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今日は1月7日 七草の日でした。我が家も手作りの『七草粥』を朝食に食べました。七草はスーパーの『七草かゆのキット』購入品ではありません。もちろん我が農園から。しかしながら全部はそろいません。ゴギョウ、ハコベラ、スズナ(カブ)、スズシロ(大根)の4種類に餅もいれたものでした。
昔は神事として食されていた「七草かゆ」ですが、実は正月のごちそう(お節料理等)で 疲れきった胃腸を癒したり、冬のビタミンやミネラル不足を補うという体の事も考えられていたとのこと。実に合理的である。子供の頃、『セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ これぞ七草』と教えられ、覚えたものだ。昔は『穀類』であったが 、野草へと姿を変えたのは、鎌倉時代のようだ。それぞれ名や形から縁起物とされ、尊ばれていたのだ。
セリ ...競り勝つ
ナズナ ...なでて汚れをはらう
ゴギョウ ...仏体
ハコベラ ...繁栄がはびこる
ホトケノザ ...仏の安座
スズナ ...神様を呼ぶ鈴
スズシロ ...汚れのない純白さ
私自身も中国に行くと、どん欲にいろいろな料理を試しますが、朝はこのお粥で白酒で疲れた胃袋を休めます。上海、蘇州、合肥、重慶でも。もっとも日本の白粥とはずいぶん違いますが。クコの実やナツメの実が入ることもあります。どちらも薬になるもので、クコは肝臓や腎臓の機能を保全して、目によいとされますし、ナツメは胃の調子を整えるそうです。また鳥のスープで味付けしたり、鉢の底に白身 魚の薄造りを何枚か張りつけて、上から熱い粥を注いだり干し貝柱を加える場合もあります。いろいろな種類の粥があってこれも楽しいものです。
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