張藩が負担しないといけないのか激怒&お断り。そこでお京が継ぎ飛脚に直接交渉、ようやく引き受けてもらえることになったが、その夜、吉五郎が襲撃して高瀬の手紙を奪い取る。一方、仁左衛門は三次と共に六之助を叱責していた。火盗改めに捕まり、ニセの妹に騙され、今回の自粛要請無視で三度目だ。下手を打ちまくるにもほどがある。ひたすら頭を下げて詫びる六之助に今から熊五郎の許に向かい、熊五郎の指示に従って大人しくしていろと命じる。「これが最後だ!次は許さん!」。その頃、お千代は松屋の蔵を探っていたが、蔵の多さに金がどこにあるのか全く見当がつかなかった。そして仁左衛門は屋敷の見取り図とにらめっこ。つ・づ・く
2021年08月03日
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掃除のし過ぎで疲れた。 雲霧仁左衛門 第4話「川止め」山田は雲霧一党が江戸を経った可能性があることから各地の道中奉行に協力を要請する。雲霧一党はバラバラに散って名古屋を目指し、東海道島田宿に到着。目の前に大井川。名古屋まであと半分だよつうところで大雨が降ってくる。白糸のおみつはアウトドア雨宿り。宿泊先は自分で見つけないといけないらしい。熊五郎と六之助はおんぼろ小屋で野宿。吉五郎は宿にチェックインするが、道中奉行が抜き打ちで通行手形の確認を始める。その時、川止めの知らせが入る。おみつは大雨に晒されたため熱を出して倒れてしまうが、寺子屋のオーナー・沢田喜兵衛に助けられる。その夜、松屋が泊っている脇本陣に盗賊が現れる。しかも「雲切仁左衛門」と名乗って番頭ぶっ殺し。松屋も襲うが、松屋は路銀程度しか持っていない。異変に気づいていたお千代は懐剣を盗賊の一人に突きつける。盗賊連中は素人だと直感。一方松屋はお千代の度胸に益々ゾッコン。そんなこんなで盗賊連中は熊五郎と六之助が潜伏しているおんぼろ小屋へ避難。連中の口から「雲霧」の言葉が出てきたため二人は一気に緊張する。熊五郎が尾行すると寺子屋が見えてくる。中を覗くと身体を壊したおみつの姿があった。吉五郎は仁左衛門と接触、お千代の一件を報告する。「雲霧を語って殺生をしたのか」。盗賊連中のおかげで街道筋が固められているが、まだ大雨は止んでいない。奴らはまだ島田宿に潜んでいるはず。その頃、火盗改にも雲霧出没の知らせが入る。山田は高瀬と政蔵を島田宿に派遣する。おみつはようやく体調を取り戻す。沢田は四年前に娘を亡くしていた。そのためおみつが娘のように思え、寺子屋を手伝ってほしいとスカウトする。そこへしれっと素通り&チラ見する仁左衛門。おみつ超緊張。そんなこんなで道中奉行は不審者を片っ端から捕え、お千代と一人ずつ面通しを行う。その中に仁左衛門も紛れていた。もちろん「違います。顔は四角くてもっと顎が張ってます…」とニセ雲霧の特徴を仁左衛門に伝える。ニセ雲霧が捕まるまで川止めは解けそうにない。ある夜、沢田は浪人たちに斬られる。その様子を吉五郎が目撃。沢田を兄の仇と言った男の特徴がお千代の証言と一致していた。浪人たちがニセ雲霧の正体だった。その一人は沢田を斬れば藩に戻れるらしい。しかし今は雲霧を名乗って豪商・角屋宗兵衛の襲撃が先だ。沢田は吉五郎に助けられるが、おみつに逃げるよう訴えると息を引き取る。おみつは吉五郎に仕事へは戻れないと何度も頭を下げる。そんなこんなでニセ雲霧一党は角屋を目指すが「血を流しての押し込みは我慢がならん!」と何者かに呼び止められ、あっという間に全員半殺し。仁左衛門だ。早朝、逆さづりにされたニセ雲霧一党が発見、お千代の面通しにより松屋を襲った連中と判明する。さらに江戸から高瀬と政蔵も駆け付けるが一発で偽物と見破る。しかし今回の一件は本物の雲霧の仕業に違いないと確信、川止めの延長を申し出る。ついでに六之助の人相書きもばら撒く。しかし仁左衛門はお千代を通じて松屋を利用する。お千代は一日も早く名古屋へ行きたいと松屋にラブ攻撃。ゾッコンの松屋は地元・本田藩に働きかけて川止めを解かせる。六之助も船に乗って海路で名古屋へ向かっていた。こうして高瀬の作戦は失敗に終わる。高瀬と政蔵は闇雲に呼び止めては六之助の人相書きを見せて回り仁左衛門にも声を掛ける。「この男を見なかったか!」「さあ」。その後、仁左衛門は吉五郎から一人を除いて全員無事に名古屋へ向かったと報告を受けると、おみつの始末は自分がすると言う。そして何時間も待ち続けると旅姿のおみつがやって来る。おみつから沢田が亡くなったと聞くと「いこう」と声を掛ける。涙ぐむおみつ。つ・づ・く。
2021年08月02日
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『イデオン』のサントラ聴きながら朝から大掃除。雲霧仁左衛門 第3話「兄いもうと」式部は内通者がいるのではないかと考える。どうも岡田が怪しい。高瀬ら同心たちは岡田から六之助の人相書きにいちゃもんをつけられムカつくぜ。その後、岡田は自分を尾行する岡っ引きの政蔵(不破万作)を咎める。皆貧乏なのに岡田だけ金回りが良い。それが気になったと言う政蔵を熊五郎の古道具屋へ連れて行き、掘り出し物を売り買いして稼いでいると説明。政蔵何も言えません。ちょっぴり冷や冷やしながら八重を訪ねると吉五郎の姿があった。当面行動を慎むようにと警告、八重を預かっていると言うと小判を手渡す。ある日、高瀬らを相手に式部自ら稽古をつけていると岡田がぶらり参上。「甘えてるネ」と挑発、ラビット関根のようなカマキリ拳法の構えでコテンパンにする。高瀬たちが自分の陰口を叩いていることが許せなかった。それを聞いた式部は激怒「与力同心密偵の間で誹謗中傷は許されない!」。岡田は山田だけでなく自分にも仕事を与えてほしいと式部に直談判する。そんなこんなで六之助の人相書きが貼り出される。しかも懸賞金付き。仁左衛門と吉五郎は次の仕事に名古屋の豪商・松屋善兵衛を狙っていた。既に二年も準備している。そこでお千代を公家の若後家・千代姫として送り出すことになる。その頃火盗改めに伊助(吉田次昭)という男が六之助をタレコミ。一方六之助は自分の母親の墓に手を合わせている娘おしの(おしんの人)を見かける。追いかけて来たやくざから助けると熊五郎の店に匿う。熊五郎うんざり。六之助はおしのから話を聞いてびっくり。おしのは15年前に火事で死んだはずの妹だった。おしのを追っていたのは本所の高利貸し・五郎蔵。立ち聞きしていた熊五郎しんみり。しかしそれは山田が書いたシナリオだった。式部にそのことを報告していると同心たちが伊助を連れてくる。伊助は本名や盗人であることなど全て白状し五両ゲット。そんなこんなで松屋は千代姫とご対面。ハート直撃、千代姫にゾッコンマイラブ。お千代は完璧に若後家に化けていた。その後おしのを巡ってミーティング。吉五郎だけ話が出来過ぎていると懐疑的。仁左衛門は吉五郎にすべてを任せる。その頃、火盗改めでは何だか気ぜわしい。六之助が現れると睨んだ高瀬たちが五郎蔵の屋敷を取り囲んでいた。岡田は熊五郎に伊助が六之助を売りにきたこと、火盗改めの動きが妙なことを告げる。案の定おしのは姿を消していた。六之助はおしのを追いかけてぶっ殺す。「殿様・・・」おしのは式部の密偵だった。さらに熊五郎の制止を振り切って伊助の長屋へ激走。伊助をぶっ殺す。その頃仁左衛門と吉五郎は高瀬たちが待機している五郎蔵の屋敷を見張っていた。「静か過ぎる」。そこに熊五郎が駆け付け六之助のことを報告する。翌朝、高瀬たちは撤収。代わりに役所の前に棺桶が二つ並べられていた。書付に「手厚く葬られたし 雲」と。棺桶にはおしのと伊助の遺体があった。今回の反省会。吉五郎は「止むを得なかったとはいえ六之助は人を殺めすぎます」と言う。そこにお千代がやってきて松屋がどうしても自分を名古屋に連れて行くと報告する。仁左衛門は諸国に散っている一党につなぎをつけるよう言い渡す。翌朝、一人名古屋へ向かう仁左衛門はすれ違う葬列に深く頭を下げる。つ・づ・く
2021年08月01日
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一年中緊急事態宣言出しっ放しにすれば良い。 雲霧仁左衛門 第2話「狙われた男」大雨の夜、雲霧一党ご宿泊の佐原屋から六之助が出てくるところを利吉(大迫警部)が目撃する。利吉は留次郎にそのネタを提供、三十両を要求する。高けーよ。ついでにゴホゴホ嫌な咳しているねえ。留次郎から話を聞いた火盗改めも高けーよと難色を示すが、与力の山田は密偵との信頼関係を重視する。一方、もう一人の与力・岡田(平泉成)は何だかやる気なし。見回りに行くと言って町ぶら。吉五郎は岡田に目をつけていた。岡田家は代々与力の家柄だが、式部との関係はイマイチ。式部が山田を重用するようになってからイマイチ度アップ。誘惑に弱く、金に困り、最近女もできちゃった。仁左衛門と吉五郎は作戦開始。岡田は愛人・八重から借金の相談を受けていた。お千代は道具屋の女房と称して岡田に接近、印籠を譲ってほしいと店に案内する。店の主人に扮した熊五郎が「うーん素晴らしい。十両でどすか?」と持ち掛け十五両で商談成立。その頃、留次郎は利吉に前金の十両を渡し、佐原屋から出てくる六之助、続いてお千代の姿も確認。思わぬビックネタにナイスですね。残りの二十両は自分の懐へ。船で出かけたお千代はつけられていることに気づく。六之助は留次郎の船に飛び乗り、思わずぶっ殺してしまう。人殺しは掟に反する。「どうしよう…」。十両をゲットした利吉は母親の許へ駆けつけ軍鶏鍋食べて精つけようぜと言うが吐血して死んでしまう。留次郎の死体から火盗改めは雲霧一党の仕業と断定、利吉を探すことになる。その夜、六之助は吉五郎に詫びを入れる。吉五郎は留次郎が誰とつなぎを取っていたか調べるよう言い渡すと佐原屋を爆破、メンバー共々撤退する。仁左衛門は単独行動を取る六之助を咎めるが、そもそも留次郎の離脱を認め、密偵にしてしまったのは自分のミスだったと話す。「それ故お前の仕置はなし」。さらに吉五郎と同じく留次郎とのつながりを調べるよう言い渡す。「それまでは・・・六、跳ね上がって命を粗末にするな」。そんなこんなでお千代は岡田に印籠が三十両で売れたと報告、熊五郎は二十五両差し出す。「盗賊改めの旦那が飯屋の女に入れ上げたら世間体が悪うござんしょ?」。気味が悪くなった岡田は咄嗟に刀を抜くが、二人の腕に敵わず全て白状すると二十五両を懐に納める。「わしに目をつけるとは。雲霧仁左衛門、さすがだな」。結局手にした金で八重を匿う。その頃、山田たちは利吉宅を突き止めるが既に死んでいた。ただし殺されていないことから「生きていることにするんだ」。雲霧一党も来るに違いない。案の定、六之助と熊五郎が向かっていた。二人は通りすがりの百姓に利吉のことを訪ねる。火盗改めの密偵とも知らず。その夜、吉五郎、熊五郎、六之助の三人と山田たち火盗改め軍団が大乱闘。まんまと罠に嵌められ六之助が捕まってしまう。しかし意外なことにすらすら白状。拷問は取り止めとなったが六之助は虫の息。吉五郎は六之助のことを諦めていた。仁左衛門の断りなしに勝手なことはできない。一方、仁左衛門は式部邸の見取り図とにらめっこ。八重に入り浸っている岡田を訪ねる。そして岡田に背を向けたまま「もう後戻りはできまい。牢屋、台所に油を流し、火を放つ。時は八つ半きっかり」とだけ告げる。岡田は縁側に積んであった小判に気づく。「後戻りはできぬ、か…」。しばらくして火盗改めの役所が火に包まれる。そこに上村左京と名乗る旗本が火消しの手伝いに参上。実は仁左衛門のコスプレ、大混乱の中、山田に「安部式部殿にお伝え下さい。火の元にはくれぐれもご用心とな」と言って六之助を堂々と助け出す。翌日、式部激怒。部下たちの前で雲霧一党を根絶やし宣言。その中に岡田の姿もあった。仁左衛門と吉五郎は次のことを考えていた。「おかしら、そろそろ例の大仕事にかかりませんと」「うん、ゆるゆるとな。殺生せずにゆるゆるとな」。つ・づ・く
2021年07月31日
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18時頃になると本気で眠くなる。雲霧仁左衛門 第1話「おかしら」90年代の超傑作時代劇。ただし3話分を残して打ち切り。オウム真理教関係の特別番組をぶっ込まれたため。なので~当時脱落。つうことで『伝説巨神イデオン』につづいて完走目指して頑張りますよ。「享保の頃、江戸市中は無論のこと関東一円、東海道、中山道、上方にまで縦横無尽に盗み働きをしていた一味があった。一人も傷つけず大金を奪い、雲か霧のように消えてしまうことから人呼んで雲霧一党といった」(ナレーション:『男はつらいよ』で毎回江戸川でゴルフしたりサックス吹いていると寅次郎とのトラブルに巻き込まれる人)。雲霧一党が大仕事をしてから三ヶ月後。元盗賊の密偵「鹿伏の留次郎」は、火盗改めの与力・山田(岸田隊員)らに三ヶ月前のことを報告、早速アジトを急襲するがもぬけの殻だった。ある夜、貧乏長屋から美しい娘・お千代(池上季実子)が大店の武蔵屋(原哲男!)へ嫁入りだよ。病気がちの叔父(奥村公延)に代わりに近江屋(石橋レンジ)が婚礼に出席。武蔵屋の息子はお千代にベタ惚れ。武蔵屋も盛り上がって来ましたよ。実はこの三人、雲霧一党のメンバー「七化けのお千代」「寝牛の治平」「木鼠の吉五郎」だった。さらに祝い酒を持って「因果小僧六之助」もしれっと潜入。表には「州走りの熊五郎」(本田博太郎)が待機。女中に扮した「白糸のおみつ」も潜入済み。そして仁左衛門(念仏の鉄)登場。武蔵屋ほか全員を酒に仕込んだ眠り薬で熟睡、その間に千両箱を次々強奪。但し何があっても人を傷つけない。ミッション成功。ここまでに2年を要した。翌朝、武蔵屋親子号泣。お千代たちは小舟に乗ってのんびり逃亡。久しぶりに仁左衛門に会うお千代を六之助が茶化すが、男女の仲ではないとビンタされる。お千代は7歳の時に火事で焼け出され、仁左衛門に拾われた。今日がその日だった。おかしらに拾われた自分は幸せだと言う。「幸せか…」。仁左衛門はいずれは一党を解散、皆に普通の暮らしをしてもらいたいと考えている。そのためにはまだまだ金が足りない。そこへ吉五郎が火盗改めの新しい長官を知らせに来る。その名も神谷右京ではなく安部式部(中村敦夫)という超凄腕。仁左衛門は当分仕事の中止を決める。「無謀なことは出来ん。人を死なす訳にも行かん。これが掟だ」。式部は積極的に密偵を活用、そのために私財も全て投じると部下たちに宣言する。早速密偵の一人お京(ピンク・レディーのケイちゃん)に会う。お京は雲霧一党のメンバーと思われる男・勘造について情報提供。その頃、仁左衛門は悪徳医師・竹本をターゲットに情報収集。按摩の「富の市」(六平直政)に探りを入れさせる。一方お京は竹本を狙っている勘造にアプローチ。勘造は手始めに竹本に仕えるばあさんをぶっ殺す。熊五郎は六之助を通じて引き込みを入れるチャンスだと知らせる。その頃、仁左衛門は刀売りの露店に扮して式部に接触。金が必要な式部は刀を見せ、次第によっては売っても良いと言う。仁左衛門は式部の刀を無名ながら名刀と見抜く。式部は感心しながらも仁左衛門に向かって刀を一振り。避ける仁左衛門。式部は「平に許せ」と詫びて立ち去る。その後、仁左衛門は偶然勘造とすれ違い後をつける。勘造は武村の屋敷にお京を引き込みとして送り込み、まんまと採用。その夜、仁左衛門と吉五郎は竹本の屋敷を見張るが、役人も張り込んでいる様子。案の定、式部たち火盗改めが踏み込み勘造たちと大乱闘。勘造はお京が火盗改めの密偵だったことに気づく。こっそり脱げ出した勘造を仁左衛門たちが呼び止め、即刻江戸を立ち去るよう警告する。勘造は自分の刀で首を斬る。仁左衛門は熊五郎に捕り方に紛れて鍵の蝋の鋳型を取るよう命令。「へーい」と返事をすると大捕り物の最中逃げ回っている竹本から鍵を奪い、粘土で鋳型を取る。鍵完成。その夜、雲霧一党は竹本の屋敷を襲撃し強奪に成功する。結局、火盗改めとお京たちが狙っていた竹本らは雲霧一党ではなく別の盗賊グループだったが、式部はお京の労をねぎらう。その時、竹村の屋敷から雲霧一党に850両が盗まれたとの知らせが届く。しかも誰一人として殺傷はなし。もはや一刻も猶予はならない。式部が大掛かりな人別改めを行っていた時、仁左衛門は釣りをしていた。そこへ火盗改めたちが向かってくる。仁左衛門は着物を脱ぐと水の中に姿を消す。しばらくすると露店で買ったミカンを手にして歩く仁左衛門の姿があった。つ・づ・く
2021年07月29日
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