ふさの国から 晴走雨読パパの日記帳

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KAZUSANOSUKE42195

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2025.03.12
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テーマ: 読書備忘録(1485)
カテゴリ: 読活(読書)
娘の ​2年生への進級が決まった。​
また、 ​希望するコースである文芸ジャーナリズム論系へ進むことができる​ という。
いや、1年次で8科目を落とし(32単位?)、弁護士養成クラスから通常コースに転籍された
​父親を見習わなくて良かった。​
安堵しつつも、文芸・ジャーナリズム論系とはなんぞや。
どんな先生がいるのか、どんなOB・OGがいるのか、調べてみました。

どうも、作家や出版社を目指す人が進むコースらしい。
出版不況の中、不安を感じつつも、娘向きだと納得。

先生の中では、 ​重松清!​

こんな先生に指導いただけるのか、娘よ!

おっ、OBには ​朝井リョウ​ か。
ということで、前置きが長くなりましたが、
​朝井リョウさんの学生時代が知りたくて、
読んでみました​
よ。


正直、あまり期待していなかったけど・・・
​いい意味で期待を裏切られました​ です。
だって、とにかく面白い。
電車の中で、中年オヤジをクスクスと微笑まさせてしまうんだから、
たいしたもの。おかげて、周りの乗客は中年オヤジの不気味な笑顔に警戒したことでしょう。
学生時代に知り合った面白い奴、おかしな出来事、

皆、そうそう、俺の友達でもとか、俺なんかはもっと凄かったぜと、
​共感できるエピソード​ なのではないでしょうか。
それでも、 ​皆が体験したことや思いを、共通の言語で面白おかしく書けるのが作家​ だと思います。
​​ ​伊達に直木賞を取ってないや。恐るべし、朝井リョウ です。

​思わずほくそ笑んでしまう珠玉のエピソード​
僕が特に好きなのは、
・便意に司られる、
・地獄の100キロハイク
・他学部の授業で絶望する
・母校奇襲
・黒タイツおじさん遭遇
・島への旅
・北海道への旅(未遂)
・スマートフォン
・地獄の500キロバイク
・社会人になることを嫌がる
なんだ、半分以上じゃないか。
そして、 ​これらのエピソードには既視感​ がある。
僕も似たような体験をしてきたのだ。
​​朝井リョウが 僕に代わって ​代弁してくれたような。

​​
でも、朝井リョウさんより15年も前に卒業した学生にとっての体験は、
もっと筆舌に尽くしがたいものがあったよな。
当時の作家さんで、僕らのはっちゃけた学生時代の思い出を言葉にしてくれないかな。
もはや、無理か。
不適切にもほどがある、僕らの時代は、歴史の闇に葬り去られる運命なのだ!?





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Last updated  2025.03.12 07:10:09
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