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2026.10.11
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(アリスイの首振り行動)
手賀沼沿岸では、2019年以降、キツツキ科アリスイの姿を10月から11月の間、12月から2月の間で見かける頻度が高くなります。鳥友からメディアに登場したアリスイが長い舌を出してヘビのような行動をしていたのと人に捕獲された時に首をくねくねと行動を見せていた。
敵と対峙した時の行動なのかどうかと質問をもらいました。
調べてみると、橋間・加藤(2013)が、秋田県大潟村ではアリスイの育雛後期に剥製提示実験を実施した結果を報告しているのを見つけました。
実験内容は、給餌に来たアリスイ親個体に対して行い、競争者としてスズメ、ハシブトガラス、捕食者としてニホンイタチ、アオダイショウを提示し、どのような行動をとるかビデオで観察したというものです。
結果は、「どの動物を提示しても首ふり行動は見られなかった」、「スズメへの反応:剥製に何の反応も示さず、通常通り給餌を行った。アオダイショウへの反応:最初に少し戸惑った様子も見られたが、しばらくすると通常通り給餌を行った。ハシブトガラス、ニホンイタチへの反応:キョッキョッという鳴き声とともに、激しく羽をふるわせ、飛び回った。この行動動はイタチに対して⼀番激しく、⼀時は剥製に飛び掛かるような場面も見られた」と述べています。
まとめとして、「行動は敵を怖がらせ自身の身を守る効果があるのか、単に恐怖のために起きる行動なのかは不明(中略)、今回の提示実験では首ふり行動を確認することができず、これまで雛については巣箱を上から指を近づけた時、成鳥については手で捕まえた時にしか確認されていない」と記しています。
手賀沼とその周辺地域では、アリスイの観察記録がふえたのが2019年以降で、葦原の中にある木に止まったものが多くを占め、甲高い声を出していたもの、遊歩道上の桜の枝に止まった個体も見かけています。葦原に木が点在している環境に注目してみるとよいと思います。
ただし、沼の遊歩道は、特に柏市側は自転車の通行量が多くしかも猛スピードで走り抜けていくので観察なさる際には十分な注意が必要です。
(引用)
橋間清香・加藤貴大.2013.バードリサーチ調査
研究支援プロジェクト支援先 調査研究プラン成果報告.2013年度.p30-31.
(写真)











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最終更新日  2026.10.11 14:05:15
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