Happy Valley Blog

Happy Valley Blog

PR

Comments

araiguma321 @ Re[1]:奥津温泉 河鹿園 志功湯 岡山鏡野町 2025.11(11/22) kiki ☆さんへ 季節がよくなるといきたく…
araiguma321 @ Re[1]:大山、烏ケ山 2025.11(11/17) うしまるさんへ 危ないことがお好きなう…
kiki ☆ @ Re:奥津温泉 河鹿園 志功湯 岡山鏡野町 2025.11(11/22) リピーターですね。やはり、良い温泉は通…
うしまる@ Re:大山、烏ケ山 2025.11(11/17) だいせんも良いですけど、からすがせんも…
araiguma321 @ Re:薔薇とかぼちゃ 練馬 2025.11(11/19) おさきにぃ、でした こちらの園、いつも大…
kiki ☆ @ Re:薔薇とかぼちゃ 練馬 2025.11(11/19) お、まさか先を越されていたとは..(笑)…
araiguma321 @ Re[1]:大山、烏ケ山 2025.11(11/17) kiki ☆さんへ ほんと、冷えますねぇ。バ…
kiki ☆ @ Re:大山、烏ケ山 2025.11(11/17) 急に冷え込んできましたね。 今話題の鳥…
araiguma321 @ Re[1]:花火 2025.10(10/19) うしまるさんへ お褒めいただき嬉しいで…
うしまる@ Re:花火 2025.10(10/19) おおおー! ٩(ˊᗜˋ*)و 動画凄く奇麗に映…

Free Space

新聞の堕落: 朝日の「記事」はどこまで信じられるか 朝日誤報事件と現場の真実
職務への献身: ポーツマスの旗 、冬の鷹、間宮林蔵、白い航跡、光る壁画
崇高 :  、共に在り、 原千畝、 争解決人、 色の魂、 クター・ハック、 跡のリンゴ、 メリカ本土を爆撃した男、 本国最後の帰還兵、 容所から来た遺書、 れる星は生きている
電力の振興と宿命 : 高熱隧道、死の淵を見た男、電力と震災、 田調書を読み解く
伝承なき悲劇 : 津浪と人間、天災と国防、三陸海岸大津波、関東大震災、 京都市計画の遺産
石油の呪縛 : 海賊とよばれた男、綻びゆくアメリカーディーン・プライス、勁草の人
組織の真贋と航空 : Jal再建の真実、推定脅威、虹の翼、永遠の0、零式戦闘機、 劇の発動機「誉」、 海に消ゆ、 ンダジェット
専断の惨禍 : 白い航跡、 イス諜報網の日米最終工作 
敗者の法理 : プリズンの満月、"この命、義に捧ぐ"、やくざと芸能と 
鎮魂 : 慟哭の海峡、烏の浜、 者たちは海に向かった、 首の記憶、 の墓標、 ンジェルフライト
高水準言語としての日本語  日本語の科学が世界を変える 日本語を作った男
本づくり : "紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている"、舟を編む、 書になった男
闇にかかわる : 闇の絵巻、闇のひらめき、 生をいじくり回してはいけない
停滞 :  メリカ、 A verage is Over(大格差)、 活過保護クライシス、 録!熱血ケースワーカー物語、 方消滅、 院消滅、 京劣化、 境の人びと
再生 : ローマ法王に米を食べさせた男、 井モデル、 陸資本主義、 い物難民を救え!、 張再生市長、 じめての福島学、 るさとをつくる、 ・観光立国論、 えは必ずある、 園回帰1%戦略
資本の堕落 : 世界を操る支配者の正体、倒れゆく巨象、 簿の世界史、 P redator Nation(強欲の帝国)、 E nd This Depression Now!(さっさと不況を終わらせろ)、 T he Great Devide(世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠)、 んがり、 幕、 り捨てSONY

Favorite Blog

12/2は今年最後の笑… New! 湯元榊原舘さん

Florence Delattre … kiki ☆さん

岡山のカレーナナさん 潮彩きらら 祥吉さん

車中泊旅のお供、ポ… かずやんの旅日誌管理人さん

秘湯、名湯!日本全… rururu_greenさん
パクス・ジャポニカ… たけB777さん
Canon Boy のブログ Canon Boyさん
出羽の国、エミシの… TERRY2015さん
伊賀へいらっしゃい さんけんろうさん
峠幾三のちいさな発… 峠幾三さん

Category

カテゴリ未分類

(2)

温泉

(152)

(22)

(34)

ダム

(10)

Tour

(82)

工夫

(108)

農業

(32)

(24)

(173)

音楽(Jan Garbarekはじめ)

(200)

(37)

映画

(33)

心地よい動画

(8)

ラジオドラマ

(2)

日常

(13)
Oct 22, 2014
XML
テーマ: 私の図書(49)
カテゴリ:
若き日本の肖像 寺島実郎 2000年
 ー1900年、欧州への旅ー

 一世紀前、植民地主義と戦争が猛威を振るうことになる20世紀を志士たちがどのように迎えたのか、欧州との関係で紐解とき、21世紀、新世紀を迎える日本の心構えを説いたもの。100年以上前の志士たちの気迫、緊張、気負い、迷い等の息吹を教えてくれ、妙に力が湧いてきます。

 秋山真之、益田孝、渋沢栄一、夏目漱石、西園寺公望、川上音二郎、南方熊楠、青山光子、明石元二郎、広瀬武夫、小村寿太郎、森鴎外等の輝かしい功績の裏にあった彼らの気迫、気概、苦悩、思考を覗き見させてもらった気がする。
 その相手である欧州については、パリ、ロンドン、ウィーン、ローマ、マドリード、ハーグ、サンクト・ペテルブルグ、ベルリンを舞台に、ピカソ、マルクス、ニコライ二世、ケインズ、ムッソリーニ、ヒトラー、フランコ、フロイド、ドラッカー等を通じて、帝政、共和制、資本主義、共産主義、ファシズム、社会主義、軍国主義、利己主義、人種差別、カトリックがなんたるかを解き明かしてくれる。
 そして、我々の迎えた新世紀について、欧州の社民主義、ステークホルダー資本主義と、米国の株主資本主義を対比し、それらの未来とも対峙する日本の心構えを説いている。

 数々のエピソードが紹介されまして、眠っていた気持ちが鼓舞されました。また、漱石がロンドン留学中、苦悩の内に冷静に暗澹たる面持で、日本の開花と世界の未来をみていたことがよくわかりました。

 1900年 鏡子への手紙
        パリの繁華と堕落は驚くべきものなり



 1902年 義父中根重一宛
        カールマルクスの所論の如きは、
       単に純粋の理屈としても欠点有えべくとは存候へども、
       今日の世界にこの説の出づるは当然の事と存候。
        ただ己のみを考ふる数多の人間に萬金を与へ候とも、
       ただ財産の不均衡より国歩の艱難を生ずる虞あるのみと存候。
        欧州今日文明の失敗は明かに貧富の懸隔甚しきに基因致候。

  後年 曰く 不愉快の二年なり。哀れなる生活を営みたり。

 1911年 「現代日本の開化」講演

       皮相上滑りの開化である。

        戦勝後、上滑りの開花に対する問題意識を見失い、
       「虚ろな自己過信」に陥っていく日本への危機感が
       表されているそうです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Nov 18, 2014 11:18:42 PM
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: