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俺たちの旅 0
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今日も早朝から連続激怒。必殺まっしぐら! 第12話「相手は江戸の大魔王」宗右衛門への不信感MAXの秀。宗右衛門は向島仁十郎とつながっている。自分を襲ってきた刺客も宗右衛門と向島仁十郎の差し金だった。「天保四年十月三十一日。滝沢馬琴の日記によれば江戸は晴れ、夜半に至ってことのほか冷え込んだということであります。ところでこの日、市井の片隅で命を的に追いつ追われつしている若者がいることなど流石の馬琴先生もご存じありませんでした。その名をかんざしの秀と申します」(ナレーション・玉井孝ABCアナウンサー)。その夜、秀のお家が放火&刺客もやけくそ気味で襲撃。しかし長屋の皆さんのご協力で消火活動成功。ありがとうございます。心配して駆け付けたさぶによると宗右衛門が見当たらないという。その頃、向島仁十郎は秀抹殺に失敗した刺客をぶっ殺していた。宗右衛門は向島仁十郎に勝利宣言。秀を倒すか、倒されるか。ゲームに勝った方が江戸の裏社会をゲット。しかし諦め切れない向島仁十郎は掛け金二倍で「刺客二人(八名信夫・丹古母鬼馬二)VS秀」の対戦を提案。宗右衛門も「秀VS向島仁十郎」の対戦を提案してゲーム再開。翌朝、宗右衛門は秀に向島仁十郎殺しを依頼する。そしてしばらく身を隠すことと若紫に近づかないよう告げる。しかしいつものように大金の仕事料を渡すため若紫に会うが、何と若紫を花魁にして身請けする金持ちが現れたと言う。しかも秀がどんなに大金を積んでも追いつかないぐらいの身請け料を提示されている。若紫は諦めモード。「秀さん・・・好きです」と言いながらさっさと廓に戻る。ダメだこの女。しかし秀は諦めない。後がない向島仁十郎も最狂の刺客・八名信夫と丹古母鬼馬二を送り込むが、さりげなく麻呂が秀をサポート。麻呂は協力を申し出るが断られる。「あんた、なんか・・・俺に不服あんねやろ。あんねやったら言うてや!」「仲間内にな、相手に通じてる奴がいるんだ」。麻呂は自分が疑われていることにショックで半泣き。お銀にこれから二人で仕事をしようと誘うが断られてショック二倍。そこで「これで死ねる・・・やっと死ねるわ」と首つり自殺にチャレンジ。「でもなー姐さんに未練残るしなー」とお銀に未練たっぷり。そこに丹古母鬼馬二がやって来て自殺をお手伝い、秀に近づかないよう釘を刺す。「あー死ぬかと思った。私ね人に殺されるのは嫌なんですぅ」。同じ頃、東吉も八名信夫に脅され、秀に差し入れを届けに来たさぶが拉致される。八名信夫と丹古母鬼馬はさぶをリンチして秀の潜伏先を吐かそうとする。秀は敵の裏をかくため、宗右衛門が指定した隠れ家ではなく長屋に潜んでいた。宗右衛門は秀にさぶがいなくなったと告げる。慌てて飛び出す秀の後ろ姿をじっとりガン見。ゲームが盛り上がって来たぜ。秀が戦っている相手が向島仁十郎と知って秀の許へ向かおうとするお銀を麻呂が必死に止める。相手がヤバすぎる。しかし「わしも行くわ。姐さん一人死なすわけにはいかへんもん」。そして今回の仕事が終わったら一緒になろうとプロポーズする。「一緒に地獄まで落ちようか・・・」。東吉もお松を抱いてラストバトルを覚悟。つうことで吉原では若紫太夫のお披露目ですよ。同じ頃、秀はさぶを救出、秀を追って来た八名信夫、丹古母鬼馬らを麻呂、東吉、お銀がぶっ殺してナイスサポート。秀が向島仁十郎を始末してゲーム終了。ところがダイイングメッセージを聞いて吉原へダッシュ。若紫が相手をする座敷に宗右衛門の姿があった。「ガハハハ、秀やっぱり来たか」。秀をゲームの駒に使い、若紫を身請けしようとしたラスボスは宗右衛門だった。「お前エとは上手くやってけると思ったんだがな」。秀と宗右衛門の一騎打ち。宗右衛門が投げまくるハンマーを交わしながら間合いを縮める秀。麻呂、東吉、お銀がハンマーに仕留められるが、僅かな隙を突いて宗右衛門を始末。友情パワーで勝利すると吉原に駆け込んで若紫を強引に連れ出す。「天保四年、時は既に十一月を刻んでおりました。身の回りのことなら五十文、百文の銭勘定まで克明に日記に綴った滝沢馬琴でしたが、この日の吉原の大事件には何故か一言も触れずじまいでした」(ナレーション・玉井孝ABCアナウンサー)。お・わ・り
2024年05月10日
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今月も猛烈にイライラしながらスタートですよ。必殺まっしぐら! 第11話「相手は向島の元締」天保の大飢饉スーパーMAX。超イライラの庶民軍団はフーリガン状態、今度は儲けまくっている下総屋を打ち壊しするぜ。しかしぶち破って押し入ると一家全員皆殺しに遭っていた。一方つき米屋の善七(獅子丸)とお久夫婦は無償で米を振る舞い、炊き出しまでやっちゃうLOVE&PEACEっぷりに「仏の善七」と慕われていた。秀も米をもらうため並んでいるとさぶを通じてお呼び出し。文句垂れながら宗右衛門の店に向かうが、向島仁十郎配下の仕事人・無名時代の國村隼に手裏剣で狙われる。そんなこんなで今回の的は善七、宗右衛門によると下総屋殺しは善七の仕業だった。但し頼み人はナイショ。秀は宗右衛門への不信感を募らせたまま吉原へ。しかし若紫は三度の食事が食べれて良い着物が着れる。こんな良い商売はないと先輩から言われた言葉に「この頃なるほどなって思うようになったわ」など言い出す。裏も表も破綻寸前。下総屋の葬儀が行われる中、下総屋に代わる業界の取りまとめ役を誰にすっかなーと米問屋たちが頭を抱えていると夜鷹が乱入。そんなこんなで米問屋の旦那衆や世間のラブコールを受けて善七が取りまとめ役に納まることになる。米問屋・上州屋はフーリガン対策として北辰一刀流の剣客・平手造酒(売れる前の内藤剛志)を用心棒に雇っていた。お銀は上州屋に仲居として潜り込んでいたが、病身の平手造酒に何となく魅かれちゃう。秀、お銀、東吉は上州屋が怪しいと睨んでいたが小悪党に過ぎなかった。では本当に善七を殺るのか?米問屋殺しといえば十年前、江戸で一位、二位を争う伊勢屋が下総屋と同じく一家皆殺しの事件があった。たまたま隠れん坊をしていた一人娘だけが助かり、伊勢屋に代わって株仲間に入ったのが相模屋だった。翌日、今日も善七・お久夫婦は炊き出し活動。その様子を眺める夜鷹。麻呂は夜鷹から十年頑張ってやれることはやったと訳ありな話を聞く。「これがダメなら死ぬしかないさ」「ほな一緒に死のうか?わし前からいっぺん死んでみたかったんや」「だったらその前に私を買い切りにしてくれない?あんたが店じまいの・・・最後のお客」。一方、秀は相模屋をマーク。相模屋は田原屋と合流すると善七に夜鷹が伊勢屋の娘だと情報提供。さらに上州屋へ押込んで皆殺し、有金を強奪する。翌朝、麻呂と夜鷹はすっかり情が通い合い一緒に暮らすことを約束する。そこで秀に今回の仕事で足を洗いたいと願い出る。依頼人は夜鷹だった。しかし口封じのため殺されてしまう。麻呂は涙を流しながら亡骸になった夜鷹を抱きしめる。二人は互いの名前を知らないままだった。そして平手造酒も自分がいない間に上州屋が殺されたことに自暴自棄となる。お銀はそんな平手造酒が心配でならない。結局、平手造酒は北辰一刀流の道場から姿を消す。後ろ姿を見送るお銀。「縁がなかったかな・・・」。そんなこんなで善七は米問屋となり株仲間の一員に就任。これで相模屋、田原屋共々江戸の米業界を牛耳ることができる。しかし貧乏人たちを招いて善七お祝いイベントで超盛り上がる中、東吉、お銀、麻呂が田原屋、お久、相模屋を次々ぶっ殺し。そして秀が善七を始末する。どさくさに紛れて庶民軍団が米蔵を襲撃。その時、貧乏人に扮した國村隼が秀を襲うがあっさり返り討ち。何気に視線をあげた時、こちらを窺う向島仁十郎を発見。猛ダッシュで逃げる向島仁十郎を追いかけるが見失ってしまう。向島仁十郎を助けたのは宗右衛門だった。「勝負はついたようだな向島の」「待ってくれ。今日助けてもらった借りは借りとしてまだケリはついてねえ。まだ弾は残っている」「ガハハハ、そう上手くいくかな」。そして秀は向島仁十郎を見失った場所で宗右衛門の姿を目撃する。一体どういうこと?つ・づ・く次回感動の最終回。
2024年05月05日
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大掃除ではなく大片付け。物は減っていない必殺まっしぐら! 第10話「相手は草津の乗っ取り男」今シリーズ初の凡作。そのためか脚本は連名。相当な手直しが入ったと思われます。上州・草津。温泉に行きたいね。吉金屋(一鉄斎春光)は関八州取締役・佐久間直正(ハヤタ隊員)と悪のタッグを組んで草津を牛耳っていた。今度は沢田屋を買収するぜ。しかし断ったのでぶっ殺す。沢田屋の娘・おちかは江戸に迎え向かうが、吉金屋の追手に襲われ寸でのところで秀に助けれられる。秀はおちかを宗右衛門に引き合わせる。おちかは父親の恨みを晴らすため仕事人を探していた。つうことで宗右衛門はおちかの依頼を受け、秀に仕事を回す。宗右衛門はまともな仕事もするようです。秀はいつものように大金を若紫に届けようとするが、太夫が急病で亡くなったことで廓は大騒ぎ。若紫も悲しみに暮れて秀どころではない。冷たい女だな。そんなこんなでいつものように刺客に襲われたり、返り討ちにしたりで草津に到着。先乗りしていた麻呂は沢田屋を訪ねるが吉金屋の看板が掲げられていた。しかも近々大目付が泊りに来るとのことで宿泊拒否。そこで麻呂と東吉は公家と部下の家司に扮して強引に吉金屋へご宿泊。しかし高貴な身分には見えず怪しまれる。かといって追い出す訳にもいかず吉金屋と佐久間は困っちゃう。大目付の一行が来る前に揉め事は起こしたくない。ある夜、沢田屋でバイトしていた浪人・浜田源蔵が吉金屋を襲撃する。しかし仇討ち失敗、秀に助けられる。源蔵は元岡倉藩の藩士だったが、公金を横領した藩の剣術指南役に父親を殺されていた。その指南役が吉金屋であり十年目にしてようやく草津で発見、バイトをしながら敵討ちのチャンスをうかがっていた。秀は大目付が来る明日がチャンスだとグッドアドバイスを与える。翌日、大目付の一行が到着。秀たちは宴を開催中の吉金屋へ、源蔵も屋敷に潜入する。麻呂が厠で下っ端をブッ刺し、東吉が用心棒とガチ勝負で勝利、再び麻呂が床下から佐久間を仕留めようとするが気配を察知され逆襲。しかし危機一髪のところをお銀が駆け付け佐久間をぶった斬る。そして源蔵と吉金屋の一騎打ち。秀が障子越しに吉金屋を仕留め、絶命しているとは知らず源蔵は吉金屋を斬る。その騒ぎに温泉から上がって来た大目付は源三が差し出した仇討赦免状を受け取り、仇討ちを見届けたと認める。そして沢田屋復興、帰って来たおちかは源三に礼を言う。お・わ・り
2024年04月30日
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来年に向けて今日も大掃除。必殺まっしぐら! 第9話「相手は名古屋の暗殺剣」極悪顔のおっさん三人組が老中・内藤淡路守を暗殺。ついでに商人や町民カップルも惨殺する。翌朝、町は大騒ぎ。物盗りでもないのになぜ殺されたのか?そのニュースを耳にした将軍は剣術指南役の柳生但馬守(服部半平)を呼び出し調査を命じる。「尾張家に謀反の噂有。さらには尾張柳生の動き不穏也」。柳生流には二流あり、但馬守の江戸柳生は一万二千石の大名であり将軍家御家流として代々天下に君臨、但し他流派との試合は禁じられていた。そのため型を稽古するだけで全然実戦向きではない。ぶっちゃけ弱そうな連中ばっかり。「あーあこれでは尾張柳生に勝てるわけがない。何か良い策はないものか・・・」。ある夜、秀は宗右衛門に呼び出されとんでもない仕事を依頼される。的は尾張柳生の総帥・柳生連舟(春日光一)。ちょいビビるが仕事料の百両をがっつり受け取る。翌朝、旅支度をしているお銀に麻呂は仕事料を持ち逃げして一緒に暮らそうとナイス提案。しかし速攻で拒否され死にたくなる。「さみしいなあ。人生はほんま孤独や・・・」。東吉も浮気を疑うお松を振り切って出発。そして秀と若紫の密会コーナー。若紫はいつの間にかランクが上がり太夫候補ぐらいに出世していた。太夫といってもコウメ太夫じゃないよ。そして向島仁十郎はまたまた秀抹殺の刺客を尾張に放つが、あっさり撃退される。その様子を見ていた但馬守は「あんな門弟が二、三人いればこんな苦労はあるまい・・・」としょんぼり。そんなこんなで尾張・名古屋。江戸柳生に比べ尾張柳生は五百石の尾張藩指南流に過ぎない。しかし超実戦スタイルですげーよ。連舟は淡路守暗殺成功にゴキゲン、尾張徳川家を擁しへっぽこ江戸柳生に代わって表舞台に立つことを画策していた。その過激な思想を妹・志津の夫・菊間直次郎はやべーよと心配。そんなこんなで秀はきしめんを食っているところを酔っぱらった伴勇太郎に絡まれている志津を助け、直次郎に礼を言われる。その夜、中村遊郭のドン・四海屋(市井商会のオヤジ)の調整で尾張家家老・山崎と連舟が密会、男たちの夢(尾張徳川擁立・尾張柳生超メジャー・吉原のオーナー就任)実現までもうちょっと。クーデターするぜ。軍資金なんぼでも出しまっせ。一方、但馬守は尾張柳生の企てを止めようと直次郎と接触するが、直次郎はやましいことはしていない、尾張柳生は剣一筋なだけと否定する。そして連舟に考え直すよう直談判するが、剣では連舟に敵わず、口封じのためおっさん三人組に殺害される。しかも江戸柳生を潰そうとしていたとの濡れ衣まで着せられる。その後、志津は直次郎の後を追って自害する。直次郎夫妻と面識があった秀は憤慨、東吉から連舟が中村遊郭に向かったとの情報を得て一気に仕事を行うことになる。つうことで麻呂が三人組のうちの二人をぶっ殺し、東吉が三人組のリーダーを槍でブッ刺し、お銀が四海屋をブッタ斬り。そして秀が連舟と山崎を始末するが、見届けていた但馬守に「金で他人に仕事をやらせて自分は手を汚さねえ。恥ずかしいと思わねえのか!」と痛烈な言葉を放つ。但馬守はただ頭を下げるのみ。こうして尾張柳生の陰謀は但馬守によって闇に葬られ、尾張柳生が取り潰されることも無かった。お・わ・り
2024年04月30日
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大掃除しまくる。必殺まっしぐら! 第8話「相手は大阪の大塩平八郎」大金が欲しい秀は神社にお参り中の宗右衛門を直撃。裏の仕事が途絶えているため仕事をおねだり。宗右衛門は気に入らない依頼だったため断ろうと思っていた仕事を渋々斡旋する。的は大塩平八郎、大坂東町奉行所の元与力。天保四年、全国各地で凶作が続き一揆や打ちこわしが起きまくっていた。そして三年半ののち天保八年、大坂で大砲をぶっ放す「大塩平八郎の乱」が起きます。皆学校で習ったよね。つうことで秀は今回も若紫に金を渡して出発。ただし入浴中に。この場面設定いるか?翌朝、麻呂は飛び降り自殺にチャレンジ。屋根に上って「俺は生きてる価値が無いんやー!止めたらあかんどー!止めたらあかんどー!」と大騒ぎ。しかし「あいつは自殺の常習犯だ」と誰一人相手にせず。しかし秀から仕事を誘われて生きる気力が湧いてきましたよ。その頃お銀の許に勤め先で仲良くなったお仙が訪ねて来る。お仙は上方で所帯を持つことになり別れのあいさつに来たのだ。残念だけど妬けちゃうわ。ところがお仙は向島仁十郎配下の仕事人で、とある密命を受け大坂へ向かう。一方、宗右衛門は珍しく浮かない表情。「どうも気になっていけねーなー」そんなこんなで東吉も出発。麻呂によると大塩平八郎は悪人ではない。秋野陽子と鶴瓶師匠がアドリブを交えながら地味にワンカットで芝居合戦を披露。つうことで大坂。お仙は夫と共に堺屋五兵衛を訪ねる。向島仁十郎が堺屋に宛てた手紙によると「本来ならお断りせねばならぬ仕事ですが、古いお付き合い故お受け致しました。但し私の手の者を差し向ける訳には参りません。そこで仲間の神楽坂宗右衛門を使うことに致しました。貴方が仕事の依頼人であることは伏せております」。その代わりお仙が宗右衛門に仕事を依頼したことになっているつう話だった。お銀は麻呂の紹介で大塩平八郎の屋敷&私塾に雇われる。そんなこんなで大塩が堺屋から密かに買い取った大筒が何者かに奪われる。堺屋は表向きは海産問屋だが、裏では鉄砲など扱う死の商人。大筒を二重に売りさばくことも考えられる。そしてお仙は堺屋へ探りに来たお銀を見つけ、お銀が仕事人だと気づく。一方、お銀は本当に大塩が殺す相手なのか秀に確認する。まさか大金欲しさに訳ありの仕事を引き受けたのでは?図星。そんなこんなでお銀が堺屋と内通している門下生に殺し道具を見つけられたり、堺屋を疑う門下生(無名時代の升毅)がお仙に始末されたり、麻呂が堺屋が江戸の仕事人を雇っているとの情報を持ってきたりと急展開。殺さなければいけないのは大塩平八郎ではなく堺屋だと確信する。そのことを掴んだお仙はお銀たちを始末しようとする。その夜、お仙たちは大塩平八郎を襲撃するが失敗に終わる。その様子を目撃したお銀は翌朝、お仙を呼び出す。お仙も「今度こそ本当のお別れだね。用はそれだけかい?」とお銀との対決を覚悟する。そんなこんなで大坂入りした東吉は門下生を槍でブッ刺し、麻呂がお仙の夫を刺殺し、お銀はお仙を始末するが親友を手に掛けたことで呆然と立ち尽くす。そして秀が堺屋を始末、向島仁十郎が宗右衛門に下請けに出した仕事は思わぬ結果で終わる。「大塩平八郎の乱」はこれより三年後のことである。お・わ・り
2024年04月28日
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ケンカをしなくても腹は減る。必殺まっしぐら! 第7話「相手は徳島剣山の暴力修験者」全体的に説明不足が目立つ。阿波。とある村で行方不明者続出。「おらの弟を探してくだせー」「女房を見つけ出してくだせー。おねげーしますだー」。徳島ってこんな方言なのか。庄屋さんは剣山にいけば手掛かりがつかめると言って出発するが謎の修験者に殺され、修験者も自害する。ところ変わって江戸。不景気でコメ不足、仕事も無い。お銀も務め先をクビになる。謎のミニコントを挟んだ後、秀はさぶに呼び出されて吉原へ。ちらっと見えた隣の部屋に宗右衛門の姿を発見。しかも相手は若紫。まさか食われた!?怒りブチ切れで宗右衛門に詰め寄るが、宗右衛門は秀が入れ込んでいる女を確かめに来たと説明。「所詮売り物買い物の廓だ。手前え一人の物にしたかったら一日でも早く身請けしてやることだ」と言って仕事を依頼する。挑発してるのか、わざわざこんな場所に呼び出して依頼することに怒り倍増。行先は阿波、的は阿波剣山の山伏・俊源一味、仕事料は百両。秀から話を聞いたお銀はそのまま阿波へ向かう。そうとは知らず麻呂はお銀の帰りを待っている。いつまで経っても帰ってこないため床下から家の中へ侵入。それでもお銀は帰ってこない。そんなこんなで東吉も出発。秀は阿波に到着早々関所で役人に怪しまれ捕まりそうになるが、極悪面の山伏・日顕(山本昌平)に助けられる。ついでにお宿にご案内。三白眼だけど優しいのね。ところがしばらくすると苦しみ出す。日顕はアヘンを常用していた。荒行の辛さから手を出してしまったと話す。そして秀を助けた理由は「役人に渡すには惜しい腕前と見た」。秀が仕事人だと知っている?だとしたら何故?その後、秀は宿に着いてからやたらベタベタ絡んで来る旅芸人に襲撃される。刺客は逃走、日顕は秀に役人が来る前に逃げるよう勧める。そんなこんなで宗教ビジネスまがいのことをしている俊源たちに阿闍梨激昂、強請たかりや修行に耐えられずアヘンに手を出すとは何事。しかし俊源は修験道が生き残るためにはビジネスも必要、坊主が商売をしているではないかと反論する。そんな中、秀を狙った刺客が共闘を申し出るが、日顕がぶっ殺す。そして俊源に対して「アヘンで意識を失った者に人殺しをやらせ、そのうえ自ら命を絶たせるのはあまりにも阿漕すぎるのではないか?」と批判するが、アヘン中毒を指摘されると何も言えなくなる。その後、お銀は男装して女人禁制の剣山に潜入するが、俊源たちに捕まってしまう。牢屋には行方不明になった者たちがアヘン漬けにされてぶち込まれていた。その中にうなされながら唄を歌っている女がいた。お銀は秀に助け出されるが、女のことが気になって仕方がない。恐らく助からないだろう。その頃、麻呂は船賃をケチって小舟を拝借、鳴門海峡の横断にチャレンジするが、底から水が溢れて沈没。阿波の海岸に打ち上げられていたところを謎の絵師・東洲斎写楽に助けられてモデルデビュー。一方、東吉は剣山に向かう途中、アヘンと呪文に操られた修験者に襲撃される。そんなこんなで俊源の仲間を槍でブッ刺し、お銀と麻呂は二人掛りで俊源を始末する。そして日顕は秀と対峙するがあっさり始末される。お銀は江戸に戻る途中、男の唄声を耳にする。牢屋で女が歌っていた唄と同じものだ。男は女の夫で二人の子どもを連れていた。仏を一生懸命拝めばきっと会えると信じている。お銀と秀は虚しい気持ちで江戸に向かう。その頃、宗右衛門に無事に仕事が済んだとの知らせが届く。「日顕さん・・・約束は果たしましたよ」。頼み人は日顕だったのか?お・わ・り
2024年04月21日
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お腹が減りましたね。必殺まっしぐら! 第6話「相手は佐渡金山の乱脈男」物価高騰で庶民の生活を直撃。秀の簪の材料も値上げしてやってらんねーよ。そんな中、宗右衛門に呼び出される。さぶによると珍しくめちゃくちゃ機嫌が良い。今回の仕事は佐渡、的は金山の山師・加茂屋市兵衛。またまた遠方でうんざりするが仕事料が百両と聞いて引き受ける。宗右衛門は絹相場が大当たりしてウハウハ。庶民は苦しんでるつうのにいい気なもんだ。秀の嫌味にキレやすい若者のようにブチ切れ。仕事の時は裏口から出て行けと怒鳴られるが百両ゲットでそんなに悪い気はしない。その瞬間、手裏剣が飛んでくる。しれっと様子を見に来た宗右衛門に今度は秀がブチ切れ。「今日は表から帰らせてもらうぜ!」。その後、宗右衛門は向島仁十郎と接触。「俺の店でやるのはよした方がいいぜ。町方に嗅ぎつけられるとお互いに損だぜ」。そう言って秀を仕損じた刺客を始末する。そんなことも知らず秀はラブホテルでベッドメイクのバイト中のお銀に接触、東吉と麻呂にあたりをつけるよう依頼する。その頃、麻呂は祈祷が当てにならなかったと依頼主たちからぼこぼこの半殺し。久しぶりに生きることが嫌になり自殺を試みるが、お銀に仕事を誘われ佐渡行き決定。そして毎度おなじみ秀と若紫の密会コーナー。今回も仕事料の取り分二十五両を丸々渡すお人好しぶりを発揮。若紫はぶっちゃけ秀のことどうでもよくなってね?ちなみに身請けには五百両が必要らしい。そんなこんなで佐渡に到着。佐渡金山は幕府直轄&佐渡奉行所が管理、掘り出した金は江戸に送られていたが、実際には山師と呼ばれる民間に下請けに出していた。その山師たちを束ねているのが大黒屋角兵衛。佐渡奉行も頭があがらない存在だが高齢で病身の身であることから娘のお牧と娘婿の直次郎、加茂屋がサポートしていた。とりわけ加茂屋は信頼が厚く、町の人たちからも「仏の市兵衛」と呼ばれるジェントルメンだった。その夜、麻呂は風俗遊びを満喫、ではなくいつまで待っても女郎が来ずイライラ。そこへチンピラ登場、博打に誘われてイエーイ。そこへ佐渡奉行たち登場、全員捕まえる。目的は超過酷な労働で人手不足の人足を確保することだった。これに関してはそんなに悪いとは思わないがね。そんなこんなで佐渡奉行所に山師たちが集められ、大黒屋の後継者に加茂屋が選ばれる。満場一致。しかし散々世話になった大黒屋に一言の相談もなく決められたことにお牧は納得できなかった。そこで直次郎は加茂屋と話し合うよう勧める。秀は加茂屋へ向かうお牧を尾行するが、謎のばあさんに襲撃されお牧を見失ってしまう。飛んだり跳ねたりする謎のばあさんは刺客だった&始末。そんなこんなでお牧は加茂屋に掛け合うが、加茂屋と直次郎と佐渡奉行はグルであり、掘り出した金を江戸に送らず着服していたことが分かる。そして口封じのため自殺と見せかけて殺されてしまう。「親思いの娘だったのになー」悪人たちの三文芝居がスパーク。あとは大黒さえくたばれば思いのまま。その夜、お牧の葬儀が行われる中、秀たちは直次郎、チンピラ、佐渡奉行、加茂屋を始末する。大黒屋は屋敷から立ち去る秀の後ろ姿に頭を下げる。頼み人は大黒屋だった。恨みは晴れても末路は哀れだ。江戸に向かう東吉とお銀。崖の上から二人を見ている秀。何でそんなとんでもなく高いとこにいるんだ?そして麻呂は『ヤンタン』と『ぬかるみの世界』の収録で忙しいため別行動。お・わ・り
2024年04月21日
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まだ4月か。必殺まっしぐら! 第5話「相手は仙台のワル家老」秀は元締・宗右衛門に呼び出される。今度の仕事は仙台、仕事料は百両の大仕事。こないだ長崎に行って来たばかり。なめとんかとブチ切れるが、バイオレンス系の宗右衛門は秀になめとんかと逆ブチ切れ。的は伊達家六十二万石、仙台藩の国家老・秋月主膳。藩主が病弱であることを利用してあれこれ進言、嫡男・鶴千代に家督を継がせることを認めさせてしめしめ。強引な手腕を振るい、あちこちから恨みを買っていた。天保四年九月五日、この日の仙台は残暑が厳しかった。つうことでお銀を通じて麻呂、東吉にも仙台行きが知らされる。そして秀はいつものように若紫と密会。仕事料を丸々身請け金として渡すが、若紫を身請けしたいライバルが二人も出現。若紫も「無理しなくていいのよ」とサッパリしたことを言う。この女、だめだと視聴者は思った。そしていつものように謎の刺客に襲撃されるが、口を割らせる前に自害。またしても謎。しかし視聴者は向島仁十郎配下の仕事人だと知ってますよ。ただし目的は流石の視聴者にも分からない。つうことで仙台到着。めしのはんだやで中とみそ汁を注文したいねと思っていたところ生意気そうなガキがぶつかって来て生意気なガキだと思った。その夜、仙台藩・勘定方の平岡は秋月に鶴千代が預けられることに反対する。藩の財政は逼迫している。これまで散々金を捻出してきたがそんな余裕はない。さらに城を離れた鶴千代に万が一のことがあれば取り返しのつかないことになる。秋月は平岡の進言を受け入れるふりをして極悪フェイスの側用人・小田切と部下・横田に始末させる。平岡は藩の金を横領、切腹したと見せかけるナイスアイディア。その一部始終を麻呂が目撃していた。つうことでお銀は鶴千代を預かることで大忙しの秋月の屋敷にバイトで潜入。そして鶴千代がやって来ましたよ。鶴千代は年恰好が似た徳松少年と入れ替わり、遊びに出かけてしまう。ハピナ名掛丁とかサンモール一番町とかで街ブラ。夜は国分町で一杯やっか。うそ。生意気な口を叩くため町のガキ共に袋叩きにされているところを秀に助けられる。仙台に到着早々ぶつかってきた生意気なガキこそ鶴千代だった。鶴千代は秀に友達になろうと素直にアイムソーリー。可愛いとこあるじゃん。その夜、お銀が聞き耳を立ているとも知らず秋月は鶴千代を病死と見せかけて毒殺、代わりに徳松を鶴千代に仕立てて藩の実権を握ろうと企てていることをペラペラ解説。しかも徳松は秋月と鶴千代の乳母・滝川(水原麻紀!)の間にできた子どもだった。鶴千代がやべー。つうことで秀たちが仕事にかかるが、入れ替わりが仇となり滝川が用意した毒薬によって徳松が死んでしまう。大騒ぎの中、秋月、滝川、小田切、横田が次々始末される。自分の身代わりになって死んだ徳松に泣き崩れる鶴千代。その後、鶴千代は正式に家督を継ぐことになるが、今も徳松や秀のことをぼんやり思い出している。そのことを聞いた秀は迎えに来たさぶを振り切って仙台へ引き返す。お・わ・り
2024年04月20日
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水森亜土ちゃん今年で85歳。必殺まっしぐら! 第4話「相手は長崎のぜいたく女」お祭りですよ。さぶが調子に乗って太鼓を叩いてますね。麻呂はさぶを見てムカつく。持ち込んでくる仕事は毎回長旅ばかり。そこに秀もやって来て太鼓を叩きまくり。その後、元締・宗右衛門に呼び出され人前に出て目立つことをするなとぼろくそに怒られる。しかし逆ギレ、仕事の度に現れる刺客の存在について詰め寄る。誰が何の目的で自分の命を狙っているのか?しかし宗右衛門逆ギレ、知るかつうの!今回の仕事は長崎。相手は長崎奉行・戸倉出雲守(コム長官)の妻・紀和(黒田福美)。仕事料の前金がっつり。成功すれば後金もがっつり。つうことで秀は今回も若紫に身請け金を渡すと東吉と長崎に向けて出発。行きと帰りで90日。一方、お銀も準備万端、麻呂を迎えに行くが道中手形を失くしたという。しかも再発行に一ヶ月もかかる。そこで偽造することにして出発。秀と東吉は同じ宿に泊まるが、秀は飯盛女(八神康子!)に言い寄られてモテモテ。東吉は日頃お松に拘束され女にうんざりしているので一人酒で満足。つうことで秀が温泉に浸かっていると飯盛女が接近&うさぎちゃんのように混浴タイムが始まりましたが、秀を襲撃&返り討ち。飯盛女は向島仁十郎が放った刺客だった。つうことで長崎に到着。的ははっきりしてるが厳重な警戒体制で接近できない。その頃、出雲守は呉服商・菱屋を相手にパワハラ&贅沢三昧の紀和を嗜めるが言うことを聞こうとしない。オランダ商館長から貢物を受け取りまくって見返りがっぽがっぽ。着物、指輪、履かない履物など物欲最高。通訳の篠田(北斗星司)は愛人も兼ねてるよ。紀和は将軍の落とし種だった。そのおかげで出雲守は長崎奉行に出世できたため紀和の振る舞いに口出しできない。見て見ぬふり。男のプライドもずたずたです。秀はお銀&麻呂と合流するが今のところ打つ手なし。そこで紀和の関心を惹き付けるため、駕籠で移動中の紀和の前で秀とお銀が夫婦喧嘩をぶちまける。作戦成功。紀和は秀が気になり逆ナンすると日頃から無茶を言っては困らせている呉服商・菱屋を訪れ「部屋を貸せ」とドエロいことを申し出る。しかしなんぼなんでもそれだけはできないと拒否されると激高、篠田に無礼討ちを命じ、菱屋を店先で一刀両断にする。つうことで強引に部屋を借りてお楽しみタイムが始まりますよ。ところがマジギレの秀は紀和の顔面を殴打して逃走、紀和は秀を指名手配する。そのとばっちりを受け、ふんどし姿で爆睡中の麻呂が秀に間違えられ連行されるが東吉に助けられて四人合流。ますます警戒が厳重になり八方塞がりのまま一夜が明ける。しかし秀が偶然立ち寄ったカステラ屋で紀和のお誕生会が開かれる情報をゲットする。つうことでお誕生会の会場に潜入、東吉が篠田を槍でぶっ刺し、麻呂が紀和の御付きを神社から借りた神剣でぶっ刺し、麻呂の殺しを目撃した侍をお銀が始末。そして秀が紀和を仕留めるが、その場に出雲守が現れる。出雲守は紀和の死亡を確かめると満面の笑みを浮かべる。頼み人は出雲守だった。江戸への帰り道、秀は東吉にそのことを話す。「どっちもどっちだ」。お・わ・り
2024年04月17日
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夢の爆弾打ち上げろ!必殺まっしぐら! 第3話「相手は壇ノ浦の亡霊」秀は真面目にお仕事中、さぶに呼び出されて元締・宗右衛門を訪ねる。前回盲腸で七転八倒していたが今回はほのぼの釣り三昧。宗右衛門は仕事料をがっつり二百両手渡す。場所は長州下関、相手は壇ノ浦の亡霊。鎧兜姿をした亡霊が巫女を殺害。何じゃそれは!?『うらごろし』(中村敦夫・市原悦子・和田アキ子)じゃねーつうの!しかし金が欲しいのでイライラしつつも引き受ける。秀は今回も出発前に若紫と接触、身請け金をがっつり渡すが、女優の演技力に問題があるのか、ナチュラルキャラなのか、ホントにさばさばしてダメ。それでも秀は若紫に入れ込んでいる。ま、そんなもんですが。その頃、麻呂はお銀といい塩梅。しかし夢だった。そこで死にたくなるが、お銀に仕事を持ちかけられて笑顔で殺る気まんまん。そんなこんなで一同下関へ向かう。向島仁十郎も刺客を送るが、なぜ秀たちが下関に向かうことを知っているのか?現地では鎧兜姿の亡霊が巫女を殺したとの噂が立っていた。その後、死んだ神主も祟りを恐れて自害したのではないかともっぱらの噂だった。お銀は地元の大商人・長戸屋(内田勝正!)に仲居として潜入しようと猛烈に売り込むが徹底拒否される。何だか怪しいね。そこで麻呂が立候補、死んだ神主に代わって亡霊を鎮めるお祓いを取り仕切ることになる。それを企画したのが御船奉行の野村(浜田晃!)と長戸屋。実に分かりやすいキャスティング。一方、東吉は賭け将棋をしながら情報収集&小銭稼ぎ。そこに謎の琵琶法師(猿彦・犬彦)が現れて東吉に挑戦、目が不自由だが圧勝、東吉の稼ぎを全部ゲットする。琵琶法師は怪しい出来事が起こる度、亡霊を鎮めるため『平家物語』をライブで披露していた。つうことで長戸屋主催によるお祓いが催される。その時、麻呂や漁師たち、琵琶法師の前に鎧兜姿の亡霊出現、鉄球がついたハンマーで漁師を豪快にぶっ殺す。秀と東吉は去ろうとする亡霊を追いかけるが、漁師に扮した刺客たちに襲撃される仕損じてしまう。一方、麻呂は役立たず扱いされ長戸屋&漁師たちからぼこぼこにリンチされる。そんなこんなで琵琶法師は野村&長戸屋の極悪コンビの一派だったことが判明、ライブで『平家物語』を演奏することで不安感盛り上げ演出に一役買っていた。しかしカネにウザいことで始末されてしまう。そして亡霊の正体は野村の手下だったことも判明する。つうことで殺しの的が野村と長戸屋の二人と明らかになった。亡霊騒ぎを起こし、その隙に抜け荷でがっぽりぼろ儲けしていた。秀たちは長崎から抜け荷の品が届く日を狙って決行。麻呂は神社から借りた神剣で長戸屋をずぶずぶとぶっ刺す。「俺のお祓い効くで~」。続いて東吉が野村を槍で一刺し、秀は鎧姿の野村の手下を海に誘い出して簪で刺殺、亡霊は沖に流されていく。翌日、秀が海を眺めていると「祇園精舎の鐘の声~」と呑気に口ずさみながらさぶが迎えに来る。さらに若紫ネタをぶっこまれ超ムカつくぜ。さぶを追いかける秀。お・わ・り
2024年04月15日
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レモン風味が新登場。必殺まっしぐら! 第2話「相手は京の欲ボケ貴族」秀は長屋のおばちゃんに引っ張り出されてドブ掃除に駆り出される。そこにさぶがやって来て秀を強引連れ出したのでおばちゃん激怒。宗右衛門が盲腸に罹り七転八倒していた。蕎麦屋もしばらく閉店。しかし秀に京都の公家・宇多野小路篤麿の殺しを依頼する。つうことで仕事に取りかかる前に若紫と接触、仕事料でゲットした大金を渡すが若紫に身請けの話が出ていることを知る。若紫はまたもやサバサバ、「女って弱いわー。断れり切れなかった時はごめんね」とスーパードライ。こんな女のどこに惚れたのか謎。その頃、お銀は麻呂から篤麿の情報を聞き出そうとするが、麻呂は京都を出てから17~18年経つため最近のことはさっぱり分からない。今更京都に帰るつもりもないが、お銀が仕事で京都へ行くと聞いて色めき立つ。そんなこんなで東吉も浮気を疑うお松を振り切って京都に向かう。秀は謎の刺客に襲われながらも今夜の宿に到着、お銀と合流する。同じ頃、囚人が護送されてくるが逃走。お銀は自分の部屋に逃げ込んできた男になんとなく惹かれてビッグラブ。ちなみに男はシーボルトの鳴滝塾で医学を学んだ蘭学者・高野長英。『必殺まっしぐら!』の舞台は天保四年なので高野長英が追われていた時期と結構違うんですが『必殺シリーズ』自体が男のファンタジー時代劇なので問題ありません。二人のビッグラブを目撃(覗き)した麻呂はショックを受けて死のうと決意。今回は首つり自殺にチャレンジするが紐が切れて失敗。そんなこんなで京都に到着。篤麿は京都御所の宴会担当・大膳式だが、汚職で私腹を肥やしていた。江差屋、近江屋、京白川堂は賄賂を渡しまくりで超エコ贔屓。一方、長年にわたって御用達だった菓子問屋・竹屋(エバやん)はプロポーザルに落ちてやけ酒。通りかかった人たちや秀に酒を振る舞い「田舎に引っ込んで百姓でもやりますわ。こんな京都に未練はありまへん。えへへ・・・」。そんなこんなで秀はまたしても謎の刺客に襲われる。向島仁十郎が京都の元締を通じて送り込んだ仕事人だった。「江戸に二つの組はいりません。神楽坂の宗右衛門、何としても潰さねば・・・」。秀たちは仕事の作戦会議を開くが、篤麿の屋敷が広すぎるためどこに潜んでいる分からない。そこへ麻呂が最新情報を提供、篤麿は贔屓の業者たちが差し出した女を妾にして囲っているという。そうこうしているうちに老舗菓子問屋の宝雲堂が篤麿&江差屋たちに濡れ衣を着せられ自害に追い込まれる。その夜、五山送り火が行われる中、麻呂は神社から借りた神剣で京白川堂を、東吉が江差屋を拉致して篤麿の屋敷へ、その間にお銀が近江屋を始末する。一方、秀は篤麿の屋敷に侵入、宴の準備中の篤麿を仕留め、東吉がこっそり連れ込んでいた江差屋を槍でブッ込む。翌日、江戸に戻る秀をさぶがで迎える。秀はさぶが超ウザいが、さぶは秀を追いかける。お・わ・り
2024年04月05日
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ホーホケキョ!(怒)必殺まっしぐら! 第1話「秀が帰って来た!」ご存知必殺シリーズ第26弾。『必殺仕事人』以降、中村主水の相棒となった秀(三田村邦彦)が一本立ち。ただし時系列は不明。工藤栄一が演出した1話と2話だけ『傷だらけの天使』みたいな青春ものタッチです。「天に二つの陽がないように/闇の世界も二つはいらぬ/江戸の二つの闇組織/どちらが勝つかサバイバル/まずかんざしの秀を消せ/暗闇指令の飛ぶ中を/秀 麻呂 東吉 桂馬のお銀/悪に向かってまっしぐら」(ナレーション:玉井孝・朝日放送アナウンサー)。秀は神楽坂宗右衛門(錣市兵衛の幼なじみ)の許で裏稼業を続けていた。大元締に雇われていれば食いっぱぐれないですからね。神楽坂宗右衛門の表の顔は蕎麦屋のガンコおやじ。生意気な口を利く秀にムカつくぜ。「蕎麦喰いたければ他所の店に行け!」。お付き合いはビジネスのみ。つうことで吉原の名主総代・丁字屋藤七の殺しを依頼する。仕事料は前金だけで五十両。まとまった金が欲しい秀はムカつきながらも仕事を引き受けて吉原へ潜入捜査する一方、恋人の遊女見習い・若紫に会う別の目的があった。秀は若紫を身請けするため大金が必要だった。しかし若紫は秀の熱い思いとは対照的でドライなのか天然なのか、ビッグな遊女を目指していた。イマドキの女だな。その頃、丁字屋は奉行を招いてやくざの親分・鉄輪の権造(白影さん)と悪だくみ。貧乏長屋を地上げしてシン吉原の建設を企てていた。そんなこんなで丁字屋が見つからない中、謎の女中が接近。秀が丁字屋を探していることを知っていた。超怪しいため始末しようとするが、女は桂馬のお銀(吉野いずみこと島崎直子)と名乗り、秀が本気かどうか確かめるため神楽坂宗右衛門が送り込んだ仕事人だった。「ね、役に立ちそうでしょ?仲間にして損はないって」。神楽坂配下の使いっぱ・さぶ(大沢樹生)が調整していたことにもムカつくぜ。そんなこんなでメンタル病みまくりの神主・高天原綾麻呂(笑福亭鶴瓶師匠)登場。遊女を道連れに自殺を試みるが失敗。昔なじみのお銀に慰めてもらおうとするが拒否され再度自殺にチャレンジ。橋から飛び降りようとしたところ通りかかった秀に止められるが「死なせてくれ―死なせてくれ―」「そうか、じゃ勝手にしろ」と言われて逆ギレ。「おい!このままで済むと思ってんのか!」と激昂して金を要求。完全に頭おかしいです。「五両あったら死なずに済むねん。五両」。訳が分かりません。そんなこんなでイケ渋の浪人・香車の東吉(西郷輝彦)登場。矢場の女将・お松の用心棒兼ヒモ。賭け将棋で小銭を稼いでます。ある日、お銀から神楽坂宗右衛門が秀を使って動き出したと聞く。その夜、秀は駕籠で移動中の丁字屋を襲撃しようとするが東吉に邪魔をされる。「どうだい?俺と組まないかい?丁字屋は用心深い。あんた一人で手に負える相手じゃねえ。止めといたほうが身のためだよ」。翌日、綾麻呂は長屋の住人たちに頼まれお祓いをしていた。住人たちは仕事を求めて田舎から江戸に出てきたが、長屋を追い出されたら無宿人になってしまう。そこへ権造軍団が乱入、長屋の住人をぶっ殺す非道っぷりに綾麻呂は呆然と立ち尽くす。その夜、長屋の男たちはめし屋でやけ酒。おっさんの一人が隣でボッチめしの秀に近づく。酔っているので超馴れ馴れしくてうぜーなー。しかし突然刃物で秀に襲い掛かるが失敗する。おっさんは神楽坂宗右衛門と敵対する向島仁十郎(覚禅)配下の仕事人だったが秀抹殺に失敗したため処分。向島仁十郎の目的は何か?そんなこんなでお銀から一緒に組もうと誘われる。指定された場所に出向くと綾麻呂が姿を見せる。こんな強請たかりと組めるかと秀ブチ切れ。尤もです。「強請たかりは酷いなあ・・・ちょっときつい言い方やで。あれ私の病気なんですわ。自分でも困ってますねん」。知らんがな。秀益々ブチ切れ。しかし権造軍団の非道を目の当たりした綾麻呂は「俺かて人の子や。血が騒ぐんや。一緒に組ませてくれ」。そしてお銀に誘われた東吉も現れ新しいチームが結成される。数日後、シン吉原着工の竣工式が行われるが、長屋の連中は徹底抗戦。大騒ぎの中、綾麻呂は神社から借りてきた神剣で権造軍団のリーダー、お銀が匕首で権造、東吉が槍で丁字屋の用心棒、秀は丁字屋をそれぞれ仕留める。翌日、秀はさぶと河原でスイカを食べる。「秀さんは絶対女に火傷しますよ」「何だと―」「入れ上げている女の人に気をつけないとね」「さぶ!それが俺に対する言いぐさかよ!」「ほら!やっぱり若紫でしょ!惚れてんだー」。秀ブチ切れるがさぶとじゃれ合って何だか楽しそう。お・わ・り
2024年03月31日
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