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0302 ドラゴンロード/導かれし勇者【スタッフ】・監 督 マーク・アトキンズ・脚 本 ブライアン・ブリンクマン ミコ・ルテール・撮 影 マーク・アトキンズ・編 集 ブライアン・ブリンクマン・音 楽 クリス・ライデンハウア・衣 装 レベッカ・L.ベック・特殊効果 タイニー・ジャガーノート・製 作 ポール・ベイルズ デヴィッド・マイケル・ラット デヴィッド・リマゥイー・製作総指揮 デヴィッド・リマゥイー【キャスト】・アルカディ(須藤 治)…ダニエル・ボンジュール・カティア(弓場沙織)……ジェニファー・ドロージ・マキシム(石田圭祐)……マーク・シンガー「V」シリーズ・キリル(山野井仁)………ブライアン・トンプソン・ダリオン(黒澤剛史)……ジェイソン・コネリー「シャンハイヌーン」【仕 様】・型 番 ALBTS0047・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 DRAGON QUEST・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 アルバトロス株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・収 録 89分・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語デカ字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:7つの石を集めた時、未知なる力が解き放たれる!!・ウラ面 :「邪悪の石」を手に入れた魔王によって 世界はドラゴンの脅威にさらされていた。 邪悪な魔王の力に打ち勝つために「正義の石」を集めなければなせない。 世界に平和の光を取り戻すため今、一人の勇者が立ち上がる! 「ロード・オブ・ザ・リング」の冒険! 「エラゴン/遺志を継ぐ者」の興奮! 伝説のドラゴンをめぐる戦いを史上空前のスケールで描く、 スペクタクル・アドベンチャー大作登場!!このジャケットのままなら、本作品も面白かったんですけどねぇ。(笑)オモテ面は、主人公3人が見得をきっており、その背後にドラゴンがいる。イラストの方が出来がいいのは、いつものことだが、このドラゴンも良いデザインだ。どうやらTVゲームの『ドラゴンクエスト』と似ているらしいが、私はゲームをしないので、よく分からない。ウラ面も、なかなかいい出来映えだ。紋章、ペンダント、勇者と剣士たち、そしてモンスター。巻物の上にストーリーが記載されている。セピア調なのも、いいカンジだ。幼稚なデザインだが、このジャケットは好きだなぁ。【感 想】「7つ目の石は?」冒険ファンタジーは好きだけど、これだけ陳腐なストーリー、稚拙なセリフ、安っぽいセット、それで真面目に撮られても困るなぁ。(溜息)――“邪悪の石”を手に入れた魔王キリルは、暗黒のドラゴンを復活させる。この世界の破壊が目的だった。村の長老である祖父から“勇者のペンダント”を譲り受けたアルカディは、7つの“正義の石”を集めるため、冒険の旅に出る。ペンダントを覚醒させ、ドラゴンと戦うためだった。旅の仲間は、剣士のマキシム、女戦士のカティアの2人だけ。彼らは、罠や誘惑を退けながら、アルカディは少しずつ成長して行く。……というお話し。まず何よりも、映像がダメだなぁ。(嘆息)暗部が潰れていて、暗いシーンでは何が起きているのか、サッパリ判らない。中世の雰囲気を出すために映像を加工しているのだろうけど、これじゃあ意味がないな。(ちなみに、予告編の方が映像が明るいのは、何故だ?)演出らしい演出はなく、衣装もみすぼらしい。陳腐な音楽がダメにしたシーンも少なくない。RPGのようなアイテム集めに寓意はなく、主人公は、さしたる努力もせずに“石”を手に入れてしまう。1.沼の底(?)2.ご褒美(据え膳を食わぬは男の恥をかいたから?)3.御礼(御車代?)4.拾う(何であそこにあったんだ?)5.物々交換(ラッキー!)6.形見(生きていたら手に入らなかった?)7.?――あれ?7つないじゃん?!然も、クライマックスで魔王キリルにペンダントごと捨てられていたぞ? いいのか?そう言えば、マキシムが「力は自分自身の中にある」とか都合のいいことを言っていたが……。カティアがぶら下げていたデカい石も、意味不明だったなぁ。撮影が遅れて脚本を削られたのかな?(笑)確かに、ファンタジー映画らしく、ドラゴンだの巨大クモだの多彩なモンスターも登場するからポストプロダクションに時間がかかったことだろう。この手の作品では、予算の大半は人件費だ。ローコストで仕上げるには、短期間で撮影を終えるのが鉄則。それを守るために脚本の10ページや20ページくらい平気で破れなければ、会社は経営できないだろう。殊に、本作品はビデオ映画だったようだし、TVMと違って買い手がついていない。費用は少なければ少ないほど善いはずだ。それがダイレクトに作品の出来映えに反映されていたように思う。何しろ、暗黒のドラゴンは、不完全燃焼の石油ストーブみたいだったし、巨大クモは顔見せだけだった。クライマックスの魔王キリルとアルカディの対決は、涙が出るくらいショボかった。最後は、手からヘンなのを出して戦うし……。意味不明で酷かったなぁ。監督は、マーク・アトキンス。“駄作の帝王”と勝手に呼んでます。(笑)本作品を観たのは、マーク・シンガーが出演していたから。そう、『ジョーイ』や『ミラクル・マスター/7つの大冒険』で主演し、70~80年代に映画マニアに一瞬だけ人気があった俳優さんだ。(狭くて短い!)今回は、彼が観たくて本作品を手にした次第。なかなか懐かしかったです。(笑)端からオリジナリティは求めていない本作品の製作は、やっぱりアサイラム。(笑)意図は分かりやすいけど、コストを抑え過ぎるから、ロクな作品がリリース出来ないんだ。(たまに間違って良い作品が出来ることがある)オススメ致しません!破棄するほどではないが、映画ともドラマとも呼べないレベル。残念でした。(笑)
2016.01.31
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0301 真夏の方程式【スタッフ】・原 作 東野圭吾(「真夏の方程式」文春文庫刊)・脚 本 福田 靖・音 楽 菅野祐悟、福山雅治・監 督 西山 弘・製 作 亀山千広、畠中達郎、平尾隆弘・エグゼクティヴプロデューサー 臼井裕詞・プロデューサー 鈴木吉弘、稲葉直人、吉郡真也・協力プロデューサー 牧野 正・撮 影 柳島克己・照 明 鈴木康介・美 術 清水 剛・装 飾 田口貴久・整 音 瀬川徹夫・録 音 藤丸和徳・編 集 山本正明・VFXディレクター 山本雅之・選 曲 藤村義孝・音響効果 大河原将・スクリプター 藤島理恵・監 督 補 杉山泰一・助 監 督 桜井智弘・製作担当 千綿英久・製 作 ブジテレビジョン、アミューズ、文芸春秋、FNS27社・制作プロダクション FILM【キャスト】・福山雅治・吉高由里子・北村一輝・杏・山崎 光・塩見三省・白竜・風吹ジュン・前田 吟【仕 様】・型 番 PCBE-74369・製作年度 2013年・製 作 国 日本・原 題 ----・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、劇場公開作品、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 アミューズソフト・販 売 元 株式会社ポニーキャニオン・公 開 日 2013年 6月29日・収 録 約 136分(本編約 129分)・音 声 1.日本語 オリジナル 5.1chサラウンド ドルビーデジタル 2.日本語 オリジナル 5.1chサラウンド DTS・字 幕 1.日本語音声字幕・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・映像特典 1.セル特典映像ダイジェスト 2.予告編集【ジャケット】・オモテ面:解いてはいけない、愛が閉じ込めた謎。・ウラ面 :劇場版ガリレオ第二弾は、 東野圭吾シリーズ史上最もせつない「謎」の方程式。 美しき海の町で、真夏の夜に起きた不可解な事件―― それは事故か、殺人か。 複雑に絡み合う因縁。重ねられた嘘と罪。 そして、深まりゆく「謎」… ガリレオ湯川は、その哀しき方程式を解き明かす事ができるのか。福山雅治さんの顔のどアップが、ジャケットのオモテ面。ほかは要らないよ、とでも言いたげだ。スター映画だから仕方ないにしても、主人公は、彼ではないのに……。(溜息)本当の主人公は、十把一絡げに下段に取り込み画像の1枚として顔をのぞかせている。ミステリーの場合、探偵役は、語り部でしかない。主人公は犯人であり、被害者だ。こんなことでいいのだろうか。もっと主人公に敬意を表するべきだ。ウラ面も、探偵役の湯川学を象徴する眼鏡の画像をバックに、本編からの取り込み画像がパズルのように組み合わされている。ここでも、本当の主人公は、扱い悪いなぁ。こういうジャケットは好きじゃない。【感 想】「なんじゃこりゃ」『容疑者Xの献身』が鮮やかだったので期待したが、本作品はTVドラマのスペシャル版みたいな出来映えだった。夏、海、秘密、殺人事件……、個人的には好みのシチュエーションだったのに、これはダメだった。(溜息)――海底資源の調査を監修するために海沿いの町にやって来た物理学教授の湯川学。緑岩荘に宿をとるが、宿泊客は彼を含めて2人しかいなかった。ところが、翌朝、もう1人の宿泊客が、海岸で遺体となって発見される。堤防から足を滑らせ、岩場で頭部を強打したように見えた。しかし、遺体の男が、警視庁の警部だったことが分かり、俄かに捜査は熱を帯びて来る。やがて、彼の死因が一酸化中毒であったことが判明。他殺となれば、犯人は誰か? 彼がこの地にやって来た理由は?緑岩荘を営む家族や16年前の殺人事件、服役した犯人、捜査を担当した刑事……、彼らを繋ぐ糸は何なのか、さまざまな疑問が飛び交う中、湯川はひとつの結論に辿り着く。……というお話し。全部が全部、中途半端で、演出が的外れだったように思う。家族が、それぞれ秘密を抱えているところが、事件を複雑に見せるトリックのはずだが、これが全く活かされていない。娘が、父親と母親に隠していたこと。娘と母親が、父親に隠していたこと。母親が、父親と娘に隠していたこと。父親が、娘と母親に隠していたこと。それに、町にやって来た警部も、警部が追っていた男も、世間や周囲に口を閉ざして来た。秘密を抱えていたわけだ。それぞれが、相手を思う気持ちから口をつぐんでいたわけだが、その思いが全く伝わって来ない。だから、単なる“お涙頂戴モノ”でしかなかった。然も、ミステリーであるにも関わらず、正しい解決がなされない。この居心地の悪さ。もしかしたら、これが原作者の意図であるのかも知れない。でも、ダメでしょ。個人的には、娘は昔の事件について自供すべきだと思うし、甥っ子には曖昧な言い方はせず、キチンと伝えるべきことを伝えるべきだ。なのに、駅の待合室の遣り取りは何なんだ……。主演は、話題の福山雅治さん。相変わらず一本調子のお芝居だが、あれはキャラクタなのだろう。善しとしなければいけないのかも知れない。開発反対派の先頭に立って玻璃の海を守ろうと気炎を上げる娘役には、杏さん。日焼けした肌が似合う人だなぁ。スキンダイビングのシーンは、お見事。本作品の見せ場は、ここだけだった。母親と父親役には、風吹ジュンさんと前田吟さん。風吹ジュンさんも、だいぶお歳を召されたなぁ。前田吟さんは、『男はつらいよ』のヒロシさんのイメージが強くて、どうもダメですね。彼の甥っ子に対する気持ちがハッキリしてなかったなぁ。片棒を担がせた彼は厳罰に処すべきだ。原作は、東野圭吾さん。彼の作品って、事件そのものはありきたり。けれど、それを取り巻く人たちの関係から人情の世界を描き出す。言ってみれば、『渡る世間は鬼ばかり』と大差ない。きっと質的には同じなのだろう。ただ、頭のいい方なのか、固定観念や先入観に対して、レトリックをもって覆してみせる手腕はさすが。今回は、監督さんのコミットメントが失敗だっただけのこと。また頑張れば、いい。オススメ致しません!(或いは、スキンダイビングのシーンだけ観て下さい)※ペットボトル・ロケットは、危険だからという理由で、学校で禁止になったのは、ずいぶん昔のこと。いいのかなぁ、こんなことをして……。時に、携帯電話が空を写していたら、もう1回やり直すのだろうか? 確実性が低いな。それに、ビニールとペットボトル越しで、内部は水滴で曇るから、海の中は見えないと思うぞ。
2016.01.30
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0300 鑑識・米沢守の事件簿【スタッフ】・脚 本 飯田 武・音 楽 池 頼広・監 督 長谷部安春・原 作 ハセベバクシンオー (『鑑識・米沢守の事件簿~幻の女房~』宝島社文庫刊)・主 題 歌 「絆」エレファントカシマシ(ユニバーサル シグマ)・製 作 「鑑識・米沢守の事件簿」パートナーズ (テレビ朝日 東映 トライサム 小学館 朝日放送 メ~テレ)【キャスト】・六角精児・萩原聖人・市川染五郎・紺野まひる・片桐はいり・伊武雅刀・鈴木砂羽・益戸育江・川原和久・大谷亮介・山中崇史・山西 惇・神保悟志・小野 了・片桐竜次・水谷 豊・寺脇康文【仕 様】・型 番 SD-F5275・製作年度 2009年・製 作 国 日本・原 題 ----・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 株式会社テレビ朝日・販 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・リリース 2009.10.21.【DISC 1】・収 録 本編 104分・音 声 1.日本語 5.1ch サラウンド 2.日本語 2.0ch ステレオ・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ【DISC 2】・収 録 特典 157分・音 声 1.日本語 2.0ch ステレオ・字 幕 ----・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ【ジャケット】・オモテ面:これは私の事件なんです。・ウラ面 :「相棒」シリーズ史上、 初のスピンオフムービー誕生!! 「真実を知りたい。」その切実な願いが、 触れてはいけない警察機構の闇に、辿りついてしまった!!バックのボケが素敵なジャケット。(笑)シンプルで、これ以上はないってくらい、スタイリッシュなデザインだと思う。スピンオフ作品にしては、シャレている。ウラ面も、さっぱりしている。余白の多さが、贅沢だ。いいジャケットだなぁ。これで中身がともなっていたら、最高だったんですけどねぇ。(苦笑)【感 想】「長谷部監督の遺作はサミシイ」TVドラマ程度の出来映えだった。映画としてのスケール感もなければ、シナリオの整理も出来ていない。もともとストーリーがシロートっぽい上に、全くメリハリに欠ける演出は“手抜き”としか言いようがない。――そう思っていたら、長谷部安春監督の遺作だった。(泣) 本作品の封切日が2009年 3月だったから、公開後間もなくに亡くなっている。ハードな作風の方だったから、遺作がこんなヘッポコとは寂しい限りである。前述した通り、ストーリーもシナリオも商業作品のレベルではない。中学生か高校生が書いたような稚拙なものだった。展開に何のひねりもなく、主人公らが往ったり来たりするだけ。そうかと思うと、とあるキャラクタが登場する場面は、いつも同じ部屋。――これだけ広がりがないのも、ある意味、珍しい。長谷部監督も苦慮したことだろう。役者にも精彩がなく、萩原聖人には全くやる気がみられなかった。正直、最初は萩原聖人だとは思わなかった。ミステリードラマで下っ端の刑事役を演じる若手俳優かと思った。顔立ちは端正だけど、パッとしない俳優サンがたくさんいるが、その1人にしか見えなかった。演技が相応にヒドかったせいもある。PV『さくら』で見せてくれた輝きが嘘に思えるほどヘタクソだった。『相棒』の2人がちょこちょこ顔を出してはすれ違って行くのは面白かった。けれど、その時の主人公への演出が不適切で、唐突に「お2人に頼る気持ちがありました」と反省されても納得出来ない。演じる六角精児さんにも演技プランはあっただろうが、監督サンの演出プランと合致しておらず、何だか現場の冷えた関係が透けて見えるようで、かえって興醒めだった。また、タイトルに“鑑識”と冠したわりには科学的なアプローチや検証場面が皆無なのもいただけない。唯一、鑑識らしい仕事は血液型の判定とは情けないの一語に尽きる。中学生の科学実験だって、もう少し高度だ。これはひとえに、脚本家に知識と勉強が不足していたからと言える。女房に捨てられたダメ男ふたりが、キズをなめあいながら場当たり的に事情聴取をしているだけのストーリーなんて、面白くもなんともない。長谷部監督が亡くなっているので、いささか気が引けるが、とんだ駄作だった。オススメできません!
2016.01.29
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0299 グリーン・リバーキラー【スタッフ】・製作総指揮 カーステン・フランク マリアン・ドラ ピア・イヴォン・ウッド・製 作 ノラ・ローパー ウーリー・ロメル・編 集 XGIN・撮 影 ビアンコ・パセリ・音 楽 ロバート・J.ウェルッシュ・V F X ジョン・クニッキ・監督・脚本 ウーリー・ロメル【キャスト】・ジョージ・キセレフ・シャノン・リード・ジャクリーン・ホーエル・ギョージナ・ドノヴァン・ナイダラ・ドーン・トムソン・ショーン・G.スミス・マーティン・ロックハースト・ノラ・ローパー・ロン・ロビンス・クリスチアン・ビーム・セバスチャン・スズミァス・バッド・ワトソン・カーステン・フランク【仕 様】・型 番 AXDS-1169・製作年度 2005年・製 作 国 アメリカ・原 題 GREEN RIVER KILLER・収 録 本編 88分・音 声 1.オリジナル (ドルビー・デジタル・ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ヴィスタサイズ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・価 格 税込 \3,990・発 売 元 株式会社クリエイティブアクザ・販 売 元 ジェネオン エンタテインメント株式会社・映像特典 オリジナル予告編集「グリーン・リバー キラー」 「ブラック・ダリア キラー」「BTK キラー」「ゾディアック キラー」【ジャケット】・オモテ面:「死霊の鏡 ブギーマン」のウーリー・ロメル監督作品 川が血に染まる――・ウラ面 :「SAW」「CUBE」のライオンズゲートが全米リリース 20年間で48人の女性を殺害! 米国犯罪史上最大のシリアルキラー“ゲーリー・リッジウェイ”の凶行を、 克明に描き切る実録サスペンス・スリラー最恐作。オモテもウラも、色調を緑で統一している。タイトルが『グリーン・リバー キラー』だから分からないではないけど……。薄気味悪くて、キライだ。……まぁ、薄気味悪い映画ではあるんだけどね。そういう意味では、正解なのかも知れない。(苦笑)犯人の目と、水に半分沈んだ被害者の顔。どちらも、こちらを見ている。イヤだなぁ。ウラ面は、川が流れ、森の中らしきところに、犯人とおぼしきシルエットが浮かんでいる。下方には、取り込み画像が並んでおり、扇情的なものもある。シリアルキラーを描いた作品だから当然だが、この安っぽいセンセーショナリズムは、好きじゃない。B級映画といえども、品位は必要だ。アンダーグランドに蔓延するグロテスクな映像集とは違うのだから……。【感 想】「ソフトポ○ノより観る価値のないクズ映画」トマス・ハリスの小説『羊たちの沈黙』の元ネタとなった事件の映像化作品。“グリーンリバー・キラー”を追った作品は幾つかあるが、その中でもサイテーの出来映えではなかろうか。観て損した。(苦笑)何しろ、ほとんどソフトポ○ノ。――いや、ソフトポル○の方が、何倍も増しかも知れない。稀代の連続殺人鬼を主人公にしたにしては、ガッカリだ。ジョナサン・デミ監督の『羊たちの沈黙』のような作品を期待したわけではないが、これはあんまりだ。被害者が80人とも 100人とも言われるグリーンリバー・キラーによる連続殺人事件は、10年近く“お蔵入り”になっていた。しかし、21世紀に入って、捜査本部が再結成され、最新のDNA鑑定によって、ゲイリー・リッジウェイが逮捕されて幕を下ろした。G.リッジウェイは、48人の殺害を認め、遺体を遺棄した場所を教えることを条件に、死刑を免れた。仮釈放なし、48回の終身刑。(47回生まれ変わっても終身刑になるといいな)本作品は、リッジウェイがバーで売○婦をひっかけて殺害する場面が3回出て来る。女性は服を脱ぐが、行為に及ぶ前に絞殺し、車で死体を運んで川辺に捨てるだけ。本やTVなどで紹介されているような猟奇的な行為は、一切出て来ない。レイ○した後に殺すわけでもないし、埋めた死体を掘り返して○姦するわけでもない。川に捨てるにしても、岩にロープでくくりつけたり、衣服をはぐわけでもない。ただ、ゴロリと、その場に捨てて去るだけ。猟奇的な行為や死体を遺棄するために労力を費やしたことは、本作品では語られない。(観客の多くは、その場面を期待しているはずだ)その一方で、少しグロテスクな解剖映像をオーバーラップさせている。リッジウェイの原体験やトラウマに言及したいのだろうが、現状を正しく描かなければ、これは価値がない。安っぽいビデオの画像は、好意的に解釈すれば、犯行が行われた80年代の雰囲気を伝えるための手法だろう。(笑)でも、本当は予算がなくて、家庭用のビデオカメラで撮影し、タイトルを入れたり編集のために複製を繰り返した結果、裏ビ○オみたいな画質になったに違いない。実にみすぼらしい。それらを差し引いても、監督さんにセンスがあるように思えず、役者さんに輝きがあるようにも思えない。そもそも出演者の人数が少なくて、笑える。市警察が家宅捜査に現れても2人だけ。リッジウェイの職場の同僚も2人。自宅も妻と息子の2人。均等に配分したんだろうなぁ。この事件は、連続殺人鬼テッド・バンディが捜査に協力したことで有名になった。そして、後に、ハンニバル・レクターを生み出すことになる。しかし、本作品には、そんなエピソードは出て来ない。解決に導いたわけではないので、ストーリー上は無用かも知れない。でも、少しでも事件について知っている人、『羊たちの沈黙』シリーズのファンならば、テッド・バンディがどんなプロファイルをしたのか、興味があるところだ。それをスルーされてしまっては、独り善がりの誹りは免れない。とんだ勘違いだ。どうやら、本作品は、シリアル・キラーを題材にしたシリーズものの1本らしい。予告編を見る限り、みんな似たり寄ったり。どれも観る価値はなさそうだが、まずは本作品だ。オススメ致しません! 破棄しましょう!
2016.01.28
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0298 エンド・オブ・ホワイトハウス【スタッフ】・監 督 アントワーン・フークア「トレーニング・デイ」「クロッシング」・脚 本 クレイトン・ローゼンバーガー ケイトリン・ベネディクト【キャスト】・ジェラルド・バトラー(宮内敦士)「オペラ座の怪人」「300」・モーガン・フリーマン(坂口芳貞)「RED/レッド」「オブリビオン」・アーロン・エッカート(井上和彦)「ダークナイト」「世界侵略:ロサンゼルス決戦」【仕 様】・型 番 TECD-1945G・製作年度 2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 OLYMPUS HAS FALLEN・収 録 本編 120分・音 声 1.英 語 Dolby Digital 5.1ch 2.日本語 Dolby Digital 5.1ch・字 幕 1.日本語 2.英 語・サ イ ズ 16: 9 スコープサイズ スクイーズ収録・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 アスミック・エース・販 売 TCエンタテインメント・日本語字幕翻訳 松浦美奈・日本語吹替翻訳 税田春介・リリース 2013.11.22.・映像特典 予告編集【ジャケット】・オモテ面:ホワイトハウス陥落 世界崩壊までの タイムリミット【7時間】・ウラ面 :世界の中枢、地球上最強のセキュリティを誇る ホワイトハウス陥落 一瞬にして世界の平和と人類の命が人質になった時、 たった一人の男が、侵入に成功する――炎上するホワイトハウスに破れた星条旗、そこにアメリカを守る3人の顔がコラージュされている。ジェラルド・バトラーは、本編よりも精悍な顔をしている。(笑)成程、本作品に相応しいデザインだ。ウラ面は、ややガチャガチャした感じ。ワシントンを急襲した軍用機が上部に配置されている。真ん中あたりに本編からの取り込み画像が並んでいる。その下には、炎をあげるホワイトハウスに愕然とする兵士の後ろ姿。これが誰だか分からないが、いいカットだ。どことなく洗練さに欠けているし、下品だが、レンタル版としてはねこれくらいが丁度いいような気がする。(笑)【感 想】「この映画嫌い」ホワイトハウスがテロリストに占拠される作品として、同時期に公開されたローランド・エメリッヒ監督の『ホワイトハウス・ダウン』と、何かと比較される作品。(笑)面白い作品だったが、個人的には、本作品は好きじゃない。キライだ。――独立記念日の翌日、 7月 5日の夕刻、ホワイトハウスでは、韓国のリー大統領を迎えて、首脳会談が行われていた。そこへ、未確認の軍用機がワシントン上空を侵犯する。米国空軍は戦闘機をスクランブル発進させるが、あえなく撃墜されてしまう。未確認機は高度を下げ、ワシントンの街で機銃を斉射し始める。市民が撃ち殺され、車が炎上する。大混乱の中、米国は何とか未確認機を撃ち落とすが、正体不明のテロリストの魔の手は、着実にホワイトハウスに近づいていた。報告を受けて、アッシャー大統領は地下のシェルター(危機管理センター)に避難させられる。会談中の韓国の首脳陣も一緒だった。しかし、それが間違いの第一歩だった。……というお話し。序盤に展開される軍用機からのワシントンへの攻撃や、ホワイトハウスへの襲撃シーンは、実に見事。圧巻だった。さすが、ミリタリー系に強いアントワン・フークァ監督だなぁと感心してしまった。人が撃たれる瞬間のリアルさ、重火器の重量感、分かり易いカメラのアングル、スピード感のある編集、力強い音の作り、役者さんのリアクションと血煙のシンクロ具合いもいい。緊張感と同時に得も言えぬカタルシスが得られる。序盤でこんなに飛ばして大丈夫かよ、と思っていたら、案の定、中盤以降は失速。ホワイトハウス内での救出劇だから仕方ないのかも知れないが、もっと展開出来たはずだ。それでも、大統領の息子コナーを見つけるまでは、スリリングさを保っていた。しかし、見つけた後は、ダラダラになってしまう。主人公の元SSを演じたジェラルド・バトラーの影も薄かった。物語は、夕刻から翌朝までの12時間。照明が落ちたホワイトハウス内で、主人公がテロリストと戦うにしても、暗すぎて、イマイチ盛り上がらない。この辺は、お手軽なエンターテイメントに徹したR.エメリッヒ監督の方に一日の長があったように思う。本作品で特徴的なのが、残酷さだろう。累々と屍が積み上がり、地下では要人が簡単に撃ち殺される。命が軽い。然も、国防長官の女性を殴る、蹴る。気持ち悪くなってしまった。緊迫感を演出するのに、こんな手しか使えないなんて……。これは、監督さんの無能を示すことだ。女性に暴力をふるう映画はキライだ。不快だ。香港映画に傾倒しなかったのは、この一語に尽きる。チョウ・ユンファやジャッキー・チェンの映画、香港映画は平気で女性を殴る。そんなシーンに出くわす度に、白ける。気持ちが萎える。こんなのを観て喜ぶヤツがいるなんて、連中はきっと変態に違いない。そう思っていた。それは、いまも変わらない。大統領の息子を簡単に救出させたのは、脚本上の失敗だろう。この辺りで、もっとスリリングに展開させていたら、充実した1本になったことだろう。それは、国防長官の時も同じ。主人公の1発の銃弾で、テロリスト連中は、彼女に逃げられてしまう。あまりにマヌケじゃないか?主人公の奥さんにテロリスト・グループの魔の手がおよぶワケじゃないし、ちょっと拍子抜け。あれだけサディスティックな映像を見せながら、脚本はアマアマだ。ダミーでヘリを墜落させても、簡単に見破られてしまう。『ダイハード』と同じトリックだし、演出もシャープじゃない。出来が悪い。(溜息)結末も、あれじゃあね。ファーストレディを助けられなかった主人公の心のキズを自分自身でサルベージしたわけだが、そういう表現がなく、あのエンディングを見せられても、感動しないなぁ。やっぱり、本作品はキライだ。(笑)
2016.01.27
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0297 沈黙の啓示 TRUE JUSTICE PART 2【スタッフ】・監 督 キオニ・ワックスマン・脚 本 スティーヴン・セガール ジョー・ハルピン・製 作 デボラ・ガブラー【キャスト】・スティーヴン・セガール(大塚明夫)・ミーガン・オリー(有賀由樹子)・ウォーレン・クリスティー(井上 剛)・ウィリアム・ビッグスリーブ・スチュワート(丸山壮史)・サラ・リンド(ミルノ純)【仕 様】・型 番 90DRN-10092・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 TRUE JUSTICE DARK VENGEANCE・収 録 本編90分・音 声 1.オリジナル ドルビーデジタル 5.1ch 2.吹 替 ドルビーデジタル 2.0ch・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用、PG-12・発 売 元 日活株式会社・販 売 元 株式会社ハピネット・宣伝協力 東京マルイ・字幕翻訳 鈴木吉昭・吹替翻訳 渡部亜紀【ジャケット】・オモテ面:最強オヤジ vs 最凶連続殺人鬼!!・ウラ面 :セガールが新境地に挑む 〈沈黙シリーズの集大成〉第2弾!! 強襲、暗黒呪術! セガール率いる特別捜査隊(SIU) VS 連続猟奇殺人鬼!!SIUのメンバー全員が登場してるが、あくまでもスティーヴン・セガールが大きな顔を出しているのが、オモテ面。うん、この暑苦しい。ダサイ!(笑)でも、だいたいセガール御大の作品は、みんな似たようなジャケットだ。このシリーズ、どこまで、この路線で行けるのか興味深い。ウラ面も、前作と似たようなイメージだが、今回は少し本編からの取り込み画像が大きく扱われているので、作品の雰囲気が少しだけ伝わって来る。でも、さすがに相手が猟奇連続殺人鬼には見えないなぁ。(笑)【感 想】「セガール、ボスになる」スティーブン・セガール製作によるTVシリーズ第2弾。全6作のうち2本目である。SIUのボス、イライジャ・ケインを演じるのは、S.セガール御大。本作品では、格闘シーンを“ひき”でも見せてくれる。久しぶりに蹴りを見ました。(笑)ジュリエット・ソーンダーズ役は、ミーガン・オリー。『スピーシーズX/美しき寄生獣』に出演していた女優さん。二枚目気取りだが、やたらに弱いブレッド・ラトナー役を演じるのは、ウォーレン・クリスティー。(笑)私は未見だが、TVドラマ『Lの世界』に出演している。何となく誰かに似ていて、ちょっとバッタもんみたいな感じがする。(笑)SIUチームの“大番頭”とも言うべきアンドレ・メイソンを演じるのは、ウィリアム・ビッグスリープ・スチュワート。コワイ目つきの黒人さん。『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』に出ていたらしい。覚えていない。(どんな映画だったのか、全く覚えていないのだから、ま、当然か)本作品では少しキャラが変わって、“愛妻家”路線を押し出して来ている。新人捜査官のサラ・モンゴメリを演じるのは、サラ・リンド。『フォレスト・オブ・ザ・デッド』しか思い出せない。検視官のタナカを演じるのは、ジョージ・タケイ。『スタートレック』で有名な日系アメリカ人。もう70歳前後ではなかろうか。本作品で登場。準レギュラとして定着して欲しい。――シアトルのオーロラ地区で猟奇殺人が発生する。被害者は女性で、赤いスカーフで両手をフェンスに縛り付けられていた。左足だけ靴をはき、口には白いカーネーションの花。そして、キツネの面をつけていた。犯人は、中国の黒魔術に見せかけようとしたのか、或いは、知識をひけらかしたかっただけかも知れない。特別捜査チーム“SIU”の面々が捜査を始めるが、それを嘲笑うかのように第2の遺体が発見される。その被害者は、サラとよく似ていた。……というお話し。この後、サラは囮となり、ジュリエットとともにストリップ・クラブに潜入捜査を開始することになる。セガール君は、ボスとして上司と渡り合ったりする。もしかしたら、“忍耐”という言葉を覚えたのかも知れない。いやいや、“理想の上司”を目指しているのか……。ちょっとコワイけど。(笑)事件は前半で解決するが、後半は再びキツネの面を付けた女性の遺体が見つかる。SIUは犯人を射殺したが、あれは冤罪だったのか、それとも模倣犯なのか……。被害者が女性警察官だったことから、SIUに対する圧力が強くなる。別の分署との共同捜査になるが、イライジャ(セガール君)はチームや署内の不協和音をじっと堪えて、最後にそれを爆発させる。やっぱり、最後はセガール御大の鉄拳制裁でないと番組は、締まらない。(笑)監督は、前作に引き続きキオニ・ワックスマン。今回は、脚本の穴が目立った。演出でカバー出来たような気もするが、そこまで気が回らなかったらしい。まぁ、潜入捜査中だというのに、ブレッドとメイソンは、サラを守らず、クラブのドアマンと喧嘩を始めるし、ジュリエットは「気分が悪い」と帰るサラをそのまま見送ってしまうし、ヘッポコ過ぎたな。(笑)こんな連中が部下では、セガール御大が“締める”しかないよなぁ。ボスは大変だ。一般の方にも、少しだけオススメ!(いち富士、に鷹、さんセガール!)
2016.01.26
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0296 沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART 1【スタッフ】・監 督 キオニ・ワックスマン・脚 本 スティーヴン・セガール ジョー・ハルピン・製 作 デボラ・ガブラー【キャスト】・スティーヴン・セガール(大塚明夫)・ミーガン・オリー(有賀由樹子)・ウォーレン・クリスティー(井上 剛)・ウィリアム・ビッグスリーブ・スチュワート(丸山壮史)・サラ・リンド(ミルノ純)【仕 様】・型 番 90DRN-10091・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 TRUE JUSTICE Deadly Crossing・収 録 本編90分・音 声 1.オリジナル ドルビーデジタル 5.1ch 2.吹 替 ドルビーデジタル 2.0ch・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用、PG-12・発 売 元 日活株式会社・販 売 元 株式会社ハピネット・宣伝協力 東京マルイ・字幕翻訳 鈴木吉昭・吹替翻訳 高師たまみ【ジャケット】・オモテ面:なんて漢(おとこ)だ! ついに、オヤジによる 最強チーム結成。・ウラ面 :セガールが新境地に挑む 〈沈黙シリーズの集大成〉第1弾!! 全面麻薬戦争勃発! セガール率いる特別捜査隊(SIU) VS 冷酷ロシアン・マフィア!うーん、この暑苦しいジャケットが、ダサイ!(笑)でも、このダサイところが、いかにもB級アクション映画っぽくていいなあ。それに、このキャッチコピー! スティーヴン・セガールへの愛情に溢れている。(茶化しているわけではない)ウラ面も、そうだな。S.セガールは、顔だけ。顔と銃だけがあれば、OK。決して、全身の画像が使われることはないだろう。これから、どんなジャケットが出て来るのか楽しみだ。(笑)【感 想】「セガール、大人になる」今年も 1月 1日は、セガール君だった。(笑)スティーブン・セガール製作によるTVシリーズ第1弾。全6作のうち1本目である。意外なことに、ちゃんと出来た作品だった。(笑) 正直、もっといい加減だろうなと思っていた。だいたい、S.セガールの存在そのものが戯画化され、既に俳優でもスターでもなくなっている。敢えて言えば、アメコミのヒーローと同じ、劇画のキャラクタである。『マチェーテ』や『鉄板ニュース伝説』等を観ると、米国人のセガールに対するそんな意識がうかがえる。だから、ロクな作品がリリースされないのだ。ところが、本作品は、なかなか面白かった。TVドラマだからだろう。彼の警官としてのスキルが脚本に反映されている。これがリアリティを生み出さないところが、前述の通りセガールのセガールたるゆえんである。何だか、こそばゆいのだ。(笑)もしかしたら、セガール君が製作に回って、あまり出番がないからかも知れない。考えてみれば、還暦を過ぎている。そろそろ若い連中の指導にあたらなければと悟りをひらいても可笑しくない年頃だ。いつまでもチンピラ相手に鉄拳をふるってる場合じゃない。――シアトル警察の特別捜査隊“SIU”。隊長のケインをはじめ4人の隊員たちは、他では扱わない事件を担当していた。或る日、スーパーを営む中国人夫婦が何者かに襲われ、非情にも撃ち殺されてしまう。裏庭で遊んでいた幼い娘が難を逃れたが、この子の証言から意外な事実が浮かび上がって来る。一方、危険なヘロインを追って黒幕へと一歩づつ近づいていたSIUは、或るクラブが根城になっていることを突きとめる。……というお話し。セガール君は、“締め”に出て来る程度で、いわゆる地道な捜査は、チームのメンバーが行う。メンバーからの報告に対して適切に指導するセガール君の姿は、これまでの作品では見られないものだった。とうとうセガール君も大人になったんだなぁと感慨ひとしおである。(笑)とはいえ、最後は黒幕に鉄拳制裁をくわえるのは、相変わらずセガール君。(笑)部下に手柄をゆずれよ、と思わないでもないが、まだまだやれるぜ、というトコを見せたいのかも知れない。監督は、キオニ・ワックスマン。この監督さん、映画よりもTV向きだな。場面の転換などは、ヒットしたクライム・サスペンスものに学んでおり、『CSI:科学捜査班』や『NCIS/ネイビー犯罪捜査班』等と、よく似ている。(ちょっとダサいけど)メンバーの構成も、よく出来ている。隊長のケインに、男性2人、女性2人、計5人。もう1人必要だと思うのだが、情報屋が1人ウロウロしているので、彼を含めて6人か。キャラも立っていて、冷静沈着な黒人と、言うことをきかない白人の若い男。女性は、黒髪の先輩と、金髪の新人という組み合わせ。意外なことに、初めに女性同士が認め合う。通常、女性は同性に対して厳しいから、一番最後に認め合うパターンが多い。だから、ちょっと新鮮だった。SIUに転属となった新人のサラを演じるのは、サラ・リンド。『フォレスト・オブ・ザ・デッド』で主役を演じた女優さん。あの時は、黒髪でネイティブみたいな顔立ちだと評したが、本作品では金髪で登場。どちらが地毛なんだろ?(笑)真面目な方で、本作品でもしっかりと演技をしていた。こういう女優さんは、好きだなぁ。本作品は、TV放映時は、1時間番組だったのではないだろうか。ちょうど半分くらいのところで、構成が変わる。ビデオリリースの際に1本にまとめたに違いない。そんな感じの作品だった。一般の方にも、ちょっとオススメ!(おっ、1月早々大盤振る舞い)
2016.01.25
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0295 アイアンガール【スタッフ】・監 督 長嶺正俊・アクション監督 柴原孝典・製 作 梅村昭夫 金澤宏次 平井文宏 アントニオ・ブルワー 林 瑞峰・企 画 斎藤正明 西谷政仁 大島 満 高津戸顕・プロデューサー 元信克則 臼木基晴 茶ノ前香 穂山賢一 佐藤太一・脚 本 長嶺正俊 石塚喜之・音 楽 MASASHI(CASCADE)・撮 影 湯浅弘章・照 明 関 輝久・録 音 日高成幸 上條慎太郎・特殊効果 岩田安司・衣 装 岡本佳子・助 監 督 金子 功・プロダクション協力 COCOON オフィス ワイルド・制作協力 ZENITH・制作プロダクション ユニオン映画・配 給 アーク・フィルムズ・宣 伝 トラヴィス・「IRON GIRL」製作委員会 クレイ ユニオン映画 バップ プラステス ヒューマックスコミュニケーションズ【キャスト】・明日花キララ・秋山莉奈・栩原楽人・古原靖久・城戸裕次・たかし・船津未帆・野口雅弘・虎牙光輝【仕 様】・型 番 VPBT-2371・製作年度 2012年・製 作 国 日本・原 題 IRON GIRL・収 録 本編93分+特典映像・音 声 1.STEREO・字 幕 1.日本語字幕(本編のみ)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用、PG-12・発 売 元 株式会社バップ・映像特典 劇場トレーラー【ジャケット】・オモテ面:鋼鉄の救世主降臨。・ウラ面 :強き者よ、汝の名は―― 人々は、救世主を待っていた。 無法者の集団から迫害を受け続ける村へ、 どこからともなく、その女は現れた。 人呼んで、アイアンガール。 主演 明日花キララ、長嶺正俊監督・脚本による本格アクション・ムービー。 主人公・アイアンガールは、人間の身体能力をはるかに超えたパワーを発揮する アーマードスーツを装着した謎の美少女。 果たして、無法者たちとの戦いの結末は!? 共演は秋山莉奈、栩原楽人、虎牙光輝ら多彩なメンバー。 強く、美しく、そしてキケンなニューヒロインがここに誕生! 「IRON GIRL」――伝説の救世主が今、起動する。ジャケットがすべて!(笑)まるで成人向けの漫画雑誌の表紙みたい。部屋にポスターを貼りたいが、中学生じゃあるまいし、顰蹙モノだろうなぁ。(笑)ウラ面も、やたら盛り込んでいるが、窮屈なカンジがしないし、いい出来映えだ。それにしても、邦画って、どうして細かくクレジットを記載するんだろう。関係者や親族がDVDを購入すると目論んでいるのだろうか。本編より出来映えのいいジャケットだ。【感 想】「コスチューム」雨宮慶太監督の『ゼイラム』を観て、森山祐子さんに心トキメかせたのは、ずいぶん昔のこと。(笑) 衣装や立ち居振る舞いにドキドキした。それに、手作り感満載の映像には、メジャー作品では味わえない自由さがあった。「アニメのような表現を実写でやるなんて……」と当時は思ったものだ。今でこそ、TVドラマや映画でも多々見られるが、あの頃は珍しかった。アニメや漫画は、映画に映像表現を学び、いまはTVドラマや映画が、アニメに学んでいる。逆輸入みたいだ。――近未来。荒廃した世界で、人々はコミュニティを築いて細々と暮らしていた。或る日、村はずれまで花を摘みに行った少女アンナが、無法者の集団“クレイジードッグス”に襲われる。それを助けたのは、赤いマント、パワードスーツに身を包んだ“アイアンガール”だった。彼女は、瞬く間に無法者たちを倒してしまう。アンナは、彼女を自分の村へと誘う。しかし、思いのほか、村人たちの反応は冷たかった。クレイジードッグスの報復を怖れたからだ。けれど、古文書によれば「“鉄の救世主”が人々を救う」と言う。彼女が救世主なのか? 村人たちは俄かに活気づき、村を守るために自分たちも戦うことを決意する。そんな村人たちの姿に、彼女も村に残り、戦い方を教え始める。あまり時間がなかった。案の定、クレイジードッグスの連中が、村にやって来る。……というお話し。筋立ては『七人の侍』を彷彿させるが、脚本がかなりヒドくて失笑モノだった。思い入れタップリだが、あまりに幼稚だ。戦う前の口上がやたらと長いのもマイナス。シロートみたいな役者さんが多いのだから、セリフは少ない方がよろしい。なのに、つまらない遣り取りを延々と続けるセンスのなさ。ウンザリしてしまった。(溜息)出演されている方は、皆さんシロートなのか、滑舌が悪い。イントネーションもヘンだ。アクセントも正確じゃなかった。そもそも、発声が出来ていない。何を言っているのか聞き取れない場面が多々あった。こんなことなら、日本語字幕を入れて欲しかった。(海外版を買って、英語字幕で観る手もあるな)唯一の救いは、主人公アイアンガールを演じた明日花キララさんのバランスの良いボディと、妙にエロチックでアニメみたいなコスチュームだろう。文字通り、“救世主”だった。(笑)明日花キララさんも何を言っているのかセリフが聞き取れない場面があったが、大きな目がお人形さんみたいだったので許しましょう。アクション・シーンも頑張っていましたしね。他の役者さんについては、ノーコメント。語るに値しませんでした。(笑)どういう設定なのか不明だが、村人たちは、何故か廃工場のようなトコに住んでいる。特に畑仕事をしているようでもないし、狩猟生活をしているわけでもなさそうだ。そのくせ、妙に小綺麗なカッコをしており、意味が分からない。(小道具や衣装担当者はサイテーだ)クレイジードッグスにしても、村から農産物や収穫物を奪うとかするわけでもなさそうだ。だけど、ボスが「あの女を捕まえたヤツに○○クレジットやるぞ!」とか言っていたりする。貨幣経済が成立しているのか? ますます意味不明。それに、このボスってのが、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊』のジャック・スパローのモノマネみたいなお芝居をして見せる。観ているこちらが恥ずかしくなるような幼稚さ。くだらなさ過ぎて腹が立つ。役者も役者なら、監督も監督だな。地獄におちろ、と言いたい。(笑)この際だから、劇場映画にすることは忘れた方が、いいんじゃないか?明日花キララさんのコスプレ姿を中心に、彼女の出演シーンだけ残して音楽をかぶせれば、いいPVが出来上がる。その方が、売れるような気がするぞ。勿論、オススメ致しませんが、彼女のコスプレ姿に萌える方は、セル版をご購入下さい。特典があるようです。(笑)
2016.01.24
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0294 BIOHAZARD デス・プラント【スタッフ】・監 督 ロバート・ウィルソン・製 作 ケイト・ハリソン レウィン・ウェッブ・脚 本 デビッド・ボネイウェル ジェレミー・ボクセン・撮 影 ブレンダン・ステイシー・音 楽 アルフォンソ・ランザ【キャスト】・エドワード・フォーロング(伊丸岡篤)・エレン・ファーレイ(寺田はるひ)・アンドレア・ルイ(甲斐田ゆき)・ディラン・テイラー(園部好徳)・アンドリュー・ハッケイ(太田哲治)・クリスティン・ペレリン(大浦冬華)・アンドリュー・ギリス(中野 裕)【仕 様】・型 番 ALBSD-1041・製作年度 2006年・製 作 国 カナダ・原 題 WARRIORS OF TERRA・収 録 94分・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・提 供 ネクシード株式会社・販 売 アルバトロス株式会社・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:美しき 死の天使・ウラ面 :「ターミネーター2」エドワード・ファーロング主演 スリルと興奮が疾走するSFアクション・スリラー!! 巨大バイオ工場の冷凍装置で その“実験体”は眠っていた 美しい少女の仮面に隠された 冷酷無比な殺戮本能 DNA操作が生み出した 完全無欠の戦闘マシーン その封印が解かれた時 “死の工場”は恐怖のバトル・フィールドと化す!!オモテ面は、いかにもB級ホラー・アクション映画っぽいイラストが用いられている。(笑)悪くはないが、“実験体”の女の子は、もっと若かったぞ。ウラ面は、エドワード・ファーロングの画像が真ん中に用いられている。キャッチコピーにも“エドワード・ファーロング主演”って、デカデカと書かれている。……ウソです。(笑)SFっぽいデザインにしようと頑張っているが、ま、ムダな努力だったなぁ。【感 想】「ビキニ・アーマーと日本刀」明らかに『バイオハザード』にインスパイアされた1本。けれど、製作費が彼岸ほど違うので、「こんなんなっちゃった」という感じ。(笑)ま、その辺がB級映画のB級映画たる由縁なのだが、個人的には愛おしいと思っている。健気な女の子を、ついつい応援したくなるのと同じだ。――過激な動物保護団体のメンバーが、或る研究施設から実験動物を解放しようとする。その施設で研究をする父親からIDを盗み出したアリは、メンバーと一緒に施設に忍び込む。計画通り警備員のクリスと合流した面々だったが、入口でIDを使ったことから侵入がバレてしまい、武装した私兵に追われることになる。追い詰められた彼らは、施設内すべての施錠を解除して脱出しようとする。しかし、その暴挙が、地下で眠らされていた“実験体”を解放することになる。……というお話し。退屈な演出と、繰り返される暗転、意味不明のフラッシュに睡眠誘導効果があったのか、強い睡魔と闘わなければならなかった。(苦笑)演出もさることながら、この作品、人物設定が皆、ヘタレばかりでウンザリさせてくれる。実験動物を解放すると息巻いているわりには、ロクな装備もせずに施設に侵入するグループのメンバーたち。実験動物がいたとしても、あれじゃあ錠のひとつも破れないんじゃないか?1人だけ残ったメガネっ娘も、モニターを眺めて頭をかかえる仕草ばかりしている。時々セリフも喋るが意味不明。そのうち待つのに飽きたのか、パソコンを持って皆の後を追いかける。何しに行くんだよってカンジ。でも、一番好みの女の子だったので、許す。(笑)主人公(たぶん)のアリは、研究ばかりの父親に振り向いて欲しくてIDを盗んで施設に侵入した、と途中で心情を吐露する。笑いました。(笑) お前は小学生か?アリの恋人で、警備員のクリスは、電気銃でアワをふいて倒れちゃうし、後半は復活するものの、チンピラみたいだった。何やらサンプルみたいなものを盗んで、「これで大金持ちだ!」とか幼稚園児みたいなことを言う。「お前の頭じゃエンピツ1本売れないよ」とツッコミたくなる瞬間だった。哀しいかな、このクリスを演じるのが、エドワード・ファーロング。『ターミネーター2』でジョン・コナーを演じた子役が、こんなに大きくなったんだなぁとシミジミ。でも、昔のファンは、ガッカリだろう。肝心の実験体は、無謀な治療の結果、モンスターと化した少女。施設の所長アイザックスの説明によれば、超人的な能力を持っているが、エネルギーの代謝が激しく、やたらお腹が減るらしい。(笑) 人間を内側から溶かして体液をすするのだそうだ。そういう映画、前にもなかったっけ?エドワード・ファーロングに降板して貰い、そのギャラで殺戮シーンをキチンと撮って、意味不明のフラッシュをやめて、カットアウトで場面を繋ぎ、ムダなシーンを削除して70分くらいにまとめれば、フツーのモンスター映画のレベルになるはずだ。(笑)この際だから、1人だけ迷子になった男も不要だからカットしよう。表現力のある第2班監督を雇って、武装した私兵との戦闘を補完すれば、中盤は見応えがあるかも知れない。実験体も、ヘンな服を着せない方がいいな。『スペースバンパイア』や『スピーシーズ/種の起源』に倣って、ここはヌードで頑張りましょうよ。(笑)女性のホラーファン向けに、マッチョな男を用意した方がいいかも知れない。あのデブを降板させて、肉体派の活動家を登場させて、意味もなく脱がせる。犬とたわむれる。(笑)汗ばんだ肌を見せるために、施設内は高温多湿の設定にしよう。そうすれば、女性陣も薄着で登場できるし、一石二鳥だ。東洋系の顔をした女性が、動物保護団体のリーダーだったが、あまりに没個性だ。欧州やアジアへの販売戦略を考えるなら、彼女はハ○ーキティのファンって設定にした方がいい。フトモモと肩にキ○ィちゃんの刺青をする。本国やアメリカでウケがいいように日本刀を持たせることも忘れてはならない。ビキニ・アーマーでカタナ! アリをかばって、実験体と一戦まじえる。サブカルチャ大好きっ子が飛びつくぞ。(笑)………撮り直す?(笑)
2016.01.23
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0293 相棒 –劇場版- 絶体絶命!東京シティマラソン 42.195km【スタッフ】・監 督 和泉聖治・脚 本 戸田山雅司・音 楽 池 頼広・製 作 「相棒 –劇場版-」パートナーズ (テレビ朝日、東映、トライサム、アミューズ、小学館、朝日放送、メ~テレ)【キャスト】・水谷 豊・寺脇康文・鈴木砂羽・高樹沙耶・岸部一徳・木村佳乃・西村雅彦・原田龍二・松下由樹・津川雅彦・本仮屋ユリカ・柏原 崇・平幹二朗・西田敏行・川原和久・大谷亮介・山中崇史・山西 惇・六角精児・神保悟志・小野 了・片桐竜次【仕 様】・型 番 DLV-F4503・製作年度 2008年・製 作 国 日本・原 題 ----・収 録 本編 117分+特典 7分・音 声 1.日本語 5.1ch サラウンド 2.日本語 2.0ch ステレオ・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 株式会社テレビ朝日・販 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・映像特典 1.「相棒 –劇場版-」DVD豪華版スペシャル・ダイジェスト 2.「相棒」シリーズ最新情報・テレビ朝日開局50周年記念・リリース 2008.10.22.【ジャケット】・オモテ面:必ず、追いつめてみせます。・ウラ面 :首都壊滅へのカウントダウン、 命運はこの2人に託された。 杉下右京・亀山薫の名コンビが真相に迫る! あなたは、特命係最大の事件の目撃者となる! 何が真相なのか?誰が犯人なのか?古いタイプのジャケット。この頃、『踊る大捜査線』もそうだったが、キャスト全員がオモテ面に登場している。(笑) チョイ役まで……。美的感覚は皆無で、いまからすると、ちょっとウンザリする。まだ10年にも満たないのに。やっぱり邦画はダサイなぁ。ウラ面の方が、まだマシだな。物語が見える仕上がりだ。クライマックスは、マラソンと同時進行するから、その画像を大きく使っても、よかったような気もする。【感 想】「サスペンスと言うより人情ドラマ」TVドラマの劇場版。テレビ朝日の開局50周年記念作品だそうだ。これまで幾つものドラマが映画化されて来たが、その中でも上質な部類ではなかろうか。なかなか力作だった。残念ながら本家のTVドラマは観たことがない。聞いたところでは視聴率も高く、シーズンを重ねているらしい。遅ればせながら、そちらも機会を作って観てみようかと思っている。さて、本作品は、サスペンスと言うよりも人情ドラマである。連続する殺人事件と爆弾事件を追ううちに、隠された陰謀に辿り着く“お決まり”のストーリー。よく練ってはあるが、新味はない。それよりも主人公のキャラクタとポジションが面白かった。彼は、実力者とのコネを持ちながら、それを行使することなく、敢えて閑職に甘んじているらしい。しかし、“実力者は実力者を認める”の格言通り、一朝ことあらば、組織を無視したルートで情報を取得し、事件解決に邁進して行く。しかし、本人はあまり自覚していないのか、或いは禅僧のごとくあるがまま受け入れているのか、飄々としている。よく出来たキャラクタであり、物語世界だと思う。このあたりが本シリーズの魅力なのかも知れない。確かに、彼のような人材は上層部には登用しにくい。個人としての能力はズバ抜けているのだろうが、管理者としては不適格だ。閑職においやられるのも分かるような気がする。どの企業にも、こういう人が1人や2人いるものだ。その典型だと言えるだろう。また、本作品の見所は、犯人逮捕後から始まる。そこから人情噺が始まるのだが、それまでのドタバタした展開とは打って変わって、見事な演出のキレをみせる。洗練されている、と言っていい。手馴れた感じで淀みがないのだ。犯人の真意を言い当てる主人公、犯人の気持ちを察しつつも犯した罪に対しては涙をこらえて毅然たる態度をとる主人公、それでも、被害者を思いやって立ち回る主人公、上層部にねじ込んで行く主人公……。――まぁ、“浪花節”以外の何ものでもないのだが、これがなかなか見応えがあるのだ。ドライな演出と照明で、ハードボイルド調に仕上げており、ちょっとオシャレな感じもする。おそらく、TVドラマもこんな調子だったに違いない。「夕べの『相棒』は面白かったゼ!」と大人が話題にしても恥ずかしくないくらいの出来映えだったはずだ。本作品もまた、事件に関係した人たちの思惑をさまざまに描き出す。そして、個人の感情など立ち入ることの出来ない巨大な組織の怖さを暗示しつつも、決して踏みにじってはいけない個人の尊厳があることも言及してみせる。やや出来すぎのような気もするが、これくらいの“救い”がないと観客も満足できないから、ちょうど良いのかも知れない。津川雅彦氏が老政治家を軽妙に演じて面白かった。一方、平幹二郎氏に出番がなく、何となく気の毒のような気がした。木村佳乃さんは、したたかでキツそうな性格を活かして適役。これはキャスティングの勝利だろう。マスコミの過剰な報道に対する自戒の面ものぞいており、ある意味、非常にテレビ朝日らしい作品だったとも言える。うがちすぎかも知れないが……。ちなみに監督は和泉聖治さん。ピンク映画の頃からファンだが、個人的にはドラマ『花と小父さん』が一番好きだ。演劇少年だった私には忘れ得ぬ一本である。脚本も戸田山雅司さん、こちらも10年来のファンである。ドラマ『17歳』は、いまも再放送を願っている。好きな監督、好きな脚本家、――これで私の琴線に触れないわけはないのだ。(笑)総じて質の高い作品だった。オススメ!
2016.01.22
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0292 シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ -デラックス版-【スタッフ】・監 督 グレゴリー・ダーク・製作総指揮 ビンス・マクマホン・制 作 ジョエル・サイモン・音 楽 タイラー・ベイツ・美 術 マイケル・ランプ・編 集 スコット・リヒター・撮影監督 ベン・ノット・脚 本 ダン・マディガン・特殊メイクアップ ジェイソン・ベアード・製 作 ライオンズ・ゲート WWEフィルムズ【キャスト】・ジェイコブ………ケイン(天田益男)・クリスティーン…クリスティーナ・ヴィダル(根本圭子)・タイ………………マイケル・J.ペーガン(増川洋一)・キーラ……………サマンサ・ノーブル(寺田はるひ)【仕 様】・型 番 GNBR-7698・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 SEE NO EVIL・収 録 約 119分(本編84分)・音 声 1.英 語 オリジナル 5.1ch サラウンド ドルビーデジタル 2.日本語 吹 替 5.1ch サラウンド ドルビーデジタル・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、全国劇場公開作品、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用、R-18・発 売 元 株式会社ショウゲート・販 売 元 ジェネオン エンタテインメント株式会社・提 供 ショウゲート ジェネオン エンタテインメント・映像特典 1.メイキング&インタビュー ~惨劇の裏側~ 2.復活への序曲 ~ケイン暴れ映像~ 3.ケイン インタビュー 4.プロモ映像集(WWEチャンネル仕様) 5.日本公開初日イベント映像 6.オリジナル予告編&TVスポット集 7.日本版予告編&TVスポット 8.キャスト/スタッフ・プロフィール(静止画)・日本公開日 2007年 1月 6日【ジャケット】・オモテ面:ホラー映画界最凶のシリアルキラー、ここに誕生!・ウラ面 :『ホステル』『ソウ』シリーズなど 血みどろホラーを世界に送り出す、 ライオンズ・ゲートが手がけた、 拷問ホラーの直系! WWEの“赤い処刑人”ケイン初主演!! 絶望的サバイバル、 極限状態のスリル、 残虐極まりないスプラッターの衝撃。 そのすべてがここにはある。縛られた被害者、見下ろすようにジェイコブ役のケインが立っている。そして、肉鉤が描かれたオモテ面は、ホラー映画らしい出来映えだ。ウラ面も、あおり文句が数珠つなぎに記載されているが、“拷問ホラー”ってところだけは疑問符が残る。もっと正統派のホラーだ。ちょっとザンネンな気がする。這って逃げる被害者、その背後にはジェイコブ。拘束されて目を抉られた被害者の男、女を掴むジェイコブ、――イメージがわく画像をコラージュしている点は評価が高い。それに較べて、ストーリーの下に配置された4枚の取り込み画像は、イマイチだな。同じイメージの画像を続けるのは、よくない。それを抜きにすれば、いいジャケットだ。【感 想】「プロレスラーの存在感」WWEというプロレス団体(?)が製作したホラー映画。レザーフェイスやジェイソンを向こうに、圧倒的な迫力でモンスターを演じきったのは、プロレスラーのケイン。この方のことは知らなかったが、見事な存在感だったと思う。――猟奇殺人事件の現場で、殺人鬼に腕を切り落とされながら、銃で致命的な一撃をくらわせた警察官のウィリアムズ。彼は一命をとりとめ、犯罪をおかした未成年者の更生官として復帰する。4年後、ウィリアムズは、社会奉仕活動にかり出された8人の若者たちを連れて、閉鎖された古いホテルにやって来る。彼らは、減刑と引き換えに、3日間、このホテルを清掃することになっていた。しかし、その夜、ホテル内を探検していた2人が何者かに襲われる。そいつは、ウィリアムズが仕留め損なった殺人鬼ジェイコブだった。……というお話し。舞台は、いわくありげな古いホテル。然も、秘密の通路や覗き部屋、エレベーターやダムウェーター(厨房用昇降機)など、好事家が喜びそうな設備が揃っている。雰囲気もよく、オカルト系ホラー映画でもOKそうな感じだ。プロダクション・デザイナーが良かったんだろうなぁ。気合いが入っている。そこらのB級ホラーでは太刀打ち出来ない領域だ。(笑)サバイバルが始まるまでは、ちょっとダルいが、登場人物が多いので仕方ないところだろう。そう考えると、意外と律儀な脚本家と監督さんだと言える。グロ描写もなかなかで、R指定もやむなしと言ったレベル。音響効果も最適で、消防ホースで“バンジージャンプ”させられた女の子の腕が折れる場面の音には、足が竦んでしまった。ただ、サブタイトルにある“肉鉤”が、あまり活躍しなかったのは、ザンネン。ジェイコブ君の愛用の武器ってワケではないようだ。ま、配給会社が勝手につけたことだから、大した意味がないのも確かだ。それに、被害者の目をくり抜くとか、ジェイコブ君の頭には穴が空いているとか、いろいろ“盛っている”ので、肉鉤ひとつにこだわらない方が、いいだろう。監督は、ポルノ映画あがりのグレゴリー・ダーク。日本映画界ではロマンポルノあがりの監督さんが活躍しているが、アメリカ映画界では珍しいのではなかろうか。ポルノからPVに転身し、今回は一般映画という変わり種。もう少し演出に緩急が欲しいところだが、なかなかどうして、キチンとした演出ぶりだった。女優陣もキレイどころを揃えていて、男としては目の保養になった。クリスティーナ(傷害罪)役には、クリスティナ・ヴィダル。実質的には、彼女が主人公なんだろうなぁ。売人の元カノのキーラ役には、サマンサ・ノーブル。全身いれずみだらけ。(笑)麻薬密売で服役中のマイケルを演じるのは、ルーク・ペグラー。意外と、いいヤツだったりする。ジェイコブと因縁のあるウィリアムズ役には、スティーブン・ヴィドラー。でも、だらしかなったなぁ。この辺がB級だと思う。彼がしっかりしなかったばかりに、主人公不在となってしまった。どうもマネジメントの失敗が影響して、早々のご退場になったような気がする。万引き常習犯のゾーイは、レイチェル・テイラー。ベジタリアンで器物破損で服役していたメリッサ役は、ペニー・マクナミー。男はいくら死んでもかまわないので、ここでは割愛。(笑)オススメ!(おいおい投げやりだな)
2016.01.21
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0291 ドラゴン・ロード デジタル・リマスター版【スタッフ】・監督・脚本 ジャッキー・チェン・製 作 レイモンド・チョウ・武術指導 ジャッキー・チェン【キャスト】・ドラゴン…ジャッキー・チェン・サウライ…シドニー・チャン【仕 様】・型 番 PDSV-300049・製作年度 ----年・製 作 国 香港・原 題 Dragon Lord・収 録 本編 102分・音 声 1.広東語 5.1chサラウンド 2.広東語 DTS 5.1ch サラウンド・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・そ の 他 片面2層、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 元 株式会社ツイン・販 売 元 パラマウント ジャパン株式会社・映像特典 1.予告編集(オリジナル予告編・最新版予告編) 2.フォトギャラリー(写真集/スライドショー) 3.特典映像(ルイス・シット インタビュー) 4.予告編(「死亡の塔」「拳精」「スパルタンX」)【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :息を呑む体当たりアクションの連打! 活劇王ジャッキーの娯楽魂が燃える痛快作 勇気を武器に真のドラゴンとなれ… 遊び人のお坊ちゃんが盗賊団と激突!オモテ面は、“金まんじゅう争奪戦”のやぐらに選手たちが登っているイラストが中央に配置されている。本編では、こんなに大きくはないんですけどね……。大きく描き過ぎて何だか分からない。(笑) ジャッキー・チェンの横顔と“ドラゴン・キッカー”の時の画像。悪くないデザインだが、カンフーから活劇への転換を図った作品のジャケットとしては、イマイチ。もっとスポーツものであることを、強く押し出して欲しかった。――というのも、ウラ面のJ.チェンの画像がカンフーっぽいからだ。“ドラゴン・キッカー”の時の画像だが、スポーツをしているように見えない。4枚並んでいる取り込み画像も、これまでのカンフー映画との違いが表現できていない。ザンネンだ。【感 想】「エポックメイキング」唐突にジャッキー・チェンの作品である。(笑)正直、いつまでも殴ったり蹴ったり、なかなか決着のつかないJ.チェンのカンフー映画は、あまり好きじゃない。一撃必殺の緊張感に溢れたブルース・リーの作品に較べると、どうしても見劣りしてしまう。けれど、先日、ひょんなことでDVDを手に入れたので、再鑑賞。久しぶりだった。随分とイメージが違っていたので調べてみたら、これは“大陸版”と呼ばれているものらしい。日本で公開され、リリースされたビデオは“国際版”と呼ばれているバージョン。全体の構成が大きく変わっている。単にマーケティングの結果と思われたが、これには、権利の問題が絡んでいるようだ。面白いのは、そうした細かな経緯まで調べて、ジャッキー・チェンの作品制作の意図を読み解こうと、研究しているファンがいることだ。セルジオ・レオーネやスタンリー・キューブリック監督作品に研究者がいることは知っていたが、まさかジャッキー・チェンまで! いつの時代もファンってやつは凄い。感心してしまった。(笑)そのサイトの言葉を借りれば、本作品は、アメリカ進出に失敗し、香港で巻き返しを図った1本。カンフー映画からの脱却が、一つの方針だったらしい。興行収入は奮わなかったようだが、この後の『プロジェクトA』等に代表されるスタント・アクションへの転換を試みた初めての作品である。ジャッキー・チェンを研究する上で欠かすことの出来ない1本であることは間違いないことだろう。確かに、本作品では、2つのスポーツに重点が置かれている。一つは“ドラゴン・キッカー”。蹴鞠とサッカーを掛け合わせたようなスポーツで、シャトルを地面に落とさないようにパスを繋ぎながら相手のゴールにシュートする。それはそれは見事な妙技を見せてくれる。どれだけテイクを重ねたら、こんなシーンを撮れるのだろうと、感心してしまった。2つ目は、“金まんじゅう争奪戦”。大きな円錐形のやぐらの上に置かれた金色のボールを奪い合う競技。チーム戦のようだが、何百人もの男たちがボールを追いかける様は、圧倒的な迫力がある。途中でやぐらが倒壊するが、案の定、スタントマンが2人死亡している。もともと地方のお祭りで行われていた競技とのことだが、やはり死者が出るので、一時期は中止になっていたらしい。どちらも息をのむ迫力で、撮影もそうだが、編集の力が大きい。見事だと思う。個人的には、いつまでも敵を倒せないカンフーよりも、こちらの方が、ずっと面白い。モチロン、格闘シーンもあって、カンフーを封じ、喧嘩のような戦い方をするのも見所の一つになっている。ボスの背中に抱きつき、2階から落とそうとするスタントは、まさに命がけ。ワザを持たない若者が、カンフーに長けた敵のボスを倒そうとするのだ。自分の体をはって倒そうとする。そのリアリティが、スタントの領域を超えていた。見事だ。金持ちのバカ息子が、ふとしたきっかけで中国の国宝を密輸しようとする悪党連中と渡り合うことになる。そんな物語もあるにはあるが、メインは前述のスポーツ・シーン。あとは、友だちとじゃれ合ったり、女の子の尻を追いかけたり、他愛もない日常が綴られるだけ。気恥ずかしいくらいベタで、大仰な演技に白けたりするが、序盤で描かれたドラゴン・キッカーと、クライマックスに持って来られた金まんじゅう争奪戦だけで、映画としては十分ではないかと思う。オススメ!
2016.01.20
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0290 The Lady アウンサンスーチー/ひき裂かれた愛 [ブルーレイ]【スタッフ】・監 督 リュック・ベッソン・脚 本 レベッカ・フレイン・製 作 ヴィルジニー・ベッソン=シラ アンディ・ハリース・撮 影 ティエリー・アルボガスト・音 楽 エリック・セラ【キャスト】・アウンサンスーチー…ミッシェル・ヨー・マイケル・アリス(スーチーの夫)…デヴィッド・シューリス【仕 様】・型 番 DAXA-4326・製作年度 2011年・製 作 国 フランス・原 題 The Lady・収 録 本編 133分+特典約49分・音 声 1.英 語 (オリジナル) 5.1chサラウンド DTS-HDマスターオーディオ・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 スコープ・サイズ 1080p High Definition・そ の 他 片面2層、AVC、COLOR、dts-HD Master Audio 5.1、 Blu-ray、セル専用・日本公開日 2012. 7.21.・リリース 2013. 2. 8.・発 売 角川書店・販 売 元 角川書店・映像特典 1.メイキング&スタッフ・キャストインタビュー 2.ジャパン・プレミアイベント映像 3.予告編集(オリジナル予告・日本版予告)・封入特典 ブックレット(16P)・字幕翻訳 松浦美奈・字幕監修 三上義一【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :今、世界が注目するアウンサンスーチー 孤独な闘いを支えた、知られざる愛の物語。凛としたアウンサンスーチー(ミッシェル・ヨー)の横顔がオモテ面のジャケット。彼女の意志的な表情、雰囲気が全てを物語っていると言いたいようだ。その通りの作品だった。(笑)ウラ面も、アウンサンスーチーの笑顔が中心。夫や子供たちの画像が、もう少し大きく使われていても良いような気がする。その方が、作品のテーマを伝えられたのではなかろうか。いいジャケットだが、作品と同様に、アウンサンスーチーに注目し過ぎのような気がする。【感 想】「泣いたり喚いたり自暴自棄になったりしない」ビルマ(現ミャンマー)を舞台にフランス人監督が中国系マレーシア人の女優を主演に迎えて撮り上げた作品。英国と仏国の合作になっている。映画の世界は多国籍だなぁとツクヅク感心してしまった。現実のビルマがどうなのか、行ったことがないので分からない。けれど、アウンサンスーチーさんの軟禁が解かれたことは報道で知っている。よい方向に進んでいると思いたい。――1988年、英国で家族と一緒に暮らしていたアウンサンスーチーは、ビルマで起きた学生のデモ隊と軍部の衝突に心を痛めていた。そんな折り、病気の母の容態を知らせる電話が入る。彼女は、母を見舞うために帰国することになる。しかし、それが彼女の、そして家族の長い戦いの始まりだった。軍部にマークされる中、選挙への立候補を促す人たちが陸続と彼女の許を訪れる。彼女の父親が“ビルマ建国の父”と国民から慕われるアウンサン将軍だったからだ。彼女は、ついに立候補を決め、国民の前で演説をすることになる。けれど、軍部がそれを看過するわけがない。彼女は自宅に軟禁されてしまう。……というお話し。アウンサンスーチーを演じるのは、ミッシェル・ヨー。『グリーン・デスティニー』や『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』、『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』でお馴染みの女優さん。彼女は、顔立ちがキレイだとか美人だとか言うのとは、ちょっと違う。独特な雰囲気と生活感のある顔立ちが魅力的なのだと思う。好きだなぁ。いい歳のとり方をされていて羨ましい。本作品でも、その生活感がリアリティを持たせていた。夫のアリス教授を演じるのは、デビッド・シューリス。こちらも、味わい深い顔立ちをされている。双子という役柄で、どちらも彼が演じていた。幾つか出演作品を観ていると思うのだが、思い出せない。でも、彼のことは覚えている。そんな役者さんだ。本作品は、家族の物語である。夫婦や親子の愛情が国家に断絶される。歴史の境目にいたがために別れ別れになった恋人たちや家族の物語は、昔から映画の題材に取り上げられて来た。本作品が初めてってワケじゃない。それでも、本作品が特別な感じがするのは、登場人物の精神が高いレベルにあるからだろう。自分の身に置き換えたら、そう思わざるを得ない。(笑)実に18年間も軟禁されたら、こんなにも肯定的ではいられないと思うのだ。現状に馴らされてしまう。無人島で数年も過ごしたら、島での生活を容認してしまう。帰る方法を探すことを諦め、島での生活に甘んじる。それがフツーだと思う。ところが、アウンサンスーチーさんは、祖国のために民主化への信念を燃やし続けている。その家族もまた、妻や母への思いを忘れずに理知的な手段を取っている。……私にはムリだ。あれだけの敷地だ、軟禁されたら、その中での生活を是とするに違いない。もし、家族が軟禁され、自分たちには渡航の許可も下りないとしたら、半ば諦めムードだ。国が一個人のために尽力するとは思えないし、役人なんか信じちゃいない。自分への言い訳のために行動はするだろうが、事態が打開されるなんて信じていない。私自身は、その程度だ。映画では描かれていないだけかも知れないが、嘆いたり、喚いたり、怒鳴ったり、モノに当たったり、絶望したり諦めたりしない。浮気もしなければ、グレて非行に走ったりもしない。実に見事な人たちだと思う。揶揄しているわけではなく、心が穏やかで精神が高いレベルにある人だけが、信念を貫けるということだ。映画としては、後半が端折り過ぎだと思うが、いい作品だった。ポリティカルな側面から精緻に描いてサスペンスフルな作品に仕上げる手もあっただろう。そうしなかったのは、良くも悪くもリュック・ベッソン監督だからだと思う。ビルマによりよい治世が訪れることを願って、オススメ!
2016.01.19
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0289 モンスターズ/地球外生命体 [ブルーレイ]【スタッフ】・監督・脚本・撮影 ギャレス・エドワーズ【キャスト】・コールダー…スクート・マクナリー(平田広明) 「BONES ボーンズ-骨は語る-」「CSI:10科学捜査班」・サマンサ……ホイットニー・エイブル(甲斐田裕子) 「クリミナル・マインド FBI行動分析課」「NIKITA/ニキータ」【仕 様】・型 番 TBR21385D・製作年度 2010年・製 作 国 アメリカ・原 題 MONSTERS・収 録 本編94分+特典映像120分・音 声 1.英 語 (オリジナル) DTS-HDマスターオーディオ 5.1ch 2.英 語 (オリジナル) ドルビーデジタル 2.0ch ステレオ 3.日本語 (吹替版) DTS-HD マスターオーディオ 5.1ch 4.英 語 (オーディオコメンタリー) ドルビーデジタル 2.0ch ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕 3.コメンタリー字幕・サ イ ズ シネスコサイズ 1080p High Definition・そ の 他 片面2層、MPEG-4 AVC、COLOR、DOLBY DIGITAL、 日本市場向、Blu-ray、セル専用・リリース 2011.11.25.・発 売 元 株式会社クロックワークス・販 売 元 東宝株式会社・映像特典 1.秘蔵映像:モンスターズの作り方 2.これがVFXだ 3.Editing MONSTERS 4.ギャレス・エドワーズ監督による短編映画「Factory Farmed」 5.劇場予告編 6.劇場TVスポット 7.BD&DVDプロモ映像 8.オリジナル予告編 9.ギャレス・エドワーズ監督、スクート・マクナリー、 ホイットニー・エイブルによる本編音声解説【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :クエンティン・タランティーノ、 ピーター・ジャクソン、 リドリー・スコットといった 世界のトップ・クリエイターが絶賛した、 超低予算にして超A級の モンスター・パニック・ムービー! モンスター襲来と米軍の爆撃の渦中 [危険地帯]を脱けて、国境を目指せ!オモテ面だけでは、何の映画か分からない。(笑)でも、雰囲気は抜群だ。厚く垂れこめた雲、背に山をいただいた街からは煙が立ち上っている。舗装された道路には、何やら意味不明の標識……。何かを警戒するかのように男と女が背中を合わせている。画像は、少し傾いている。いいデザインだ。ウラ面も、上部に男と女の横顔。左のスペースには青空。少しあおり気味の画像が、いい感じだ。ブルーレイにしては、デザインに手がこんでいる。【感 想】「共通するもの」本作品は、『スカイライン/征服』や『世界侵略/ロサンゼルス決戦』などと、世界観をひとつにする作品だった。(笑)――これは、あくまでも個人的な見解ですので、念のため。何の根拠もありません。(笑)本作品を含め、それらの作品群は、同じ物語世界であるかのように感じられる。ただ、作り手が違うだけ。ひとつの世界で起きている出来事を、違う地域、違う目線、違う手法で描いただけのように思えるのだ。――NASAの探査船がメキシコ上空で爆発事故を起こす。その直後から、謎の生物が増殖し始める。そして、6年が経ち、メキシコの大半は、封鎖されてしまっていた。報道カメラマンのコールダーは、スクープをものにしようと、メキシコにやって来る。しかし、着いて早々、本社からの命令で社長令嬢のサマンサを米国に連れて帰ることになってしまう。………というお話し。物語は面白かった。リアリティのある画ヅラの割りには、漫画のようなストーリー展開で、如何にも現代風。ドラマチックな展開よりは、抑揚が少ないフラットな語り口を望んでいるように見える。特に、監督さんがドキュメンタリ畑を歩いて来た方なので、余計にそう思えるのかも知れない。特筆すべきは、ヒロインの女の子がカワイイってこと。(笑)笑顔を見せる場面はなかったが、沈んだ顔でも十分に魅力的だった。あの顔で、「私の父はお金持ちよ!」なんて言われたひには、クラクラしてしまう。(笑)「へへー、お仕え致します」とか言っちゃいそうだ。私だって、イヌとかサルとかキジと同じくらいには、役に立つ自信はある。(その程度かい?!)“髪結いの亭主”になりたい私にとっては、理想的な女性だった。お金持ちのご令嬢が、傷ついて、沈んだ様子で、どこかの街角に佇んでいたりしないだろうか? 見掛けた方は、ご一報下さい。(笑)訳あり風のヒロインだが、もちろん説明はない。主人公同様に観客も推察するしかない。感情移入を促す一手だが、演出がヘタだと意味不明になってしまう。それなりにスキルが必要だが、本作品の監督さんは、及第点だった。――で、この監督さん、この後、ハリウッド版『GOOZILLA/ゴジラ』を監督する。長編1本の実績で、よく声がかかったなと感心してしまった。大抜擢だ。よほどプレゼンが上手だったに違いない。私なら、本作品を観て怪獣映画の監督をまかせたいとは思わない。いつも遠景が霞がかかったようで好みじゃないなぁ。「雲一つない青空、白い砂、美しいビーチを舞台にモンスター映画を撮ってみろ!」と思っている。(笑)むしろ、この監督さんなら、恋愛ドラマ(悲恋)が観たい。ハリウッドが望むのは、一市民の目線で描かれるモンスター映画なんだろうなぁ。モンスター≠怪獣ってことが理解されない限り、ハリウッド製ゴジラは、日本で認知されないような気がする。でも、本作品は面白かった。オススメ!
2016.01.18
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0288 ニック・オブ・タイム【スタッフ(参考)】・監 督 ジョン・バダム・製 作 ジョン・バダム・製作総指揮 D.J.カルーソー・脚 本 パトリック・シーン・ダンカン・撮 影 ロイ・H.ワグナー・音 楽 アーサー・B.ルビンスタイン【キャスト】・ジョニー・デップ・クリストファー・ウォーケン・チャールズ・S.ダットン・ピーター・ストラウス・ローマ・マフィア・グロリア・ルーベン・ユル・ヴァスケス・マーシャ・メイソン【仕 様】・型 番 PDSV-104・製作年度 1995年・製 作 国 アメリカ・原 題 NICK OF TIME・収 録 本編89分・音 声 1.オリジナル ( 5.1ch サラウンド) 2.日本語吹替 (ドルビーサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 中村久世・吹替演出 高橋 剛・発 売 元 パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン株式会社・映像特典 オリジナル劇場予告編【ジャケット】・オモテ面:Ninety minutes. Six bullets. No choice.・ウラ面 :“パワフルで忘れられない作品! あまりのサスペンスに、心臓が止まるかと思うほど” ――ロン・ブルーイングトン、「アメリカン・アーバン・ラジオ・ネットワーク」ジョニー・デップの顔が大きく出ている。これが全てと言いたげなデザイン。……その通りだけどね。(笑)オモテ面にもウラ面にも、時計の文字盤がさり気なくカラージュされている。主人公に与えられたのは90分。本編も89分。劇中の時間と、観客が過ごす時間がシンクロした作りになっている。それを考えると、もう少し、タイムゲームであることを表現しても良かったかも知れない。スター映画であることは承知しているが、サスペンス映画であることをもっと主張してもバチは当たらないと思うな。ま、メジャー作品としては、凝ったデザインだ。そこは評価したい。【感 想】「ヒッチコックの荒唐無稽」安心のジョン・バタム監督作品。今回は、ヒッチコックばりの巻き込まれ型サスペンス映画。そこそこ手に汗握る展開で、おおむねユルユルの演出。(笑)穴だらけでも気にせずに、おおらかな気持ちで観ていただきたい。真面目に観ると、ちょっと腹が立ちます。(笑)――亡くなった元妻の葬儀からロサンゼルスに帰って来たジーン・ワトソン。幼い娘を連れて駅に着くなり、警察を名乗る男に身柄を拘束されてしまう。男は、ジーンに拳銃と一枚の写真を渡し、90分以内に「写真の女性を暗殺しろ」と命じる。「応じなければ、娘を殺す」と……。写真の女性はカリフォルニア州知事だった。ジーンに選択肢はなかった。1人、車から放り出された彼は、知事が演説する会場へと向かう。何とか、この事態を打開しなければならなかった。しかし、彼は男に監視されており、通報もままならない。ヘタすれば娘のリンの命が危ない。時間は刻々と過ぎて行く。……というお話し。だいたい見ず知らずの男に拳銃を渡して暗殺を依頼するなんて、リスクが高すぎるんじゃないか?陰謀を企む連中が考えたにしては、お遊びが過ぎるな。若しくは、プロに頼むお金がなかったか……。裕福そうだけど、みみっちいなぁ。(笑)最初から説得力が皆無だ。まぁ、ヒッチコックの作品だって、名作だの何だのと褒めそやすが、よくよく考えてみれば、かなり荒唐無稽だ。(笑)交換殺人? そんな話しに乗るお人好しはいないよ。裏窓がノゾキをしているヤツの言葉なんか誰も信用しないし、近寄らない。妄想癖のある妻なんて即日離婚だな。面倒みきれないよ。……そう言っては、映画は、つまらない。(笑)スリラーやサスペンスは、作り手が用意した設定に乗らないと、全く楽しめない。そういう特質を持っている。映像の迫力だけで押し切れるSFやホラーとは違うのだ。それだけに、説得力=リアリティが求められる。本作品においては、ジョニー・デップの起用は、その目的のためだろう。J.バダム監督にとって、彼だけが頼りだったに違いない。ところが、J.デップに、さほどヤル気が感じられないなぁ。場面ごとの演技は素晴らしいと思うが、全体を通してみると、娘に対する愛情が感じられない。もしかしたら、子供がキライなんじゃないかとすら思った。もともと、一人芝居は得意だが、相手のあるお芝居は苦手ってタイプの役者さんだ。たぶんにエキセントリックだしね。暗殺を依頼する男に、クリストファー・ウォーケン。ヘンテコな髭が意外と似合っていた。暗殺のターゲットとなった州知事役には、マーシャ・メイソン。『シンデレラ・リバティー』と『グッバイガール』で、私たち世代にはお馴染みの女優さんだ。その夫役には、ピーター・ストラウス。『ソルジャー・ブルー』くらいしか思い出せないが、『コン・エアー』に出ていたレイチェル・ティコティンの旦那さんである。ジーンを助ける靴磨きの黒人役には、チャールズ・S.ダットン。『エイリアン3』もそうだったが、いい味を出していた。ナイス・アシストだった。娘のリンを演じたのは、コートニー・チェイス。日本での紹介は、ほとんどない。本作品と『ブロッサム』くらい。いずれも、可愛らしい女の子ぶりを披露している。何となくマヌケな感じはするが、オススメ!
2016.01.17
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0287 マグマ【スタッフ】・監 督 イアン・ギルモア・製 作 フィリップ・フォン・アルベンスレベン ジェフリー・ビーチ フィリップ・ロス T.J.サカセガワ・脚 本 ポール・ジョシュア・ルーベン チェイス・パーカー・撮 影 ロレンツォ・セナトーレ・音 楽 ネイサン・ファースト【キャスト】・レイコ・エイルスワース「24 TWENTY FOUR」・ザンダー・バークレイ「24 TWENTY FOUR」・エイミー・ジョー・ジョンソン・デビッド・オドネル・ジョージ・R.シェフィー【仕 様】・型 番 ALBTS0074・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 MAGUMA・収 録 95分・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 アルバトロス株式会社 プライムウェーブ株式会社・映像特典 オリジナル予告編【ジャケット】・オモテ面:地・球・沸・騰・ウラ面 :驚異のVFXで地球最大の危機を描く 空前のパニック超大作!! 次々と眠りから覚める 世界各地の休火山 富士山大噴火で日本は壊滅 地球は沸騰する溶鉱炉と化した 人類に残された唯一の希望 それは原潜部隊による海溝爆破作戦 人々の祈りを背に 暗黒の深海で最後のミッションがはじまる!!オモテ面は、大噴火する富士山のイラストですね。日本が舞台のイラストは、珍しいのではなかろうか。たぶん……。東京タワーも視認できます。(笑)ウラ面は、プライムウェーブのパターンメイドから脱して、ちょっとオリジナリティがうかがえる。取り込み画像と、煽り文句で、ストーリーが伝わる工夫がなされている。こういうのは、好きだなぁ。いいジャケットだ。【感 想】「SFゴッコ」小さい頃、従姉妹(♀)と“○○○○ゴッコ”をするのが好きだった。一つ上の彼女は、大人がいなくなると突然、「ここは宇宙船!」と宣言するなりお芝居を始める。その唐突さと、あまりの“なりきり”ぶりに、私はぽかんと見ているしかなかったが、宇宙船の事故だの宇宙人との遭遇だのワクワクするような展開は、いまでも覚えている。残念ながら小心者の私は、その空想の世界の中に入って行くことは出来なかったが、いまでも楽しい思い出である。本作品は、まさしくそんな子供の“ゴッコ遊び”とよく似ている。科学者はたくさん出て来るが、科学的な根拠のない“危機”を唱えたり、したり顔で頷いたりしている。「さぁ地球がタイヘンだ!」ってわけだが、いざ議論が原因にまで及ぶと「そんなことはどうでもいい! 早く解決しなければ!」と科学者らしくない論旨のすり替えが平気で行われる。原因が解らずして事態をおさめようってんだから言語道断である。(脚本家の知性が低いと、こうなる) ――まぁ、その幼稚さがB級映画の醍醐味なのだけどね。挙げ句の果てにシロートが考えたって無謀きわまりない計画に着手する。『アルマゲドン』にそっくりな合衆国大統領のスピーチがオーバーラップされ、そのB級ぶりたるや痛々しいを通り越して悶絶ものである。役者サンたちが力演すればするほど、視聴者は悶死することになる。久しぶりに見応えのあるB級SF映画だった。(笑)B級映画らしく、数多のヒット作品の名場面からインスパイアされた(パクッた)シーンがたくさん出て来る。何しろオープニングのクレジットで流れる音楽が『ダンテズ・ピーク』に素晴らしくよく似ており、そのいかがわしい雰囲気に否が応にも期待感が高まる。B級映画ファンへの“つかみ”はバッチリだ。(笑)物語が中盤に差し掛かった辺りで富士山も噴火。ここで数カット登場する日本人の研究スタッフは着物姿でPCを叩いているし、髪はキレイに結い上げられて「これから成人式に行きます」って感じ。あまりのアナクロさに鼻血モノの名シーンに仕上がっている。『007は二度死ぬ』に勝るとも劣らないだろう。役名が“アキ”ってのも高ポイントだ。然も、殉死する車椅子の先生と若い助手の姿は『日本沈没(73)』を彷彿とさせるし、クライマックスの計画にも『日本沈没(06)』を連想させるデタラメさがある。地球を覆い尽くすような噴煙を海中に逃がそうってんだから、困ったものである。有毒物質が増加して生態系が崩壊してしまったら「どうなるんだ?」と思ってしまった。酸素の大半を作り出しているのはサンゴ礁なわけだから、死刑宣告に署名したようなもの。ちっとも解決になってないじゃないか。(笑)『AVP2』で帰還兵を演じたレイコ・エイルスワースが出演しているが、出番が少なくてガッカリ。一方、教授のフィールドワークに無理矢理ついて行く女子大生役に『パワーレンジャー』『キラーバグス』のエイミー・ジョー・ジョンソンが出演していた。これは、みっけもんだった。(笑) 彼女の小さい体躯と大きめのお尻が、密かに好きなのだ。キレイな顔立ちだが、如何にも偽物っぽくて売れなさそうなところも、いい。トップクラスのハリウッド女優もいいけれど、こうしたB級作品にしか声の掛からない女優サンは、ついつい応援したくなる。チープさと脚本の幼稚さは、人材不足のなせるわざ。監督サンは比較的まじめに作品づくりに取り組んでいることは、その出来映えからも十分に汲み取ることが出来た。本作品はヘナチョコB級SF大作だが、観る側のさまざまな意識を喚起する点に於いては、製作費をCGとハリウッドスターにばかり注ぎ込んだおバカな超大作よりは、よっぽど観る価値はあると思う。これだからB級映画はやめられないんだよなぁ! オススメ!
2016.01.16
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0286 コンテイジョン [ブルーレイ・DVD]【スタッフ】・監 督 スティーブン・ソダーバーグ・脚 本 スコット・Z.バーンズ・製 作 マイケル・シャンバーグ ステイシー・シェア グレゴリー・ジェイコブズ【キャスト】・ミッチ・エンホフ………………………マット・デイモン(内田夕夜)・アラン・クラムウイティ………………ジュード・ロウ(宮内敦士)・エリス・チーヴァー博士………………ローレンス・フィッシュバーン(玄田哲章)・ドクター・レオノーラ・オランテス…マリオン・コンティヤール(冬馬由美)・ドクター・エリン・ミアーズ…………ケイト・ウィンスレット(林真里花)・ベス・エムホフ…………………………グウィネス・パルトロウ(本田貴子)【仕 様】・型 番 1000271478・製作年度 2011年・製 作 国 アメリカ・原 題 CONTAGION・収 録 本編 106分・音 声 [ブルーレイ] 1.5.1ch DTS-HD Master Audio 英 語 2.ドルビーデジタル 5.1ch 日本語 [DVD] 1.オリジナル ( 5.1ch サラウンド) 2.日本語 ( 5.1ch サラウンド)・字 幕 1.英語 2.日本語・サ イ ズ [ブルーレイ]1080p High Definition 16x 9 ビスタサイズ [DVD]スクイーズ ビスタサイズ 16x 9 FF・そ の 他 [ブルーレイ]COLOR、DOLBY DIGITAL、 [DVD]MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、日本市場向、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・字幕翻訳 松浦美奈・吹替翻訳 中島多恵子・映像特典 1.感染の現実 2.リアリティを追求する 3.解説:ウィルス感染の仕組み【ジャケット】・オモテ面:【恐怖】は、ウィルスより早く感染する・ウラ面 :“緊迫感に溢れ、心奪われる。 この映画では、心の奥底まで感染する” ――Sam Hallenbeck,NBC-TV “本年度最高の映画。 絶妙な展開と見事なパフォーマンス” ――Kevin McCarthy,FOX-TV “挑発的で目が離せない。 観る者の心をわし掴みにする” ――Scott Mantz,ACCESS HOLLYWOODオモテ面は、主要登場人物6人の画像がキレイに配置されている。けれど、地色が黄色。個人的には、これが好きじゃない。何で黄色なんだ? 危険って、イメージなんだろうなぁ。ウラ面は、典型的なブルーレイのジャケット。文字ばっかり。(苦笑)画像が使えるようなスペースを確保できるはずなのに、何で確保しないのかなぁ。努力が足りないよ。(溜息)【感 想】「米国版『感染列島』にみる民族の気質」致死率の高い未知のウィルスが猛威を奮い始め、CDCやWHOの面々がワクチン開発に挑むお話し。なるほど、スティーブン・ソダーバーグ監督らしいドキュメンタリー・タッチのシュミレーション・ムービーだった。けれど、いつものパターンで、前半は説得力があるのに、後半になると途端に空々しくなる。劇的な展開を狙うからだろうか。『トラフィック』でもキャサリン・ゼタ=ジョーンズが性根を現してからつまらなくなった。本作品でもワクチン開発の目処がたった辺りから陳腐になる。リアリティがなくなる。自分に注射する!? 有り得ないでしょ、フツー。そんなことしたら却ってデータの信憑性がなくなって、認可が下りないんじゃない? それに、ラストの主人公の利己的な行動は理解出来ない。正直、「いつものパターンかぁ」とガッカリしてしまった。感染が広がって行く過程で、ネットで話題になった特効薬を求めてドラッグストアに長蛇の列が出来るシーンがある。皆、整然と並んでいるが、「今日の販売はここまで!」と打ち切られた途端に暴動が起きる。他人が買った薬を暴力で奪う。後半には、食糧の配給が終わったと告げられるや強奪が始まる場面もあった。そういう局面に陥ったこともないし、幸い(?)にも守るべきものがない私には、短絡的に思えて仕方なかった。類型的すぎるような気がするのだ。こういう描写が陳腐と評する理由である。ひとは、もっと多種多様な反応をするものだろう。その点では先日観た『クレイジーズ』の方が説得力があったような気がする。それともこれは、民族性の差だろうか?ウィルスに対して免疫を持つ農夫をマット・デイモンが演じていたが、彼が傍観者のような立場で冷静にパニックを観察するのが面白い。『地球最後の男/オメガマン』ではないが、M.デイモンが諦観や孤独感を漂わせる。妻も息子も感染で失い、その上、「あなたは感染しないから死にません」と通告されては、たまったもんじゃない。それこそ“死刑宣告”されたような気分だろう。このパンデミックの結果、自分だけが生き残るとしたら、――そんな不安が胸裡を過ぎる。だから、彼は必死で娘を守る。過保護なまでに娘を守ろうとする。ほとんど軟禁状態だ。しかし、観客は、状況が状況なだけに、すんなりと受け入れてしまう。価値観なんて相対的であることが、よく分かる。もしかしたら、他人の食べ物や薬や財産を奪う暴徒たちの行為ですら、ポジションを変えれば、理解出来てしまうのかも知れない。貧しい村の子供たちのために、女性科学者を拉致する韓国人にしても、そうだ。考えてみれば、全般的にそういうシナリオだった。群像劇だが、主人公を演じるのがローレンス・フィッシュバーン。物語上、彼は功績をあげない。ワクチンを開発するわけでもないし感染源を特定するわけでもない。指揮を執っただけである。出番も少ない。けれど、物語の主人公として存在感はピカイチだった。感染源を観客にだけ謎解きするエンディングは不要でしょう。ちょっとだけオススメ!
2016.01.15
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0285 ハンナ [ブルーレイ]【スタッフ】・監 督 ジョー・ライト・脚 本 セス・ロクヘッド デヴィッド・ファー・原 案 セス・ロクヘッド・製 作 レスリー・ホールラン マーティ・アデルスタイン スコット・ニーミス・製作総指揮 バーバラ・A.ホール・音 楽 ケミカル・ブラザーズ【キャスト】・ハンナ………………………シアーシャ・ローナン(安藤 瞳)・マリッサ・ヴィーグラー…ケイト・ブラナシェット(深見梨加)・エリック・ヘラー…………エリック・バナ(藤原啓治)・アイザックス………………トム・ホランダー(入江崇史)・レイチェル…………………オリヴィア・ウィリアムズ(浅野まゆみ)・セバスチャン………………ジェイソン・フレミング(清水秀光)【仕 様】・型 番 BRS-80179・製作年度 2011年・製 作 国 アメリカ・原 題 HANNA・収 録 約 111分・音 声 1.DTS-HD Master Audio/ 5.1ch サラウンド/オリジナル (英 語) 2.DTS-HD Master Audio/ 5.1ch サラウンド/日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・サ イ ズ HDワイドスクリーン (2.40: 1) 1920x1080p・そ の 他 2層ディスク、MPEG-4 AVC、COLOR、DOLBY DIGITAL、 日本市場向、Blu-ray、セル専用・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・字幕翻訳 小寺陽子・吹替翻訳 徐賀世子・映像特典 1.ジョー・ライト監督による音声解説 2.別エンディング 3.未公開シーン集( 3種) 4.適応か 死か 5.作品に隠された意味を暴く 6.ケミカル・ブラザーズ:映像と音楽の化学反応 7.「ハンナ」の果てしない世界 8.キャンプGからの脱走 9.プロモーション映像 10.BD-LIVE 【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :暗殺者として育てられたハンナ。 驚愕の身体能力と判断力で確実に殺す。 その誕生の裏に隠された恐るべき秘密とは!?オモテ面は、“ハンナ”の顔のクローズUP。青い瞳が印象的だ。銃を持ってはいるが、静寂が漂う画像だ。好き嫌いはあるが、いいデザインだと思う。ウラ面も、ハンナの瞳が中心。ほかに2枚の画像が使われているが、添えモノ程度だな。ブルーレイのジャケットにしては、ムダなくスペースを使っている点を評価したい。いいジャケツトだ。【感 想】「はんなりハンナ」シアーシャ・ローナン主演のアクション映画。北欧の奥地で、父親から戦闘訓練を受けて育った娘が、研ぎ澄まされた能力をもって母親の復讐を果たす、というお話し。コミック・ストリップのようなストーリー展開だが、実のところ映像の方もかなりイージー。映画の言語というよりコミックの言語で語られている。そのせいかビミョーな出来映えだった。(苦笑)何よりも父親の意図が不明。それほどのスキルがあるのなら、娘を巻き込まず、自分で決着をつければ良かったんじゃないの? 娘を不幸にする必要がどこにある? 面白い設定だったが、説得力は皆無に等しい。それに、ハンナの素性についても、意味あり気な描写はあるが、ハッキリしない。ぼんやりしている。セリフでの説明を排したわりには映像表現がイマイチで、情報が正しく伝わって来ない。私の読解力が落ちたのかも知れないと背筋が冷たくなった。(笑)父親役として登場するのは、エリック・バナ。『ハルク』と『スタートレック』くらいしか記憶に残っていない。体格がいいので、アクションも「いける!」と思っていたが、本作品を観て認識を新たにした。彼は格闘シーンを自ら演じていたが、意外と鈍重だった。身体のキレとスピード感がない。カメラは回り込んだりして面白かったが、「これじゃダメでしょ」と思った。“ハンナ”を演じたS.ローナンの方が、まだマシってもんだ。(笑)敵役に登場するのは、ケイト・ブランシェット。酷薄そうなキャラクタを楽しそうに演じていた。ただ、脚本が脆弱で、辣腕ぶりはうかがえない。情報機関で人の上に立つからには、それなりに能力は高いはずだ。それが、部下に命令を飛ばす場面はあっても、事態を打開する策を授けるような場面は一度たりとも出て来ない。それに、チンピラのような男を自ら雇うなんて……。(嘆息) それだけで“愚か者”だって分かっちゃうじゃん。ビジネスライクに事態を処理するエキスパートを雇って欲しかったなぁ。ま、地元の狂犬のような男を雇うのは定番だけどね。(笑)深く考えなければ、K.ブランシェットが演じた潔癖症気味の赤毛の女は、「上司にしたくないな」と思わせるキャラクタで、強い印象を残した。さすが、エリザベス女王を演じた女優さん。この辺りの造形は実に見事だった。(笑)この手の作品では、アクションと同時にスリリングな展開が見所のひとつのはず。社会性が欠如したハンナの素性がどこでバレるのか、彼女に親切にした人たちがいつ悪人に殺されてしまうのか――、観客はハラハラドキドキしながら観るわけだが、本作品は、その部分がゴッソリ欠けている。そもそも、安ホテルの主人を殺すなら、キャンパーの親子を殺さないのは、アマチャン過ぎないか? 彼女が接触した人たちを片端から殺して行くぐらいの気概がないと、10年以上に渡って戦闘訓練を受けて来た彼女も甲斐がないってもんだ。(鬼畜だな、私は)そういうアマチャンな部分が多々あって、それが「コミックの言語で描かれている」と私が評する由縁である。ヒドイ言い方をすれば、その場しのぎのやっつけ仕事のようなストーリー展開ということである。どの道、『ニキータ』や『レオン』の系統に分類されて比較されるのだから、もっとインパクトが欲しかった。ところで、S.ローナンって、何となく“京女”の風情がありません?(笑)ややオススメ!
2016.01.14
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0284 16ブロック【スタッフ】・監 督 リチャード・ドナー・脚 本 リチャード・ウェンケ・製 作 アヴィ・ラーナー他【キャスト】・ジャック………ブルース・ウィリス(内田直哉)・エディ…………モス・デフ(檀 臣幸)・フランク………デヴィッド・モース(佐々木勝彦)【仕 様】・型 番 TSDD-42585・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 16 BLOCKS・収 録 約 102分・音 声 1.オリジナル ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド 2.日本語吹替 ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ (2.40: 1)・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、CC、セル専用・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・字幕・吹替翻訳 小寺陽子・映像特典 もう1つのエンディング版 本編付 1.キャスト、スタッフのインタビュー集( 9種) 2.もう1つのエンディング 3.オリジナル劇場予告編集【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :「ダイ・ハード」「アルマゲドン」 全人類を救った男が挑む、 史上最悪のサバイバル・バトル!!オモテ面は、シンプルながら知的なデザイン。画像の選択もよくて、いいジャケットだ。(笑)これで作品が名作クラスなら、でっかいポスターを買って居間に飾りたいくらいだ。ウラ面の画像は、ブルース・ウィリスに見えないなぁ。目の色って、こんなんだっけ?アクション映画であることを表現したいのか、炎をアレンジし、パトカーを配置している。でも、物語が伝わって来ないのは、マイナスだな。イマイチ!【感 想】「リチャード・ドナー監督の老い」リチャード・ドナー監督は時々、大物俳優を用いた珍品を世に送り出す。『レディホーク』や『マーヴェリック』『タイムライン』、本作品もそうだ。――で、そうした作品が駄作かと言うと、そうでもない。(と、私は思っている)むしろ、個人的には“お気に入り”の部類に属する。不思議だ。R.ドナー監督がいくつになるか知らないが、S.マックィーンが主演したTVシリーズ『拳銃無宿』でもエピソード監督を務めていたくらいだから、既に老境の域に達しているのは確かだ。それが現役のアクション映画の監督なのだから、そのバイタリティたるや恐るべし。おそらく70歳はゆうに超えているはずだ。これからも頑張って撮り続けてほしい。さて、本作品だが、ブルース・ウィリスがお馴染みの刑事役を演じる。お馴染み過ぎて全く食指が動かなかった。ヒゲをはやしたところで、ヨレヨレのダメ刑事の様相だし、それが窮地に陥って超人的な活躍をするのは目に見えている。「どうせ『ダイハード』の亜流だろ?」と友人と話しをしていたくらいだ。「いい加減、J.マクレーンのイメージを払拭してほしいよなぁ」「いや、『リーサル・ウエポン』の年寄りバージョンじゃねぇか?」で、実際に観始めてみると、これが意外や面白い。途端に「なんだ、『48時間』じゃないか」と気付く。ところが、中盤に差し掛かったところで「待てよ、こりゃあ『ガントレット』だよ」とC.イーストウッド監督の佳作を思い出す。最後は「ひょっとすると『陰謀のセオリー』のセルフパロディじゃないか?」と友人が指摘した。まったく、映画スズメってヤツは、いつだって正しい。思わず納得してしまった。小道具や設定に惑わされがちだが、この2本はよく似ている。モチーフは違っててもアプローチの仕方がよく似ているのだ。この時、私はなぜか作品の中にドナー監督の“老い”を感じて寂しかった。(市川崑監督の遺作『犬神家の一族』を観た時も同じ気持ちになった)映画は、役者にとって残酷な芸術だが、監督にとっても残酷な芸術なのかも知れない。ともあれ、本作品は楽しく観ることが出来た。ツッコミたいところは多々あるものの、やはりエンターテイメントとして一定の水準に達している。観念的にならず、具体的な場面を積み重ね、ラフな構図の画を多用しながら作品の質は落とさない。さすがドナー監督だ。オススメ!
2016.01.13
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0283 ヴィレッジ【スタッフ】・監督・脚本・製作 M.ナイト・シャマラン 「シックスセンス」「アンブレイカブル」「サイン」・音 楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード 「シックスセンス」「アンブレイカブル」「サイン」【キャスト】・ホアキン・フェニックス as ルシアス(森川智之)・エイドリアン・ブロディ as ノア(宮本 充)・ブライス・ダラス・ハワード as アイヴィー(園崎未恵)・ウィリアム・ハート as エドワード(佐々木勝彦)・シガニー・ウィーバー as アリス(駒塚由衣)【仕 様】・型 番 PCBP-51425・製作年度 2004年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE VILLAGE・収 録 本編 108分+特典映像 約51分・音 声 1.オリジナル ドルビーデジタル 5.1ch サラウンドEX 2.日本語吹替 ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕 3.英語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 株式会社ポニーキャニオン・字幕翻訳 松浦美奈・吹替翻訳 菅佐千子・2004年 9月11日全国劇場公開作品・リリース 2005. 4.22.・定 価 3,800円(税抜)・映像特典 1.メイキング 2.未公開シーン集 3.M.ナイト・シャマランのホーム・ムービー 4.ブライス・ダラス・ハワードのビデオ日記 5.フォトギャラリー 6.予告編集【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :それは単なる《迷信》なのか? それとも、神の《警告》なのか? その《地上の楽園》は、 奇妙な《掟》に縛られていた……。――何故? 第一の掟 その森に入ってはならない。 第二の掟 不吉な赤い色を、封印せよ。 第三の掟 警告の鐘に、注意せよ。 M.ナイト・シャマラン監督が仕掛ける禁断の新世紀スリラー!ジャケットそのものが、ミスリードを誘うデザインになっている。或る意味、見事だ。(笑)もしかしたら、M.ナイト・シャマラン監督がポスターのデザインを手掛けているのではないかと思ってしまった。いい出来映えだ。【感 想】「自己憐憫と冷静な観察」時折り思うことだが、M.ナイト・シャマラン監督の孤独感は、思春期の子供が抱く自己憐憫の情とよく似ている。「誰もボクのことを分かってくれない」「ボクは世界でひとりぼっちだ」と布団の中でぶつぶつと呟き、涙なんか流したりする。――なんだかそれによく似ているような気がしてならない。ただ、彼が秀逸なのは、それを冷静に且つ客観的に観察していることだろう。本作品には、特にそんな雰囲気が漂っている。自ら閉ざされた世界にひきこもった人たちの話しだからかも知れない。正直なところ、本作品の興味は、いかに観客を納得させるか、――この一点に絞られる。(シャマラン監督の場合はいつもそうか……)いつの時代の話しなのか、どの地方の話しなのか、一切説明されずに次々と謎だけが投げかけられる。観客はミスリードされつつ、どう物語が収束されるのか興味を深める。上手い演出だ。しかし、両刃のヤイバでもある。期待が大きい分、生半可な回答では誰も納得しないからだ。――で、本作品はどうだったか? それは各個人の感性が判断することだから、ここでは言及しない。しかし、私個人としてはまずまず納得出来たとだけ記しておく。勿論、監督がM.ナイト・シャマランだからであって、他の監督サンだったら、こうは簡単にいかなかっただろう。彼には、外の世界を嘆き、安全な狭い世界に引きこもろうとする傾向があることを、これまでの作品から学んでいたからだ。おそらく彼にはこの回答しかなかったはずだ。逆説的な言い方をすれば、その回答から物語のすべてを構築したに違いない。そう、優等生のシャマラン監督らしい結末だったと言える。彼は『サイン』を契機に、冒険の旅へと歩み出している。ロジックではなく、感性の世界へと――。個人的にはその冒険を歓迎したい。『シックスセンス』の呪縛から逃れ、いつしか情緒的で香り豊かな作品を撮ってほしいと思うのだ。オススメ!
2016.01.12
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0282 呪いの深海獣【スタッフ】・監 督 フランシス・D.ライオン【キャスト】・スコット・ブラディ・シェリー・ノース・ゲイリー・メリル・ウェンディ・ワグナー【仕 様】・型 番 IDM-597・製作年度 ----年・製 作 国 アメリカ・原 題 DESTINATION INNER SPACE・収 録 81分・音 声 1.英 語 AC-3・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 4: 3・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、 NTSC 日本向け、DVD、セル専用・発 売 株式会社フォワード・販 売 シービー株式会社・日本語字幕スーパー 多紀香美・定 価 1,500円+税・製 作 WHDジャパン【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :世界中で幻とされた深海モンスターホラーが半世紀かけて遂に解禁!オモテ面に小さく“アナログ・リマスター”と記載されている。アナログ・リマスターって、何だ? (笑)深海獣=モンスターの画像がデカデカと使われたオモテ面。この作品には、相応しいデザインだと思う。昔のポスターを使用してもいいと思うが、いまの人には、ウケは良くないだろうなぁ。ウラ面にも、モンスターの画像がたくさん使われている。本作品は、モンスターの造形が一番のウリだってことが良く分かる。でも、誤植(?)が多いのは、ちょっとザンネン。“原題:Destiation Inner Space(1974)”と記載されているが、Destiation ではなく、Destination 。“n”が抜けている。それに、1974年ではなく、1966年の作品。その左横にも赤い文字で原題がデザインされているが、こちらも間違っている。【感 想】「1966年のB級映画」1966年度の作品。モンスターの出来映えが良く、マニアの人気が高いとの評を読んで視聴。成る程、納得してしまった。ウロコの一枚一枚に動きがある。それに、ダイビングをこなす。(ガチャピンかよ)なかなかの力作だ。(笑)――海洋調査のために建設された海底基地で、正体不明の物体がソナーで感知される。ロシアの新型潜水艦だろうか、様々な憶測が飛び交う中、米国海軍からウェイン指揮官が派遣される。やがて、正体不明の物体が、海溝の縁に着底するのを確認する。その形状と動きから、異星人の潜水艇であることは疑いようがなかった。ウェインらは、ダイビング器材を使って、その潜水艇に潜入し、細長いカプセルのような形状の物体を回収して来る。それは、海底基地の研究室で、瞬く間に成長、巨大化する。そして、その中から出て来たのは、凶暴な半魚人=モンスターだった。……というお話し。異星人の侵略という点では、どことなくハワード・ホークスが製作した『遊星よりの物体X』を彷彿させる。けれど、あれは、1951年の作品だから、本作品とは15年ほど開きがある。半魚人と言えば、やっぱり『大アマゾンの半魚人』。半魚人の魅力的なデザインから人気が高い。こちらは1954年。本作品より10年前の逸品だ。(3Dでブルーレイをリリースして欲しいなぁ)本作品は、水中シーンも多く、ダイバーとしては嬉しい限りだ。水中撮影のエポックメイキングとも言うべき『沈黙の世界』(ルイ・マル監督作品です。スティーブン・セガール主演作品ではありませんので、念のため)が思い出される。こちらは1956年の作品。でも、海底居住の実験施設を追ったジャック=イブ・クストーの記録映画『太陽のとどかぬ世界』は、1964年の作品。オスカーを受賞している。本作品は、この作品からインスピレーションを受けたような気がする。こうしてみると、50年代って、映画界に勢いがあったんだなぁと、しみじみ思う。本作品が製作された1966年は、日本では『007/サンダーボール作戦』が一番人気だったし、アメリカじゃあ『砲艦サンパブロ』や『エルドラド』が封切られていた。どうみても、本作品は50年代のテイストだ。(笑)ちなみに、小泉今日子さんが生まれたのも、この年だ。黄色の通学帽にランドセルを背負って運動着姿でステージに飛び出して来た日が、昨日のように思い出される。いつまでもお若い方だ。(笑)なお、ウォルト・ディズニーが亡くなったのも、この年。もう半世紀になるのだなぁ。本作品は、B級映画として製作され、『呪いの城』と二本立てだったらしい。(『呪いの城』も観てみたい!)そのわりには、豊富な水中シーンや、よく出来たモンスターの造形など、お金がかかっているように見える。不思議だ。でも、お芝居が古臭いとか、女性の髪型や衣装に時代を感じる。女優さんの体型にしても、ツイッギーが登場する以前だから、肉感的だ。セットにしても、十分に安っぽい。3年後には『2001年宇宙の旅』が製作されるなんて、とても思えない。(笑)時代の先端を行く映画づくりがある一方で、観客のレベルに合わせた分かりやすい娯楽作品を提供し続けた人たちがいる。彼らがターゲットにしたのは子供たちかも知れないが、ド○えもんや妖怪○ォッチよりも、私にはナチュラルで健全なような気がしてならない。レトロな感じがたまらない人には、魅力的な作品だろう。マニアの方にはオススメ!(笑)
2016.01.11
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0281 ツタンカーメンの秘宝/EPISODE2:太陽の王子【スタッフ】・監 督 ラッセル・マルケイ「リコシェ」「エンド・オブ・ザ・ワールド」・製作総指揮 ラリー・レビンソン「スーパーノヴァ」 ロバート・ハルミ Jr.「パイレーツ・オブ・アトランティス」・脚 本 デビッド・ティッチャー「80デイズ」・撮 影 クリストファー・マンレイ・音 楽 ネイサン・ファースト【キャスト】・キャスパー・ヴァン・ディーン「スリーピー・ホロウ」「レジェンド・オブ・タイタンズ」・レオノア・ヴァレラ「イノセント・ボイス/12歳の戦場」「ブレイド2」・ジョナサン・ハイド「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」・マルコム・マクダウェル「時計じかけのオレンジ」・サイモン・キャロウ・デヴィッド・スコフィールド【仕 様】・型 番 NSD-2872R・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE CURSE OF KING TUT・収 録 85分・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 ニューセレクト株式会社・販 売 ニューセレクト株式会社・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:世界の運命を賭け 光と影は戦う・ウラ面 :驚異の秘宝探検アドベンチャー巨編 堂々の完結!! 4つの石版は1つになり 邪神セトの封印は破られた 魔物たちは解き放たれ 人類滅亡の危機がせまる 太陽の子ツタンカーメンを復活させ 悪魔を倒すことは出来るのか? 善と悪 光と影の戦いは壮絶なクライマックスを迎える!!やっぱり、いいジャケットだ。(笑)オモテ面は、EPISODE1と対になっている。EPISODE1は、スフィンクスを中央に善玉のキャストとツタンカーメンが上部に描かれている。本作品は、ピラミッドを中央に悪役のキャストと邪神セトが描かれている。いい作りだ。ウラ面も、なかなかだ。可能な限り取り込み画像をコラージュして、作品の雰囲気を伝えている。動きもあるし、いいデザインだ。【感 想】「愛しのB級アドベンチャー映画2」キャスパー・ヴァン・ディーン主演、ラッセル・マルケイ監督のB級アドベンチャー映画の第2弾。――というより続編か。いや、後編か……。TVMだが、『トレジャーハンター』より遥かに面白い。ロケもしっかりしているし、そこそこお金もかかっている。(アサイラム製より豪華)確かに、CGはチープだけど、外注先のスキルが低かったってことで、ここは大目に見てあげましょう。(笑)――ダニー・フレモントとアザリア・バラカット博士たちは、ツタンカーメン王の墓を発見する。しかし、秘密結社“ヘルファイア”のシンクレアに再び邪魔される可能性があった。ダニーは一計を案じて、逸早く世界中に王墓発見のニュースを流す。これで安易にシンクレアも手を出せないだろう。その間に、ダニーとアザリアは、何とかエメラルド石板を見つけ出す。ところが、石板に記されていたのは、恐ろしい予言だった。……というお話し。「それが何だか分からないでエメラルド石板を探していたのかよ」と、ツッコまざるを得ない展開だった。マヌケですね、ダニー君は……。だから、探し出すそばからシンクレアに奪われるんだよ。(笑)或る意味、このマヌケさが、こうした映画の主役には必要だけどね。そういう意味では、キャスパー・ヴァン・ディーンって最適だったと思う。整った顔立ち、頭の悪そうな雰囲気、安っぽいオーラ、一本調子のお芝居。(笑)体を鍛えているわけでもないし、さほど動作が機敏でもない。銃火器の扱いに優れているわけでもないし、格闘技をマスタしたわけでもない。学生時代にメジャーリーグやNFLにスカウトされた経験もない。政財界にコネがあるというウワサも聞かないし、UFOを呼び寄せることが出来るわけでもない。ミュージカルでトニー賞を受賞したわけでもないし、ロバート・キャパにカメラを教わったわけでもない。実は作家でベストセラーを何冊も持っているわけでもないようだ。もちろん、茶道の家元でもない。こういう凡庸なところが、必要なのだ。(最大公約数で私たちと変わらない)でなければ、石板を4つ発見し、4つともシンクレアに奪われてしまうストーリーを納得することは、難しい。(失笑)それに、シーンをカットしたせいか、展開が後半になるほど性急になっている。いや、“雑”になっている。撮影日数が足りなかったのかも知れない。妙に凝った爆発シーンがあったかと思うと、クライマックスが呆気なかったり、バランスが悪い。いい第2班監督が見つからなかったんだろうなぁ。それとも、後半を1枚にまとめるのにカットし過ぎたか……。凝ったアクション・シーンを見せてくれたのは、ラッセル・マルケイ監督。『レイザーバック』『ハイランダー』シリーズで名を馳せた監督さんだ。一部を除いて、映像的には満足感は高い。でも、今風のCGやおVFXとは折り合いが悪そうだ。ラストも大団円。こうしたオチは嫌いじゃない。(笑)賛否両論だろうが、軽い冒険映画なので目クジラを立てずに、大きな心で受け入れてあげましょう。皆さん、大人ですから……。(笑)オススメ!(心の大きな方だけにして下さい)
2016.01.10
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0280 ツタンカーメンの秘宝/EPISODE1:失われた王宮【スタッフ】・監 督 ラッセル・マルケイ「リコシェ」「エンド・オブ・ザ・ワールド」・製作総指揮 ラリー・レビンソン「スーパーノヴァ」 ロバート・ハルミ Jr.「パイレーツ・オブ・アトランティス」・脚 本 デビッド・ティッチャー「80デイズ」・撮 影 クリストファー・マンレイ・音 楽 ネイサン・ファースト【キャスト】・キャスパー・ヴァン・ディーン「スリーピー・ホロウ」「レジェンド・オブ・タイタンズ」・レオノア・ヴァレラ「イノセント・ボイス/12歳の戦場」「ブレイド2」・ジョナサン・ハイド「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」・マルコム・マクダウェル「時計じかけのオレンジ」・サイモン・キャロウ・デヴィッド・スコフィールド【仕 様】・型 番 NSD-2862R・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE CURSE OF KING TUT・収 録 85分・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・そ の 他 片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 ニューセレクト株式会社・販 売 ニューセレクト株式会社・映像特典 1.予告編収録 2.SF大作TVシリーズ「チャーリー・ジェイド」第1話【ジャケット】・オモテ面:数千年の時を超え 伝説はよみがえる・ウラ面 :驚異の秘宝探検アドベンチャー巨編 興奮の開幕!! 神秘のベールに包まれた ツタンカーメン王の伝説 エジプト“王家の谷”に眠るという 失われた王宮 世界の運命を変える巨大な謎を追って トレジャー・ハンター ダニー・フレモントの大冒険がはじまる!!いいジャケットだ。(笑)オモテ面は、EPISODE2と対になっている。本作品は、善玉のキャストが描かれている。EPISODE2は、悪者。ダークサイドの連中だ。こういう作りって好きだなぁ。ウラ面も、なかなかいい。可能な限り取り込み画像をコラージュして、作品の雰囲気を伝えようと頑張っている。いいデザインだ。【感 想】「愛しのB級アドベンチャー映画」キャスパー・ヴァン・ディーン主演、ラッセル・マルケイ監督のB級アドベンチャー映画。たぶんTVM。とくべつ面白いわけでも、スゴイわけでもないが、なかなか楽しかった。(笑)――ツタンカーメン王にまつわるエメラルド石板の伝説。4つに分かれた石板が1つに揃えば、絶大な力を手に入れることが出来ると言う。考古学者ダニー・フレモンドは、その石板を追って世界中を駆け回っていた。彼は石板を3つ発見したが、いずれも、秘密結社“ヘルファイア”のシンクレアに奪われていた。そして、舞台はエジプトに移る。4つ目の石板はツタンカーメンの墓に隠されていると踏んだダニーは、発掘調査を開始する。しかし、シンクレアもまた、石板を手に入れるべく、エジプトに来ていた。……というお話し。まるで、『ハムナプトラ/失われた砂漠の都(1999)』か『トゥームレイダー(2001)』か……。この安直さが、たまらなく好きだ。(笑)主演がB級映画まっしぐらのキャスパー・ヴァン・ディーンってのも、泣かせる。いいキャスティングだ。それにしても、3つも石板を奪われながら、「より一層、4つ目の発見に情熱を燃やす」のって、間違ってないか? 奪い返せよ。(笑)エジプト学のアザリア・バラカット博士を演じるレオノア・ヴァレラも、まるで『ハムナプトラ』のレイチェル・ワイズのコピーみたいで、面白い。似せたわけではないだろうが、メガネのかけ方がビミョーに似ているところに、くすぐられるものがある。髪型も似てるし……。やっぱり、似せたのだろうか。(笑)そうそう、秘密結社“ヘルファイア”ってのも、『トゥームレイダー』に登場した“イルミナティ”と同じような描き方だった。たぶん、ジョナサン・ハイドが演じた“シンクレア”は、イアン・グレンが演じた“パウエル”を真似たんだろうなぁ。立ち位置がそっくりだった。ちなみに、ヘルファイアの親玉をマルコム・マクダウェルが演じている。どうやら、本作品はTVMのようだが、前半は『EPISODE1:失われた王宮』として、後半は『EPISODE2:太陽の王子』としてリリースされたらしい。ただ、いずれのディスクでも、大胆なシーンのカットの痕が見られるので、もともとはミニシリーズくらいのボリュームがあったのかも知れない。おそらく全6話くらいか。フルで観たいような気もするが、それほどのストーリーでもないので、これで充分かも知れない。監督が『ハイランダー』シリーズのラッセル・マルケイだけあって、映像的には豪華なカンジ。お馴染みの俯瞰映像も楽しめる。これで劇場映画なみの予算がついたら、結構いい作品になったのではなかろうか。ちょっと勿体ない企画だった。少しだけオススメ!
2016.01.09
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0279 グリーン・ランタン 3D [ブルーレイ]【スタッフ】・監 督 マーティン・キャンベル・製 作 ドナルド・デ・ライン・製作・脚本 グレッグ・バーランティ【キャスト】・ハル・ジョーダン/グリーン・ランタン …ライアン・レイノルズ(松本保典)・キャロル・フェリス…ブレイク・ライブリー(甲斐田裕子)・ヘクター・ハモンド…ピーター・サースガード(川島得愛)【仕 様】・型 番 LBXS-008・製作年度 ----年・製 作 国 アメリカ・原 題 GREEN LANTERN・収 録 本編 劇場版 114分 エクステンデッド版 123分・音 声 1. 5.1ch DTS-HD Master Audio:英語 2.ドルビーデジタル 5.1ch:日本語・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕・サ イ ズ Presented in 2D snd 3D: 1080p High Definition 16x 9 2.4: 1 シネマスコープ・そ の 他 COLOR、dts-HD Master Audio DOLBY DIGITAL、G、 Blu-ray 3D、Blu-ray、セル専用・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・翻 訳 字幕・吹替 松崎広幸・映像特典 1.エクステンデッド版本編 2.WBムービーツアー 3.グリーン・ランタンの世界 4.ヒーローが生まれるまで 5.フォーカス・ポイント ・コンセプト・アート ・セイバーのドッグファイト ・コスチュームの制作 ・新人訓練 ・我々はコァ! ・特殊メイク ・ガーディアン ・パララックスの制作 6.未公開シーン集 7.Justice League #1 電子コミック版(スチールギャラリー) 8.Green Lantern:Animated Series ダイジェスト【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :----これも、ひどいジャケットだなぁ。(溜息)オモテ面は、ポスターと同じイラストのジャケット。主役クラスが4人、見得をきっている。それはそれで悪くないけど、本編の雰囲気と合っていないのは、詐欺だなぁ。(笑)ウラ面が、一番ヒドイ。特典映像の説明と、クレジット、ディスクの仕様に終始して、本編画像が1枚も用いられていない。空いたスペースに、辛うじてストーリーが記されているだけ。手抜きもいいところだ。(苦笑)【感 想】「みどりのたぬき」どこが面白いのか分からない作品だった。(苦笑)私には、宇宙人やヒーローが、カッコイイとは思えない。あんな風に緑色に光ってるのって、どうにかならなかったのだろうか?……まぁ、『アバター』を観る前も、「あんな馬ヅラの青くて手足の長いキャラクタが主人公だなんて間違ってる」と思っていた。観るまでは……。(笑) でも、観たら、凄かった。圧倒された。画の力と演出の力は、尋常じゃなかった。だから、食わず嫌いはいけないな、と思い、本作品を3Dで鑑賞。でも、その必要はなかったな。期待外れだった。(溜息)全身が緑色のコスチュームで、目の周りだけ隈取りみたいなマスクを付けているのを見て、「これこそ“緑のたぬき”だな」と思ったのは、私だけではあるまい。(笑)こんな妙ちきりんな作品を撮ってるから、DCコミックはマーベルに負けるんだ。(笑)――遥か遠い宇宙で、イエロー・パワーを持つパララックスが蘇る。“恐怖”をエネルギーにしてパララックスは成長し、自分を辺境の星に閉じ込めた“ガーディアン”に復讐しようとする。不死の種族ガーディアンによって創設された“グリーン・ランタン”は、これまで宇宙の平和を守って来た。しかし、伝説の戦士アビン・サーがパララックスに敗れ、危機が訪れようとしていた。重傷を負ったアビン・サーは、自身の後継者を捜すべく、指輪に導かれるまま、地球に不時着する。指輪は、地球でグリーン・ランタンに相応しい男としてハル・ジョーダンを選び出す。彼は、フェリス・エアクラフトで戦闘機のテストパイロットをしていた。……というお話し。このハル・ジョーダンのキャラクタがはっきりしない。茫洋としている。演じるライアン・レイノルズの顔がのっぺりしていて、表情が読みにくいってこともある。何となく根暗な性格そうだし、どうも好きになれないタイプの役者さんだ。その一方で、キャロル・フェリス役を演じたブレイク・ライブリーは、出番は少ないながら、いい表情をみせていた。パイロットにして副社長、然もスーパーヒーローの恋人ときた。実にくだらないキャラクタなのだが、くさらずに演じていた点を評価したい。(何も考えていないだけかも知れない)CGの出来映えは、キレイだった。3Dで表現された宇宙空間が特に美しく、それだけを見ていたい気にさせられた。本作品の見どころは、そこだけかも知れない。(苦笑)ところで、冒頭、AIを搭載した無人戦闘機が、主人公の機体を追って限界高度を超えて墜落する場面がある。ロボット三原則ではないが、「自分に危険が及んだ場合、回避するようにプログラムされていないの?」と思った。自分で状況を判断できるからAIなわけで、状況に流されて墜落するなんて、とんだ欠陥品だな。(笑)コメディならコメディで、もっとハジケて欲しかった。この路線なら、『ファンタスティック・フォー』が基準かなぁ。あれよりハジケて貰わないとつまらない。正直、意志の力だの勇気だの、つべこべ言わずにヘタレの主人公が一人前のヒーローに成長して行く姿をストレートに描いて欲しかった。理屈は不要。押し付けがましいのは、キライだ。DCコミックの負け!破棄しましょ!
2016.01.08
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0278 レッド・スコルピオン【スタッフ】・監 督 ジョセフ・ジトー・製 作 ジャック・エイプラモフ・脚 本 アーン・オルセン・撮 影 ホアオ・フェルナンデス・音 楽 ジェイ・チャタウェイ【キャスト】・ドルフ・ラングレン・M.エメット・ウォルシュ・アル・ホワイト・T.P.マッケンナ・カーメン・アルジェンツィアノ・ブライオン・ジェームズ【仕 様】・型 番 LBXS-008・製作年度 1989年・製 作 国 アメリカ・原 題 RED SCORPION・収 録 106分・音 声 1.オリジナル語 (英語) 2.日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替字幕 3.英語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本国内向、DVD、セル専用・発 売 元 株式会社オルスタックソフト販売・販 売 元 株式会社ファインディスクコーポレーション【ジャケット】・オモテ面:人間核弾頭!!怒涛のアクション巨編開幕!! 遂にHDマスター版登場!! HDマスター版 日本語吹替付・ウラ面 :ドルフ・ラングレン最高傑作!! 最強の殺戮マシーンが蘇る!ひどいジャケットだ。(溜息)公開当時のチラシやパンフレットを、そのままジャケットに使って欲しかった。気になるのは、本ディスクは、ホームセンターで買った。ジャケットの印刷品質も悪いし、ディスクの作りもサイテー。HDマスター版を謳っているわりには、予告編する収録されていない。これって、正規品なのだろうか?ドルフ・ラングレンの出演作品って、扱いが悪いなぁ。(苦笑)【感 想】「ドルフ・ラングレンの代表作」ドルフ・ラングレン主演作品の中で、最も好きな作品。色抜けの良い映像が多く、LDは繰り返し観た。今回、久しぶりにDVDで鑑賞。HDマスターってことだが、さほど映像がいいと思えず、ガッカリした。LDの方がクリアで、色に厚みがあったような気がする。記憶の中の“色”と、いま見ている“色”は、比較しようがないのだが、売り文句ほどクオリティが上がっていないのは、確かだ。(溜息)監督は、ジョセフ・ジトー。個人的には、『13日の金曜日/完結編(1984)』や『ローズマリー(1981)』といったホラー映画のイメージが強い。けれど、チャック・ノリスと組んだ『地獄のヒーロー(1984)』や『地獄のコマンドー(1985)』等のアクション映画もヒットさせている。いい監督さんだと思うが、80年代に立て続けに作品をリリースした後、パッタリと姿を消してしまった。いまは、どうしているのだろう。(笑)スタッフは、J.ジトー監督が引っ張って来たようで、クロス検索をかけると、それが洗い出されて面白い。撮影は、ホアオ・フェルナンデス。J.ジトー監督の初期の作品『令嬢パトリシア/実録テロの生贄(1975)』や『血染めのマンハッタン(1979)』で組んでいる。本作品では、ロケを行ったアフリカの青い空と褐色の大地を見事に活写していた。音楽は、ジェイ・チャタウェイ。『地獄のヒーロー』『地獄のコマンドー』で組んだ。正直、本作品ではオリジナルスコアよりも、リトル・リチャーズの楽曲の方が効果的に使われていて印象深い。子供が大喜びする使い方だ。(笑)編集も、『13日の金曜日/完結編』のダニエル・ロウエンダールが当たっている。CGのない時代、アクションはライブだったから、編集の役割は大きかった。本作品のメリハリのあるリズムは、彼の力によるところが大きいだろう。面白いのは、特殊メイクにトム・サヴィーニの名前がクレジットされていること。当然、『13日の金曜日/完結編』『ローズマリー』で組んでいる。でも、どのシーンでT.サヴィーニのスキルが必要だったのだろう。ほとんど出番がなかったような……。(笑)原案、スクリプトは、アーン・オルセンが書いている。『グリズリー・レイジ(2007)』を書いた方だが、J.ジトー監督自身が脚本に仕上げているので、どこまでオリジナルが残っているのか不明。(笑)こうしてみると、主要なスタッフは、“ジトー組”とも呼べるメンツで揃えた感じだ。それ故、仕上がりに淀みがない。革命軍のリーダー暗殺の密命を帯びたスペッツナズの隊員のニコライを演じるのは、ドルフ・ラングレン。いつもパンチドランカーみたいな顔をしているが、実は才人。MITに進もうとしていたらしい。6ヶ国語を話す。ただ、表現力に乏しいようで、ちょっと残念な気がする。本作品は、比較的ゆたかな表情を見せている。ブッシュマンとの交流もいい場面だが、心の変容にキチンと取り組んだ姿勢をかいたい。アメリカ人ジャーナリスト役は、E.エメット・ウォルシュ。彼もまた、『地獄のヒーロー』に出演しているので、ジトー組だろう。キューバ軍のメンデス役を演じたアレックス・コロンも、やはり『地獄のコマンドー』で組んでいる。革命軍の参謀カルンダ役には、アル・ホワイト。『バック・トゥ・ザ・フューチャー(1989)』でダイナーの店員(後に市長となる)役を演じていた。フォルテーク将軍には、『わらの犬(1971)』のトーマス・パトリック・マッケンナ。チェコ軍の将校には、ブライオン・ジェームス。『ブレードランナー(1982)』でレプリカントの1人を演じた方だ。こうしてみると、なかなか手堅いキャスティングだ。ハズレがないし、それぞれがキチンとキャリアを積んで来た方ばかり。その辺のB級アクション映画とは、一線を画している。アクション・シーンにしても、力の入れようが違う。戦闘車輌によるカーチェイスや格闘シーン、爆発シーンだって見映えがする上、迫力がある。CGやVFXでは真似の出来ない領域だ。コンピュータで、どんなシーンも撮れるなんて、シロート監督の戯言だ。確かに、当時ヒットした『ランボー2/怒りの脱出(1982)』の亜流だ。でも、これだけ時間が経つと、そうした先入観が薄れて、まっさらの気持ちで観ることが出来る。歳をとるのも悪くない。(笑)アクションと詩情が融合した稀有な作品が、ここにある。甘言に騙されて観てやって下さい。(笑)オススメ!
2016.01.07
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0277 アフター・インパクト【スタッフ】・監督・脚本・製作 ステファン・シュナイダー・製 作 ウーヴェ・ケルスケン・脚 本 ラルフ・ブラシウス・撮 影 マーティン・クライスト・編 集 ジョセフ・ヴァン・オーエン・音 楽 エンヨット・シュナイダー【キャスト】・デニス・キュービック・ミーガン・ゲイ・パスカル・ラングデイル・ヘレナ・リンデマン・ニーナ・リウ【仕 様】・型 番 LBXS-103・製作年度 2007年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE SUPER COMET・収 録 95分・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 元 アルバトロス株式会社・販 売 元 株式会社ファインディスクコーポレーション【ジャケット】・オモテ面:世界は こうして滅びる・ウラ面 :“ディープ・インパクト”が現実となったとき 地球はどうなるのか? これが“リアル”世界滅亡パニック!! 6500万年前 恐竜を絶滅させた悪夢が 再び地球を襲う 巨大彗星がユカタン半島に激突 世界は“最後の日々”を迎えた 衝撃波で消滅するヒューストン 巨大津波に呑まれるニューヨーク そして訪れる暗黒の氷河期 人類に再生の時は来るのか?おそらく、『バトル・オブ・ロサンゼルス』のジャケットをデザインした方と同じ方が、本作品のジャケットもデザインしたのではなかろうか。迫力のあるイラストと、ほぼ同じ位置にキャッチコピーが並んでいる。偶然かも知れないが、似たような印象を受ける。ホント、オモテ面は、実に素晴らしいイラストだ。迫力満点。自由の女神を津波が襲い、その向こう側には燃える隕石が降り注いでいる。このスペクタクル・シーンは、本編にないのが、ザンネンだ。(笑)ウラ面は、爆心地に向かって旅を続ける男、そして、父親と一緒に母親を探す娘。実のところ、どちらも主人公(?)ではない。なかなか面白い選択だ。そう言えば、家族に会おうと、知らずに隕石の落下地点に向かって旅を続ける男は、どうなったのだろう? 気になる。(笑)8枚の取り込み画像が整然と並んでいるが、一応、見どころのシーンからチョイスされている。ちゃんと本編を観たらしい。珍しい、……いや、素晴らしい。(笑)【感 想】「命の時計」巨大な彗星が地球に衝突すると仮定し、その前後の出来事を予測、再現する作品。“思考実験”を謳った『アフター・デイズ』と通じるものがある。意地悪を言えば、ディスカバリー・チャンネルやヒストリー・チャンネル辺りで放送していそうな内容だった。(笑)メインは各分野の学者が解説する予想図である。劇映画風のストーリーも用意されているが、あくまでも、学者の言葉を分かり易く補完する役割りでしかない。(合っていないところもあるが……) 「命の時計は動き続ける」「人類は再び文明を築き始める」というエンディングをヴィジュアルで表現するためらしい。言葉より物語の方がメッセージが伝わるのは、確かだ。やや甘い感じもするが、学者の言うことなので、現象をマスで語るが、細かいところは曖昧でツッコミどころ満載である。ここで語られる見解は、最大公約数のようなもので、実のところ、大した意味は、ない。(序盤で、核ミサイルで彗星の軌道を変えようとする試みを敢えて入れているのは、『アルマゲドン』や『ディープインパクト』等のSF映画に対するアンチテーゼのようで面白い。学者の言葉に毒があった)パリやハワイ、カメルーンなどで、生き残った人たちの姿が描かれるが、太平洋をはさんだアジアについては触れられていない。そもそも、国や政府は、どうなるのだろう?『ディープインパクト』のように、生き残るための手立てをとらないのだろうか?衝突まで数週間もあったら、国民は国に対して、そういう要求をしないものだろうか? シェルターを作れ、自分たちを避難させろ、と……。そういう点に於いてもノータッチ。社会学者もいながら、これは片手落ちだろう。ま、作品の規模から推しても、描くことは難しかったような気もするので、気になりながらも、そこは善しとしよう。(笑)科学的な側面からの検証は、興味深かった。衝突によって気温は一時的に急上昇。しかし、太陽光が遮られて、程なく氷河期がやって来る。やがて、太陽が戻り、生命は復活する……。この間、数ヶ月。衝突の規模にもよるのだろうが、これなら何とかなりそうだ、と思ってしまった。何年もの備蓄と地下シェルター暮らしは難しい気がする。けれど、数ヶ月単位なら、いまの技術をもってすれば、可能ではなかろうか。思うに、電磁波の影響ですべての電子機器がダウンする描写があったが、原子力発電所はどうなるのだろう? 制御を失い、世界各地で爆発したりしないのだろうか。これが一番気になった。いやいや、一番気になったのは、ソフトの出来映え。映像の解像度が低く、音声もこもっている。ライブラリーの映像を多用するのは、この手の作品の宿命だが、いまの時代、もっと精細な映像が安価に買えるのではなかろうか。それに、CGの出来映えも、決してほめられたものではない。それこそ、ひと昔前の教育番組みたいだ。ドラマパートがよく出来ているわけではないし、全体的な印象はパッとしない。その中でも、ハワイの天文台の女性職員(アジア系)を演じた女優さんが、聡明な顔立ちをしていて良かったと思う。彼女だけは、本作品で唯一輝いていた。(笑)こうした作品は好きだ。ちょっとだけ頭が良くなったような気がするし、「早く彗星が落ちて来ないかなぁ。俺は生き残ってみせるぜ」とか思ったりする。でも、多くの作品がローコストで仕上げるせいか、取り組んだ題材のわりには出来上がりがショボい。ちゃんと作って欲しいなと思う。BBCはブランド化したので基準にはならないが、ドキュメンタリーでも観客が入るようになったのは確かだ。そういう意味では、本作品のようなコンセプトでもニーズはあるのではなかろうか。もっと題材と正対して、見応えのあるスペクタクル・シーンとドラマを観たいものだ。お好きな方にだけオススメ!
2016.01.06
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0276 バトル・オブ・ロサンゼルス【スタッフ】・監督・脚本・撮影 マーク・アトキンス 「ソーラー・ストライク2012」「アバター・オブ・マーズ」・製 作 デヴィッド・マイケル・ラット・製作総指揮 デヴィッド・リマウィー・音 楽 カイス・アラトラッキー ブライアン・ラルストン【キャスト】・ニア・ピープルズ「奪還DAKKANアルカトラズ」(五十嵐麗)・ケル・ミッチェル(鶴岡 聡)・ジェラルド・ウェブ「メガ・シャークvsクロコザウルス」(古田信幸)・ディラン・ボックス(鈴木正和)・テレサ・ジューン・タオ(冠野智美)・ティム・アベル・ダリン・クーパー【仕 様】・型 番 PWAD-2440・製作年度 2011年・製 作 国 アメリカ・原 題 BATTLE OF LOS ANGELS・収 録 92分・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 プライムウェーブ・ネクシード株式会社・販 売 プライムウェーブ・ネクシード株式会社・映像特典 予告編収録【ジャケット】・オモテ面:地球はもう 人類の物ではない・ウラ面 :「世界侵略:ロサンゼルス決戦」「スカイライン-征服-」 2011年最大の注目ジャンル=エイリアン侵略SFアクション超大作!! 1942年 ロスを襲った未確認飛行物体 ヤツらは戻ってきた 今度は容赦なき侵略者として 迎え撃つアメリカ軍 決戦の地はロサンゼルス 人類の命運を賭けた 最後の闘いがはじまる!!ジャケットのオモテ面は、実に素晴らしいイラスト。迫力満点。精細に描かれた空中戦の様子にはワクワクさせられる。見事だと思う。……イラストで描けて、どうして本編で描けないのだろう。不思議だ。(笑)ウラ面も、なかなか良いデザイン。巨大な宇宙船に、迎え撃つ戦闘機、逃げる3人の兵士。左には取り込み画像が並んでいる。ちょっと選択された画像がショボいが、ま、本編もこんなものなので、仕方ないだろう。キャストの顔が一枚も出て来ないのも、或る意味、正解かも知れない。(笑)【感 想】「愛しのB級SF映画」1942年、第2次世界大戦が勃発して間もない頃、夜空に現れた光を、日本軍が襲撃に来たと勘違いしたアメリカ軍が、対空放火を浴びせた――。ところが、日本がロサンゼルスに空襲を仕掛けた事実はなく、あれは未確認飛行物体=UFOだった、というのが、まことしやかな都市伝説として広まっている。(らしい)知ってはいたが、たいして面白い話でもないので気にもとめていなかった。それが、こんなB級映画で“再会”するとは、思ってもいなかった。(笑)そんな嘘のようなマコトの話しをバックボーンに、本作品は作られている。あの時のUFOの親玉がやって来て、人類に攻撃を仕掛けるというストーリー。いろいろ辻褄が合わなかったりするのだが、何だか、それが愛おしくなる作品だった。(私だけ?)監督は、駄作『アバター・オブ・マーズ』を撮ったマーク・アトキンズ。だいぶ腕を上げましたね。(笑)下手は下手だけど、スピード感もあるし、カメラが多彩だったのには驚いた。だいぶ勉強したらしい。やや自己陶酔っぽいが、スタイリッシュなロング・ショットやハイスピード撮影も自信を持って使っている。単に、覚えたてのスキルを使いたいだけなのかも知れない。面白いのは、クリストファー・レイが、ライン・プロデューサーとしてクレジットされていること。クズ映画の巨匠フレッド・オーレン・レイ監督の息子で、低級映画『スカイ・ファイター』の監督さんだ。どんな仕事をしているのだろう。気になる。(笑)――或る日、ロサンゼルスに巨大な宇宙船が飛来する。迎撃に出た米国空軍はあえなく壊滅。基地も破壊され、残された兵士たちは、反撃のチャンスをうかがう。そこに現れたのは、1942年の“ロサンゼルスの戦い(バトル・オブ・ロサンゼルス)”で行方不明になったロジャース大尉だった。兵士たちは、本部の命令を受け、彼を“マジェスティック12”に連れて行くことになる。……というお話し。マジェスティック12――、これがまた、好事家が大好きな都市伝説。12人の専門家からなる秘密組織。ハリー・トルーマンが作ったと言われている。胡散臭いこと極まりないのだが、なかなか面白い。このMJ-12 の戦闘員(?)として登場するのが、ニア・ピープルズ。もっと若いかと思っていたら、意外とお歳を召されていたので驚いた。考えてみれば、ショーン・S.カニンガム監督の『ザ・デプス』から22年後の作品だもんね。それにしては、体型も維持してるし、お尻もキュートだった。(笑)話が横道に逸れたが、MJ-12 の施設が後半の舞台なのに、設立メンバーの12名について言及されなかったのは、残念だった。面白いエピソードを披露して欲しかったな。(笑)そう、ローランド・エメリッヒ監督の『インディペンデンス・デイ』では“エリア21”が反撃の拠点となった。その模倣である本作品では、MJ-12 が登場し、墜落した宇宙船を研究したり、宇宙人を捕虜にしたりしている。墜落から60年以上、随分と長生きの宇宙人だ。長寿の秘訣を聞きたいものだ。(笑)考えてみれば、本作品は『ID4』と、よく似ている。宇宙人の宇宙船でマザーシップを倒しに行くところまで同じ。タイトルから推して、てっきり『世界侵略:ロサンゼルス決戦』の劣化コピー版かと思っていたが、違った。(苦笑)まぁ、これだけいろいろと詰め込まれると、無条件で楽しいから善しとしよう。宇宙船と戦闘機の空中戦、対空迎撃からヘンテコなロボットや小型マシンとの地上戦、タイムスリップ、秘密組織に秘密の施設、捕獲されたエイリアンと宇宙船、カタナを振り回す女性戦闘員、口の悪い女性パイロットも出て来るし、リボルバーで宇宙船を撃ち落とす司令官……。本当にオモチャ箱のようだった。(クライマックスのCGは、かなりチャチいけどね)B級映画マニアの方にだけ、オススメ!
2016.01.05
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0275 [感染源]BioHaZaRD【スタッフ】・監 督 パット・ウィリアムズ・原作・脚本 ケヴィン・ジェンドルー リンゼイ・ジェームス・撮影監督 デヴィッド・ペレティア「ジルリップス」「銃撃犯」・編 集 リチャード・ベンウィック・音 楽 ピーター・アラン【キャスト】・ロレンツォ・ラマス(横島 亘)「747エア・ターゲット」「フロム デプス」・オナ・グローア(幸田直子)「ハウス・オブ・ザ・デッド」・アダム・ハリントン(木下浩之)「ハウス・オブ・ザ・デッド」・レイチェル・ヘイワード(藤原美央子)「ヘルレイザー/リターン・オブ・ナイトメア」・ウィル・サンダーソン(河相智哉)【仕 様】・型 番 APD-1082・製作年度 2003年・製 作 国 アメリカ・原 題 DEEP EVIL・収 録 本編 93分・音 声 1.オリジナル ( 5.1ch サラウンド) 2.日本語 (2.0ch ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・サイズ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用・発 売 株式会社アートポート・販 売 株式会社アートポート・映像特典 国内版プロモーション映像・字幕翻訳(本編) 笹部祐三子・吹替翻訳 笹部祐三子・吹替演出 多部博之【ジャケット】・オモテ面:生存確率0%。誰も逃がさない・ウラ面 :ノンストップ・パニック・アクションホラー最新作 突然封鎖された生物研究所 施設内に潜入した隊員たちに襲い掛かる悪夢 秘密裏に行われていた機密生物実験 人類の未来を賭けた究極のサヴァイバルゲームが始まるジャケットのオモテ面は、バイオハザードのマークがデカデカと中央に載っている。このマーク、特定病原体を取り扱う実験室などの出入り口に表示が義務づけられている。それをメインに使うなんて、なかなかインパクトがある。(笑) 余談だが、日本では、感染性廃棄物に表示をする際、赤が液状のもの、固形のものはオレンジ、黄色は鋭利なものと定められている。ウラ面は、端正なレイアウトだ。コンパクトにまとめられているが、ストーリーもクレジットも、しっかりと記載されている。そのわりには画像が豊富に用いられているのは、デザイナーが優秀だからだろう。いいジャケットだ。【感 想】「愛しのB級バイオ・ホラー映画」たぶん『バイオハザード』シリーズの亜流作品。意外と面白い設定で、フワッとした曖昧模糊の部分もあるが、充分に楽しめた。中弛みしそうなところを何とかこらえていたところに愛情を感じる。ツッコミどころ満載だが、情熱を持って取り組んでいたのだろう。――軍の管理下にあるベクトル研究所で緊急事態が発生し、施設が閉鎖されてしまう。報告を受けた軍が、科学者を含めた特殊チームを編成。バイオハザード対応の装備で施設に送り込むことになる。施設に侵入したチームは二手に分かれて内部の捜査を開始する。しかし、所員の姿はなく、いたるところが水浸しだった。一体、何が起きたのか?やがて、生き残りの女性所員が見つかる。しかし、彼女は何かに感染していた。……というお話し。本作品で一番智恵を絞ったのは、“感染源”の正体だろう。なるほど、いい邦題だ。原題よりも、ずっと作品の内容を表現できている。(笑)チェルノブイリ原発事故の真相と、新たな研究。舞台をアメリカに移しての開発は、再び惨劇を引き起こすことになる。セリフでの説明は、なかなか面白かった。けれど、ヴィジュアル的には、ザンネンとしか言いようがない。努力はかうけど、予算不足が響いた感じだ。生物兵器として開発された微生物が、人間に感染すると、身体を蝕みながら副産物として“水”を発生させる、という設定も、ミョーに納得してしまった。人間の何分の1かは、水分だもんね。(笑)ただ、クライマックスで登場する半魚人(?)みたいなエイリアンは、いただけなかった。最初はクモみたいな姿でわらわらと出て来て、「これは逃げられない!」と思わせたところまではよかった。相変わらず銃を撃ちまくる軍人たちの姿に「バカじゃないの?!」とツッコませてくれるシーンも用意されている。(笑)なのに、何で“着ぐるみ”モンスターなんか出すんだ? ガッカリだ。監督は、パット・ウィリアムズ。TV畑の方なので、手慣れた作品作りだ。物語を伝えることが最優先で、各シーンの演出は可もなく不可もなくと言ったところ。よく言えば“手堅い”、悪く言えば“凡庸”。率直に言えば“ヘタクソ!”である。(苦笑)主人公が誰なのか不明だ(笑)が、最初の方に登場するヤさぐれた軍人が、そうかも知れない。武器爆薬の専門家で、椅子に縛られ、上官の娘にストリップを見せつけられる場面がある。(うらやましい!)印象的なキャラ設定がなされているが、あまり目立った活躍はなかった。演じたのは、ロレンツォ・ラマス。駄作『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス(2009)』や『ブレイザウェイ(2004)』に出演している。年に1本か2本、そんな作品に出演して、食って行けるのだろうか? 役者って不思議な職業だ。もしかしたら、軍隊経験有りで、元大尉の女性科学者が、主人公かも知れない。小さい娘に情愛を寄せるシーンも序盤にある。娘思いの母親像を描くことで、視聴者に感情移入をさせる演出がなされている。演じたのは、オナ・グラウアー。(ようやく名前を覚えた)『トータルディザスター(2012)』でも軍人を演じていた。肉食系の顔つきだもんね。(笑)でも、彼女も、主人公じゃないな。一体、誰が主人公なんだ?こういう締まりのないところも、B級映画の愛おしさだ。小利口な女性より、いつまでも可愛らしさを残した女性の方が、好きだ。(笑)オススメ!(おいおい、良いのかよ)
2016.01.04
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0274 ハンティング・ゲーム【スタッフ】・監督・脚本 スティーブン・ディパニー・エグゼクティブ・プロデューサー ガースン・サンギニット【キャスト】・C.トーマス・ハウエル「アウトサイダー」・ウィリアム・カット「アメリカン・ヒーロー」・ハーレイ・ウェッブ・ジェイソン・ブレア【仕 様】・型 番 THD-18051・製作年度 2008年・製 作 国 アメリカ・原 題 BIG GAME・収 録 本編 103分・音 声 1.オリジナル ステレオ・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向、DVD、セル専用・発 売 タキ・コーポレーション・販 売 元 タキ・コーポレーション・提 供 プレシディオ【ジャケット】・オモテ面:逃げ切ってみせろ――・ウラ面 :女たちの決死の逃亡を描く サバイバル・スリラー! すでにゲームは始まっていた―― “ハンティング・ゲーム”という名の復讐計画 広大なジャングルに放たれた“ターゲット”と 完全武装した“ハンター”たち いつ、どこから狙われているのかわからないジャケットのオモテ面は、なかなか魅力的なイラスト。“動き”がある。トニを演じた女優さんの意志的な目を見事に表現していると思う。けれど、このコピーは何だろ?「逃げ切ってみせろ――」?それほど緊迫した内容じゃなかったぞ。(笑)「女たちの決死の逃亡を描くサバイバル・スリラー!」?男の子もいたんですけど……。ってか、男3人、女2人。男の方が多いじゃん!「“ハンティング・ゲーム”という名の復讐計画」あー、計画が始まる前に、逃げられたじゃん。(笑)「広大なジャングルに放たれた“ターゲット”」“放たれた”んじゃなくて、マヌケなことに“逃げられた”だけじゃん。(笑)「完全武装した“ハンター”たち」完全武装? 銃1丁だったじゃん。「いつ、どこから狙われているのかわからない」いやいや、十分わかっていたと思うぞ。(笑)ひどいコピーだ。(溜息)【感 想】「C.トーマス・ハウエルの熱演に拍手」ビックリするぐらい真面目に撮られたスリラー映画だった。『NAKED』シリーズを見慣れた目には、まるで文芸作品に見えた。(笑)この監督さんに、“パンを盗んだロリコン男の自白”を感動のミュージカル大作に仕立て上げるような手腕があるとは思えないが、普通に映画を撮るスキルはあった。(笑)この辺りは、凡庸なマンハンティングものとは、一線を画している。ただ、他の作品のように、前置きもそこそこに“人間狩り”が始まることを予想していると、肩すかしをくらう。だいたい、マンハンティングものですらないのだから……。(笑)スリラー映画としては、主要な登場人物の環境や相関関係を丁寧に描いており、なかなか引き込まれた。ちょっとだけ『恐怖の岬(1962)』なんかを想起させた。そういう意味では、真面目なだけでなく、演出力のある監督さんなのだろう。(独自の美意識があるようだ)妻を殺され、投獄された恨みを晴らそうとする男、コーディを演じるのは、C.トーマス・ハウエル。『ヒッチャー(1986)』から先、ロクな仕事をしていないイメージだったが、本作品はかなり熱演だった。久しぶりに、いい仕事をしたんじゃないかな。(ヒドイ言い方だ)“機関車の運転手と無賃乗車の男の対決”を一級のエンターテイメントに引き上げるほどの圧倒的な存在感はなかったが、悪くない出来映えだった。残念なのは、彼から恨まれる元警察官のデイブ役を演じたウィリアム・カットに出番が少なかったことだろう。ほとんど酔っ払っている役だった。(ジャン=マイケル・ヴィンセントから演技を教わった?)デイブは、逃走中のコーディを追いかけ、誤って妊娠中の彼の妻を撃ってしまった過去を持つ。もっとも、その事件がきっかけでアル中になったわけではない。娘が運転する車が事故って、妻を失ってしまったことが、原因らしい。そのため、この2人の間に濃密な時間が流れていたとは言い難い。片や刑務所で復讐の念を募らせ、片や飲んだくれていたのだから……。(笑)それにしても、本作品のW.カットには、ビックリした。病み上がりのニック・ノルティかと思った。(笑)『ビッグウェンズデー(1978)』の頃の面影は微塵もない。永遠の青春スターは、どこに行ったのだろう。ちょっと悲しかった。(悲)前述した通り、脚本の失敗を幾つか指摘できる。コーディに追われ、サバイバルを余儀なくされた若者たちが中心だから仕方ないのかも知れないが、個人的には、元警察官の父親に頑張って貰って、がっぷりと四つに組んで、コーディと対決して欲しかった。娘のトニを演じたのは、『ファイナル・ディスティネーション4/ファイナル・デッドサーキット3D(2009)』に出演していたヘイリー・ウエッブ。母親を死なせてしまった自責の念を消化できずに苦しむ役を熱演していた。タイトルやジャケットのイラストから判断すると、発売元としてはマンハンティングものとして売りたかったようだが、明らかにそれは間違いだろう。もっと真面目なスリラー映画だし、このキャストなら映画ファンは、つい手に取ってしまうに違いない。正攻法で売って欲しかった。(笑)オススメ!
2016.01.03
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0273 パニック・マーケット3D [ブルーレイ]【スタッフ】・監 督 キンブル・レンドール・製作総指揮 ラッセル・マルケイ・脚 本 ラッセル・マルケイ ジョン・キム・撮 影 ロス・エメリー・編 集 ロドリゴ・バラート・音 楽 ジョー・ン アレックス・オー【キャスト】・ゼイヴィア・サミュエル(小松史法)・シャーニ・ヴィンソン(長尾明希)・ジュリアン・マクマホン(咲野俊介)【仕 様】・型 番 SHBR-0235・製作年度 2011年・製 作 国 オーストラリア、シンガポール・原 題 BAIT・収 録 本編約93分+特典映像約 2分・音 声 1.英 語 (オリジナル) DTS-HD Master Audio 5.1ch 2.日本語 (吹 替) DTS Digital Surround 2.0ch・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・サ イ ズ HD ワイドスクリーン (1:78:1) 1920x1080p・そ の 他 BD50G、MPEG-4 MVC(3D)/AVC(2D)、COLOR、DTS-HD Master Audio、 Blu-ray 3D、セル専用、R+15・発 売 松竹・販 売 元 松竹・提 供 株式会社プレシディオ・映像特典 日本公開版予告編・本編字幕翻訳 川又勝利・吹替翻訳 前中祐子・劇場公開日 2013年 8月24日【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :戦慄と恐怖の パニック・アクション!! 巨大人喰いザメ! 高圧電線! 殺人鬼! 殺人カニの大群!見映えがするジャケットだが、物語が伝わって来ない。(溜息)主要登場人物3人を中央に配置し、その後ろに歯をむき出しにしたサメ。そして、爆発。舞台がスーパーマーケットであることを示すように商品棚やカートがコラージュされている。こうして書いてみると、ストーリーに沿っているような気もする。(苦笑) ……が、何も伝わって来ないのは、何故だろう? 不思議だ。ウラ面は、ヘンテコなデザイン。うーん、こいつのせいだな。サメ、銃を構える主人公、テーザー銃、何か叫んでいる女性2人……。意味不明。(笑)本来なら、オモテ面で足りないところをキチンと補完できるデザインが、いい。印象に残る取り込み画像を大きく配置するのがいいな。オモテとウラで一対だ。足りないところを補う。そういうセンスに欠けているジャケットだった。【感 想】「日本劇場公開版の哀れな姿」オーストラリアとシンガポールの合作だそうな。何だか、不思議な作品だった。製作総指揮と脚本に、ラッセル・マルケイの名前が見られる。『レイザーバック』『ハイランダー』等の監督さんだ。独特の空撮(?)で観客を魅了した。この撮影方法は、いまやライブの撮影には、なくてはならないものになった。――サメに襲われた親友を助けられなかったジョシュは、ライフガードを辞め、スーパーマーケットの店員として働いていた。そんな或る日、彼の前に、元婚約者のティナが現れる。偶然だった。たまたま彼が勤めるスーパーに買い物に来ただけだ。しかし、ジョシュは動揺する。親友を助けられなかった罪悪感とティナへの愛のイタバサミだった。その時、巨大な地震と津波が発生。彼らは、水没したスーパーに閉じ込められてしまう。……というお話し。水没したスーパーにサメが紛れ込んでいたことから、生存者たちは、サバイバルを余儀なくされる。荒唐無稽な設定だが、セットの出来映えがよく、説得力があった。この規模になると、多少の疑念は吹き飛んでしまう。カメラもいい。水中撮影も凝っているし、サメを写し込んだ半水面なんか見事だと思う。残念なのは、日本の劇場公開版は、先の東日本大震災の遺族の心情をおもんぱかって、ズタズタに切り裂かれて短縮版となってしまったことだろう。確かに、直接被害を受けなかった私ですら、「これは、ちょっと……」と思うカットもあった。でも、あまり関係なさそうな部分までカットしたのは、どういう意味があるのだろう? かなり細かくカットしている。無惨なことこの上ない。こんなことなら、公開を先延ばしにした方が、良かったのではないか?(先延ばしにしても、オリジナルのまま公開出来るって保証はないが……)確かなことは、無惨に切り刻まれたバージョンに、公開する価値はなかったってことだ。ブルーレイは、3Dと2Dのハイブリッドバージョン。日本劇場公開版(TV放送版)よりも、4分ほど長い。この4分のほとんどは、地震と津波のスペクタクル・シーンだ。これが、あるとないでは、主人公たちが置かれた状況の緊迫度が、全く違う。それに、細かに削除された部分は、状況の説明を補完する役割を担っていた。これがなくなったことで、意味不明になってしまったところがあった。DVDで発売出来るオリジナル版が、TVで放送できない不思議さ。ヘンな世の中だ。3Dは、あからさまな部分が多々あり、少々鼻白らむ。さりげなく特性を活かして欲しいと思うのだが、なかなかそこまでレベルUPしないようだ。もっともっと進歩、普及して、映像としての表現が洗練して行って欲しいと切に思う。キャストは知らない方ばかりだったが、ジュリアン・マクマホンが、複雑なキャラで出演しているのが、目をひいた。ヒロイン役の女優さんは、お芝居がイマイチだったのは、残念。シロートさんぽかった。一方で、万引きをするグレた女の子を演じた女優さんは、面白かった。こういうキャラは好きだなぁ。(笑)オススメ!
2016.01.02
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0272 トレジャーハンター/ラスト・アドベンチャー【スタッフ】・監 督 オレイ・サッソン デニス・ベリー・制作総指揮 スティーヴン・E.デ・スーザ(「ダイハード1&2」の脚本家) ゲイル・アン・ハード (「ターミネーター」シリーズの製作総指揮、「アルマゲドン」の制作)・脚 本 トム・ソゾロッシー ジェームズ・ゾープ・撮 影 マルコム・クロス ビル・ウォン【キャスト】・マイケル・ビーン(「ターミネーター」「ザ・ロック」)・カレン・クリッチ・ジェシー・ネルソン・アラン・ヴァン・スプラング・アナヤ・フェレル・アリス・タグリオーニ・サージ・デュピル【仕 様】・型 番 IA09-0550・製作年度 2006年・製 作 国 アメリカ・原 題 ADVENTURE INC.・収 録 本編86分・音 声 1. オリジナル (ドルビー・デジタル・ステレオ) 2.日本語吹替 (ドルビー・デジタル・ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語用デカ字幕 3.日本語吹替用字幕・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向け、DVD、レンタル専用・販 売 元 インターフィルム【ジャケット】・オモテ面:アドベンチャー・チームの 《最後の活躍》を目撃せよ!!・ウラ面 :2大ヒットメーカー 《スティーブ・E・デ・ズーザ 「ダイハード」の脚本家& ゲイル・アン・ハード 「アルマゲドン」の制作》が仕掛ける、 アクション・アドベンチャー巨編第11弾にして、いよいよ最終章!! 《「インディ・ジョーンズ」同様、 実在のトレジャー・ハンターの伝説を完全映画化!》最後の一枚になって、ようやく主人公3人の全身像が、ジャケットになった。中央のマイケル・ビーンは、少し太ったカンジだなぁ。なぜかマックは、ボンドガールみたい。(笑) ゲイブは、……目立たないなぁ。(笑)ウラ面は、第1話(21話)の画像が使われている。最後なんだから、最終話の画像を使って欲しかったな。全体を通して、ジャケットのデザインは、統一感がある。それはそれで善いことなのだが、最後まで1枚のディスクに2話収録されていることは、認めなかった。その姿勢は、正直じゃないと思う。【感 想】「最後の冒険がこれ?」『トレジャーハンター』シリーズ最後の1枚。これで全22話を観て来たわけだが、10年以上昔の作品とはいえ、かなり期待ハズレだった。宝探し、冒険モノは少なく、シリーズ製作のコンセプトから離れた作品が多かった。予算的にも、他のドラマと大して変わらないように見え、ゲイル・アン・ハードの名前を冠したわりにはザンネンな結果だった。第 1話(21) コンピュータの暴走アメリカ。火星の環境を再現した研究施設で、5人の所員が行方不明になる。人里離れた場所、隔離された環境で、どうやって人間が消えたのか。真相解明のためにジャズソンたちが呼ばれた。施設は“ママ”と呼ばれるAIによって制御され、火星基地という想定だった。そのため、エアロックの外は真空で低温、火星と同じ環境が再現されていた。何の手掛かりもなく、ジャズソンたちの捜査は暗礁に乗り上げたかに見えた。しかし、或る事件をきっかけに、彼らは真相を知ることになる。……というお話し。今度はSFかぁ。(嘆息)無理矢理な設定だった。予算がないのに、こんな作品を撮るなよ。(言葉遣いが乱雑なのは、作品がヒドいからです、念のため)説明不足の上に演出はヘタクソ、ストーリーに大した起伏もない。不適切な設定、不適切な登場人物、サイテーの作品だった。監督は、トム・クレッグ。第 2話(22) 屋敷襲撃南フランス。葡萄畑の主人の遺志を継いで、娘のフローレンスに調査報告にやって来たアドベンチャーInc.の面々。報告は順調に終わり、帰りかけたところで、何者かが屋敷に現れる。しかし、すぐに姿を消し、何故か死体で発見される。そして、ジャズソンらは外からの襲撃を受ける。……というお話し。普通のサスペンス・アクション映画。家にあるモノで襲撃を撃退する展開は、いくらでもある。本作品が特別に優れている点はない。これが最後の1話かと思うと情けない。最後に、ゲイブ役のジェシー・ネルソンへの献辞が表示される。1977~2003とあるから、本作品撮影終了後に亡くなったらしい。もしかしたら、第2シーズンがなかったのは、その辺にも理由があるのかも知れない。監督は、オーレイ・サッソン。最後に、IMDBの情報をもとにエピソードリストを整理したので、次に記しておく。 1.Bride of the Sun(2002.09.30.) …DISC1『失われたマヤの祭壇を追え』第1話(翡翠の祭壇を探す話し) 2.Memento Mori(2002.10.07.) …DISC10『ロンドン・チェイス』第2話(カンボジアで墜落したヘリを探す) 3.Beyond the Missing Link(2002.10.14.) …DISC9『人類起源の秘密』第1話(ピテカントロプスの争奪戦) 4.Message from the Deep(2002.10.21.) …DISC3『テンプル騎士団の財宝』第2話(未亡人の依頼で“船長”の遺志を継ぐジャズソン) 5.Village of the Lost(2002.10.28.) …DISC2『大聖堂の秘密の地下室』第2話(聖ニコラス像を探して霧の村へ) 6.The Fate of the Liverpool Flyer(2002.11.04.) …DISC7『ローマ帝国の財宝』第2話(故郷に戻ったジャズソンが祖先の夢を見る) 7.Curse of the Naptune(2002.11.11.) …DISC6『沈没した豪華客船の財宝』第1話(豪華客船の沈没の謎) 8.Magic of the Rain Forest(2002.11.18.) …DISC8『ギリシャ神話の財宝』第2話(死んだ人を生き返らせる呪術) 9.Fatal Error(2002.11.25.) …DISC11『ラスト・アドベンチャー』第1話(火星探索研究所の所員失踪事件)10.Plague Ship of Val Verde(2003.01.20.) …DISC9『人類起源の秘密』第2話(少女を助けようとして軍に検疫、隔離される)11.Secret of the Sand(2003.01.27.) …DISC1『失われたマヤの祭壇を追え!』第2話(砂漠の洞窟に落ちたゲイブの救出劇)12.Angel of St.Edmunds(2003.01.27.) …DISC2『大聖堂の秘密の地下室』第1話(幸運の“黄金の天使像”を巡る謎)13.Echoes of the Past(2003.02.03.) …DISC10『ロンドン・チェイス』第1話(マックの過去が暴かれる)14.Legacy of a Pirate(2003.02.10.) …DISC5『吸血男爵の財宝』第1話(吸血鬼?)15.Search for Arthur(2003.02.24.) …DISC4『アーサー王の財宝』第1話(アーサー王の遺骨を探すお話し)16.Wave of the Future(2003.03.03.) …DISC7『ローマ帝国の財宝』第1話(皿と新型ターボ)17.Spirit of the Mask(2003.04.07.) …DISC6『沈没した豪華客船の財宝』第2話(発掘されたマスクの呪い)18.The Man Who Wouldn't Be King(2003.04.14.) …DISC4『アーサー王の財宝』第2話(孤島の村を助けるジャズソン)19.The Last Crusader of San Giovanni(2003.04.21.) …DISC3『テンプル騎士団の財宝』第1話(聖杯発見を阻止する地元警察)20.The Price of the Oracle(2003.04.28.) …DISC8『ギリシャ神話の財宝』第1話(オデュッセウスの足跡を追う)21.Point of No Return(2003.05.05.) …DISC5『吸血男爵の財宝』第2話(黄金の“るつぼ”を横撮りしようとする女性)22.Trapped(2003.05.12.) …DISC11『ラスト・アドベンチャー』第2話(葡萄畑の屋敷を襲撃されて立てこもる)全体を通しての感想は、小学校低学年くらいが対象だなぁ。 7歳くらいにオススメと致しましょう。(笑)
2016.01.01
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