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俺だけの旅 0
俺たちの旅 0
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温泉にも入りたい。必殺仕業人 第9話「あんたこの仕組をどう思う」無認可風俗の隠し売女たちが捕まり牢屋に連行される。主水は隠し売女には厳しい。その頃やいとやは急患の対応で長屋へダッシュ。与兵衛の娘おみつが危篤状態だ。やといやが駆け付けた時は既に息を引き取っていた。おみつは与兵衛の薬代を稼ぐため隠し売女をしていた。与兵衛はやいとやにおたか(フカキン夫人)殺しを依頼する。おたかは隠し売女を取り仕切っている噂があった。おみつをこき使ったに違いない。つうことでやいとやは捨三に探りを入れるよう依頼する。捨三の調べでおたかが隠し売女の元締をしていることが分かるが、バックに直参旗本の秋葉兵庫が控えていた。秋葉は女の補充や上納金の値上げを要求するが、おたかは生活が苦しい女たちファースト。身体を売れば手っ取り早く稼げる、それでいて足抜けも許していた。しかし秋葉が長屋を提供し、お上から目を付けられないよう手を回しているからこそ成り立っている。つうことでやいとやは一人で仕事をしようとするが、主水と剣之介にばれてしまう。ただし頼み料が激安、しかも相手が旗本と聞いて手を引く。秋葉兵庫といえば旗本八万騎の中でも指折りの大物だ。とてもではないが手を出せる相手ではない。「お前エと一緒に地獄に行くのはまっぴらご免だ」と吐き捨てる主水。仕事にありつけなかった剣之介は「今月どうしようかなあ・・・」。やいとやは仕方なく与兵衛に頼み料を返すが、偶然おたかに会う。おたかは今も隠し売女を続けている五人の娘たちの夢を叶えてやろうと考えていた。おたか自身も苦労を重ねてきたが「今じゃ生きていて良かったと思ってますよ」。つうことでかつておたかの下で働いていたおよう(市川森一夫人)が目を付けられる。おようは足を洗い夫と真面目に暮らしていたが、超人気売れっ子だったことから現場に復帰するよう秋葉に迫られていた。そしてある日、無理やり秋葉の屋敷に連れ込まれる。ちょうどその時、やいとやは秋葉を訪問治療、主水は気になって屋敷の表をうろうろしていた。そんなこんなでおようは座敷牢に閉じ込められ、力づくで現場復帰を強要されるが舌を噛み切って死んでしまう。おようがさらわれたと聞いたおたかは秋葉の屋敷に駆け込むが、秋葉は何のことやらと知らんふり。翌朝、河原でおようの亡骸が見つかる。やいとやはおたかにおようが秋葉の屋敷に連れ込まれていたことを話す。おたかは秋葉のやり方に我慢できなくなり、娘たちに足を洗おうと呼び掛ける。いざとなれば夜鷹をして稼げばいい。そこに秋葉の手下たちが乗り込んでくる。足抜けは絶対に許さない。おたかはやいとやを訪ねると仕事を依頼する。主水は頼み人がおたかと聞いて意外に思う。しかし稼ぎまくっていたはずが、秋葉に金を吸い上げられ三年掛って貯めた金がたったの五両だった。超貧乏人の剣之介は「それにしていつも一両ずつってのは安すぎるなあ。物価も上がってるし」と不満を口にする。しかし秋葉のような奴のおかげで仕事にありつける、ありがたいとことだと主水は言う。そんなこんなでやいとや本日の運勢は「水難の相あり」。慌てて井戸水で身を清めてから仕事に向かう。主水が秋葉の手下二人を叩き斬り、捨三とお歌が別の手下を屋敷の外に誘き出すと剣之介が絞殺。そしてやいとやが秋葉を始末する。翌朝、牢から隠し売女たちが解き放しになる。銀次は「思いっきり不真面目なことして戻って来いよ!」と呼びかけるが主水に今すぐ出してやろうかと言われると「いや滅相もない!当分がんばりまーす」。お・わ・り
2024年06月09日
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うまいものを食べたいなあ。必殺仕業人 第8話「あんたこの五百両どう思う」ある日、剣之介は旧友で立石藩の家老・牧野十郎左衛門(織本順吉)を連れてくる。牧野は主水たちに江戸家老・坂部将監(戸浦六宏)と用人・赤松刑部の殺しを依頼する。聞き入れともらえない時は自害する覚悟だ。相手は超大物、主水とやいとやは二の足を踏むが、報酬が五百両と聞くと態度激変で速攻OK。取り分は剣之介が二百両、主水たちも一人百両。相手はたった二人なのでチョロい。大金が手に入ったら何に使うか、にこにこで妄想が止まんねーよ。主水は今回の仕事が終われば当分休業を宣言する(笑顔で)。牧野は剣之介の超貧乏暮らしに「すっかり変わったなー」と唖然としながらも立石藩の実情をあーだこーだ解説するが剣之助はほとんど聞いていない。要するに坂部と赤松が藩を牛耳って好き放題やらかしてるつう話。剣之助は五百両が気になるが、それなら大丈夫。今から江戸を発って三日以内に金を作って戻って来るとのこと。つまり仕事は後金で三日以内の期限付きとなる。まじかよー。一方、主水は油問屋の株を買って金儲け、やいとやは自宅のリフォーム、お歌はマイホームの購入など妄想が止まらない。そんな余裕をブッこいてる間に期限はあと二日。捨三が立石藩の江戸屋敷を窺っていると反坂部派の藩士が乱入、牧野の策と見抜いた坂部は問答無用でぶっ殺し。警備は一層厳重になり屋敷へ入るには通行手形が必要となる。剣之介から事情を聞いた主水たちは話が違うと文句を言い始めるが「お前ら人を信じるってことができねえのか」と剣之介逆ギレ。主水とやいとやは他人なんか信用してません。それにしても屋敷にどうやって潜入するか。剣之介が不浄門はどうかと提案、夜な夜な不浄門を出入りする奥女中がいるはずだ。そこでやいとやが奥女中に接近することになる。つうことで亡夫の墓参りと称して若い僧侶との密会をお楽しみの奥女中をマーク、しれっと針で足を痛めさせると屋形船にご案内。不浄門の鍵を引き出すため、いつものエロテクニックを駆使するがうんともすんとも反応しない。とりあえず治療して改めて後日会いたいと誘惑するが「その治療は今日済ませてきましたの」と拒否、では不浄門の鍵を借りていつでも参上と提案するが「それに私、中年はあまり」とそっけなく断られる。プライドを傷つけられたやいとやは「足はまだ治っちゃいませんよ」と言うと再び針でツボを刺して足を痛めさせ、明日の夜、不浄門の鍵を開けておくと約束を取り付けるが怒りは収まらない。翌朝、主水は銀次に立石藩の出入り商人から通行手形を掏らせる。さらにお歌を女中として潜入させる。お歌の情報によると屋敷の警戒は厳重でとても入ることはできない。坂部にも寝ずの番で見張り役がついている。やいとや一人なら何とか潜入できる、隙を見て剣之介を招くこともできるが主水はどうやって屋敷に入るか。翌朝の打ち首に立石藩の刀が試し斬りに使用されることを知る。そこで主水は首斬り役を買って出る。一方、捨三は主水が入手した通行手形で大工に扮して屋敷に潜入、お歌の調べどおり坂部の寝室の床下に潜り込むと床を支える柱を鋸で切り始める。そして決行の夜。まずやいとやが奥女中の手引きで屋敷に入るが、反坂部派の藩士たちが乱入して大騒動になる。そのため剣之介の潜入が絶たれてしまうが、藩士の死体を運び出した大八車にしがみついて辛うじて忍び込むと床下で待機中の捨三とやいとやと合流。主水は試し斬りの刀を受け取りに来たと説明して堂々と屋敷に入る。捨三と剣之介は柱を外すと眠っている坂部を床ごと降ろし、やいとやが坂部の眉間に針を刺して始末する。一方、主水は試し斬りの刀を受け取ると赤松をぶった斬りにする。翌日、お歌は目を付けていた南向きで二階建ての家に剣之介を案内するが剣之介は所帯を持つつもりはないと言う。「俺はお尋ね者なんだ!家なんてしゃあしゃあと構えてられるか」。事実二人のやり取りを不審そうに見られている。金を受け取りに行く剣之介にお歌がついていく。家を買わないのに金を何に使うのか?「三味線習ったり踊り習ったり色々あるだろ!」。そんなこんなで捨三の洗濯場に全員集合。剣之介以外にこにこ。お歌とやいとやは物件選びで盛り上がっている。そこに牧野が戻って来て全員笑顔でお出迎え。しかし「立石五万五千石の藩庫は既に底をついていた・・・約束の金は払えん・・・すまん」と告げる。「アハハ、十郎左衛門殿は昔から冗談が好きなんだよ」と剣之介にこにこ、主水たちもワハハと笑うが牧野が倒れ込む。心配して主水が抱き起こすと「腹切って死んでるぜ!」。予想外のオチに主水たちショック。お・わ・り
2024年06月02日
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だるい。必殺仕業人 第7話「あんたこの仇討どう思う」前作『仕置屋稼業』が陽なら『仕業人』は陰。暗くてしょぼくて何で家に帰ってこんなもの見せられなきゃならんのか切なくなる。見なければ良いだけなのですがネ。その気持ちは主水も同じ。超甘党で下戸だったのが昼間から酒を飲むようになりました。剣之介とお歌は今日も受けない芸を披露。そこに浪人・芦川次郎左エ門(村井国夫)が娘のおさよに手を引かれてやってくる。そして座り込むとエエ声で門づけを始めるが、聖天一家にショバ代一両と売り上げを要求されぼこぼこにされる。お歌は芦川とおさよが気になり掘っ立て小屋に招待する。目が不自由な芦川はヤングケアラーのおさよと旅を続けていた。おさよは素直で優しい。しかしお歌から母親のことを聞かれると芦川が「それについてはどうかこれ以上はお聞き下さいますな」と止めに入る。芦川はおさよを連れて役者・生駒屋清三郎を訪ね回る。ある日、捨三は贔屓の女郎屋でおはまという女郎が二度も死のうとしたことを耳にする。おはまは売り出し中のイケメン役者・生駒屋とデキたが、聖天一家の親分・政五郎(自転車刑事)を通じて女郎屋に叩き売られていた。その話を聞いている時、生駒屋を探しに芦川がやって来るが、聖天一家に追い返される。剣之介は主水に芦川がまともに稼げるよう聖天一家に掛け合えと無茶を要求。そこに捨三が吉原で芦川を見かけたと報告してくる。その夜、剣之介は芦川にぶっちゃけ事情を聞く。芦川が持っている刀は備前長船の作、自分の命であり何があっても手放さずにきたと話すが、生駒屋を探している理由だけは頑なに拒む。ある日、芦川とおさよが門づけをしているとファンに囲まれた生駒屋がやって来る。しかし芦川とおさよの顔を見た途端、真っ青になって政五郎の許に駆け込む。生駒屋は芦川の妻を寝取り、情事に耽る二人をおさよが見ていたのだ。生駒屋と政五郎は美女をたらしこんでは女郎屋に高く売りつける悪のビジネスモデルで荒稼ぎしていた。そんなこんなで芦川はおさよを連れて再び吉原に乗り込むが、聖天一家に抵抗されて大騒ぎ。聞き覚えのある声におはまが表に出ると変わり果てた姿をしたおさよがいた。おはまは芦川の妻であり、おさよの母親だった。再会を果たした親子三人。捨三からその話を聞いていた剣之介は改めて芦川にぶっちゃけ確かめる。膳所藩の侍だった芦川は参勤交代で江戸詰から国許に帰るが、おはまはたまたま京に来ていた生駒屋とイイ仲になりおさよを残して出奔していた。芦川は家事不行き届きの廉で長の暇を与えられ、その屈辱と不名誉を晴らすためには女敵討ちに出るしかなく旅に出たが、おさよが後を追って来た。しかしおさよにはこの旅の意味が分かるのだろうか?それを思うと心が重たく、いつしか目を患ってしまう。「それからの旅は暗闇だった。頼るのはおさよの目。私は仇の顔を全く知らぬ。おさよに確かめてもらうほかなかった」。そして生駒屋の巡業を先回りしてやっとの思いで江戸に辿り着き、行った先の吉原でおはまと再会、おはまのその後のことも知る。おはまはおさよと再会し、芦川に成敗される日を待っていた。しかしおさよには母親が必要だ。そして今更生駒屋を斬るつもりはない、斬ったところで帰参が叶う訳でもない。「全ては悪夢。ただ一言生駒屋晴三郎から私とおはま、そしておさよに済まなかったと一言聞くことが出来れば・・・それで・・・それで良しと無ければならないではないか」と剣之介に打ち明ける。生駒屋だけを斬って不義密通のおはまだけ許す訳にはいかないからだ。その夜、芦川はおはまを身請けするため刀を売って五十五両の金を捻出する。その帰り道、聖天一家に襲撃される。通りかかったやいとやにおさよは助けられるが、芦川は五十五両を剣之介に渡すようやいとやに託すと息を引き取る。そして主水が政五郎をブッ刺し、やいとやが生駒屋を始末、聖天一家の用心棒を剣之介が絞殺する。数日後、今日も受けない芸を披露している剣之介とお歌の前に江戸を発つおさよとおはまが姿を見せる。おはまは五十両で身請けされたようだ。その頃、牢では銀次が放免を阻止するためふんどしを盗んで大騒ぎ。ばかばかしさに笑いがこみ上げてくる主水。お・わ・り
2024年05月31日
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だるい。必殺仕業人 第6話「あんたこの裏切りどう思う」島送りにされた罪人・甚八は十五年ぶりに江戸へ戻ってくる。今から十五年前、益田屋の若旦那が芸者を殺してしまう。益田屋に恩があった甚八は身代わりを買って出て島送りになったのだ。江戸に戻って早速益田屋に預けた五歳の息子・勘太に会おうとしたが、その後、益田屋は店が傾いてしまい勘太は薬問屋へ奉公に出されたと聞く。そこで方々探し回るが、勘太の行方は分からなかった。そこで勘太を見つけるため人が集まる境内で飴売りを始めるが、商売をしたことが無いのか無愛想すぎて誰も寄って来ない。その横で剣之介・お歌が芸を披露しているが、こちらもつまらなさ過ぎて今日も客ゼロ。そこに街のバイオレンス軍団・大黒屋の下っ端たちが現れ、ショバ代を要求してくる。甚八は下っ端の若者たちにぼこぼこにされなけなしの金を巻き上げられてしまう。その後、益田屋の若旦那は逃走中にどざえもんになって打ち上げられ、そのことがきっかけで芸者殺しが露見、益田屋は江戸所払いになっていたことを知る。何のためにわざわざ身代わりになったのか。甚八は若旦那を逃がすよう依頼した大黒屋に乗り込むと主人の仙蔵に詰め寄る。仙蔵は海が荒れれば積み荷の一つや二つ流されるのは当たり前だと言って相手にせず、甚八に金を投げ与える。甚八ブチ切れ、下っ端の若者たちと揉み合いになり誤ってくそ生意気そうな一人をブッ刺すが「ばかなことしたねー。今お前エが刺したのは息子の勘太だヨ」と言われる。勘太は三年前から仙蔵の世話になっていたのだ。甚八は奉行所に突き出され、超スピード判決で明朝四つに打ち首が決まる。主水は刑の執行を待つ甚八に近づくと有り金の五両を受け取り仙蔵殺しを引き受ける。「これで心置きなく息子の後が追えます」「成仏しろよ」。そして雪の降る中、甚八の刑が執行される。主水は捨三に大黒屋を調べさせる。大黒屋は船も扱っており、オプションで逃がし屋を闇営業していた。そんなこんなで捨三は大黒屋の船に潜入、駆け落ちした大店の娘と番頭を樽の中に潜ませて堺へ逃がすはずが、黒ひげ危機一髪風に樽ごとブッ刺して海へポイ捨てする現場を目撃する。捨三の報告を受けた主水たちは仕事に取りかかろうとするが、主水は五両を全部剣之介に渡す。お尋ね者の剣之介を囮に使う作戦だが、やいとや猛反対。剣之介が殺されたら五両は水の泡だ。しかし「じゃあお前エやるか?」と剣之介に言われるとビビりなので口ごもってしまう。翌日、剣之介は真野森之助の手配書を持って大黒屋に乗り込むと逃走の手助けを依頼する。その頃やいとやは今日の運勢を占い、辰巳の方角が大凶、ただし勝負事は三が吉と知ると三が出るまで御神籤を引きまくる。そんなこんなでやいとやは大黒屋のリーダーを始末、主水は用心棒をぶった切り、そして剣之介は大黒屋を絞殺すると逃がし賃の五両を奪い返す。表で待っていたお歌は剣之介の無事を確認すると抱きしめ合う。翌朝、差し入れのたい焼きを手にした銀次がまたまた牢屋に戻ってくる。主水はあんまり親を心配させるなとたしなめるが「親の心子知らずですよ。がんばりまーす」とにこにこで元気爆発。わかってねーなーと言いながらたい焼きを頬張る主水。お・わ・り
2024年05月27日
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白けた季節の匂いがするわ。必殺仕業人 第5話「あんたこの身代わりどう思う」剣之介とお歌は逃亡生活に疲れてきました。身元がバレないよういつも白塗り、通りすがりの連中に笑われる、あちこちに貼られている手配書、何かと岡っ引きに目を付けられる。こんな生活もー嫌。つうことで主水にしばらく落ち着ける場所を紹介してほしいと相談。おススメできないと言いながら地図を広げ町名のない場所を指す。「前科者、無宿者、食い詰め浪人から所払いされた商人までありとあらゆる訳ありの人間が集まってくる場所だ。そこなら町方の手は及ばねえし他人の古傷を詮索するような物好きな奴はいねえ。お前エたちには格好の場所だぜ。俺たちはそこを隠里と呼んでるんだ」。つうことで隠里へ。子どもがタバコ吸ってたり、死体が転がっていたり、障害がありそうな人がいたり、ものすごくヤバい雰囲気に元エリートサラリーマンの剣之介は絶句するが、お歌はすっかり気に入る。ある日、出戻りの銀次は嫌々解き放し、主水に口入屋を紹介され蔵前の両替商・和泉屋で下働きすることになる。その頃、和泉屋ではばか兄弟ならぬばか親子がプチ騒動。変態エロマニアのばか息子・清太郎(一文字隼人!)がヤリ過ぎて女郎の首を絞めて殺してしまったと言う。「お父ちゃん!私は殺すつもりはなかったんだ!私は冗談で首を絞めただけなんだ!それをあの女郎がムキになって・・・わーん」と父親の和泉屋(犬飼一郎)に抱き着く。和泉屋はちょっとオカマキャラ入ってます。オカマちゃんとばか息子。そこへ岡っ引きがご来店。さっそく怪しまれてやべーよ。そこで口入屋の元締・長次郎に相談。長次郎は清太郎の代わりに替え玉を用意して下手人にすれば良い。隠里からどうでもいい人間を替え玉に仕立て上げるナイスアイディアに二人共大爆笑。その頃、剣之介とお歌はフレンドリーに接してきた芸人カップルに身の上話を聞かされる。男は元呉服屋のぼんぼん・伸吉(小坂一也)。遊びまくった挙句馴染みの芸者・おとせ(赤座美代子)と駆け落ち。心中しようとしたが失敗。結局ここに流れ着いた。でも「これっぽっちも後悔してませんよ」と今でもラブラブ。と言いながら翌朝仕事を探しに出かける。本音はまともな仕事に就いて一刻も早くここから出たい。でも仕事にあぶれてしまいしょんぼり。そこに差配師の由造が近づき一人分だけ別口の仕事があると近づいてくる。やいとやが女郎屋で女郎を施術中、背中に傷を見つける。その様子を変態の清太郎が覗いて興奮していたが、女郎が変態マニアの清太郎に噛まれたと話し始めたためやべ。でもガチの変態なので覗き続行。そこに清太郎を探しに来た和泉屋登場でやべ。和泉屋は連れてきた銀次に清太郎を捕まえるよう命じるが「ダメダメダメ。あっしはね捕まるのは得意ですけどね捕まえるのはどうもダメ」とナイス言い訳。そんなこんなで伸吉が女郎殺しの下手人に仕立て上げられる。新吉は拷問を受けながらも身に覚えがないと抵抗、密告で捕まったが決め手がないため是が非でも自白させられようとしている。一方おとせは伸吉の帰りを待っているが、隠里では人が一人二人姿を消してしまうのは珍しいことではない。翌朝、主水は伸吉に女郎殺しの罪で死罪を申し付けながら、伸吉の着物を身寄りの者がいたら渡してやると言う。伸吉は着物の衿に四両が縫い込んである、それを隠里にいるおとせに渡してほしいと主水に頼む。その夜、和泉屋は長次郎に替え玉の御礼を言いつつ、暇を持て余している清太郎に女を紹介してちょと依頼。ゲスイ長次郎はおとせに「伸吉が待ってるよ」と誘い出して清太郎の部屋に通す。清太郎は興奮&うきうきでおとせを押さえつける。「あれがあの子の病気でしてね」「どうせ身元の分からない女です。煮るなり焼くなり好きなようにやって下さい」。極悪笑顔を浮かべる和泉屋と長次郎。翌朝、主水は隠里を訪れるとおとせに伸吉の着物と四両を渡す。おとせに伸吉の居所を聞かれるが「どこにってお前エ・・・」。おとせは伸吉が女郎殺しの罪で捕まったと聞いて由造を取り調べてほしいと訴えるが、伸吉は今朝処刑されていた。咄嗟におとせは表に出て走り出す。全身傷だらけだ。そして井戸の前で立ち止まって振り向くとものすごい形相で主水を睨みつける。「罪のないうちの人を殺しちまって!」汚い!お役人はみんな汚いよ!あんたたちは人の命なんかより賂のほうが大事なんだろ!お金ならくれてやるよ!」と叫びながら主水に四両を投げつけると井戸に身を投げる。主水は捨三に由造の素性を調べさせ、長次郎、和泉屋と繋がっていることが判明する。さらにやいとやの証言で清太郎が下手人に違いないことが明らかになる。「この金には伸吉の恨みだけじゃねえ。井戸の底で泣いているおとせの恨みも籠ってるんだ」。剣之助は主水から一両を受け取るとおとせが身を投げた井戸にお歌と花を手向ける。主水は内職の傘を背負って仕事に向かう。やいとやは縁起を担いで新しい足袋に履き替えると女郎相手に変態プレイ中の清太郎の許へ。灸のツボをレクチャーしながら清太郎の額に針を打ち込んで始末する。剣之介とお歌は長次郎と由造をダブル絞め殺し。そして主水は傘越しに和泉屋を刺殺する。翌朝、主水の許に長次郎が殺されたとの知らせが入る。そこに銀次が連行されてくる。「和泉屋の香典を二分ばかりくすねてきたんでさ。頑張りまーす!」。ニコニコの銀次に呆れる主水。お・わ・り
2024年05月27日
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退屈な一日が。必殺仕業人 第4話「あんたこの親子をどう思う」『仕業人』初のビデオソフト化、よりによって何故このエピソードをチョイスしたのか。どんよりさせられた苦い思い出ネ。冒頭、主水は女を抱いていい塩梅だったが美人局だった。そして叶屋兵蔵(第四惑星のロボット署長)から牢屋にいる菊坂の文次という男を一晩だけでいいので解き放せと脅される。主水は深夜に文次を解き放つと捨三に尾行させる。文次が向かったのは紙問屋・藤屋。女将のお遊(大島渚夫人)と一人息子の丈太郎はガチでラブ。丈太郎は成人しているが今でも母親のお遊と同じ布団で寝ている。そんな丈太郎にも「女」が出来たようだ。そんなやり取りを見て文次と叶屋は引き上げる。翌朝、主水は捨三から報告を受け心配になって藤屋を訪ねる。お遊とは常町周り同心の頃から顔見知りで恨みを買うような人物ではない。その頃、剣之介とお歌は大道芸で生活費を稼いでます。今回は受けまくり。盛り上がって来ましたよーってところで捨て子が見つかって大騒ぎ。お客さんは皆そっちに行っちゃった。二人は赤ん坊がどうなったのか気になっていた。明日の命もしれない自分たちもいつか子どもを持つことができるのか。ある日、お遊は丈太郎がどこかの女(横山リエ)と楽しそうに歩いているところを見てショックを受ける。女は叶屋が送り込んだスパイで丈太郎に金を使わせ、借金を作らせることが目的だった。その夜、お遊は丈太郎の背中を流しながら嫉妬する。背中についた傷を見つけ執拗にこすりながら「この傷どこでつけられたの?」。今夜から布団を別々にすると言われ、丈太郎は言いようのない不安感に苛まれる。主水は牢屋の見回り中、文次に調子に乗らないよう釘をさすが逆に美人局の件を持ち出される。そこにお遊が面会に訪れる。お遊は丈太郎が叶屋から借金をしたかもしれないと相談する。そしてもし万一のことがあったら「このお金で恨みを晴らして下さい」と主水に四両を渡す。「女将さん、死に金にはしませんよ」。つうことで調査を始めようとするが、誰がどこから金を借りたかなどそんな仕事はできないとやいとや&剣之介拒否。しかし主水は放っておけば必ず死人が出ると言う。「それでも関係ねえのか?」。つうことでやいとやと剣之介が叶屋へ潜入する。そして帳簿に藤屋の名前と「死一倍(しにいちばい)」の文字を見つける。「死一倍」とは金貸しの業界用語で例えば主水がせんの命を担保に金を借りる、せんが死んだ日から三日以内に倍にして返す、これが「死一倍」である。そんなこんなで丈太郎は最近自分に冷たいお遊に嫉妬バーニング。一人ではさみしくて眠れないと訴えるが、お遊は拒否して出かけようとする。しつこくすがりついてくる丈太郎に「あんたに女がいるのね」と言い放つ。「安心したわ。安心してこれから母さんも好きなことをするわ。いいでしょ?」「誰と会うんだよ!」「男よ」。丈太郎ショック。「母さんにだって好きな男はいるわ」。丈太郎は嫉妬のあまりお遊の着物を鋏でずたずたに切り裂く。その様子をジトっと見ている番頭の与助(ブラック指令)。お遊が会っていたのは主水だった。主水は丈太郎が叶屋から三百両借りていたことを報告する。しかもお遊の命を担保に「死一倍」で。お遊が死んだら三日以内に三百両を六百両にして返さないといけない。その頃、叶屋は丈太郎に借金が知られる前にお遊を始末するよう脅していた。そんなこんなでお遊が泥酔して帰宅、心配して駆け寄る丈太郎を跳ね除けて頬を叩く。そして与助に抱えられて寝室に入ると与助を誘う。密かにお遊を慕っていた与助はこれまでの我慢MAX、お遊に覆いかぶさる。嫉妬MAXの丈太郎は匕首を持ち出そうとするが叶屋登場。「あんたがやっちゃ不味い」。しばらくして酔いが醒めたお遊は与助と寝てしまったことに愕然とする。自分はどうすればいいのか。そして丈太郎の布団に潜り込むが、布団の中にいたのは文次だった。文次はお遊を匕首で一気に殺すと騒ぎに気づいた与助も始末する。翌朝、主水は文次が昨日解き放しになっていたとを知り、藤屋ではお遊と与助が心中したと大騒ぎになっていた。そして丈太郎は与助が母親を誘惑していたと証言していた。仕業人チーム集合。主水は文次が牢屋にいる間、お遊は安全だと踏んでいたがまんまと裏を書かれ「今度ばかりは俺のドジだ」と悔やむが、やいとやと剣之介は相手にせず帰ろうとする。その瞬間、主水は小判を投げつける。剣之介が取ろうとするが、すかさずやいとやが笑顔で横取り。不満たっぷりの剣之介は主水に向かって手を差し出す。主水は剣之介と捨三にも小判を投げる。そしてやいとや本日の運勢コーナー。仕事の前の一服、お茶を入れると茶柱が立っている。「へー上々の吉だ」。つうことで女郎屋で酒を飲んでいた文次の額に針を打ち込んで始末する。その頃、丈太郎は叶屋に六百両を返済、これで縁切りだと言うが「そうはいきますかな」。叶屋はにこにこで藤屋を出たところ、お遊に線香をあげに来たと言う主水とばったり遭遇。「実は昔からここの女将さんに岡惚れしてまして・・・」「えー!あんたが?こりゃおかしい」と大爆笑。その瞬間主水が斬りかかるが、叶屋は主水の腕を掴むと主水の首筋に刀を押し付ける。脇差まで奪われて絶体絶命。しかし一瞬の隙を突いて脇差を奪い返すと叶屋を斬り捨てる。そして藤屋に戻り証文を焼き捨てている丈太郎の髷を剣之介が切り、お遊の亡骸が安置されている部屋へ引きずると総髪になった髪の毛で絞殺する。横たわるお遊と丈太郎。翌日、寒空の下、寒さに震えながら歩く主水の横を赤ん坊をあやす女が通り過ぎて行く。お・わ・り
2024年05月18日
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長すぎるの。必殺仕業人 第3話「あんたあの娘をどう思う」今日も全然面白くない大道芸を披露する剣之介とお歌。例によって誰一人金を置いて行かないが、子犬を抱いた少女(テレサ野田)だけ楽しそう。そこへ捕り方に追われた男たちが乱入。居合わせた柔術家・花輪東十郎(宍戸錠)があっという間に男たちを投げ飛ばしたり首の骨ぐりぐりしたりで大活躍。剣之介は「これでは商売にならん」と言って引き上げるが元々商売になってませんがね。その時、少女が子犬を預かってほしいと押し付ける。その後、剣之介・お歌の掘立小屋に差し入れを持参です。何だか美味そうですが子犬の餌でした。少女の名前はお市、子犬の名前はイチ。イチがお歌に懐いたため預けようと思った話す。つうことで預かり決定&剣之介はイチの餌をつまみ食い。主水は今日もだるく仕事。同僚の老同心・島さん曰く牢屋敷見回り同心は八丁堀の姥捨て山、これでも若い時は一生懸命仕事をした、しかし主水はまだ若い、これからですよ。そう言われながら囚人たちから微々たる賄賂を受け取る。その夜、お市に四両で自分を買ってほしいと声を掛けられる。半分でも一両でも構わない。主水は呆れながらも自分を粗末に扱うなと諭すがお市は金が欲しい。金は無いが知恵がある主水はお市の話を聞こうとするが逃げられてしまう。帰宅後りつに小言を言われても上の空、お市のことが気になる。捨三からも主水らしくないと言われる始末。そして昨夜、本所で夜鷹が揉めた話を聞かされる。素人娘が客を引こうとしてトラブルになったという。主水はお市のことではないかと思う。お市は東十郎の妾・お蝶(ロ三山田)の許で下働きをしていた。お蝶は飼っている子犬の譲渡をやいとやに相談、やいとやから三両の値をつけている人を紹介されるが微妙。しかも子犬は逃げ出していた。お蝶はお市に子犬を探し出すよう文句言いまくり。子犬はイチのことであり、東十郎から貰った犬だったがばか犬呼ばわり。ついでに「お前とお似合いだよ!」と暴言のおまけつき。つうことで東十郎が門弟で旗本のばか息子・戸崎一馬を連れてお散歩中。先日の捕り物が瓦版にも載って評判ですよ。その時イチを抱いた剣之介を見かける。東十郎は市を買い取ろうとするが「何千両と積まれてもお断りだな」ときっぱり拒否されてムカつくぜ。剣之介とお歌が帰って来るとお市が来ていた。昼間だけでいいので一日か二日ばかり置いてほしいとのこと。夜は用事があると言う。剣之介にOKをもらって大喜びでイチとじゃれ合うお市。その夜、お市は自分の身体を売っていた。買ったのは戸崎一馬。しかし金を払おうとしない。名前どころか屋敷の場所も教えず明日払ってやると逆ギレ。翌朝、号泣しているお市を心配する剣之介とお歌。剣之介は泣きじゃくるお市に事情を尋ねる。その後、主水に呼び出される。主水は剣之介がお市を四両でどっかのスケベおやじに差し出したと勘違い。「本当ならお前エは男のクズだ・・・汚えぞ!」と激怒すると「ぶっ殺してやる!」と刀に手を掛けるが、剣之介が解説開始。「人は誰でも自分で自分の道を切り開かなくっちゃいけねえ。俺はそれに手を貸しただけだ」。金のためではなく犬のために。お市は秩父の生まれで六歳の時に山津波で家族を失い江戸に出てきた。「それから十年。あの娘にどんなことがあったのか俺は知らねえ。あの娘は全身で自分を慕ってついて来てくれるものを初めて見つけた。それが犬だ。あの娘はその犬に自分の名前をつけた。イチという名をな。その宝をあの娘は今、自分の手でを自分の力で手に入れようと戦っているんだ。俺はその手伝いをしただけだ」。その頃お市は四両を手にお蝶の許へ戻る。やいとやがイチを三両で買い取ろうとしていたが四両なら文句なし。ついでに今日限りで暇をもらいたいと願い出るがこちらもOK。但し今夜は東十郎が来るのでもう一日手伝えと言われる。東十郎は戸崎を連れてきた。そして戸崎はお市を見て「あの女だ!」と気がつく。つうことで東十郎、お蝶、戸崎が悪だくみ開始。東十郎は何も知らないお市を力づくで凌辱し、噛みついてきたイチを掴むと床に叩きつける。泣き叫ぶお市を見てお蝶は笑いが止まらない。そんなこんなで主水は鳥居にイチを埋めるお市を見つける。「ごめんね・・・イチ・・・ごめんね」。お市は「向こうへ行って!嫌い!大人なんてみんな嫌い!向こうへ行って!」と叫ぶと主水に向かって四両を叩きつける。やるせない。溜息をつくことしかできない主水はお市から殺しを引き受ける。やいとやも罪滅ぼしに協力。そして本日の運勢コーナーはなんと「仏滅!」。その夜もお市は盗んだ食べ物をイチの墓に与えて話しかけていた。「イチ、寂しかったでしょ。ごめんね、ごめんね・・・」。そして主水が戸崎の首に刀を当てると横一文字に斬り、さらに背中を叩き斬る。続いてやいとやがお蝶を始末し、剣之介が東十郎を絞殺する。お市はまだイチの墓に供え物を与えている。翌朝、今日もだるく仕事。放免が決まった出戻りの銀次が泣きながら抵抗。「また戻ってきますからねー!頑張りまーす!」。島さんは主水に話しかける。「あの出戻り銀次はひょっとしたら我々より幸せかもしれませんなー」「え?」「冗談冗談。一杯やりますか?寒くなってきましたからなー」。にっこりする主水。お・わ・り
2024年05月16日
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今日もだるく一日が始まりますよ。必殺仕業人 第2話「あんたこの仕業どう思う」だるい一日がスタート。小伝馬町のマスコットキャラ・出戻りの銀次(鈴木建設・堀田常務)が解き放し。牢屋のほうがうきうきライフを満喫できるので未練たっぷり。もう一人解き放しになったのが手裏剣投げ芸人の喜久三。真面目な男だが芸人取り消し&生活に困って泥棒。でも晴れて放免、やり直しまっせ。ところが帰宅すると女房のお光が借金のかたに売り飛ばされてしまう。同じ頃、油問屋・田島屋伝兵衛(津川雅彦)が創業十周年記念で店先で餅を振る舞い&有力者たちを招いてパーティーを開いていた。やいとやも招かれていたが、接待の手伝いに来ていたいろは茶屋のお竜(本阿弥周子)に目をつけてナンパに成功。そんな中、田島屋の妻・お松の父親である大和屋がやって来る。田島屋は大和屋から公儀御用達の座を奪おうとしている、パーティーも役人への接待が目的だと徹底批判。しかも田島屋が扱う油の質が落ちているとの噂が流れていた。つうことで大和屋は激おこぷんぷん丸だがお松は田島屋を庇う。そんな中、喜久三が塀によじ登って田島屋を狙っていた。女房を連れ去ったのは田島屋グループだった。喜久三は田島屋めがけて手裏剣を投げつけるが、お松に命中してしまう。閑話休題。掘立て小屋では剣之介が大した金にもならないため仕事に行きたくないとぐずっていた。お歌は金になってもならなくても芸人は仕事をしないといけないと諭す。しかし「俺は芸人なんかじゃねー!」とブチ切れて掘立て小屋を壊しまくるが、丸太が頭を直撃。慌ててお歌が剣之介を介抱「ごめんねごめんね」と言いながらしっかり剣之介の顔を白く塗りたくり剣之介半泣き。つうことで田島屋ではお葬式が行われ田島屋号泣、集まった人たちももらい泣き。しばらくして主水は南町奉行所の与力・大村(イマケン)に呼び出される。古巣は敷居が高いなあ。何の用事かと思えば喜久三を小伝馬町へ護送役かよ。護送中、何故か喜久三は余裕ぶっこき。ところが牢にぶち込まれた三日後、喜久三の死罪が決定する。異例の超スピード。しかも大村の取り調べで大和屋が喜久三に田島屋を狙わせたとの容疑が掛けられ、お竜がそのことを証言する。そして噂を信じたあほな市民たちが押しかけて大和屋を社会的に抹殺する。そしてそして「約束が違うじゃありませんかー!」と叫びまくる喜久三も問答無用で処刑される。主水は喜久三の髷を持って喜久三の長屋を訪ねるとお光が首つり寸前。お光によると喜久三は自分を取り返すために大村の言うことを聞いたと証言する。しかし喜久三の首を斬ったのは大村だ。その頃、剣之介・お歌は大道芸を披露中。新ネタの皿回しで超緊張。そこに岡っ引きが「真野森之助」の手配書を貼り付けに来る。自分の手配書をバックに皿回しで緊張ドMAX。皿を落として割りまくるがお客さんばかうけ。失敗すればするほどばかうけ、金もジャンジャン寄こしてくれる。岡っ引きも大笑い。ところが剣之介はばかにされていると勘違い、刀を抜いてブチ切れる。せっかくうけてたのに。「え?うけてたのか?」。つうことで作戦会議。主水はお光から仕事を請け負い五両用意していた。黒幕は田島屋、後ろ盾は大村。そしてやいとやが噓の証言をしたお竜を往診する。お竜は近々祝言を上げるという。相手は内緒で以前から約束をしていたと話すが、エロテクニックで田島屋だと白状させる。その頃、田島屋は私設トレーニングルームで体を鍛えまくり。「健全な体には健全な心が宿る。それが私の信条ですから!」とさわやかに言いながら大村に賄賂の五百両を手渡す。大村が勘定吟味役に出世すれば田島屋はあらゆる品の公儀御用達の座をゲットできる。つうことで仕事は田島屋が祝言を上げる夜。やいとやは毎月一回の無料キャンペーンを実施、剣之介・お歌は魚と野菜を大量に買い込んでクッキング。「金が入った」=「仕事が入った」。お歌は剣之介について行こうとする。そして本日のやいとやの運勢コーナー。「初日の出の如き明るい吉運。準備したことは逡巡せず電撃作戦に出よ。平素の努力と誠実があれば金城鉄壁も破れよう」。イイ感じですね。「が、女で破綻を来すことあり」。むーん。。。そんなこんなで祝言の夜。田島屋はお竜が浮気しまくっていることを知っていた。「私の言いつけを守らなかったらどういうことになるか・・・」。一方、主水たち集合。あとは田島屋たちをぶっ殺すだけ。ところがお歌が潜んでいた。呆れ返る主水たち。「まったく・・・女を連れて来るなんてそれでも殺し屋かね?」「ばかばかしくてやってらんねーよ。旦那、真面目にやってくれよ。何だいこりゃ!まったく」「女、帰せ。仕事にならねえ」。しかし剣之介とお歌は「死ぬ時は一緒だ」と言って離れようとしない。主水は剣之介に刀を差し出すが「俺は侍を辞めた。刀は二度と使いたくねえ」。益々呆れ返る主水たち。「よし、腕前見せてもらおうじゃねえか」。まずやいとやが入浴中のお竜を始末する。続いて腕立て伏せをしてお竜を待っている田島屋を剣之介とお歌が襲撃するが、パワータイプの田島屋に圧倒される。その物音にエロいことが始まったと勘違い、覗き見しようとした大村を主水が背後から刺殺。部屋の中では剣之介がてこずっている。田島屋が剣之介をネックハンギング、意識を失う剣之介、包丁を振り回すお歌、主水はその光景をちらっと見るだけ。そんなこんなのすったもんだで何とか田島屋を絞殺。助けようとしない主水にお歌がブチ切れるが「銭は払った。やるだけのことはやってもらうぜ」と言い返される。そりゃそうだ。翌朝、大村、田島屋、お竜が殺されたことで主水の職場も大騒ぎ。恐ろしい世の中ですなあ。その時、出戻り銀次が元気に戻ってくる。「娑婆は悪い奴ばっかりですよ。盗人、かたり、人殺し。それに比べりゃお牢の中は天国ですよ!よろしくお願いしまーす。頑張りまーす!」。なるほどね。思わず主水もにっこり。お・わ・り
2024年05月14日
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揚げ物中心生活。必殺仕業人 第1話「あんたこの世をどう思う」ご存知必殺シリーズ第7弾にして中村主水シリーズ第4弾。前作『必殺仕置屋稼業』の続編。仕置屋チーム崩壊から一年後が舞台です。「あんたこの世をどう思う/どうってことねえか/あんたそれでも生きてんの/この世の川を見てごらんな/石が流れて木の葉が沈む/いけねえなあ/面白いかい/あんた死んだふりはよそうぜ/やっぱり木の葉はぴらぴら流れてもらいてえんだよ/石ころはじょぼんと沈んでもらいてえんだよ/おいあんた聞いてんの?/聞いてんのかよ/あらもう死んでやがら/はあ―菜っ葉ばかり食ってやがったからなあ」(ナレーション:宇崎竜童/ダウンタウンファイティングブギウギバンド)。前作最終回で市松を逃したヘマで牢屋見回り同心に格下げされた中村主水登場。よれよれの羽織。無精ひげ。髷もぼさぼさ。仕事は囚人の見張り、打ち首チェックなど。その夜、屋台へ。芸人風の男女(中村敦夫・中尾ミエ)が一杯の蕎麦を分け合って食べている。男は主水に気づくと中村主水を知らないかと声を掛ける。「そうかい、知らなきゃそれでいい・・・あのう・・・金貸せ」。めんどくせー。男は突然どんぶりを投げ捨てると刀を抜いて主水の首に突きつける。しかし刀は竹光だった。超めんどくせーなー。主水は名前を聞くが立ち去ろうとしたため斬りかかり、男は竹光を構える。そこに女・お歌が分け入って「赤井・・・赤井剣之介!」と叫ぶが男が顔面殴打、足早に去って行く。すげーめんどくせーなあ。主水は仕置屋チーム崩壊後、江戸に残った捨三に加えキザな鍼灸師・やいとや又右衛門(大出俊)と組んで細々と裏の仕事を続けていた。今回の仕事は囚人の伝蔵(汐路章)の持ち込み。依頼人は豊島屋九助。相手は五万石の大名・沼木藩の奥方・お未央の方(安田道代)。捨三の調べによると沼木藩に奉公していた豊島屋の妹がつまらないことで成敗され、乗り込んだ豊島屋がお縄になったという。恨みの筋がはっきりしている。あとは殺すだけだが相手は五万石の奥方に主水は二の足を踏む。戦力が足りない。「これが一年前なら印玄もいた市松もいた。やると決まりゃ相手構わず乗り込んでブスッとやったもんだ。それが今じゃどうですかい?あの銀流しのやいといや一人が相棒ってんじゃこっちまで気が滅入って来るよ!」と捨三が愚痴を吐く。そこにやいとやがやって来る。捨三は女郎専門の洗濯屋に商売替え、そのため臭いがすごい。「いや敵いませんなーこの異様な臭気は。こう見えても私は神経質な性質でね」と嫌味たっぷり。仕事だけでつながっているためチームワーク最悪。やいとやは沼木藩の老女・松乃に色仕掛けで接触していた。ある日、捨三は剣之介・お歌の大道芸を見かける。お歌の月琴の演奏をバックに白塗り姿の剣之介が舞の様なものを演じて気合一発、笠を投げつけ竹光の刀を抜く。以上おわり。なんじゃこりゃ。しょーもなさ過ぎて金を払う客は誰一人いない。そこに武士たちが現れ、剣之介を連行するがお歌と逃走。剣之介は真野森之助と言う沼木藩の武士であり、お未央の方は許嫁だった。しかし旅芸人のお歌に惚れて脱藩、エリートサラリーマンの地位を捨てその日暮らしの生き方を選んだ。お未央の方は森之助=剣之介の行方を追っていた。森之助がお歌のために人を殺し駆け落ちしたこと、しかもお歌がちょいブサだったことが許せなかった。その後、やいとやの調べで豊島屋の妹はお未央の方の着物の裾を踏んだことが原因でお手打ちになったのは表向きの理由で、本当は殿様の手がついたことへの怒りと嫉妬だったことが分かる。そんなこんなで雨。仕事にならない剣之介とお歌は痴話げんか。大嫌い大嫌い大嫌い大好き的展開。二人は河原に立てた掘立小屋で「河原者」として生活している。稼ぎがないと食うことができないためお歌は古着屋で万引きをするが、逃げようとしたところを主水に捕まる。主水はお歌から剣之介のことを聞く。「人殺しと万引き女じゃこの江戸も住みにくいぜ・・・今の話聞かなかったことにするぜ」。そんなこんなで剣之介が合流。「やっぱりお前さんが中村主水か」。剣之介は市松に紹介されて江戸に来たのだ。江戸で中村主水を訪ねれば仕事にありつけるかもしれない。「・・・市松か!」。市松は無事に逃げ続けているようだ。今の剣之介にできる仕事は殺ししかない。今朝から何も食べていないため主水から一両借りると、その夜、飲み食いに全部使い切ってしまう。翌日、主水は剣之介を沼木藩の江戸屋敷に連れて行くとお未央の方が今度の的だと告げる。お未央の方は織物職人・源兵衛の技術を独占するため源兵衛の右腕を斬り落とす。その現場を見ながらも剣之介は「あの女は斬れん」と言う。お未央の方は元許嫁だと言うが「ただそれだけの理由で斬れねえって言うのか?」と呆れる主水。そんなこんなでお歌が沼木藩にさらわれ、剣之介はお未央の方殺しを引き受ける。仕事は一件五両、一人ずつ分け残った金は仕事を持ち込んだ奴が受け取る。剣之介は報酬の一両を主水に返すと仕事の準備にかかる。やいとやは鏡を見て身だしなみチェック、本日の運勢は大吉。「一様来福の喜びを得られる吉祥運あり。花も見ない間に散った過去を悔やまず。満を持して矢を放つは今」とイイ感じ。「が、盛運時に賭博心を起こすは奈落へ落ちる。女性の縁は色難ありて苦労することあり。再婚は可なり」。うーん。。。その頃、お未央の方はお歌に嫉妬と怒りをぶつけていた。森之助は一緒になるはずの男だった。しかしお歌は森之助を惑わしてはいない。森之助がお歌に惚れたのだ。一方、お未央の方は森之助という許嫁がありながら殿を選んだ。お歌のことをとやかく言う資格はない。しかし「森之助は私のものじゃ!お前のような卑しい女に森之助を私はせぬ!」。そんなこんなで主水が雨戸越しにお未央の方の側近を刺殺、やいとやが真っ赤に焼いた針を松乃の額に突き刺す。そして剣之介がお未央の方の前に現れる。「森之助!会いたかった!いつかきっと私のところに戻って来る、そう信じていた・・・」。お未央の方は剣之介に抱き着く。「貴方が私を忘れるはずがない!あのような卑しい女に惹かれるはずがない!」。うっとりしたお未央の方を抱きながら剣之介は鉄製の指輪でお未央の方の髷止めを切ると乱れた髪の毛で首を絞める。その後、緊急会議。やいとやは剣之介の加入に反対。お尋ね者を仲間に加えるのはリスクが高すぎる。そこに剣之介がやって来る。呼んだのはやいとやだ。「八丁堀、その人を連れ込んだのはあんただ。だからあんたの前ではっきり言っておく。俺はお前さんを信用できねえ。だから一緒に仕事をする気もねえ」。しかし主水が言い放つ。「やいとや、俺だってお前エなんかはなっから信じちゃいねえや。お前エだけじゃねえぞ。あの捨三もあのノッポも、俺はだーれも信じちゃいねえ。俺たちは人様の命頂戴して金稼いでいる悪党だ。だから仲間が欲しいんじゃねえか。地獄の道連れがよ。その道連れを裏切ってみろ。地獄へも行けやしねえぞ」。結論は出たが「それにしてももっと金が欲しいな」と言う剣之介に呆れる主水。お・わ・り
2024年05月12日
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