花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

PR

×

プロフィール

kachoiroiro-rakuten

kachoiroiro-rakuten

カレンダー

コメント新着

kachoiroiro-rakuten @ Re:毎日、綺麗な写真に癒されています。(12/15) Bぃさんへ ご覧いただき、ありがとうござ…
Bぃ@ 毎日、綺麗な写真に癒されています。 素敵なお写真、いつもありがとうございま…
まりも@ Re:秋終盤の茨城県浮島のシギ・チドリ観察記(10/23) ご返信ありがとうございます! 風が強かっ…
kachoiroiro-rakuten @ Re[1]:秋終盤の茨城県浮島のシギ・チドリ観察記(10/23) まりもさんへ ご覧いただき、ありがとうご…
まりも@ Re:秋終盤の茨城県浮島のシギ・チドリ観察記(10/23) 私も今日行きました! 夕方でしたが、ヒバ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2026.10.06
XML
オフィスのある千葉県北西部柏市では、8月以来複数回豪雨による冠水が発生しています。
8月13日の千葉豪雨では手賀沼の新曙橋で水位が3.4mまで上昇したり、我孫子市内、柏市内に複数個所で冠水・通行止めが発生しました。
さて、イソシギは、市内北部の水田地帯では春から秋の繁殖期に水路などでユスリカなどを採餌しいる姿をよく見かけており、繁殖している可能性が高いと考えています。河川や砂礫地などで繁殖するとされているイソシギにとって冠水による人為的攪乱は、繁殖失敗の原因のひとつとなります。今回の攪乱によるイソシギの営巣失敗がどの程度だったかは、把握できていません。
さて、国内の話しではありませんが、複数の攪乱を受けても巣を放棄せず、冠水した状況下でもヒナの誕生に至った事例を思い出したので紹介します。菊地・笠原(2013)は、フランス南部ロゼールに位置するサン= ジェルマン=デュ=デにおいて度重なる人為的攪乱を受けてもイソシギ親鳥が巣に帰還し、卵のふ化にこぎつけた事例を紹介しています。
報告では、「苦難の発端は,2012年の春 の雨の多さでした.その春,ロゼールのロット渓谷では,例 年イソシギが営巣する砂礫地が冠水していました.岸際で どうにか営巣した個体もいましたが,5月下旬の増水によって、そこも冠水してしまいました」と述べています。
営巣していた環境については、水辺から3mほどの芝生で、週末を含め人通りがとても多い小径近くの大きな木の下で、巣は下水溝の近くにあり卵が4つ入っていましたと記しています。
営巣場所を子供が走り回り親鳥が1時間巣を離れざるを得なかったり、草刈り機が巣から5cmのところを通り、巣の上を通ったことすらあったものの巣の窪みのおかげで卵は割れずに済み、攪乱を受けても親鳥は巣に帰還し、抱卵し4つの卵すべてが孵化したことを報告しています。複数の攪乱があっても巣を放棄しなかった親鳥、卵の冷えに対する耐性について注目が集まった事例です。
(引用)
菊地有子・笠原里恵.2013.数々の困難を乗り越えて、 孵化に成功したフランスのイソシギ.
Bird esearch news Vol.10 No.7.p4.
原典:Legendre, F. 2012. Nidification réussie d’un couple de Chevalierguignette 
Actitis hypoleucos malgré de multiples derangements. Ornithos19: 412-414.)
(写真)
1枚目:2022年9月15日稲敷市、2枚目:2024年6月6日長野県、
3枚目:2022年10月24日習志野市、4枚目:2018年8月18日習志野市で撮影













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.10.06 14:27:59
コメントを書く
[Bird's Cafe(鳥の話題のいろいろ)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: