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茨城県 常陸大宮市 久慈の山・御城・大吟醸 KujiNoYama Mijou DaiGinjou 根本酒造株式会社 Nemoto Shuzou KabushikiGaisha 山田錦(美山錦?) (精米歩合40%)、醸造アルコール 2018年11月5日製造 日本酒度 +3 酸度 1.2 アミノ酸度 0.7 アルコール度 16 購入価格:1100円(720ml)(1本2728円が2本で2200円の商品入れ替え特価)香りは梨、メロン、リンゴ、白砂糖?正統派の吟醸香。出力は弱めだが、それは経年に因るものかと思う。口当たりは澄んだ感じだが、甘味は意外と弱め。余韻で苦味の波が大きく押し寄せ、ボリュームを演出。苦味の圧と存在感で骨格をつくる。酸は有りそうで無い。リリース直後だったら、もっと爽やかな甘味が感じられたのかな?いや、香りで甘味の雰囲気を誘導して、酒本体は淡麗な方向に仕上げてるんだろうか!?一応、薫酒(香りメインで味は広く浅く(?))系統で淡麗辛口タイプらしいから、これは完全に「こういうもの」なんだろう。(味は澄んだ感じで香りで味覚誘導)旨味と言える程の奥行きはイマイチ出て来ないな。温度が冷や(常温)状態だと味の出方が鈍り、中途半端に伸びようとするので、キリっと冷やしてサッと飲み、違和感を覚える前に飲み込んでしまおうw。かといって冷やし過ぎても、ただでさえ弱い甘味がシャープになり過ぎて、辛口っぷりが過度に強まる。10℃位がいいとこか!? まぁこの辺は好みにも左右されるとこ。適切と思われる温度帯が結構シビアかも。香りは正統派の吟醸香で、味は比較的標準レベルの吟醸酒の出方。この苦味の波を上手く活かせれば、独特の高級感(特別感?)が見えそうだが、結構難しいな。淡麗辛口の日本酒ファン向け。新潟の酒が好きな人にはそこそこ好感触だと思う。生魚が無難。刺身類に向いてる。出来ればイカの刺身や貝類等、旨味を補填出来るツマミだと酒の動きと流れが一気に明確になる。あえて魚介類ではなく、牛焼肉に岩塩と柑橘果汁とかもアリだな。酒単独だと、どうしても手の届かない部分が目立ってくる。とりあえず1000円なら当然、値段以上。税込通常2700円台と言われると かなり悩むが、「山田錦」の「精米歩合40%」となると、それだけで2000円に迫るものではあろう。その辺(2000円台前半)までは納得しない事もない。そこから+500円~+600円は「茨城の酒」「久慈の山の根本酒造」という点に興味が必要。日本酒の初心者が飲んで、美味いと思われるかは未知数。
2020/01/15
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お正月強烈に眠い 秋田県 由利本荘市 雪の茅舎・純米吟醸・新酒 YukiNoBousha(Bosha) JunmaiGinjou Shinshu 株式会社 斎彌酒造店 KabushikiGaisha Saiya ShuzouTen 掛米:秋田酒こまち80% 麹米:兵庫県産山田錦20% (精米歩合55%) 自社酵母使用 2019年11月製造 日本酒度 +1 酸度 1.5 アミノ酸度 1.0 アルコール度 16 購入価格:1650円(720ml)メロン、梨、リンゴの香り。正統派の吟醸香。出力もまずまず。果実の香りに澄んだ甘味。ド直球の純米吟醸。生酒のフルーティーさに新酒(?)のフレッシュ感も相まって、すごい綺麗な飲み口になってる。甘味の出方がスッキリ真っ直ぐ。非常に良い意味で "分かり易い"。しつこさ や うるささ は無く、ほんのり苦味を残して余韻まで通り抜ける。甘味がメインなんだが、変な中取り酒に有る様な、甘味を過度に強調させようとする動きをしないのが良い。酸味や旨味の感覚は弱い。でもそこは この酒の要点ではないと思うので、ほぼ難癖。生酒のフルーティー感と新酒のスッキリ感を特に楽しむべき。 開栓25分程(温度上昇)で、余韻に旨味らしきものが伴ってきた気がする。 スッキリ感を楽しむなら冷温キープで、少し味に厚みと複雑さを持たせたいなら 温度がある程度上がるまでゆっくり飲んで変化も楽しもう。(室温20℃、湿度44%) 口内で転がしても似た様な味にはなるが、その場合苦味がやや口内に残るw。「純米吟醸」の「生酒」の「新酒」、ホントにド直球。何も嘘が無い。複雑な何かを求める人にはあまり向かないが、スッキリした味を楽しむのなら ほぼ最適解。栃木の仙禽の酒に似た感じはしたが、あちらよりも甘味の出方が上品で穏やか、自分の好みに合う。白身魚の刺身に合う感じ。オリーブオイルとハーブソルトのカルパッチョでもOK。冷奴や煮魚にはイマイチ合う気がしない。(西京漬けの焼き魚ならまぁ大丈夫と思う)旨味を足せるならいいが、半端に甘味を足してしまうと酒が崩れる気配が有る。淡白だが旨味を得られる味の料理に向いてる。大穴で駄菓子の「都こんぶ」にハマりそう。値段・・相応。正直ちょっと高めかなと思わなくもないけど、そこは「生酒」と「新酒」の補正が+200円~+300円位利いたと思えば納得の範囲。★楽天検索 雪の茅舎 純米吟醸 生酒★楽天扱い約12件 1620円~2178円 平均1650円 1升瓶3060円から新酒という事を前面に出した期間限定の商品なので、気が向いたらどうぞ。値段なりには美味い。
2020/01/04
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鹿児島県 鹿児島市 西郷どん Saigo Don 本坊酒造株式会社 マルス津貫蒸溜所 Honbou Shuzou KabushikiGaisha Mars Thunuki Jouryujo モルト グレーン アルコール分40% 購入価格:1231円(700ml)(2462円の商品入れ替え特価50%off)香りは蜂蜜、檜、レーズン、蒸留水?木やドライフルーツの香りの山を越えると、急にノッペリとした平坦な雰囲気の香りが拡がる。 【ストレート】薄い甘味と薄い苦味。軽い口当たりで、喉を通るとピリピリと刺激を残してあっさり退く。まぁ普通だな。よくあるウイスキー。 【ロック】香りは【ストレート】と変わらず。冷えて味が締まったのか、甘味の出方が弱り、相対的に苦味が強まった。味の流れは平坦になり、香りのイメージそのままのウイスキー風味の安い甲類焼酎みたいな雰囲気に。 【水割り】 ・酒1:水0.1香りは出易くなったが、出力は弱まってる。味自体は【ストレート】と大差無いが、余韻のアタックはソフトな動きになり、飲み易さは上昇。 ・酒1:水1香り出力はどんどん弱ってる。味のウイスキー感はバランスが取れてて、飲んでて悪い気がしない。【ストレート】よりも全体の完成度が増してる感じw。 ・酒1:水3~4普通のウイスキー水割り。普通なりに飲み易い、万人向けの味。 ☆ハイボールやってみた(酒1:炭酸水1~3)☆ これはそんなに悪くない。 香りは順当に弱るが、炭酸の泡の勢いに隠れてあまり気にならない。 苦味も炭酸の押しで掻き消え、スッキリさわやかな飲み口に。 【ストレート】と【ロック】の味の悪かった部分が全てカバーされてた。オススメは【水割り(酒1:水1)】か【ハイボール(酒1:炭酸水2~4)】。味の構成や流れが、加水される事で綺麗にまとまる。ハイボールはそこに炭酸の勢いが加わり、足りない要素の補填が為される。【ストレート】と【ロック】は安っぽさが強い。何か、・・・味が粗い。まぁ単純に熟成が足りてないんだろう。香りの耐久力は弱く、味もストレートではイマイチ頼りない。香りが味に影響与えてる部分は非常に少ないから、香りの点はまぁ目を瞑ろう。この飲み口の頼りなさを逆に、熟成不足故(?)の味の刺激でカバーしてパワフルなイメージを持たせようととしたのか?あまり上手くいってないっぽい。【水割り】にして、良い意味で「小さくまとめ」ちゃった方が飲んでて綺麗さが見えた。そのまま【ストレート】で飲むには物足りなさが目立ったのが残念。素直に美味いと言うには、色々足りないモノが有り過ぎた。でも、飲み方で ある程度コントロールして対応出来るんだから、ウイスキーとしては完成度は低くはないんだろう。1200円台なら値段相応。通常2200円超で買ってたら敗北案件。2018年限定製造ということで、NHKのドラマに便乗(?)した商品であろう。「本坊酒造」「西郷どん、という名前」「鹿児島の蒸留所」という点に興味が無いのなら全くオススメ出来ない。単にウイスキーを飲みたいというだけなら、ジョニ赤でも買った方が得かな。(流石にジョニ赤と比べるのはイジメかもしれないがw)★楽天検索 西郷どん★楽天扱い約8件 2475円~2999円(送料込)~3113円 平均2600円前後西郷どんのファンなら記念に買うのもいいかなw。そうじゃないなら知らん・・。
2020/01/02
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