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佐野市田沼町の三床山(みとこやま?)に初めて登ってきました。以前、「はなはなさん」のブログを見て以来、ずっと気にはなっていたのですが、登るチャンスがなく、数年越しの念願がようやくかないました。「どこかいいとこないかな?」という夫の言葉に、「では・・・」と薦めてみると、「360度の見晴らし」という言葉に即 乗ってくれました。かなり急な山のイメージなので、山経験の豊富な Izさんご夫妻とNちゃんを誘いました。同行者5人の誰も知らない初めての山、県内に住んでいて、結構な山にも登っているIzさんも聞いたことがないというマイナーな山なのです。仙人が岳に行く時にいつも通っている道の途中だし、田沼の庁舎にも近くて我が家からちょうど 1時間で登り口の鹿島神社にたどり着きました。 こんな近くにある山だったのね、という感じです。鹿島神社の左に登山道の標識がちゃんとついていて、というか、山全体に標識やら色とりどりのテープがたくさんついていて、初めて行ってもまったく迷いようもないようなちゃんとした山なのでした。(どうして今まで知らなかったか不思議なほどです。)登り始めはなだらかな里山で多少の倒木はありましたが、サカキの多い、登りやすい穏やかな雰囲気の道でした。ところが 20分位たった頃からかな?登山道は急に角度を上げて、言葉通りの「胸突き八丁」の登りになりました。 すぐに息があがってしまい、いつも元気なNちゃんでさえ途中でへたり込んでしまうほど・・・。「いやあ、心臓止まるかと思った・・・!」心臓が止まってしまっては困るので、途中の岩場で一休み。3本のバナナを5人で分け合って、元気が出たところで最後の登りに挑みました。どうしてロープが付いていないのか、と思うくらいの急さですが、両側に適当に木が生えていて危険を感じることはありません。程なくたどり着いた「三床山」山頂は思ったよりも広々としていて、気持ちの良いところでした。 山頂まで休みを入れてちょうど 1時間。 334.9m という標高のわりに見晴らしの良い山です。山頂にある小さな祠がてんでばらばらに置かれているのですが、それぞれの祠を建てた村の方向を向いているのだそうです。 納得!一休みの後、次の山、二床山に向かって一度下ります。この下りがまた急でびっくり! 下りの得意なNちゃんは今度は元気にスイスイ下っていきますが、私は下りが大嫌い・・・。今度は付いていて良かった、と思ったロープにリュックが絡んでしまって、最後尾で一人もたもたしてしまいました。(でも、誰も見ていなくて良かった!)道がなだらかになり再び登り返して今下っていた三床山の方を見ると、その急さに改めて驚かされてしまいました。 40度以上あるんじゃあないですか?二床山(320m)でお弁当にしましたが、時折吹く西風が冷たくて、温かいラーメンやワンタン、それに食後のコーヒーがおいしかったこと。三床山の登り下りを終えてからは適度に登ったり下ったりの繰り返し、時には平らな尾根歩きもあって、さあ、最後は一床山だけと思ったら・・・ムムム、何と再び目の前に立ちはだかっているのはさっきの三床山以上かと思う急な岩場・・・。でも、距離がないから大したことはないか・・・と登りはじめてみると 「何、これ~!」というような急な斜面。 仕方がないからもう笑いながら登ってしまいました。まあ、固い岩場なので足場がしっかりしていて安心ではありましたが・・・。そして、この一床山の見晴らしは最高! 頑張ったご褒美なのですね。富士山、浅間山、赤城山、そして、新宿副都心まで。 もちろん近くにはお馴染みの大小山や年末にはじめて登った葛生のアド山がはっきり分かって・・・いやあ、とっても気分のいいところです。最後はもう急なところもなく、足利の天狗山のような雰囲気の登山道を下って再び鹿島神社に戻りました。途中の休憩とお昼の時間を入れて、3時間20分。 冬の日の短い時に遊ぶのにはもってこいの山です。 急登あり、岩場あり、山頂の見晴らしは360度・・・そして、春になれば、セツブンソウの自生地もあるといいます。カタクリ、アカヤシオも咲くというのですから、「一床、二床、三床山」・・・もっと、宣伝してもいいように思いました。
2010.01.23
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今年初の花旅仲間4人でのお出かけは古峰ヶ原神社。車の安全祈願のお守りをもらいに行きたいというNちゃんのご要望で行き先を決めました。ついでに大広間で直会膳をいただいてこようと、出発は午前11時。久しぶりのお出かけとなったSさんは、何と6月の雨の中の中禅寺湖畔以来。 4人は会ったとたんに笑顔がはじけ、とどまるところのない女のおしゃべりで、小さな車の中はず~っと笑い声が絶えることがなく、いつどこを走ったのかわからないうちに古峰ヶ原に着いてしまいました。古峰ヶ原は思ったほど寒くはなく、凛とした冬木立が青空に映えてとてもきれいでした。 この日は仏滅だった為に人の出が少なく、直会膳をいただいた大広間も空き空きでゆったりとできました。お神酒で乾杯をし、けんちん汁を何杯もお代わりして今回もお鍋を空っぽにしました。ことしもまた楽しい花旅ができるよう神社でお参りもしてきました。さあ、これだけで帰っても十分楽しめたのですが、せっかく仲間が集まったのだから・・・と粟野へ抜けて星野まで行ってきました。 お目当てはローバイの花。星野のセツブンソウ群落地の駐車場に車を止め、一歩外に足を踏み出したら、何とも甘いいい香りが風に乗って流れているではありませんか・・・!その辺一体の空気がローバイの臭いに染まっているようでした。ローバイはちょうど満開の時期。 思いがけず足を伸ばしたおかげで春の訪れを存分に味わって、花旅おばさんたちは大満足の一日でした。 今年も楽しい花旅が何回もできるといいなあ・・・。
2010.01.19
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佐野と足利の境の山、大坊山に登ってきました。メンバーはいつもの夫とNちゃん。コースもいつもどおり、大山祇(おおやまずみ)神社を起点に自衛隊道路を通って、山川長林寺からの道と合流した地点から登る楽々の一周コース。日の短い時期にちょっと登るのにとてもいい山です。標高 285mしかないのに、晴れていれば 360度の好展望。 この日も 浅間山、赤城山、妙義山、日光連山などぐるりと回りの山々が見渡せて、富士山もちゃあんと遠くに眺めることができました。 何度も登ってよく知っている山なのですが、夫はまじめに健脚コースを行き、 わたしとNちゃんは「こっちから行くね~」と一般コース(別名・シルバーコース)を通って、楽々の山歩き。 何のために歩いてるのかな~?隣の大小山は人気が高く、いつも大勢の人が歩いているのに、こちら大坊山は歩く人が少なく静かで良いのです。・・・と、こんなことを話しながら歩いていると、大小山から周って来たグループなのか、大勢の人が行く手の岩場に現れ、枯れ木の山に色とりどりの花が咲いたようでした。 佐野の大小山とつないでぐるりと一周すると、結構歩き甲斐のある面白い山なのですが、寒い時期は短いコースが安心です。この日も晴れていて青空がきれいだったのですが、時折強い風も吹いたりして、県南だから、と期待した割には寒い一日でした。 岩の上でポーズを取ろうとしても風に邪魔をされるほど・・・さすがのNちゃんも、ふら~り・・・。さすがに咲く花はひとつもなかったけれど、それはそれとして、楽しく歩いてきましたよ。
2010.01.17
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雪国に暮らす人には申し訳ないほどの晴天続きですが、気温は低く、毎日寒いです。今朝は外の井戸が凍ってしまい、まだ水が出ません。そんな中でも夫の毎日のお仕事、朝、昼、夜の散歩は欠かさず続いています。散歩の習慣がついたのは2年半前の大腸癌手術後のこと、仕事を辞め時間もできたので、高かった血糖値を下げるために歩くことにしたのです。 食事制限はいやだ。うまいものを腹いっぱい食べたいといい、歩けば良いのなら歩いてやる・・・とばかりに歩き続けているのです。お陰で 時には 300にもなっていた血糖値が今では 100 を越えることもめったになくなり、ますます歩きに拍車がかかっているのです。そんな夫は一週間前から「健康ウォーキング」のサイトにエントリーして仮想の日光街道を歩き始めました。 日本橋から出発して今は栃木県内に入り、石橋から雀宮に向かって歩いているところです。 何と週間ランキング 100位以内の下のほうに入ってしまいましたよ。そんな夫との数日前の会話から・・・年金でもやっていける自信もつき、二人とも健康で今が一番楽しいなあ、このまま楽しく生きて生きていけたらなあ、という話の後の夫の言葉・・・「おまえ、癌にならないように気をつけろよ。おまえはがん体質だから。(母親が胆のうがんで逝った事をいっているのです) 俺の家には誰も癌になったやつはいないから・・・。」「・・・?・・・!」 一瞬唖然とする私・・・。「でも~~、自分は・・・?」 「ウ・・・」 絶句する夫。「ああ、自分のこと忘れてた~。」 ですって。昔から都合の悪いことは実に上手に忘れ去る夫なのですが、こんなに見事に忘れるものなのでしょうか?でも、いやなことはみんな忘れて今の幸せだけを見ていられる能天気さが健康で生きる何よりの秘訣なのかも、と思い知らされたことでした。それにしても、今月末には術後2年半の検査を控えているというのになあ・・・!
2010.01.14
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大平町の晃石山から太平山にかけて歩いてきました。出発点の清水寺には早くも日本水仙が咲き始めていい香りを放っていました。奥日光は地吹雪が舞っているというのに県南はもう花の季節・・・うっかりしていると盛りの時期を見落としてしまいそうです。 そして、登山口に向かう道沿いには「ローバイ」がすでに真っ盛り。 つい少し前に年が明けたと思ったら もう春が近づいているのですね。 晃石山の近くからは浅間山が真っ白に輝き、何と遠くにはうっすらと富士山まで見えていました。 何だか富士山が見えるとうれしくなってしまうのは私だけではありませんよね。 やっぱり日本一の山、納得です。(残念ながら写真はきれいには撮れませんでしたが・・・)晃石山、ぐみの木峠、太平山を経由して大中寺に下るとそこには立派なヤブツバキがきれいな赤い花をいっぱいに咲かせていました。 年をとるにしたがって、日にちの過ぎるのがもったいないほど早くて、もっとゆっくり、もっとゆっくり、とお願いしたくなります。それでいて、早く花が咲かないかなあ・・・と思っているのですから人間はわがままなものですね。
2010.01.09
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今年も新年第一回目のお出かけは奥日光でした。クリスマスの後に現れた孫たちは、動物園に行ったり、スケートをしたり、映画を見たりと大はしゃぎ・・・環境が変わったせいで体調を崩し、深夜に救急病院に飛び込んだりする思いがけないおまけもついて、まさに豆台風のごとく年末には去っていきました。例年通り、静かに二人で迎えたお正月・・・元日は家でゆっくりして実業団駅伝に一喜一憂し、二日になってから Nちゃんを誘って中禅寺湖畔の二荒山神社に初詣でに出かけました。今年の奥日光には雪雲がかかり、時折風花が飛んできて鉛色の中禅寺湖には白い波がたっていました。家族の健康を祈って戻ってくると、雲が晴れてご神体の男体山が姿を現しているではありませんか・・・。 今年はいいことがあるといいなあ・・・。 金精峠が冬季閉鎖になっているので、行き止まりの湯元まで行くことにしました。竜頭の滝、戦場ヶ原と車を進めていくと、次第に雪は多くなり、時折吹く強風に地吹雪が舞って・・・同じ日光でもずいぶん違うものです。 湯の湖畔は風が冷たく、体感温度は氷点下 7~8℃くらい? 頬がびりびりと冷え、帯広時代を思い出すほどでした。 こんな風の冷たい日でも湯元のスキー場は駐車場が満車になるほど。 若い人は元気でいいですね。 今年も奥日光には何度も足を運ぶことになるでしょう。去年登れなかった男体山にもまた登ってみようかなあ・・・。ブログの方は無理をせず、書ける時、書きたい時に書く、という程度に続けていくつもりです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2010.01.03
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