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久しぶりのクラブイクスピアリである。以前は1ヶ月に1回は行っていたのに最近はあまり行く機会も失っていた。このセッションはずっと行ってみたくてでも年に1回のセッションで日にちも合わなくて悔しい思いをしていたのだ。今回やっと都合がついた。さらになんと!ドラムが則竹さんで、キーボードが松本さんだって!!確か今までのこのセッションでは違う人がやっていたと思う。実は本田さんと松本さんの演奏を生で聴くのはたぶん7~8年ぶりぐらいだと思う。それでも久しぶりな気がしないのはiPodで散々聴いていたから。本田さんは自身のライヴではバリトンからソプラノ、EWI、時には金管楽器まで色々吹くけど、今日はアルト一本。原曲ではEWIの曲もアルトで吹いていた。櫻井さんのベースも、相変わらずすごいしメンバーのソロも十分にフューチャーされていて堪能した。とにかくかっこよかった。幸せだなあ!
2007.03.19
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今回も追っかけ撮り鉄。長野を本籍とするお座敷列車で、「浪漫」という車両がある。それが3月いっぱいで使用終了、廃車になる、とのことで、是非撮りためておかなければとことあるごとに撮っていたのだが、3月末日を待つことなくラストラン、ついに来るべき日が来てしまった、というわけである。特段思い入れがあるわけではないのだが、ルックスはカッコイイし、碓氷峠が現役の頃はたまに通っていたので撮っていたのでいくらかは愛着があるし、なんてったっていまや貴重な客車列車である。機関車の轟音とともに駆け抜けていくその姿は何物にも変えがたい迫力がある。本籍が長野なのでなかなか撮る機会はないのだが東京に出てくるときは出来る限り撮ることにしていた。というわけでまずは撮りためた写真の中から少しご披露。廃止が決まってから東京に出てきてからのもの。線路沿いや駅のホームにはマニアさんが結構出てきていた。そして思い出の信越本線、EF62、EF63とのペア。これは1997年1月のいわゆる「成田臨」。同じ列車を先回りして横川へ。EF63と連結。すでに碓氷峠の廃止が近かったので他にもマニアさんがいるだろうと思いきやなんと僕だけ。貴重なシーンをゲットできた。さて。今日は東海道線から新宿経由で中央線に帰っていくのだが、中央線で見送ろう、と決めた。理由はいたって簡単で、めんどくさいからである。東海道線内ではEF58-61がつく、とのことだったので撮っておきたかったのだがそれはまあ、単に意志が弱い、というわけで、困ったものである。まあとにかく、東海道のラストランは撮りそびれた。さて、先日の「浪漫碓氷号」のときもそうだったけれど、今までの「浪漫」の撮影は実はあまり納得のいくものではなく、撮るたびに「ああすれば良かったこうすれば良かった」と後悔する事が多かった。だから、今日は最後でもあるし、失敗したくなかったので、駅撮りを決め込むことにした。駅撮りばかりしていると同じような写真ばっかりになってしまうのでだんだん飽きてくるのだが、好きな車両のラストランの写真で失敗するよりはいいではないか、と自分に言い聞かせて、新宿へ出かけた。新宿に入線。とりあえず色々撮ってみる。マニアさんは、当然といえば当然だがたくさんいた。機関車を撮影するマニアさんたち。でも引退するのは客車ではないか…こんなアップで機関車撮っても意味あるんだろうか…などと思ってみるがまあ他人のことなので大きなお世話である。普段から人の多い新宿駅だがこの日のこの時間は特別だった。ドサクサ紛れにこんな写真も。こんな写真結構好きだったりします。さて新宿での長時間停車を利用して何枚か撮ったあとに次の長時間停車の駅、東小金井へと先回り。行ってみるとマニアさんがすでに陣取っていてスタンバイを済ませている。僕と同じことを考える人は当然の事ながら結構いるようで、あとから来た僕らはその人たちの邪魔をしないようにポジショニングする必要があるが、しかしそこはいろんな人がいるもんで、そんなことお構いなしにドカドカと自分の好きなところに居座ってしまう人もいて「ちょっと困るんですけど」などと言われていた。程なくして入線、新宿で撮れなかったショットを押さえる。しばらくの停車の後、発車して行った。さて今回は、余裕を持って動くために、途中の長時間停車の駅をすっ飛ばして、特急で甲府まで行っちまおう、と決めていた。その長時間停車の駅は各駅停車しか停まらないので、追っかけにくいのだ。甲府でも6分ほど停まるので、そうすれば時間的にも余裕を持って駅撮りできる。…ところが。僕の中の悪い人が「もう駅撮りはいいんじゃないの」などとささやき始めた。実際、東小金井の撮影でもう撮りたいアングルはあらかた撮ってしまったのだ。「甲府まで行って何撮るの」しかし僕の中の良い人が「でも変に動いて撮りそびれるよりいいんじゃないの」と言っている。はて。どうしたものか。まあとにかく行ってみるべし。特急で先回りすれば時間はたっぷりあるし、ロケハンをすることも出来るかもしれない。1時間ほど特急に揺られウトウトすると甲府に到着。そしてそこで僕の気持ちは固まった。よし。歩こう。ホームで撮るには変化がなさすぎる。要はここで撮ってもつまんないのだ。大急ぎで線路沿いの国道やら県道やらを歩き始めた。…といったって初めて来る土地である。どこに何があるのか全然分からない。とにかく撮れそうな場所を探さなきゃ…焦りと達観をごちゃ混ぜにしながらひたすら線路から離れないように気をつけながら歩く。撮れそうな場所を見つけては確認し、ダメだと分かればすぐまた歩き出す。この繰り返し。時間は刻々と迫る…かなり長いこと歩いたと思う。確認しながらだから当然時間は余計に使う。何回目の確認だったろう。お、あそこはどうだ。ここ良さそうじゃね?マニアさんいないからダメなのかなぁ…いや!いやいやいや!いいじゃんいいじゃん。わー!やっと見つけたぁ!やっと撮れそうな場所を見つけた!…っていうか、もう準備をしなければいけない時間だ。たとえここがどんな場所でも、とにかくここで撮るしかなかった。アングルを決め、露出を決定。望遠を手持ちで撮るのだがいっぱい歩いて息が上がっている。手振れ補正内蔵だが…大丈夫か。大口径望遠レンズなのでピントはシビアだ。これで幾度となく泣かされてきた。手持ちでピント合わせは本当に難しい。大慌てで設定を済ませ、待つことしばし。しかしそこそこ良い場所なのにマニアさんがいないって、穴場なのかなぁ?などとのん気なことを考えてみる。これが本当に最後の「浪漫」の撮影になる。…見えた!EF64のヘッドライト2つと茶色いボディ、その後に続く臙脂色と金のツートーンカラー!もう、あとは運を天に任せて!さあ!ラストショット!!細かい突っ込みどころは多々あるが、ま、これはこれでよしとするか。またひとつ時代が変わった気がした。最後にこれだけ撮影できたこと、見送れたことがとってもうれしかった。
2007.03.04
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