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ニュージーランド ワイラウヴァレー Wairau Valley マールボロ地区 シークレット・ストーン・ピノノワール2014 Secret Stone PinotNoir クリス・ダーリン(? WineMakerと記載) Chris Darling ピノノワール100% アルコール分14% 輸入:トレジャリーワインエステーツジャパン株式会社 購入価格:861円色は澄んだ紫。香りはカシス、枯葉、プラム(すもも?)、チェリー、アセロラ?梅干し?味は薄い渋味と酸味。余韻に酸味と薄い苦味。まあまあ綺麗。穏やかな渋味と、少しトーンの高い酸。いかにも冷涼な土地の赤って感じ。酸味が余韻まで伸び、苦味感と共に(気持ち程度だが)厚みを主張する。きちんと酸を出した上での軽快な味わい。渋味は控えめで、結構飲み易い。70分以上の時間経過でも変化は軽微。粉っぽいと言うか、香りがちょっと浅い感じ。でもこれは価格なりの話。むしろ価格の割にはこのベリー香の出方は頑張ってる方。割と手堅い雰囲気の、上出来の安ピノ。安いなりに押さえる部分は押さえられてて、酸は有るし、適度な渋味とベリー香。これ位バランスが整ってると、安ピノというのも違うな。元々こういうもの。下手なボジョレーのガメイよりも美味いと思う。軽やかで渋味控えめだから、アブラの出番は無い。生ハムとか丁度良いかな。フルーツと生ハムの組み合わせとか適任。ワインは軽く冷やして、軽食やオードブルに合わせるもの。861円なら確実に値段以上。これは1000円イケるなぁ。1380円位狙える。これでもう少し香りの出方に高級感が有れば、1680円も有り得た。シークレット・ストーン ピノノワール マールボロ価格:1922円(税込、送料別) (2019/2/1時点)楽天で購入楽天ではしあわせワイン倶楽部のみ2000円弱となるとオススメする気は無い。その金額出すのならオーストラリアのマウント・マクラウド・ピノノワールの方がいい。
2019/01/31
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秋田県 大仙市 刈穂・宝風・純米酒 Kariho Takarakaze Junmaishu 秋田清酒株式会社 Akita Seishu KabushiiGaisha 美山錦、めんこいな (精米歩合60%) 2018年11月製造 日本酒度 +4 酸度 1.3 アルコール度 16 購入価格:1019円(720ml)香りは水飴、ラムネ、白砂糖?出力は程々。口当たりは一瞬粘性を感じる甘味が出るが、後から酸味が拡がり、最後に苦味が押し寄せてキレを演出。淡麗辛口だが、飲みながら徐々に淡麗さ(穏やかさと瑞々しさのバランス?)が際立ってくるつくり。元々(?)辛口のつもりでつくってるから、口当たりに甘味が出た時点でとりあえずOK。酸の拡がりも飲み応えを支え、キレの良い苦味でサッと退く。この酸が無ければ、ただ飲み易さだけが取り柄の面白くない味になってただろう。酸の伸びは感じるが、甘味や旨味の厚みはそれ程でもないな。むしろそのやや頼りない厚みをサポートするための酸味と言えなくもない。これはシンプルに酒のタイプと価格の壁の話で、わざわざ言う程のポイントではないか。 温度上昇で、旨味の感覚が強まってきたかも。 その分苦味の流れも目立ってきて、綺麗な感じが掻き消されるのだが、 これはこれで、飲み手の好みによっては良い変化と受け取れる範囲内。総合的には、そこそこ美味い酒。よく冷やして、冷温でキレを高めてササっと飲むのがオススメと思うが、多分燗酒にしても結構良い味を出すだろう。高汎用、好バランス、良くも悪くも(どちらかというと良い方の意味で)普通。あっさりした辛口の味が好みで、でもそのあっさりさの中の味の動きを感じたい酒が好みの人に向く。ツマミはほぼほぼ何でも良し。魚は刺身でも焼いても煮ても、肉類でも揚げ物みたいな脂っこいものでなければ大体大丈夫。今回刺身と湯豆腐に合わせてみたが、湯豆腐の甘味、ポン酢の酸味、出汁の旨味が上手い事噛み合った。シンプルな食材を、酸味を軸に素朴に調理したものが最適か!?値段相応。食中酒としては かなり手堅い。4合瓶約1000円の純米酒(精米歩合60%なので実質特別純米酒)としては上出来。★楽天検索 刈穂 宝風 純米★楽天扱い約3件 やまやで4合瓶12本で11364円(送料込) 1升瓶でビッグリカーズで2080円、ビッグボスで2158円納得の価格。4合瓶約1000円弱、1升瓶約2000円強。手堅い、そして無理の無い価格設定。納得。
2019/01/30
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もらいもの チリ DOクリコヴァレー ミラマン・エステート・レセルヴ・カベルネソーヴィニヨン2016 Millaman Estate Reserve CabernetSauvignon ハッシェンダ・エル・コンドル Hacienda El Condor S.A. カベルネソーヴィニヨン100% アルコール分13.5% 輸入:ピーロート・ジャパン株式会社 参考価格:2300円前後(?)色は澄んだ紫。香りはブラックベリー、カシス、カカオ、カラメル、インク?杉?味は渋味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と甘味を伴う薄い酸味。意外と(?)悪くない。ベリーとカカオに、ほんのり杉香。分かり易いカベルネ系の香り。控えめな渋味と穏やかな酸。香りのカラメル香に引っ張られるのか、余韻に甘味の雰囲気も見える。流石に値段の割には厚みや奥行は無いのだが、ピーロート系だから(?)そこはあまり期待してなかった。比較的軽めの飲み口でスルっと口を通り抜ける。渋味より酸味を感じ易く、苦味の出方とも相まってコーヒーっぽい印象も有る。渋味控えめで苦味も強くないからこそだな。この辺の構成とバランスが変わると話が違ってくるだろう。飲み応えと引き換えにした飲み易さ。もっとしっかりした味の赤を飲みたい人には物足りないかも。(安ワイン慣れしてるからw)個人的にはこの軽さは嫌いじゃないが、薄いと感じる人もいそう。総合的には、分かり易いチリの(軽いタイプの)カベルネ。同タイプのセントラルヴァレーのカベルネよりも、味がしっかりしてる気はする。酸の主張が思いの外 綺麗に出てるので、軽さが単純に短所にはなっていない。濃さや強さをウリにした構成ではない、軽さを活かしてるのが特徴。料理は肉が無難だが、渋味控えめなのでアブラはあまり要らない。適当に塩胡椒で炒めただけの肉とか、ボイルソーセージとか手軽な物。ナッツやチーズ類は合いそうで合わない。値段以下。味は悪くなかったが、2000円以上の格か!?と言われると、・・・んなことはない。(コノスルと比べるのはイジメとしても、現状は)980円~1280円も出せばザラに有るチリカベ。「セントラルヴァレー産」ではなく「クリコヴァレー産」ってのが、とりあえずのポイントかな。とは言え何となくだが、味の出方(渋味と酸味の出方)に半熟成感を感じなくもない。もう5~6年も熟成したら、言われなきゃチリワインとは分からなくなるかも。その辺の将来性も込みなら・・・それでも取って1480円だろうな。
2019/01/28
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ブラジル ヴァレ・ドス・ヴィニェドス Vale Dos Vinhedos デュエット・ピノノワール・シラーズ2013 Duetto PinoNoir Shiraz カーサ・ヴァルドゥーガ Casa Valduga ピノノワール、シラーズ (割合不明) アルコール分12.5% 輸入:株式会社 池光エンタープライズ 購入価格:645円(訳アリ?特価品)色はやや濃い赤紫。香りはブラックベリー、イチジク、インク、豚レバー、黒胡椒?鉄?味は渋味と薄く甘味を伴う酸味。余韻に薄い苦味と甘味。ん・・・結構悪くないぞ、これ。渋味を思わせるベリーやインクの香りに鉄の印象を思わせるスパイス香。渋味基調だが強くなく、酸も程々に主張。余韻の苦味がほんのりアクセント。ピノノワールとシラーの組み合わせの赤にはあまり良い思い出がなかったが、これはそこそこ上出来。繊細なピノとパワフルなシラーズというイメージの組み合わせに一番適ってる気がするw。渋味と酸に 甘味が薄く絡み、余韻で苦味が適度にワインの感覚を補強。じっくり飲むより、ガブ飲み向けの傾向は見えるが、味自体の構成はしっかりしてた。(この価格の赤として)欠点は、ほぼほぼ無いな。強いて言えば香り出力が弱い事と、味の起伏がなだらかで飲み応えの波が有る事か。でも香りが味に影響を及ぼしてる部分は非常に小さく、味の起伏は飲み方と好みの問題と言える。およそ短所が短所になってない。知らずに飲んで、「スペイン辺りの7~8年前位のバックヴィンテージの1200円前後赤」とか言われたら信じるかも。渋味の穏やかさ と 苦味の絡み方がすごく綺麗で、とても飲み易い。価格帯ジャンルとしては安ワインの範疇に入るだろうが、それはそれでバランスは良いし、万人向けの特徴も持ってる。ピノやらシラーの雰囲気は有って無いようなものだが、単純に "赤ワイン" としては良い仕事が出来てる。細かい澱が発生してるので、最後の方(残量30%未満)は静かに注ごう。肉がいいけど、凝った味は要らない。安目のボイルソーセージにチーズソースと黒胡椒とかが良い感じ。今回、油揚げを生地にしてスライスチーズを乗せてオーブンで焼いたプレーンピザをツマミにしたが、焼いた油揚げの食感(苦味の牽制)とチーズの味(甘味の補強)で十分良い組み合わせだった。レトルトのミートボールに粗挽き黒胡椒たっぷり、とかでも良さそうだな。ワインの香りが弱いから、料理側の香りを気にする必要は無い。値段以上。1000円以上は確実、1280円・・・いや、もう少し味の厚みと香りに豊かさが有れば1680円もイケるか。経年でリリース直後の全盛期より多少 味の勢いが後退したものと考えれば、本来は1500円前後が適正価格だったのかな!?「ブラジルワイン」という点にプレミアを感じられれば、もう少しコスパアップ可能!?デュエット・ピノノワール&シラーズ 赤 750ml/6本.ikDuetto Pinot Noir - Shiraz価格:11211円(税込、送料別) (2019/1/25時点)楽天で購入楽天では あきさ のみ6本セットで11211円だから1本あたり1868円(送料別)か。この価格では特にお得な事は無いね。気が向いたらどうぞ、って言う気も無い。「ブラジルワイン」であることに何か理由が無いとかなり難しい。
2019/01/24
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ブラジル ヴァレ・ドス・ヴィニェドス Vale Dos Vinhedos デュエット・シャルドネ・リースリング2012 Duetto Chardonnay Riesling カーサ・ヴァルドゥーガ Casa Valduga シャルドネ50% リースリング50% (?) アルコール分12% 輸入:株式会社 池光エンタープライズ 購入価格:645円(訳アリ?特価品)色はやや黄色がかった金色。香りはカリン、ミント、ライムの皮、薄い蜂蜜、キンモクセイ、オレンジ?パイナップル?味は苦味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。薄いね。薄いと言うか、酸が弱い。香りはミントとカリンの感覚がヒネ香に近い雰囲気を出している。だがこれは状態異常ではなくて、元々こういうものっぽい。経年で果実味が抜けた(?)のか、飲み易いけど平坦な起伏。そこは何とか香りの柑橘感と、余韻に残る僅かな酸味で形を残す。下手に酸味や甘味を前面に出すより、バランスは良いんだろう。気軽なガブ飲み向けワインとしては、これはこれでアリかな。シャルドネの特徴とリースリングの特徴がごちゃ混ぜになってて、互いの良い所を活かすって動きではないね。シャルドネの苦味をリースリングの甘味で緩和、の短所の支え合いはいいとしてシャルドネの酸の拡がりをリースリングの苦味と香りで抑制、とか長所の潰し合いの流れも見える。 抜栓40分程(温度上昇?)で香りの蜂蜜感オレンジ感が強まってきた。 苦味も伸び易くなったが、元が結構平坦だったから特に気になる程でもない。 多少はアクセントが付き、これは良い変化。 上手くいけば安目のマコンにも近い雰囲気に。 単純に、ブレンド品種の相性が良くない!?品種単体なら安いなりにも個性が有ったのかも。 >はっきりした酸味と爽快な口当たりで心地よいフィニッシュへという紹介文の割には、酸味はハッキリではないし、口当たりが爽快でもない。まぁでもスッキリした味わいなのは確か。飲み易さ重視。時間経過(温度上昇)後なら、スッキリ感と引き換えに、もう少し飲み応えを盛り返す。料理は淡泊な肉だな。鶏の胸肉かササミスライスのソテー、カツオやカジキのソテーもOK。中部か北部のイタリアの白ワインに似てるかも。(酸味より甘味と苦味の組み合わせを主軸に構成する点が)それでも645円なら、当然値段以上。880円以上は確実。少なくとも同価格のイタリアの白と十二分に闘えるものを持ってた。もう少し酸味がハッキリしてて香りの柑橘感や蜜感が綺麗だったら(ブラジルワインというプレミア感抜きで)1280円も十分狙える。結局、酸が無い(抜けた?)事が大きな減点ポイントになってしまった。それならむしろ半端に温度を上げて、モッタリと重さを出せれば、別の個性を出させるのも可能。冷温でスッキリ感を出す方が本分と思うが、今の状態なら温度を高めにして重さを用いるのも間違いではないと思う。
2019/01/21
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もらいもの 広島県 三原市 鳳凰酔心・純米吟醸 HououSuishin JunmaiGinjou 株式会社 酔心山根本店 Suishin Yamane Honten 国産米、国産米麹 (精米歩合60%) 厳選した二種類のお酒「香り吟醸」と「味吟醸」をブレンド と記載 2018年12月製造 アルコール分 15 参考価格:5400円(1800ml)リンゴ、水飴、柚子?香り出力は控えめ。だが鼻から抜けていく香りには存在感が有る。「穏やかな香りと滑らかな旨味をお楽しみください」書かれているので、香りが控えめなのは意図的なものなんだろう。甘味がメイン。旨味が余韻で送り出される感じ。口当たりではそんなに鮮烈な感じも無く、分かり易い、飲み易いタイプ。余韻の旨味が伸び易いからか、澄んだ雰囲気は有りそうで無い。バランスは良い。強過ぎない甘味に穏やかな香り。酸が弱いのは惜しいが、吟醸酒には まぁまぁよくある事。良くも悪くも普通の吟醸酒の枠内かな。「穏やかな香り」と「滑らかな旨味」は確かに特徴であり長所では有るんだけど、その特徴のせいでパッとしない味わいになってる気がする。吟醸酒なのに香りが出にくい、甘味がハッキリ出にくい、みたいな。総合的には、普通の純米吟醸酒の延長線上の酒。長所と短所が同じで、どこか伸び悩む点を持ってる。(余韻の旨味が原因?)もちろん普通なりに万人受けする、それなりに美味い味の酒なのは確か。もう少し酸味の印象が出てれば、もっと厚みと深みが見えて納得いく高級感が見えたと思う。今のままだと、美味いは美味いけど 記憶に残らない味になる。とりあえず料理は何でもイケるな。刺身の類は魚でも海老でも貝でもOK。塩焼き、漬け物、煮物も問題無し。今回ボタン海老の刺身にカボス果汁と醤油の味付けに合わせたが、カボスの酸味が酒を上手く補強し、アクセントを付けてくれた。意外と(?)酢の物と相性が良いのか!? もずく酢とか、大穴で甘口キムチとかも合いそう。値段・・・相応(?)。感覚的には4合瓶で1680円位のレベル。ブレンド技術と手間に加えて限定品だったりの要素で付加価値を数百円プラス。まあ贈答用だな。送料と木箱代考えて-1500円、酒自体は1升瓶3900円って感じ。とはいえ1升瓶3900円の純米吟醸だから、十分高級で良いお酒ですよ。ただ、人からもらって悪い気は全くしないけど、自分で買って飲みたい味ではないなぁ。
2019/01/18
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長野県 塩尻市 ミュゼ・ドゥ・ヴァン・善光寺・竜眼2010 Musee du Vin Zenkouji Ryugan 株式会社アルプス Alps Wine 善光寺平産竜眼100% 低温でステンレスタンク発酵 フレンチオーク樽熟成3カ月(新樽率30%) アルコール分12% 購入価格:1512円色は非常に薄い黄色。香りはレモン、粉砂糖、クリーム、バニラ、アンズ?ラムネ?味は薄い甘味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。柑橘から入って乳製品と甘酸っぱい雰囲気の香り。出力がちょっと弱いかな。酸は控えめ、苦味も控えめ、口当たりの薄い甘味が余韻まで薄く通り抜けていく。例年より樽感が弱目で、甘味と苦味のコンビがハッキリしない!?これはこれで飲み易さは健在。水っぽさは有るものの、酸や苦味の突出は皆無、香りの乳製品香に頼らない味構成はなかなか悪くない。常に甘味の感覚が薄く付き従い、味の流れを制御。変に酸っぱ苦いだけの甲州ワインよりは、ずっと味のふくらみや伸び方が整ってる。樽の感覚が弱く感じたのは惜しかったが、元々こういうものと思えばどうにでも納得いく。元々こうだった、と思える程度にはバランスと安定感が有ったので、わざわざ言う程イヤな気もしない。甲州程あっさりではなく、下手な樽熟シャルドネ程 樽の雰囲気が空気って事も無い。味は甘味が常に絡み、飲み易さとバランスは上々。時間経過(温度上昇)の変化も軽微。苦味の存在感がちょっと弱いから、酸や甘味の動きが乱れた時にバランスが崩れる事がある。まぁでも、それを無視できる程度にサッと飲めるあっさり感は備えてる。上手く出来てるw。イタリア白の代用品になれるワインと思えば、合わせる料理が浮かび易い。甘味や酸味が弱いのだから、そこを補填出来れば最適。ただ、ワインのバランスが良いから、あまり強い味わいは要らない。カツオやマグロのカルパッチョや、ピクルス類が合う。甘味と酸味の補填という点で言えば、マヨネーズの味が相性良い。以前は日本式洋食に向いてるとか思ったが、今回のは和食に合わない事もないけど基本は塩と油のシンプルな味付けの料理(ツマミ)向け。値段相応。国産白ワイン1500円の基準になれる。約1500円前後の範囲内において、甲州やシャルドネと並んで選択肢に入る国産白ワイン。1500円取るなら、せめて この位は実力は見せて欲しいという見本。★楽天検索 善光寺 竜眼 アルプス★楽天扱い約12件 1490円~1663円 平均1500円前後チリの1280円位の白よりは確実に美味い。1300円台で買えるならなかなか上出来だが、1500円超えてくると一気に埋もれてくる。このワインが1500円の値段に見合ってないとは思わないけど、他の国産白の選択肢の中の一つという扱いになる。
2019/01/16
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2016からラベルがちょっと白くなった ボルドー バロン・ド・レスタック・ブラン2016 Baron De Lestac Blanc カステル社 Castel ソーヴィニヨンブラン、セミヨン 割合不明 オーク樽熟成 アルコール度12.5% 輸入:サントリーワインインターナショナル株式会社 購入価格:965円色は薄い金色。香りはレモン、塩水、おがくず、クリーム、ミント?白胡椒?味は苦味と苦味を伴う薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。柑橘の香りに乳製品っぽい雰囲気の香り。分かり易い樽熟白ワイン。酸味があまり感じられず、そこは柑橘香でイメージ補強。味から余韻まで真っ直ぐ通り抜ける。突出は無く、万人向け。飲み易さはまずまずで、苦味もそんなに強くない。香りと甘味で、軽いながらも全体的にふくらみのある味わいに。しかし、酸が無い。「無い」は言い過ぎかもしれないが、ニュアンスが有るかどうか、という程度。このせいで起伏が平坦に感じられ、ひどく飽き易い味にもなってる。苦味と柑橘香を総動員でギリギリの感覚。 開栓15分位(温度上昇?)でバニラアイスの様な香りが出てきた。 おがくずとクリームの香りが組み合わさった感じで、樽感の底上げに。 なおさら酸味の感覚が削られていく。何だろ?樽が悪い方向に働き過ぎ?樽熟がウリのボルドー白だし、樽感がノッてて文句言う筋合いでもないんだが、特徴が喰われてる感じ。先日のバロン・ド・レスタック・ブラン2015も大筋で似た感想だったが、あちらよりもまだ大人しい。多分熟成で ほぼ同じ雰囲気になるんだろう。こういうもの(樽の利いた安目の白ワイン)と分かってて飲むのなら、十分立派な出来。白ワインに酸味を求める人には、あまり向かないね。酸が無いので、料理で酸味を補填したい。酢牡蠣や野菜類のビネガーマリネ、揚げ鶏のレモンがけみたいな白身肉の料理もアリ。チーズ類や焼き魚(グリル)とかには合いそうで全然合わない。(ムニエルならイケる)値段以上。気になる点は有るには有ったが、この価格で楽しめる樽熟白ワインとしては非常に高コスパで手堅い出来。1280円以上を確実に狙える。★楽天検索 バロン レスタック★楽天扱い約9件 1028円~1770円 平均1300円前後数年程度は熟成する。1000円前後で買えるならお買い得。
2019/01/11
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もらいもの 日本 シングルモルト・宮城峡NA SingleMalt Miyagikyo ニッカ・ウヰスキー Nikka Whisky(ブランドサイト) 宮城峡蒸留所産モルト原酒 アルコール分45% 参考価格:4400円前後(700ml)香りは檜、レーズンバター、リンゴ、アンズ、アカシア蜂蜜、ホワイトチョコ?石鹸?最初のウッディーな香りを越えたら、後はフルーティーな要素がメインに。 【ストレート】甘味と苦味が同時にやってきて、余韻が少々荒っぽい。口通りは滑らかだが、綺麗になり切れない印象。香りはそこそこ良いが、果実と石鹸っぽい香りは人を選ぶ部分も有りそう。 【ロック】冷えた事で(?)香り出力は後退。味の勢いも抑えられたのか、余韻の苦味ばかりが目立ってる。氷の温度に馴染んでくると、多少は香りの出方も出力も持ち直してくるが、味の苦味はそのまま。 【水割り】 ・酒1:水0.1果実香と石鹸香がブワっと拡がる。味は【ストレート】時よりももう少し大人しい出方になり、飲み易さは向上。余韻の苦味が強まってる気がするが、これ位なら個性の範囲。香りの好みで好き嫌いが別れると思う。 ・酒1:水1香り出力は後退。でも飲んだ後に鼻から抜ける香りからはまだまだフルーツと石鹸が出る。味はソフトな雰囲気になり、飲み易さは向上。苦味よりも甘味の余韻が残り易くなってる。 ・酒1:水3~4香りは順当に弱体化。でも当初の内容は失われてはいない。【ストレート】の味をそのまま薄めた様な感じだが、味は【水割り(酒1:水1)】の感覚に準拠。 ☆ソーダ割りやってみた(酒1:炭酸水3~4)☆ 香りは【水割り(酒1:水1)】に近い。 味は結構良い。暴れる苦味は炭酸で鎮圧し、泡の感覚が甘味を引き立てる。 やっぱり苦味の出方が悪かったのか、それがなんとかなれば、 結構高級感を感じさせてくれる。オススメは【水割り(酒1:水1~4)】。香りが好みなら【水割り(酒1:水0.1)】もアリ。【ストレート】【ロック】は「ニッカの宮城峡モルト」が好きな人専用。【ソーダ割り(酒1:炭酸水3~4)】は想像以上に良い働きをしてくれた。正直、味・・・そんなに良くも・・ない!?香りはまぁ、ピートは極力控えめでシェリー樽由来の香りが好きな人には悪くないのかも。ではニッカで言うところの余市モルト等のどっしりヘヴィーな味とピート香が好きな人には?と言うと、あらゆる要素がことごとく好みをハズしていく "コレジャナイ"モルト。ソーダ割りにする分には美味く感じもしたけれど、わざわざこの酒でやらないと出ない味とも思えない。味よりも香り(ピート香よりもパフューム香?)重視という人向け。そして、その香り重視派の人も飲んでてどこまで納得するかは全く分からない。そう、なんか飲んでて「納得いかない」感が強いのよw。もっと美味しくなれたはずなのに、低い所で小さく固まっちゃった感じ。好みの問題が過度に大きく出ただけなんだろうけど、やっぱりコレジャナイ。値段以下(?)。まだ竹鶴・ピュアモルトの方が個性が分かり易く、万人受けするんじゃないかと思う。4500円出しても自分で買って飲みたいか?というと、そうでもない。取って3200円だな。水割りやソーダ割りにする事を前提にするなら、コスパ云々はもう少し上方修正可能か。★楽天検索 ニッカ シングルモルト 宮城峡★楽天扱い約30件 3669円~6530円 平均4400円前後500mlボトルや箱の有無だったり色々混在「ニッカファン」で「宮城峡モルトファン」である事が最低条件。そういう人でも、4000円オーバーは正直どうかとも思うかも。4000円出したら程度の良いスコッチのシングルモルトで色々選べるからね。このウィスキーでは同価格帯のスコッチと闘えない。(自分ならスペイサイドの何かを買っちゃうと思う)
2019/01/08
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ボルドー バロン・ド・レスタック・ブラン2015 Baron De Lestac Blanc カステル社 Castel ソーヴィニヨンブラン、セミヨン 割合不明 オーク樽熟成 アルコール度12% 輸入:サントリーワインインターナショナル株式会社 購入価格:1017円色は黄色がかった薄い金色。香りはレモン、蜂蜜、グレープフルーツの皮、クリーム、セロリ、石灰?パセリ?味は酸味を伴う薄い苦味と薄い甘味。余韻に苦味と苦味を伴う薄い甘味。美味い。安ボルドーなのに南フランスの樽熟シャルドネの様な雰囲気。柑橘香に蜜香、クリームの様な乳製品香、一応野菜的な青臭い要素も絡み、ボルドーの白である事を思い出させる。酸と苦味の軸に香りに因る(?)甘い雰囲気がノり、余韻の苦味で引き締める。苦味と甘味のバランスが丁度良い。多分、ソーヴィニヨンブランとセミヨンの割合が良いのかな!?(セミヨン多め?)冷静に味わってみると、味自体はさほど主張は無く、香りの誘導が強いのかもしれない。あえて悪く言うと、ボルドーの白っぽさが薄いかも。香りの樽感(?)が想像以上に顔を出し、味の甘味を必要以上に強調してくる時が有る。この香りが味の統制を担ってるから、悪く言うのは本来筋違いだろうが、ボルドー白の個性を奪ってる様にも感じる。 20分程の時間経過で香り出力減退。(室温21℃、湿度46%) 温度上昇も原因として大きいと思うが、酸味が弱くなってる。 苦味の伸び方に綺麗さが無くなってる。冷温キープが無難。 やっぱりこれは1000円の白ワインだわ。(謎の?納得感w)いくらか樽の利いた白ワインが好みの人なら、大体気に入ると思う。ボルドーで、辛口の白を求めて、このワインを選ぶと微妙に噛み合わないかな。一応好きか嫌いかで言うと、自分は大好きですw。シャルドネを使ってる事だけがウリの安白ワインよりも、余程個性と特徴を見せてくれる。ミネラルの張りと引き換えに果実感を伴わせた安シャブリ、みたいな白ワイン。野菜系のマリネや白身肉のソテーに向く。揚げ物や旨味の強い肉でなければ、大体OK。ワイン側に酸味や甘味が必要になる料理でなければ大丈夫なはず。意外と(?)酢牡蠣みたいな酸とミネラル満載のツマミに合いそう。ワインに味の補填がされる。値段以上。これが1000円なら十分。抜栓直後なら、最大で1400円前後までイケそうな気がする。下手な水っぽいだけのシャルドネよりも、ずっと飲み応えと面白さを感じる。流石ボルドーでも最大手クラス(?)の会社。★楽天検索 バロン レスタック★楽天扱い約9件 1028円~1770円 平均1300円前後バロン・ド・レスタックは1000円が基準。取っても精々1180円前後。赤白共通で1000円ボルドーの基準であり見本であり、同時に壁。「樽熟の白ワイン」を求めてて、さらに「ボルドー」である事に意味と理由が有るのなら、このバロン・ド・レスタックの白が最高レベルのコスパを誇ると思う。
2019/01/05
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2018年ワイン感想はどうしようかなぁ・・。見返してみると意外とワイン飲んでないし・・・。 茨城県 筑西市 来福・純米吟醸・生原酒・八反 Raifuku JunmaiGinjou NamaGenshu Hattan 来福酒造株式会社 Raifuku Shuzou KabushikiGaisha 広島県産八反35号100%(精米歩合50%) 東農短醸分離株(花酵母)使用 2018年8月製造 日本酒度 ±0 酸度 1.4 アルコール度 17 購入価格:1542円(720ml)香りは梨、未熟なメロン、粉砂糖、甘草?まずまず正統派の吟醸香。粘る甘味に酸味の流れ、余韻の苦味と旨味のうねり。これはなかなか美味いかも。いかにも生原酒っぽい味わい。思った以上に「存在感」が分厚いね。果実香と果実感のバランスが良い。原酒特有の、粘性を感じる甘味と厚みが綺麗に真っ直ぐ伸びる。それでいて意外と(?)キレがよく、厚みは有っても重さは程々の処で抑えられてる。全体的に甘味と苦味がうるさい感じもする。だがこれは純米吟醸の生原酒という事で、フルーティーさと酒の厚みが必要以上に出過ぎただけだろう。これはタイミングと好みの問題。ほぼ難癖。リリース半年も経過すれば自然に解消するはず。なんか、結構飲み易いかも。甘味メインだが酸や旨味のノリは良く、原酒の勢いに包まれて厚みを感じるが、口当たりからの勢いを過ぎたら動きが穏やかになり、ジンワリ伸びる様になる。で、この伸びは早い段階でフェイドアウト。余韻に痕跡を残すのみ。フルーティーさを持たせつつ、酒の厚みを適度なレベルで送り出す。自分の役目はここまで!、という構成の役割分担が良い意味で高度に機能してる。 50分弱の時間経過(温度上昇)で甘味の出方が鈍ってきた。(室温22℃、湿度54%) 香りも生臭い(青臭い?)感じが出てきて、綺麗さが落ちてる。味もかなり雑な雰囲気に。 香りはともかく、味に関しては冷温キープでシャープな感覚を維持するのが間違い無い。魚の刺身とかには合いそうで合わない気がする。酒の甘味と勢いで生魚の味わいを流してしまいそうになる。刺身ならブリとかサンマやカツオの腹部分とか、脂がノリまくったところじゃないと対抗し辛い。アブラがノッてれば肉でも魚でも、どっちでもOKかな。(でも赤身の魚の方が相性良い!?)酒の甘味との共通点を探るか、薬味で散らすのが最初かな。大穴で、餃子とか合いそうな気がする。(肉とアブラの甘味を持ちつつ、香味野菜のアクセントが利いてる)値段相応。「純米吟醸」の「生原酒」、オマケに「花酵母使用」というレア点を考えれば1480円以上は納得。味は良いし、飲み易い傾向の生原酒というのは見所が有る。時間経過(温度変化)に敏感なのは惜しいが、そもそも生酒なんてそんなもの。こういうもの と分かってれば、少量ずつ早めに飲み切るなり、なんとでもなる。【日本酒】茨城県筑西市 来福酒造 来福(らいふく)純米吟醸生原酒 アベリアの花酵母仕込み 八反35号 720ml【クール便】価格:1544円(税込、送料別) (2019/1/4時点)楽天で購入楽天では志筑屋のみ価格は納得だが、送料がちとアレだな。生酒だから下手なワイン以上に温度管理には敏感だろう。クール便やむなし。
2019/01/03
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