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・・・というわけで、行って来ました奥日光・戦場ヶ原から千手が浜。目的はズミとワタスゲとクリンソウ。 さらに欲張って久しぶりにいっぱい水を湛えた西の湖へもまわってきました。花旅仲間の予定に合わせて、18日(金)と21日(月)の2回、周った順番は違いますが立ち寄った場所は同じです。この時期、クリンソウを見に来る観光客が多いので、ハイブリットバスに乗れるのは始発の赤沼と千手が浜、だから赤沼駐車場の具合によってはじめにバスに乗るか、まず歩くかを決めるため、周る順番が違ってくるわけです。18日にはまだきれいだった戦場ヶ原のズミの花、3日後の21日にはほとんどの木が緑の葉っぱに覆われていました。この時期に来て花の進みが早いです。下の写真は18日のもの・・・。 国道に近い部分の戦場ヶ原のワタスゲはどちらの日もとってもきれい、今年は綿毛が大きいし、数もたくさんあるようです。 数年前の駒止湿原を思い出します。 いつも人が少なく神秘的な西の湖、21日はお天気が良かったからか、結構な数の観光客が来ていて、珍しく賑やかな西の湖でした。写真は18日のもの、傘を持って歩いたくらいの日だったので、静けさ独り占めでした。 西の湖は湖の美しさはもちろんですが、途中のハイキングコースの木立の美しさは格別、バス停からの道も千手が浜に向かう道も私たちは大好きです。下は落葉松林の中の道ですが、場所によってシラカバ林あり、ミズナラ林あり、ハルニレやブナの大木もあってすっきりと気持ちがよく、こんな道を歩いていられる幸せをしみじみと感ずる場所です。 18日は戦場ヶ原から周ったので、千手に向かったのが午後になったせいか、何度も鹿さんと出会いました。人間に気づくと、じっとこちらを見つめたまま長いこと動かずにいるのは、何を考えているのでしょう? 千手が浜のクリンソウは、青少年の家のものも仙人さんの家のものもちょうど見頃、モーターボートで浜に乗り付けてくる観光客もいましたよ。 この2日間に歩いた道筋には白い小さな花が色々咲いていてかわいかったです。たとえば「ツマトリソウ」・・・6枚、7枚、8枚と数に変化のある花弁がパッチリ開いてきれいでした。 他にも「シロバナノヘビイチゴ」「オオヤマフスマ」「マイヅルソウ」などがいっぱい。そして、数は少ないけれど「ギンリョウソウ」「アマドコロ」「ズダヤクシュ」「ミミナグサ」など・・・。「ミミナグサ」の細かい分類は分かりませんが、きれいに切れ込んだ花弁(?)と緑色がちの白さがきれいです。 これから小田代が原にはアヤメやノハナショウブが咲いて賑わいの季節を迎えますが、その前のひっそりした時期にも目立たない花がたくさん咲いていて奥日光はいつ歩いても楽しいところです。
2010.06.27
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書き込みをサボっている間に20日近くも日にちが過ぎてしまいました。別に体調が悪かったわけでも、お出かけしなかったわけでもないのですが、単にサボっていたのです。(もうひとつ、ページを開くのに余りに時間がかかるので面倒くさくなった、というのも理由の一つかな・・・?)そこで今日は6月に入ってからの花旅の記録を簡単にたどっておこうと思います。6月4日(金): 高校時代の同級生と矢板のミツモチ山のやしおコース、青空コースを歩いてきました。シロヤシオがちょうど見頃、矢板の深い森の中に咲くシロヤシオの美しさに酔いました。 ところが、この日は午後からの雷注意報が当たってしまって、せっかくのシロヤシオを横目で見ながら走るような勢いで戻ってしまったのは残念至極でした。6月9日(水):E花旅の仲間とのお出かけは那須の日の出平。ミネザクラを見るのが目的で出かけたのですが、花の進みが意外に早く、ミネザクラは早くも終盤に差し掛かっているようでした。 その代わり、咲き始めたイワカガミや盛りを迎えたツバメオモトの新鮮な花を堪能することができました。この時、日の出平で出会っ方たから白笹山がきれいだという情報をいただき、早速夫の友人夫妻と出かけました。6月11日(金):那須の沼原湿原~白笹山~日の出平の往復。この日の白笹山は4人ともはじめてでしたが、うわさにも聞いていた通り、シロヤシオがたくさんある山でした。他の山に比べて登山者も少なく、静かなのはいいのですが、結構霧も出ていたので、こんな深山を一人で歩いたら怖いだろうと思うほど・・・。 うっかり熊さんとも鉢合わせしてしまいそうで、珍しく「熊鈴」を鳴らしながら歩きましたよ。晴れ間が覗いたのはほんの短い間だけでしたが、もしかしたら流石山あたりがきれいに見えるかもしれないと思うとすぐに曇り空になってしまったのは残念でした。 シロヤシオの巨木がたくさんあって見事でしたし、日の出平に近づくにつれてアズマシャクナゲが次々に現れ、白とピンクの花の間を歩いていると急な登りもまったく気になりませんでした。足元にはタケシマランやコミヤマカタバミがたくさん咲いていて、こんな楽しい山には花旅仲間と来てみたいなと思いました。沼原湿原にもどり、せっかくだからと湿原をひと回りしてきました。湿原に咲く花はまだ先ですが、水の中にサンショウウオが動いていたり、真っ白い卵の塊が浮いていたりとそれなりに面白いものでした。そして、そろそろ見頃を迎えるのが湿原の周りに一杯あるズミの花。 う~ん、こうなるといよいよ戦場ヶ原が呼んでいるようです。
2010.06.20
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6月2日(水):那須の日の出平にミネザクラを見に行ってきました。数日前にE花旅の仲間から情報をいただいて気になっていた那須の日の出平・・・この日は久しぶりに夫と二人きりで静かに(のつもりで)ミネザクラの花見に行ってきました。ところが、平日なのにかなりの人出にびっくり! ここのミネザクラはかなり有名なのを実感しました。開花の遅い今年のミネザクラは、まだ咲き始めたばかりの初々しい姿でとってもきれい、日の出平への登山道が淡いピンクに染まっていました。 こんなにあったのかと思うようなミネザクラの数の多さにびっくりです。どんな花でも咲いてみるとその数の多さに驚かされるものですね。下の写真は日の出平から戻って牛ヶ首方面を見下ろしたところです。満開を迎えたらもう少し鮮やかなピンクになるのかも・・・。 日の出平から沼原に向かう方の道に咲くツバメオモトは残念ながらまだつぼみでした。 そうそう、途中にはエンレイソウが咲いていましたっけ・・・。 もちろん、白花も咲いていましたよ。イワカガミやコケモモ、サラサドウダンなどは、つぼみもまだほとんど分からないくらい、那須岳の登山道がかわいい花で一杯になるのはもう少し先になりそうです。6月に入ったというのに、峰の茶屋の少し下にはまだこんなに雪が残っているのですから・・・。那須岳でも今年の春の訪れは本当に遅いです。 でも、峠の茶屋近くまで下りてくるとムラサキヤシオガこんなにいい色のつぼみをつけていました。 那須の山がそろそろ私たちを呼んでいるようでした。
2010.06.04
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