ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005

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2008.12.06
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カテゴリ: 生活経済
 小林多喜二といえば「蟹工船」~小林多喜二といえばプロレタリア文学~もはや遠い過去の存在と思いきや、なぜか近年脚光を浴びている。「蟹工船」が若い人々に読まれているのだ。例年の5倍の勢いで売れている(読売新聞)というから驚く。

蟹工船とは・・・つまり蟹を加工する船のことだ・・・。巨大な漁船で、水産物をすくい上げるだけでなく、水揚げされた水産物をその場で加工する、工場のような船だ。現在では大幅に自動化されているが、それでも多くの人手を必要とする。約80年前なのだから、ほとんどの作業が人力だったのだろう。
小説は、約80年前の蟹加工船でコキ使われる労働者達の物語だ。船なのだから、全く逃げ場がない。そのような閉鎖的空間で、労働者達は過酷な労働を強いられていた。 人民を搾取する資本家( と労働者を人間扱いしない現場監督者・・・彼らに対抗するために、労働者達はストライキに踏み切る。ところが経営側は卑怯にも帝国海軍の助けを借りて弾圧を始める。指導者を失った労働者達は、再び闘争に立ち上がっていく(ウィキペディアの説明を参考にさせていただきました)、というあらすじだ。
 まさに純度100パーセントのプロレタリア文学、と言ってもいい。

 小林多喜二の最後は悲惨に尽きる。特高警察の拷問で獄死するのだ。全身を棒でぶったたかれて、それは見るに耐えない状況だったとされる。国家はテロでもって労働運動を弾圧した時代である。

 「サヨク」の古典作品だけに、世相の移り変わりと共に、過去の遺物のようにみなされていた。ところが見事な復活を遂げるとは・・・それは「左翼運動」という問題はさておき、近年の「ワーキングプア」にみられる若い世代の過酷な実態を反映したものと言えようか。「 小林多喜二の捉えた世界観は今日の若者の現状と通じるものがあることを示している (ウィキペディア)」という説明は的を得ている。市場原理主義の嵐が吹き荒れたあげく、80年前の状況に逆戻りしてしまった我々は、この古典作品に学ぶ余地は大きいようだ。

マンガまで出たとは驚きです。



蟹工船がついに映画化


 蟹工船はついに映画化されることとなった。松田龍平さんが主演するという「映画版蟹工船」~あえて時代設定にはこだわらない、という。原作に忠実になれば、要は時代劇ということになるし、かつての「教宣」という匂いが充満してしまう。それを現代の感覚に巻戻しての映画化、となりそうだ。





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最終更新日  2008.12.06 23:09:07


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