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昨日(27日)群馬県境の袈裟丸山に行ってきました。前日から雷注意の予報が出ていて、気がもめる日でしたが、それでも折り場口の駐車場には9時半には15台以上の車が来ていました。 本当に人気のある山になりました。ちょっとでも怪しい空になったら引き返そうと申し合わせて、新緑のきれいな落葉樹の下を登り、一面に笹が覆った見晴らしの良い場所に着いたのですが、この日は残念ながら霧に覆われ、山を見ることはできませんでした。しかし、風もなく穏やかな霧に包まれての山登りも気持ちの良いものでした。少し登るとシロヤシオがあちこちに見え隠れし、ツツジ山に着くともうそこはトウゴクミツバとシロヤシオの大競演。 2週間前にいっぱいあったはずのアカヤシオは一体どこに行ってしまったのでしょう? その先も次々に現れる真っ白なシロヤシオと上品な赤紫色のトウゴクミツバにこの日のメンバーの頬はゆるみっぱなしでした。 ところどころに芽吹いたばかりの落葉松がすっきりとした姿で立っているのも実に素敵でした。 時々青空が覗き、袈裟丸方面の山も少し見えたりして、思わせぶりな天気の中、次々に現れる鮮やかなヤシオを楽しみながら雨量観測所まで行ってお昼にしました。この辺りから上では、シロヤシオも蕾が多くなり、盛りの時期はもう少し先のようなので、雷の来る前にと下山することにしました。幸い雨にも当たることもなく、再びあふれかえるようなヤシオを楽しみながら幸せいっぱいで帰りました。アカヤシオもシロヤシオもトウゴクミツバも・・・私の中での今年の一等賞はことごとく袈裟丸山でした。 袈裟丸、スゴ~イ! あらためて大好きになりました。
2009.05.28
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今年のシロヤシオはお休みかと思っていました。栗山の月山は全くダメ、矢板のミツモチ山は去年サボっていた木が、今年はちょっと頑張っているくらいで、甘く見積もっても去年の2割くらい・・・。だから昨日の奥日光にも余り期待はしていなかったのです。今年2回目のE花旅メンバーとのお出かけは中禅寺湖畔。 新緑のきれいな時期だから歩くだけでも気持ちがいいだろうくらいに考えていたのです。いろは坂を登り、明智平のトンネルを抜けたところの右側に車を止め、「ちょっとだけ、」 のつもりで明智平に向かって登り始めたところ・・・あら~、きれいじゃないですか~~!さすが天下の日光国立公園、トウゴクミツバも残っているし、シロヤシオも結構花をつけています。 ちょっとガスっている温泉街をバックに新緑と滝と白と赤のツツジ・・・。このきれいな景色を私たちだけで、しばし独占してしまいました。 後の予定があるので、上までは行かずに戻りましたが、湖畔にも大いに期待が持てそうな気がしました。いつもどおり、金谷ホテル向かいのボートハウスでトイレ休憩をし、菖蒲が浜のプリンスホテル手前に車を置いて湖畔を歩き始めました。歩き始めた途端にきれいなトウゴクミツバの出迎えを受けて、足取りも自然に軽くなります。右、山側の奥に結構たくさん咲いていましたよ。この日の圧巻は千手が浜までの中間点くらいでしょうか? ちょうど曲がり角の広場のところにあるシロヤシオの見事さでした。 なぜか隣にトウゴクミツバの赤紫色を従えて、光り輝くような白さでした。 余り樹高が高くないので、近くで花を見られるのもうれしい限りです。 この辺から高山登り口の熊窪辺りまでが一番きれいでした。 たどり着いた千手が浜は、まだクリンソウの盛りではないので人出もそれほどではなく、ハイブリッドバスにもゆっくり座って乗ることができました。ところが何と、西の湖入り口から子供連れの団体さんが乗り込んで超満員。 子供たちを膝の上に抱えるようにしていたのですが、そのうちの一人は仲間の膝の上で熟睡状態、よほど気持ちが良かったのでしょうね。それにしても重かったでしょう? これから先の土、日はよほど覚悟して行かないといけませんね。午後から日光に来ていた夫からの連絡が入り、赤沼で待っていてくれたので、石楠花橋から竜頭の滝まで歩くことがなくなり、お陰で浮いた時間でまたまた寄り道です。 二荒山神社で男体山一合目付近のシラネアオイ群生地を覗いたのですが、葉っぱは大きくなっているのにほとんど花はありません。 今年は咲かないのかしら?最後に「みはらし山」に立ち寄って、夕日に光るシロヤシオを楽しみました。昨日もまた盛りだくさんの素敵な一日でした。
2009.05.24
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20日水曜日、ローバの花旅は古峰ヶ原に続いて前日光牧場まで足をのばしました。粟野町の牛たちが夏を過ごすこの牧場にも、ようやく牧草が伸び始め、白黒模様のホルスタインがすでに放牧されて、のんびり寝そべって実に気持ち良さそう! 青空が高く広がり、日光、足尾、そして群馬の山々が良く見えて、私たちもとても気持ちよく、「象の鼻」から「井戸湿原」までぐるり一周することになりました。・・・でも、この日もお二人の足元はおしゃれな革靴・・・。「大丈夫よ!」 とは言うけれど、せめて足元だけは、と無理やり車に積んできた私と夫の古い靴に履き替えてもらって、さあ出発! 牧場の突端の「象の鼻」まではゆるい登りの管理道なのですが、左右に牧場が広がり、ところどころにシロヤシオやトウゴクミツバが咲いていて、とてもきれいでした。「象の鼻」展望台から遠くの山々を眺め、心地よい風に吹かれていると、いつまでも動きたくなくなります。 さて、象の鼻から井戸湿原に向かって山道をちょっと下ると、うれしいことに湿原の周りのトウゴクミツバがちょうど満開で、緑の中の明るい紫色がきれいでした。 ヤマツツジも もうすぐ開花、レンゲツツジはちょっと先かな・・・。 これから日を追うごとににぎやかな色合いになるのでしょう。 「素晴らしい!」 「何て贅沢な一日だろう!」 と感激しきりのお二人を乗せた帰りの車の中・・・。「明日、お父さんとお弁当もって来ることにするわ・・・」 とSさん。「え~、明日は午後からお仕事でしょう?」「だって、お花は待ってくれないから。 遊びのためなら早起きするわよ・・・」 何とも案内し甲斐のある行動力抜群の方なのでした。
2009.05.24
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昨日の雨は、一体なんだったのでしょう・・・!朝から真っ青な空が広がって何とも気持ちの良い日になりました。昨日の雨で、汚れがすっかり洗い落とされたようなさわやかな空気の中、足尾の庚申渓谷を歩いてきました。銀山平から歩き始めると、もう辺りの山々はすっかり緑一色、その中に時々真っ赤なヤマツツジが覗いているのがきれいでした。歩き始めの舗装された林道沿いには驚くほどたくさんのヤマフジがあって、まもなく盛りの時期を迎えそうです。気の早い株はもう満開になっていました。 林道脇に咲いていた白い花はウツギかヒメウツギか?新緑の緑とウツギの白、そしてヤマツツジの赤、さらに山吹の黄色・・・。渓谷の岩肌が、すばらしい彩りを見せている場所もありました。 舗装道路から砂利の道に入るとクワガタソウやマムシグサがたくさん咲いていたり、道端には白いアブラナのような花がたくさん咲いていたりして、飽きることがありません。この白い花は 「コンロンソウ」のようです。 真っ白い花を崑崙山脈の雪の白さに見立てたのだとか・・・。「崑崙山脈」などと聞くと、何だか余計にこの白い花が好きになりそうです。 去年歩いた庚申七滝まで約4km。 今年もここでお昼にしました。ここの一の鳥居が庚申山の登山口になり、途中の庚申山荘まではここから 90分の道のり。山荘までは今日は無理としても途中まで行ってみようか・・・と山道を登り始めると、何とここからの山道の木々の美しいこと・・・。去年の紅葉の時は、七滝で終わりにしてしまって、実にもったいなかった! 今日は残念ながら「百丁目」までで戻りましたが、いつかまたこの先まで登ってみたくなりました。
2009.05.18
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行ってきました、袈裟丸山。 といっても今年も小丸山往復でしたが・・・。去年の秋一緒に登ったIさんご夫妻と、初袈裟丸のNちゃん、それに私たちを入れた5人で満開のアカヤシオを期待して出かけました。できるだけ楽で、できるだけきれいな景色を見たい私たちの登山口は、もちろん折場口(弓の手コース)。 未だに寝釈迦を見たことがないのです。駐車場所についてびっくり、もうすでに止められる場所はほとんどなく、ざっと数えてみても 30台以上の車が来ているのです。いくら人気の山になったとはいえ、平日にこれほどとは想像もしていませんでした。無理やり空きスペースに車を突っ込んで、登りはじめて“納得”です。 こんなに素晴らしいアカヤシオの山は初めてかと思うくらいに一番いい日に出会えたようです。下のほうは散り始めていましたが、その代わりにトウゴクミツバが今にも開花しそうに 紫色の蕾が大きくなっていました。シロヤシオさえ咲き始めた木もありました。見晴らしの良い笹原を過ぎると、もうどっちを向いてもアカヤシオの見えない場所はないくらいに四方八方にピンク色が明るく光っているようです。 この山は余り急な場所もなく歩きやすい登山道なので、あっちこっちをキョロキョロしたり、お互いにモデルになって写真を撮ったり、思いっきり遊びながらゆっくり登りました。群生して咲いているところを見つければ皆で寄り道をし、記念写真を何枚も撮りました。晴れの予報だったのに、一日中ほとんど曇り空で遠くの山はぼんやりとしか見えませんでしたが、それがまたやさしいアカヤシオには似合っているようです。賽の河原辺りもまだ十分見ごたえがあり、小丸山の頂上付近はまだ蕾をつけた木もあり、一番きれいな時ではないかと思うようです。 余りにきれいな場所が多すぎて、いたるところで感激して立ち止まっていたので、秋に来た時よりも一時間も余分に時間を使ってしまいました。それでも皆大満足。 忘れられない一日になりました。帰りに賽の河原のそばの森で鹿を見かけました。余りゆっくりしていたので、またしても動物たちの夕飯の時間になってしまったのでしょう。 アカやシオに続くトウゴクミツバとシロヤシオのシーズンにも、絶対に来てみたくなる素晴らしく楽しい袈裟丸山の一日でした。
2009.05.11
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今年まだアカヤシオを見ていない仲間とまたまた日光へ行ってきました。「ヤシオツツジは県の花」なのですから 年に一度は見ないとね。まずは前回濃霧の為に見損なった明智平へ。明智平展望台の先へ少し歩いていくとアカヤシオ越しに中禅寺湖、華厳の滝、白雲の滝が見える「これぞ日光!」という絶景が待っています。 右にすそを引いているのは男体山、後ろにかすかに見える雪の山は白根山です。本当にこんなに素敵な景色を誰が作ることができるでしょうか・・・。自然のなせる業に畏れ入るばかりです。さらに先へ山道を進んで歩き、トンネル出口まで行きましたが、まだきれいなアカヤシオがあちこちに咲いていて、それをねらったカメラマンが重そうなカメラを担いで何人か登ってきていました。でも、その割には人が少ないのはなぜなのでしょう・・・? 途中、見晴らしの良い笹原でお昼を食べた後、先日見つけた「名もない山」に・・・と思ったら、実は「みはらし山」という名前があったらしいのです。この日はお天気が良かったので、背景の男体山がきれいに見えました。 初めて登った仲間は花いっぱいのアカヤシオの森に感激していましたよ。 下りいろは坂の途中から右手上を見上げた時にきれいに見えていたアカヤシオの山が、あの「みはらし山」だったのですね。車で次に立ち寄ったのは霧降の滝の近くのツツジ平?(だったかな?)満開近くのヤマツツジが明るい日差しを浴びて、燃えるようでした。この下で2度目のお昼?いや、おやつだったかな・・・こんな日は何を食べてもおいしいです。 ままごとでもやっているみたいでしょ? 霧降高原道路をそのまま登っていくと満開だったヤマツツジが次第につぼみになり、六方沢橋まで来るとそこはちょうどアカヤシオが満開でした。 新緑の濃淡のある緑とアカヤシオのピンク、そしてヤマツツジの明るいオレンジ色と色彩豊かな日光の春を満喫した一日でした。(おまけ情報)途中であった方に「夕日岳」は通行止めで行けないと聞きました。がけ崩れ?のせいで、細尾峠からは車はもちろん、人も入れないそうです。今年はヤシオの季節に行ってみたかったのに残念!
2009.05.09
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素晴らしいアカヤシオの隠れ名所を発見してしまいました!誰でも簡単に行けて、こんなに凄いところ・・・どうして今まで気がつかなかったのかな?まずは写真をご覧ください。 私たちは5月の連休最終日の午後、お客さんの減った日光明智平にアカヤシオを見に行くことにしています。 今年も時間があったのでお昼を済ませてから日光に向かいました。ところが、いろは坂の上はほとんど前が見えないほどの霧・・・これではせっかく明智平に登っても無理とあきらめて、中禅寺湖畔で開花し始めたオオヤマザクラや木々の芽吹きを楽しんだ後、霧降方面に回ることにしました。そして、いざ帰ろうとする時に目に留まったピンク色を目指して笹を掻き分け山道をちょっとだけ登ってみると・・・色の良い満開のアカヤシオが何本も何本も咲いているではありませんか・・・!やはり知っている人はあるらしく、九十九折の道がちゃんとついています。アカヤシオはまさに見頃、人は全くいない、上の方にはお弁当を開くのにちょうどいいような広場までありました。いいところを見つけられて今日はとっても得をしたような気持ちです。ガイドブックにも書いてないし、山に名前もついていないような私だけの「秘密の場所」にしたいところでした。この写真のバックにあるのは男体山・・・晴れている日にぜひ又来てみたいです。家に帰って地図を見るとちょうど白雲の滝の上の山になるような・・・。人はいなかったけれど、お猿さんが一匹いましたよ。 この後立ち寄った霧降高原のヤマツツジには申し訳なかったけれど、今日の主役はやっぱり「アカヤシオ」」でした。
2009.05.06
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昨日(5月2日)夫と二人で、初めての山、日光の「丹勢山(1,398m)」に登ってきました。 GW真っ只中の土曜日、とにかく混雑するところは避けたいので、人の少なそうな所へ行こうと選んだのが、日光の入り口、清滝からすぐの「丹勢山」でした。友人からもらった「日光森林管理署」が作ったパンフレットを頼りに裏見の滝の駐車場に車を止め、パンフレットどおりに歩くことにしました。所要時間は往復4時間10分と書いてあるので、私にはちょうどいいかと思ったのです。ところが、パンフにある登り口が分からない! それらしきところを歩き回ったのですが、どうも道がなくなっているようなので、近くで作業をしていた人から聞いて、作業用の林道を利用して登ることにしました。 まず「女峰山」という標識から歩き始めました。杉の木の下を歩いていくと程なく林道に出会い、そこから長い長~い林道歩きが始まったのです。 迷いようのない幅の広い整備された道で、歩く先には方向によって男体山、女峰山、大真名子山などが見え隠れして気持ちよく歩いていきました。途中、ヒトリシズカがたくさん咲いている場所がありました。 落葉松の植林が多く、コナラやブナなどの落葉樹も多いので、秋の紅葉もいいかも・・・などと話しながら歩きました。全く危険な場所はなく、ただただ歩くのみです。慈観の滝との分岐で左に道をとり、しばらくすると実に見晴らしのいい場所に出て、日光の山が目の前です。この日はまだ誰一人、出会った人はいません。全くこんないい景色を二人で独占できるなんて、贅沢この上なしです。この辺りでちょうど標高1,000mくらい、あと400mです! もう1時間以上歩いているのにまだ200mしか登っていないなんて・・・。次にであった標識は沼の平から来た道と野州原林道に入る道との別れ、ここからは「志津小屋・男体山」と書いてある野州原林道のほう(右)に向かいます。ここまでで裏見の滝から5.7kmだそうです。 パンフレットにはこの先の「長い林道歩きはだるさを感じますが・・・」と書いてあるのですが、ここまででも十分長かったのに・・・とため息が出ます。しかし、辺りはヤマツツジがいっぱい、下の方からずっと続いているので、花の盛りはきっと見事だろうなと、その頃にも来て見たくなります。途中でお昼近くなり、お腹も空いてきたので、頂上にたどり着く前にお昼を半分食べてしまいました。 ちょっと元気が出て再び歩き始め、さらに一時間近く歩いた頃「1,301m」の表示のある雨量観測所がありました。 さあ、もうひとふん張り!「うわァ~」と声が出たのは「アカヤシオ」が咲いていたから。こんなに歩いた後で見るアカヤシオはひときわきれいです。 手前のほうのモサモサは全部ヤマツツジです。本当にたくさんありましたよ。突然のように目の前に大きな男体山が現れると、広い草地に出ました。ああ、これで林道歩きは終わりです!! ここからは右へ、踏み後をたどっての山登りです。20分くらいで山頂到着! いやあ、やりましたよ!なんて見晴らしの良い山頂なのでしょう・・・。 目の前には左から男体山、大真名子山、小真名子山、女峰山、赤薙山、そして、霧降方面へと山並みが続いています。 さすがに山頂には先客がいましたが、人の少ないなんとも雰囲気の良い、静かな山頂でした。男体山の左にはちょっとだけ中禅寺湖も見えていました。山頂にいた2組のご夫婦と単独行の男性一人、すべて古川の社宅の方から沼の平まで車を入れて登って来られたとのこと。 う~ん! それは楽勝でしょう! 今度はぜひそちらから登ってみることにしたいです!この日は標高差 600m、片道10km強、往復で20km以上も歩いてしまったようです。4時間10分なんて、とんでもない! 休憩を除いても6時間近くかかってしまいましたよ。久しぶりに疲れの残った山、でも、また行ってみたくなる良い山でした。
2009.05.03
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