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2023年ルヴァン・カップ第5節ガンバ大阪vs京都サンガの試合をパナソニックスタジアム吹田で観戦。1-0で京都サンガの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈ガンバ大阪〉攻撃では、4バックディフェンスラインとアンカーのダワン、右MF山本との連携したビルドアップから、右サイドは右SB半田と右WG杉山と、左サイドは左SB江川と左WG福田とがそれぞれ連携して両サイドの基点となり、時にFW鈴木のポストプレーを交えつつ、また左MF宇佐美がトップ下の位置から攻撃を組み立てながら攻めていく。中盤はダワンと山本がポジションチェンジし、宇佐美がトップ下として攻撃していく。守備では、前線からのプレスをかけていき、リトリート時は鈴木、宇佐美の2トップとする4-4-2のブロックを作る。(相手CK時の対応はゾーンとマンマークの併用)〈京都サンガ〉攻撃では、4バックディフェンスラインとアンカー金子との連携したビルドアップから、両サイド、右サイドは右SB福田、左サイドは左SB植田が両サイドの基点となり、豊川、一美、木下への速いクサビのパスからのコンビネーションにより攻めていく。 62分から3-5-2システムに変更。守備では、4-3-3を基調として前線からのマンマーク気味のプレスをかけていく。リトリート時は4-5-1のブロックで対応していく。62分からは5-3-2システムに、85分からは5-4-1システムに変更。(相手CK時の対応はゾーンとマンマークの併用)【得点】18分 木下(京都サンガ)PK【退場】なし【警告】 7分 アピアタウィア(京都サンガ)14分 鈴木(ガンバ大阪)30分 福田(ガンバ大阪)38分 江川(ガンバ大阪)46分 金子(京都サンガ)90+1分 太田(京都サンガ)90+4分 佐藤(ガンバ大阪)【試合の流れ】(前半)ガンバ、サンガとも4-1-2-3システムにてこの試合に臨む。両チームともディフェンスラインのビルドアップから両サイドを基点として攻撃の機をうかがう中、サンガが17分に右サイドでの展開から、ペナルティエリア内にて、クサビのパスを受けた右WG豊川がパスを受けた右MF谷内田がガンバCB佐藤に倒されて、PKを獲得し、そのPKを左WG木下が冷静に右隅に決めて、サンガが1-0と先制する。その後は、ガンバはビルドアップから両サイドへの展開を図る一方、サンガは前線からのプレスを仕掛けて、中盤での攻防が激しくなる中、サンガがカウンターからチャンスを作る。サンガは28分に、右サイドでの展開から、豊川へのクサビのパスを起点に、右SB福田がドリブルで仕掛けながら出したクロスに、ペナルティエリアにて反応した谷内田が合わせてシュートを放つも、ゴール左に外れてしまう。これに対して、ガンバは、FW鈴木による左右のスペースやバイタルでのポストプレーや右WG杉山や左WG福田を基点として攻撃を仕掛けていく。ガンバは、37分に得た右CKにCB福岡が頭で合わせるも、サンガGK太田の正面を突いてしまう。また、ガンバは、アンカーのダワンを右MFに上げて、右MF山本にアンカーに下げて、山本をディフェンスラインとのビルドアップに積極的に参画させ、また宇佐美が左ハーフスペースを基点にゲームメイクをすることにより、攻撃のリズムを作ろうとし、サンガは4-5-1のブロックを形成して対応する。ガンバは、46分に、左スペースからサイドチェンジのパスを右サイドにて受けた杉山が、ペナルティエリア付近にいるダワンに横パスを出し、ダワン、宇佐美とつないで、ペナルティエリア付近にてパスを受けた山本のシュートはGK太田の正面を突いてしまい、前半はサンガが1-0とリードして終了。(後半)ガンバ、サンガとも選手交代やシステム変更なく後半開始となる。最初に試合の流れを掴んだのはガンバで、両サイドを基点としてチャンスをうかがい、51分に得た宇佐美の右CKの際、ガンバCB佐藤がサンガディフェンスに倒されてしまい、ガンバがPKを獲得する。しかし、キッカー鈴木が左寄りの中央を狙ったPKはGK太田が足でセーブし、ガンバはPKに失敗する。PKに失敗したガンバは、57分に選手交代策に出て、FW鈴木からジェバリに、左SB江川から黒川に、右WG杉山からファン・アラーノに替えて、両サイドのスペースを有効利用して攻撃を仕掛けていき、サンガは4-5-1のリトリート対応をしていくが、ガンバのサイド攻撃により、ブロックが下がって苦しい展開となる。そこで、サンガは62分に、右WG豊川から井上に替えて、アピアタウィアとイヨハとの間に配置し、左SB植田から荒木に替えて、アピアタウィア、井上、イヨハの3バック、右WBを福田、左WBを荒木とし、一美と木下の2トップとする3-5-2システム(守備時は5-3-2)に変更して、ガンバのサイド攻撃に対応する。その後もガンバが両サイドを基点に攻撃を仕掛けて、サンガが5-3-2の低い位置でのブロックを形成してガンバの左右からのクロスを跳ね返してカウンター攻撃を狙う展開が続いていく。ガンバは、更に、68分に、右MFのダワンからラウィに替えて、更なる攻撃を仕掛ける。ガンバは73分に、右サイドでの展開から、バイタルエリアにてラウィからパスを受けたジェバリのポストプレーから、パスを受けた宇佐美のシュートはGK太田の正面を突いてしまうり終盤に差し掛かって、ガンバが更にサイド攻撃を仕掛けてクロスを多用するが、サンガはアピアタウィア、井上、イヨハのセンターラインがことごとく跳ね返して、ガンバに決定機を与えず、粘り強くディフェンス対応していく。そして、サンガは、85分に、FW木下からパトリックに替え、右MF谷内田から川崎に替えて、パトリックの1トップ、5バック、4人の中盤とする5-4-1システムに変更して、ディフェンスに更に固めて、逃げ切りを図ろうとする。これに対して、ガンバは、再三両サイドから攻撃を仕掛けて、クロスを出すも、サンガのディフェンスにより跳ね返されてしまい、サンガが1-0と逃げ切って勝利。【システム】(ガンバ大阪)4-1-2-3(右から)GK 谷DF 半田、福岡、佐藤、江川(57分 黒川)アンカー ダワン(68分 ラウィ)MF 山本、宇佐美FW 杉山(57分 ファン・アラーノ)、鈴木(57分 ジェバリ)、福田(76分 食野)(守備時は4-4-2または4-4-1-1)(京都サンガ)4-1-2-3(右から)GK 太田DF 福田、アピアタウィア、イヨハ、植田(62分 荒木)アンカー 金子MF 谷内田(85分 川崎)、平戸FW 豊川(62分 井上)、一美(78分 木村)、木下(85分 パトリック)(守備時はプレス時は4-3-3、リトリート時は4-5-1。後半途中から5-3-2→5-4-1)【勝負の分かれ目】サンガが前半のいい時間帯に先制できたとともに、アピアタウィア、イヨハを中心としたディフェンスラインがガンバのサイドからの攻撃をことごとく跳ね返して、粘り強く対応をしたことと、GK太田のPKセーブ。そして、後半の3バック(5バック)へのシステム変更によりガンバのサイド攻撃を阻止した適切な曹監督の采配。【まとめ】サンガは、両サイドを基点とした速い攻撃による決定機は多く作れなかったものの、ガンバの攻撃に対しては、アピアタウィア、イヨハ、井上が適切な対応を継続できたとともに、数的優位を維持できたことが勝因。ディフェンスの勝利。この勝利でルヴァン杯グループステージ突破に大きく前進。ガンバは、サイドのスペースを有効利用でき、終始優位な試合運びをしていたが、サンガの堅いディフェンスを崩すことができず、鈴木のPK失敗も大きく響いた。 サイドでの基点は作れているものの、分厚いブロックを敷かれた時やアイデアやクロスの精度に難あり。現状ではブロックを敷かれる前に先制する試合運びができるかが鍵。#gamba#sanga#ガンバ大阪#京都サンガ#ガンバvsサンガ#ルヴァン・カップ
2023.05.24

2023年J1第13節FC東京vs川崎フロンターレの試合を東京国立競技場で観戦。2-1でFC東京の勝ち。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【戦術】〈FC東京〉攻撃では、4バックディフェンスライン東京アンカー東とのビルドアップから、右サイドは右SB長友、右WG仲川(途中から渡邊)、右MF小泉との連携、左サイドは左SB徳元、左WG渡邊(途中から仲川)、左MF安部との連携により、両サイドを基点とし、また前線からのプレスによるカウンターを積極的に利用しながら攻めていく。守備では、前線の3トップを起点に、フロンターレCBとアンカーのシミッチにプレスを仕掛けていく。4-3-3を基調とする。リトリート時は4-1-4-1。(相手CK時のディフェンスはマンマークとゾーンの併用)〈川崎フロンターレ〉攻撃では、4バックディフェンスラインとアンカーのシミッチとのビルドアップから、右サイドは右WG家長、右SB山根、右MF脇坂との連携、左サイドは左WGマルシーニョ、左SB登里、左MF瀬古との連携により両サイドを基点としてし、家長のボールキープやマルシーニョのスピードなど緩急を使いながら攻めていく。守備では、前線からのマンマーク気味のプレスを使い、東京ディフェンスラインに圧力をかけていく。脇坂退場後は4-2-3(守備時は4-4-1)に変更。(相手CK時のディフェンスはマンマークとゾーンの併用)【得点】12分 徳元(FC東京)24分 安部(FC東京)38分 宮代(川崎フロンターレ)【退場】48分 脇坂(川崎フロンターレ)【警告】31分 仲川(FC東京)34分 渡邊(FC東京)45+1分 シミッチ(川崎フロンターレ)90分 車屋(川崎フロンターレ)90+5分 大南(川崎フロンターレ)【試合の流れ】(前半)東京、フロンターレとも、4-1-2-3システムにて、この試合に臨む。まずチャンスを作ったのはフロンターレで、11分に、右サイドでの展開で、左MF瀬古からパスを受けた右WG家長が出した浮き球状のクロスに、ペナルティエリア内で反応した瀬古が頭で合わせたシュートは東京GKスウォヴィクの好セーブに阻まれる。しかし、東京は、ピンチを逃れた直後の12分に、チャンスをモノにする。右SB長友のクロスの流れたボールを左ポケットにて拾った左SB徳元がフロンターレディフェンスを交わして放った右足のシュートがゴール右上隅に決まって、東京が1-0と先制する。その後は、東京が前線からのマンマーク気味のプレスにより、フロンターレのディフェンスラインやアンカーシミッチに強いプレスをかけながら縦に速いカウンターを仕掛けて、試合の流れを引き寄せていく。東京は、21分に得た徳元のFKはクリアされたものの、バイタルエリアにてこぼれ球に反応した左MF安部のミドルシュートはバーを超えてしまうが、その良い流れを活かして、チャンスをモノにする。東京は、25分に、フロンターレディフェンスラインとシミッチとのビルドアップしたボールを、FWのDオリヴェイラがバイタルエリアにてシミッチからボール奪取して、左へサイドチェンジし、そのパスを受けた徳元のクロスに対して、ゴール前に飛び込んだ安部がゴールに押し込んで、東京が2-0とリードを広げる。その後も、東京は、右WG仲川と左WG渡邊をポジションチェンジするなど、フロンターレに揺さぶりをかけていく。これに対して、フロンターレは、東京の前線からのプレスにより、スムーズなビルドアップができず、有効な球出しができないでいたが、両サイドにいる右WG家長、左WGマルシーニョへの両サイドへの展開に活路を見出して、チャンスをうかがう。そして、フロンターレは、37分に、バイタルエリアに進出した家長のミドルシュートは東京ディフェンスが防いだものの、そのこぼれ球に反応したFW宮代のボレーシュートは東京GKスウォヴィクの好セーブに阻まれるが、その良い流れを活かして、チャンスをモノにする。フロンターレは、38分に、中央エリアでのカウンターから、ドリブルにて仕掛けた瀬古からパスをペナルティエリアにて受けた宮代がゴールに向かって切り込みながら放った右足のシュートがゴール右隅に決まり、フロンターレが1点を返す。また、フロンターレは、41分にも、左サイドでの展開から、マルシーニョが左ポケットへ仕掛けながら出したグラウンダーのクロスに反応した瀬古のシュートはバーを超えてしまう。前半は東京が2-1とリードして終了。(後半)両チームとも、選手交代なく後半に臨む。まず東京が攻勢に出ようとし、両サイドからチャンスをうかがい、48分に、右サイドにてフロンターレ脇坂が東京左WG仲川にチャージに仕掛けたものの、VARの結果、このチャージが仲川の足元を狙ったレイトチャージと判定され、脇坂に退場処分が下される。これにより、フロンターレは、一時的に、シミッチと瀬古のダブルボランチとする4-2-3システムで対応するが、その後は、選手交代策やシステム変更で対応していく。その直後、東京は、数的優位を活かして、チャンスを作り、55分に、ペナルティエリアでの混戦から、渡邊が放ったシュートはバーを叩いてしまい、追加点には至らない。ピンチを逃れたフロンターレは、59分に、瀬古から大島に替えてボランチに配置し、マルシーニョから遠野に替えて右WGに配置し、シミッチ、大島、そして中盤に降りる家長がコンビネーションによりビルドアップを構成していき、打開を図る。東京も前線からのプレスをかけていくが、フロンターレが東京のプレスを剥がしていき、75分には、家島が橘田に替え、宮代から小林に替えて、シミッチ、大島、橘田の3枚で構成する中盤の組み立てにより、徐々に試合の流れを引き寄せていく。(システムは4-3-2)フロンターレは、78分に、CB大南のロングフィードに対して、ペナルティエリアにて反応した遠野のシュートはGKスウォヴィク臨む好セーブに阻まれる。これに対して、東京は、プレスからボール保持を狙うが、ボール奪取に成功しても、縦の攻撃を急ぐあまり、中盤や前線に繋がらず、フロンターレに主導権を握られる展開が続く。フロンターレは、87分に、左サイドでの展開から、小林からパスを受けた遠野がループ状のシュートをゴール上に狙うも、またもやGKスウォヴィクの好セーブに阻まれる。その後もフロンターレが攻撃を仕掛けるが、東京のディフェンスラインの粘い強い対応により、フロンターレに得点を与えず、東京が2-1と逃げ切って勝利。【システム】(FC東京)4-1-2-3(右から)GK スウォヴィクDF 長友、木本、森重、徳元アンカー 東MF 小泉、安部FW 仲川(87分 バングーナガンテ)、Dオリヴェイラ(60分 アダイウトン)、渡邊(73分 塚川)(守備時は4-3-3を基調)(川崎フロンターレ)4-1-2-3(右から)GK 上福元DF 山根、大南(90+5分 山村)、車屋、登里アンカー シミッチ(82分 山田)MF 脇坂、瀬古(59分 大島)FW 家長(75分 橘田)、宮代(75分 小林)、マルシーニョ(59分 遠野)(守備時は4-1-4-1。後半途中から4-3-2)【勝負の分かれ目】 東京が前半、前線からのプレスによりフロンターレのディフェンスラインを下げさせたとともに、素早い攻撃での複数得点できたこと。また、後半はスウォヴィクまたはディフェンスラインの好守によりフロンターレの猛攻を抑えられたこと。【まとめ】東京は前半のプレスからのカウンターが有効で、いい時間帯でできたとともに、スウォヴィクやディフェンスラインの粘い強い対応により、何とか逃げ切ることができた。ただ、後半は縦に攻め急いで、中盤が構成できない場面が多くなり、フロンターレに主導権を握られた。遅攻からの組立が課題。フロンターレは前半、東京のプレスによりリズムを崩されて2失点したのが最後まで響いた。ただ、後半、脇坂の退場後は、数的不利ながらも、シミッチ、大島、瀬古(橘田)が近い位置での数的優位を作って有効なビルドアップを構成して東京のプレスを丁寧に剥がして、あと一歩まで詰め寄り、自力を見せた。#fctokyo#FC東京#frontale#川崎フロンターレ#FC東京vs川崎フロンターレ#多摩川ダービー
2023.05.12
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