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0576 オキナワノコワイハナシ 2014※オモテ面【スタッフ】『チエコの霊』・監 督 江口カン・脚 本 鶴田光介 江口カン『ヲナリ』・監 督 後藤 聡・脚 本 後藤 聡『キジムン島』・監 督 土田豪介・脚 本 土田豪介【キャスト】『チエコの霊』・渡嘉敷圭・青柳文子『ヲナリ』・小橋川よしと・内田周平『キジムン島』・ナツコ・天久舞子※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-035・製作年度 2014年・製 作 国 日本・英 題 Okinawan Horror Stories・収 録 46分・サ イ ズ 16: 9 収録画面サイズ・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セルorレンタル・定 価 本体2,400円+税・企 画 琉球放送、山田優樹・制 作 琉球放送、山田優樹・協 力 キャッツアイ FECオフィス Color’s TEAM SPOT JUMBLE・発 売 元 RBC 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:琉球ホラー・ウラ面 :視聴率20%超! 同時間帯1位! 10年を超えて新たなるステージに突入! 戦慄と感涙が交錯する 未知のエンターテインメントオモテ面は、第3話『キジムン島』に出て来たキジムナーの残酷な絵本から取った画像が上半分に使われている。タイトルの下には、右下に第1話『チエコの霊』からの画像。左のは第2話『ヲナリ』で使われた日記の画像だな。各話の印象的な画像が使われていて、律儀な感じを受ける。これも、作品への愛情だろう。ウラ面も、『2013』と同じレイアウトだが、少し小奇麗に整理されている。使われている画像が小さいのは難点だが、いいデザインだ。【感 想】「ガジュマル、アダン、ハイビスカス」我が家には、ガジュマルだのアダンだのハイビスカスだの、沖縄土産の鉢植えが幾つもある。パイナップルにも挑戦したが、赤土でないと育たないらしく、いつも根腐れさせてしまう。ハイビスカスも、なかなか花をつけない。勿論、アダンなんか、とてもとても。(苦笑)もう少し元気に育ってくれると嬉しいのだが、こちらが思うほど丈夫ではないらしい。やはり、気温とお日さまの光と土が重要なんだなぁと、つくづく思う。(笑)■第1話 チエコの霊 (2014)或る日、親友のチエコを交通事故で失ったアサミが帰宅すると、変わり果てた姿のチエコが待っていた。顔は強打して腫れ上がり、額には車のキーが突き刺さっていた。幽霊だ。最初は驚いたアサミだったが、いつもと変わらずフレンドリーなチエコの姿に恐れも遠退いてしまう。チエコは、ボーイフレンドに思いを伝えられなかったことを悔いており、アサミはチエコの願いを叶えようと頑張ることになる。……というお話し。出だしはホラー、後はコメディタッチの一編。最後は、ホロリとさせられる。短編ならではの味わいがあった。でも、「沖縄っぽい色がなかったなぁ」という感想があるのも確か。その点はマイナスか。■第2話 ヲナリ (2014)漁船が難破して無人島に流れ着いた男。歩いて一周できてしまうくらい小さな島だ。その島で、彼は兵隊の幽霊を見掛ける。恐怖に怯えながらも後をつけると、そこには軍服や僅かな所持品と白骨が散乱していた。彼は、兵隊の遺骨を埋葬する。しかし、所持品の中に日記を見つけたことから、彼はもっと恐ろしい“絶望”に苛まされることになる。……というお話し。セリフはなく、白く輝く蝶が男を導いて行くところに寓話っぽさを感じる。意欲作だ。それに、無人島のロケーションが素晴らしい上に、クラッシュゼリーのような美しい海に、ただただ見惚れるばかり。パラオに行った時、幾つもの無人島を訪れたが、真水のあるところは数ヶ所だけだった。サンゴが積み重なって出来た島は、基本的に地下水がないのでヒトが住めないと説明されたことがある。美しい反面、“死の島”なのだと……。そんなことを思い出した。■第3話 キジムン島 (2014)母と娘が、島にやって来る。その島には、魔物(キジムン)が棲み、“子供が良い子になる”という噂があった。娘との関係が上手く行かない母は藁にもすがる思いで計画した旅行だった。ところが、この島で、母と娘は恐ろしい思いをすることになる。……というお話し。沖縄に行くと、キジムナーの可愛らしいキャラクタをよく見掛ける。“イタズラ好きの妖精”といったイメージだったが、そうでない姿があることにビックリ! 不思議だ。我が家のガジュマルの樹も大切にしなければいけないな。目玉も喰われちまう。(笑)本ディスクに収録されている第2話と第3話は、いかにも沖縄らしい映像で、満足感が高かった。あまり観光映画みたいになって欲しくはないが、沖縄の空気が感じられる映像にして欲しいと思う。オススメ!
2016.10.31
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0575 オキナワノコワイハナシ 2013※オモテ面【スタッフ】『嵐声(あらしぎー)』・監 督 後藤 聡・脚 本 後藤 聡『屋敷神』・監 督 又吉安則・脚 本 又吉安則『てるてるぼうず』・監 督 池田 智・脚 本 池田 智【キャスト】『嵐声(あらしぎー)』・又吉裕子・我如古真世『屋敷神』・神谷健太・仲村渠さえら『てるてるぼうず』・津波さくら・前原エリ※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-034・製作年度 2013年・製 作 国 日本・英 題 Okinawan Horror Stories・収 録 47分・サ イ ズ 16: 9 収録画面サイズ・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セルorレンタル・定 価 本体2,400円+税・企 画 琉球放送、山田優樹・制 作 琉球放送、山田優樹・協 力 劇団O.Z.E 沖縄タレントアカデミー キャッツアイ・発 売 元 RBC 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:琉球ホラー・ウラ面 :シリーズ10周年 最恐バージョン! むるコワイ! ※むる…沖縄の言葉で「全部」 「恐!凶!驚!」の3連打に あなたはどこまで耐えられるか!?オモテ面は、右側に血が染み出したてるてるぼうず。これは、『てるてるぼうず』からの画像だな。左には、暗闇から白い手が伸びている。こっちは『嵐声(あらしぎー)』だな。それらの下には、タイトルが記載されている。タイトルの下は、『屋敷神』からの一場面。これまでとは違うイメージでデザインされている。ウラ面も、これまでとは違うレイアウトになっている。悪くはないけど、ちょっと雑然とした印象。それに、全体的に汚らしい。(笑) もう少し洗練されて欲しいなぁ。【感 想】「残りの15本は?」2004年からスタートした本シリーズも、13年目の夏を終えた。きっと『オキナワノコワイハナシ2016』がリリースされることだろう。楽しみだ。(笑)でも、既放送分のうち15本は未収録だ。DVDにして 5本分。いつかリリースして欲しいものだ。■第1話 嵐声(あらしぎー) (2013年 夏)旧盆にも関わらず、遊泳禁止のビーチで波を楽しんだメグミ。帰り際に1人の少女と出会う。彼女は怯えており、“声”が聞こえると言う。然も、少し遠くで数名の男女がじっと佇んでこちらを見ている。身じろぎ一つしない。怖くなったメグミは、少女を連れてその場を逃げ出す。しかし、程なくして日が落ちてしまう。それでも、行く先々に人影が現れる。彼女たちは必死で走り、灯りの付いていたコテージに転がり込む。……というお話し。『黄泉がえり』から始まった“泣けるホラー”系の1本。“嵐声”が何なのか分からないが、嵐の前にやって来る強い風の向こうに聞こえる音がそうだろうか? あたたかく湿った空気と薄暗がり、風にこすれて悲鳴を上げる木々。そうした音に遮られて、しかとは聞こえないが、遠く聞こえて来る音がある。昔の方は、そんな音に耳をたてていたんだなぁ。■第2話 屋敷神 (2013年 夏)或る家を見に来た4人家族。夫は転居に乗り気だが、身重の妻は気が進まない様子。長男はビデオカメラを回し続け、長女はゲームばかりしている。夫は、妻を納得させるため、お祓いをしようと霊媒師を呼んでいる。しかし、何がいけなかったのか、お祓いの儀式が始まった途端に怪現象が起き始める。……というお話し。本シリーズで唯一のPOV。もう少し手ブレを抑えてくれると見やすかったのだが……。“家を守る”と言われる生き物がいる。ヘビやヤモリの類だ。何もいない家は寂しいが、怖い悪霊とかはイヤだなぁ。■第3話 てるてるぼうず (2013年 夏)遠足を楽しみにしている少女。てるてるぼうずを吊して雨が降らないように祈っている。ところが、その日、登校途中に車にはねられて死んでしまう。スマホに気をとられた運転手の脇見運転が原因だった。数ヶ月後、運転中にスマホをいじっていた人たちが謎の死を遂げる。共通することは、まるで“てるてるぼうず”のように木に吊るされていたこと。みんな首を切り落とされ、首だけ白い布にくるまれていた。……というお話し。シチュエーションからして“泣けるホラー”系でまとめるのかと思っていたので、意外な結末だった。時に、“てるてるぼうず”って、何だ?歩きながら、自転車や車を運転しながらのスマホは、絶対に危ないから、見つけたら厳罰に処すべきだよなぁ。公式HPによると、未DVD化作品は次の通り。1.八重山の口裂け女(2004年 夏)2.夏の幻影(2004年 夏)3.彼岸日誌(2005年 夏)4.ムーンドライブ(2006年 清明)5.清明花(2006年 清明)6.終業式(2006年 夏)7.宝物(2006年 夏)8.残業さん(2007年 夏)9.テケテケテケ(2007年 夏)10.来るな!(2009年 夏)11.怪談奇聞(2010年 夏)12.オバー・オブ・ザ・デッド(2011年 夏)13.怪談奇聞2(2011年 夏)14.ゾンビのカジマヤー(2012年 夏)15.久茂地屋ゾンビ(2012年 夏)いつかリリースされますように。オススメ!
2016.10.30
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0574 オキナワノコワイハナシ6※オモテ面【スタッフ】『ゆうれい』・監 督 新垣善広・脚 本 上間一示 宮良貴彦『もの』・監 督 川端匠志・脚 本 匂坂正宏『煙が目にしみる』・監 督 新垣善広・脚 本 宮良貴彦【キャスト】『ゆうれい』・儀保幸彦・池原善朗『もの』・新城愛理・山内千草・川満彩杏『煙が目にしみる』・兼城禅・北村三郎※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-026・製作年度 2005~06年・製 作 国 日本・英 題 Okinawan Horror Stories・収 録 44分・サ イ ズ 4: 3・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セルorレンタル・定 価 本体2,400円+税・企 画 琉球放送、山田優樹・製 作 琉球放送、山田優樹・協 力 ジー・ジープロモーション オフィスリゾム・発 売 元 RBC 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:琉球ホラー・ウラ面 :でーじ悪夢! RBC琉球放送で旧盆恒例のテレビ番組 「オキナワノコワイハナシ」。 沖縄に拠点を置く気鋭のクリエイター達 が、琉球古来の風俗・習慣・迷信を 取り込みながらも<今>の沖縄の息吹を 吹き込んだ、 新たな恐怖のエンターテインメント!オモテ面は、シーサーを中心に据え、タイトルを挟んで上部には石垣がみえる。全体的に赤色でまとめられていて、インパクトがある。シーサーの口元には、白いモヤが描かれているが、霊魂だろうか? エクトプラズム? 不気味な雰囲気が伝わって来る。ウラ面は、これまでと同じレイアウト。ここまで6本のディスクを観て来た。いずれもピクチャディスクで、どれも悪霊の画像が使われている。どのシーンから取り込まれた画像なのか明確に分かるものもあれば、「こんなの出て来たっけ?」と判然としないものもある。でも、どれも良いデザインだと思う。【感 想】「タブー」世の中には、さまざまな禁忌がある。現代社会では、その力が薄れつつあるように思う。道徳的な規範から風俗風習、言い伝えに至るまで、すべてにおいて、その傾向が見られる。「夜、爪を切ってはいけません」「敷居は踏むな」「新品の靴は夜、おろしてはいけない」「ささくれは、親不孝のしるし」「霊柩車を見たら、見えなくなるまで親指を隠せ」いわゆる迷信の類であっても、そこには一抹の真実が含まれている。■第1話 ゆうれい Ghost (2005年 夏)旧盆の或る日、子供たちが堤防で釣りをしているが、魚がかからない。場所を移して再挑戦と意気込んだところで浜に乗り捨てられた船=サバニを見つける。2人は、この船に乗って沖に漕ぎ出すが、日が暮れてしまう。やがて靄が出て、不気味な読教の声が聞こえて来る。見ると、棺桶を担いだ白装束の一団が海面の上を歩いて来る。……というお話し。やっぱり子供同士の会話が理解出来ない。(笑)海には、たくさんの遺体が沈んでいるし、泳いでいる人の足を掴んで引きずり込もうとするのも当然だよね。旧盆であろうがなかろうが、夜の海で泳いではいけません。■第2話 もの Something (2006年 夏)或る橋に立って呪文を唱えると、“神隠し”にあう、という昔話しがある。3人の女の子が、おもしろ半分に橋の上で呪文を唱えてしまう。最初はふざけていたが、ちょっと目を離した隙に、本当に1人が消えてしまう。残った2人は、互いに目を離さないようにするが、そんなことが出来るはずもなく、とうとう1人になってしまう。……というお話し。1人になった女の子が鏡に写った自分の姿から目を離さないようにする。「おっ、うまいこと考えたねぇ」と感心してしまった。(落語みたいだ)『死霊のはらわた』など多くのホラー映画が警告しているように、軽々しく呪文なんか口にしてはいけません。■第3話 煙が目にしみる Smoke gets in my eyes (2006年 清明)骨董品蒐集と絵を描くことを趣味とする冴えない青年がいる。或る日、鳴らないはずの古い電話機がなり、彼のもとに“おじい”から電話が掛かって来る。「あの世でビンボーしてるからウチカビを焼いておくれ」と頼まれる。彼のおじいは生きていたが、心優しい彼は、誰とも知れぬおじいのためにウチカビを焼いてあげる。しかし、再び電話が掛かって来て、「気持ちがこもってない!」と怒られてしまう。……というお話し。笑いました。(笑) この作品、好きだなぁ。電話が現世とあの世を繋ぐ道具になるホラー映画は他にもあるが、これはピカイチだ。それにしても、うちのオヤジ、あの世でビンボーしていないだろうな。うちは関東の人間だけど、ウチカビを焼いてもいいのかな? 届くのか? あ~、その前にやることあるよなぁ。お墓参りを欠かしてはいけません。「夜、口笛を吹いてはいけません」「お米には八十八の神様が宿っているから、ひと粒も残してはいけません」「北まくらはダメ」思えば、私たちは“あれもダメ”“これもダメ”と言われて育って来た。それは“食べ物を大切にしましょう”とか“親を敬いましょう”とか“祖先を大事にしましょう”とか、道徳的な規律を作り上げるためのものだ。いまの時代だからこそ、そんな風俗風習を大切にしたい。旧盆には泳いではいけないし、橋の上でまじないを口にしてはいけないし、ウチカビを焼かなければ……。(笑)オススメ!
2016.10.29
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0573 オキナワノコワイハナシ5※オモテ面【スタッフ】『13回目のイブ』・監 督 新垣善広・脚 本 上間一示『隙間見(すーみー)』・監 督 座喜味正一郎・脚 本 座喜味正一郎 平良泉一『ドレス』・監 督 川端匠志・脚 本 山田優樹 TEAMなっちゃん【キャスト】『13回目のイブ』・新城美幸・比嘉里奈・兼城禅『隙間見(すーみー)』・幸地尚子・ナツコ・セイイチ『ドレス』・内田周平・幸地尚子※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-025・製作年度 2004~08年・製 作 国 日本・英 題 Okinawan Horror Stories・収 録 43分・サ イ ズ 4: 3 (一部16: 9)・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セルorレンタル・定 価 本体2,400円+税・企 画 琉球放送、山田優樹・製 作 琉球放送、山田優樹・協 力 劇団O.Z.E TEAM SPOT JUMBLE・発 売 元 RBC 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:琉球ホラー・ウラ面 :でーじ不気味! RBC琉球放送で旧盆恒例のテレビ番組 「オキナワノコワイハナシ」。 沖縄に拠点を置く気鋭のクリエイター達 が、琉球古来の風俗・習慣・迷信を 取り込みながらも<今>の沖縄の息吹を 吹き込んだ、 新たな恐怖のエンターテインメント!オモテ面は、金城町の石畳道だろうか。カフェ“しろや”さんの看板が見えるから、たぶんそうだろう。石畳には影が落とされていて、街灯付近に白いモヤのようなものが描かれている。不気味な雰囲気の良いジャケットだ。ウラ面は、これまでと同じレイアウトだが、右上の眼のアップの画像がコワイなぁ。(笑) 各話からの取り込み画像がたくさんレイアウトされているが、良い場面が選ばれている。うん、やっぱり良いジャケットだ。【感 想】「『オキナワノコワイハナシ』ロケ地めぐりの旅」沖縄本島は、1日あれば、車で一周できてしまう大きさだ。これまで、幾度も観光で訪れ、いわゆる観光地は“制覇”したつもりだし、かなりディープな文化にも触れて来た。毎年、案内をお願いしている観光タクシーの運転手さんには「こっちに家を買ったらどうね?」とまで言われ、知らないうちに空き物件を紹介されたこともある。確かに安くて掘り出し物だと思ったが、会社はまだ引退させてくれないだろうなぁ。ヨボヨボになる前には引っ越したいものだ。(笑)■第1話 13回目のイブ hirteeth Xmas Eve (2004年 冬)クリスマスイブの夜。友人と買い物をしていた瑞樹は、携帯電話を何処かに忘れて来たことに気づく。友人に携帯電話を借りて自分の番号に掛けてみると、男性の声で応答があった。然も、何故かこちらの名前を知っている。声が命じるままにエレベーターに乗った彼女は、そこで男の子と遭遇する。……というお話し。ハートフルな1編。失われていた記憶が戻ったのは、やっぱり十三回忌だからだろうなぁ。分からないのは、何故、子供たちだけでオモチャ屋さんでプレゼントを受け取って、そこに両親がいなかったんだろ? 何か見落とした?(苦笑)■第2話 隙間見(すーみー) Crevice (2008年 夏)映像専門学校の女性講師が、生徒の課題に付き合うことになる。時代劇の撮影だ。森の中での撮影は順調だったが、誰かに見られている感じが拭いきれない。不安を感じた時、彼女は、青い衣の男性と出会う。てっきり生徒(役者)の1人だと思ったが、どうもそうではないらしい。そんな時、「あの時の撮影でヘンなもんが撮れていたんです。見て下さい」と監督が言い出した。確かに、岩場に生じた亀裂が映し出されている。その亀裂の隙間からただならぬ気配が漂っていた。……というお話し。“隙間から覗かれている”という感覚は、被害妄想のひとつなのだそうな。最初は小さな違和感、やがて“見られている”という確信に変わり、挙げ句、何かから目が離せなくなるらしい。隙間であったり、TVであったり絵であったり人形であったり……。本作品は、そのまんまな感じだ。目が離せなくなると、そこから動けなくなる。現実の病も怖いなぁ。(苦笑)■第3話 ドレス Dress (2005年 夏)夫がクリーニング屋から受け取って来た衣類の中に、見知らぬドレスが紛れ込んでいた。紫色の綺麗なドレスだ。妻は、ひと目見た時から目が離せなくなる。「明日にでも、クリーニング屋に返そう」と話しをしている一方で、妻は、このドレスに手を通してしまう。このドレスを結婚式で見たことを思い出した夫婦は、メールで「間違ってうちに来ました。どなたか知りませんか?」と配信する。すると、「左手にヘンなのが写ってる」と返信があった。慌てて送った動画を再生すると、彼女の右手にもうひとつの……。……というお話し。日常的にクリーニング屋を利用している身にとって、怖い1話だった。でも、“青い○クリーニング”では枚数と衣類の種類を目の前で確認してくれるから、こんなことは滅多に起こらないと思うぞ。(実際には、2度ほど間違って渡されたことがある。目で検品するのは、精度に限界があるな)最後のカットも怖かった。本シリーズを観ていて、「あ、ここ知ってる!」と思うこともあれば、「へぇ、こんなトコもあるんだ」と感心することも、しばしば。琉球放送と旅行社が組んで、“『オキナワノコワイハナシ』ロケ地めぐりの旅”とか企画してくれると嬉しいのだが。(笑)移動のバスの中では本編を上映し、盛り上がったところで現地を見学するとか……。出来れば、キャストが1人、スペシャルゲストとしてバスに乗ってくれると嬉しいな。(笑) それって、サイコーじゃない?オススメ!
2016.10.28
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0572 ナイト・オブ・ゴッド※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 プピ・アヴァティ「ジャズ・ミー・ブルース」・音 楽 リー・オロラーニ・撮 影 パスカル・ラシーニ・編 集 アマエド・サルファ・製 作 マーク・ランバルド「ファム・ファタール」 タラク・ベン・アマール「バリスティック」 アントニオ・アヴァティ【キャスト】・スタニスラフ・ラメール「ドライクリーニング」・マルコ・レオナルディ 「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」※ウラ面【仕 様】・型 番 NSD-2612・製作年度 2001年・製 作 国 イタリア=フランス・原 題 I CAVALIERI CHE FECERO L’IMPRESA・収 録 120分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・音 声 1.オリジナル (5.1chサラウンド) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 ニューセレクト株式会社・販 売 ニューセレクト株式会社・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:それは人類史上最大の謎と奇蹟・ウラ面 :ジャコモ 悪魔に魂を売った男 ラウル・ボヴァ 「エイリアン vs プレデター」 ヴァンニ 勇猛果敢な最強の騎士 トーマス・クレッチマン 「戦場のピアニスト」 「ゴッド・ディーバ」 サイモン 神の使命を帯びた若き勇士 エドワード・ファーロング 「ターミネーター2」 「アメリカン・ヒストリーX」 デルフィネロ 騎士たちを導く賢者 アカデミー賞俳優 F.マーレイ・エイブラハム 「アマデウス」 1270年十字軍東方遠征 その陰に誰も知らない物語があった 異教の地のどこかに眠る キリストの亡骸を包んだ“聖骸布” 手にする者は全ての願いが適うという 伝説の聖宝を求めて 5人の選ばれし“神の騎士”たちは 危険に満ちた冒険の旅に出るオモテ面は、見事なイラストだと思う。奇岩に囲まれた城が遠くに見える。そこへと馬を走らせる5人の騎士。その上には、4人のスターの顔が描かれている。でも、何で4人なんだ? 彼らの背景にボンヤリと浮かんでいるのは、キリストか?ウラ面は、端正なレイアウト。やはり、4人の紹介が上部に並び、本編からの画像が5枚使われている。遠景が多く、これだけでは、物語は伝わって来ない。ちょっと残念だ。でも、全体的には、いいデザインだと思う。※ちなみに、音楽は“リー・オロラーニ”との表記されているが、リズ・オルトラーニのこと。『世界残酷物語』などの名作曲家だ。【感 想】「ミッシングリンク」キリストの聖骸布を巡る冒険アクション・アドベンチャーかと思いきや、意外と正統派の史劇だった。(汗) もっとお気楽な作品を期待していたので、正直なところ最後まで観るのはしんどかった。(苦笑)――13世紀、フランス国王ルイ9世は、聖地奪還と、キリストの亡骸を包んだと言われる“聖骸布”の探索のために十字軍を派遣する。しかし、その志なかばでルイ9世は急逝してしまう。王の遺志を継いだ司祭は、啓示を受けて若い騎士ジャンに“聖骸布”探索の任を託す。旅立ったジャンは、英国貴族のサイモン、騎士ヴァンニと刀鍛冶のジャコモ、ならず者のラニエリの4人を仲間にして、行方の分からなくなっていた聖骸布を見つけ出す。しかし、彼らの前には過酷な運命が待っていた。……というお話し。13世紀初頭、十字軍の遠征でコンスタンティノープルが攻略された際に行方不明になっていた聖骸布が、14世紀にフランスで発見されるまでのミッシングリンクを埋める物語になっている。世界史やキリスト教史が好きな方には楽しめる設定ではなかろうか。歴史と地理が苦手な私にとっては敷居の高い作品だった。でも、キャストだけは楽しめた。なかなか豪華だし、キチンとしたお芝居を堪能出来た。(笑)英国貴族のサイモン役には、『ターミネーター2』のエドワード・ファーロング。騎士ヴァンニ役には、『アベンジャーズ』シリーズのトーマス・クレッチマン。悪魔に魂を売って最強の刀を作った刀鍛冶のジャコモ役には、『AVP/エイリアン VS.プレデター』のラウル・ボヴァ。修道女をレ○プしようとしたならず者ラニエリ役には、『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』のマルコ・レオナルディ。ルイ9世の遺志を継いだ司祭の役には、『アマデウス』のF.マーレイ・エイブラハム。石焼きのパンを作った騎士のジャン役には、『イザベル・アジャーニの惑い』のスタニスラス・ラメール。男ばかりで色気がないのは難点だが、このメンツならアクション中心のアドベンチャー映画に仕上げた方が、興行収入が上がったんじゃないかと思った。まぁ、イタリアとフランスの合作じゃ無理か。(ところどころにグロいシーンがあるのは、イタリアの影響かな?)それに、決してB級の“なんちゃって”史劇ではなく、かなり本格派だったことも付記しておきたい。衣装もリアルだし、セットも見事。ロケーションも美しい。『七人の侍』の例を持ち出すまでもなく、前半の5人が仲間になるまでのくだりは、なかなか面白い。キチンとリサーチして現代の価値観で再構築したことが、よく分かる。剣で戦う場面のもっさりとした感じも、或る意味、リアルだ。重たくて、たいして斬れ味の良くない無骨な剣で戦うのだ、「実際は、こんな感じだったんじゃないかなぁ」と思える。ただ、ドラマを盛り上げる演出力に欠けていて、全体的に淡々としているところは、いまの時代にそぐわないのではなかろうか。(意図的かも知れない) 米国映画の過剰なまでのドラマチックな展開を見慣れた目には物足りなく映るに違いない。5人の結びつきや使命感が希薄に見え、彼らの覚悟や思いが伝わって来なかったのは、ザンネン。じっくりと歴史モノを観たい方には、オススメ!
2016.10.27
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0571 ガーディアン/陰・獣・教・室※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ケネス・J.ホール・製作総指揮 ケネス・J.ホール リンダ・ウィリアムズ クリーヴ・ホール・製 作 エド・ポルガーディ・撮 影 トム・キャラウェイ「バタリアン5」・音 楽 アトム・スミス・編 集 ジュリー・ルーカス【キャスト】・ラリッサ(山田美穂):ジャネット・トレイシー・ゲイザー・シスター・セシリア(一城みゆ希): メアリー・ウォロノフ・ディック(蓮池龍三):ショーン・サヴェージ・チェリー(鍋田カホル): ステファニー・レイス・エディ(北西純子):モリカ・シェア・アンジェリーナ(小橋知子):アセナ・デモス・フォガッティ神父(佐藤晴男):ジョセフ・タトナー・警視(川村拓央):マイク・ギャグリオ※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBCD-1700R・製作年度 2005年・製 作 国 アメリカ・原 題 The Halfway House・収 録 85分・サ イ ズ 4: 3 ビスタサイズ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:悪夢の体罰・ウラ面 :死ぬまで逃げられない地獄の洗礼! 最新美少女学園ホラー登場!! アルバトロス・コアがついに 触れてはならない聖域の扉を開ける!! 次々と行方不明となるいたいけな少女たち 一度入ったら最期 出ることができない教会に 失踪した妹を探すため 聖域に足を踏み入れる少女 そこで行われる“教え”とは! 連続失踪の驚愕の真実とは!!オモテ面は、磔にされた女子高校生に怪物の触手らしきものがからむ。然も、背景には炎が描かれ、コピーは“悪夢の体罰”だ、何と煽情的なことだろう。(笑)ウラ面に使われている画像は、悲鳴を上げる女子高校生が中心。それらを見下ろすようにシスターの画像が左上に配置されている。その下には、十字架を持って叫ぶ神父の画像。これだけを見ると、なかなかの迫力で禍々しい。でも、本当は、怪物を見て悲鳴を上げているだけなんですけどね。(笑)まあ、この手の作品としては、なかなかの良い出来映えのジャケットではなかろうか。【感 想】「H.P.ラブクラフト作品のパロディ映画?」うーん、何と表現すれば良いのだろう。(笑)ポルノではないし、ホラーでもないし、コメディでもない。そのいずれでもないし、いずれでもあるように見える。投げやりかと言うと、そうでもない。スキルがあるようにも見えるが、どうもそうではない感じもする。ヘンな作品だ。(笑)――連続少女失踪事件を捜査する警察は、“マグダラのマリア”更生院をマークしていた。けれど、なかなか証拠を掴めずに捜査は行き詰まっていた。そんな時、行方不明になった妹を探すラリッサが、警察署にやって来る。何としても妹を探し出したい彼女は、ディック刑事に協力して、更生院に潜入することになる。しかし、そこは、ヘンタイの神父と怪しげな修道女に支配された世界だった。……というお話し。まるでOVA全盛期の80~90年代に陸続とリリースされたH系アニメみたいだ。『淫獣学園』とか『うろつき童子』とか、前田俊夫作品のことね。(笑)ちょっとコメディタッチなところとか、裸の女性に“触手”がからむところなんか、まんまアニメの影響を受けたとしか思えない。その一方で、“ミスカトニック大学”が出て来たり、“ネクロノミコン”によって別次元のモンスターが登場したり、H.P.ラブクラフトのクトゥルー神話にフィーチャーしたようにも見える。(ファンが見たら怒るだろうな)まぁ、出来映えとしては失笑モノだが、キチンと撮られているので、わりと最後まで楽しんで観てしまった。(笑)いわゆるセクスプロイテーションの1本だが、ドライブイン・シアターが廃れ、地方にいたるまでシネコンがはびこり、お客が入りそうな作品しか上映しなくなった今、貴重な作品かも知れない。オンエアが前提のTVMとしては製作しにくいジャンルだし、ビデオスルーでしか製作出来ない。けれど、どれだけ回収できるか分からないビデオ映画では、コストがかけられない。スキルのあるスタッフや名前の売れたキャストも使えない。クオリティの低下は免れない。(苦笑)そういう意味では、なかなか健闘した作品ではなかろうか。(特撮マンあがりの監督さんのわりには、モンスターの出来映えはイマイチだったなぁ)それに、女の子のお○ぱいがたくさん出て来るし、お尻をスパンキングするシーンもあるし、レズ○ーンもあるし、Hシーンもあるので、まずまず満足である。(笑)でも、オススメするわけにはいかないだろうなぁ。(苦笑)
2016.10.26
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0570 オキナワノコワイハナシ4※オモテ面【スタッフ】『と或る仕合せの果て』・監 督 又吉安則・脚 本 又吉安則『スイッチ』・監 督 高山創一・脚 本 国生まゆみ『幽霊ビル』・監 督 川端匠志・脚 本 川端匠志【キャスト】『と或る仕合せの果て』・小渡俊彰・ナツコ『スイッチ』・桃原 遥・吉田妙子・宇榮原真美『幽霊ビル』・柴崎しげる・大城康由・中村野乃香※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-023・製作年度 2005~10年・製 作 国 日本・英 題 Okinawan Horror Stories・収 録 41分・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セルorレンタル・定 価 本体2,400円+税・企 画 琉球放送、山田優樹・製 作 琉球放送、山田優樹・協 力 TEAM SPOT JUMBLE ジー・ジープロモーション・発 売 元 RBC 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:琉球ホラー・ウラ面 :でーじ悲鳴! RBC琉球放送で旧盆恒例のテレビ番組 「オキナワノコワイハナシ」。 沖縄に拠点を置く気鋭のクリエイター達 が、琉球古来の風俗・習慣・迷信を 取り込みながらも<今>の沖縄の息吹を 吹き込んだ、 新たな恐怖のエンターテインメント!オモテ面は、アコウの木だろうか。一面にびっしりと張った根の隙間から人間の眼が覗いている。このデザインなら、『隙間見(スーミー)』を収録して欲しかったな。(笑) 今回も、イメージカラーはグリーンになっている。ウラ面は、これまでと同じレイアウト。右下の女性の顔がコワイ。(笑) 配置された画像の選択も、よく考えられている。このジャケットをデザインした方は、本シリーズが好きなんだろうなぁ。【感 想】「リリースの順番と放送の順番」本シリーズは、2016年10月13日現在で9本がリリースされている。『オキナワノコワイハナシ1』~『6』、『2013』『2014』『2015』である。2004年のスタートから順繰りにDVD化しているのかと思っていたら、意外と違った。本ディスクも2009年と2012年の作品が混在している。2013年度からは、タイトルに年号を付けてリリースしているので、その年に放送された作品が収録されているに違いない。■第1話 と或る仕合せの果て The End of Happiness(2012年 夏)同棲中の多恵子と颯太。幸せそうに見える2人だったが、颯太はミュージシャンの夢を語りながら仕事をせず、多恵子にたかって生きていた。或る日、交通事故に遭った多恵子を捨てて、家に帰らなくなった颯太。けれど、既に多恵子の“愛情”に縛られていた。……というお話し。綺麗な女性に養って貰えるなら、私なら何だって構わないんだけどなぁ。(笑)壊れた女が交通事故でぶっ壊れ、交通事故で壊れた男を囲うお話し。生き霊とも言える執着を描くのかと思っていたら、意外とアッサリ味だった。■第2話 スイッチ Switch(2009年 夏)霊感が強く、幼い頃から怖いモノが見えてしまう七恵。見たくないモノを見ないで済むように、自分の中の“スイッチ”を切ることを祖母から教わる。以来、彼女はスイッチを切って来たが、或る日、再びスイッチが入ってしまう。……というお話し。イマイチ分かり難い作品だった。私の中で、少女の七恵と大人の七恵が結びつかなかったからかも知れない。もう少し面影のある女優さんをキャスティングして欲しかった。(苦笑)オバア役には「このひと!」ってくらいベテラン女優さんが配されている。■第3話 幽霊ビル Ghost Building(2009年 夏)“幽霊ビル”として名高い廃墟でビデオを撮ろうと心霊サークルのメンバーが侵入する。カメラを複数台設置し、霊感が強いと評判の女子大生も呼んで準備は万端。これで心霊現象でも撮れれば大成功だ。ところが、本物の霊は、彼らの予想を上回る恐怖だった。……というお話し。定番の設定で定番の展開で定番のオチだった。これまでで一番つまらなかったかなぁ。(苦笑) 面白かったのは、サークルの部長さん。ヘンなイントネーションで喋るので、いつまでも耳に残った。(笑)本シリーズは、ディスクの仕様がアッサリしている。予告編もなければ、映像特典もない。これは、ちょっと寂しい。メイキングやインタビュ集をつけてくれとは言わないが、解説なんかがあると有り難い。或いは、静止画でも良いので、キャストとスタッフのプロフィールを収録してくれていたら、もう少し親しみがわくと思うのだが……。(笑)それに、日本語の字幕をつけて、選択できるようにして欲しかった。正直なところ、初期の作品、或いは子供たちやお年寄りの会話が理解出来なかった。(聞き取れなかったと言うべきか……) やっぱり、沖縄の方言って独特だよなぁ。(汗)オススメ!
2016.10.25
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0569 オキナワノコワイハナシ3※オモテ面【スタッフ】『普天満山神宮寺、二時の霊道』・監 督 新垣拓史・脚 本 永田健作『ヘーガサー』・監 督 高山創一・脚 本 高山創一『ミーガンチョー』・監 督 高山創一・脚 本 高山創一【キャスト】『普天満山神宮寺、二時の霊道』・又吉裕子・平安信行『ヘーガサー』・桃原 遥・大嶺 淳『ミーガンチョー』・内田周作・桃原 遥・大嶺 淳※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-022・製作年度 2010~11年・製 作 国 日本・英 題 Okinawan Horror Stories・収 録 52分・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セルorレンタル・定 価 本体2,400円+税・企 画 琉球放送、山田優樹・製 作 琉球放送、山田優樹・協 力 劇団O.Z.E ジー・ジープロモーション・発 売 元 RBC 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:琉球ホラー・ウラ面 :でーじ鳥肌! RBC琉球放送で旧盆恒例のテレビ番組 「オキナワノコワイハナシ」。 沖縄に拠点を置く気鋭のクリエイター達 が、琉球古来の風俗・習慣・迷信を 取り込みながらも<今>の沖縄の息吹を 吹き込んだ、 新たな恐怖のエンターテインメント!オモテ面は、古い沖縄の民家が中央に描かれ、何やら不気味なモノが、こちらに手を伸ばしている。今回はグリーン系で色彩統一されている。(『1』と『2』はブルー系だった) 瓦屋根の上には、チョコンとシーサーが乗っている。少しアクティブなジャケットだ。ウラ面は、同じレイアウトだが、上の方の下地がグリーン系になり、右上には悪霊(?)が描かれている。全般的に変化が訪れていて、シリーズを通してみると、いい仕上がりではないかと思う。【感 想】「残酷な童話の行く末」グリム童話は、出版されて版を重ねるうちに最適化されて行ったらしい。時代の要請に応えるカタチで取捨選択、改変されたワケだ。シンプルで分かり易く、よりソフトになった。よく言われるように、恐怖や悪意、性的な表現は薄らいだ。それは当然のようであり、倫理や道徳の面から、社会や家族の根底にある規範が正常に機能していた証左だと思う。■第1話 普天満山神宮寺、二時の霊道 Soul way of Futenmanzan at 2:00 A.M.(2010年 夏)深夜、普天満山神宮寺の前を通りかかったカップル。近道をしようと境内に入った2人だったが、そこは彷徨える霊魂が出没する場所だった。……というお話し。ストーリーは、ほぼない。(笑) カップルが霊に襲われるだけ。何の説明台詞もないのだが、衣装などからカップルの背景などが浮かび上がる。“このカップルは同棲している。同棲して長い。夜中、食べ物を買いに出て、コンビニで雑誌を立ち読みしているうちに夜中になってしまった”とか……。なかなか秀逸だ。(苦笑)■第2話 ヘーガサー Scab(2011年 夏)大学の新任職員の桃子は、休日出勤して仕事をしていた。ふと気が付くと、腕に湿疹のようなものが出来ている。それを見た清掃員の金城は、ただのヘーガサーでないと判断。呪いを解くために、焼いた藁を彼女の腕にこすりつけるが、時既に遅く、金城にも桃子にも魔の手が忍び寄っていた。……というお話し。私は肌が弱いので、ちょっと虫に刺されただけで大きく腫れてしまう。植物に触れても、ヘーガサーのような湿疹が出来る。だから、抗生物質を含んだ塗り薬を常備している。藁を焼いて患部にこすりつけるより、ちゃんとした薬を塗ったら良かったんじゃないか?■第3話 ミーガンチョー Glasses(2010年 夏)自動車修理工場。作業中にメガネを壊したマモルは、忘れ物の中から自分に合ったものを探しだして使い始める。ところが、視野の片隅に女の影が見え始める。気味が悪くなって女性事務員に相談すると、彼女は、以前、この工場で起きた事故について語り始めた。……というお話し。子供の頃から眼鏡のお世話になっているので、何本もスペアを持っている。視力は落ちる一方だから、一度も使わずに役に立たなくなることもある。が、壊れると、どうにもならないので、これは仕方ない。(溜息)本作品の主人公についても、なんで予備を持っていないのか不思議だった。私には考えられない。ましてや、他人の眼鏡を使うなんて……。面白かったけれど、個人的には説得力がなかったように思う。思うに、グリム童話を「本当は残酷でコワイお話しだった」とセンセーショナルに謳うのは、現代社会や家庭の根底にある規範が崩れつつあるからではないか。昔は眉をひそめた事柄も、いまはエンターテイメントとして扱われる。私自身、楽しんでしまう方だから大きなことは言えないが、時折り足が竦むような不安に襲われることがある。グリム童話が再び残酷な童話として出版され、それがスタンダードになってしまうのではないか、それは、どう考えても宜しくない。童話は童話として、怪談は怪談として息づく社会の方が健全だ。私も、もう少し全うな生活をしなければと思った次第。(笑)オススメ!
2016.10.24
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0568 オキナワノコワイハナシ2※オモテ面【スタッフ】『怪物 MAJIMUN』・監 督 岸本 司・脚 本 岸本 司『暗隅(くらしみ)』・監 督 川端匠志・脚 本 川端匠志『放送禁止』・監 督 高山創一・脚 本 高山創一【キャスト】『怪物 MAJIMUN』・新城愛理・結城貴史・平安信行『暗隅(くらしみ)』・桃原 遥・外間みよ子・大嶺 淳『放送禁止』・桃原 遥・川満彩杏※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-021・製作年度 2007~8年・製 作 国 日本・英 題 Okinawan Horror Stories・収 録 48分・サ イ ズ 16: 9・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セルorレンタル・定 価 本体2,400円+税・企 画 琉球放送、山田優樹・製 作 琉球放送、山田優樹・協 力 ジー・ジープロモーション オフィスリゾム・発 売 元 RBC 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:琉球ホラー・ウラ面 :でーじ呪い! RBC琉球放送で旧盆恒例のテレビ番組 「オキナワノコワイハナシ」。 沖縄に拠点を置く気鋭のクリエイター達 が、琉球古来の風俗・習慣・迷信を 取り込みながらも<今>の沖縄の息吹を 吹き込んだ、 新たな恐怖のエンターテインメント!オモテ面は、万座毛のようなところの画像が使われている。(いい景観だ) やっぱり月夜。どこがホラーなんだろうって思っていたら、お月様に霊の顔が浮かび上がっている……。(笑)うん、いい雰囲気のジャケットだ。ウラ面は、『1』と同じレイアウトになっている。どのエピソードも、ハイライトの画像が使われている。うんうん、やっぱりいい雰囲気のジャケットだ。【感 想】「コワイのは何か?」本シリーズは、浴室で観ることにしている。深夜、浴槽に湯をため、煙草や飲み物を用意し、防滴のDVDプレイヤーを持ち込んで電気を消し、ぬるめの湯につかりながら、のんべんだらりと観ている。こういう環境だと、コワイ作品は本当に怖い。つい、周りを見渡してしまったりする。湯船を覗いたら、黒い髪と女の顔が映ったらどうしよう、なんて本気で思って身動き出来なくなったりもする。「いい歳をして何してんだろ」と思わないでもないが、このシビれるような感覚が忘れられないのだ。(笑)■第1話 怪物~マジムン~ MAJIMUN -monster- (2008年 夏)空手道場に通うその女性は、幼い頃に父親から受けた虐待から屈折した感情に支配されていた。或る日、練習中に笑った男を叩きのめし、止めに入った師範に大怪我を負わせてしまう。それが、きっかけだった。彼女は鬱屈した感情に呑みこまれ、怪物=マジムンと化してしまう。……というお話し。かなりの力作だった。まず、冒頭の“長回し”から驚かされる。練習風景も緊迫感があって見事だった。ただ、彼女が怪物に変わる瞬間=キッカケをきちんと描いて欲しかったと思う。そこはイマイチだった。幕切れはファンタジーっぽい。韓国映画なら、陰惨なラストになっただろうが、本作品は、ほのぼのしている。やっぱり沖縄県産だからだろうなぁ。(笑)■第2話 暗隅(くらしみ) Darkness (2008年 夏)男が1人、食事しているところに女子高生が飛び込んで来る。彼女たちは泣き叫んでパニック状態。何が起きているのか、さっぱり分からない。友達を助けて欲しいってことらしい。兎に角、女子高生に引っ張られるままに現場におもむく。しかし、そこには靴と大量の血だまりがあるだけ。そして、何かの気配だった。……というお話し。最初に逃げて来た2人の女子高生の泣き叫ぶ演技に無理があり、「もしかしたら、男はハメられているだけ?」と勘ぐってしまった。この辺は“難あり”だ。(苦笑)その後の展開は定番だが、やや雑な仕上がり。勢いでみせたかったのだろうけど、もう少し整理して欲しかった。結末は、やはりファンタジーっぽい。(笑)■第3話 放送禁止 Banned (2007年 夏)深夜のラジオ番組で“心霊特集”が放送されることになる。本番直前、取材先の心霊スポットでラジカセをADから渡されたパーソナリティのカナコは、嫌な予感を覚える。案の定、放送が始まった途端に「女の悲鳴が聞こえる」といったツィートが爆発的に寄せられる。幼い頃から霊感が強いカナコは、再び目の前に現れた霊と向き合うことになる。……というお話し。レコードやラジオに不気味な音が収録される怪現象は、幽霊話しの定番。本作品は、これをファンタジーっぽく仕上げている。もう少し正攻法でショックシーンを盛り込んでも良かったような気もするが、この優しいところが如何にも沖縄っぽい。これでいいのかも知れない。本ディスクに収録された3話は、いずれも解決しない。或いは、解決する場面を見せない。視聴者の想像にまかせるエンディングになっている。意図的に似たようなテイストの作品を選んだに違いない。特に、第3話「放送禁止」は、敢えてクライマックスを見せなかったに違いない。例えば、残酷シーンを見せずに遠景と悲鳴だけで表現するとか、次のコマでは血だらけで横たわっているとか、漫画なんかでも良く使われる演出だ。でも、これを映像作品でやるには勇気がいる。優しさと大胆さ、恐いだけで終わらせない思慮深さ……。どんな評価を受けるか、監督さんは、きっと怖かっただろうなぁ。(笑)オススメ!
2016.10.23
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0567 オキナワノコワイハナシ1※オモテ面【スタッフ】『だるまさんがころんだ』・監 督 新垣善広・脚 本 上間一示『少女は夢を見る』・監 督 川端匠志・脚 本 川端匠志『イチャンダビーチ』・監 督 川端匠志・脚 本 川端匠志【キャスト】『だるまさんがころんだ』・池原義朗・儀保幸彦『少女は夢を見る』・宮里美利亜・玉城千里『イチャンダビーチ』・渡久地美宇・内田周作・幸地尚子※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-020・製作年度 2004年・製 作 国 日本・英 題 Okinawan Horror Stories・収 録 37分・サ イ ズ 4: 3・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セルorレンタル・定 価 本体2,400円+税・企 画 琉球放送、山田優樹・製 作 琉球放送、山田優樹・協 力 劇団O.Z.E・発 売 元 RBC 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:琉球ホラー・ウラ面 :でーじ恐怖! RBC琉球放送で旧盆恒例のテレビ番組 「オキナワノコワイハナシ」。 沖縄に拠点を置く気鋭のクリエイター達 が、琉球古来の風俗・習慣・迷信を 取り込みながらも<今>の沖縄の息吹を 吹き込んだ、 新たな恐怖のエンターテインメント!オモテ面は、月夜の海、沖の方から歩いて来る女性の姿が描かれている。波が雲のようにも見えるし、霞がかかっていて雰囲気のいいジャケットに仕上がっている。ウラ面は、3話からの取り込み画像が配置され、ストーリーが記載されている。こちらはシンプルだが、要所の画像を使っているので、充実感がある。いいジャケットだ。【感 想】「誠実な沖縄産ホラー・オムニバスは意外と良作」このシリーズ、各話がコンパクトにまとめられていて観やすい。短い時間の中で登場人物の紹介からストーリー展開、オチまでつけるのだから、かなりのスキルが必要だ。そこに、製作サイドの誠実さをうかがうことが出来る。また、予算的な問題もあるだろうが、ロケ地は1箇所、出演者は最小限、脚本と映像の雰囲気だけでみせるテクニックは、素晴らしいと思う。某TV局の『世にも奇○な物語』に較べると、はるかに良い出来映えだ。(笑)■第1話 だるまさんがころんだ Daruma-doll fell down(2004年 夏)夏休みも終わり頃。旧盆の或る日、子供たちは裏山に遊びに出掛ける。そこは大人たちに「行ってはいけない」と言われている場所だった。けれど、そんな親の言いつけを守る子ばかりではない。“だるまさんがころんだ”で遊んでいる子供たちに禍々しい女の霊が忍び寄る。……というお話し。沖縄が戦場になってから、まだ七十年だ。本作品を観ながら、ひめゆりの塔や平和記念公園で受けた衝撃を思い出していた。忘れてはいけないのだ。そんなことを強く思った次第。少年は、兵隊さんの幽霊を見るのだが、それが優しいオチになっている。日本語の字幕が欲しかったなぁ。(笑)■第2話 少女は夢を見る Girl and a dream(2004年 冬)母親を亡くし、継母との関係も上手く行かない少女。些細なことで喧嘩になり、家を飛び出した少女は、海辺の小屋で一夜を明かす。しかし、そこは魔物が住まう場所だった。「自分の体の次に大切なものを差し出せ」魔物の言葉に、少女は思わず継母を差し出そうとする。……というお話し。昔話の現代版といった趣きの1本。本作品と似たようなお話しを、どこかで読んだような気がするが、思い出せない。(苦笑) 最近、こんなもどかしい思いが増えたような気がする。“気持ち”と“感情”のアンバランスを描き出すために、子供の残酷な部分を敢えてクローズアップしたのは、お見事。■第3話 イチャンダビーチ Ichanda Beach(2004年 夏)イチャンダビーチでバーベキューパーティをする若者たち。日が暮れようとする頃、ビーチの外れに公衆トイレが建っていることに気づく。気味の悪い噂話があるトイレに違いない。彼らは、おもしろ半分に板が打ちつけられているドアを開けてしまう。……というお話し。沖縄の若い子たちは、何かにつけてビーチでバーベキューをすると聞いた。確かに、公共のビーチに行くと、あちらこちらでバーベキューをしている。一番手軽なレジャーなんだろう。一度、お呼ばれされたい。(笑)最後のオチは、もっとインパクトが欲しかったし、ショック・シーンに仕上げても良かったような気がする。数多リリースされる国産ホラーの中でも、本シリーズは、出色の出来映えではなかろうか。満足感が高い。すべての作品を観たワケではないが、これまでのところハズレがない。脚本も映像も、よく錬られている。面白いのは、青い海や空やハイビスカスが画面に登場しなくても、沖縄の空気感が、ちゃんと伝わって来ること。また、沖縄に行きたくなってしまった。(笑)オススメ!
2016.10.22
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0566 琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。※オモテ面【スタッフ】『See Me?』・監督・脚本 當間早志『Happy★Pizza』・監督・脚本 福永周平『マサーおじいの傘』・監督・脚本 大城直也【キャスト】『See Me?』・幸地尚子・吉田妙子・藤木勇人・奈須重樹『Happy★Pizza』・アルベルト・新城愛理・内田周平・アリカワコウヘイ!『マサーおじいの傘』・神谷健太・かっちゃん・ジョニー宜野湾・津波信一※ウラ面【仕 様】・型 番 OHDR-0182・製作年度 2007年・製 作 国 日本・原 題 ----・収 録 本編[See Me?]39分 [Happy★Pizza]12分 [マサーおじいの傘]38分・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 1.日本語 (ドルビー・デジタル・ステレオ)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・税込価格 9,240円・本体価格 8,800円・発 売 株式会社オンリー・ハーツ・販 売 元 株式会社オンリー・ハーツ・映像特典 メイキング映像※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:世界の皆様、これがホントの 琉球映画でゴザイマス! プチョン国際ファンタスティック映画祭 正式招待 ローマ国際映画祭(アメリカ) 最優秀海外短編賞 和歌山田辺弁慶映画祭 市民審査員賞 デジタルコンテンツグランプリ2008 錦賞・ウラ面 :沖縄で2万人以上を動員して大ヒット! 東京・大阪他全国でも劇場公開 スタッフ・キャスト、撮影が100% 沖縄県産品映画! 沖縄の各界スターが結集!! 3本のオムニバスが描き出す 沖縄チャンプルームービー のほほんとしたおかしさと悲哀、 沖縄の風土・文化・人情気質が全編に にじみ出る、心温まるファンタジー、 ラブコメディ、ヒューマンドラマ。 芸歴62年、沖縄喜劇の女王・仲田幸子が 幕間のナビゲート役 喜劇・人情劇の沖縄芝居で絶大な人気を 誇るスーパースターが、 これまで拒み続けてきた映画出演を 沖縄のために快諾、必見。オモテ面は、紅型を下地にして、出演者の画像がコラージュされている。おそらく全出演者。(笑) 作品に対する愛情というか、思いが込められている。美しいかと問われれば、「否」と答えざるを得ないが、何となく好きだ。ウラ面は、一転してシンプルなデザインに仕上げている。青い空と青い海、横を向いたシーサーの上に各エピソードの画像とクレジット、その上方にはキャッチコピー&イントロダクションが整然と記載されている。ほのぼのとした雰囲気が伝わって来る。いい出来映えのデザインだ。【感 想】「沖縄の空気」何とも言えない作品だった。穏やかで、ゆるやかで、優しくて哀しい。沖縄が大好きな私としては、作品の中に流れる時間が愛おしくて仕方なかった。ネットで得た情報によれば、沖縄県民だけで製作された作品とのこと。“純”沖縄県産なわけだ。本作品を観ると、沖縄の人たちが、沖縄を愛していることがよくわかる。(笑)■第1話 See Me?バンド“ひじひじ”のマネージャ、夏子は、CD発売記念のインストア・ライブに向けて忙しい日々を送っていた。ライブ当日、バンドのメンバーを迎えにワゴン車を運転していた夏子は、ひょんな事でおばあちゃんと男の子を乗せることになる。……というお話し。夏子を演じた女優さんが、なかなかの好演だった。いわゆる“男顔”で美人。(女性は男っぽい顔の方が美人で、男性は女っぽい顔立ちの方がハンサムだと私は思っている) 他の出演作品も観てみたい。でも、東京は似合わなさそうだな。ちなみに、VFXの出来映えが意外と良くてビックリした。心に残る短編だった。■第 2話 Happy☆Pizza宅配ピザで働くマリオは、いつも注文してくれる女性と知り合いになる。やがて、心を通わせるようになるが、明らかにチンピラ風の元カレが、彼の前に立ちふさがる。……というお話し。落語で言うところの“下げ”が、受け入れられるかどうかがポイント。(笑) 「ここまで引っ張って来て、コレかい?!」と思ったら、負けです。まんまと監督の術中にハマった証拠。ショートフィルムの特性を活かした見事なコメディだった。■第 3話 マサーおじいの傘イジメられてばかりいる小学生の海斗は、或る日、マサーおじいと知り合う。子犬に吠えられても逃げ出すようなヘンテコなおじさんだったが、実は修行を積んだ武術の達人だと言う。海斗は、ケンカに勝ちたい一心でマサーおじいに弟子入りする。けれど、マサーおじいが教えてくれるのはヘンなことばかりだった。……というお話し。海斗くんを演じた男の子と、マサーおじいを演じた役者さんが秀逸。男の子は、ちょっと太り気味だが、ナチュラルでいい感じ。マサーおじいのヒゲも、いい感じ。まるで黒澤明監督のようなカットが随所に見受けられて、ちょっと新鮮だった。偶然にも手に入れた作品だったが、長いこと“お蔵入り”していた。観れば、明日にでも沖縄に行きたくなるのは間違いないからだ。案の定、沖縄に行きたい気持ちが湧いて来て、胸狂惜しい日々を送っている。困ったものである。(溜息)本作品には、沖縄の美しい海の映像は出て来ない。白い砂のビーチも、色とりどりのハイビスカスも、シーサーも出て来ない。いわゆる観光客が沖縄をイメージするアイテムは、登場しない。にもかかわらず、石垣に囲われた古い家屋やお墓、そこで暮らす人々の顔に、沖縄の空気を感じずにはおれない。暑く湿った空気と濃厚なにおいが、映像や音楽から伝わって来るのだ。器材やスキルは、商業映画レベル。でも、自主映画スレスレの純朴なストーリー。おかげで、商業映画では味わえないテイストの作品になった。この雰囲気に酔いしれたい。オススメ!ちなみに、字幕付きです。(笑)
2016.10.21
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0565 合衆国壊滅/M10.5※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジョン・ラフィア 『デッド・ゾーン』『チャイルド・プレイ2』【キャスト】・ボー・ブリッジス(野島昭生) 『ザ・エージェント』『ユニコーン/奇跡の航海』・フレッド・ウォード(有本欽隆) 『ライトスタッフ』『トレマーズ』・キム・デラニー(佐々木優子) 『ミッション・トゥ・マーズ』※ウラ面【仕 様】・型 番 NKDF-2101・製作年度 2004年・製 作 国 アメリカ・原 題 TEN POINT FIVE・収 録 122分(本編)・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.オリジナル (2.0ch ドルビーデジタル) 2.日本語吹替 (2.0ch ドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 日活株式会社・販 売 元 日活株式会社・映像特典 予告篇※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:かつて人類が経験した事のない 《連鎖地震》を描く スペクタクル・パニック巨編! 祖国が割れていく――。 続発する連鎖地震! そして、西海岸が沈み始めた!!・ウラ面 :M7.9 シアトル スペースニードル倒壊! M8.4 カリフォルニア アムトラック消滅!! M9.2 サンフランシスコ ゴールデンゲイトブリッジ崩壊!!! M10.5 そして… 遂にロサンゼルスが沈み始めた!!!!オモテ面は、大都市に亀裂が走り、海水がなだれ込み、高層ビルが倒壊して行く様子を描いたイラストが使われている。見事な出来映えだ。地平線の彼方まで続くビル群にまで亀裂が伸びている。こんなイラストをジャケットを見せられたら、観ないわけにはいかない。(笑)ウラ面も、全体がナナメに傾いだレイアウトになっている。カリフォルニアの地図に、地震が起きた箇所を赤くマークし、線で結ばれている。連鎖地震の進路だ。その図を最背面にして、本編からの取り込み画像が並べられ、主要登場人物の3人の顔写真が配置されている。メインの画像は、ゴールデンゲイトブリッジの崩壊シーンだ。こちらも見事な出来映えと言えるだろう。本編も力作だったが、ジャケットの方も力作と言えるだろう。【感 想】「スペクタクル・シーンにかける情熱」調べてみたら、TVMの短縮版らしい。オリジナルは 180分を超えており、こちらは[完全版]としてセル・リリースされている。レンタル版は、 120分ちょっとに編集された短縮版。道理で、収録2時間のわりには盛り沢山の内容だと思った。おかげで、サクサクと物語が進む。納得してしまった。(笑)――シアトルを M7.8の地震が襲う。建物が崩落し、市の象徴であるスペースニードルが倒壊する。この地震の被害を把握する間もなく、今度は北カリフォルニアで地震が発生。地割れが運行中の列車をのみこんでしまう。多数の死傷者を出した大惨事に、米国大統領は、連邦緊急事態管理局(FEMA)の長官ロイ・ノーランに事態の収拾に当たらせる。ノーランは早速、対策本部を設置、米国各地から専門家を集める。その中には、地質学者のサマンサ・ヒル博士の姿があった。サマンサは、次第に規模が大きくなる地震に、2度目のが余震ではないことに気づく。地中深くにある未知の断層が関係しているに違いない。そう考えた彼女は、山中で証拠を見つけ出し、ノーラン長官に住民の避難勧告を発するように進言する。しかし、「推測でしかない」と取り合ってくれない。その時、サンフランシスコで巨大地震が起きて、金門橋が崩れ落ちてしまう。……というお話し。サマンサを演じるのは、キム・デラニー。『CSI:マイアミ』の第1シーズン第1話で、現場に復帰したホレイショの上司役を数話演じた。新しいドラマなのに途中でいなくなってしまうキャラクタを登場させたことに驚いたが、請けた彼女の潔さも強く印象に残った。大統領役にはボー・ブリッジス。太めで優しい顔立ちは、とても大統領には見えなかった。『フリーウィリー/自由への旅立ち』のだらしないオヤジ役の方が似合っていたな。(笑)ノーラン長官を演じるのは、フレッド・ウォード。『トレマーズ』でケヴィン・ベーコンとコンビを組んでモンスター退治をした。それ以外の作品のイメージがないが、どんな作品に出ているのだろ? 本作品では、いい味を出していた。人間ドラマの部分は、取り立てて褒めるほどのものではなかったが、スペクタクル・シーンは見応えがあった。力がこもっていた。何と言うか、「こういう映像が見たいよな」と思うカットが、キチンと撮られている。手抜きがない。TVMとしては稀有なことだろう。ミニチュアとCGを駆使して作り上げた映像のクオリティは、決して高くはない。ローランド・エメリッヒ監督作品には、到底およばない。けれど、橋が落ちる瞬間に車が宙に浮いたり、クライマックスでは巨大な地割れに海水がなだれ込む様子を「これでもかっ!」ってくらいに描写してくれる。群集シーンも熱かった。避難民のキャンプも、被害の大きさを伝えるべく俯瞰で描き出したのは見事だった。昔の東宝の特撮映画を彷彿させる情熱が感じられた。続編も製作されたようだし、この際だから、セル版も観なければ……。(笑)オススメ!
2016.10.20
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0564 ロボドッグ※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 スティーブン・シメック・撮 影 エフライム・スミス「ジョン・カーター」・音 楽 ランス・モンゴメリー【キャスト】・カルヴィン・スティンガー・ベン・ブローダー「スターゲイトSG-1」・マギー・スコット・イーサン・フィリップス※ウラ面【仕 様】・型 番 TSDR-71301・製作年度 2014年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE ADVENTURES OF ROBOREX・収 録 本編 91分・サ イ ズ 16: 9・音 声 1.日本語吹替 (ステレオ) 2.オリジナル・英語 (ステレオ)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・吹替制作 メディアゲート・発 売 元 株式会社 竹書房※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:心はわんこ、からだはマシン とんでもないスーパー・ペットがやってきた!・ウラ面 :ロボドッグvsメカキャット! 未来からやってきたロボット犬が、世界を救う。 夢と冒険のファミリーSFアドベンチャー!!ロボドッグが走っている姿が大きく描かれている。その後ろを、主人公のジェームスとキャラ、愛犬のレックスがついて来る。何となくチープな出来映えなのだが、子供向けの作品なので、これくらいが良いのかも知れない。(笑)ウラ面は、ロボドッグとメカキャットの対決場面が、半分近くを占めている。中央付近を黒くマスキングしたところにイントロダクションが、左下にはストーリーが記載されている。すべての漢字にはルビがふられている。うん、やっぱり子供向けなんだなぁ。それに、本ディスクはプレイヤーに入れると、日本語吹替版で自動再生される。字幕は、ない。だから、ジャケットにも“日本語吹替”と記載されている。うんうん、子供向けなんだなぁ。(笑)【感 想】「トチロー=アルカディア号」ディズニーチャンネルで放送していそうな作品だった。子供向けのお気楽ファミリーSF映画。ぼんやり観ている分には何の不満もない作品だった。或る意味、Z級のSFやホラー映画をたらふく観て来た身としては、眩しいくらいにキチンと撮られている。なかなかの出来映えと言えるだろう。(笑)――ジェームスは機械いじりが好きな小学生。友だちは愛犬のレックスだけ。未知のエネルギーを研究していた母親が行方不明になって以来、父親と2人暮らしだ。そんな或る日、町外れに隕石が落下する。たまたま目撃したジェームスが現場に駆けつけると、隕石だと思ったのは卵形の金属だった。然も、中から現れたのは、ネコ型のロボット“メカキャット”だった。メカキャットは宙を飛び、超音波で壁を壊すと、どこかへ飛んで行ってしまった。呆然としているジェームスの前に現れたのは、クラスメイトのキャラ。正義感が強く、相手が大きな男の子でも怯まない。彼女は、ジェームスの奇想天外な話しを信じ、2人の間に友情が生まれる。その夜、ジェームスの家の庭に何かが落下する。今度は、イヌ型のロボット“ロボドッグ”だった。ロボドッグは、未来のジェームスが、ドクター・アポカリプスから地球を守るため、タイムトラベルさせて来た高性能ロボットだった。ロボドッグには、愛犬レックスの意識がダウンロードされており、2人と1匹はドクター・アポカリプスの野望を阻止すべく勇気を出して立ち上がる。……というお話し。父親との2人暮らし、頭はいいし気持ちの優しい男の子だが、学校では“負け組”。如何にもファミリー映画の主人公だ。活発で、クラスの委員長タイプの女の子が、主人公と一緒に冒険をするストーリー展開も定番だろう。マヌケなマッドサイエンティストの登場も欠かせない。クライマックスで子供たちに出し抜かれて世界征服の計画が失敗に終わるのも、定番中の定番。最後は、父親の理解を勝ち取り、女の子とは友情を厚くし、大団円で終わる。最初から最後まで安心して観ていられるファミリー映画だった。ジェームスを演じるのは、カルヴィン・スティンガー。本作品の監督スティーヴン・シメックが監督したファミリー映画『K―9アドベンチャーズ/伝説の失われた財宝』にも出演している。キャラを演じるのは、マギー・スコット。子役として、かなりのキャリアを積んでいる。ジェームスの父親には、ベン・ブロウダーを配している。さまざまなTVドラマに出演している方だが、『スターゲイト/SG―1』のレギュラが華かも知れない。マッドサイエンティスト役にはイーサン・フィリップス。彼もやはりTVドラマのゲスト出演が中心だ。総じて、手垢のついていない役者さんをキャスティングしているところが、好ましい。ディズニーチャンネルが好きなご家族にはオススメ!※『銀河鉄道999』で、トチローが死んで、その意識がハーロックのアルカディア号に転送されるシーンを思い出してしまった。(笑)
2016.10.19
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0563 パーシー・ジャクソンのオリンポスの神々/魔の海 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 トール・フロイデンタール・脚 本 マーク・グッゲンハイム・製作総指揮 クリス・コロンバス マーク・ラドクリフ マーク・モーガン ガイ・オゼアリー グレッグ・ムーラディアン※ウラ面【キャスト】・パーシー……ローガン・ラーマン(宮野真守)・アナベス……アレクサンドラ・ダダリオ(渡辺麻友)・グローバー…ブランドン・T.ジャクソン(林 勇)・ミスターD…スタンリー・トゥッチ(島田 敏)※リーフレット1【仕 様】・型 番 ----・製作年度 2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 PERCY JACKSON:SEA OF MONSTERS・収 録 107分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 DTS-HD マスター・オーディオ 7.1ch (ロスレス) 2.日本語 DTS デジタル・サラウンド 5.1ch・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 COLOR、DOLBY DIGITAL、dts-HD Master Audio、 dst DigitalSurround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・2013年劇場公開作品・字幕翻訳 松崎広幸・吹替翻訳 松崎広幸・発 売 元 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・映像特典 1.タイソン・モーション・コミック 2.半神(ハーフゴッド)の分析 3.再び訓練所にて 4.ひとつ目キュクロプス 5.オリジナル劇場予告1 6.オリジナル劇場予告2※リーフレット2【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :かか!?主人公のパーシー・ジャクソンが三つ又の鉾を持って構えている。これを中心に、さまざまなモンスターが周囲を取り囲むように描かれている。今度の目線は、左上方に向けられているし、顔がこちらを向いているので、おさまりがいい。全体的には、おとなしめの印象だが、悪くない。ウラ面は、ブルーレイらしく(笑)せせこましい。画像は1枚だけで、ジャケットの半分は、英文のクレジットと仕様にとられている。勿体ない。記載事項を効率よくまとめれば、もっと画像が載せられるんじゃないかなぁ。※ディスク【感 想】「ひっくり返さないオモチャ箱」シリーズ2作品目。主要なキャストは続投しているので、続編としてのアイデンティティは、辛うじて保たれている。微妙にテイストが異なる部分もあるが、監督が交代しているから仕方あるまい。まずまず許容範囲内だろう。やはり、シリーズものは、主人公の成長を追うと言った“積み上げ”式の方が感情移入しやすい。毎回設定や登場人物の立ち位置が違っていたりすると、素直に物語に入れない。とは言え、どうも本作品は、『パーシー・ジャクソン』というより『ハリー・ポッター』に近いような気がしてならない。どちらもクリス・コロンバス監督がスターターをつとめたからかも知れない。どことなく、作りが似ているのだ。――或る日、ハーフ訓練所を守っていたシールドが破られる。侵入して大暴れした機械牛“コルキスの雄牛”を何とか撃退したパーシーだったが、彼の前に現れたのは、ヘルメスの息子、デミゴッドのルークだった。ルークが、シールドを作る木に毒を注入したらしい。木は枯れ始め、シールドが弱まったところを機械牛に襲わせたのだ。木を救うには、“黄金の羊布”が必要だと突き止めたアナベスとともに、パーシーはグローバーを伴って冒険の旅に出ることになる。しかし、前回のようなワケには行かなかった。何故か、パーシーの異母兄弟のタイソンがくっついて来たのだ。彼は、ポセイドンと妖精(ニンフ)の間に生まれた一つ目の巨人“キクロプス”だった。……というお話し。実にベタな展開。レイ・ハリーハウゼンの名作『アルゴ探検隊の冒険』と同じではないか。(笑)主人公のパーシー・ジャクソンを演じるのは、ローガン・ラーマン。ちょっと顔つきがポッチャリした感じがする。精悍さがなくなってしまった。周囲から一歩引いて仲良し3人グループを作るあたりは、“ハリー・ポッター”そのものだった。パーシーの友人で、知恵と戦いの女神アテナの娘、デミゴッドのアナベスを演じるのは、アレクサンドラ・ダダリオ。彼女も続投だが、ビミョーにキャラが変わっている。前作では、もっと戦闘能力の高いリーダー格だったが、本作品では、ほぼチアリーダーだった。(笑)代わって、軍神アレスの娘、クラリサが登場している。演じるのは、レヴェン・ランビンだが、勝ち気な女の子の役回りは、前作のアナベスと完全にかぶっていた。(笑) その分、アナベスのキャラが変わって出番が減ったのかも知れない。『ハリー・ポッター』の“ハーマイオニー”化と言おう。(笑)半人半獣のサテュロスで守護者でもあるグローバーを演じるブランドン・T.ジャクソンも、前作から続投。こちらは、『ハリー・ポッター』のロン・ウィーズリーだな。(笑)人間関係に緊張感がないせいか、ぬるま湯に浸かっている気分だった。睡眠薬代わりに観るには、ちょうどいいかも知れない。ただ、さまざまなアイテムやモンスターが矢継ぎ早に登場するので、午睡を貪ることを許してくれない。コルキスの雄牛やヘルメスのくれたアイテム、ヒポカムボス(海馬)、キクロプス、怪物マンティコア、預言者、クロノス等など……。CGを駆使して観客を楽しませようとしているのに、観終えてみると、チープな印象なのは、何故だろう?オリンポスの神々が登場しないせいか?どうも釈然としない。“ひっくり返したオモチャ箱”という表現がある。本作品は、さしづめ“オモチャ箱はひっくり返さないで、そのまま手を突っ込んだ”ようなカンジ。(笑) 取り敢えず、手に触れたものを引っ張り出して並べてみて、そこから物語をつむいだように見える。だから、ちゃんと繋がっているようでいて、実はランダムに引っ張り出したオモチャ箱だから必然性が全くない。三題噺のようなものだ。ちなみに、ピアース・ブロスナンは、下半身が馬並み、いや馬になることがお気に召さなかったのか、本作品は降板している。008のショーン・ビーンがゼウスで、007のオレが何で馬なんだよ! ――と怒りそう。(笑)TVドラマ『キャッスル』のネイサン・フィリオンがヘルメス役で出演。スクリーンで観ると、ちょうどデブだな。海馬に乗りたい方には、オススメ!
2016.10.18
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0562 パーシー・ジャクソンのオリンポスの神々 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 クリス・コロンバス・脚 本 クレイグ・ティトリー・原 作 リック・リオーダン・製 作 カレン・ローゼンフェルト クリス・コロンバス マイケル・バーナサン マーク・ラドクリフ※ウラ面【キャスト】・パーシー……ローガン・ラーマン(宮野真守)・アナベス……アレクサンドラ・ダダリオ(小笠原亜里沙)・グローバー…ブランドン・T.ジャクソン(林 勇)・ゼウス………ショーン・ビーン(玄田哲章)・ブルナー先生…ピアース・ブロスナン(大塚明夫)・メデューサ…ユマ・サーマン(木村佳乃)※リーフレット1【仕 様】・型 番 ----・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 PERCY JACKSON & THE OLYMPIANS: THE LIGHTNING THIEF・収 録 119分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英 語 5.1ch DTS-HD マスターオーディオ(ロスレス) 2.日本語 5.1ch DTS・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 COLOR、DOLBY DIGITAL、dts-HD Master Audio、 dst DigitalSurround、日本市場向、Blu-ray、 セル専用・2010年劇場公開作品・字幕翻訳 松崎広幸・吹替翻訳 松崎広幸・発 売 元 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・映像特典 1.未公開シーン集 2.オリンポス・トリビア:神々の秘密 3.デミゴッド診断ゲーム: あなたは神の血を引く者? 4.“ハーフ訓練所”に潜入! 5.メイキング:デミゴッドの世界※リーフレット2【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :ギリシアの神々が時空を超えて 現代によみがえる!主人公のパーシー・ジャクソンを中心に、友人2人が両脇を固めている。その背後は、暗雲がたちこめてイナヅマが走っている。モンスターの姿も描かれている。悪くない出来映えだが、遠く上方に目をやるパーシーの姿に、少し冷たさを感じる。中高校生向きであることを考えると、視線は、こちらを向いていた方が良かったな。(笑)ウラ面は、辛うじて1枚の画像が使われているが、他はクレジットやスペックに埋め尽くされている。作品の雰囲気からすると、もっと明るいデザインにして欲しかった。※ディスク【感 想】「神話を持たない米国の夢」正直、続編が製作されるとは思っていなかった。(汗)決して出来映えがいいわけではないので、原作人気かローガン・ラーマン人気だろう。実際、原作の『パーシー・ジャクソン』シリーズは、米国では大した人気らしい。米国人は、英国生まれの『ハリー・ポッター』よりも自国生まれのファンタジーの方に愛着がある、と何かで読んで納得したことを覚えている。ましてや、歴史の浅い米国には神話がないため、ギリシャ神話の神々がエンパイヤステートビルの一画に住んでいる、という設定に萌えるらしい。(笑)――高校生のパーシー・ジャクソンは、課外授業で訪れた博物館で、魔物に襲われる。そこを助けたのは、親友のグローバーとブレナー先生だった。「パーシーのことが連中にバレた。訓練所に行け!」グローバーとパーシーは、母親とともに訓練所に向かう。ところが、あと少しのところでミノタウロスが現れ、行く手を阻む。然も、母親が攫われしまう。母が殺されたと思ったパーシーは、激情にかられるままミノタウロスを倒すが、昏倒してしまう。パーシーが目を覚ましたのは、3日後だった。ハーフ訓練所は、神と人間の間に生まれた“デミゴッド”が集まり、能力を高め、磨くための場所だった。パーシーは、そこで自らの出生の秘密を知ることになる。……というお話し。ダメな男の子が血筋だけでヒーローになる物語は、昨今のファンタジーの定番。成長を描くためには、底辺から始めなければならないから、まぁ仕方ないことかも知れない。それに、9割を占める負け組の男の子が感情移入できるようにしないと売れないしね。それでも、何の努力も鍛錬もせずに強くなる主人公の姿には、 飽きたなぁ。然も、本作品の主人公は高校生だよ? ファンタジーよりも女の子と如何にHするかに全精力を傾けている年頃だ。“デミゴッド”ごっこにうつつをぬかしている時じゃない。(笑)ストーリーは他愛のない兄弟喧嘩で「オレのオモチャを盗っただろ?」「盗ってねェよ!」というレベル。「返さないと戦争だかんな!」とゼウスが言って大騒ぎ。――この幼稚さって、何? まるで園児の喧嘩みたいではないか。(笑) 原作もこのレベルだったら、一生読まなくていいかな。ファンタジー映画だからCGは盛り沢山。但し、出来映えは、特に優れているような気がしない。メジャー作品としては、そこそこと言ったカンジ。特に減点だったのは、ピアース・ブロスナンが演じる半身半獣のデザインに失敗したこと。動きがぎこちなくて説得力がなかった。立っているだけで違和感があった。グローバーの下半身もヤギだったが、こちらもイマイチ。これならレイ・ハリーハウゼンのダイナメーションの方が、よっぽど優れている。そういう観点からすると、ユマ・サーマン演じるメデューサは面白かった。『タイタンの戦い(1981)』のメデューサに較べても遜色ない。CGを云々するより彼女の迫力のおかげだろう。勿体ない使い方だなぁと思ったが、どことなく面白がっているように見受けられた。(笑)メデューサの扱われ方に目新しさがなかったのは残念だが、子供向けではこんなものかも知れない。映像的に新鮮味が少ない作品だったが、クライマックスのパーシーの“必殺技”は3Dで観たかった。本作品が3Dで公開されたかどうかは不明だが、そんな風な作りだった。クリス・コロンバス監督作品としては期待ハズレの出来映えだった。けれど、神話を持たない米国には、こんな風な神様が暴れるお話しは、ひとつの夢なのかも知れない。ちょっとだけオススメ!
2016.10.17
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0561 沈黙のSHINGEKI/進撃※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジェスティン・スティール・脚 本 ジェリー・ラップ・製 作 ティアゴ・メスキッタ ジョン・ヤン ロス・オッターマン・撮 影 ティアゴ・メスキッタ【キャスト】・ジョージ・イーズ(桐本琢也)・スティーヴン・ラング(有本欽隆)・スティーヴン・セガール(大塚明夫)・ヴィニー・ジョーンズ(間宮康弘)・アナリン・マッコード(長尾明希)・テッド・レヴィン(石住昭彦)※ウラ面【仕 様】・型 番 DZ-9531・製作年度 2014年・製 作 国 アメリカ・原 題 Gutshot Straight・収 録 本編 約89分+特典映像 約2分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・音 声 1.ドルビーデジタル・英語 (オリジナル) 5.1ch サラウンド 2.ドルビーデジタル・日本語 (吹替) ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・PG12 小学生には助言・指導が必要・劇場公開日 2014年10月11日・本編字幕翻訳 田中英子・吹替翻訳 岡部康子・吹替演出 依田孝利・発 売 松竹・販 売 元 松竹・提 供 株式会社プレシディオ・映像特典 日本公開版予告篇※ディスク【ジャケット】・オモテ面:沈黙シリーズ中、最高にクールな快進撃!!・ウラ面 :『沈黙の戦艦』『DENGEKI/電撃』 『エグゼクティブ・デシジョン』など、 アクション映画界を牽引する スティーヴン・セガールの最新作!スティーブン・セガール主演作品ならば、定番のジャケット・デザインだが、本編内容には似つかわしくない。酷いジャケツトだ。主人公であるはずのジョージ・イーズは、そっぽを向いているし、中盤までに“退場”してしまうスティーブン・ラングが中央で良い顔をしているし、脇役のスティーブン・セガールが一番大きな顔でニヤけている。ファム・ファタールであるはずのアナリン・マッコードは、タイトルの下に小さく出ているだけだし、「こんなジャケットにしたヤツは出てこいっ!」と言いたい。(笑)ウラ面も、S.セガール中心のデザイン。まぁ、タイトルからしてヒドイから、いまさら文句を言っても仕方ないのかも知れない。もっとも、セガール御大が顔を出しておらず、地味なギャンブル用語をタイトルにして、フィルム・ノワール風に宣伝していたら、日本じゃビリケツの興収だったかも知れないけどね。【感 想】「沈黙シリーズにあらず」いくらなんでも、この作品で“沈黙シリーズ”を謳ってはいけないでしょ。(笑)TVドラマ『CSI:科学捜査班』でニック・ストークスを演じたジョージ・イーズ主演のクライム・サスペンス。“ハードボイルド風ミステリー仕立て”といった雰囲気。『アバター』やTVドラマ『テラ・ノヴァ』のスティーブン・ラングが共演。『羊たちの沈黙』のテッド・レヴィン、『ミッドナイト・ミート・トレイン』のヴィニー・ジョーンズ、もちろん、スティーブン・セガール御大も出演している。何気に豪華だ。(笑)映画としても、ちょっと面白かった。けれど、如何せんトーンが古臭い。まるで80~90代の作品だ。それに、S.セガールの出演シーンだけ異質な感じだ。或る意味、それがスターのスターたる由縁なのだろう。(笑)――カード・ギャンブラーのジャック・ダニエル(ジョージ・イーズ)は、借金の返済もままならないのにカジノ通いをやめられずにいた。或る日、彼は大富豪のダフィ(スティーブン・ラング)に声を掛けられる。稼げる仕事があるらしい。怪しげな男からの怪しげな仕事だ、最初は相手にしなかったジャックだったが、いよいよお金に困って請けざるを得なくなる。しかし、ダフィの指示は、「1万ドルで妻を抱け」「見せるなら2万ドル出す」というものだった。常軌を逸した指示に仕事を断ろうとするジャックは、ダフィともみ合いになって、はずみで彼を殺してしまう。……というお話し。どこにセガール御大が出てるんだって?(笑)ジャックに金を貸している親分みたいな男、ポーラインとして数カットだけ登場する。たぶん、それらはすべて、予告編に収録されているので、「セガール御大の姿を見られれば良い」と考えている方は、本編を観る必要はありません。予告編で十分でしょう。(苦笑)ジャックが帽子をかぶっている様子が、借金の取り立て屋をしていた頃のロッキー・ボルボアと似ており、劇中でも、このネタで茶化されていた。だからかも知れないが、セガール御大が演じるポーラインを“ポーリー”と呼んでいた。エイドリアンのろくでなしのアニキのことね。(笑)ところどころに映画ネタが織り込まれており、「監督さんが映画マニアなんだろうなぁ」と感心しながら観ていた。(ジャックというキャラクタは、あきらかに『チャイナタウン』のジャック・ニコルソンだった)残念なのは、ヒロインにファム・ファタールとしての魅力が薄いこと。自信と不安、傲慢さと謙虚さ、愛情と欲望といった二面性を体現できる女優さんではなかった。本人が意識している意識していないに関わらず、男はこの二面性に翻弄される。そんなところを描き込んで欲しかった。原題は、ポーカーで使われる用語。真ん中の1枚だけ揃っていないストレートのことを言う。何か隠喩があるのだろうけど、私には分からなかった。ギャンブルはやらないのでね。ピカレスクロマンのようなちょっとイイ話しみたいなエンディングについては、異論もあるが、まずまずの出来映えでしょう。ちょっとオススメ!
2016.10.16
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0560 最‘恐’絶叫計画※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ボー・ゼンガ「最終絶叫計画」・撮 影 ロバート・C.ニュー「プロムナイト」・編 集 デニス・M.ヒル スターリング・スコット・音 楽 ライアン・ショア 「隣の家の少女」「キャビン・フィーバー2」・製 作 ボー・ゼンガ スコット・スタインドーフ「白いカラス」 「ペネロピ」 カーク・ショウ「雷神/RAIJIN」 「アート・オブ・ウォー2」【キャスト】・レスリー・ニールセン「裸の銃を持つ男」 「最終絶叫計画4」「最“狂”絶叫計画」・スティーブ・ハウイー 「D.O.A./デッド・オア・アライブ」・ディオラ・ベアード「テキサス・チェーンソー/ビギニング」・デジ・リディック「CSI:NY」・キーナン・トンプソン「スネーク・フライト」・ケン・カージンガー「フレディvsジェイソン」※ウラ面【仕 様】・型 番 ALBTS0084・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・カナダ・原 題 STAN HELSING・収 録 92分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・映像特典 予告編収録※ディスク【ジャケット】・オモテ面:レスリー・ニールセン 「裸の銃を持つ男」「最終絶叫計画4」 ディオラ・ベアード 「テキサス・チェーンソー/ビギニング」 ケン・カージンガー 「フレディvsジェイソン」 抱腹絶倒! 阿鼻叫喚! “絶叫”シリーズ最新作!!・ウラ面 :あの大ヒット映画のホラー★スターたちが 大集合!! 元祖「最終絶叫計画」のプロデューサーが 満を持して放つ、 ホラー・パロディ・エンターテイメント!! テキトー男のスタンと、おバカたち御一行。 パーティーに向かう途中、迷い込んだ場所。 そこは伝説の怪物たちが巣食う街だった! 飛び散る鮮血! ずり落ちるパンティ!! 無事にこの街から逃げ出せるのか?!パロディ映画では、定番の構図のイラストが、オモテ面に用いられている。たいていこのパターンだよなぁ。おバカな主人公たちが中心に描かれ、その周りをモンスターやらが取り囲んでいる。ウラ面も、ほぼ同じパターン。ある意味、キャッチ・コピーも同じパターンなような気がする。ま、中身についても、コピーを繰り返して劣化して行くだけだから、ジャケットが“焼き増し”でもOKなのかも知れないな。【感 想】「シリーズにあらず」――ハロウィンの夜、レンタルショップで働くスタン・ヘルシングは、友人たちとパーティに出掛ける。しかし、迷った彼らが辿り着いたのは、“ストーミーナイト”という町だった。そこは、1920年代に火災で焼け落ちた映画撮影所で、いまも焼死した人たちの魂がさまよっている。魂は、映画のモンスターたちによって閉じ込められていたのだ。……というお話し。面白そうな粗筋なのだが、この手の作品の常で、道中が長い。ギャグをはさむ都合があるからだろう。ストーミーナイトに着くまでが長く、さすがの私もダレてしまった。(苦笑)そこをガマンすれば、中盤以降は、なかなか楽しめる。ホラー映画のスターの偽物が陸続と登場する。『13日の金曜日』からは、ジェイソン・ボーヒーズ、『ハロウィン』からマイケル・マイヤーズ、『ヘルレイザー』からピンヘッド、『エルム街の悪夢』からフレディ、『悪魔のいけにえ』からレザーフェイス、『チャイルドプレイ』からはチャッキーと、誰もが知っているスターばかりだ。惜しむらくは、それがパロディになっていないこと。それぞれの作品から名場面をフィーチャーしたシーンを用意して欲しかった。その方が、ずっと楽しめたのだが、製作サイドに、そこまでの思い入れはなかったようだ。おそらく、プロデューサーか監督さんか脚本家が、あまりホラー映画が好きじゃないのだ。その一方でオバマ大統領などのそっくりさんがチョコチョコ顔を出している。たぶん彼らのノリは、そういうノリなのだろう。(苦笑)本作品は、厳密には『最‘終’絶叫計画(SCARY MOVIE)』シリーズではない。タイトルこそ似ているし、プロデューサーに名を連ねたボー・ゼンガが本作品で監督をつとめているので、こんな邦題になったに違いない。残念ながら、オリジナルほどのパワーはないし、ぶっ壊れてもいない。その代わり、肩の力を抜いた出来映えで、中学生か高校生くらいにウケそうな下ネタに溢れている。ま、ターゲットをその辺りに設定したのは、ホラーマニアをターゲットにするより稼げると判断してのことだろう。或る意味、正しい。(笑)ホラーマニアは劇場で観るよりも、家でコッソリ観たがるものだ。知識も豊富だから、パンフレットも欲しがらないしね。原題は、『スタン・ヘルシング』。主人公の名前だ。スタンはヴァン・ヘルシングの末裔だったという要らない設定がタイトルになっている。この辺りに、センスのなさがうかがえる。スタンが、映画『ヴァン・ヘルシング』のヒュー・ジャックマンと似た出で立ちになって行って、ナンセンスな方法でモンスターを退治してくれたら良かったのに……。(苦笑)個人的には、アンナ・ファリスの出ないホラー映画のパロディなんか認めたくはないのだが、女優さん2人が可愛かったので、まずまず満足である。もっときわどい下ネタを連発して欲しかった。(淫語でせめられたいワケではありませんので、念のため)彼女たちの出演に敬意を表して星2つ!(1人1コずつね)
2016.10.15
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0559 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC11※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4050・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約86分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第21話「死神ゲーデ」 第22話「ハムレット」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ!何故か、最後のディスクにだけ、特典映像が、ない。ジャケットにもディスクにも、特典映像として収録されたTVドラマの第1話が、帯のように記載されていた。それを見慣れていたせいか、それがないと何だか間抜けな感じだ。あるはずのモノがないのって、妙に気になる。何か意図があったのだろうか。【感 想】「シーズン・フィナーレ」本シリーズを観ていて、随分昔に流行った“動物占い”のことを思い出した。生年月日の数字を足したり引いたりして60以下の数字を求め、その数字に該当する動物を一覧表から探し出す。キリンだのライオンだのが並んでいて、十二宮図や干支とシンクロしていないことに違和感を覚えたことを記憶している。(笑)■第21話(43) ウェイキング・デッド (THE WAKING DEAD)家庭内DVの通報で駆けつけた警官に男が射殺される。然も、妻と思しき女性が床に倒れて死んでいた。ところが、男は3日前に死亡届けが出されていることが分かり、ニックらは、事実確認のために動き始める。一方、死んだと思われていた女性が、検視台の上で目を覚ます。然も、運ばれ病院からシルクハットの男に連れ出されてしまう。……というお話し。『007/死ぬのは奴らだ』に出ていたヤフェット・コットーを思わせるブードゥー教の死神ゲーデが登場。これが実は、フグ型のヴェッセン=クラシェイ・モーテルであることが判明する。テトロドトキシンを含む毒液を吹きかけて、人々をゾンビ化して行く。その目的は何なのか、王家(レナード警部の兄)が絡んだ陰謀が動き出す。また、記憶を取り戻したジュリエットは、ヴェッセンについて知ろうとモンローを訪ねて、ヴォーガした彼らの姿を見ることになる。早い展開だな。(笑)一方、アダリンドは、王家の血をひく子供を宿し、彼女の周りも何やら騒がしくなる。で、“to be continue”で最終話に続く。(笑)モチーフになったのは、『死神ゲーデ』。■第22話(44) おやすみ、愛しきグリム (GOODNIGHT,SWEET GRIMM)/最終話凶暴化した人たちが町で暴れ始める。襲って来た男を倒したニックは、男をロザリーの店に運び込む。事態を収拾するためには、ロザリーの知識が必要だった。ロザリーは、ヴェッセンをトランス状態にする薬を調べ、解毒剤を突き止める。一方、ポートランドに到着したエリックは、弟のレナードに和解を持ち掛ける。……というお話し。アダリンドは“力”を取り戻すために“ロマの女王”と結託したらしい。この辺りの表現が分かりづらかった。(汗)ジュリエットは、ヴェッセンやニックらを取り巻く環境について受け入れることにしたようだ。ハンクの時もそうだったが、意外とアッサリしている。で、再び“to be continue”で第3シーズンに続く。(笑)モチーフは、シェークスピアの『ハムレット』。(……どこが?)動物占いは、もともとは占星術にベースがあるらしい。分かり易く動物に置き換えている。この辺りがブームになった理由だろう。因みに、私は太陽グループの“ぞうさん”だった。(笑)あれから随分経つから“グリム占い”を誰か作ってくれないかなぁ。第4シーズンのリリースは12月になったようだし、拍車をかけて第3シーズンを観なければ……。(笑)オススメ!※本ディスクには特典映像はありませんでした。ネタ切れ?
2016.10.14
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0558 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC10※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4049・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約86分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか・映像特典 『黄金の帝国』第 1回※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第19話「兄と妹」 第20話「オデュッセイア」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ![バリューパック]は、安くていい。パッケージのサイズも小さいし、邪魔にならない。けれど、付属品が何もないので、つまらない。その点、レンタル版は、たっぷり11枚分の情報が手に入る。トールケースのサイズだから情報も多い。惜しむらくは、レンタル版なので、手に入れにくいこと。(笑) ディスクのデザインもつまらない。第3シーズンは、DVD-BOXか、ブルーレイのBOXで買おうかなぁ。【感 想】「4人乗りママチャリ母さんとベビーカーママの傍若無人」ハンドルに固定されたシートに小さい子が1人、後ろに1人、更に赤ちゃんをおぶってママチャリをカッ飛ばすお母さんを毎朝、目にする。近所の保育園に行く途中らしい。その勇猛さは賞賛に値するが、交通法規どころか隣近所のエチケット&マナーまで無視して走る姿は、暴走族より始末が悪い。みんなが避けるのが当然と思っているフシがあり、学生たちの群れにも平気で突っ込んで行く。(おいそれとハンドルがきれないのかも知れない)私自身、何度も轢かれかけたが、すれ違いざまに「チッ」と舌打ちされて睨まれたことは、今でも忘れられない。認識を新たにした瞬間だった。(苦笑)こういうお母さんは、東京都迷惑防止条例違反で逮捕して欲しいと思う。子供を育てるのは大変なことだとは理解しているが、だからって何をしても良いわけじゃない。何でもかんでも許されると思っているのだとしたら、子供はロクな大人に育たない。周囲もそれを容認しているようで、何やら苦々しい。■第19話(41) 絶滅危惧種 (ENDANGERED)農場で牛が腹を裂かれて殺される。現場にいた農場の雇われ人が事故で死亡し、農場主が逃げる犯人を目撃する。けれど、「犯人は宇宙人だった」と証言したことから、事件は思いも寄らない人物を引き寄せることになる。応援に呼ばれたニックとハンクは、ヴェッセンではないかと疑うが、“青白く光る”ヴェッセンなど、モンローもロザリーも知らなかった。しかし、牛の腹から卵巣だけ取られていたことから、ロザリーはグリューエンフォルクではないかと推測する。既に絶滅したと思われている種族だった。……というお話し。ジュリエットは、記憶を呼び戻すことに成功する。それによって感情がまとまり、ニックへの愛が蘇り始める。最終話に向けて、いい展開だ。(笑)ヴェッセンに絶滅危惧種がいるという発想が面白い。ヴォーガした状態を数時間保持する薬が出て来るが、皮を剥いだ後は、どうなるんだろう? 気になる。(笑)モチーフになったのは、グリム童話の『兄と妹』。グリューエンフォルクは兄と妹だったのか? まさかね。(笑)■第20話(42) 女神のキス (KISS OF THE MUSE)サイン会の会場で作家が射殺される。偶然にも近くにいたニックとハンクが駆けつけるが、犯人は、橋から川に飛び降りて逃げてしまう。犯人は、現場にいた女性、クロエの元恋人だった。殺された作家と一緒に仕事をしていたクロエを取り戻そうとして凶行におよんだらしい。クロエは、事情聴取をするニックの手を取ると、その手に口づけをした。それがトラブルの始まりだった。……というお話し。別に魔物や女神に限らず、女性からのキスは、麻薬である。そして、凶事の前触れでもある。良いことが待っていたタメシがない。(笑)ジュリエットは、1人でトレーラーに行き、ニックとの記憶を呼び戻す。そして、“ヴェッセン”について認識する。この難題を意外とクリアしてみせたのでビックリ。(笑) まだまだ、ひと波乱ふた波乱あるだろうが、良い傾向だ。モチーフは、ホメロスの『オデュッセイア』。ベビーカーを押して公共の交通機関に乗るお母さん方を目にするようになったのは、最近のことだろう。乳母車を押して電車に乗ることなど、昔は有り得なかった。これも時代の変化だろうか。でも、電車やバスで、当然のように座席の一画を占拠している様子に違和感を感じるのは、私だけだろうか?ベビーカーの持ち込み料金を支払っているわけでなし、ベビーカーを近くに停めて優先席に座ってお母さん同士、世間話に盛り上がっている構図は、何だか腹立たしい。少子高齢化の時代、子育ては社会で支援して行く必要があるのだろうけど、傍若無人にスペースを占有するのを看過することは、それに当たらないと思うなぁ。オススメ!
2016.10.13
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0557 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC 9※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4048・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約86分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか・映像特典 『SMASH』 第 1話「私をスターにして」 (日本語吹替版)※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第17話「パラダイスの園」 第18話「金の毛が3本生えた鬼」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ!ジャケットのウラ面にアスペクト比が記載されている。「16: 9 LB HDサイズ」現在販売されているディスプレイの主流は、16: 9 なので、これは当然だな。LB は、レターボックスの略号。 4: 3 のディスプレイで表示した時、上限に黒い枠が表示される。映像サイズとしては、HDサイズとのことなので、1280× 720ピクセルってことになる。ブルーレイが1920×1080ピクセルなので、約67%。4Kデジタルシネマが 4096×2160ピクセルなので、いかに圧倒的なのかが分かる。これからは、4Kの時代なんだなぁ。【感 想】「ディテール」本作品の魅力の一つは、ディテールの作り込みだろう。童話世界のイメージを引きずっているだけに、クラシックな雰囲気を大事にしている。少しアンダーな映像も、そんな意図をくんでのことだろう。暗部がベッタリと潰れることなくエッジも立っているので、照明さんの技術も褒めなければいけない。意外と繊細な映像だ。(笑)■第17話(39) 一人の怒れるフクスバル (ONE ANGRY FUCHSBAU)ロザリーが陪審員として出席している裁判で、弁護士が証人の発言をことごとく覆して行く。その様子を傍聴席で見たモンローは不信感を抱く。調べると、案の定、弁護士はカエルを食べていた。ヤギ型のヴェッセン=ツィーゲフォルクだ。フェロモンで人を操るヴェッセンだと確信したモンローは、ニックとハンクに協力を求める。自分の妻を殺した男が野放しになるのを見過ごすわけには行かなかった。……というお話し。これまでの作品とは趣きの異なる一編。往年のTVドラマ『スパイ大作戦』のような展開に違和感を覚えるが、変化に対応しなければ……。(苦笑)エピソードのタイトルは有名な舞台劇で、映画にもなった『十二人の怒れる男』にあやかったもの。ジュリエットは失われた記憶を取り戻そうと、モンローと一緒にマリーおばさんのトレーラーを見に行く。しかし、それが契機となって、ニックのリアルな幻覚に襲われることになる。「ああ、なるほどなぁ」と感心してしまった。記憶は個人の問題だ。個人としてジュリエットが対処するストーリーを用意したわけだ。いい構成だ。モチーフになったのは、アンデルセンの童話『パラダイスの園』。この童話は知ってそうで知らないお話しだった。(苦笑)■第18話(40) 憤怒 (VOLCANALIS)フット山で火山性の噴出口を調べていた学者が、何者かに襲われる。彼は何かを警告しているようだったが、怖くなった学者は石のサンプルを持って逃げてしまう。ところが、学者は自宅で溶岩のような魔物に襲われて焼き殺されてしまう。翌日、遺体が見つかり、ニックらが捜査に当たるが不可解な犯行現場に首を傾げる。家のあちらこちらが火事にあったかの如く焼け焦げ、遺体も体の内側から焼かれていた。……というお話し。本シリーズには、そぐわない一編。別なドラマか映画に用意された脚本を、ムリヤリ合わせた感じ。最後まで違和感が拭い切れなかった。レナード警部の立ち位置が明らかに変わって、今回はニックらと一緒に捜査。魔物“ヴォルカナリス”退治までやってのける。何だか、安っぽくなったなぁ。(笑)ニックの幻影が、失われた記憶の一部だと気づくジュリエットの様子が描かれる。でも、獣医の仕事は辞めてしまったのかな? どうやって生活してるんだ? 失業給付か?(笑)モチーフは、グリム童話『金の毛が3本生えた鬼』。神話のようなお話しだった。思うに、神話も民話も根っ子の部分は同じなんだなぁ。マリーおばさんのトレーラーは、ニックらが頼りにする資料館で、用意された小道具類も、なかなかの出来映えだ。リアルになり過ぎない程度にはシズル感を演出し、作品そのものに説得力を持たせる一助になっている。特に、革表紙のノートに描かれたイラストや文字は、第1シーズンに較べると、かなり良い感じに仕上がっている。それに、時計職人で美食家のモンローの家も、素晴らしい。ロザリーが営む“スパイス店”も、そうだ。(とても米国とは思えない) どこか異国情緒あふれるセットに組み上げていることも、本シリーズが他のドラマとは一線を画す出来映えになっている証左だろう。オススメ!
2016.10.12
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0556 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC 8※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4047・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約86分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか・映像特典 『ALPHAS/アルファズ』 第 1話「目覚めた能力」(日本語吹替版)※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第15話「砂男」 第16話「ルンペルシュティルツヒェン」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ!ジャケットのウラ面には、各話のストーリーと本編からの画像が載っている。この画像の選択が、良いセンスだと思う。ヴェッセンの姿ではなく、ニックをはじめとした彼の仲間たちの姿が多い。各話に登場する様々なヴェッセンの画像を使った方が簡単だし、モンスター映画好きの眼には魅力的に映るはずだ。でも、そうではない映像から雰囲気を伝えられるものを選択している。時間をかけて選んだ画像は、各話の特徴を伝えていると思う。いいジャケットだ。【感 想】「記憶と錯誤」年を取ったせいか、とんと記憶力が弱くなった。(笑)仕事の予定もスケジュール表がないと、ままならない。商談や会合、パーティ、ゴルフコンペなど、記載しやすいものは、それで管理できるが、「来週中には段取りしておくよ」なんてタスクリストにも記入出来ない曖昧なものは、キレイに忘れてしまう。(“口から出任せ”とも言うな) 本作品のジュリエットが見た“床にあいた穴”のようにポッカリと抜け落ちてしまう。それだけ忙しいんだと自分を慰めて来たが、最近は、それだけでは済まなくなって来た。とんでもない事態に発展し、黒々とした“大きな記憶の穴”に足が竦む思いである。(笑)■第15話(37) ミスター・サンドマン (MR.SANDMAN)“癒やしの会”で知り合い、一緒に帰った男と女。翌日、女は書棚の下敷きになって死んでいるところを発見される。死因は、書棚に気管を潰されたことだったが、何故か目の周りが爛れており、失明していた。然も、眼球に寄生虫が確認された。ニックらが捜査に当たるが、第2の犠牲者が出てしまう。幸い被害者は生きていたが、失明しており、やはり眼球から寄生虫が検出された。……というお話し。ハエ型のヴェッセン=ジヌムルーシュンテが登場。デビッド・クローネンバーグ監督の『ザ・フライ』を思い出してしまった。「気色悪さは、あの作品に匹敵するな」と思った。(苦笑)事件捜査の一方で、ジュリエットが見る幻覚の正体がニックであることが分かる。モチーフになったのは、E.T.A.ホフマンのホラー小説『砂男』。この小説自体、欧州に伝わる民話に材を取っている。■第16話(38) 名前の謎 (NAMELESS)オンライン・ゲーム『ブラックフォレスト2』の完成パーティの会場で、制作者の1人が殺される。遺体は胴体を真っ二つにされており、壁には血文字で“私のゲームをしよう”と犯人からのメッセージが書かれていた。犯人が何者なのか、皆目見当もつかないまま次の被害者が出てしまう。やはり、『ブラックフォレスト2』を開発したチームの一人だった。……というお話し。ゲーム中のアバターと現実がシンクロしている設定だったが、上手く活かせていなかった。ストーリー展開や謎解きの上では重要な要素だったのだが、ゲーム画面の制作まで手が回らなかったか……。ちょっと残念な出来映えだった。ジュリエットが徐々にニックのことを思い出して、焦りからか性急に答えを求めようとする姿が印象的だった。キツネ(?)型のヴェッセン=フクストイフェルヴィルトが登場。何となく呆気ない幕切れだった。これでは、キャラが不明だな。まぁ、彼がルンペルシュテルツヒェンなら分からないでもないが……。(苦笑)モチーフは、グリム童話の『ルンペルシュティルツヒェン』。海外ドラマを観ていると、時折り引き合いに出されている。日本よりは日常に浸透している童話らしい。個人的には好きなお話しだが、あまり馴染みがないのは確かだ。記憶というのは不思議なもので、整然としていない。タイムスタンプと座標が混濁して、しばしば取り違える。(苦笑)「忘れてしまう」くらいなら可愛いが、記憶の錯誤に気づかずに主張すると、周りからヘンな目で見られる。もともと人の顔と名前を覚えることが苦手だったが、誰とどんな話しをして、どんな約束をしたのか間違えることが多くなった。(溜息)ドラマでは、登場人物が記憶を探って集中する場面が出て来る。本作品のジュリエットが、そうだ。私には、それが出来ない。集中して記憶を呼び寄せるなんて、“有り得ない”と思っている。頭の中が、そんなに整理整頓できるなら、もう少しマトモな人生を送ることが出来たに違いない。(笑)オススメ!
2016.10.11
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0555 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC 7※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4046・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約86分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか・映像特典 『メディカル・トップチーム』第 1回※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第13話 「フェルディナン・フォッシュの言葉」 第14話「ブレーメンの音楽隊」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ!オレゴン州ポートランドって、米国人にとって、どんな町として認識されているのだろう。ジャケットのオモテ面の背景は、明らかに森林だし、木漏れ陽が射し込んでいる。ステキな雰囲気だし、本編の映像も自然豊かな森などがロケに使われていて、「行ってみたい」という気にさせてくれる。レナード警部の兄のエリックのセリフに、「ポートランドって、どんな意味なんだ?」というのがある。私も、そう思いました。背後に山や森をいただく港町ってことなんですかねぇ。【感 想】「物語世界」第2シーズンに入って、この物語世界もだいぶ作り込まれて来た。“ヴェッセン”と呼ばれるモンスターが人間と共存し、私たちとは別な社会を形成している。そこには知られざる組織があって、“シュヴァーベンの掟”といった規律を守って暮らしている。本作品で紹介されているものもあれば、まだ明らかにされていない設定もあるだろう。ファンは、この物語世界を知ることに、尽きない興味を抱くに違いない。(笑)■第13話(35) 対決 (FACE OFF) モンローと一緒に倒したフントイェガーの遺体が見つかり、その現場に呼び出されたニック。そこにレナード警部がやって来る。その後、レナード警部がジュリエットを訪ねるところを尾行したニックは、激しい嫉妬にかられる。一方、レナード警部はニックが所持している“カギ”を探して躍起になっていた。……というお話し。第12話「魔女の逆襲」に続く1話。レナード警部がヴェッセンであることが分かり、ニックらは自分たちを取り巻く環境について知ることになる。おかげで、レナード警部とジュリエットが双方に対して持つ恋愛の脅迫観念を解くべく、ロザリーが薬を調合する。これで厄介事が一つ減る勘定だが、そう簡単には行かないらしい。ジュリエットに副作用が現れたところで本エピソードは終わっている。一体、どこまで引っ張るんだ?モチーフになったのは、フェルディナン・フォッシュの言葉。フランス軍の元帥になった方らしい。圧倒的な物量で押して来るドイツ軍に対して、自軍の兵士の士気を鼓舞しようとした言葉が、本エピソードの冒頭で使われている。■第14話(36) ナチュラル・ボーン・ヴェッセン (NATURAL BORN WESEN)モンローが銀行にいる時、銃で武装した3人組の強盗に襲われる。驚いたことに、彼らはヴェッセンで、モンローの証言によれば、彼らは敢えて“ヴォーガ(変身)”した姿で押し入って来たという。この前代未聞の銀行強盗に、ポートランドのヴェッセン界は騒然とする。……というお話し。自分たちの存在を隠すために、ヴェッセンは 400年前に世界的な会合を開き、“シュヴァーベンの掟”を制定する。ヴェッセンの容姿を悪用した者は厳しく罰せられるらしい。“ボニーとクラウド”みたいな刹那的な強盗コンビに、もう少し活躍して欲しかった(笑)が、意外とアッサリと結末を迎えてしまう。ちょっと残念。モチーフは、グリム童話の『ブレーメンの音楽隊』。トルーキンの『指輪物語』は、その完成された物語世界が、世界中の読者を惹きつけた。熱狂的な読者は、地図を作り、年表を作り、キャラクタのプロフィール表を作り、既成の神話や伝説との関連性を分析した。(私もやった……)そして、学者は、本作品が他のファンタジーや映画に与えた影響についても言及し、研究本が何冊も発刊された。本作品も、どこまで物語世界を広げ、深く彫り込んで行くことが出来るだろうか。是非とも、魅力的な世界を構築して欲しいものである。オススメ!
2016.10.10
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0554 ディー・ウォーズ/D-WARS※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・製作総指揮 シム・ヒョンレ・音 楽 スティーヴ・ジャブロンスキー・編 集 ティム・アルヴァーソン・音響効果 マーク・マンジーニ・映像処理 Eフィルム社【キャスト】・イーサン:ジェイソン・ベア(坂詰貴之)・サラ :アマンダ・ブルックス(安藤 瞳)・ジャック:ロバート・フォスター(柴田秀勝)※ウラ面【仕 様】・型 番 PLCD-52173・製作年度 2007年・製 作 国 韓国・原 題 DRAGON WARS・収 録 約90分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ (2.40:1)・音 声 1.ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド オリジナル (英語/韓国語) 2.ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・字幕翻訳 文永 優・吹替翻訳 久布白仁司・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・提 供 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:全・世・界・激・震・ウラ面 :史上空前のバトル・アクション 超大作が遂に上陸! たった一人のために、 全人類は壊滅するのか。 戦場はLA――。 なぜヤツらは地球を選んだのか!?ビルの屋上のヘリポート。その上に、主人公とヒロインが小さく描かれている。その2人を見下ろすようにドラゴンの横顔。攻撃用ヘリ、ヘリポートに向かっているのは、砲撃か?正直、ドラゴンの横顔がトカゲのように見えて仕方ない。(笑) もう少し構図のイラストにして欲しかった。ウラ面は、なかなかの迫力。ビルの谷間を逃げ惑う人々に襲い掛かるドラゴン。(たぶん……) 中央には、4枚の取り込み画像がナナメに並んでいる。その下には、攻撃用ヘリとドラゴンの画像。ドラゴンの姿をハッキリ見せないようにしているところが、面白い。こちらは、いい感じの仕上がりだ。(笑)【感 想】「ヘボ作品にみる韓国映画の情熱」稚拙な映画だった。「人物が描けていない」とか「CGの出来が良くない」とか、そんなレベルではない。ただただ幼稚なだけ。――そういう映画だ。なにしろドラマの部分がおそろしく退屈なのだ。出演している役者もダイコンなら、セリフも陳腐。脚本は中学生が書くようなレベルだし、スタッフもいい加減。主演二人の衣装なんか、ド田舎の高校生カップルみたいだった。よくまぁ、こんなんで人前に公開しようと考えたものだ。けれど、ある意味、爽快な作品だった。市街戦のCGに素晴らしく力がこもっていた。確かにどこかで観たようなアングルや編集なのだが、これだけ力作だと、あれこれ言う前に感心してしまう。それにひきかえ、ドラマの部分は箸にも棒にもかからない。まるで、別々の監督が撮ったような印象だ。ハリウッド版『ゴジラ』のような出だしから、パクリのオンパレード。(オマージュと言うほどの敬愛の念が感じられないし、質の悪さ、幼稚さを考えると明らかに“パクリ”だ)冒頭、いやに韓国のパートが長いなと思っていたら韓国映画だった。(笑) それが何だってロサンゼルスを舞台に米国人俳優で撮ってるんだ? 世界市場を狙ってのことだろうが、その戦略そのものが、あまりに安易だ。ただ、実際に製作して公開したことは大いに評価できる。そういうパワーが日本映画にもほしいものだ。羨ましい。そう言えば、韓国に行った時、映画製作は国家事業のような話しを聞いた。映画製作のために国を挙げて協力する体制なのだ、と――。ガイドについてくれた日本語を流暢に話すネーチャンが、そう教えてくれた。だったら何でこんな出来映えなんだ、と思うが、今回の米国市場への参入の仕方をみると、あながち嘘でもないようだ。ヘボい作品だが、そういう情熱に触れるには良いかも知れない。CGへのお金のかけ方が半端じゃないしね。ちょっとオススメ!
2016.10.09
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0553 ラグナロク/オーディン神話伝説※オモテ面【スタッフ】・監 督 ミケル・ブレネ・サンデモーセ・脚 本 ジョン・カラ・ラッケ・撮 影 ダニエル・ヴォルドハイム・音 楽 マグヌス・ペイテ・製作・VFX ジェッペ・N.クリステンセン 『カウボーイ&エイリアン』 『ヘルボーイ2』『007/慰めの報酬』【キャスト】・ポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン 『コン・ティキ』『ナチスが最も恐れた男』・ニコライ・クレーヴェ・ブロック 『エッセンシャル・キリング』・ビョルン・サンドクヴィスト・ソフィア・ヘリン『THE BRIDGE/ブリッジ』・マリア・アネット・タンデレード・ベルグリッド 『真実の恋』※ウラ面【仕 様】・型 番 IF14-0747・製作年度 2013年・製 作 国 ノルウェー・原 題 RAGNAROK・収 録 本編 95分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.オリジナル (5.1ch ドルビーデジタル) 2.吹替 (2.0ch ドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語デカ字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 インターフィルム・販 売 元 インターフィルム・劇場公開作品※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:伝説は、現実となる――・ウラ面 :ノルウェーで興行第1位を記録した 冒険アドベンチャー 世界の終末の日を意味する “ラグナロク”―― その謎が解き明かされる 瞬間が来た!!実に見事なジャケットだと思う。素晴らしいイラストだ。中央に主要な登場人物が描かれていて、それを取り巻くように円形の文字盤がデザインされている。その周囲には、印象的な場面をデフォルメしたイラストが描かれている。この構図、ブレンダン・フレイザーが主演した『センター・オブ・ジ・アース 3D』のジャケットと同じだ。(笑)ウラ面は、丸く切り出された石板の画像の上にストーリーが記載され、それを取り囲むように本編からの画像が配置されている。左上の画像は、イラストだろう。ちょっと整理整頓が必要なデザインだ。これだけ画像を用いているのに、物語が伝わって来ない。ウラ面は、失敗だな。【感 想】「ノルウェー産モンスター映画」タイトルから推して、北欧神話に材を取った冒険ファンタジー映画かと思っていた。ところが、意外なことにモンスター映画だった。(苦笑)――考古学者のシーグルは、出資者を前にして発掘したバイキングのオーセベリ船について報告をする。発見された謎のルーン文字は“ラグナロク(終末の日)”について書かれていた。しかし、誰にも満足して貰えず、出資を断られてしまう。調査の続行が難しくなって失意に沈むシーグルのもとに、同僚のアランがルーン文字の刻まれた石板を持って来る。それは、宝の在処を記した地図だった。シーグルは、夏休みに入った子供たちを連れて、地図に記された湖へと旅行に行くことにする。そこは、“オーディンの眼”と呼ばれている浮島だった。……というのが導入部分。緩やかなテンポで物語は進行する。正直、途中で意識が飛びかけた(笑)が、何とかギリギリのところで踏みとどまった。美しい映像が興味を繋ぎとめた感じ。「こんなに美しい場所があるんだなぁ」と羨ましくなってしまった。寒いところは苦手だが、女性は美しいし、こんなに素晴らしい景観が見られるなら、北欧への旅も悪くないと思った。――浮島に辿り着いた一行は、洞窟の中でバイキングの遺物を発見。幾つもの遺物は、考古学の定説を覆すだろう。ところが、喜ぶシーグルたちの姿に勘違いした案内人は、銃でシーグルたちを脅して遺物を奪ってしまう。しかし、船で浮島を出た案内人は、何か巨大な生物に襲われる。……というお話し。小さい男の子と思春期の娘が出て来るから、てっきりファミリー映画だとばかり思っていた。ジャケットのイラストも『センター・オブ・ジ・アース』と同じ構図だしね。(笑) でも、意外と大人向けの作品だった。(映像が大人向けだからかも知れない)登場するモンスターは、巨大な蛇“ヨルムンガンド”。そう言えば、『機動戦士ガンダム/MS IGLOO -1年戦争秘録-』に登場した試作兵器にも、この名が付いていた。大蛇の如き形態の試作艦隊決戦砲だった。あれは、北欧神話に登場する怪物からの命名だったんだなぁ。(笑)ストーリーも人物設定も分かり易く出来ている。変に捻っていない。怪しげな人物は悪事を働くし、惹かれ合う者は最後にくっつくし、子供たちは危険な目に遭うものの死にはしないし、グロい場面も見ない。実に良心的な出来映えだ。定番すぎる感じがしないではないが、キチンと撮っているので満足感が高い。『コン・ティキ』もそうだったが、北欧の映画って、丁寧に撮った映像をザックリと繋ぐところが特徴のような気がする。コレって、個人的には大変好みだ。(笑) 観ていて気持ちが良いし、映像に余韻 がある。日本映画やハリウッド、ましてや韓国映画には到達し得ない境地だ。もっと他の作品を観てみたい欲求にかられる。麻薬だな。(笑)昨今の刺激の強い娯楽作品を観なれた目には退屈な作品かも知れないが、良質な作品を観たい方にオススメ!
2016.10.08
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0552 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC 6※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4045・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約86分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか・映像特典 1.10分でわかる『コバート・アフェア』 2.『コバート・アフェア』 第 1話「初めての任務」(日本語吹替版)※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第11話「ウェンディゴ」 第12話「ブレーメンの音楽隊」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ!DVDもブルーレイも、最近は廉価版が大流行りだ。量販店に行くと、ブルーレイでも“どれを選んでも3枚 2,890円”とシールが貼られた商品が棚いっぱいに並んでいる。でも、どの作品も、オマケもなければ、チャプターリストもブックレットも付属していない。注意事項が記載されたリーフレットが1枚入っているだけ。安いから仕方ないのかも知れないが、もう少し何とかして欲しいと常々思っている。勿論、レンタル版にもチャプターリストもブックレットも入っていない。その分、ジャケットには、いろいろ記載されていて満足感が高い。借りて貰うための宣伝のためだろうが、何もないセル版よりは、ずっといい。(笑)【感 想】「グリム童話」“グリム童話”は、百数十編の短い童話からなる。版によって収録内容が違うが、第1巻が百編弱、第2巻が百前後で。かなりのボリュームだ。どれを読んだのか覚えていないが、似たような話、意味不明の結末など、H.P.ラブクラフトの全集を読んだ時と同じような気分を味わったことだけは、記憶している。(笑)■第11話(33) 再捜査 (TO PROTECT AND SERVE MAN)7年前、ハンクが逮捕した男の死刑執行が間近に迫っていた。しかし、ハンクは、男が「怪物に殺されかけた」という証言が気になり始めていた。ヴェッセンの存在を知った今、それは事実かも知れないと思えたからだ。ハンクとニックは、人知れず再捜査を開始する。……というお話し。“ウェンディゴ”は、北米の先住民族に伝わるモンスター。TVドラマ『スーパーナチュラル』でも第1シーズンに登場した。金鉱掘りが、飢えから人肉食にはしり、怪物になったと説明されていた。欧米では、わりとメジャーなモンスターなのかも知れない。物語は、クライムサスペンスではお馴染みの“再捜査”モノ。シリーズ構成で一度は出て来る定番中の定番。確かに、本作品は、刑事が主人公だが、あまりクライムサスペンスの方に走って欲しくないなぁ。モチーフになったのは、アルジャーノン・ブラックウッドの怪奇小説『ウェンディゴ』。■第12話(34) 魔女の逆襲 (SEASON OF HEXENBIEST)モンローから、ジュリエットが男と抱擁していたことを知らされたニックは、嫉妬と怒りと落胆に苛まされる。一方、ハンクが自宅で襲われ、ウィーンからアダリンドが帰還する。明らかに何かが動き始めていた。……というお話し。今回は事件ではなく、ニックの周囲で騒々しいくらいに物語が動き始める様子が描かれる。ニックとジュリエットの関係、アダリンドがジュリエットを訪ね、ポートランド市警はアダリンドを拘束する。王家“フェラート”が“カギ”を求めて動き出す。フェラートの刺客はハンクを襲い、モンローは刺客を誘い出してニックが叩きのめす。――何が何やら分からず“to be continue”。(笑)シーズンも中盤の盛り上がりをみせる。第13話は、どうなることやら。(笑)モチーフは、グリム童話の『ブレーメンの音楽隊』。シルバー人材が集まって一泡ふかせるお話し。考えてみれば、現代の世相を反映した物語だなぁ。よく言われるように、もともと口承であるため、残酷で性的な表現がなされていた。それが、版を重ねるごとに言葉を換えたり削除されたりして現在に至っている。話そのものをカットしたり、付け加えたりしているので、版によって話数が大きく異なっている。この加筆修正には、いくらかの謎があるらしい。そんなところが研究者の興味をそそるのかも知れない。本作品も、どこまで物語を広げ、どうやって収束させて行くのだろう。製作サイドの腕の見せどころだ。オススメ!
2016.10.07
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0551 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC 5※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4044・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約86分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか・映像特典 『SUIT/スーツ』 第 1話「弁護士の条件」(日本語吹替版)※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第9話「泣き女」 第10話「ヴェッセンの子供たちの夢 (作中オリジナル童話)」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ!背表紙に使われている画像も、各巻とも違うものが用いられている。第 1巻:ニック・ブルクハルト。第 2巻:ヴェッセン(フクストイフェルヴィルト)第 3巻:ハンク第 4巻:ヴェッセン(モヴェ・ドン)第 5巻:モンロー第 6巻:ヴェッセン(ジヌムルー・シュンテ)第 7巻:ジュリエット第 8巻:ヴェッセン(ゼーレングート)第 9巻:レナード警部第10巻:ヴェッセン(ブルットバット?)第11巻:ロザリーヴォーガしたヴェッセンが交互に登場している辺りに、デザイナーの気配りがうかがえる。(ヴェッセンの種の特定が難しいなぁ)こういうところは、レンタル版の楽しみだなぁ。DVD-BOXでは味わえない。(笑)※背表紙【感 想】「ハロウィン」今年も万聖祭(ハロウィン)が近づいて来た。特にどうということもないのだが、レイ・ブラッドベリの『ハローウィーンがやってきた』を読んで以来、何か特別な夜になっている。第 9話のモンローのように家中を飾り付けるわけではないし、パーティに呼ばれでもしない限り仮装もしない。定番のホラー映画を観るくらいだが、それでも特別感がある。不思議な夜なのだ。(笑)■第 9話(31) 泣き虫 (LA LLORONA)万聖祭(ハロウィン)の日、息子を連れて川に釣りに出掛けた男は、身投げをしようとしている白いドレスの女を救おうとする。ところが、突然、女の姿が見えなくなる。慌てた男が目にしたのは、息子の手を引いて去って行く白いドレスの女の姿だった。……というお話し。ハロウィンの飾り付けと仮装に尋常じゃないくらいに力を注ぐモンローの姿に癒された1話だった。費用と時間に余裕があったら私もやってみたい。(笑)精霊とも妖怪とも幽霊ともつかない“泣き女(ラ・ジョローナ)”が登場する。ヴェッセンではない。本作品には珍しい1話ではなかろうか。で、泣き女の逮捕に執着する元女性刑事も捜査に合流する。彼女は、ジャガー型のヴェッセンで、“バラーム”と言うらしい。でも、ヴェッセンである必要はなかったな。(笑)モチーフになったのは、中南米に伝わる『泣き女』。日本の昔話にも“泣き女”の類いが出て来るが、もっと温和しい印象だ。■第10話(32) 死の烙印 (THE HOUR OF DEATH)女の子の誘拐事件を捜査するニックだったが、手掛かりがつかめず、焦燥感ばかりが募らせていた。そんな時、聞き込みに回った家で、女の子の写真を燃やしている男と遭遇する。男はヴェッセンで犯人であることを確信したニックは、逃走する男を逮捕する。これで、女の子を救出する糸口が掴めたと思われたが、誰かが尋問部屋から男を逃がしてしまう。その後、男は、自宅で拷問の末に殺されているのを発見される。……というお話し。ジュリエットとレナード警部が(薬の力で)急接近。部下の奥さんに手を出す時は、こうするんだなと勉強になった。(笑)ヴェッセンは皆殺しにしなければいけないと考える強硬派のグリムが存在するらしい。ちょっとひねりのきいた1話だった。第 8話から登場しているマイケル・グラント・テリーが重要な役割を果たす。(復活して欲しいなぁ)モチーフは、『ヴェッセンの子供たちの悪夢』(作中のオリジナル童話)。ハロウィンは。すべての神々、精霊が復活する日。キリスト教の布教施策の一環として始まり、広まり、定着したと言われている。この日ばかりは、キリスト教徒は息を潜める。この段で行けば、日本ではやおろずの神々から妖怪まで姿を現してもいいはずなんだがなぁ。まだ一度も、それらしいモノにお会いしていない。座敷わらしに出会えたら、我が家も繁栄するのだろうけど、うちにはヤモリくらいしか住んでいない。残念だ。(笑)オススメ!
2016.10.06
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0550 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC 4※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4043・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約87分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか・映像特典 『ウェアハウス13』 第 1話「流血の石」(前編) (日本語吹替版)※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第7話「ガラスびんの中の化け物」 第8話「ピノキオの冒険」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ!ディスクは、シンプルなデザインになっている。画像は使われていない。ディスク番号とエピソード・タイトル、特別収録が青色の帯の中に記載されている。タイトルはレタリングが使われているが、作品の雰囲気を伝えるものが使われていないのが、寂しい感じ。レンタルだから仕方ないかも知れないが、もう少しオシャレして欲しいなぁ。(笑)【感 想】「タイトルバックのモノローグ」本シーズンから、タイトルバックに意味深な(或いは、意味不明な)モノローグがついていたが、不評だったのだろうか、数話だけで終わってしまった。(もしかしたら日本版だけ?)海外ドラマを観ていて感心することは、ファンの声に即座に対応することである。まことにもってスピーディ。評判がよくない俳優は簡単に下ろされてしまう。たとえ、シーズン全体の構成が変わろうとも、躊躇しない。その潔さたるや見事なものだ。我が社の従業員も、これくらい変化への対応が出来たなら、業績も伸びるんだがなぁ。(笑)■第 7話(29) 早熟 (THE BOTTLE IMG)ガソリンスタンドの店員が惨殺される。事件の直前、小さい女の子を連れた男がガソリンを入れていたことが、監視カメラの映像から分かる。事件との関与は不明だが、有力な手掛かりだ。男の身元は、クレジットカードの使用履歴から簡単に判明したが、ニックとハンクが自宅を訪ねたところ、家中に争った跡があり、妻が血まみれで倒れていた。……というお話し。アナグマ型のヴェッセン=ドラングゾーンが登場。気性が荒く、激情するタイプらしい。この設定がミスリードを誘っている。第1シーズンでは“○○族”と呼んでいたが、第2シーズンからは“○○型”という言い方をしている。これほどまでに多種多様なヴェッセンが登場するなら、“○○族”という言い方のほうが良かったような気がするのだが……。お姫さまに目覚めのキスをしてしまったレナード警部に異常な感情が芽生え始め、それらはすべてアダリンドが画策したことが判明する。モチーフになったのは、グリム童話の『ガラスびんのなかのばけもの』。■第 8話(30) 別の顔 (THE OTHER SIDE)高校生クイズに挑戦していた生徒の1人が殺される。練習の後、彼らはカフェで息抜きし、みんな別々に帰路についていた。その直後に何者かに襲われたらしい。ニックとハンクが捜査に当たるが、第2の被害者が出てしまう。しかし、今回は被害者が犯人に繋がる証拠を残しており、事件解決は目前かと思われたが、新たな事実が浮かび上がる。……というお話し。レナード警部がストーカー化してしまう一編。ちょっと変態チックで怖い。(笑)『BONES/骨は語る』で実習生のウェンデル・プレイを演じたマイケル・グラント・テリーが、インターン役で登場。本作品では出番はなかったが、これから物語に絡んで来るのだろうか。楽しみだ。(笑)登場するヴェッセンは、“ジニオ・イノーキュオ”というゾウガメ型(?)。ガラパゴス諸島で発見されて駆逐されたらしいので、たぶんそうだろう。モチーフは、イタリアの児童文学の『ピノキオ』。イタリアって貧しい国というイメージがあるが、何故だろ?タイトルの映像も新しくなった。第1シーズンのダイジェストのように映像を繋いで、ダークな印象に仕上げている。ノンテロップ。個人的には、あまり好みではないが、製作サイドの意欲はかいたい。オススメ!
2016.10.05
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0549 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC 3※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4042・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約87分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか・映像特典 『ダウントン・アビー』 第 1話「嵐の予感」ダイジェスト (日本語吹替版)※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第5話「ヒツジの皮をかぶったオオカミ」 第6話「三枚の蛇の葉」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ!ジャケットのウラ面は、各エピソードのタイトルと簡単なストーリー。そこに画像が用いられているので、毎巻、違う画像が見られるので、こちらとしては楽しい。その下には、特別収録について記載され、更にその下には、スッフとキャストがクレジットされている。そして、ディスクの仕様。限られたスペースに、なかなかの情報量だ。手際がいい。「お見事!」と言いたい。(笑)【感 想】「トレーディングカード」モンスターが描かれたカードに、そのモンスターの属性やら力、技などが記載され、ルールに基づいて使用することが出来る。どのカードを使うのか、どれとどれを組み合わせると強い力を持ったカードでも倒すことが出来るとか、なかなか難しい。この十数年の間で子供たちの世界にしっかりと浸透したゲームだ。トレーディングカードの歴史を紐解くまでもなく、もともとコレクション的な要素が強い。だから、『遊戯王』などに代表されるそれらのカードでゲームをしているところは見たことがない。(笑)かくいう私も、お金にモノを言わせてレアなカードを収集し、子供にみせびらかして自慢していたっけ。(笑)そのカードがレアかどうかは、単純に流通量で決まるらしく、秋葉原に行けば、多少のプレミアを付ければ造作もなく手に入った。(当時は……。今は知らない)最近はコンビニで売っているのを見掛けなくなったが、量販店に行くと、小銭とカードのパックを小さい手に握りしめた子供の姿を見ることが出来る。一生懸命に選んだパックの中にお目当てのカードが入っているかどうかドキドキだろう。期待と興奮と幾分かの緊張を帯びた顔でレジに並んでいる子供の顔は、微笑ましい。(笑)■第 5話(27) 善き羊飼い (THE GOOD SHEPHEAD)或る日、カルヴィン牧師が警察署を訪ねて来る。教会の資金35万ドルが盗まれたと言う。銀行口座にあった資金は、キュラソー島にある口座に送金されていた。送金の操作は、会計士のパソコンで行われていた。当初は、会計士が資金を横領したものと思われたが、彼の遺体が工事現場の粉砕機から発見され、殺人事件としてニックたちが捜査することになる。……というお話し。ジュリエットは、病院を退院したものの相変わらずニックのことが思い出せないが、周囲の反応から少しずつ心を開いて行く様子が描かれる。その一方で、ジュリエットを目覚めさせるために薬を服用したレナード警部に異変が起き始める。今後、彼がどうなって行くのか、気になるところである。羊型のヴェッセン=ゼーレングートが登場する一編。「群集はコワイ」というお話し。(笑)モチーフは、イソップ童話の『ヒツジの皮をかぶったオオカミ』。♪あなたもオオカミに変わりますか~。(変わるな)■第 6話(28) 死を乗り越えて (OVER MY DEAD BODY)モンローの家に、昔の恋人アンジェリーナが訪ねて来る。或る男から前金1万ドルでモンローの殺害を請け負ったと言う。今夜、死体を届けなければならない。誰が何のためにモンローを殺そうというのか?モンローはニックに助けを求めるが、アンジェリーナには殺人の容疑がかけられていた。……というお話し。第 1シーズンの第 6話『宿怨』に登場した狼族のアンジェリーナが再登場。豚族に殺されたハッブの妹だ。キングコブラ型のヴェッセン=ケーニッヒシュランガが直接の雇い主だが、その裏には王家の抗争があるようだ。モンローを殺そうとする理由も、ひとつではないだろう。モチーフは、グリム童話の『三枚の蛇の葉』。読んだはずなのに、意外と知らないお話しが出て来てビックリ。覚えていないものだなぁ。(苦笑)本作品を観ていて思うのは、「トレーディングカードにしたら売れるんじゃないか?」ということ。“グリム”のカードは、グリム=ニックをはじめモンローやハンクを揃えて、ジュリエットのカードが一緒にないとニックは力を発揮できないとか人間くさいルールを決めるといいな。或いは、モンローと一緒だとパワーは25%増しとか。“ヴェッセン”のカードは、多種多様なデザインと設定が出来そうだ。レナード警部は、場合によっては“グリム”側の一員として使えるって設定もいいな。(笑)グリムに刺客を送る時は、王家のカードをパックにしないと、すぐにやられてしまうとか。う~ん、空想が尽きないな。ブ○ロードさん、海外ドラマ『グリム』のトレーディングカードをリリースして下さい。若い女の子にウケがいいように、絵柄はカッコよくね。(笑)オススメ!
2016.10.04
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0548 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC 2※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4041・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約86分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか・映像特典 『未来の選択』第 1話※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第3話「森の中のばあさん」 第4話「死神のおつかいたち」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ!ジャケットのオモテ面は、レンタル版なので分かりやすくデザインされていて情報量も多い。何巻目なのか一目で分かるように右上に数字が記載されている。こういうところは、セル版に較べて満足感が高い。森の中で斧を振りかぶったニックの姿を中心に、前シーズン同様、ハンクとモンローの姿が描かれている。いいイラストだ。タイトルの下には、本編からの取り込み画像が、4枚並んでいる。いずれもヴェッセンの画像だ。こうしてみると、モンスターが重要なポジションを占めていることが分かる。或る意味、『仮面ライダー』なんかと同じなんだろうなぁ。(笑)【感 想】「第6シーズン13話にてファイナル」先日(2016.08.28)、本シリーズは、第 6シーズンで終了する旨が発表された。然も、第 6シーズンは全13話に短縮されると言う。人気が続かなかったらしい。もともと本国では放送枠がタライ回しにされるようなゾンザイな扱いをされていたから、潮時だったのかも知れない。悪い作品ではないと思うのだが、費用対効果が得られなかったんだろうなぁ。(苦笑)■第 3話(25) 群れの掟 (BAD MOON RISING)父娘が暮らす家に何者かが侵入し、娘のカーリーが連れ去られる。父親は、友人のハンクに助けを求めて警察署にやって来る。しかし、彼は“コヨータル”というヴェッセンで、ニックに正体を見破られる。彼らの種族には群れに女性を引き入れて繁殖の儀式を行う習性があった。……というお話し。ヴェッセンの姿を見てしまったがために、「自分はおかしいのではないか?!」と悩んでいたハンク。今回は、ドタバタの中でニックに真相を打ち明けられ、事実を知って「最良の1日」を迎えることになる。意外とアッサリと受け入れてしまったので拍子抜け。正直、予想外だった。もっとギリギリまで追い詰められるのかと思っていた。(苦笑)モチーフは、グリム童話の『森の中のばあさん』とのこと。■第 4話(26) 感染 (QUILL)車を追突された市公園局のギルコは、相手の運転手に突然襲われる。全身に発疹があり、明らかに異常だった。手傷は負ったものの、ヴェッセンの彼は、その場で変身して逃げることに成功する。しかし、運転手の方は、駆けつけたニックらに追い詰められ、ハンクに射殺される。運転手の検視結果から、ニックはヴェッセンに何かの感染が広がっていることを知る。……というお話し。『クレイジーズ』を思い出してしまった。感染すると凶暴になって誰彼かまわず襲う。殺せたり、治療したり出来るので“ゾンビ”とは違うようだ。(笑)感染したロザリーの発症と治療薬の調合が重なったクライマックスは、本シリーズの特徴をよく現していた。2つの事柄が同時並行で描かれる。もう少し丹念に描いてくれていたら、緊迫感が出て来るんだけどなぁ。ちなみに、個人的には、モンローとロザリーが森の中にピクニックに行くシーンが好みだ。私も1セット持っているが、古いバスケットケースの手入れをして、ピクニックに行くぐらいの余裕のある時間を送りたいものだ。(笑)モチーフになっているのは、『死神のおつかいたち』。現在、第 4シーズンがケーブルTVで繰り返しオンエアされている。HPを見ると、この冬にはDVDがリリースされるらしい。その頃、本国では第 6シーズンの放送が始まっていることだろう。こうしてみると、日本では1シーズン遅れていることになる。第 5シーズンが日本でリリースされるのは、来年の秋から冬になるか。現代は、情報伝達のスピードが速い時代だ。この遅れは致命的なような気がする。第 5シーズンと第 6シーズンを同時にリリースするとか、何か手を打たないと、シリーズのファイナルがマヌケになってしまう。せめて最終シーズンくらいは盛り上げて欲しいものである。(リリースされないよりは善いけどね)オススメ!
2016.10.03
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0547 GRIMM/グリム SEASON 2 DISC 1 ※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 デヴィッド・グリーンウォルト ジム・カウフ ショーン・ヘイズ トッド・ミルナー・視覚効果/特殊メイク バーニー・バーマン【キャスト】・ニック・ブルクハルト… デヴィッド・ジュントーリ(花輪英司)・モンロー…サイラス・ウェイア・ミッチェル(松本 大)・ハンク・グリフィン…… ラッセル・ホーンズビー(志村知幸)・ジュリエット・シルバートン… ビッツィー・トゥロック(長尾明希)・レナード警部……………サッシャ・ロイズ(木下浩之)・ウー巡査部長……………レジー・リー(永田昌康)・アダリンド・シェイド…クレア・コフィー(志田有彩)※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-4040・製作年度 2012-2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 GRIMM・収 録 本編 約87分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch サラウンド) 2.日本語 (5.1ch サラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・字幕翻訳 長澤達也 池村正志・吹替翻訳 小島さやか・映像特典 『DEFIANCE/ディファイアンス』 第 1話「戦いの始まり」ダイジェスト (日本語字幕版)※ディスク【ジャケット】・オモテ面:モンスターハント、それが「グリム」の宿命 闘いの謎が今、明らかに! この巻のモチーフとなった童話はコレ! 第1話「ザ・セカンド・カミング」 第2話「眠れる森の美女」・ウラ面 :モンスター VS. グリム VS. 王家 激しさを増す闘い!衝撃の新章へ!レンタル版なので、ディスク1枚に2話+オマケが収録されている。オマケというのは、別のドラマの第1話。まるまる収録されている。これなら、本編から3話を収録してくれた方が嬉しいなぁ。(笑)ディスクの仕様が良く出来ていて、デフォルトで音声は日本語、字幕は日本語吹替用字幕に設定されている。これなら、トレイにポンと入れれば、何のストレスもなく、視聴できる。惜しむらく、予告編や免責事項が表示された後、一度、メニュー画面で静止してしまうこと。日本語吹替版で自動再生して欲しかった。(笑)【感 想】「安定感とナンセンス」海外ドラマをよく観ている。ただ、最近は殺伐としたものを見るのが辛く、ディズニーチャンネルの他愛のないドラマにハマっている。『ガール・ミーツ・ワールド』や『オースティン&アリー』『ジェシー!』なんかが繰り返しオンエアされているせいもある。いずれも、一時期、爆発的な人気を博した『シークレットアイドル/ハンナ・モンタナ』の類いである。小中学生向きの番組で、正直なところ、どれも似たり寄ったりなのだが、この安定感とナンセンスな笑いが心地よい。(笑)■第 1話(23) 新たなる刺客 (Bad Teeth)キムラと戦うニックの前に姿を現した黒衣の女は、あろうことか母親のケリーだった。幼い頃に車の事故で死んだはずだ。混乱するニックだったが、真相を聞かされて、少しずつだが受け入れて行く。一方、ニックの恋人ジュリエットが昏睡状態に陥っていることを知ったレナード警部は、自らの野望の妨げになると判断し、回復させるべく密かに動き始める。……というお話し。前シーズン最終話と時間を前後させて描いている。『ボーン』シリーズみたいだが、物語をおさらいする意味では丁度よい。うまい手法だ。また、映像では表現し切れない物語世界をセリフで補完し、何がどうなっているのか見えて来た1話だった。ところで、コンテナ船で欧州から来たヴェッセン“モヴェ・ドン=剣歯虎族”は、王家からの刺客らしい。でも、何だってコンテナ船なんだ? それに、ボロボロにされた死体は誰なんだろう? ちょっと納得出来ない。(苦笑)モチーフは、ウィリアム・イエーツの詩「ザ・セカンド・カミング」とのこと。イエーツなんて、60年代に青春を送った方じゃないと読んでないんじゃないか?(笑)■第 2話(24) くちづけ (The Kiss)コンテナ船の事件はFBIに引き継がれたが、ほどなく2人の捜査官がモヴェ・ドンに殺されてしまう。その現場に呼び出されたニックは、モヴェ・ドンと対決することになる。確かに、モヴェ・ドンは強かった。それでも、何とか母親と協力して返り討ちにする。しかし、現場に残された証拠から新たに赴任して来たFBI捜査官は、ニックに疑いを持ち始める。その頃、アダリンドの母親を問い詰めたレナード警部は、ジュリエットを目覚めさせるには、清い心を持ったひとのキスが必要だと教えられる。……というお話し。ジュリエットは、昏睡状態のまま少しずつ記憶を失っているらしい。この進行を遅らせるためにモンローとロザリーは薬を作ったわけだが、どうやら間に合わなかったらしい。そんな第 2話の幕切れだった。レナード警部の思惑、アダリンドの母親も何か含みのある捨て台詞を吐いていた。ニックの母親も空港まで送らせておいて、別の車に乗り込んでポートランドに戻って行った(?) まだまた、ひと筋縄ではいかなさそうだ。レナード警部は、ヴェッセンと人間のハーフで、ケリーいわく「非嫡出子」とのこと。“ハーフ・ザウバービースト”と呼ばれるらしい。ヘクセンビーストの男性版。モチーフになっているのは、『いばら姫』。シャルル・ペローの『眠れる森の美女』と言った方が分かりやすいか。(笑)安定感とナンセンスという意味では、本作品も同じ。『BONES/骨は語る』や『CSI:科学捜査班』シリーズに較べたらグロくないし、格闘などのアクションシーンが多めなので、気持ちを楽にして観ることが出来る。また、王家同士の対立、或いは王家内部の確執、ヴェッセンとグリムの関係などが、ニックの母親ケリーから語られ、まるで世界史の授業を受けているようで面白かった。王族間の巨大な抗争の狭間で、グリム1人で何が出来るのか、今後の脚本に期待したい。オススメ!
2016.10.02
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0546 白ゆき姫殺人事件※オモテ面【スタッフ】・原 作 湊かなえ「白ゆき姫殺人事件」(集英社文庫刊)・監 督 中村義洋・製作総指揮 大角 正・プロデューサー 三好英明・アソシエイトプロデューサー 住田節子・企 画 田村健一・撮 影 小林 元(J.S.C)・照 明 堀 直之・美 術 西村貴志・録 音 松本昇和・編 集 川瀬 功・装 飾 湯澤幸夫・スクリプター 小林加苗・助 監 督 佐和田惠・VFXスーパーバイザー 村上優悦・ヘアメイク 酒井夢月・衣 装 丸山佳奈・音楽プロデューサー 高石真美・製作担当 斎藤悠二・プロダクションマネージャー 小松次郎・ラインプロデューサー 大熊敏之・製 作 「白ゆき姫殺人事件」製作委員会 松竹 松竹ブロードキャスティング 集英社 ジェイアール東日本企画 ぴあ 博報堂 GyaO!・劇 中 曲 「All alone in the world」 芹沢ブラザーズ(キングレコード)・企画・配給 松竹・制作プロダクション 松竹撮影所・制作協力 松竹映像センター【キャスト】・井上真央・綾野 剛・菜々緒・金子ノブアキ・小野恵令奈・谷村美月・染谷将太・秋野暢子・ダンカン・山下容莉枝・TSUKEMEN・宮地真緒・朝倉あき・大東駿介・蓮佛美沙子・貫地谷しほり・生瀬勝久※ウラ面【仕 様】・型 番 DB-9777・製作年度 2014年・製 作 国 日本・英 題 ----・収 録 本編 約126分+特典映像 約3分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.ドルビーデジタル・日本語 (オリジナル) 5.1ch サラウンド・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用 [バリアフリー再生機能付き:日本語字幕]・発 売 松竹・販 売 元 松竹・劇場公開日 2014年 3月29日・日本語字幕制作 児玉弘美・映像特典 1.予告 2.予告2※ディスク【ジャケット】・オモテ面:私は、私がわからない。・ウラ面 :原作 湊かなえ×出演 井上真央、綾野 剛× 監督 中村義洋 80万部突破のベストセラー 傑作サスペンスの映画化。 ネット炎上をテーマにした衝撃作!オモテ面は、主要な登場人物の画像が並んでいる。井上真央さん以外は、スマホを持っている。それらの下には、かじられたリンゴの画像。芸術風だが、こういうデザインは好きじゃない。写真は、ファッション系のカメラマン、レスリー・キー氏によるもの。オシャレだけど、この方の写真は、みんな同じに見えるので好きじゃない。被写体のアイデンティティが失われて、すべて“レスリー・キー”になってしまう。ウラ面には、被害者の画像がデカデカと使われている。これって、何か意味があるのだろうか。この作品って、誰が主人公で、誰が語り部だったのだろうか?そこんとこも、本作品が好きじゃない理由だなぁ。【感 想】「TVもSNSも大キライ」私がTVを見なくなって随分になる。それ以前から報道、バラエティを問わずキライだったが、長野で起きたサ○ン事件の報道が決定打だった。あの夜、事件のあった家をヤジウマが取り囲む中、TV局のクルーがズカズカと敷地内に入って隅々までカメラで映し出す。まるで被害者が加害者であるようなコメントが続く。「こんな報道をして、何のカンケーもなかったらどう責任をとるつもりだろう」と思っていたら、誰も何の責任もとらなかった。ヤジウマの中にはカメラに向かってピースをしているヤツもいて、いわゆる“大衆”ってヤツの幼稚さが丸出しだった。人間は、マスメディアをコントロールできるほど精神的に成熟しておらず、あまりに幼い。これは、映像制作スタッフであろうとキャスターであろうとコメンテイターであろうとライターであろうと関係ない。みんな同じに幼稚だ。だから、「TVを観ているとバカになる」というが、私の持論である。当然、SNSにも参加しない。大嫌いだからである。その理由の一部を、本作品は描写している。だから、前半は胸クソ悪くて仕方なかった。それだけ脚本家と監督さんの手腕が優れていた証左かも知れない。(もしかしたらね)――化粧品会社の美人OLが森の中で刺殺される。遺体は、幾度も刺された上に焼かれており、凄惨な犯行手口から怨恨のセンを思わせた。TV局で仕事をする映像制作会社の赤星は、知人の女性が被害者の同僚であることを知って独自に取材を開始、ツィッターで情報をつぶやき始める。やがて、彼が作った番組内映像が反響を呼び、1人の女性が犯人に祭り上げられていく。……というお話し。犯人に仕立てられて行く城野美姫を演じるのは、井上真央さん。これまた“フケ顔メイク”と目を合わせない演技で“目立たない”女性を演じようとしていた。でも、失敗。(笑) アイドルのお芝居ゴッコとあまり変わらなかった。演技は、全身でするもの。爪先から頭のてっぺん、指先に至るまで神経を走らせ、五感の記憶を使い、観客に何かを伝えていく。本作品で言えば、城野美姫という女性の持つ“不健康さ”が漂っていない。いくら顔をつくってザンバラ髪で登場しようが、基礎的訓練が出来ていないからダメでしょ。ストーリーは、二転三転するが、真相が明かされても、溜飲を下げることが出来ない。観客がフラストレーションをためたまま幕をおろしてしまう。「ホントかよ?!」と思ってしまった。赤星もTV局も社会的な制裁は受けない。ツィッターも同じ。無関与無関心。或る意味、それが一番怖かったりする。一番気になったのは、最後のシーン。城野美姫と赤星の一瞬の邂逅が意味するものは何か?去って行く城野の車は映されるが、彼女の映像は1カットも出て来ない。然も、映像は不穏な空気感を伝えている。もしかしたら、城野美姫は、もう一枚“裏の顔”があるのでは?アガサ・クリスティの『カーテン』ではないが、言葉でヒトを操る犯罪者だっている。すべて、城野の思惑通りに犯人が動いていたとしたら?カマトトぶった女には、必ず別な顔がある。第一、彼女がビジネスホテルの一室で綴った供述が、事実だとは限らない。(カマトトぶった女にフラれたから言っているわけではありませんので、念のため)それに、犯人の自供が真実とも限らない。子供の頃の力関係が大人になってもあるのだとすれば、ダイアナは誰だ? すべては闇の中だ。もし、本作品で本当のことがあるとすれば、「ギルバートになりたかった」と言おうとして言葉をのんだ親友の証言だけかも知れない。あのセリフだけ、城野の性格を証言するものではなかった。映画としては胸クソ悪いからオススメ致しません!……これって、まんまと監督さんの術中にハマっているような気がするな。(笑)
2016.10.01
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