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☆ α7S + XR RIKENON 50mm F2の巻 ☆さてこのα7Sの前、随分前に母艦となるカメラをα7RIIに変えた時「オヤ?」とその描写に首を傾げたレンズ「XR RIKENON 50mm F2」を今回使ってみました。α7RIIで何度となく使っているとボケが緻密になったという感じで繋がりがなめらかに感じで随分変わった印象を受けました、α7RIIのローパスフィルターレスのおかげもあってか随分と抜けの良い描写が目に付きましたねえ。今回はα7RIIの高画素(4,200万画素)からいきなりの低画素機(1,200万画素)へ変わりどんな画を見せてくれるのか楽しみです。まずはテストフィールドを一通り開放で...[柿の木](f/2, 1/8000, ISO100)とても良い天気のせいもありますが、色がハッキリ出てますね。そして開放f/2ですからフォーカス面のシャープさが際立ちます。こうしたちょっとした遠景では背景で見られる奥の建物などのボケ方にいままでにない柔らかさが見られます...でもこの描写は強めの周辺減光も含めやはりこのレンズらしいと言えるかもしれません(笑)。[Windmill](f/2, 1/6400, ISO100)こうしたアングルでも周辺減光にはしっかり見られます。本来こうしたシャープなフォーカス面と裏腹に距離のある背景にざわつく傾向が強いのですが、これはα7Sの階調性の高さゆえかそうした傾向を和らげているようです。[下鶴馬 氷川神社](f/2, 1/2000, ISO100)<f/1.2>のRokkorの大将の描写ほどではありませんが、前ボケも含めこの一枚には感心します。高画素機に見られる木々の葉の精細感には届きませんが、階調で見せるふくよかなボリュウーム感が素敵です。フォーカスされたしめ縄周辺の臨場感もしっかり出ているのが分かります、光と影が演出する陰影に富んだ空気感も立派なものですよね。[狛犬](f/2, 1/500, ISO100)このテストフィールドの一枚は意外です。確かに背景に目をやると上部の木々に見られる「何でも丸くいたしますよ」的なこのレンズらしい描写はしっかり見られるのですが、参道から本堂に至る描写に開放でこれほど距離感が出ているものはこのレンズ場合あまり見られません...いい塩梅に木々の影が入ったせいですかねえ^^;)。[鈴縄](f/2, 1/1250, ISO100)これは大将「MC ROKKOR-PG 58mm F1.2」と同じアングルで撮ってみたものですが、ピント面を中心にはっきりと空気感が違うのが分かりますね、やはりあのRokkor+「コク深め」にはかないませんね(笑)。描写の特徴が違いますよね、こちらは比較的エッジをハッキリ出してくる方ですし...でもこうして見ると平面が多いせいかとてもボケが正攻法で素直にボケてくれます^^。[ナンテン](f/2, 1/125, ISO100)これもボケがおとなしいんですよねえ。「MC ROKKOR-PG 58mm F1.2」ほどのコクはありませんが、背景のブロック塀までの空間がしっかり感じられます...意外(笑)。南天の実を見るとエッジをハッキリ出すのが納得するくらい顕著な浮き上がり方ですよね^^。なんかここまでのテストフィールドを含めあまりにまっとうなレンズみたいで不思議に感じられるくらいです。[Mailbox](f/2, 1/1000, ISO100)比べてみましたよ、このアングル。開放f/2ではあまり面白みがなくなりますね(笑)。このレンズだと確かにエッジは強めですが独特な空気を感じるわけでもなく、Mailboxの質感の素直な感じが強くて...というその金属表面のヘアライン仕上げを強調するわけでもなく「素直な」というところにこのα7Sの画質が出てるのかもしれませんね。< XR RIKENON 50mm F2のフレア・丸ボケ >さてここでα7Sでの散歩撮で「定番」となりそうですが、レンズのフレア・ゴーストなどの出方をちょっと見てみたいと思います。[① Bicycle](f/2, 1/2000, ISO100)[② レッドロビン](f/2, 1/1600, ISO100)[③ ポンプ制御盤](f/2, 1/1000, ISO100)まず①の自転車では花も含め逆光でもしっかり色味が出ている中で右下に薄くフレアが出て若干コントラストが落ちてますね。<f開放・f/2>なのでこんなものなのかなと思いきや③ではしっかり・ハッキリ出ています(笑)。開放からシャープで比較的エッジがしっかり出る方なのでこのレンズではフレアがこれくらい出ても使い方で面白い描写が楽しめそうです。一方丸ボケ・玉ボケに関しては嫌味のない味のあるものだと思います...「Super-Takmar 55mm F1.8」も早く使ってみたいですね(笑)。しかし色はほんとに深いというか厚いというかハッキリ出ますねえ、α7Sならではでしょうかね^^。以上ここまではテストの意味合いも込めてすべて開放<f/2>での画像オンリーでした。ここからは絞りいろいろありのこのレンズらしいと思われる描写も含め見てみたいと思います...[集合住宅:遠景](f/5.6, 1/2000, ISO100)このレンズではいままで良く「解像度高そな描写が上手い」という表現をしてきましたが、この一枚などはまさにD700的というか...画素数どうのこうのではなく...なにより「気持ち良い」描写ですね。光源側に近い半逆光ですが陰影に富んだ描写も素敵だし、車の深い赤も強烈と言ってもいいくらい。この気持ち良さはD700を触っていなくても感じられるのではないでしょうか(笑)。[クロガネモチ](f/4, 1/1000, ISO100)この時期必ず撮ってる公園のクロガネモチですが、これもα7Sならではの一枚かもしれません...毎年撮っているので違いが分かる気がします。高画素ならではの精細感には欠けますが、実一つひとつにしっかりと丸みを感じられますし豊かな階調性を感じられる葉の描写など「見せ方」が他のα7シリーズとやはり違ってきますね。[Cobby](f/2, 1/500, ISO100)このレンズの開放でCobbyを気持ちよく撮れるところは健在です^^。太陽が低くてあまりに強い逆光だったのでCobbyを日陰に座ってもらったのですが、α7Sが素敵な柔らかさ加味してくれたようです。しかしこのレンズ、こういう極端な明るさの背景の中に見られる暴れも含めここまでの画像に背景の「荒れ」みたいなものが少ないのがちょっと「?」です。[アメジストセージ](f/2, 1/3200, ISO100)このレンズの醍醐味の一つに距離感も臨場感も感じさせない背景に開放でもシャープに出るフォーカス面が不思議な存在感を示す、まさにこのレンズならではの描写というのがあるんです。この一枚などは状況的にその線を狙えると思ってシャッターを切ったものですが、これです(笑)。変な言い方ですが奥に向けてアメジストセージの花たちがしっかり順序を確認できてしまうんですよねえ、ある意味背景に臨場感が見て取れるんです...おかしいなあです^^;)。最初の方に出てきた神社での「狛犬」にも感じましたが、あのボケの中に臨場感はなかなか出てくるレンズではないという認識でしたので...ちょっと「アレレ」です^^。[カタバミ](f/2.8, 1/100, ISO100)今回はこのレンズのいい味を引き出してくれたα7Sですが、最後もそんな一枚です。主役のカタバミを食ってしまうようなこの大きな葉の描写はとても良いと思いますが、いかがですか。ROKKORなどではこの葉を中心として絶妙な空気感を醸してくるんですが、そこがちょっと惜しいところです...ですがそういう空気感を期待してシャッター切るレンズじゃないのでびっくりしちゃうんですよねえ^^。奥のボケにやっとこのレンズらしいボケが見られますが、うるささを感じさせませんねえ^^;)。さてα7Sにこのレンズ...こうして見るとシャープさやボケの骨格となる部分は変わらないのですが、その描写に少なからず見られる変化がよく分かると思います。絵画のように丸い点を重ねて描くような特徴的なボケにしてもα7II・α7IIIの画を基準として見るとα7RIIでは緻密になりながら繋がりがなめらかに感じられました。それがこのα7Sになるとそのなめらかさの中に精細感が影を潜めながらも豊かなグラデーションによる柔らかな感触が強く出て「うるささ」を感じさせないボケになってきているようです...そこに思いもよらぬ臨場感が顔を出してくる機会が多くなってますからねえ...これは出番が多くなりそうです(笑)。そんな「気持ち良いレンズ」に変身したXR RIKENON 50mm F2での散歩撮、でも使うたびに「なにかしでかすレンズ」というところは相変わらずですねえ(笑)...という話題でした^^。2021年10月 江川周辺にて#α7S#XR_RIKENON_50mm_F2
2021.10.31
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☆ Audials One 2021 緊急情報(※解決済み) ☆10/28頃からAudials One 2021で「Amazon HD」を録音時いままで当たり前のように取得できていた最低限の曲情報「タイトル」「アーティスト」が消えてしまう症状が見られました。こんな感じです...まるでラジオ放送を録音しているような状態になってしまいます。加えて曲情報が取得できないせいか、組曲構成になっているアルバムなどでは困ったことが起こりました。これはPopol Vuhというアーティストのアルバムですが、チューンナンバーの1.~3.が組曲のような構成になってます。みなさんもアルバム情報などを見つける時に使っているかと思いますが、「Discogs」を見ると...このようにアルバムA面1曲のように使った曲ですが、Amazon HDにあるように1.「Dream Part 4」~3.「Part 49」の3曲として曲番号としてふられています。今までなら曲自体切れ目がなくてもAmazon HDの表示通り1.~3.という曲に振り分けられていました。事実SD音質でのダウンロードだと1.~3.と分割してちゃんと3曲として取り込まれます。ですが今回の「amazon music アプリ」のアップデート後は、一番上の画像のように曲情報が取得できずにAudials One 2021で録音後は...3つのパートになっている曲が1曲としてしか録音できませんでした(上のタイトルは後から自分で入れたものです)。これは困りましたねえ、この状態が続くといままでだって「チューンナンバー」や「アルバムタイトル」がつかないことが多いのでタグ修正に手間を掛けているところへ、すべての曲情報を入力することになる。挙げ句に組曲風な曲ではAmazon HDの複数のプレイリストに振り分けて録音するなど工夫が必要となってきそうだったですからねえ^^;)。しばらく状況を見ながら本家「Audials One 2022(すでに最新になっていますので)」のフォーラムほかを覗いてみたんですが、そこで見られたのがAmazon HDでのいろいろな不具合が出ているらしく様々なコメント・質問がアップされていました。その中で見えてきたのが、ソフトメーカー側の素早い応答です、日付にしてほぼ数日の間にアップデータが上げられており...問題解決に至っているのを確認できました。そんな状況のなかでこれを書いている10/30にAudials One 2021を起ち上げてみるとさっそくメイン画面下に黄色で「ストリーミングサービスの更新があります...」の表示がありクリックして再起動させてみると...どうでしょう...今まで通り、あいかわらずアルバム情報はいい加減ですが(笑)「タイトル」「アーティスト」情報はしっかり取得できていました。たぶん「ストリーミングサービスの更新」によって<メニュー→オプション>で見られるAmazon HDのプラグインへの何らかの改善アップデートがされたんだと思います。まあもう使うのしんどくなるかと思われましたが、たったほぼ二日での更新という速さは驚きですね。そんな慌てさせられて...すぐに安心させられた話題でした...^^。2021年10月 自宅にて#Audials_One _2021
2021.10.30
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☆ α7S + MC ROKKOR-PG 58mm F1.2の巻 ☆さあ「α7S」で待ちに待ったROKKOR組の大将「MC ROKKOR-PG 58mm F1.2」の登場となりました。α7RIIそしてα7IIIで見せた「コク深め」の描写をこのα7Sではどんな形で示してくれるのかどうなのか、これまた興味津々なところですよねえ。α7IIIより160gほど軽いα7Sですが、さすがにこの金属とレンズの塊の代表のようなレンズ(475g)を付けると標準レンズとは思えないズッシリ感です...でも手ブレ補正のないカメラですからある意味その方が安心ではあります...もう、まんまD700感覚です(笑)。今回は休日も一日入ってますからけっこう面白い散歩撮となりました、さっそく見ていきましょうか...[柿の木](f/1.2, 1/3200, ISO100)まずはテストフィールドで確認です。これほんと最低限の調整で済ませた画像ですが、やはり柔らかいですよねえ。そして目を引くのがここまで見てきたように遠景に見られる建物の絶妙なボケに例のふくよかな感触が見られること...α7RIIとは随分違いますよね...私は好きですが、これって好みの分かれるところかもしれませんね。α7Sで6本目となるレンズですが、色味以外ほぼ撮って出しのJpegの時はもちろんですがこれまでの「α7S」のRAW画像をLightroomで現像していて思うのは、あまり手を入れたくないということですかねえ。光のせいで「いまひとつ」という画像はそれなりに各パラメータを触って調整しますが、他の多くの画像が日陰での青みの調節や明度の微調整くらいで終わることが増えてきました。RAWとしてのレタッチ耐性が低いというわけではなく、「α7S」の味みたいなものが触れば触るほど削がれていく感じがして、結局が調整前に戻ることが結構あるんですねえ。最近のα7S関連の記事の中でも何回も書いてますが、「ほぼ撮って出し」がほんと多いんですよね。明るさひとつとっても撮影時<-0.3EV>を基準にしているD700(ベース感度はISO200)同様に<±0EV>では比較的明るめに出てくる気がします。なんかそんなところにも1,200万画素に共通するものを感じますが...これは気のせいでしょうかねえ^^;)。[アサガオ](f/2.8, 1/800, ISO100)この空気感はどうでしょう、ROKKOR的ということもあるんですがD700同様の「1画素の余裕」をSonyが味付けしたらこうなりましたという感じがしてしょうがないです(笑)。インフォーカスの手すりにのった葉の周辺に見られるタッチにそんなところが強く感じられます。[サザンカ](f/1.2, 1/1250, ISO100, +1.0EV)背景のボケ描写などを含め「コク深め」がジワジワ感じられます^^。α7SのWB(ホワイトバランス)はここまで見てきてほぼα7II同様(共通)な安定感を感じます。私にはこれがとてもポイント高いです...α7IIほど「Cool」さは感じさせませんが、Sonyの標準型CMOSセンサーで撮ってるなあという実感は間違えなくありますね^^。[タカノハススキ](f/1.2, 1/1600, ISO100)残念ながら雨も降ってきそうな天候でしたので「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」のときのような輝きはありませんが柔らかさは絶品ですね、きれいに揃った奥の穂にピントが行っているせいか奥で乱舞しているくらいな枝も荒れる気配もありません。わずかにフェンス越しに見える遠景に<f/1.2>らしいボケが見られます、それくらい近場の枝たちが絶妙なボケで描写されています。Nikkorの「Ai Nikkor 50mm F1.4S」の時に近いのですが、こちらの臨場感には遥か及びません...こちらはf/1.2ですけど、さすがROKKOR組大将です(笑)。ここまでが雨の心配で傘を散歩バッグに忍ばせての散歩撮でした、ここからは翌日のカラッと晴れた私の休日のものになります。[Windmill](f/2, 1/6400, ISO100)こちらもテストフィールドなんですが、開放だと1/8000を軽く超えてしまうので残念ながら1段絞りました...もうテストになりませんが(笑)。インフォーカスにはなんの問題もありません、それどころか風車のそばの葉たちがまるで中望遠で撮ったかのような立体感を見せてます。それとやはり豊かな階調性がボケに与える影響ってけっこうありそうですね、α7RIIやα7IIIのような精細感には欠けるかもですが、逆にざわつくことがなくふくよかななめらかさを醸しているようです。[だまし絵?アカトンボ](f/2, 1/4000, ISO100)これどんなふうに見えますか?主役のアカトンボの影がパイプに写ったように見えたりしませんかねえ、でもしっかり尻尾の手前に針金が見えてますよね...影であるはずがないです^^。まあいい形に影のようになっているのはパイプの上に留まったもう一匹のトンボなんです。このレンズの最短くらいで寄ってますから、ボケてこんな影みたいになってしまいましたという一枚です(笑)。[下鶴馬 氷川神社](f/1.2, 1/6400, ISO100)そしてこれがもうビックリの一枚。まず色がいいですよねえ...このカメラで良かったと思わせてくれる一枚です。このレンズでα7RIIでのこの神社のものもどっしりとした重厚感を感じさせてくれるものでしたが、ここまで木々をいきいきと描写したものには及ばなかったです。前ボケになった鳥居もなんと柔らかくかつ自然な描写なんでしょう、「白」が白として気持ちよく...α7RIIでのフリンジ付きで硬めにがでたものと比べようがないくらいです(笑)。そしてやはり1,200万画素と4,200万画素の違いでしょうか、本堂のしめ縄にこちらはハッキリ滲みが見られます、α7RIIの時はかなり拡大してようやく見られました...こうなるとボケに違いが出て当たり前のような気がしますよね。[狛犬](f/1.2, 1/2000, ISO100)これもよくテストに使うんですが、ちょっと今回は狛犬に寄りすぎました...まるでいつぞやの「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」で撮ったような写りになってます^^;)。しかしこのf/1.2はよくボケますねえ(笑)、[鈴縄 #1](f/1.2, 1/2500, ISO100)[鈴縄](f/2.8, 1/640, ISO100)上の2枚は神社の鈴縄を撮ったもので、開放と2段以上絞ったものとの比較です。このくらいの距離と光だとどちらもフォーカス面はシャープに出ています。ただしこのレンズのエッジを強調しないところはしっかり見られるのですが、この文字などに見られるような色のハッキリした出方はちょっとお驚きです。α7Sの厚みのある色に「コク深め」が加わるとこんなに描写が変わるのでしょうかねえ(笑)。[ナンテン](f/1.2, 1/250, ISO100)そんなところを見たくてこの一枚は色味にはほぼ手を入れてません、α7Sはこれまでも指摘しているようにα7IIIのように赤みが少し強く出る傾向もなくα7II同様に素直な傾向だと思いますが、ここでも日陰で青みが少し強くなってます。でもそこにこのレンズの「コク深め」の要素が加わって背景も葉も素敵な空気を伴った描写になってます...とても美味しいですよねえ(笑)。[Mailbox](f/1.2, 1/2500, ISO100)ちょっとCoolな一枚です。建設中のアパートの郵便受けができたてだったのできれいなところをいただきました。こういう被写体だけに<Cool=冷たい>という印象になるかと思ったのですが、どこか温かみ(柔らかな)が感じられるので意外でした...ちょっと他のオールドレンズでも試してみようと思ってます...カメラの描写なのかレンズの描写なのかはっきりさせたいですね^^。<MC ROKKOR-PG 58mm F1.2のフレア・ゴースト>さて最後にこのレンズでハッキリとゴーストが出たお話です。やはりα7Sは「フレア・ゴースト」が出やすいのかもしれませんね、それも楽しいゴーストなのでたまりません(笑)。[メタセコイア](f/1.2, 1/800, ISO100)[同上](f/1.2, 1/640, ISO100)いつもこの時期紅葉の始まるメタセコイヤの葉を撮ろうと一枚上のようなアングルで「透過」を狙ったのですが、直射光がカメラに当たった途端にレインボーが見えたんですね...下がそのゴーストが出たものです、それもダブルレインボーですから驚きです(笑)。一緒に出たフレアなどはそれほど邪魔していませんし、これはますます楽しくなってきますよねえ。[ポンプ制御盤](f/1.2, 1/2500, ISO100)[同上](f/2, 1/1000, ISO100)こちらもゴーストなんですが、なんとも形に覚えがあるなあと思ったら「MD ROKKOR 50mm F1.4」をα7RIIで使ったときの開放で逆光時でた形に似ています...あれは「コーティング剥がれ」かと思ったんですが、どうやら違いそうです^^;)。ゴーストの上(画面右上部)を見るとスパッとゴーストがまっすぐ切れてます、レンズ・カメラ内でどう反射しているんですかねえ(笑)...こちらは1段絞って<f/2>では解消していますね。でもまあしかし、この「コク深め」のレンズで「メタセコイヤ」のような使えそうなゴーストまで楽しめるかと思うとこの(太陽の低い)冬は随分と楽しめそうです^^。なんだかレンズを変えると課題がどんどん増えてきそうですね(笑)。またそこが楽しい散歩撮なんですが...そんな楽しい話題でした^^。2021年10月 江川周辺にて#α7S#MC_ROKKOR-PG_58mm_F1.2
2021.10.30
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☆ α7S + APO-LANTHAR 50mm F2の巻 ☆今回は「FE100mm F2.8 STF GM」に続き「APO-LANTHAR 50mm F2」の登場です。純正同様にこのレンズも高解像なレンズですのでα7IIIでの使用の方が勝りそうなのですが、一応確認のために使ってみました^^;)。普段このレンズや「FE100mm F2.8 STF GM」はほとんどα7IIIで使いますが、高画素機の「α7RII」を使っていた時は絞るとやはり恐ろしいほどの解像感が見られたものです。低画素機の「α7S」ならどんな描写をしてくれるのか、<f/2.8>での独特な「背景の別世界」が見られるのかなど気になるポイントを検証してみたいところですね。でもこのカメラ(α7S)で撮っていると、α7RIIでオールドレンズを使った時も感じたのですが今までとボケの描写に変化が見られることがまず挙げられますね、前回までの「FE100mm F2.8 STF GM」では緻密なボケの中に感じていた空気感が豊かな階調でふくよかなボケ味に変わったように「空気感の変化」が見られました...そんなところも興味津々ですね。それではさっそく散歩撮の様子を見ていきましょうか...[カードリーダー・カバー](f/2, 1/60, ISO1000, -1.0EV)まずは前日の夜にレンズをα7Sに付けて防湿庫にしまう前の一枚でデスクトップにあるカードリーダーにかけた布製のカバーを撮ったものです。薄いピント面にカバーの丸まった部分がクッキリ写っています、背景ボケの中に若干ノイジーに感じる部分があるんですが、これってα7Sの描写に多く見られるボケのパターンみたいですね。驚きはテーブルに反射しているカバーの様子ですよね、<ISO1000>でこの繊細なタッチ(空気感)が出るんですねえ、ビックリです^^。目をそのまま右方向へ移していくと被写界深度に入ったテーブル表面の模様がハッキリしてきますから思わず「オーッ」となりました(笑)。[氷川神社のニャンコ #1](f/2, 1/6400, ISO100)動物(ペット)写真は「目が命」とは良く言ったもので、開放でもしっかり捉えるといきいきとした描写になります。[氷川神社のニャンコ #2](f/2, 1/400, ISO100, +1.0EV)[氷川神社のニャンコ #3](f/2, 1/125, ISO100, +1.7EV)こちらの2枚は逆光になってしまったのでどちらも+1.0EV以上露出補正をプラスしてます。さすがに下の一枚は体の真っ白な部分が飛んでしまいましたが、フォーカスされた頭部の自然で素敵なインパクトが強くてあまり気になりません(笑)。この2枚の写真の克明に描写されたニャンコのどちらの目にもうちのCobbyが写ってます。上は「伏せ」をして待っている姿で、下は私のしつこい撮影に飽きてきてウロウロし始めた姿です(笑)。そんなところまで1,200万画素の「α7S」でも分かってしまうくらいの解像感...すごいですね^^。[雲居の瀧・湧水](f/2.8, 1/50, ISO1600, -0.64EV)手前の葉の美しさを主にして湧水口(丸い部分)をボカしてみると、また渋い描写をしてくれます。あいかわらずα7Sの葉の緑は素晴らしい色の出方で感心させられますし、このレンズの<f/2.8>の絶妙なボケの味わいが感じられます。[ヤブミョウガ](f/2.8, 1/60, ISO500, -0.7EV)「FE100mm F2.8 STF GM」の時に強く感じられたのですが、どうもこのα7Sで撮ると豊かな階調性のためかボケに精細感よりもやんわりしたことろが強く出るようで、このレンズでも共通したものを感じます。純正・Voigtlanderのどちらにも見慣れたボケ描写とはちょっと違うところが見られるので、近いうちに「柔らかシャープ」な描写でエッジからやんわり素敵にボケる「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」をこの「α7S」で使ってみようかと思ってます^^;)。[White Rose](f/2.8, 1/2000, ISO100)こういうタッチも良いですねえ、ちょうど一番最初のPCテーブルでの写真の如き感触です...ほぼ撮って出しの画像です。トゲのある枝に阻まれてチクチク痛い思いをしながら枝の中に潜ったのですが、その枝が密集していてこの枝被りしか撮れませんでした(笑)。花びらも素敵ですが、花の前にかぶった枝たちのトゲを含めた描写がとても良かったのでアップしてみました。[Growing Autumn Leaves](f/2.8, 1/3200, ISO100)もうこれだけ赤くなってきたモミジバフウです、。光も違いますが、先日の「FE100mm F2.8 STF GM」の一枚とは大違い(笑)。強めの日差しのおかげで葉一枚一枚の立体感がしっかり出ています、背景の建物も順光ながらそれぞれの距離感がしっかり描写されていますね。[キラリ☆ふじみ](f/4, 1/800, ISO100)そしてこの一枚に見るようにあの「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」が描いた建売住宅のチラシのような絶妙なボケを見られる季節がやってきました...時間的にはあともう少しでしょうか(笑)。左に見えるちょっと寂しくなった大きな木が紅葉し始めて十分に陽が当たるのを待つ感じです。今までほぼパンフォーカスのようになっていたこのレンズでも...ピントは池の中央より手前、池に映る塔の中ほど...光の透過している左の建物などに絶妙なボケが見え始めています。これってもしかしてα7IIやα7IIIでなくて(1,200万画素の)α7Sだからなのでしょうかねえ...面白くなってきました(笑)。[素敵な実](f/2, 1/800, ISO100, +0.7EV)そして最後の一枚は素敵な空気と距離感を醸しながらの爽やかな一枚です。状態の良い粒の揃った小さなたくさんの実が逆光ながらとても美しい描写をしてくれました。プラス補正された背景も、どちらかというと少し(冷たく)固めに出がちなこのレンズなんですが、良い出方をするんですよねえこのα7Sは^^。さていろんな課題が出てきた感じです。新しい(母艦となる)カメラが来るといつもですが(笑)。毎日少ないながらも撮影(散歩撮)できる状況ですから、どんどんレンズ変えて撮ってみたいところですね。そしてじっくり観察しながら「α7S」の使い所(長所・短所)を掴んでいきましょうか。次はそろそろROKKORかな...^^。2021年10月 キラリ☆ふじみほかにて#α7S#APO-LANTHAR_50mm_F2
2021.10.29
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さて今回はあの暗い氷川の森(雲居の瀧)へ「FE100mm F2.8 STF GM」を付けてまた行ってきました。ISOオートを使わずになるべくベース感度に近いISO感度で撮影するために「手ブレ補正付き」のこのレンズではどのくらいまでシャッタースピードを落とせるかを確認してきました。こう書くとなぜ高感度に強い「α7S」をわざわざ低ISOで撮ろうとするのか不思議に聞こえるかもしれませんね(笑)。前々回のブログを見ていただければお分かりのように「撮れれば良い」のであればこうしたテストはまったく不要で[ISOオート:100-12800]の設定でこの暗い森での撮影は全然OKなんです。今回のテストの趣旨は「FE100mm F2.8 STF GM」がその持ち味としている精細感の高い描写と絶妙なボケ描写を両立させるためにできるだけベース感度に近いISO感度で撮りたいということ。ならば今までこの森でα7RIIでは無理だったがα7IIIなら[ISOオート:100-400 or 800]&[最低シャッタースピード:1/60]の設定でなんとかその描写を可能としていたものと比べて「α7S」ならではの持ち味を発揮できるようにするためにはその上記設定をどのようにセットできるだろうかというのが趣旨となります。その上で今回はシャッタースピードに重点を置いて試してみましたが、どうも「α7S」の長所と短所(と思えるところ)が見えてくるテストだったようです。それではとても暗い氷川の森(雲居の瀧)へご案内します...^^[Test 1:T5.6](T5.6, 1/15, ISO400, -1.0EV)[Test 2:T6.3](T6.3, 1/13, ISO400, -1.0EV)[Test 3:T7.1](T7.1, 1/10, ISO400, -1.0EV)[Test 4:T8](T8, 1/8, ISO400, -1.0EV)今回は先述したように「α7S」の長所でもあり短所でもありと言えそうなポイントをまず挙げてみたいと思います。一挙に<T5.6:(被写界深度)f/2.8>から<T8:f/4>までご覧いただきました。いかがですか...前々回のISO3200・ISO6400の画像を紹介した<こちらのブログ>とぜひ比較してみてください。フォーカスされたヤブミョウガの実の描写には両日ともにISO400でもISO6400でも大げさに言えば遜色無しなんですよねえ。そして微妙以上に違うかと思われた背景の「絶妙なボケ」の中にあるこのレンズ特有の空気感というところなんですが、どうもノイズ感による違いよりも「1,200万画素の限界」かもしれないと思えてくるところがあるんです。ですから長所としての「高感度に強い」というところは間違えなく発揮されておりますが、ストレートに短所と言ってよいかは微妙ですが、このレンズの解像感の高い描写はこうした実に率直に反映されてますが、ボケには「要・高解像」なのではというところが見え隠れするんです(笑)。その本来このレンズが持つ「高解像なボケの描写」にα7Sが追いついていないのかもしれない...ということなんです。これにいついては後ほどα7IIIの画像との比較で見てみたいと思います。ただこうして4枚のレンズの絞りで言えば1段分の違い(被写界深度で言うところのf/2.8~f/4)を画像で見てくると、この手ブレ補正の付いたレンズでなら<1/8~1/15>というシャッタースピードで撮影が可能であることが分かりました。焦点距離100mmですから常識的には絶対選択したくないSSですよね。α7IIIのようにカメラ本体の「5軸手ブレ補正」&レンズの「手ブレ補正」が一緒になって働いてくれる機種であれば「撮っちゃえ」となりますが、α7Sの場合なかなかですよね(笑)。ということでα7Sとしてはこの森では[ISOオート:100-3200]くらいでセットすればどうにでもなる感じです。[森の切り株](T5.6, 1/15, ISO400, -2.0EV)[チャノキ](T5.6, 1/10, ISO400)そしてこの2枚はISO12800で撮影されたものとの比較です。「切り株」ではやっとこの切り株の雨後の湿った質感などを含めこのレンズの良さが目に付きます。加えてアウトフォーカスエリアについても空気感が保たれている感じです。フォーカスポイントである切り株の少し割れた部分を中心にこの切り株が3D写真を見ている錯覚を起こすくらいな立体感ある描写になっていますよね^^。やはりISO400という安全地帯での描写ですからレンズの良さが担保されていると言ってもよいかと思います。そして「チャノキ」の方では肝心の花がしおれてしまって比較し難いですが、問題だった葉の描写ではトントンで背景のこのレンズらしいボケがしっかり見られるようになりました...この点は大きいですね。この2枚でもシャッタースピードを見ると<1/15&1/10>と厳しい数値になってますが、ブレは見られませんので「FE100mm F2.8 STF GM」の手ブレ補正は結構しっかり効くんだなと納得させられます...もちろんD700師匠のトレーニングで鍛えた「構え」の上での話です^^。[α7S:ISO800](T5.6, 1/60, ISO800, -2.0EV)[α7III:ISO400](T5.6, 1/15, ISO400, -0.7EV)そしてこちらの2枚は上が「α7S」で下が「α7III」のISO感度は違えど同じT値ものです...もちろん被写体・撮影時期・光の状態などが違います。ですがここでのポイントは先にちょっとお話しましたボケの描写に見られる解像感です。カメラの設定を同条件にセットして撮ってもα7IIIの方がこのボケの描写にフィルムで言えば「粒子の細かさ」のような精細感をより感じるんですよねえ。ここがα7Sより解像度の高い2,400万画素のメリットなのかなと思ってしまいます。つまりこのレンズのボケはこのα7III以上の高画素でよりあの素敵な空気感が描写されるのかもということですね。階調性ということでこのレンズのボケ描写を見るとやはり「α7S」の方に一日の長が見られるんですが、このボケは階調性(グラデーション)より高解像度(きめの細かさ)でより活きるということが言えるのかもしれません。そのことが逆に「α7S」でのヤブミョウガに見られるISO3200でもISO400でも遜色ないボケの理由なのかなと思われます。そうなると残念ながらこの「ヤブミョウガ」の描写ではα7RIIがこのレンズで苦手とした「ニホンカワトンボ」の時と同様にα7IIIに軍配が上がりそうです。やはり「α7III」はIII世代ではベースモデルとなっていますが、α7RIIIとα9の良いとこ取りと良く言われるようにオールマイティな部分がまさに長所なんですね...特に純正レンズでの話ですが。でもこちらの「α7S」も色の厚みや階調性という1画素の余裕がもたらす大きな魅力があるのも事実なところです。このカメラを使えば使うほどその点を感じさせられるのですが、次にそんなところを見ていただきたいと思います^^。[神社裏のニャンコ](T5.6, 1/200, ISO100)このニャンコの一枚などまさにこのレンズ、そしてこのカメラでなければ撮れない一枚ではないでしょうか...まるで背景が別次元ですよね。柔らかな背景の中にこのレンズのもたらす空気感が充満しています、ニャンコも精細感がありながらも鋭く切れ込むというより「やんわり」染み込むというフレイバーではないですか?良いと思います。[ニラ](T5.6, 1/640, ISO100)このレンズのα7Sなりの消化がされた背景の描写(空気感)と言えば良いのでしょうか、キメの細かさより階調性で見せる傾向が強いのであの別世界を描くかのような「格別感」は少し後退しますが、ボケに絶妙なふくよかさを加えてくれてます。[氷川の森・湧き水近く](T7.1, 1/125, ISO320)どうですかこのそれぞれの質感と[色]...これこそ『格別感』を与えてくれますよね^^。まさにその場の空気を感じさせてくれます、ほんと鳥肌モノ(笑)。加えてダイナミックレンジの広さを感じさせてくれるように、潰れのないシャドー部の粘り強さはピカイチです。[ナツメの木](T8, 1/125, ISO100, +1.3EV)この「爽快」そのものの描写はいかがですか?私は大好きです。上に見えるナツメの実をご覧ください、小さいながらも落ちる寸前のまさに美味しそうな『実り時』を感じさせてくれます。[タマスダレ](T5.6, 1/800, ISO100)そして最後の一枚はなんの手も加えていないRAWからJpegへ落としただけのものです...こうした手入れ不要の画像がとても多いのがこのカメラの好きなところですね。フォーカスされた一輪の花びらやマクロで撮ったのかと思うくらいのシベの描写も素敵ですが、被写界深度に入った手前から奥のボケ始めてからの細い葉のそれぞれの描写にはまさにノックアウトです。色の厚みそしてこのレンズらしい空気感は初めて触ったα7RIIでの精細感をはるかに上回る衝撃ですね。さて今回はISOオートの確認テストに始まりましたが、暗い森も含め通常[ISOオート:100-3200]で当面はいけそうです。まあヤブミョウガでのα7IIIに負けたのは残念ですが、得手不得手があるということで、今後色々なケースで検証してみたいところです...ですが、純正レンズはα7IIIに任せるのが一番かも(笑)。結果としてまたしても「高感度」の強さより『色の厚み』と『優しさ』を再確認できた散歩撮で、つくづく1画素の意味を感じさせてくれる「α7S」でした...^^。2021年10月 氷川の森ほかにて#α7S#FE100mm F2.8_STF_GM
2021.10.27
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今回は「α7S」でいよいよ大好きなRokkorレンズに取り掛かります。先代の「α7RII」でこのレンズを使い始めた時にも感じましたが、どうも新しいオールドレンズの母艦(カメラ)になった時に「アレッ」ということが多いです...なので今回もそれほど期待しないようにしてました(笑)。この日は空気は冷たいのですがとても天気が良くてどちらかというとこの「MC」のレンズ日和ではないんですよねえ、「自然光」からスタートしたかったところです^^;)。そういえば先日雨続きで撮影もできなくて現像するものもない暇な時に私の持っているRokkor組のレンズたちの系譜のようなものを作ってみました...何故か持ってる「MD ROKKOR 50mm F1.4」が入ってませんが、以前のブログを見ていただけると分かるのですがどうやらAC(アクロマチックコーティング)が剥がれてしまっているようでとても残念なんですがこの「緑のロッコール」のグループに入れることはできないという理由です^^;)。またできればこの次に狙っている「MC ROKKOR-PF 58mm F1.4」が手に入ればまたこのファミリーツリーに加えることができるのですが...いつになりますかねえ(笑)。今回はそんな緑のロッコール組の一員で1973年生まれの「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」を「α7S」につけての散歩撮です。Cobbyの選ぶコースによりますが、休日以外は主役がCobbyなのでほんと最近は残念ながら撮影枚数が少ないですねえ^^;)。そんな数打てなかった散歩撮ですが「α7S」がMCでどんな画を出してくるか見てみましょう...[トンボの羽休め](f/2.8, 1/2500, ISO100)今回で「α7S」に付けたレンズが4本目ですが、RAWから現像していて思うのは何も手を入れなくて済む画像が今までになく多いことですかねえ。これもそんな一枚です、ピント面のトンボ1匹だけだったところへ撮っているうちにこうしてどんどん集まってきたんです^^。50mmといえどこれ結構近いですから、動けないですよね~(笑)。ここまで集まればパイプの上の4匹のトンボを均等に配置したかったんですが、このあと少し動いたら案の定みな一斉に飛び立ってしまいました(笑)。[ハナミズキ](f/2, 1/3200, ISO100)西日たっぷりの一枚です。けっこう広い範囲にに実がなってたので1段絞りましたが、コントラストは強くなってますがエッジをそれほど強調してこないせいか、はたまた実の「赤」がNikonのように強く出ないせいかあの「Ai Nikkor 35mm F2S」のような描写にはなりませんね^^。背景も小さな葉などの反射が強い割に日陰の描写同様に荒れてきません、っていうかこのレンズお得意の縁のハッキリした小さな(バブルボケみたいな)丸ボケがこんなに溢れんばかりに出るのをあまり見た記憶がないんですが...気のせいでしょうかねえ。[タカノハススキ](f/1.4, 1/5000, ISO100)そして驚いたのがこれ...つい先日D700で使った「Ai Nikkor 50mm F1.4S」と似たアングルなんですね。あちらの一枚もこの画像の背景より格段スッキリとした柔らかさで渋い描写で良かったですが...ススキの描写が「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」らしく自然光下だったらもっと素敵なシルキータッチになっただろうと思うくらい柔らかな描写で素晴らしいですねえ。そしてその驚いた点が右下の「サザンカの葉の描写」なんです。その艶の素晴らしさもですが、なんとも深い素敵な「緑」に目が行って離れません...今までα7II~α7III~α7RIIでは見たことない描写です...正直参りました(笑)。[井戸ポンプ制御盤](f/1.4, 1/640, ISO100, +1.0EV)続いて出ました「フレア」が^^。この時期このテストフィールドであまり撮ってないので「α7S」のおかげかどうか判断できませんが、先日の「planar T*1.4/50 ZF」同様な出方ですね...なんともいい塩梅です(笑)。プラナーでは露出補正なしでしたが、こうしてプラス補正をするとα7Sはまたイキイキとした描写をしてくれそうです。[アメジストセージ](f/1.4, 1/8000, ISO100)この背景を含めた空気感、このレンズらしいですよね。6枚絞りなんですが、開放でもあまり暴れませんねえ。そして「色」が濃い、下の逆光での一枚の花の色が本来見た目に近いんですが、やはりこういう場合「深い」というべきなのかなと思えてきちゃいます(笑)。ただしこのレンズの開放でのボケの中に「臨場感」がよく見られる方なんですが、この一枚にはなりを潜めています^^;)。まだ断定はできませんが、何本かのレンズでこの「α7S」の画を見てくると絞りを大きく開けたときのボケの描写にいままでと微妙に「違い」を感じます、良くも悪くもなのでこれから検証ですね。[Bicycle & Amethyst sage](f/1.4, 1/4000, ISO100)最後は上と同じ場所ですが、いいバランスで自転車があったので一枚いただきました...するとどうでしょう、ゴーストが発生しました、その右下にはフレアも見られます...これが本来のオールドレンズの世界なのか?(笑)。なんかいろいろ違う世界が見えてきていきなり面白くなってきた感じです。どんどん詰めて行きたくなりますね、面白いぞこの「α7S」は、という話題でした...^^。2021年10月 江川周辺にて#α7S#MC_ROKKOR-PG_50mm_F1.4
2021.10.25
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今回登場するのは私がこのカメラを手に入れて一番期待していたレンズと言っても良いかもしれません。もちろんMINOLTAの「ROKKOR」組もそうなんですが、なんといってもISO感度にメチャメチャ厳しいレンズ...そうです「FE100mm F2.8 STF GM」なんです^^。以前のブログにも散々書きましたが、普通に天気の良い日差しの下で撮った1枚でも僅かに絞った<T7.1=f/3.5>という絞りで露出補正無しで1/200(ISO100)というシャッタースピードしか出ないこのレンズ(笑)。氷川の森・雲井の瀧で「α7RII」を使った時など木漏れ日も差す状況だったにもかかわらず(でもこの森は暗いです:笑)ニホンカワトンボを撮った画像にノイズ除去処理をするはめになって驚きましたからねえ^^;)。そんなレンズなのでこの「α7S」はまさに救世主のように見えてきますよね、ただし撮れれば良いというわけではないですからね...大事なのは描写です(笑)。てなわけで他のオールドレンズを押しのけてさっそくこの(Sony純正)レンズで「対高感度耐性」と「ISOオートの挙動」を確かめるべくISOオートで望んでみました。まあ氷川の森では以前からこのレンズの際にISOオートで使っていたんですが、その設定がISO100~800:最低シャッタースピード1/60としていました...α7RIIもα7IIIも手ブレ補正ありなので...純正レンズではどんな(ISOオートでの)シャッタースピードになるのが確認する意味でデフォルトだった[ISO100~12800]という設定は変えてません。私自身も興味津々な今回のテストです、さっそく見ていきましょうね^^...※なお御存知の通りこのカメラの絞りはT値で表されます、下の写真の絞り値表示は<f/>ですが実際は(実効絞り値の)<T/>です。参考値<T5.6=(被写界深度)f/2.8、T6.3=f/3.2、T7.1=f/3.5、T8=f/4>したがってExifの[f/5.6]は「T5.6」のように読み替えてください。[Cobby](f/5.6, 1/125, ISO6400)まず初っ端散歩前に撮ったCobbyです。ISO6400で思い出すのが「α7III+FE 35mm F1.8」で撮ったUSJでの「オリバンダーの店」での一枚ですよね、レンズの良さでノイズを処理しても良い画が残りました...SS1/20でα7IIIの手ブレ補正のおかげでもあったんですが...でもこちらはノイズ処理なしです。フォーカスされた目から鼻にかけてもこのレンズらしい良い描写が見られます、ボケの中にノイズ感が出てるのかこのレンズらしいボケなのかちょっと微妙ですがそれほど気になるほどではありません。距離1mくらいで撮ったものですから御の字です。[ヤブミョウガ #1](f/5.6, 1/125, ISO3200, -1.0EV)[ヤブミョウガ #2](f/8, 1/125, ISO6400, -1.0EV)さて氷川の森です、ISO800どころかいきなりISO3200から始まってます^^;)。ん~、微妙(笑)。ISO3200はまだしも、ISO6400となるとせっかくのこのレンズらしいボケが微妙にノイジーになってきますね。ただISOオートも純正でレンズ情報がカメラに伝わると最低シャッタースピードがレンズの焦点距離に合わせるくらいに1/125ほどにセットされているのが分かります。まあ2枚とも総じてヤブミョウガの実の方の描写には及第点を上げられそうですね...、でもしかし、この場所でこのレンズのせっかくの格別な空気感を伴う素敵なボケを活かすためには1段以上はISO感度を下げたいですね。そこで参考までにα7IIIで撮影した1枚を見ていただきます...(f/5.6, 1/15, ISO400, -0.7EV)このα7IIIでの画像を見ていただくと光の状態が若干違いますが、上の同じ絞り<f/5.6(ISO3200)>のものと比べても背景の描写にどちらもノイズ感を感じることはないと思います。ただし小さからず差が見られるのが(背景の距離・光にも依りますが)ボケに見られるこのレンズ特有の『空気感・臨場感』です...これはこのレンズの命と言っても良い描写ですからねえ^^;)。したがって写真のセオリー通りにできる限りベース感度に近いISO設定にするに限るということは間違いないところですね。次の機会にマニュアルでISOをコントロールしながら確認してみたいと思います...範囲としては[100~1600]が良いところかもしれませんねえ...ボケも含めてきれいに出すためにという意味です。ただしせっかくこのレンズには『手ブレ補正』が付いているので、撮影モードも<M(マニュアル)>で追い込んだほうが『吉』かもしれませんね...良い画を残すためには^^。[森の切り株](f/5.6, 1/100, ISO12800)[チャノキ](f/5.6, 1/125, ISO12800)さてISOオートテスト最後のグループはやはり氷川の森での2枚です...「昼なお暗い」とはよくいったものでここはほんとに暗いですからねえ(笑)。「切り株」の方は不思議な写真です、画像を見る限りノイズも感じないし切り株自体の描写もそれなりにしっかりしてます...がしかし、このレンズらしいところがまったく見当たりません(笑)。そして「チャノキ」の一枚はこのISO感度にしては立派な背景だと思います。中央のまだなんとか勢いのある花もISO12800でこのディティール感を維持しているところは驚きです。惜しむらくはその背景です...普通のレンズだったらこのISO感度でまさに「御の字」の描写ですが、葉も含めてボケに見られるこのレンズの空気感がかなり削がれてますよね。以上暗い「氷川の森」でのISOオートのテストでした。こうして見るとα7Sの謳い文句ではないですが「今まで撮れなかったものが撮れるカメラ」というところは頷けます、が...やはり「撮れれば結構」では済まないレンズですからねえ、α7Sの「高感度耐性」という側面よりも「優しさ・色の厚み」という側面を享受できるように、ここはレンズの「手ブレ補正にどこまで頼れるか」のシャッタースピードを把握してD700同様でいかにベース感度に近いISO感度で撮れるかが鍵のようですね...「高感度に強い」はそのための力強い助っ人くらいに思ったほうが良いようです^^。さてここからはこのレンズのα7Sでの味を確かめるべくいろいろ撮ってきましたのでご覧ください...[ニラ](f/5.6, 1/125, ISO160)しっかりボケにもこのレンズらしい空気感が見られます、でもこのニラの描写を見るとまさにD700に「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」を付けて撮った時みたいで驚いています。やはりこのレンズの解像感はとても高いですね、α7Sでもしっかり感じられます。[神社裏のボス](f/5.6, 1/125, ISO2500)このボスの描写がまたα7Sなんだろうなあと感じさせてくれます^^。これ明度だけを若干調整しただけのほぼ撮って出しです。もう少し明るめに出ていたんですが、もうニャンコの目だけが描写されたような一枚でした...まさに狙い通りの一枚なんです(笑)。[LPガス分配器](f/5.6, 1/125, ISO3200)金属などの質感描写もなかなか大したもんですよね。しかしアパートの敷地内にあるヒサシの下にあったものなんですが、曇りとはいえ手ブレ補正ありのレンズが「開放」でSSを1/125を稼ぐのにISO3200ってなんか解せないですよね...これがこのレンズなんです(笑)。でもノイズを全く感じさせない上に臨場感満載ですからすごいですねえ。[Red Rose](f/5.6, 1/125, ISO200)いつものバラの素敵な広い庭のお宅ですが、この日の天気だと納得のSSです。いつもだと5軸手ブレ補正のあるα7IIIでベース感度のISO100のままこの絞りで1/60くらいのシャッタースピードで撮ってます。もう終わり間近のバラですが、あいかわらずの空気感で描写されてますね。でもここまで見てくるとその空気感にα7IIIやα7RIIとは違ったものを感じます。「裏面照射型CMOSセンサー」だ「ローパスフィルターレス」だという両機種のそれと比べやはり「優しい(柔らか)」なイメージを感じます...ここは好き嫌いが出てきそうですね^^。[アメジストセージ](f/5.6, 1/125, ISO400)この一枚なんかは大好きな描写ですねえ^^。このレンズじゃなきゃ撮れないだろうなと思いますし、きっとα7IIIなどではもっと花自体が硬質なタッチになってくると思います。このへんが色ともども1画素の余裕からくる<優しさ・柔らかさ>なのかもしれませんね。そんなα7Sで素敵な描写をもらった「FE100mm F2.8 STF GM」のトレーニングでのお決まり、久しぶりに『本日の一枚』がアップできるのは嬉しい限りなんです^^。[Title:Welcome! Autumn Leaves](f/8, 1/125, ISO400, +1.7EV)「XR RIKENON 50mm F2」がよくこうした描写をすることがありますが、この背景は無理(笑)。のっぺりした背景?いえいえこの絵画のような色と空気はこのコンビならではかもしれません、こんな画像を出してくるとこれからがますます楽しみになってきます^^。以上この「α7S」でのISOオートの挙動をテストした話題でした。やはりオールマイティなレンズがないのと一緒でそんなカメラももちろんないってことですね...「王道」とは良く言ったものです^^;)。なんかあのD700師匠でのトレーニングを思い出します、そんな話題でした...^^。2021年10月 雲居の瀧・文化の杜公園ほかにて#α7S#FE100mm_F2.8_STF_GM
2021.10.24
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やっとオールドレンズ専用・母艦となる「α7S」が手に入りさっそく稼働させていますが...まあしかしこの「α7S」というカメラは α7 →α 7II → α7III → α7RII と触ってきて再びこの第1世代の操作系をいじっていると、分かってはいるのですが不便を感じる点がままありますね。なんたって2017年に初めてミラーレス「α7」を触ったときでも、ほぼかゆいところに手が届くくらいまできていた(Nikonの)レフ機と比べて「なんだこれは」というメニューの使いづらさから始まり、せっかくある便利なカスタムキーの「機能選択肢」の少なさなど数えるときりがないくらい(笑)。やはり一番大きなポイントは「5軸手ブレ補正」のないことかな、撮影自体は<SS:1/15>くらいだったらD700師匠のトレーニングでの恩恵で手ブレを防ぐことはできますが、やはり接写などでファインダーを覗いているときのファインダー像の「揺れ」はいくらこのα7Sで像がクリアに見えるとはいえ「手ブレ補正機能」のありがたさは強く感じますね...このへんは歳のせいもありですねかねえ^^;)。なので初めてのミラーレスとしてもオールドレンズの母艦としても「α7II」がやはりおすすめの1台となるんでしょうねえ...でもこの「α7S」から出てくる画はちょっと違いそうですよ(笑)。さて今回は予定通り「Ai Nikkor 35mm F2S」をα7Sに付けての散歩撮です、少し前に撮っていたんですがアップしてなかったD700での画像とどんな違いが出てくるか比べてみようと思います。ただし撮影条件がかなり違います、正直これは比較できるのか心配になってくるほど差があるので苦労しそうです(笑)。というのはご覧いただければ分かりますが、D700では雨上がりの雲の多い状況でいわば光が全体に回り込む『自然光』の下での撮影、そしてα7Sでは前日雨だったのでこれは良しと思ったらカラッと晴れてしまいほぼ『直射光』の下での撮影となったので2台の描写には随分と違いが出て当たり前のような条件になってしまいました^^;)。特にどちらかの色味に合わせるようなWBの意識的な調整はしていません、両日ともに「太陽光・晴天」で撮っています...普段のLRのワークフローにて同様に現像しています。それではさっそく見ていくことにしましょうか...[氷川神社:D700](f/4, 1/100, ISO200)[氷川神社:α7S](f/4, 1/100, ISO100)初っ端からこの違いですからねえ(笑)。D700ではこのレンズらしい(暖色系の)色味で細かい葉のニュアンスなどもしっかり描写されてスッキリとした気持ち良い一枚になってます。比べてα7Sの方ですがアングルが若干違うのは、一番手前の赤い灯籠がもう日差したっぷりで入れられず、二列目から奥にしたためです^^;)。とてもコントラストの強い状況ですが、中央の光のあたった木々の葉の様子などにも白飛びしない絶妙な粘りを感じます。[ヤブミョウガ:D700](f/2.8, 1/50, ISO400)[ヤブミョウガ:α7S](f/2.8, 1/60, ISO400)現像していてよく同じアングルで撮れたなあと我ながら感心したカットですが、この2枚には2台の1,200万画素機の違いがとても良く出てるんじゃないかと思います。暗い森の中ですがD700の方は全体に光のまわる自然光の良さが出て、被写体の描写にも素敵な立体感・臨場感が感じられます。一方のα7Sの方は木漏れ日が入ってしまったために輝度差が大きく出てしまいますので、その分影になる被写体の臨場感が若干削がれてしまった感じですね。それでもフォーカスが捉えた実の一つひとつを見ればD700に負けない艷やかな描写が目に付きます。同じレンズの同じ絞りなんだなあというボケ加減には納得ですが、「色」に目を向けると光の状態が違うとはいえ少々傾向が違うかなと感じさせてくれます。WB「太陽光・晴天」ならば青みが出てもおかしくない状況でD700はこのレンズが良く出す暖色系に振ったような色味を感じられますね...そういう意味ではα7Sの方は順当な色の出方のようで、α7~α7II系のシアン系の色味で「爽やかさ(Cool)」を感じさせるような色傾向に振っている気がしますが...いかがでしょうか。[市役所:D700](f/5.6, 1/800, ISO400)[市役所:α7S](f/5.6, 1/1000, ISO100)「自然光」とまさかの「逆光」で比較のとても難しいシーンです、スイマセン(笑)。まあそれぞれを見ていくとD700は銘玉「Ai Nikkor 28mm F2.8S」にも通ずる描写で絞ってキッチリ描いてくれる中に曇りでも温かみのある描写になってます。α7Sの方は同じキッチリの方向は同様ですが、気持ち良い青やシャドー部の粘りの中にも先程の描画エンジンの傾向がしっかり出ていてSonyらしい感触ではないでしょうか。この2台の1,200万画素機の魅力は色傾向でNikon・Sonyが描画エンジンに求める方向は違えど出てくる画像が与える「優しさ」というのが共通した魅力なんですよねえ^^。[Slide:D700](f/2, 1/5000, ISO400)[Slide:α7S](f/2, 1/5000, ISO100)[Spring Rider:D700](f/2, 1/5000, ISO400)[Spring Rider:α7S](f/2, 1/8000, ISO100)もうここまで条件が違うと別レンズで撮ってもわからないくらい(笑)。「Spring Rider」の方でも背景のすべり台のボケ方もよく見れば変わらないですが、影になり気味なものと比べるのが辛くなりますよね^^;)。このアングルで撮った「D700+AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」の画にも感じたことなんですが、Nikonは「赤」をけっこう強めに出してきてませんかねえ。ただこの画像たちを見て言えるのはα7SはD700に負けない色の厚みを持っていないですか、そんな実感が味わえます^^。[アメジストセージ:D700](f/2, 1/1250, ISO400)[アメジストセージ:α7S](f/2, 1/3200, ISO100)最後はいつも休憩しているコンビニ裏に咲いているアメジストセージでの比較です...これも上の4枚と一緒の条件ですね...フェンスがあってこの角度からしか撮れなかったんです^^;)。こうした花などを撮るには色のハッキリ出る自然光が有利ですからD700の花の質感までしっかり出た描写は美しいですよね。でもα7Sの逆光でもフォーカスされた蕾の柔らかな質感はしっかりと捉えてられています。以上のように見てくるとまだまだファーストインプレッションの域を出ませんが、D700(Nikon)の描画エンジンとは色傾向が違って、α7IIまでのような従来型CMOSセンサーの世代のちょっとクールな傾向が強いというのが分かってきました...嬉しい傾向です。その上に1,200万画素の「優しさ」と「色の厚み」が加わりα7Sならではの画がNikonだけでなく他のオールドレンズで楽しめるようになるわけですからなんとも楽しくなってきますよね^^。そして忘れてならない高感度にこれ以上ないくらい強いという点がプラスされますからますます被写体が増えてくれる楽しみも加わりますよね。今回はちょっとまともな比較にならなくて残念なところもありますが、α7Sの使い勝手も多少悪いながらもだんだん把握できてきましたのでこれから本格稼働となっていきますね...「ワクワク」といった話題でした...^^。2021年10月 雲居の瀧・文化の杜公園ほかにて#D700#α7S#Ai_Nikkor_35mm_F2S
2021.10.22
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前回ご紹介した私の新たなオールドレンズの母艦となる「α7S」ですが、もう液晶保護フィルムが来るのを待てなくて午後のCobbyの散歩でちょっと使ってみました。天気も良いし気温も下がってきたので、SmallRigのストラップにつければそんなにカメラも擦れることはないだろうと...我慢できずに出動させてみました(笑)。最初に付けたレンズはやはり長く付き合ってきた我がレンズ群のなかでの最古参「planar T*1.4/50 ZF」で決まりです^^。さて本題の散歩撮の前にこのα7Sでちょっと驚いたことがありました。この初っ端の散歩撮では「Jpeg一発撮り」で行ってみようと決めていたのですが、その折角の「jpeg」なので例の「ショット数.com」で最初の一枚を調べてみました。するとどうでしょう...「ありえない!」ですよね(笑)。あまりの数字に驚いて、何か間違ってるかなとその最初のショットから枚数を追って順に調べてみてもちゃんと数字(ショット数)が撮影枚数順に続くんです...この数字はにわかには信じがたいですよね。※後日「SONY Alpha shutter counter」でも調べてみたが、<150>と出ました。どうなんでしょうか前の持ち主は「Silent Shutter」ばかり使っていたんでしょうか^^;)。ただ上記の「ショット数.com」で後に手に入れた「X-T1」を調べたら、私が使ったカウンター<0>から撮ったJpeg画像[DSCF0007.JPG]が《7枚です》と出ましたから...どうも眉唾臭いですね(笑)。ただしこの個体を選んだ一番の決め手が「並品」だったのですが良品と比べてみてもとてもきれいな<マウント部>なんですよねえ...私はペンタ部以外であればキズとかはあまり気にしない方なんです^^。実際に手にとって見ても擦り傷どころかレンズで良くある「ヘアライン」のような跡さえもほぼ無いんです。まあ上のショット数は半分「眉唾もの」だとしてもどうやらこの個体は当たりのようですね^^。ただこうしてでてきた数字が「眉唾もの」だとするとしばらく前に私のD700師匠の画像で調べたショット数の<53,000枚>程度だったことが『本当はどうなのかなあ~』となって心配になってきます、願わくば誤差1万ショット前後であって欲しいところです(笑)。すいません、前置きが長くなりましたが肝心の散歩撮の方へ行きたいと思います^^;)。※ちなみに先述したように今回はすべてRAWからの現像ではなく「Jpeg」でのほぼ撮って出しになります...散歩途中にWBを触ってしまい初期設定の「晴天」から終盤に「日陰」にしてしまった関係で後半のものの色味だけ調整してあります。まずさすがの高感度(低照度)に強いなあと驚かされたのが散歩前の一枚で、部屋のカーテン開ける前の蛍光灯も点けていない僅かな光でホント暗い中でテストのつもりで撮ったものなんです...(f/1.4, 1/20, ISO12800)まずこの一枚で最初に驚いたのがファインダーの見え方がとてもクリアだったこと。α7IIなんかだとちょっと暗いとざらついた像で見るからにまともに撮れないだろうなあというのが、このα7Sでは「撮影設定の反映」をOFFでもONでもしっかりクリアに見えるんです。それにSSが1/60じゃなくて1/20になっているんで「アレッ」と思ってISOオートの詳細設定を見てみたら上限が「12800」になっていたんですねえ...このカメラではちゃんと見ておかないといけませんね^^;)。このISOオートでも上限を<409600>まで上げられるのでこれからRAW撮りし始めたらその数値を決めていきたいところですね。というかこれだけ暗いところでISO上げてもこんなにノイズ感なくディティールも確保できるとなると「ISOオート」前提で「M(マニュアル)モード」で好きな絞りとシャッタースピードを決めて撮ることも全然怖くなくなってきそうですね...まさに驚きのカメラです(笑)。それではようやく散歩撮の画像の方へ^^;)。撮影時の設定は「A(絞り優先)」はもちろんですが、<ISOオート><画質 Jpeg:エクストラファイン> <クリエイティブスタイル:スタンダード>そしてWBは基本「太陽光・晴天」(DRO等はOFF)で撮ってきました...最後に忘れてならない「電子先幕シャッター:OFF」これ大事(笑)。[Cobby #1](f/2.8, 1/1000, ISO100)こういうCobbyがちょっと逆光気味になると一発撮りでは注意ですね、+1EVで丁度よい感じ。まあそのせいか全体の雰囲気が爽やかで「ライト」な感じ。[Cobby #2](f/2, 1/1250, ISO100)広場のまばらな木漏れ日を見つけてここでも彼を撮ってみました。前後のボケも自然で良いですがフォーカスエリアの描写がまた素晴らしい。ダイナミックレンジが広いせいかまず白飛び・黒つぶれが見られませんねえ。[アサガオ](f/2, 1/2000, ISO100)これもプラス補正での一枚。さすがにこういう川面からの反射が強い場面でのプラス補正では少し飛んでます^^;)。でも結果としての画像をこうして見るとD700には見られない各画像に共通した「爽快感」みたいなものを感じます。[井戸ポンプ制御盤](f/1.4, 1/1000, ISO100)「α7S」でオールドレンズの場合のフレアが出やすいという事をどこかで見たような気がしますが、この時期太陽が低いせいもあり、いつものテストフィールドではこうしてフレアが広い範囲で見られます。「planar T*1.4/50 ZF」のせいかどうかはまだ判断つきません、これから色々なレンズで検証です。でもなんかいつものプラナーでこうしてオールド感がたっぷり出るのは大歓迎(笑)。[タカノハススキ](f/1.4, 1/8000, ISO100)ほんとにフィルムで言えばネガのラティチュードの広さというかダイナミックレンジが広いんでしょうねえ、こうしたシチュエーションでもローエンド・ハイエストともに粘り強いです。[キバナコスモスにモンシロチョウ](f/2, 1/1250, ISO100)これはモンシロチョウがしっかり描写されるようにとやはり露出補正を+0.7EVほど上げてます。このα7Sはこうして適正露出から少しプラスめにした方がこのカメラらしい描写...優しく・爽やか...が得られそうですね。[アカトンボ](f/2, 1/2000, ISO100)Jpeg最後の一枚は赤とんぼですが、この留まっている葉のなんとも素敵な描写に驚いています。Nikkorのマイクロレンズのような質感描写からはかけ離れたようなプラナーならではの「プルルン」とした描写というか独特な柔らかさが素晴らしいですね^^。さてJpeg撮りでの画像はここまでなんですが、記事を書いている間に1回散歩撮ができてしまいRAW撮りしたものが少し上がりました...せっかくなので少しアップしておきます。この日は小雨もパラついたりと全般的に雲が多く自然光下での撮影でした、コースも前日と違いCobbyが土手沿いを歩いてしまったのでほんとに枚数はちょっとで残念でした^^;)。[用水路](f/4, 1/320, ISO100)こうした自然光下で少し絞り気味での一枚には『色の厚み』を感じますねえ^^。どぎつくもなくなんともきちっとした描写ではないでしょうか(笑)。[Cobby #1](f/2.8, 1/640, ISO100)土手のコスモスも終わった状態で撮るものもなくまたもやCobbyの出番となりました^^;)。プラナーでの<f/2.8>...Cobbyを撮るとき大好きな絞り値です、Distagonの35mmとはまた違う質感が楽しめます。今までだとこの開放から2段絞ってくるとけっこうコントラストが上がって硬めになるんですが、このカメラだとなんとも優しく(柔らかな)Nikon機で使ってきたようなプラナーの良さが出てくるような気がします。[Cobby #2](f/1.4, 1/3200, ISO100)この距離での開放もおでこを含めた顔の「毛並み」の描写の柔らかさがひときわ目に付きます。こうしてRAW画像を現像・調整しているとこのα7Sってα7IIの「Cool」とまた違った「Soft and Tender」な傾向を感じます。まあ今回は意識的に0.7~1.3EVほどプラスに露出補正していたことにもよるとは思いますが、α7Sではマッチした味付け方法だと思います。[ススキ Camera-vivid][同画像 Adobe-vivid](f/4, 1/800, ISO100)この上の2枚は同じRAW画像をLightroomのカラープロファイルで二つの「vivid」を使い分けたものですが、Sony向けの「Camera-vivid」では緑や青がより鮮やかに演出されて奥に広がるセイタカアワダチソウに俄然強く印象が付与されてきます。こうした場合は使いみちとしては「あり」ですが、私はこの緑が好きでなく「Adobe-vivid」がほぼ主流になってます^^;)。でもこうしてみるとこの「Camera-vivid」はそれほどイヤミは感じられずこのα7S向きなカラープロファイルかもしれませんね。さていかがでしたでしょうか...「α7S」、まだまだこれからですが「X-T2」ではありませんが「色」には不安がないのでこの広いダイナミックレンジを活かして<Jpeg撮り>もありかなと思えてきます。まあ上の二枚のススキではないですがRAWならではの現像もバラエテイがあり、試行錯誤してみようと思います。次は先日D700で久しぶりに「Ai Nikkor 35mm F2S」を使ったのでこのα7Sでも使ってみて両機の画像を比較しても面白いかなと思ってます。楽しみはさらに続いていきますかね、といった話題でした...^^。2021年10月 江川周辺にて#α7S#planar_T*1.4/50_ZF
2021.10.20
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たぶん何十年か先カメラ史を振り返る時に必ず取り上げられるであろうエポックメイキングな1台を今回やっと手に入れました...Sonyの「α7S」というカメラです。つい3ヶ月ほど前に私の後輩の結婚祝いでMy「α7RII」をプレゼントしてここしばらくオールドレンズの母艦が「α7III」になっています。ですがやはり「オールドのための専用機(母艦)」が欲しいという思いが頭を離れませんでした。その母艦の1台としては「α7RII」か「α7II」がその選択肢としてあったんですが、例の一服の清涼剤としての「D700」の画像が格別の存在としてあって、どうせならデジカメ誕生から日進月歩の進化の過程で出てきた1,200万画素(D700:2008年発売)と当時レフ機でさえ2,000万~3,600万画素があたりまえの時代に「なぜ今あえて1,200万画素なのか」というα7シリーズ第1世代の「α7S(2014年発売)」とぜひ比べてみたくてこのモデルに決めたというわけなんですねえ。[新・旧 1,200面画素機]このα7Sはなにかと「対高感度耐性」の面で取り沙汰されていますが、私としてはそれよりもD700に魅力を感じている「1画素の余裕」としての色や空気感の描写性に重点を置いています。α7Sの1画素のピクセルサイズは「約8.4μm」でNikonのオールドレンズとの相性が良いと言われている(D4同等のセンサー)1,600万画素の「Df(ピクセルサイズは約7.2μm)」より当然のごとく大きいですからねえ...ということでD700もピクセルサイズで言えばα7Sと同等なんです^^。そんなところが昔から気になっていたんですが、このカメラ「Df」同様になかなか値段が下がらないのも事実なんですよねえ...もちろん中古市場での話ですが。先程の話ではありませんがα7II・α7RIIそしてα7Sと今現在比べてみても中古でのα7IIの人気が高いせいもあり、当然のごとくα7IIが一番安いとはいえ徐々に下がってきたα7RIIとこのα7Sはほぼ互角でα7IIとの価格差もそれほどありません^^;)。それならばα7RIIを買ったつもりで今まで手に入れられなかったこの「α7S」をこの際ゲットしてしまおうという判断でした^^。そんなα7Sですが今使っているα7IIIと外観を比べてみました...[α7IIIとα7Sの比較 ①]α7Sが付けているのが「HELIAR 40mm F2.8」ですからミニマムの装備でちょっと反則ですが、こうした角度ではあまりわかりにくいですが...[α7IIIとα7Sの比較 ②]やや後ろから見るとボディの厚みに大分違いが見られますよね。[α7IIIとα7Sの比較 ③]どうですか、α7IIIの「ボテッ」とした感じがよく分かりますよね。バッテリー&メモリーカードを含む重量もα7IIIが<650g>でα7Sが<489g>とその差<161g>です。でもその161gの違いの中にものすごい機能の進化が詰め込まれてるのも事実なんですよねえ(笑)。今回随分と昔(2017年~)に使った「α7」以来久しぶりにこの第1世代を触ってみてその違いには改めて驚かされています...まあこのへんは承知の上でのことなんですが^^;)。それでもいち早くサイレントシャッターが装備されていたのはオールドレンズを使うにしてもありがたい機能ですし、II以降が装備している手ブレ補正がない分まさに軽さは正義となります^^。でもファインダーは昔使ったα7とそれほど変わってないですねえ、やはりファインダー覗きながらカメラをちょっと横に振ったりすると画像が遅れてついて来る感じは世代を感じてしまいます(笑)。「α7II」であれば私が以前にこのブログで書いたように「EVFの撮影設定の反映をOFF」にしてそうしたファインダー像の乱れを最小限に抑えながらシャッター切る前にファンクションキーに割り当てた<設定反映のON・プレビュー>機能で確認することも可能なんですが、この初代α7時代にはこうした機能の割当はは残念ながらありません。まああまり動きものを撮るわけではないので関係ないとは言えるんですが、片やとても良く見えるファインダーのα7IIIを使いながらこちらも使っていると違和感を感じてしまいますよね^^;)。まあしかしなんやかんや言ってもいざとなればISOオートで好みの絞りを選択できることを考えると機能の弱さからくる撮影時のストレスがかなり軽減できそうですよね。ただしISOオートでも最低シャッタースピートは1/60固定(カメラがレンズを認識しないオールドレンズ使用時)なのか設定はできないので注意が必要ですね...ケースによっては「A(絞り優先モード)」ではなく「M(マニュアルモード)」の出番もあるかもですからまたもやD700師匠でのトレーニングがものを言いそうです(笑)。まだ部屋の中でしか撮影していないので「色と空気感」に関してはこれから検証ですが、ISOオートで撮っていて高感度撮影でのノイズのなさは実感できます^^。今回はついうっかり液晶保護フィルムを調達するのを忘れてしまい、散歩では雨や擦れの心配も多いので汚れてしまう前に貼っておきたくてファーストインプレッションはもう2~3日後になってしまいそうです。[Spring Rider:D700+Ai Nikkor 35mm F2S](f/2, 1/2500, ISO200)さてさてD700の色の厚みというかリッチなトーンというかそれを含めた素敵な「空気感」、このα7Sではどんな「空気感」を見せてくれるのかとても楽しみです...という話題でした^^。2021年10月 自宅にて#α7S
2021.10.18
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だいぶ涼しくなってきましたがなぜか私とCobbyの午後の散歩の時間ってけっこう日が照って汗をかくくらい暑いのが玉に瑕なんですよねえ。とはいえそんな状況ももう少しで終わりそうですね、いよいよ秋らしい日がやってきそうです...そうは言うものの近年は『短い秋』となることが多いですが...まあ寒いくらいのほうがCobbyにとってはありがたいかな^^;)。さてそんななかでの散歩撮ですが今回は「Heliar 40mm F2.8 Aspherical」+α7IIIで歩きました。<Heliar 40mm F2.8 Aspherical>[Heliar 40mm F2.8 Aspherical 仕様]光学系構成 :3群5枚焦点距離 :40mm最短撮影距離 :0.5m絞り羽根枚数 :10枚F値 :f/2.8~f/22フィルター径 :39mmマウント :ライカM重量 :132g上記の仕様を見るととても軽いレンズですが、これは同社の「Close Focus Adapter(125g)」を使うことを前提としたレンズですから合計約250gとほぼ他のオールドと同程度の重さになります...でもマウントアダプター込みですからカメラに付けるととても軽い部類に入ります^^。ピント合わせがマウントアダプターのヘリコイドを使いますからレンズの根本を回す感じで少しやりづらいです...もう慣れましたが(笑)。レンズが徐々に増えてきた中でROKKOR組の出番が多くなってきたおかげでこのレンズも約5ヶ月ぶりの使用になりますかね、久しぶりにあの抜けの良い画像を楽しめると良いのですが...それではそんな散歩撮の様子を見ていただきましょうか。[タマスダレ](f/2.8, 1/1000, ISO100)散歩コース歩きはじめでいつも見られるタマスダレですが四輪ほど咲いていました、もう最後の花みたいですね...その中で元気な一輪にフォーカスしてみました。いつものごとくですが、現行レンズなのでLRにもレンズプロファイルがありますが当ててません。なので周辺減光もたっぷり出ます(笑)。昔ながらの「トリプレット(3群5枚)」というレンズ構成ですが、コシナ・フォクトレンダーが作っただけあり抜けが良く気持ち良い描写をします。[藤の木](f/4, 1/640, ISO100)先日「プラナー」で撮った藤の木ですが、こちらの一枚は<f/4>にしてみました。落ち着いた背景になり輝度差はあるもののフォーカスされた藤の幹が小さな枝を包み込むような素敵な描写をしてくれます。[クヌギ(どんぐり)](f/5.6, 1/160, ISO100)まだ青いどんぐりを携えたクヌギの木ですが、葉の間から差す太陽の光で光条を出してみました。このレンズは太陽でも他の光源でもとても素直に光条を出してくれます...ただしフレア・ゴーストも出やすいですが^^;)。[常夜灯:虹のゴースト](f/5.6, 1/100, ISO100)そのフレアが出たケースです。更にこの絞り<f/5.6>にすると時として上の写真のように弧を描くような「虹のゴースト」が発生します。このゴーストが出る条件としての「光源に対する角度」などがまだ完全に把握しきれていなくて「Super-Takmar 55mm F1.8」のサークル・ゴーストように『確実』には狙えません (T_T)。[キラリ☆ふじみ](f/4, 1/800, ISO100)さていよいよこのテストフィールドにもあの秋の素敵な光が差す時期になってきました^^。前回のプラナーも渋いボケ方を披露してましたが、その要因であるこの午後の散歩時間に左&中央の建物を透過する低い光が現れてきました。池のかなり手前(池に映る塔の中ほど)にピントを置いてもその光のおかげで建物の微妙なボケ加減がしっかり確認できるようになります。このレンズでは比較的ボケは強く出ないで一見パンフォーカス的な描写なのでかえってその透過した光がガラスの透明感を感じさせるような気持ち良い描写になっていますね...そのへんの描写にいろんなレンズにどんな変化が見られるかこれからが楽しみです^^。[Cobby](f/5.6, 1/100, ISO100)ここではいつも絞っても<f/4>くらいまでなんですが、このレンズの素直な描写を生かしてここまで絞ってみました。「優しい写り」が一つのウリでもあるので適度に柔らかくなった背景に日陰とはいえスッキリCobbyがとてもいい感じです^^。そして最後にスッキリ開放が2枚続きます...[コムラサキ](f/2.8, 1/4000, ISO100)こちらは全くの順光でしたが、開放のおかげで優しくボケてくれた音楽堂を背景に広いピント面のコムラサキがきれいに浮き上がってくれました。[マルバルコウソウ](f/2.8, 1/2500, ISO100)こちらも影を見れば分かるようにほぼ順光ですが、距離のある背景をスッキリとボカしてくれましたので平面的に配置したフェンスに這うマルバルコウソウがクッキリと浮き上がります...なんとも気持ち良い描写ですよねえ。適度な周辺減光が小さな花たちを盛り上げてくれます。この現代レンズを使ったクラシカルなレンズ構成「トリプレット」の再現というのがこうしたオールド的なニュアンスを付加してくれるんですかね、とびっきり明るいレンズじゃないのがまたいいんでしょうね^^。そんなα7IIIで抜けの良い優しい描写をしてくれるレンズの話題でした...^^。2021年10月 キラリ☆ふじみほかにて#α7III#Heliar_40mm_F2.8_Aspherical
2021.10.15
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今回は2つのレンズでの散歩撮です。二日分というのは両日ともに午後の暑さのためにCobbyの休憩時間が多くてあまりシャッター切る時間を割けませんでしたというのが理由です^^;)。「XR RIKENON 50mm F2」と「planar T*1.4/50 ZF」と言えばもう私の好きなレンズベスト5に入る2本ですからね、あの独特なボケで開放だけでもとことん楽しめる「XR RIKENON 50mm F2」と描写の堅実さと意外性という真逆の楽しみがある「planar T*1.4/50 ZF」ですからとことん使いたいところでしたが、枚数はとても少なかったのが残念です^^;)。どちらもα7IIIに付けてますが、まずは「XR RIKENON 50mm F2」からスタートです...**********************XR RIKENON 50mm F2**********************[コスモス #1](f/2, 1/800, ISO100)[コスモス #2](f/2, 1/400, ISO100)はじめの2枚はコスモスですが、ともに開放です...というかこの日はほぼ開放で撮ってました^^。このレンズらしい薄い空気感です。あまり空間を感じさせなくて、ちょっと距離があると「何でも丸くしてみせますよ」的なボケ描写になります...でもそんなこのレンズらしい空気感がまたいいんです(笑)。[タカノハススキ](f/2, 1/400, ISO100)よく出てくるアングルですが、この日はフォーカスしたススキの穂が奥の方に密集していた関係で背景の木が比較的スッキリとボケてくれました^^;)。周辺減光を伴いながらもスッキリとした描写を狙うときは、こうしてフォーカス面に工夫をするとこのレンズはうまく期待を裏切ってくれます。[キバナコスモス](f/2, 1/250, ISO100)この一枚なんかは比較的穏やかな描写ですよね^^;)。Exifを見れば分かるようにちょっと光が弱かった関係で背景が暗く沈んでいますのであの絵画のような丸で塗りつぶすような描写が顔を出しません...その分スッキリとしたキバナコスモスが目に付きます。[アベリア](f/2.8, 1/160, ISO100)公園の植え込みでのアベリアですが、こういうシチュエーションだと1段絞ってもこのレンズらしい背景になりだしてます。この一枚はまとまった小さな花の一房とその上にいる緑の小さな蜘蛛にフォーカスしましたのでこの絞りを選択しました。このレンズの真骨頂に近い描写になってます、私はこのレンズらしい(面白い)一枚を狙うときはこうした状況で蜘蛛がいなければ開放で小さな一輪を浮き彫りにしたりします...距離感も臨場感も感じられない混沌とした背景に開放とはいえシャープなわずかなフォーカス面を生かした描写を狙います...これがまたホントにこのレンズでなければ撮れないような一枚になるんです(笑)。[リードフック](f/2, 1/800, ISO100)この日の最後の一枚はコンビニでのCobby、というかリードフックです。やはり開放とはいえ<f/2>ですね、リードフックの描写に不安要因もなく背景も暴れる余地もありません...こうした一枚の面白さはやはりもう一段明るいレンズのほうが良いかもです^^;)。それでは次にプラナーの方へ行ってみようと思います...*******************planar T*1.4/50 ZF*******************[ハナミズキ](f/1.4, 1/2500, ISO100)天気が良かったということもあるんですが、上の「XR RIKENON 50mm F2」の開放続きの描写を見てからこの一枚を見るとなんか喉のつかえが取れたように開放<f/1.4>の画像に「スッキリ感」を感じてしまいますよね(笑)。やはりボケ一つとってもどこか上質なものを感じさせてくれます^^。[藤の木](f/2, 1/400, ISO100)逆にこちらはこうした輝度差の大きいときのこの絞りでの背景のちょっとうるさい感じが出てしまいます^^;)。小さな枝を含め開放ではこの幹の素敵な質感はちょって出ませんから悩みどころです...かえってもう少し絞ったほうが良かったかもです。[Cobby](f/2.8, 1/125, ISO100)ちょっと明るい背景にフレアが感じられる描写ですが、またこれもこのレンズの味ですかね。日陰のCobbyはとても柔らかく描かれて胸辺りの毛の感触は手触りを想起させるほど、好きな描写です。[キラリ☆ふじみ](f/4, 1/800, ISO100)これいつものテストフィールドです...したがってピント位置は池に写る塔の中ほど。今回は光のせいか少しボケた奥の建物の描写がいつになく渋いです、ROKKORの「絶妙な柔らかさ」とはまた違った陰影に富んだ描写でさすがの階調性の豊かさを感じます。[タカノハススキ](f/2, 1/1600, ISO100)このレンズあまり逆光には強くないですが、それはフレアやゴーストが出るという範疇でのことでこのように描写に関してはご覧のように輝く穂を素敵に描いてくれます。フレーム中央上部ギリギリに太陽がありますが、これに太陽が入ってくると(フレアはまだしも)あまり使いみちのないゴーストがちらほらと出始めます^^;)。[野球少女:APS-Cモード](f/2.8, 1/640, ISO100)最後の一枚はおまけです。公園の広場でキャッチボールをしていた少年・少女のペアなんですが、写真の少女がすごいんです。まあボールを受けるにもグラブにとてもいい音を出して捕球していたんですよねえ。しばらく見ていたら主役はこの女の子のようで「変化球」まで練習していたんです...今どきはすごいですねえ(笑)。写真でわかるように投球フォームもしっかりしているだけでなく、ご覧のように足の筋肉の付き方も男の子顔負けな感じです...ほんと逞しいというか、彼女のこれからが楽しみですね^^。まあ今回はそれぞれのレンズがどうのというほど撮ってませんのでなんともですが、最近の休み以外の日の散歩撮はこんな感じです...いいんですこれがまた、ほぼ毎日ですから素敵な『被写体』を見つける楽しみを持って歩いていますからね^^。2021年10月 江川周辺・文化の杜公園ほかにて#α7III#XR_RIKENON_50mm_F2#planar_T*1.4/50_ZF
2021.10.13
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前回D700で久しぶりに登場した「Ai Nikkor 50mm F1.4S」ですが、あの色と空気感にNikkor(Nikon)を感じてみるとα7IIIで無性に撮りたくなりました(笑)。D700で見られたちょっと印象的な「空気感」、これってあまりα7シリーズでは感じることなかったんですがねえ...やはり1.200万画素のフルサイズのゆとりがなせる技なんでしょうか。先日もD700を使った時に感じたことなんですが、普段ミラーレス(α7Series)の2,400万画素以上の画像を見慣れている目であのD700の画像を見ると...なんと言って良いのか言葉にしにくいのですが...画に「優しさ」のような温かみが感じられるんですよねえ。前に使ったα7RIIのように緻密で精細な画も素敵で最近のカメラは高画素でも階調性が高くなっています。でもその対極のような低画素D700の画に感じるこの階調豊かな優しさは「まさに一服の清涼剤」と感じさせてくれるんですね...1画素の余裕ですかねえ^^。そんなわけで今回はα7IIIで引き続きこのレンズでの散歩撮となります。[Cobby #1](f/1.4, 1/500, ISO100)まずはCobbyでの開放です。いつも使う場所なんですが、このCobbyが日陰になるようなシチュエーションでは光にもよりますが(普段だいたいプラス補正をして撮っていますが)レンズの特徴が結構いろいろと見て取れます。「Ai Nikkor 50mm F1.4S」では今回この場所のどの画像もCobbyが暗く出て現像で彼にマスクを掛けて明度ほかを調整しています...ですがボケがとても良いですよねえ。Nikkorのボケても形を残す特性が良い形で出てくれます、このへんは大好きなROKKOR的なボケに通ずるところがありますね^^。[Cobby #2](f/2.8, 1/100, ISO100)開放から2段絞るとCobby&背景がとても良い塩梅になりましたが、いかがでしょうか^^。ボケにちょっとベールがかかったようなところがとても良いです。[キラリ☆ふじみ](f/4, 1/100, ISO100)いつものテストフィールドですがやはりこのレンズのボケの傾向からすればこうなりますよね(笑)...ピントはもちろん池に映る六角堂の塔の中ほどですから池のかなり手前になります。ほんとこのテストフィールドは面白くて<f/4>でこのピント位置にした時に奥の建物がただボケるだけでなく「絶妙に柔らかく」撮れるレンズはいまのところROKKOR組だけなんです。[Cobby #3](f/1.4, 1/500, ISO100)お次はキラリの正面玄関、Cobbyお決まりのポーズにて。もう少し明るければ(陽が照ってくれれば)Cobbyにインパクトが出たんだと思います。それでもこうした被写体と背景の距離で背景のボケに変に荒れたところが見られません(感じられません)、バランスの良いレンズなんですねえ。[常夜灯](f/1.4, 1/400, ISO100)その点はこちらの画でも確認できるかと思います。フォーカスされた左の常夜灯周りの空気感もD700のときほどではないですが感じられます、そして奥に見られる植木や灯の描写を見てもROKKORやボケの素直なTakumarよりも良質に感じるほどです。レンズによっては開放<f/2>でも奥の常夜灯の傘左部分がこれだけハッキリと形状を認識させてくれることはありません...このレンズはきれいにボケながらですから驚きますよねえ(笑)。現像時他のオールドレンズ同様に補正を掛けてませんから周辺減光と歪曲も目に付きます、それゆえにまたこのレンズらしい「味」が感じられますよね^^。[モミジバフウ](f/1.4, 1/400, ISO100)これも開放ですが、大きくするとやっと背景にボケの荒れが若干見られます、でもそれも建物のタイルの模様によるものでしっかり「味」になってます(笑)。こういう空が結構入る画像では逆光・半逆光などでフレアがけっこう出ます、特に開放では明るい部位に出やすいですかね...でもそれもこのレンズの味なんです。[はぜ掛け](f/1.4, 1/1000, ISO100)そして散歩撮の最後にインパクトある画をもらいました(笑)。これで開放です...周辺減光と手前のボケでかすかにそれを感じられる程度ですが...このはぜ掛けされた稲の描写は素敵ですよねえ。現像時にトーンカーブでコントラストをちょっと上げ気味にするだけでこの変化を楽しめます、本来の素の状態(ニュートラルでのRAW画像)はこれまた渋いちょっと霞がかったような柔らかさを持ち合わせていますから気分次第でそちらも楽しめてしまいます^^。いかがでしょうか...α7シリーズでは「D700での空気感」と違ってこんなインパクトを楽しんでいます。これと言った特徴がないレンズという認識なんですが、それはあくまで「そつなくこなす」という意味であり、「味」はしっかりありますから「どんなインパクトを貰えるか」という楽しみはまた格別ですね...そんな標準レンズのお話しでした...^^。2021年10月 「キラリ☆ふじみ」ほかにて#α7III#Ai_Nikkor_50mm_F1.4S
2021.10.11
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さて少しブログの記事に間が空いてしまいましたが、今回はタイトルに有るようにNikonの長きに渡って定番の標準レンズとして君臨してきたMFレンズ「Ai Nikkor 50mm F1.4S」と「D700」の出番です。私が使うのも久しぶりだと思います...いつぞやのα7IIでの「風通し」以来かな、D700では1年以上使ってないですね^^;)。でもこうしてたまにD700で使うとカメラ構えていてなんかしっくりきますね^^。そういえばこのレンズ、2018年に購入したんですがMapCameraでの「現在の買取価格」がワンプライスでほぼ私の購入時の価格になっていたのにはびっくり。なんか値上がりしてますよね~、NikonのMFレンズがほぼすべてディスコンになってしまったせいですかねえ。このレンズの特徴と言えば「何でもそつなくこなす」ところですかね...絞ればもう普通の現代レンズだし、そのパキッとした写りと絞りを開けた時の落差を楽しんじゃうレンズというところでしょうねえ。そんな開放を含め少し絞った画像まで今回の散歩撮の様子を見ていきましょうか...[Cobby](f/1.4, 1/5000, ISO200)まずは開放でのCobbyです。こうした距離での開放は良い描写をしますよねえ、それほどエッジを強調してきませんが周辺減光もあり、Niokkorならではのボケても形状を残すボケの中にスッキリと浮き上がってきます。[はぜ掛け](f/4, 1/800, ISO200)農家の方が総出で作業をしていた「はぜ掛け」です、近郊ではあまり見かけない景色ですがこちらではあちこちで見られます。遠景ではちょっと絞ればこうしてメリハリのある描写をしてくれます。ほぼパンフォーカスな一枚ですが、背景の建物までスッキリと気持ち良い写りになってます。[赤とんぼ:トリミングあり](f/2.8, 1/1250, ISO200)これはそんな畑のそばで見つけた「赤とんぼ」、たくさん飛んでました。いつもの距離輪で目測の一枚です...うまくトンボが白い看板にかかってくれたので姿が現れました^^。これトンボの飛んでる羽の形がとても素敵な形に止められた一枚なんです、大きくしてみてください。両羽が作るサインカーブがとても美しいですよ(笑)。[Cobby plays Soccer](f/4, 1/500, ISO200)またもやCobbyですが、広場に忘れられたサッカーボールをちょっと蹴ったら彼に火をつけてしまいました。ワンワン吠えながらしばらく追っかけてました、ようやく落ち着いたところを一枚^^。[カンナ](f/1.4, 1/3200, ISO200)江川沿いに咲いているカンナですが、わずかな咲き残りというところでしょうか。きれいな個体でしたが、葉がなんとも傷みだしていたのであまり絞れない状況でしたねえ^^;)。開放なので少し柔らかく出ていますが、「立体感・臨場感」不足は否めないところです(笑)。ただ背景の大きな葉に見られるボケはけっこうイケてますよね。[タカノハススキ](f/1.4, 1/2500, ISO200)そういう意味ではこちらもイケてる開放です(笑)。手前の穂にピントを置きましたので、荒れのない背景の素敵なボケと周辺減光でなんとも落ち着いた一枚となりました。[ハナミズキ](f/2, 1/1600, ISO200)これ1段絞っての描写なんですが、先日のナノクリマクロではありませんが「赤」がなんともハッキリ出てくれます。昔はNikonしか触ってなかったんですが、こんなに赤が強く出てましたかねえ(笑)。[ポンプ制御盤](f/1.4, 1/500, ISO200)こんもりした林の中で更にこの日は暗かったですからかなり背景が明るくなり、ただでさえボケても形を残しますからかなりハッキリと描写されてますね(笑)。でも制御盤の描写には柔らかさがにじみ出ています。[キバナコスモス](f/2.8, 1/400, ISO200)そうした暗い中でしたのでただでさえ赤みの強い花が多かったこちらの花壇では色もさらに濃い目に出ています。それにしてもフォーカスされたキバナコスモスの美しさは豊かな階調性で描写された姿と言って良いのではと思いますが...D700のおかげ?。[キスゲ](f/2, 1/640, ISO200)開放だと明るい部分がモヤのようになりますが、1段絞ると空間がスッキリします。少し痛み始めた葉の張りが足りなくなった様子がシビアに描写されているのが分かりますね。ボケに変なクセがないことに加えこういうフォーカス面に見られる空気感にはこのレンズの良い部分が見られるのではと思いますね。最近はこのレンズほとんどSONYのα7シリーズで使っていてNikonらしいボケとフォーカス面に見られる素敵なインパクトを楽しんでいました。やはりこのD700ではハッキリした色と豊かな階調性から見られる「空気感」が光ります、大好きなROKKORたちとは一味違うこのレンズがD700で本領発揮しているかなと思わせてくれますね...そんなレンズでの散歩撮でした^^。2021年10月 江川周辺にて#D700#Ai_Nikkor_50mm_F1.4S
2021.10.09
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今回の主役はROKKOR組の筆頭と言ってもよいかと思われる「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」です。このレンズ手に入れてすぐα7IIIで使い始めた頃には自然光下での青や緑の爽やかな描写は認められたもののなんだか柔らかくて線が細くとても押しが弱く感じていて、その前に手に入れていたあの元気なレンズ「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」の線が太めでハッキリとした色の出方に比べてあまり魅力を感じられませんでした^^;)。ところが色々とオールドレンズを手に入れて撮っているうちにその魅力にハマってしまった「ROKKOR」、今では「AUTO ROKKOR」の代表選手かと思うくらい自分では気に入ってしまったのですから不思議ですよねえ(笑)。そんなレンズを今回はその前の散歩撮に使っていた「Tessar 2.8/50」との比較みたいなことをしてみようかと思います。たまたま両レンズでのCobbyの散歩コースが一緒だったので同じようなアングルで撮れたものも多かったので改めて「Tessar」との比較でROKKORの魅力を炙り出せるかなという目論見です(笑)。まずは比較前にそれぞれのレンズで撮った気持ち良い・悪い?描写で気になったものをご覧頂きたいと思います。はじめは「Tessar 2.8/50」からです...[Slide](f/2.8, 1/800, ISO100)[Spring Rider](f/2.8, 1/800, ISO100)上の2つの画像はいろんなレンズで天気の悪い日に撮り比べをしたアングルですね。この2枚は天気はそれほど悪くないですが、シルバーウィーク明けの平日午後たまたま人がいないタイミングで撮りました。開放とは言え<f/2.8>ですからどちらも破綻のないできではないでしょうか...あの銘玉「AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED」ほど赤を基調とする色のハッキリした出方やROKKOR組の臨場感はありませんが、開放での距離による荒いボケも出てなくてどちらもスッキリとした気持ち良い写りと言えますね。豊かなコントラストと階調性が「悪い癖のない状態」で発揮されたというところがその「気持ち良い」の要因ではないでしょうかねえ。[キラリ☆ふじみ](f/4, 1/320, ISO100)この一枚も上の画像同様に悪い癖が出てません(笑)。<f/4>としたことで距離のある背景に出がちな「荒れ」がほとんど見られません。距離をつかめるほどのボケ描写ではありませんが、明るさが多少あったおかげかスッキリとしたボケ加減にきれいな一輪のフォーカス面が引き立つ一枚になってますね。[サルスベリ](f/2.8, 1/500, ISO100)そしてこれが残念な一枚です^^;)。あのROKKOR(MC ROKKOR-PG 58mm F1.2)がステキなボケの中で輪郭を強調せずに浮き上がらせた<f/2>の素晴らしい描写と比べると、背景の花にこのレンズのボケの悪い癖が出てしまっています。白にほんのり赤が混じった素敵な花の状態だったんですが、その情緒をちょっと台無しにしていまいましたね...ベンチと人の柔らかなすてきなボケが見られるだけに残念です。そして次に「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」の方を見てみたいと思います...[土手のCobby](f/1.4, 1/2500, ISO100)まずはCobbyです。さすがに58mm・8枚絞りのボケですね、もう彼のしっぽあたりからROKKOR的な柔らかなボケが全開です^^。細めの線で彼の顔から胸辺りまでのキリッとしながらもとても柔らかな描写が光ります。[ハナミズキ](f/2.8, 1/400, ISO100)線は細めですがこのレンズの直射光が当たった時の意外にキリリとしたコントラスト高めの描写の特徴が出ています。そこにROKKOR的なボケ描写が加わり光と影のすてきな対比が見られます。[氷川神社のニャンコ#1](f/1.4, 1/500, ISO100)線の細さゆえに同色系の手前のボスの影がちょっと薄いです(笑)。それでも彼の目を中心にしたフォーカス面の描写はイチョウの年代を感じさせる根本の描写と合わせ素敵な精細感を感じさせてくれます。[氷川神社のニャンコ #2](f/2.8, 1/100, ISO100)多少絞って寄って撮ってもその描写の傾向は変わりませんね、画面から感じるこの柔らかさはまさにAUTO ROKKORです^^。それではここから2つのレンズの多少光は違えど似たアングルでの描写比較をしてみたいと思います。[Tessar:Red Rose](f/2.8, 1/160, ISO100)[ROKKOR:Red Rose](f/2, 1/3200, ISO100)ROKKORの左の花の状態でわかるようにこの2枚の画像には3日間の時間の開きがありますのでROKKORの方は花に若干精彩さに欠けますが直射光下ですのでとてもコントラストの高さが目立ちます。Tessarの方は自然光下ですが変わらぬ高いコントラストと階調性で花本体の描写では負けてないですね。やはり背景に目をやると距離を感じさせてくれないのっぺりとしたボケ描写でTessarの弱点が出てしまいます、ROKKORだと同じ条件でも臨場感では一枚上手の描写をしてきますからね。それゆえROKKORの方は直射光でTessarより1段絞りも開けた状態でも空間をしっかり感じさせてくれます...たぶん自然光下では(暗くさえなければ)もっと素敵な臨場感を醸したのは想像に難くないです。[Tessar:ヤブミョウガ](f/4, 1/60, ISO500)[ROKKOR:ヤブミョウガ](f/2.8, 1/40, ISO400)氷川の森ですから暗いですが、Exifで分かるように状況としてはTessarの方が若干明るかったです。この2枚は2つのレンズの特徴がとても良く出ているかと思われます。一見押しが弱く見えるのがAUTO ROKKORですね(笑)、これほぼこのレンズの最短(60cm)ですが画角の狭い58mmより大きく写っているTessarの方は35cmまで寄れるからです...これでもまだ最短ではありません。ROKKORの方は開放から2段絞ってやっとNikkorのように形をしっかり残すようなボケと加えて臨場感をしっかり醸します。ですから実際にこの目で見たように写っているのはもちろんROKKORの方なんですね^^。ただしTessarの方はこの背景の距離くらいがとても良いボケが出るのも事実なんです、今までたくさんのシャガのきれいな画像を頂いてきた場所ですからねえ^^。こう見比べるとほぼ絞りは一緒に見えますから面白いです...寄れるので被写体・背景の距離のバランスが変わるんですよねえ、なので一概にボケ具合を比較できません。それに加えてTessarの色の出方がこのレンズらしい艶やかさを感じますよね。3日間の時間の経過があるのでTessarのほうがきれいな状態だったとはいえ「葉」ほどの差は実際にはありませんでしたから。いかにもレンズの活かしどころを考えさせられる2枚の画像でした。[Tessar:彼岸花](f/2.8, 1/60, ISO1000)[ROKKOR:彼岸花](f/2, 1/2000, ISO100)場所・状況は違えど1本の彼岸花にフォーカスを当てた2枚です。どちらも影の多い中で花に光が当たっている状況ですが、さすがにコントラストの高いTessarの日陰の葉の描写の中でうっすら光を浴びた花が絶妙な光り加減で素敵に浮かび上がりますね...でも午後2時位の晴れた日に開放でISO1000です、なんとも暗い森ですよねえ(笑)。まあ兎にも角にもZeissが本来求めてきた「豊かなコントラストと階調性」がもたらす安心の一枚という気がします。そしてもう一枚のROKKORの方は枯れ花が目立つちょっと寂しくなった花壇の中でスポットを浴びた如く1本の元気な花が素敵な立体感を持って浮き上がります。直射光が当たっているためによりキリッとした姿が影となった柔らかな背景とのギャップでこの立体感をもたらしていますよね...まさにフォーカス面とボケ領域の両面にわたる臨場感は(ACの)ROKKORならではの一枚かなと思います。[Tessar:コスモス](f/4, 1/800, ISO100)[ROKKOR:コスモス](f/4, 1/1000, ISO100)こちらの2枚は3日間の開きはありますが同じ場所での撮影です。Tessarの方は寄れるのでつい一番手前の花にピントをおいています^^;)。なので同じ絞り<f/4>でもすぐ後ろの枝からボケ始めています、でも明るい背景で出始める薄いベールを纏ったかのようなボケが感じられしっとりとした独特な空気感を醸しています...いいですよねえ、Tessarのこの描写好きなんです(笑)。そしてROKKORの方はα7IIIの抜けの良さがしっかりと出て青と緑の清々しさも感じられます。それに加えて花はもちろんのこと細い枝などの描写にも線の細いとてもセンシティブな描写が見て取れて気持ち良いですよねえ...「元気なレンズ」では出ないこのレンズならではの爽やかな描写ですかねえ^^。いかがでしたでしょうか...こうした個性的なレンズの撮り比べは先程の「活かしどころ」なんかも見えてきてほんと面白いですよね。今回はどちらが主役というわけではないですが、大好きなAUTO ROKKORの代表選手的な「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」の良さを再確認できたような気がします。そんなレンズのこれがこのレンズのまさに「この一枚」のような画像を最後に披露して締めようと思います...「爽快」そのものの描写をご覧ください...[ナツメ](f/4, 1/125, ISO100)それではまた^^。2021年9月 文化の杜公園・氷川の森ほかにて#α7III#Tessar_2.8/50#AUTO_ROKKOR-PF_58mm_F1.4
2021.10.01
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