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昨日(4月27日)花旅仲間と栗山の月山に登ってきました。時折激しい風が吹きぬけ、一日中気温の低い日でしたが、空は気持ちよく晴れ、前日の雨に洗われたのか、素晴らしく見晴らしのいい日でした。名物のアカヤシオは山の中腹くらいまではほぼ満開、上のほうはまだまだこれからが見頃といったところでした。 バーベキュー広場から山全体がピンクに染まって見えるようになるのは、例年通り 5月の連休の頃でしょうか・・。この日うれしかったのは、何年ぶりかで落葉松の花を見つけられたことです。高いところに咲いているとなかなか見られないのですが、この日は目の前で見られてラッキーでした。 上の枝の大きいほうが雌花、下の枝の小さいほうが雄花です。こんなに行列するほどたくさん咲いているのははじめて見ました。まるでイチゴみたいでとっても可愛いでしょう?
2009.04.28
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23日(木)私の花旅仲間と夫の友人との総勢9名で、足尾の備前楯山に登りました。朝のうちは雲があったのに、足尾に着くころにはまっ青に晴れ渡り、春には珍しく空の高い一日でした。備前楯山は登るのに1時間もあれば十分なので、あちこちと寄り道しながら歩けて楽しいのです。まずは、「銅(あかがね)親水公園」まで足をのばしました。公害で禿山になったこのあたりは毎年の植樹で少しずつ緑が回復しているとはいえ、まだまだ荒々しく激しい雰囲気をしています。 環境学習センターの前に植えられた桜がまだきれいに咲いていて、その優しい感じは禿山と好対照です。「三川合流」を見下ろしてから舟石林道経由で備前楯山登山口に向かいました。途中の山肌に咲いている山桜がちょうど見頃、この辺は真っ白い桜ばかりでとてもさわやかな美しさでした。備前楯山は登山道が明るくてとても気持ちがよく、特に今の季節は芽吹き前なので、遠くの山々がよく見え、特にこの日は不思議なほど空気が澄んでいて、実にすがすがしい気分でした。 もちろん、アカヤシオもちょうど見頃を迎えたところ、久しぶりに山歩きをする友人たちは大喜びで歓声を上げっぱなしでした。 1,272mの山頂で大展望を楽しみながらお昼をいただけるなんて、何て幸せなんでしょう・・・!真正面には日光の男体山、左には袈裟丸連峰などの群馬の山々、右には薬師岳、夕日岳など前日光の山々がそびえ、手前には草木の生えない足尾の山々が・・・。1時間余りで登ったにしては全く贅沢な場所です。 帰りは銀山平経由でもどり、半世紀前までは銅山景気で栄えていた小滝の里に立ち寄りました。 今は全く面影はありませんが、かつて人の住んだ証拠に山の高いところまで石組みが残っています。 最盛期には1,000人もの子供たちが通っていた小学校跡地に登って見ましたが、今は学校の土台しか残っていません。時の流れの早さと人の営みのはかなさを感じさせられます。学校跡地の端から見える庚申川とまわりの山々がとってもきれいでした。 この日の帰りは始めて通る道、去年秋に開通して冬中不通になっていた「草牛足尾線」。粕尾峠の頂上から前日光牧場のほうへ入り、途中から古峰ヶ原まで続く新しい道ができているのです。まだ走る人も少なく、というか誰が何のために通るのかな、と思うような場所ですが、山がきれいでとてもいい道です。古峰ヶ原~前日光間が実に近くなりました。 というわけで、盛りだくさんな楽しい一日でした。今現在、外は雨・・・土、日を期待していた人たちには大変申し訳ないです。
2009.04.24
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アップするのが大分遅くなりましたが、4月16日(木)に群馬県桐生市の鳴神山に登ってきました。つい最近知ったばかりの山なのですが、アカヤシオが咲くという話にひかれて出かけました。県道66号の桐生田沼線から梅田湖を通り、梅田南小から343号線に乗り換えて、木品の登山口を目指しました。登山口となる樹徳高校の山荘に近づくと、この高校の生徒たちが重そうなかばんを持って歩いていて車が進めず、思いがけず時間がかかりました。鳥居をくぐって登山道に入り、ゴロゴロした岩場の急な道を足元に気をつけながらひたすら上を目指して登りました。 杉林の間の沢道が登山道になっていて展望がきかず、初めての山でどのくらいかかるのかも分からないのがちょっと不安でしたね。・・・というのも343号線の途中が工事中で、帰りに車が通れるのが、12時から1時までの間と、3時から3時半の間といわれていたからなのです。 3時から30分間にうまく通らないと次にあくのは5時過ぎというのですから・・・。 それでも途中で初お目見えのスミレを見つけました。 おそらく「ヒトツバエゾスミレ」の白花種で、鳴神山特有の「ナルカミスミレ」というのは、この花のことなのでしょう。かなり登って肩の広場のすぐ下には「カッコソウ」の移植地というのがあって、「カッコソウ群落の復活を願って」と書いてありました。初めて見る「カッコソウ」という名前に心惹かれましたが、まだ花の時期にはちょっと早かったみたいです。 サクラソウのような葉っぱで下の方にはつぼみもできていましたから、まもなく花が見られるのでしょうね。 標高が上がるにしたがって少しずつアカヤシオの色が枯れ木の間に見えてくるようになり、期待が大きくなるのでした。たどり着いた肩の広場からまずは双耳峰の左手の「仁田山岳」に登りつくと、何とアカヤシオがいい色でたくさん咲いているではないですか・・・。2時間も登った末にやっと見られたアカヤシオ、感激もひとしおでした。もうひとつの山頂「鳴神山(桐生岳)」からの見晴らしが良いというのでお昼はそこで食べました。平日のありがたさ、山頂は私たち5人のみ。展望こそ春霞でイマイチでしたが、色濃いアカヤシオを前にゆっくり時を過ごしました。でも、この土、日はさぞかし混んだことでしょうね。ここのアカヤシオは余り樹高は高くないのですが、色が濃くて見事でした。下は、山頂のアカヤシオです。 下りで上手に時間調整をして歩いたので、ちゃんと3時に工事場所を抜けることができましたよ。帰路は草木湖に抜ける峠道を通って、足尾まわりのコースを走りました。最後に待っていたのは日光高速の桜並木。ピンク、白の濃淡の色さまざまで、とってもきれいでした。
2009.04.20
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15日水曜日の朝のこと、「ローバの休日」の仲間からの電話・・・「ねえ、晴れてるよね! 忙しくなかったらお茶のみに来ない?」「老婆の休日」という落語がありますが、この仲間はまだ「老婆」というほどではなく、でも全員孫持ちだし、その昔「ローマの休日」という映画に夢中になった世代なので、先月の観梅以来こう名づけてお出かけすることにしています。「花旅」「E花旅」に続く3つ目の仲間です。天気予報では水曜日は朝から雨の予報だったので、お出かけ予定を中止にしていたのです。でも、せっかく晴れたんだから「お茶のみ」だけではもったいない、お出かけしましょうよ。ということで、先日行った大平町の清水寺方面にドライブすることにしました。この日の相手は電話をくれた一人だけ、彼女は今日もやはりスカート、そして、ちひろの絵画から飛び出したようなかわいい麦藁帽子風のいでたちでした。前日の雨のせいでしょう、清水寺の桜は色も薄くなり、緑の葉っぱが出ていて「ああ、残念!」と思ったのは私だけ、彼女は車を降りるなり・・・「うわー、きれい! 何これ、こんなきれいなところがあるなんて、すごいすごい!」と感嘆しきり。 そうか、はじめてみる人には素晴らしい景色ですよね! 彼女は運転免許を持っていないので、めったにお出かけしないのだそうです。 風のある日だったので、時折吹いてくる渦巻くような風に花びらが散って、口の中にまで花びらが飛び込んできて、子供に帰ったような楽しさでした。清水寺は「シャガ」の盛り。花壇には牡丹色のみごとな「ボタン」が何個も咲いていました。季節の移り変わりの速さは恐ろしいほどです。ちいさな「ハルリンドウ」もいくつか咲いていました。またしても立ち寄ったのが「かかしの里」。 ここも散りゆく桜がひらひらときれいでいした。盛りは八重の牡丹桜、珍しいうす黄緑色の「ウコンザクラ」もまだきれいでした。 もみじの芽吹きも色濃くなり、山の色もいっそう深みを増してきているようでした。 お昼は佐野の三毳山まで足をのばし「花センター」の近くの「円仁庵」。11時に宇都宮を出たのですが、ドライブだけだと大して時間もかからず、彼女の家に上がりこんで最後は予定通りのティータイム。朝作っておいたというお手製のシフォンケーキが程よい甘さでとってもおいしく、楽しい一日に素敵な思い出がもうひとつプラスされました。
2009.04.18
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今週はころころと天気の変わる週でした。この週、私たちは2箇所の山に登ったのですが、運がいいことにどちらも雨の降る前の日で、花もきれい、空気も気持ちがよく・・・とっても幸せでした。13日(月)は栃木の太平山から晃石山を経由し、桜峠へと尾根を歩いて清水寺に下りました。 山は新緑と山桜で素晴らしい色に染められ、この世のものとも思えないほどでした。(大げさかな・・・)そして、16日(木)は桐生の鳴神山に初めてお邪魔しました。ちょうど山頂のアカヤシオが満開に近く、素晴らしく華やかな色あいの山でした。まずは、栃木の山歩き編・・・。いつもとは逆コースを取ってみようと太平山の山頂から歩き始めました。山頂まで車で上がってしまうので、比較的楽なコースになりました。太平山といえば栃木の桜の名所。 でも、幸いに前の日に桜祭りが終わっていたので、遊覧道路の一方通行も解除になり、駐車場も無料・・・出発前から運のいい日でした。太平山の桜はもう葉桜でしたが、それはそれできれいでした。 晃石山の手前のパラグライダー出発地点では、この日もパラグライダーとハングライダーが飛んでいて、飛び出す瞬間が見たくて、ずいぶん長い時間待っていました。面白かった・・・。晃石山でお昼を食べ、いつも息を切らせて登る長い階段をこの日は軽々と下って桜峠に向かいました。桜峠は名前のとおり桜が多く、足元には花びらが散り敷いていて、とてもきれいな登山道でした。最後に待っていたのは、もう一台の車を止めておいた清水寺の枝垂桜、道路を歩いてきて目に入ったとたんに女性全員歓声を上げてしまいました。(男性が車を回してくれたので、女性はこの桜を下ってくるまで知らなかったのです。)桜の下には真っ白な梨の花、もう一方には黄色い菜の花が咲いていて春らしい華やかさでした。 太平山からここまで約3時間半、お昼やパラグライダー地点でゆっくりしたわりには早かったかな?この後、少し先の「かかしの里」に寄りました。 今歩いてきた山をちょっとはなれてところから見上げると改めてその美しさに感動です。 「万本桜」といわれるここの桜、自然のもの? それともご先祖様が植えたものなのでしょうか?「鳴神山」はまた次の機会に・・・。
2009.04.17
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今年も足利市最高峰の山「仙人が岳」に行ってきました。今年一番の暖かい、というのを通り越して暑いくらいの日でした。宇都宮から足利までのドライブの間、どっちを見ても満開の桜、桜で歓声が上がりっぱなし。今年の桜は、突然にどこもかしこも満開になってしまって、何をそんなに急いでいるでしょうか?「岩切登山口」から「熊の分岐」経由で山頂まで登り約2時間、下りは「犬返し」の鎖場経由で「猪子峠」に抜けるコースをとり、約3時間かかりました。この山は登山道に可愛い花がたくさん咲くのでなかなか足が進みません。「ヒトリシズカ」「エイザンスミレ」「トウゴクサバノオ」「ネコノメソウ」等等・・・。そして、登山道の左右はずっとニリンソウに覆われていて、女性好みの道といえるかもしれません。 なかには間違って「サンリンソウ」になっているのもありました。 そして今年もありました「落ち葉のプール」 そうそう、今年は「マムシグサ」ももう鎌首を持ち上げていましたよ。 「熊の分岐」を過ぎると、あのやさしいピンクが目に飛び込んできます。そう「アカヤシオ」です。 今年も花の季節がやってきたなあとしみじみ感じさせる可愛い花です。アカヤシオを楽しみながら663mの山頂にたどり着き、桐生の町が見えるところでお弁当にしました。ちょうどお昼時だというのに山頂は先着の3人のグループがいたのみ、平日に登れるありがたさをしみじみ感ずるほどの静かさでした。この日は比較的健脚の5人だったので、復路は猪子トンネルの上を通るロングコース。 岩切からの花いっぱいの沢コースと趣が違って、見晴らしの良い尾根歩きを堪能しました。数年前に山火事で焼けた場所はまだそのまま残っていて、一度焼いてしまうとなかなか回復するのには時間がかかるもののようです。焼け払われてさらに見通しの良くなった場所からは「松田ダム」が見下ろせて、歩くにしたがってダム湖が近づいてくるのが歩く張り合いにもなりました。 ここで出会った女性から、この先にはアカヤシオは咲いていないと聞いて、気落ちした気分で先へ行ったのですが、大丈夫!去年ほどの花付きではないにしても、ちゃんと咲いてくれましたよ。 この週末あたりがちょうど見頃になりそうですが、混むでしょうね、さぞかし・・・。それにしても毎年思うのですが、「熊の分岐」の標識「山頂まで20分」「猪子峠?まで90分」というのはどんな人が歩く時間なのでしょう? 単独行の男性が休まずに歩く時間なのかなあ? 私たちはいつもその倍もかかっていますよ。「犬返し(犬返り)」と呼ばれる7~8mの鎖場を5人全員が無事に降りるだけでもかなりの時間がかかりましたから。スルスルと猿なみのスピードで降りるのは夫のみ、私とNちゃんなどは年に一度だけだからと必死で頑張っても短い足が予定の岩場になかなか届かず、必死にしがみつくので、翌日には腕が筋肉痛になるほどなのですから・・・。きれいな花大好きな「花旅」仲間も連れてきたいのですが、そのときは往復同じ道が安心かなあ・・・などと考えながら帰路につきました。
2009.04.09
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急に暖かくなってきました。この週末はあちこちのサクラの名所はお花見客でにぎやかだったことでしょうね。毎日のように地元の山・古賀志に登っている夫に誘われて、今日は私も古賀志へ行ってきました。 いつも歩く北登山道ではなくて、夫についてあっちこっち回ってみたので意外な発見があってとっても楽しかったです。(最近の古賀志は登山道が余りきれいでないので、何となく敬遠していたのです。だって、せっかく咲き始めたイチゲやカタクリの上に伐採した杉や檜の枝が覆ってしまっているのですから)古賀志もさすがにいい季節、結構混んでいました。 それに城山西小の「孝子の桜」を見に行く車で手前の道路も渋滞気味でした。北登山道の途中から登山道をそれて中尾根に向かって登りました。ちょっと急ですが、思ったよりも登りやすく、途中岩登りの場所もあって結構面白かったですよ。中尾根の鎖場の下からさらに北への道を取って、「559」と呼ばれるピークに登りました。ここは中尾根を歩く時に横目で見ていただけで、登ったのは初めて、見晴らしの良い一休みにいい場所でした。残念ながらうす雲が出ていたので四方の山がぼんやりとしか見えませんでした。でも、この辺にはアカヤシオが結構たくさんあって、もう開花を始めていたのはうれしかったです。帰りは富士見峠の下からカタクリの咲く斜面を回ってきました。カタクリはちょうど満開で、今の時期はここを目当てに登ってくる人もいるようでした。さらに東稜見晴台の直下から続く道へ登ってみたらなんと、実にすっきりした印象のきれいな道で、こんないいところをどうして正規の登山道にしないのかと思いました。(東稜見晴台の直登が危険だからかな?)この道沿いにトウゴクミツバが咲いていました。一本だけだけれど、花つきは良かったですよ。この山で見たのはたぶん初めて、いつもと違うコースを歩いてみて得をしました。今日もまたテンガロンハットをかぶったこの山の主のN沢さんに会いました。確かもう80歳は過ぎているはずなのですが、実にお元気で、今日もどこかのグループを案内して「559」に向かって登っていました。毎日、駐車場に車を止めて、余り山に慣れていないような人を見つけると、それとなくいい場所へ案内してくれる、古賀志を隅々まで知り尽くした人です。彼ほどにはなれないにしても、できるだけ長く二人で元気に山登りを楽しんでいたいものです。
2009.04.05
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思わせぶりな今年の桜がいよいよ咲き始めましたね。2日、木曜日、県南の桜の開花の様子はどんな具合かと、ちょっとドライブしてきました。「金崎」の桜はまだほとんど色がついていません。週末はまだ無理かな?下の写真は、桜峠に行く時に通る「大平町運動公園」前の通り沿いの桜です。このところの暖かさで一気に開花したようです。 週末には大勢の人でにぎわうのでしょうね。 「桜峠」や「晃石山」の「新緑と山桜の饗宴」は、まだまだ・・・。 今から楽しみです。名所の「太平山」はパスして足利の織姫公園まで行ってみました。南のほうは早いかと思って期待していたのですが、意外に遅く、週末にやっと5分咲きくらいかな?という感じでした。 それにしても花の季節はどうしてこんなに待たれるのでしょう?季節が進むということは、それだけ年をとるということなのにね・・・。暖かくなれば、梅、カタクリ、そしてサクラ。 同時にアカヤシオが気になりだして、そのうちシロヤシオを追いかける季節になって・・・。毎年、毎年繰り返しているのですが、今年もやっぱり同じ気持ちで、うきうきドキドキ期待に胸弾む毎日です。
2009.04.02
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