夜空を見上げるブログ

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2012/12/03
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カテゴリ: 星・天体
管理人的に書くのが楽しみな天体情報です。

今年のまとめにはまだ早いけど、このまま無事年を越したいところです。


さて、では早速その12月度に起こる天体イベントですが、まずは5日の日の出前の東の空で、惑星の1つの水星が見易くなります。

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3 posted by (C)martind35

↑これは5日の朝5時半の東の空をシミュレートしたもの。上から土星・金星に続いて水星が昇ってきます。

何故わざわざ水星が見やすいと書くかと申しますと、水星とは惑星の中では太陽に一番近いところを周ってるために、ほとんど昼間の星となっていてなかなか見ることが出来ないんです。

例えば昔の天文学者にコペルニクスという地動説を発見?した凄い学者さんがいるのですが、その方をしても一度も水星を見たことが無かったという逸話が残っているほど。
一般の方にはあまりピンっと来ないかも知れませんが、星を研究している人でさえ見たことが無いという惑星を見れるということは、ある意味スゲェことだと思います。


一応5日の早朝限らずに前後4~5日は見やすいものと思われますので、しばらくは日の出を見る機会がありましたら、そんなところを思い出して水星を見つけてみてください。

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4 posted by (C)martind35

↑次は11日の日の出前。土星・金星・水星に加えて細い三日月も並んで、結構ハデな星空として見れるものと思います。

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5 posted by (C)martind35

↑これは12日の朝5時半の東の空をシミュレートしたもの。ご覧のように水星の直ぐ隣に超細い三日月が並びます。

もしも「水星って一体ドレ(・・?」って方がいらっしゃいましたら、12日の月を目印にされてもいいかもしれません。
また、この日の月は月齢28と夜空で輝ける月としては一番細い部類になりますので、そちらを見ても面白いと思います。

ただし日の出と競争になりますのでカクゴしといてください?。

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6 posted by (C)martind35

↑15日の夕方には、日没後の西の空で細い月と火星が接近します。

火星は1等星ではありますがそんなに明るくも無いのでちょっとアレですが、月を頼りにご自身の目で火星を見つけ出すのも面白いかと思います。

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7 (C)martind35

↑クリスマスの25日には、月の近くで明るい木星が輝いているところが一晩中見ることが出来ます。この図では一応その離れている間隔の目安としてオリオン座を入れてあります。

特に接近という感じでもありませんが、クリスマスという覚えやすい日ですし、ホワイトクリスマスにさらに月の近くに明るい星が光っているところは、ちょっときれいかも知れません、個人的にはあまり白くなってもらいたくないところではありますが…。

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8 posted by (C)martind35

↑25日の月と木星は、実は翌26日の朝9時には月の大きさの2コ分位の近さまで接近するんです。
これくらいの接近になると肉眼で見ても面白いですが、残念ながらこれは「昼間」での出来事…。




さて、主な星のイベントはこんなところですが、他にも12月は流星群が2つあり、さらにその1つはちょっと期待できそうなものなんです。

まず、毎年起きる数ある流星群の中でも3大流星群と呼ばれているひとつの、ふたご座流星群が12月14日の夜にやってきます。

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1 posted by (C)martind35

↑これは前にふたご群"ではない"日に写していたものですが(確かしし群の時)、14日の23時ころの東の空はこんな感じで見れると思います。
木や鉄塔がブレて写っているのは2枚の写真を重ねてある為ね。

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2 posted by (C)martind35

↑主な星座とふたご座流星群の飛び出てくる位置(輻射点or放射点)を赤丸で入れてみました。

ふたご座流星群は写真上の赤い○のところ付近から四方八方へ飛び出ていくように見れます。
たまにその方向と全然関係のない流れ方をする流れ星が見れることがありますが、もしも12月14日に見れたとしても、それらの流れ星は散在流星(さんざいりゅうせい)と呼んで、普遍的に流れている普通の流れ星になります(でも1コは1コですけどね)。


今年のふたご群は14日の朝の8時頃に一番いっぱい流れるかも…と予測されています。でも毎回書いていることですが、流れ星のピークの予測はとても難しいものですし、14日の夜に限らなくてもその前後2~3日はふたご群の流れ星が見れるチャンスは充分あるものです。

よくテレビなどで「○○流星群のピークは○日の何時」…とアナウンスすると、その時間に"しか"空を見上げない人を多々見かけますが、この駄ブログを読まれた方は上記のことをご理解していただければと思います。

ちなみに管理人は県内が晴れれば出かける予定ですが、もしも雪雲で星が見えないようであれば、14日か15日の夜に様子を見て隣の群馬県まで出かける予定です。
ふたご群流星群の期待値は1時間辺り最大50コ。実際に管理人もふたご群には いい印象 を持っていますので(夏のペルセ群は観望会のため個人的に楽々見れない(-.-))、今年も期待しているところです。


もうひとつの流星群は12月22日にこぐま座流星群というものがやってきます。
こちらは1時間辺り10コにも満たない小規模な流星群ですが、こぐま座というと北極星のある星座ですので、ある意味見やすいということが出来ます。

一応今年のピークは22日の18時頃。今年最後の天体イベントとして注目してみて下さい。


さて、星と月や惑星の接近などは晴れていれば必ず見れるものですが、流星群は見れるときは見れるけど見れないときは見れないもの。特にふたご座流星群には今年を飾る大発生となってもらいたいところです。













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Last updated  2012/12/12 10:32:30 AM
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Comments

martind35 @ Re[1]:蜂(05/15) 放浪の達人様 >おお、3人で蜂ネタで盛り…
martind35 @ Re[1]:蜂(05/15) ★紺桔梗様 >花の季節なのでハチの活動も…
放浪の達人 @ Re:蜂(05/15) おお、3人で蜂ネタで盛り上がって(?)ま…
★紺桔梗 @ Re:蜂(05/15) 花の季節なのでハチの活動も活発ですよね…
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