ふさの国から 晴走雨読パパの日記帳

ふさの国から 晴走雨読パパの日記帳

PR

Profile

KAZUSANOSUKE42195

KAZUSANOSUKE42195

Calendar

Comments

終末の預言 @ Re:娘とのデート!? 9年振りの東京ドイツ村(05/25) ルカによる福音書 21章 21:10そして更に、…
洗脳からの覚醒は学問道場を見ろ!@ Re:ワクチン接種 2回目(10/17) 国民電波洗脳による、テレビ、新聞、週刊…

Keyword Search

▼キーワード検索

2025.04.30
XML
テーマ: 読書(9601)
カテゴリ: 読活(読書)
​兵諫(へいかん)​
中国の故事にある、 ​兵を挙げて主君を諫める行為​ だとか。





日本の ​2・26事件​ と、中国の ​西安事件​
この小説では、同じ1936年に起こったこの二つの事件を、同じ兵諫として捉えています。
二つの事件の結果、
陸軍統制派が主導権を握った日本と、

泥沼の日中戦争が起こったことを考えれば、
この兵諫が ​いかに歴史に大きな影響を及ぼした​ のかがわかりますね。

ただ、鎮圧された2・26事件と、抗日統一戦線を生み出した西安事件の結末は真逆です。
そして、関係者の裁判においても、理屈や体面に拘らず、
​信義を重視した中国の対応に赴きと深さを感じてしまいます。​

西安事件の張学良は、長きに渡り軟禁生活を強いられたそうですが、
この小説のとおりなら、 ​自身のなすべきことを果たした満足感​ に充たされたのではないかと。
だから、 ​読後感は、とても爽やかです。​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.04.30 06:00:12 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: