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昨日(29日)は宇都宮でも冷たい風が吹き荒れ、今朝の男体山は再びうっすらと雪化粧をしていました。これではせっかく咲いた山のアカヤシオが傷んでしまったのでは、と心配でした。昨日の午後、中央公園に散歩に行った夫が、風で落ちた「トチノキの花」を持ち帰ってくれました。 いつも梢の高いところに咲いているので、なかなか間近では見ることのできない花です。こんな花だったんですね・・・。 トチノキの花にはこんな赤い色が入っていたとは・・・。下から見ていた時は「白い花」としか思っていませんでした。 今朝になって図鑑で調べたら「雄花」と「両性花」の両方が同じ房の中に咲くとありましたが、残念、よくわからないうちにしおれてしまいました。 夜になって今日アカヤシオを見に行った仲間から次々に情報が飛び込みました。奥日光も、月山も、前日光も、今日のアカヤシオはとってもきれいだったようです。寒さに負けずに咲き続けてくれたようでホッと一安心しました。
2016.04.30
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奥日光で素晴らしいアカヤシオの開花を確認した私たちは、そのまま日光市栗山(旧栗山村)の月山に足を向けました。途中の霧降の滝付近ではトウゴクミツバが見ごろを迎え、群生するヤマツツジの赤いつぼみが早くも目に付くようになってきていました。 (車窓から) この分では連休中に見ごろを迎えそうです。 月山への入り口となる日蔭牧場から栗山ダムに向かって登っていくと、道路脇が崩れていたり、土砂が堆積していたりと去年の豪雨の爪痕 がまだ残っている状態でした。 でも、走るのに支障があるほどではなく、ダムの下の駐車場もきれいに整備されていました。 月山の見えるところまで歩いて行ってみると、アカヤシオの開花は想像以上に早く、すでに頂上まで色づき始めているのが分かります。 元気な夫とS子ちゃんがバーベキュー広場まで行って写真を撮ってきてくれました。 近くで見るとかなり開花が進んでいるようですね。 バーベキュー広場では地元の方たちが、5月3日の恒例のビーフピア祭りの準備をしていたそうですが、そこの方によると今年のアカヤシオはその日までは持たないだろう、とのことでした。 手前で待っていた私たちの近くに咲いていた「フデリンドウ」、たくさんありましたよ。 毎年目にする「クロモジ」の花付きも今年は尋常ではありません。 ほかの花と見間違えたかと思いましたが、近くで見れば間違いなく「クロモジ」の花。 今年は数年に一度の花の当たり年になりそうです。山に登れる方にとって楽しみな 季節がやってきましたね。
2016.04.29
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通常は金曜日が花旅のお出かけ予定日なのですが、今週は祝日なので曜日変更して26日(火)に日光方面をドライブしてきました。土、日、祝日は平日働いている若い人のもの。 年寄りはお邪魔しないというのが花旅の約束です。4日前の金曜日に日光のアカヤシオが素晴らしくなりそうな気配だったので、この日はその後の様子を見るだけでも、と出かけてみたのです。結果は、 「行ってみて良かった! 」の一言。今年のアカヤシオ前線がいろは坂を駆け上る速さは尋常ではないような気がしました。前回ほとんど見えなかった明明智平の駐車場の南に見える山の斜面が、もうこんなに色づいていました。 こうなればもちろん、この日のトンネル出口は車がいっぱい、道路にまであふれているほどでした。前回は一台も停まっていなかったのに・・・。 後ろを振り向いてよく見ると 上の方がピンク色に染まって、歩いている人の姿も見えました。そろそろ素晴らしい写真が撮れるころですね。私たちはこの場は素通りして、前回色の見えなかった秘密の場所に向かいました。道路の左側の空き地に車を停め、道路の反対側に笹をかき分けて入っていくと すぐに登山道が目に入ります。少し登っただけで、春の訪れを告げるアカヤシオの林の中に迷い込んだようになりました。 目の前の男体山が近すぎるほど・・・。 木の間から中禅寺湖や社山も見えるのですが、写真では無理かな? 15分もあれば頂上に着いてしまうような小さな山なのですが 、どこまで行ってもアカヤシオの連続で、咲き始めたばかりのつぼみ交じりの初々しいアカヤシオはため息が出るほどきれいでした。 ここで大きな猿に会ったことがありますが、ほとんど人が行かないので動物ものんびりしているようでした。この日は一人の男性と出会っただけ。 ここは地元の人のお花見の場所なのだそうです。たくさんの人が入って荒らされないように私も場所の紹介はやめておきます。 この分では明智平の登山道でも連休前には満開のアカヤシオが見られるかもしれませんね。ブログトップの画像は2005年の明智平で写したものですが、私が今まで見た中で一番美しかったと記憶しているものです 。 今年は再び画面からあふれるようなアカヤシオを見られるかもしれません。
2016.04.28
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ここからはE花旅の記録です。日光道の鳴虫山トンネルを抜けると、あら〜、左側に見える山にアカヤシオがいっぱい---! (前日に写したもの)この分だとちょうどこの頃「鳴虫山」のアカヤシオが満開だったかもしれません。気をよくしていろは坂を登り、「黒髪平」で一時停車。車を降りて山を見上げると、あちらこちらの山がうっすらとピンク色に染まっています。この高さ(1100~1200m)でも「アカヤシオ」の開花が始まっているのです。 今年の花は何と早いのでしょう! もう少し季節を遡ってみようかと、さらに 光徳牧場まで車を進めましたが、今年は残雪がほとんど見られないので、もう一度いろは坂を下ってゆっくりアカヤシオを探すことにしました。途中、「中禅寺ダム 」に立ち寄ってダムカードをゲット! 有名な華厳の滝は中禅寺湖の水が流れ落ちているのですが、その水量を調節しているのは「中禅寺ダム」なのです。この日の水量は昼間は1トン/sec、夜間は0.5トン/secだそうです。ダムカードをもらうのは全くの予定外、突然の思いつきでしたが、ミステリーツアーみたいで楽しいです。いろは坂を下る直前の右手の山「みはらし山」の方は注意してみたのですが、まだほとんどピンク色が見えませんでした。 明智平方面はもう少し先かなあ・・・。下りいろは坂の般若の滝が見える駐車スペースに車を入れてみました。 写真では分からないかもしれませんが、かなり数多くのアカヤシオが咲いています。 明智平方面にも・・・ こんなにどこにでもたくさんのアカヤシオが咲いているのを見たことがあるでしょうか?今年の日光のアカヤシオは大当たりのようです。 さて、いろは坂を下って目的地の小来川(おころがわ)へ向かいます。清滝インター近くの「やしおの湯」から入って滝ケ原峠を越えるコースをとりました。やしおの湯近辺はサクラが満開でとってもきれいでした。峠越えのこのコースはずいぶん久しぶりですが、以前よりも道が広くなったのか走りやすくなったような気がしました。 でも、対向車がほとんどないのですんなり走れましたが、すれ違いが難しいような道幅の狭いところがやはり今でもかなり多いです。峠を越えて少しずつ下っていくと次第に緑が出てきて穏やかな景色に変わってくるとそこが小来川の町です。お昼は予約を入れておいた「瀧茶屋」で。お店をやっているのは元気で明るいおかみさんが一人。手打ちそばがメインですが、季節の山のものをふんだんに使った手作りのごちそうを用意していてくれます。 今の時期はもちろん山菜がメイン。 タケノコ、タラの芽、コゴミ、ウド、ハナワサビ、サンショウなど実に盛りだくさん。 主食が炊き込みご飯とおそばの両方出てくるのですが、美味しいのでついつい食べ過ぎてしまうほどです。暖かい日には外の席で川の流れる音を聞きながら食事することもできます。ただし、一日10食限定、予約のみ。夢中になっていただきながらおしゃべりを楽しんでいたら、写真を一枚も撮っていないこと気づきました。 またしても失敗!この後、食後のコーヒーが飲みたくなって、去年の夏に開店したばかりの古民家カフェ「炉心庵(ろこあん)」を訪ねました。ネットで見て知ってただけで初めての場所だし、通りに看板も出ていないので 狭い道を行ったり来たり、やっとの思いで駐車場に車を入れました。 立派な長屋門をくぐってお庭に入るとつぼみをいっぱいつけた「シロヤシオ」が目に入りました。 昔は庄屋さんだったのでしょうか、立派な沓脱石なある玄関を入ると中は明るく広々としたカフェレストラン。 カウンター席と板の間と、ふすまを開けた先には和室に掘りごたつを切ったような席があるので、私たちは和室の席に落ち着き、障子を開けてお庭を見ながらおいしいコーヒーをいただきました。 こんな田舎(失礼)なのに、コーヒーも3種類から選ぶことができて、通でない私ともう一人はブラジル産を 、あとの二人は東ティモール産をいただきました。東ティモール? いったいどこ? 平日だったせいか相客もなく、ゆっくり腰を落ち着けてしまうとなかなか立ち上がりたくないような気持のよいところでした。ひとつ前の写真のガラス戸の手前はパン屋さん。 奥様手作りのおいしそうなパンが並んでいましたが、午後だったせいか数が少ないので買って帰るのは次回、ということにしました。このカフェは開店するのは 金、土、日のみ。瀧茶屋といい、炉心庵といい、小来川のお店は趣味でやっているのかしら・・・? この日最後に立ち寄ったのは「圓光寺」というお寺。お庭がきれいなので、以前から大好きだったお寺なのです。 今の時期「ヒナソウ(トキワナズナ)」が一面に咲いて、まるでうっすらと雪を被ったようできれいでした。 私たちが見学させてもらっている間、住職さんが作業着を着てずっとお庭の手入れをされていました。 中でお会いした住職さんのお母さまらしい方はとても優しい話し方をされる上品な方で、こういう人たちが愛情をこめて日々手入れされているので、いつ行っても魅力あるお庭なのだと思いました。のんびりと春を楽しんだE花旅の一日でした。
2016.04.26
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4月22日の金曜日は「花旅」と「E花旅」の予定が重なってしまったので、花旅組は夫の運転で日光市足尾の「備前楯山」へ。E花旅組は私の運転で日光市小来川へとそれぞれ出かけてきました。出発時刻は少々前後しましたが、どちらの組も先ずは日光道から。いろいろな種類の桜が植えてある日光道はまだきれいだろうと予想されましたが、この日は夫婦二人とも 運転手なので、前日に夫の運転で下見がてら出かけて行って助手席から写真を撮ってきました。 雲の多い日でしたが、葉桜がとてもきれいでした。 進むにしたがって桜の花真っ盛りの季節に戻ってしまいます。 走るだけでこんなに楽しい高速道はめったにないと思いますが、これもわきに防音壁が無いおかげです。日光道でたった一か所のPA「日光口」のあたりには「トウゴクミツバ」が咲いてはいましたが、少し春が遅い感じでした。 この後、花旅組は足尾方面へ、E花旅組はいろは坂方面へと分かれたので、まずは早めのアカヤシオの様子を見に「備前楯山」へ行った花旅組のご報告から。 最初に立ち寄った「三川合流」の場所にもまだ桜が咲いていたようです。 足尾にも少しは緑が戻ってきているかな?「備前楯山」の登山口の桜もちょうど盛りでした。 金曜日はよく晴れていて、山もよく見えて気持ちよく遊べる日でした。登り始めてすぐにこんな花が咲いていたけど、名前が分からなかったって・・・? 「センボンヤリ」別名「ムラサキタンポポ」ではないですか~。登り始めは枯れ木の中・・・。 でも、少し登るといよいよ「アカヤシオ」との出会い。 山にも春が来たことを感じてうれしくなる瞬間です。 頂上直下のアカヤシオが見える場所ですが、まだ満開には少し早いようですね。下は例年一番きれいなアカヤシオですが、まだ五分咲き位だったでしょうか? 頂上のアカヤシオのトンネルの開花はまだ少し先のようです。 大型連休最初の29日頃がきれいな盛りかもしれませんね。この後花旅組はいろは坂を登ったのですが、そちらには私も行っているのでご報告はまた後程 。中禅寺湖展望台の写真で今日は終わりにします。 半月山展望台からもアカヤシオがたくさん見えたそうですよ。どうやら今年は花の当たり年になりそうな気配を感じます。
2016.04.25
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昨日のことです。ベランダから下の庭を見下ろしていたら奥の方で見慣れない鳥が歩いているのが見えました。急いでカメラを取りに行って、再びベランダに出てみたらうれしいことに近くの明るい場所に出てきていたのです。 つい最近「足利フラワーパーク」で覚えたばかりの「ツグミ」でした。 名前を覚えると相手がずっと身近になるのか今までは見逃していたものが向こうから目に飛び込んでくるようになるものです。花の名前でも全く同じ。 名前を覚えるって大事なことですね。でも、最近は覚えるよりも忘れる方が多くなってしまって、困ったことです。 ところで「ツグミ」は冬鳥のはず。 こんなに暖かくなっても北の国に帰らなくていいのでしょうか? 集合場所を忘れてしまったのでなければいいのですが・・・。
2016.04.21
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花旅に出かけた15日は熊本県が最初の地震被害にあった翌日でした。大きな地震ではありましたが、そのまま次第に収束していくものとばかり思っていました。 行きの車中では、「地震規模が大きかった割には被害が少なくて良かった!」などと過去のことのような会話をしていました。 この記事を書いている今、最初の地震から5日も経っているのに一向に終わりが見えてこないし、たった今もテレビの緊急警報が鳴りました。のんきに花旅の記事など書いているのが後ろめたいような気がするので、今日はいったん止めておきます。(19日:夜)今は20日夜です。今日一日は震度4以上の地震はなかったようですが、これで収まってくれるのかどうか・・・。 とりあえず、15日の赤城自然園の様子です。とにかく今年は花が早いです。まず、「アカヤシオ」がほぼ満開で、とってもきれいでした。 「備前楯山」や「明智平」の枯れた山肌をピンクに染める「アカヤシオ」も、もうすぐ見られそうです。 そして、一番驚いたのは「シラネアオイ」。 ちょっと分かりずらいですね。 緑色に見えるのがシラネアオイの株。 まだ背丈は小さいけれどよく見るとそれぞれにもう花が咲いていたのです 「サンカヨウ」もこの通り・・・。 「サンカヨウ」のつぼみは葉っぱが開く前から出てくるのですね。初めて知りました。おくるみにくるまれた赤ちゃんのようなかわいらしい姿でした。 ここ、赤城自然園以外では見たことがないのが「ハシリドコロ」。 毒をもったナス科の植物です。「カタクリ」はまだしぶとくきれいに咲いていましたが、なぜか「セリバオウレン」の花の跡がほとんど見られません。 係りの方に尋ねてみると、今年はシカに食べられてしまったとのこと。あんな小さな花がおいしいんでしょうかね?春の早い時期の花で見られてうれしいのは「ヒトリシズカ」。 見るたびにいい名前をもらったものだと感心するのですが、名前と違ってたいていは仲間と一緒に群生していて賑やかそうです。咲いていてもあまり見てもらえないのが「ウスバサイシン」と「フタバアオイ」。 大きな葉っぱをめくってみないと花の姿にはお目にかかれないのです。「さあ、スカートめくりだよ~」 と言いながら私たちは毎年見ています。 ガーデンまで戻ってくると「マグノリア(モクレン)」が盛りですが、メインの花「シャクナゲ」は咲き始めたばかり。 これから日を追うごとに 色合いを増してにぎやかになってくることでしょう。 我が家からもう少し近ければ毎日でも散歩に利用したいような素敵な公園です。
2016.04.18
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先週の金曜日に群馬県の上野村を再訪しました。 あちこちでサクラが満開で寂しかった冬景色の中の上野村が明るく生き生きしているように感じました。この日は前回訪れなかった国指定文化財「黒澤家住宅」をゆっくり見てきました。入り口を入ったとたんに夫の実家の山形の家のにおいがして 、ちょっと懐かしい気分で見学させてもらいました。その際楽しかったのは受付をしていた地元のおばさんとのおしゃべり。山深い村ならではの苦労話や世代間の考え方の違いなど独特の弁で語ってくれました。その時、私たちはおばさんの後ろの花瓶に飾ってあるものが 気になっていました。ドライフラワーのような、紙細工のような ・・・。代表でSさんが尋ねたところ 「オオバンソウ」だという答え。その上 「欲しけりゃやるよ・・・。」と裏から持ってきてくれたのがこれ。 写真は家に帰ってから玄関に飾ったものです。 花が終わり、種がこぼれた後に残った莢がこんな不思議な光沢をもったものになるようです。しきりに感心する私たちにおばさんは「苗もやるから・・・」と自宅まで案内してくれました。自宅は黒澤家住宅のすぐ裏。 でも、受付の席を空っぽにして鍵もかけずにスタスタと 歩き出してしまうのは都会暮らしの私たちには驚きでした。 この感覚、数十年前にタイムスリップしたみたいです。おばさんの家の枝垂桜がとってもきれい・・・。 いただいた苗はこちら。 車に乗ってからS子ちゃんが検索してくれたところによると「ルナリア」という名前で園芸店に出ているようです。夏場に弱いせいであまり普及していない、ということは上野村では元気に育っても宇都宮の猛暑の夏を越せるかどうか・・・心配ではありますが、楽しみに大事に育ててみようと思います。毎日水をやるたびに上野ダムの上に咲き始めていた「アカヤシオ」や長野県との境の「十石峠」の景色 を思い出しています。
2016.04.16
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もう一週間も前のことになってしまいましたが、簡単に書いておくことにします。4月6日、ご近所さんを誘って足利フラワーパークへ行ってきました。「大藤」で有名な足利フラワーパークですが、ほかの時期もそれぞれの季節の花が咲いて、一年中いつ行っても楽しめる場所です。 今の盛りは何といってもチューリップ。 それに パンジー、ユキヤナギ、ネモフィラ・・・さらに咲き始めたばかりのツツジ類などが、まだきれいなサクラと共に春爛漫の季節感を演出していました。 別の場所で咲いていた「ユキヤナギ」の下にいたのは「ツグミ」でしょうか? 「トウゴクミツバ」かと思って近づいてみたら「ゲンカイツツジ」との標識が・・・。 普通の「カイドウ」が下向きに花を咲かせるのに対して、上向きに咲くのは「ミカイドウ」。 ここのシンボルツリーの「大藤」をはじめ、藤の仲間の開花は4月末から5月にかけてと思われますが、たとえ花が咲いていなくてもその存在感は圧倒的なものがあります。 満開の時期にもう一度、とは思うもののその時期の混雑たるや聞くだけで気が遠くなりそうです。やはり、「藤祭り」が始まる前の時期に早咲きの藤を見るのが、混雑嫌いの私たちには一番いいかもしれません。何しろ今の時期でも団体さんの予約が入っているからと、レストランには入れないのですから・・・。帰りには 駐車場のはずれに置かれていた咲き終わったチューリップの苗を好きなだけ持ち帰ることができるというので、赤、白、黄色の小学唱歌に出てくるようなチューリップを何株かいただいてきました。 この日の帰りもちょっとお花見 。「西方のシダレザクラ」として有名な中新井家のサクラです。 瓦屋根付きの門といい、今時珍しい黒塀といい何とも風格のある家なので 、後で調べてみたら昔宇都宮城の出城だった西方城の家老職を務めたという由緒ある家柄だったのだそうです。560年くらい前にこの地に移り住んだ時に植えられた木だそうですから長い年月にわたって中新井家の人々の暮らしを見てきたサクラなのですね。ちょうど満開の時期に見られて良かったです。
2016.04.13
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小山市でイチゴ摘みをした後、宇都宮に帰る途中で気になっている桜の名所(花旅仲間にとっての、ですが)を回ってきました。最初は「大平町運動公園」。 きれいな木姿の「淡墨桜」、今年はどんな具合かしら? 残念、ちょっと遅かったようです 。すでに葉っぱも出始めていました。でも、この公園にはいろいろな種類の桜が植えられているので、まだ楽しめます。 今はちょうどソメイヨシノが満開。 公園前の道路がきれいでした。緑色の「ウコン」やピンクの八重咲きの「イチヨウ(一葉)」、それに「フゲンゾウ(普賢象)」などはまだこれから。 咲き始めていたのはかわいい「サトザクラ(里桜)」でした。 次に向かったのは近くの「清水寺」。 駐車場の枝垂桜がきれいな所です。 まだ少し早かったみたいですねえ。 この下には時期が来ると真っ白い梨の花が咲き、菜の花の黄色と枝垂桜の濃いピンクとで春爛漫の季節感を味わうことができるのです。ここも今は「ソメイヨシノ」が主役でした。 それでも今年は晃石山や大平山の木々が芽吹き、山桜も点々と咲き始めています。早いですねえ! それにしても 芽吹き始めの山がきれいなので、山並みが良く見える「かかしの里」に移動しました。「かかしの里」も「ソメイヨシノ」が満開・・・。 そして、清水寺方面に目をやると晃石山、大平山に続く山並みの芽吹きがとってもきれいでした。 春の優しい色は心がほっこりして何だか元気をもらえるような気がします。この時期、足元に目をやると下草にもピンク系が多いようです。「カキドウシ」「ホトケノザ」「ジロボウエンゴサク」「ヒメオドリコソウ」など・・・。 「かかしの里」の入り口近くには「ジロボウエンゴサク」が群生しているところがありました。 この辺で誰でも知っている有名な桜の名所といえば「大平山」なのですが、車に積んであるイチゴも気になるので遊覧道路を走りながら車中から眺めただけで満足して帰宅しました。 サクラの素晴らしさは、車に乗ったままで、歩かなくても楽しめるところにもありそうですね。
2016.04.09
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いつもの花旅メンバーで渡良瀬遊水地の近くでイチゴ狩りをしてきました。実は私の妹の旦那がサラリーマンを退職してから故郷にもどってイチゴ栽培をしているのです。私はいつもは摘んであるのをもらってくるだけで、自分で摘むのは初めて。仲間も初体験の人がほとんどで、何を用意していったらいいのか、 何を着て行ったらいいのか、ハウスの中がどうなっているのか・・・興味津々で作業開始です。 木なり完熟のイチゴは甘くてとても美味しく、摘んでは食べ、摘んでは食べ・・・。ハウスの中は見た目よりも畝の長さがあって、一列摘み続けるのは結構疲れます。腰の弱い 私はすぐに音を上げてしまって、途中から写真係に徹して腰をいたわることにしました。 いつ見ても口が動いているS子ちゃんの箱はなかなかイチゴが溜まらなかったり、真面目に仕事をするIgマダムの箱はどんどんいっぱいになっていったり、見ているとなかなか面白かったです。やっと一つのハウスが終わってホッとしていると、「はい、次のハウスもお願い」という妹の言葉。 「うわ~、まだある~」「農家の人たちはこの作業を毎日やっているのね~。」しかも、「収穫」というのは一連の作業の中で一番楽しいはずだから、それでさえ短い時間を体験しただけでも体がきついことが分かって、農家の人たちの苦労が身にしみてわかった半日でした。もう、「イチゴは高い 」なんて申し訳なくて言えない気持ちです。 それにしても、イチゴのこの色、この形、この香り・・・。見ているだけで 幸せになれる食材です。帰りの車の中は積みきれないほどのイチゴの箱・・・甘い香りに包まれて幸せな気分でいっぱいでした。
2016.04.07
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今年も 春休みが来るのを待ちかねたように八丈島から娘と孫たちがやってきました。一年ぶりに会う孫たちをじかに見てびっくり!痩せていて小さくて、きゃしゃな体つきだった 中3になる長男は、にょきにょきと手足が伸びてすっかりいい男になっていました。小6になる次男は、もともといい体格だったので、当然のように私より大きくなっていて、ばあちゃんはとうとう家族の中で一番チビになってしまいました。何ともうれしい限りです。成長した孫たちの一番の楽しみは埼玉に住む年の近いいとこに会うこと。私たちも便乗して埼玉に泊りがけで出かけて遊んできました。久しぶりに会ったというのに男の子はこんなものなのでしょう、「やあ~!」と一言、にこっと笑顔を交わした後はすぐにこんな状態・・・。 何が楽しいのかパソコンを通して笑ったりしゃべったり、「やめろ!」と言われない限りエンドレスで続けそうな様子でした。 おかげで私は娘二人とゆっくり女同士の会話を楽しむことができました。 「小江戸川越」の街並みを散策したり・・・ 母親の母校に初めて連れて行ってもらったり・・・ 来年も春休みに来る約束をして、島暮らしの日常に戻っていきました。 大きくなりすぎて、一緒に遊ぶというのは体力的に無理になってしまいましたが、元気にたくましく成長していく姿を見ているだけでじじ、ばばは大満足。「孫」というのは存在自体が素晴らしいものです。 後から 八丈島の「フリージア」が届きました。 10本ずつの束が 6束。 いつもそうなのですが、茎を水分で覆うこともなく、切りっぱなしで段ボールに入れただけの状態で届きます。 届くまでに2日はかかるのに水に入れてやるとたちまちきれいな花を開くのには驚きます。 なんとも元気な花です。 花旅仲間にもおすそ分けして、みんなで春の香りを楽しんでいます。我が家の分も満開になって今も玄関でいい香りを放っています。
2016.04.07
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