hongming漫筆
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学校崩壊(著者:河上亮一|出版社:草思社) 当たり前のことが当たり前に書いてある本だが、世の中には、この本を、革新的なものだと思ったり、現実的ではないと思う人もいるのだろう。 特に、新聞記者のように、現実を見ず、自分の頭の中で作り上げた観念の世界から踏み出すことのできない人達にとっては、こういう本が売れることは迷惑な話だろう。 地に足のついた思考というのはこういうものだとおもうのだが、マス・メディアは何とかしてこういう考え方をしないですまそうとしている。不思議なことだ。 「なるほどそうか」と思ったのは一点。「私の子どものころのことを思い出しても、日本の家庭や親に子どもに対する教育力がそうあったわけではない。だから学校というものに教育力を持たせて――誰かそのように考えた人がいたのかどうかわからないが――、そこへ預けて解決しようとしてきたのではないか。」(64-65ページ)
1999.04.14
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