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外出するのも億劫な猛暑が続き、少し涼しくなったらもうお盆も終わり。そろそろ年寄りが出かけても若者の邪魔にならない頃かと、久しぶりに奥日光まで出かけてみました。 さすが夏休み中の日曜日、奥日光は結構な人出でにぎわっていました。それでも奥日光のさわやかな空気を吸い込むと、久しく忘れそうになっていた自分たちが一番ホッとする場所に戻ってきた思いがしてなんだかうれしかったです!温泉街は、普段見たことのないほどの混雑ぶり。「龍頭の滝」を過ぎ、道路の左側に目をやると「カリガネソウ」の開花が始まっているのが目に留まりました。でも、ゆっくり走ると後ろの車に迷惑をかけるのでそのまま通過。私たちは平日の空いた時にゆっくり見ればいいのですから・・・。戦場ヶ原あたりまで来ると車はぐっと少なくなり、金精峠近くまで気持ちよくドライブ。「湯の湖」を見下ろせる場所でいつも通り車を降りて深呼吸。 進行方向には「金精山」。 手前の白い花は「ノコギリソウ」。 「ノコギリソウ」と一緒に咲いていた「アザミ」にとまっていたのは「モンキチョウ」。 チョウを見ると期待したくなるのは、そう、もちろん「アサギマダラ」。そこで、金精トンネルを越えて「丸沼」まで足を延ばすことにしました。群馬県に入ると道路わきに咲いている花がガラリと変わります。今の時期咲いているのは「カニコウモリ」と「ハンゴンソウ」。嫌われ者の「オオハンゴンソウ」は外来種。「ハンゴンソウ」は日本に昔からある花です。・・・と、目の前を横切って行ったのは・・・やはり「アサギマダラ」です!今年も見かけたのは、例年車を停める「カニコウモリ」が咲く駐車スペースのそばでした。 道路を横切って「ヨツバヒヨドリ」の咲いている場所をのぞき込むと・・・いました! いました! 吸蜜中です。 遠いし、風が吹いているし、羽を広げてくれないし・・・残念ながら写真はこれが精いっぱいでした。でも、一目でも見られればとりあえず満足。私は霧降に続いて今年2度目、夫は今年初めての出会いだったかも・・・。目的地の「丸沼」はこの日も木立の中の静かな湖。 ボートに乗って釣りをする人、腰まで水につかって竿を垂れている人、湖近くで遊んでいる数人の若者。これくらいの人数でも私たちは「今日の丸沼は混んでるね」で意見が一致。湖畔の石に腰かけてお弁当を食べてきましたが、長そでを着ていても寒いくらい。ノースリーブの娘さんとフリースを着た娘さんが一緒に歩いているのがいかにもこの時期らしい。車に戻った時の気温は 16℃。 寒いはずです。湖畔の茶店のイワナだか鮎だかを焼いた後の炭火をうれしく感じたのも当たり前でしたね。 せっかく涼しい思いをして帰ってきたのに、今日(22日)は再び猛暑に逆戻り。この後、台風も控えているし、今年の秋はどうなるのでしょう?数日前に奥日光の朝の気温は 6℃台まで下がりました。暑い日が続いて突然霜でも降りたら小田代ヶ原の草紅葉を楽しむ時期がなくなってしまうのではないかと心配になります。大好きな美しい紅葉が見られるいつも通りの秋が来るのを祈るばかりです。
2018.08.23
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このところテレビをつければ連日「熱闘甲子園」で盛り上がっていますが、私たちは八丈島に住む孫のおかげで「離島甲子園」を楽しませてもらいました。私たちも今年になって初めてその存在を知った「離島甲子園」。正式名称は「 全国離島交流中学生野球大会」といい、野球を通じて全国の島に住む子供たちの交流の場となっているのです。元プロ野球選手で現役時代にはマサカリ投法で名を馳せた村田兆治さんが提唱して始められた大会で、今年で11回目となる離島甲子園、今年の舞台になったのは「種子島」でした。「今から出発するよ。うまく台風13号の来る前に行けそう。」と連絡が入ったのが8月6日の朝。 とりあえず羽田まで飛んで、そこから鹿児島へ。そして目的地の種子島へ。新幹線を利用したのか、飛行機を乗り継いだのか、鹿児島からは高速船?それとも飛行機?とにかく遠いですね~!そんな遠くの様子もユーチューブで動画が配信されたり、試合の経過は得点だけはリアルタイムで見ることができて、ジジババも遠くから観戦することができた気分です。決勝戦だけは LIVE中継されたので、パソコンで見ることができました。ありがたい時代になったものです。その中から印象深かったシーンを取り出してみました。出発した翌日の8月7日には早くも「開会セレモニー」。村田兆治さんの挨拶から始まって最後は試合の組み合わせ発表。 北は北海道礼文島の「礼文ファイターズ」から、南は石垣島の「石垣ぱいーぐるズ」までの23チーム。チーム名がいかにも、というところや、説明がないと意味の分からないチーム名もあったりして面白かったです。「西表ヤマネコ・ティダボーイズ」(半分わからん?)「対馬ヤマネコボーイズ」(うん、うん)「五島バラモン」?「宮古島アララガマボーイズ」?そのほかにも色々・・・。翌8月8日開会式は高校生と同じように入場行進・・・。ユーチューブで見ていると一瞬で通り過ぎてしまってよくわからないので、後で部分的に取り出してみて、我ながら爺バカ、婆バカそのものでした。 試合開始の合図は甲子園ではサイレンですが、種子島はこれ・・・。 そう、火縄銃!「種子島」と聞いて私が思い出す乏しい知識の一つが「鉄砲伝来の島」。近世の幕開けに大きく貢献した鉄砲の歴史を今でも保存会の方たちが守り伝えているのですね。この後、1回戦、2回戦と試合が進んでいって、10日の決勝戦はLIVE中継されてネットで見ることができました。 なんと青い空! なんと広々とした球場!南国ですねえ! 決勝戦は「種子島宇宙センター」の中の、その名も「Space Field」で行われたのです。決勝に進んだのは4連覇を狙う「宮古島」と初優勝の期待がかかる「佐渡島」。ピッチャーマウンドの後ろに堂々と横たわっているのはロケット。 最近では「宇宙に一番近い島」というのが種子島の売りなのですね。結果は「佐渡市中学校選抜チーム」の優勝で終わりましたが、勝ち負けはいずれにしてもこんな場所に立てるだけでもすごいことです。それも中学生の内から素晴らしい経験をさせてもらった子供たちは幸せ者ですね。来年の会場は「対馬」だそう・・・。今回いっしょに行けなかった娘は来年は応援に行くといって張り切っていますが、遠いですねえ!心配した帰りの台風14号の影響を受けることもなく、12日の朝に着くフェリーで無事帰宅したとの知らせにほっとしている最近のジジババなのです。
2018.08.13
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記憶をたどってみると、今年の猛暑が始まったのは梅雨あけ宣言のあった6月29日から。戻り梅雨かと思った日が数日あっただけで、35℃前後の暑さがもうすでにひと月以上も続いているのに時はまだ8月に入ったばかり。この暑さがこの先さらに1か月も続くのかと思うと何の用事もない年寄り夫婦でもさすがにうんざりしてしまいます。それでなくても頭がボーっとしているのに今年はさらに拍車がかかりそう・・・。そんな中、ベランダのお花たちは元気なのですが、この暑さのせいか、先月は変な狂い咲きが見られました。まずは「ミニシクラメン」。例年は夏を越すのに苦労するこの花が異様に元気が良く、7月初旬から20日過ぎまで綺麗に咲き続けました。 実はこのシクラメン、冬の間あまり元気がなかったので「もう、今年の夏は頑張らなくてもいいからね」と、言い聞かせていたのですがーー。「狂い咲き」というのは冬の寒い時期に何日か暖かい日が続くと、春が来たかと間違えて春の花が咲くものだと思っていました。寒さの刺激を受けたわけでもないのにどうして「シクラメン」が咲いたのか、不思議です。もう一つは今年たくさん咲いた「クリンソウ」。花が終わって種がいっぱいできたな、と思ったら、その根元に赤いツボミが見えてきたのです。 結局、小さな花が4段目まで咲いて終わってしまったのですか、こんな経験は初めてです。 最近咲き始めたのが「クレマチス」。 この元気な姿は今朝(8/4)写したもの。昼間の暑い盛りにはしんなりと暑さに耐えて健気に頑張っています。これは狂い咲きではないでしょうね。よくわかりませんが四季咲きのクレマチスなのかな、と思っています。早く涼しくなって、また花旅に出かけるのを楽しみに、今はベランダのお花が元気に夏を越してくれるように少しだけ手入れをする毎日です
2018.08.04
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