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♪家ネコの妻と話せば必ずや割り込んで来む二人の間に 二階の仕事部屋にいる時に限ってのこと。 我が家の老いねこチャミーは、二人で話しているとどこからか必ずやって来る。 そして二人の間に割り込んで来て、何故か俺の膝の上に載ってくる。 口げんかしている時もあれば、普通の会話をしている時もある。 毎回必ずのことで、俺に焼きもちを焼いているのかと思ったりもする。 確かにメスだが17歳にもなるおばあさんネコだし、特別な間柄ではないんだけど・・・・
2007.09.30
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♪日の暮れて夕餉の空をなきながら飛びゆく鳥は幼き日のわれ
2007.09.29
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♪言われなき嫌疑を受けて身の置き場なくして籠る北の仕事場 単にあいつの焼きもちなんだ。
2007.09.28
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♪何処にあるエキゾーストを轟かせ夜通し巡るヤツの魂 マフラーはそのままに極限までエンジンの回転数を上げて、同じ処をうろついている。 一晩中彼を駆りつづけさせるものは何か。 かなりの持続力と集中力が必要で、本当にやりたい事が見つかれば結果を出せる能力は 有りそうだ。
2007.09.27
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♪中天に清らに浮かぶ十五夜よ人間などに穢されるなよ 昨夜の十五夜はきれいだった。昼間の雲が夕方からの北西の風に吹き消されて、明月の出現を お膳立て。 満月には少し早い明るく澄んだ月が、地球を見おろしていた。 世界的な月探査ブームだそうだ。 日本の「かぐや」も向っているそうで、人類は地球を散々な目に合わせながら月までも穢そうと している。 月に意思があるならば断固拒絶して欲しい。
2007.09.26
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9時半に命を終えし朝顔の後は頼むと言ってるような
2007.09.25
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♪常勝の字を尻目に吾がチームすべての競技をどべで終わりぬ 自分の出た競技も含めて、何と一貫性のある結果が出た事か。^_^; 年々選手集めが苦しくなっている地域の運動会。 もう少しで字対抗リレーを欠場するところだったと聞く。 ベッドタウンの地域格差、栄枯盛衰。 新興の住宅地は栄え古い地域は過疎に泣く。
2007.09.24
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♪暗がりにゴミかと見えて拾いしが黒き猫糞慌てて捨てり 何が落ちてるんだろうと、暗い廊下で拾い上げたものが、猫の糞だった。 咄嗟に放り投げたが後の祭り。 何でこんな所に? 直ぐそばに猫のトイレがあり、何かのはずみで飛び出したのか? それとも、おもらし? どう考えても有り得ない事が・・・・
2007.09.23
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♪誰彼とうらみつらみを嘆き合い暑さに倦みし九月が過ぎゆ 北海道では何十年ぶりに最も遅い真夏日を更新したとか。 こんな日本いやだ。
2007.09.22
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♪さざなみが緑の影を消してゆくはや夕映えてだ~れもいない
2007.09.21
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♪首だけが近づいて来し公園のアカミミガメはおこぼれ目当て ♪水上にぽかりぽかりと浮かび来て夕日に照りし池賑わいぬ 水面に西日を受けて何かが浮かんだり沈んだりして、近づいてくるものがある。 ブラックバスと同様にやたらに繁殖しているミシシッピーアカミミガメだ。 別名をミドリガメという。 公園の池にもうじゃうじゃいると見えて、水鳥の餌の時間が近づくと鯉に混じってあちらこちらから 集まって来る。 餌を貰う事が習慣になっているため、平気で人の前に現れる。 イシガメやクサガメはめったに目に触れないので、絶滅しても気が付かないかもしれない。 日本人のように人口の減っている民族は、繁殖力の強い民族にいずれは駆逐されてしまうの だろうか?
2007.09.20
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♪壮絶に声張り上げて戦いぬオス猫ギンは五日戻らず 普段は何にもしないで寝てるだけのオスネコ。 年二回の恋の季節は、オスネコの縄張り争いが熾烈を極まる。 どっちかが参ったするまで首根っこを噛み付いて、力ずくの激しい戦いをする。 メス猫を奪い合うというばかりでなく、テリトリー争いが重要な戦いのようだ。
2007.09.19
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♪100トンの重荷を背負い投げつけて道を極めむ伯剌西爾の空 柔ちゃんとはもう呼ばない母となった谷選手。 勝つのが当然のように思われた中で、見事に金を獲得した。 強靭な精神をもって、もの凄い重圧を撥ね退けての優勝は見事としか言いようが無い。
2007.09.18
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♪寄る辺なる土台崩れてパラサイト行くあて探る講の集団
2007.09.17
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♪長月に入道雲の湧き立ちて昭和の夏が今来たるらむ 今ごろになっても空には入道雲、気温は31度なんて昔の日本の夏そのもの。 蚊帳を吊って、縁側でラジオを聞きながらの夕涼み。 それで充分に夏が過せた。夕立もあり、雷も鳴って。 あの夏は、今の北海道よりもまだ涼しいくらいだった。 諸行無常とは言うものの、この変わりようには驚くばかり。
2007.09.16
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♪人間の食するものを人工の機械が奪う文明の罠 穀類を育てる為に森林を伐採して、車に使う燃料の原料を栽培するという国がある。 穀類の値が上がり人間の食物を機械に奪われるという不条理。 車と人間の生存競争が始まった。 何が地球にやさしい?だ! 馬鹿げていると思いませんか?
2007.09.15
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♪真直ぐにつんのめりそに足早に自閉気味なる学生の行く 愛知でも結構有名な県立の進学校の男子高校生。 背中に棒を入れてるごとく直立で5度前傾の姿勢。視線は1m先の地面を見据えて、真っすぐに 歩いていく。 きっと成績は優秀なんだろう、と思ってしまうのは何故だろう。
2007.09.14
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♪太平の一人相撲の終りたり行司軍配差し様もなし 問題は山積。本人だけが太平の、一人で踏ん張り一人でこけた安倍相撲。 こちとら、何にも分からんままに置いてけぼりの無責任辞任。 無責任内閣と命名されよう。
2007.09.13
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♪四十路なる友のたわむれ懸垂の一度も出来ず落ち込んで秋 若い頃は結構スポーツには自信が有り、野球のチームにも入っている彼。 何気にやった懸垂が一回も出来なくて相当ショックだったらしい。 さすがにこのままではいけないと思った。 暑さも峠を越えて、季節も絶好のポーツの秋。にわかにエクササイズを始めたらしい。
2007.09.12
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♪現れし白き襖に文人の心象の虎対座の後に 文人の描くものは心象のもの。 心をコントロールし心を操ることで筆を意のままに運び、気負いや緊張の無い筆使いに書き手の 人格の完成度を測ろうとする。 心は怒りや悲しみに揺さぶられ、その心に操られている人の多い事を戒める。 幾人もの人に筆を入れてもらい、その入れられた線を基に心の中に潜む何かを探りながら絵を 完成させていく。 類まれなこの文人画家は私の義兄にあたり、様々な場所・状況で即興の絵を完成させてきた。 文人画の世界 名都美術館
2007.09.11
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♪里山に青き自生のアサガオの吾に来歴を問い掛けて来む 普通のアサガオよりかなり小さく、澄んだ青い色は迷いが無く確信に満ちている。 山野の花気の無いところで咲く姿は凛として美しい。 昨年種子を採って来て、5月に普通のアサガオと一緒に蒔いたもの。 今ごろになって沢山の花をつけている。
2007.09.10
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♪ひっそりとネコ横たわり長月の廊下で風を聞いているらん まだまだ暑い日が続き、ネコもウンザリ顔で寝そべっている。 ネコが横になっている場所は、家の中で一番涼しいところ。 寝ているようでも案外起きていて、耳を澄まして周りの様子を聞いていたりする。 廊下は風の遠回り道。 遠くから運ばれてくる風の声を、ネコはきっと聞いているのだろう。
2007.09.09
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♪パソコンの地球を巡るリサイクル捨てる人あり拾う国あり パソコンは生まれるときは多国籍で、最期を迎えるのも何処の国か分からない。 日本中のパソコンを集めて、海外へ輸出する企業あり。 使えるものはとことん使うという、究極のリサイクルシステム。 吾がPCモニターのスイッチが入らなくなり、処分に困ってネット検索して見つけた。 メーカー経由だと4,000円もかかってしまうので送料だけで澄むというのはありがたい。 大畑商事
2007.09.08
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♪ムラサキの色にはあらじツユクサの性善説を信じたきなり 日陰で静かに咲く露草の花は、青く澄んでひっそりとしながらも凛としている。 この花を見ていると、人を信じていいのではないかと思える。
2007.09.07
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♪珊瑚樹のたわわに実る赤き実はわだつみのなす嘆きの涙か 高水温のために沖縄の珊瑚が死滅しつつあるのだそうです。 地球温暖化の影響で、沖縄の海でさえ生きられなくなった命がある。 海の神はただ悲しんで泣いているしかないのだろうか。
2007.09.06
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♪照明にショウリョウバッタ飛び立てリ緑の影のスローモーション この時期のローカルなナイター球場は情緒がある。 球場全体が異次元の空間のように暗い空間に浮かんでいる。 外野の草むらから飛蝗が飛び立ち、照明に照らされてスローモーションのようにゆっくりと 飛んでいく。
2007.09.05
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♪マンションのエントランスに青大将 人恋しくて出てきたるらん 直ぐ前には木々の植わった公園があり環境はそこそこ整っているとはいえ、ここは名古屋市の 街の中。 アオダイショウというヘビは「屋敷守り」とも言って、昔は民家の家の中に現れることは珍しくな かった。ネズミなどの駆除に一役買ってくれていたのだ。 マンションの住人が見たらさぞかし驚いて大騒ぎになっただろう。 植え込みの中に入っていったが、餌の小動物などいるのだろうかと心配になった。 こういう動物と共存してこそ「自然がある」ということ。
2007.09.04
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♪あからさまに費用を告げる法要のお経を読む背のありがたくもなし 息子の代になって金に一層細かくなった在所の菩提寺。 なんだか白けてしまって、先祖の位牌を人質に取られてさえいなければこんなお寺から手を 切りたいと思ったりする。
2007.09.03
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♪この星の不自然という存在のいずれなるらん絶滅危惧種 地球にとって最も不自然な存在であるホモサピエンス。 この世に存在するものには、ただ一つの無駄もないというのに・・・・ 人類は文明と言うモンスターを使って、うまく成り立っているバランスを悉く破壊していく。 そのしっぺ返しが世界中で起りつつあり、ますます顕著になってきた。 DNAも傷つけられていて、霊長目人科の存在はいずれ消え去る日が来るのだろうか。 地球規模で言えば、異物という存在がなくなって理想の楽園となるだけの事なのだろが・・・。
2007.09.02
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♪くず切りの黒みつ光りぬばたまの夜開ききてコオロギ鳴けり
2007.09.01
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