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久々に村上春樹を読み返しました。これまでに一番引っ掛かりのあった作品です。どのページを見ても村上春樹作品であることは間違いないのですが、釈然としない作品の一つでした。今回もそんな気持ちを引きずりながら読み進めました。ところが前回読んだのが10数年前のことであり、今回は素直に楽しめました。本は読む時期、読者の精神的な背景で受取り方がずいぶん違うものだと思いました。この話は後にして先ずは簡単に内容紹介から。。。ネタがバレバレですからご注意を!街の地図(世界の終わり)内容は「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」に分かれており、この2つの物語が章ごとに交互に進行する、いつもながらの村上流の構成。「世界の終り」の物語は世界の終わりであるワンダーランドに入る主人公の話。ここは一角獣の住む越えることの出来ない壁で囲まれた街。ここの住人は影を切り落として心をなくした人々。影が切り離されても、影の生きているうちは心がある。やがて影は死に心がなくなる。過去の記憶は影の方が持っており、本人は殆ど記憶は失っている。主人公もこの街に来て、影を切り落とし心を失ってゆくひとり。そこの住人は「心を捨てれば安らぎがやってくる」と言う。心がなくなれば争いも何の欲望も存在しない。誰も傷つかないし、誰も傷つけない。勝利もなく、敗北もない。ここは心をなくした人々だけが淡々と暮らす街である。ここで主人公の葛藤が、影の死ぬ寸前まで続き結末を迎える。「ハードボイルド・ワンダーランド」の方はよりSF活劇的で暗号を取り扱う「計算士」として活躍する男が主人公。「計算士」とは潜在意識を利用した暗号化(シャフリング)を実施する特殊技能を持つ職業である。「計算士」の組織とそれに敵対する「記号士」組織があり、さらに「記号士」と手を組む「やみくろ」と呼ばれる東京の地下に巨大な巣を持つ生物群が登場する。ある時、主人公はこの暗号化を開発した老博士から依頼を受けたことをきっかけに「計算士」と「記号士」の両組織から追われることになる。さらに、シャフリングを実行するに当たり、主人公の脳には装置が組み込まれており、老博士から20数時間後に回路が切り替わり、すべての思考が潜在意識に閉じ込められてしまうと知らされる。これは現在の表層にある意識が切断されることで、死んだと同然の状態となることである。そして、主人公は双方の敵から逃れながら最後の時を迎える。この様に平行して2つの物語が進みますが、「ハードボイルド」の結末が、「世界の終わり」の始まりに繋がることが容易に分かります。即ち「ハードボイルド」の主人公の頭の中の回路が切り替わり、何故か閉ざされた街「世界の終わり」に辿りついたと考えられます。個人的には「世界の終わり」だけの長編にした方がシンプルに纏まったものになったと思います。村上春樹さんの作品は多分に読者の判断に結末を任せるものが多いので、受け取り方は様々で好きな人が自分の解釈で好きに読めばよいと思っております。しかし、読み返してこれだけ印象が違った小説は初めてです。それだけに、以前は何故面白いと思わなかったのだろうかと考えてみました。たぶん自分の精神状態の違いが受取り方を変えたのだと思いました。10数年前は仕事に追われ、子供にも手が掛かり、やらなければならないことは山積み。後先考えずに何事にも頑張ってました。そのような状態では単に非現実的で最後もスカッとしない、もやもやしたピンとこない作品に思えました。今は個人的な話になりますが、退職を間近に向かえ、一通り責任を果たしたような安堵感と、第二の人生に対する不安が入り混じった心境です。自分の人生の中ではモチベーションの波がとても低い状態にありますが、再出発に備えての充電時期と考えております。この物語は「心」を題材にしたものであり、自分の気持ちや心を見つめ直すヒントになりました。心がなくなれば悲しみもないかわりに喜びもない。物事に意味も求めず、争いもなく、ただ平和な人生が送れる。しかし、これでは「安らぎ」の代償に目的も辿りつくところもなく生きている甲斐が無いですね。それに気が付いた時「世界の終り」の主人公の最後の決断に何か光のようなものを見ることができました。そうです。いつまでも何か目的を持って、泣いたり笑ったり「心」を失わずに生きてゆきたいと思います。安住の地よりは人生の旅を続けたいと思います。Click here→ 【送料無料】世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上巻)価格:700円(税込、送料別)【送料無料】世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下巻)価格:620円(税込、送料別)
2012/03/30
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茨城県には水戸の偕楽園はじめ弘道館や筑波山の梅林など梅の見所がたくさんあります。今年は全国的に開花も遅くやっと咲き始めたようです。私の家の近くでもちらほら咲き始めました。散歩をしながら写真を一枚。。。桜のような派手さはないものの、毎年一足早く春を告げてくれる私の好きな花の1つです。
2012/03/24
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水戸の老舗ステーキ店でアイスクリームの鉄板焼きを食べました!鉄板の上にあるのは豆腐ではありません。正真正銘のアイスクリーム!意外と溶けないんですね。これにラム酒(?)で風味を付けて塊をお皿へ。次に溶けて残ったアイスクリームにキウイを練りこむように溶かしてソース作り。少しクリーム色に色が変わってきます。そして、お皿のアイスクリームへ手際よくトロ~とかけます。最後にカシスの実を鉄板上で練ってトッピング。これにオレンジを添えて出来上がり。ソースの味は何ともいえない風味が加わり、アイスクリームの塊は適度に柔らかくなり最高の味わいでした。もちろん、ステーキや海老も美味しかったのですが、アイスクリームの鉄板焼きは珍しいだけではなくて、鉄板焼きならではの風味と柔らかさがあり絶品でした。
2012/03/24
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昨日の3月17日は彼岸の入りでお墓参りに行きました。あいにく小雨でしたが、お線香が消えるほどではなく、母と家内との3人で父の墓に花と線香を供えて来ました。傘を差しながら、そっと手を合わせると、ふと父が微笑えんだように思いました。帰りに父の好きだった実家近くの馴染みの和食屋さんで、春の懐石膳を食べました。春らしい彩りの美味しい食材にすっかり満足。先付けに出た白子の裏ごしを使ったゼリー。フグのだしと白子が最高のマッチング。お造りは梅の花があしらわれ、春らしい季節もの。鯛、さより、赤貝のお刺身が絶品でした。特にご主人お薦めの鯛頭の酒盗焼きは最高でした。これは鯛の兜焼きですが、ご主人こだわりの酒盗と呼ばれる独自のたれで焼き上げたもので、比較的淡白な鯛に味噌味っぽい酒盗が絶妙でした。桜が咲く季節の鯛は桜鯛と呼ばれ、最もおいしくなると言われているそうです。
2012/03/18
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今日3月11日が東日本大震災から1年。政府主催の追悼式が行われ、天皇皇后両陛下が出席され、追悼のお言葉を述べられました。思いやりが深く感じられ、復興とこれから安心して生活できる日本を築かれることを願う心に響く内容でした。陛下は術後の療養中でありながら、自ら強く望んでご出席されました。傍らには陛下をそっと気遣う皇后陛下が同伴されて居りました。私は陛下のお言葉と参列されているお姿を拝見し、我々の忘れてしまった純粋で大切なものを取り戻した思いがいたしました。思いやりの心、助け合いと感謝の気持ち、負けない気持ちと努力、そして安全な国土作り。この気持ちが日本人の原点であり、これらの復活が目標ではないでしょうか。庭には昨年と同じように同じ花が少しづつ咲き始めました。自然に感謝し、自然を守る。これも今を生きる我々の未来へ向けての大切な義務だと思います。
2012/03/11
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この時期、殆どの畑に緑は少ないのですが、この辺りではネギと白菜の畑だけがにぎやかです。冬場の鍋料理にはどちらも欠かせない野菜ですね。大きな面積のネギ畑が時々あります。通りかかったこの畑も大きく、いちめんのネギ畑でした。 写真クリックで少しだけ大きくなります写真を撮りましたが、見た時ほど「いちめんの」という感じが出ていなかったので、画像のビット数を落としてみました。いちめんのネギ畑の感じが少しは伝わるでしょうか。
2012/03/07
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中島君は彼女の理恵さんに夢中ですがあまり目がなさそうです。Aさん: 理恵がさあ、酒で今朝、朝帰りBさん: 中島はマジかな Aさん: 何回目だ。ダメいかんなBさん: 世の中ね。顔かお金かなのよ何と言うことないうわさ話ですが。。。実は回文。逆から読んでも同じ文章です。「たけやぶやけた」みたいな。Aさん: りえがさあ、さけでけさ、あさがえりBさん: なかじままじかな Aさん: なんかいめだ。だめいかんなBさん: よのなかねかおかおかねかなのよ中島君には気の毒ですが面白いでしょ(笑)注:それぞれの文章(回文)はあちこちから拝借いたしました。 【送料無料】回文ことば遊び資料館価格:1,890円(税込、送料別) 【送料無料】回文源氏物語価格:1,050円(税込、送料別) 【送料無料】中が回文、全部いかがかな?価格:1,050円(税込、送料別)
2012/03/04
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鬼怒川のほとりにある、お蕎麦屋さんに行きました。入り口に椿にしては大き目の綺麗な花が満開でした。ひな祭りを祝うような桃色の花です。 写真をクリックで拡大します立春からひと月が経ち、もう少しで春のお彼岸ですね。さすがに、ここ茨城でも厳しい寒さは和らぎ春の気配が感じられます。まだ先週は雪も降りましたが、淡い雪はすぐに溶けて、三寒四温で少しずつ温かさが。。。椿で春を感じたことは、これまで記憶にありませんが昨日見た椿は確かに春の訪れを予感させてくれました。
2012/03/03
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