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ボルドー メドック バロン・デ・フォンテニーユ2009 Baron des Fontenilles 作り手不明(ジネステ社関係?) カベルネソーヴィニヨン、メルロー 割合不明 アルコール分12.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:980円色は濃い紫。香りは杉、ブラックベリー、インク、プルーン、錆びた鉄?味は渋味と薄い酸味。余韻に薄い酸味と渋味を伴う薄い苦味。・・・・・そんなに美味しくないな。とりあえず香りは土地と品種におよそ忠実。味は渋味基調で、酸が薄らノッてくる。2009年で若い というのを考慮しても、味も香りも結構普通。これはこれで分かり易さは有って、飲んでて悪い気まではしない。必要な味覚要素を程々に出して、渋味に始まり渋味に終わるボルドーらしい潔い構成。まあ、良くも悪くも普通の安ボルドー。よくある香り と よくある味で、メドックらしさが有るんだか無いんだか。味構成が平坦気味で、バランス感は無くはないが、飲んでてかなり飽き易い。もう少し果実の甘味が有れば、もっと厚みと綺麗な味わいを押し出せたと思う。現状、やはり普通(900円以下レベル)の安ボルドーの延長線上の味でしかない。熟成による将来性も全く見えないし、まだ同価格のシャトー・アンドロンの方がずっと飲み応えが有る。料理は、・・・・・何だろう?レトルトのミートボールとか、中華料理の酢豚とかかな!?外部から甘味要素を補填してやらないと、薄っ平い味で終わりそうな危うさも小さくない。料理向きとは言い難いが、ガブ飲みするのも中途半端で、どうも商品としてツラい感じ。ギリギリ値段相応。1000円と言われれば それなりに納得いくけど、798円と言われても それはそれで納得。良く言って、標準的な1000円ボルドー。悪く言えば、ちょっと濃いめの渋い水。ウリは香りだけだが、その香りも特に良いものでもなく、土地と品種の標準ライン。400ml弱残しで次の日。(抜栓後約22時間経過)香りは前日と大差無し。味は渋味が緩くなって、飲み易さが いくらか増した。初日にはあまり感じられなかった甘味要素が顔を出し、平坦な起伏構成が解消に向かう。流石に余韻の渋味や苦味までは 動きが見られなかったか。でも初日に比べれば、足りなかった要素を地力で掴み取り、着実に成長を遂げていったのを実感出来る。2日目も値段相応。ただ、渋味に偏った初日よりも、2日目の方が全体のバランスと起伏を感じられて良好。初日からこの味だったら、もう少し好意的に評価出来たと思う。楽天では扱いは無いが、売ってても特に買う必要も無い。精々、送料無料6~12本セットの中の一つに過ぎないレベルの普通の安ボルドー。
2012/01/31
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ボルドー リュサック・サンテミリオン Lussac Saint-Emilion ロック・ド・リュサック2009 Roc de Lussac プロダクタ・ヴィニョーブル(?) Producta Vignobles メルロー68% カベルネフラン20% カベルネフラン12% アルコール度13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:980円色はやや濃い赤紫。香りはアンズ、革、ビスケット、プラム、ブラックベリー、杉、カカオ、ウィスキー?味は酸味を伴う軽い渋味と薄い甘味。余韻に薄い甘味と薄い苦味。うほっ!? これは凄ぇイイ感じ!香りの適度な右岸ボルドー的樽感 と ほのかな果実感。味も軽やかな渋味と、余韻の薄い甘味のノリが綺麗に繋がる。香りのレザー香・トースト香・ベリー香・カカオ香が仲良く揃って立ち上り、価格に見合わぬ野太い高級感を主張。もちろん味も渋味と甘味のバランスが均整に取られ、香りと余韻との連携もピタリとハマる。それぞれ出力こそ値段なりだが、バランスとイメージと各要素のコンビネーションがもう 安ワインの最高レベルの水準。価格を考えれば何も不思議は無いが、熟成のポテンシャルは悪い意味で未知数。2009年ヴィンテージのサンテミリオンで ここまで控えめで滑らかな味わいとなると、おそらく寿命は長くないんだろうな。精々リリース後3~4年以内位に飲まないと、味も香りもヘロヘロのペラペラになるかもしれない。 抜栓100分弱程で苦味がジワ~ッと目立ち始めてきた。 全体のバランスを揺るがす程ではないが、ちょっと当初の美味さが揺れてきたかも。 元より それ程強くもなかった香りの出力も、徐々に弱まり始めてきた感じ。とにかく香りが綺麗で、そのイメージのまま 味わいも滑らかに。じっくり飲んでもイケるし、ガブ飲みもOK。ラベルも結構カッコイイし、60分以上の時間経過でも変化無いし、これは名作ボルドー認定w。「くそ!、こういうのが有るから安ワインが止められねぇ!www」 と思わせるに足りたワイン。安いカスティヨンとかだとインクっぽい 苦いイメージの味や香りが汚く混じり易くなるものだが、これが衛星地区とはいえサンテミリオン絡みの土地の洗練具合かと感心。そんなに味にパワーが無いので、料理はあっさりした肉料理に向いてる。ローストビーフとか、塩焼き鳥とか。あんまりアブラっこかったり、滋味深かったりすると、ワインの繊細さが壊れ易くなると思う。これは完全に値段以上。980円でこれなら文句の付けようが無い。今回の このボトルは、1580円前後と言われても信じた。1400円位で どこぞのブルジョワ級メドックの半端熟成ワイン買うよりは、980円の このワインの方が飲み手の満足度は上。
2012/01/27
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もらいもの 今年の1月に瓶詰めされた新酒らしい 富山県 高岡市 かちこま・しぼりたて・本生 有限会社 清都酒造場 (組合ページ) 富山県産 五百万石100% (精米歩合60%)、醸造アルコール 日本酒度+5 アルコール分18% 参考価格:2310円(1800ml)香りはメロン、餅、砂糖、桃?開栓直後は割りと勢いの有る出方だったが、注いで数秒で落ち着く。なかなか甘味がスッキリしてる。それでいて喉越しにチリチリとアタックも有り、飲み応えも主張。新酒らしい甘味と伸び方が綺麗に拡がり、万人向けの飲み易さ。香りも大人しいなりに綺麗な感じで、味や料理の邪魔をしない整った控えめな出方。日本酒の勢いと、新酒ならではの綺麗さを上手く両立。余韻の苦味の出方には雑味も感じ、この辺は格相応な部分も見られる。新酒特有のスッキリ感で大分カバー出来てはいるが、どうしても伸び代の上限を感じてしまう。最初は甘味が綺麗に伸びるのに、時間経過で徐々に苦味に引っ張られ、甘味の透明感が乱れてくる感じ。縁(ふち)が厚くて丸い酒器だと味が鈍く感じ、本来の美味さが出切らない気がする。なるべく縁が薄く、飲む時に舌先に最初に当たる様な 外側に向かって反りの有るタイプの器がオススメ。外反りの有る酒器の方が、長所の甘味感がよりシャープに真っ直ぐに感じられ、この酒の美味さが分かり易い。吟醸酒に近い扱いをしてやらないと、甘味と余韻の苦味の感じ方のバランスが崩れ易くなる。総合的には良い日本酒。万人向けの飲み易さ と 新酒のレア感を十分に楽しめた。酒器次第で美味さが変動しそうなのと、新酒なので賞味期限が大きく限られるトコが仕方なくも惜しい点。ツマミは、淡白で歯応えの有る白身の塩焼き魚かな?(タラ や タイ より ブリ系向き)以前勝駒の純米吟醸を飲んだが、その時も甘味感がやや目立ち過ぎて、生魚との相性が読めない印象が有った。漬け物との相性は良好で、野菜の類とは上手く調和する。焼き魚におろし生姜も添えてやれば、辛みが適度に酒の甘味を抑えてバランスをより取り易く動いてくれる。値段相応。この甘味の出方 と 引き出し方は ちょっとした純米吟醸酒のレベル。(精米歩合も吟醸酒に近いトコだしね)新酒なので、精々寿命3ヶ月というのを考慮すると相応もやむなし。上手い事早くに手に入れられれば、一升瓶で2310円は良心的に感じられる。900ml程飲んで次の日。甘味のスッキリ感が大幅に落ち込み、普通の日本酒に近くなった。普通なりに これはこれで美味いが、開栓直後の美味さとは違う方向に。やはりワインも日本酒も、新酒は早飲み推奨か。とりあえず、1日経過した後は 熱燗にするとそこそこ美味い。熱燗にしたことで 甘味の良い意味でボヤケた出方が、熱燗特有のしっとり感と上手く合致。熱燗にすれば、肉でも魚でも野菜でもツマミを選ばない感じに。開栓直後の美味さはなかなか。日数経過後もそれなり。しぼりたて新酒というのを考えれば、勝駒は良い日本酒。新酒は なるべく初日で飲み切った方が良いんだろうな。一升瓶を空けるなら6~7人位、そこそこの酒飲みでも3人は欲しいねw。
2012/01/26
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長野県 ミュゼ・ドゥ・ヴァン・松本平・ブラッククイーン2009 Musee du Vin Matsumotodaira Blackqueen 株式会社アルプス 長野県松本平産ブラッククイーン100% フレンチオーク樽熟成16ヶ月(新樽70% 旧樽30%) アルコール分12% 購入価格:1176円色は鮮やかな濃い紫。香りはブラックベリー、アンズ、プラム、革、イチジク、シナモン、生肉、プルーン?味は軽い渋味と酸味を伴う甘味。余韻に渋味と軽く苦味を伴う酸味。肉厚な印象を出す色合いと香り。だが味は思ったよりも軽目で飲み易く、それ故に足りない厚みは樽感でカバー。飲み易さと飲み応えを上手く両立できてる。渋味と甘味のバランスは良いね。甘味の出方は餡とジャムの様な 粘る感じだが、そこは最初の渋味で適度にブレーキ。酸味は有るが、渋味と甘味のオマケみたいな感じで あまり強い主張はしない。香りも濃いベリー系果実の要素が幅広にゆっくり立ち昇る。ちょっと余韻の苦味がしつこく出そうになるのが気になるかな。樽のニュアンスが強めに出てる気がするだけだろうが、渋味と甘味のコンビに邪魔が入るみたいで、せっかくのバランス感に難。樽感が厚みを補強してるわけだから、これはこれで 言う程気になるものでもないけど。60分以上の時間経過でも大きな変化は無く、上出来の赤ワイン。「酸味のしつこくない良年ボジョレーヌーヴォー」もしくは「酸味に重きを置いてないIGTトスカーナ」のイメージ。料理と一緒に じっくり飲んでもいいし、ポテチをツマミにガブ飲みしても悪くない。温度は高めでも低めでも楽しめそうで、汎用性と言う面ではシャトー・メルシャンの藍茜2009を上回る部分を持っている。料理はシンプルな肉系が望ましいが、中華料理とかもイケそう。香りがしっかりしてるので、香りの強い料理とでも相手になる。豚レバースライスのソテーとかなら、気になったワインの苦味も 逆に活かせそうな雰囲気。値段相応。1400円の壁は越えられないだろうが、1200円前後でなら充分フランスやイタリアと闘える実力が有る。本気で国産ワインいいじゃない!何故今までこんなものを見て見ぬフリし続けていたのか、過去の自分が惜しいw。完全にナメ切ってた。スーパーで、なんか穴子が安かったので(30cm位の長さで150円)、1口~2口サイズにカットして、エノキダケと共にポートワインと出汁醤油と味醂で煮詰めたものを作ってみた。香り付けと色付けに、ガーリックパウダーとパルメザンチーズを少々。ボルドータイプの軽目の赤ワインとの相性を探る感じで適当に作ってみたが、何か微妙だったなw。ワインの渋味には対応出来たが 果実味を全ては受け止め切れず、残った酸味と苦味が中途半端にダレてしまった。当初の想定以上のワインの樽感に押され気味。これはこれでツマミとしては美味しかったし ワインの味とも合ってなくはなかったが、もう少し濃い味にすべきだったか。素人の思い付き料理 と プロの料理人の一品 との超えられない壁を思い知る。別に料理人は目指してないから それで特に悔しくもないが、ワインの味を活かし切れなかったのは残念。★楽天検索 松本平 ブラック★楽天扱い約20件 1344円~1580円 平均1400円前後この値段だとわりと標準。1400円未満、出来れば1200円台以下の購入を推奨。1400円以上したら、特別な目的がないなら、あえてこのワインを買わなくてもいいかも。
2012/01/23
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フランス ヴァン・ムスー グランディアル・ブリュットNV Grandial Brut レ・カーヴ・ド・ランディラス Les Caves de Landiras アイレン80% ユニブラン20% シャルマ方式 アルコール分11% 輸入:株式会社ドウシシャ 購入価格:798円色は薄い金色。香りはレモン、キャラメル、桃缶のシロップ?味は薄い酸味と甘味を伴う薄い苦味。余韻に薄い苦味と甘味。泡の勢いはソフトで、飲み易さはある。香りは弱めで出方の幅も思った以上に狭いが、値段の割りには高級感を感じさせる内容。味も薄味だが、突出したモノは無く、バランスは良好。一瞬口当たりから酸味が顔を見せるが、その後すぐに甘味混じりの苦味が追いつき、全体を淡い印象で包み込む。飲むタイミングはほとんど選ばず、クセの無い味わいで万人向け。もう少し香りに頑張って欲しかったが、まぁそこは値段の壁と 多分瓶差が有ったと思う。安泡の宿命ではあるが、グラスに注いでからの泡抜けは大分早い。注いで3分強で微炭酸状態。少量注いで素早く飲むのを推奨。食中のガブ飲み用スパークリングと思えば、出来は かなり良い。別タイプのデミセックの方は苦味よりも甘味がメインで、食前酒や女性好みに作られてて 住み分けが明確。こちらのブリュットはほぼ食事のお供向けに作られてて、汎用性を優先。料理はほとんど選ばないが、素材自体にコクの有る味の料理だと ワインの方が負けるな。魚料理全般はまだ問題無いとして、クリームシチューとか 調理で味に厚みを持たせた物は何とも言えない。口内の味をリセットする目的で飲むには、泡抜けの早さが弱点になるので、パッと飲み食い出来る一品料理になら相性も良し。値段以上。これは980円以上を十二分に狙える秀作スパークリング。1300円位の酸っぱ辛いだけのスペインカヴァを買う位なら、このワインを800円以下で購入する方が満足度は格段に上。★楽天検索 グランディアル ブリュット★楽天扱い約20件 688円~1280円 平均880円前後600円台でも買えるとなれば、これはもうフランス安泡の最高峰の一つ。下手なクレマン・ド・ロワールとかよりもオススメ。特にワインにこだわりが無い人なら、スパークリングワインはこのグランディアルだけでOKでしょ。
2012/01/22
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宮崎県 西臼杵郡 日之影町 御幣(ごへい)・無濾過・25度 姫泉酒造合資会社 サツマイモ、米麹 アルコール分25% 参考価格:1300円前後割りと強めの香り。芋、糊、灰、ほうじ茶?黒霧島にも通じる、スタンダートな芋焼酎香。【ストレート】口当たりは軽やかで綺麗。スッキリした甘味で、余韻がジワジワと迫る。苦味の残り方が ちょいちょいウルサイが、この位はアクセントの範囲。【ロック】冷えて味が締まった事で、スッキリ感が増す。甘味のトーンがシャープになり過ぎて感じ取り辛いが、その分苦味も希薄になり、飲み易さは向上。香りも結構生き残ってるので、悪くない飲み方。【水割り】 ・酒1:水0.1あ~・・・香りがボヤけて、甘味のスッキリ感も無くなる。ヌベッとした味わいになり、【ストレート】時の良さが失われる。やらない方が無難。 ・酒1:水1香りはヘタレるが、味はもう少し飲み易さが増す感じ。【ストレート】の時点で充分綺麗な味だったので、わざわざやる意味は無いと思う。芋焼酎の香りが苦手な人なら、悪くない飲み方かもしれない。 ・酒1:水3~4あ、全然駄目だわ。香りは消し飛び、余韻だけが芋焼酎で、味はほとんどチョイ苦の水。元々のスッキリした味が裏目に出たのか、悪い方向にただ薄まっただけ。【お湯割り】 ・酒1:湯3~4お!?、お湯割りは悪くないかも。水と違って香りのヘタレは少ないし、味も甘味が残ってる。何となくやってみたけど、【水割り】よりも遥かにオススメ。オススメは【ストレート】か【ロック】。水割りは考えなくていいと思う。意外と【お湯割り】が美味かった。なかなか綺麗な芋焼酎。【水割り】はさっぱり奮わなかったが、【ロック】の美味さは なかなか万人向け。冬場には【お湯割り】も結構イケる。ギリギリ値段相応。スッキリ感と味の繊細さを考慮すると、1300円台は分からんでもない。でもコスパは決して良くはない。言ってみりゃ、普通の芋焼酎だよな。この系統の芋焼酎なら、自分なら好みの九耀を選ぶ。★楽天検索 御幣 無濾過 黒 25★楽天扱い約6件 900mlで1300円~1365円 1800mlで2580円~2625円標準的な価格。気が向いたらどうぞ。お湯割り好きになら悪い買い物ではないはず。
2012/01/20
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もらいもの ちょっと分厚い感じのボトル。 イタリア ロンバルディア州(?) ロンケドーネ・ヴィノ・ロッソ2009 Ronchedone Vino Rosso カ・ディ・フラティ Ca dei Frati マルツェミーノ、サンジョヴェーゼ、カベルネソーヴィニヨン10% 割合不明(カベルネだけ10%?) バリック樽熟成14ヶ月 瓶詰め後熟成10ヶ月 アルコール分14.5% 輸入:ピーロート・ジャパン株式会社 参考価格:不明色はやや紫がかった濃い赤紫。香りはアンズ、チョコレート、ココア、革、インク、カシス、パセリ、シンナー?味は軽い渋味と甘味。余韻に甘味と薄く酸味を伴う薄い苦味。お、結構美味い。渋味軽めで甘味が明確、余韻のあっさり感は高めのアルコール感でサポート。香りも樽を効かせて、果実にチョコレートっぽいニュアンスを乗せた、万人受けするキャッチーな内容。渋味が前面に出そうになる所で、すぐに甘味が追いつき、厚い果実感が生まれる。この果実感を樽や革の香りが全力で支え、濃厚な印象を主張。果実自体の余韻はあっさりだが、後からアルコール度の高さを活かして喉の奥からジリジリ寄せる。知らずに飲んだらイタリアではなく、南フランス(ローヌ)かスペインと思うかも。(多分 胡椒の香りが無いのを理由にスペインと判定する)アルコール度がもっと低めで、も少し渋味と酸味の感覚が有れば、熟成途上のサンテミリオンにも近い。酸味の感覚が弱く、良くも悪くもイタリアっぽく感じられないんだろうな。 抜栓20分前後位で、軽い渋味がさらに軽く、甘味の起伏も平らになっていく。 その一方で、香りにはあまり大きな変化は無く、 相変わらず当初の味の厚みを送り出そうと働き続ける。 そのせいで味の軽さの割りに香りが粘っこい、でも余韻はしつこく引っ張る、 不味くはなってないけど違和感の有るバランスと構成に。 まあ美味しいワインだったのは確か。時間経過のやや早い変化は惜しいが、香りが弱らないのが幸いしてか、香りに支えられた部分の美味さはそれなりに保つ。香りがしっかりしてて、味も比較的万人向け。酸の感覚が弱くて、味の幅や拡がりが心許ないのが唯一の弱点か。イタリアワイン よりも スペインワインが好きな人が好みそうな味と香り。料理は およそ肉料理向けだが、時間経過後なら赤身魚のソテーとかでもイケると思う。少なくとも、トマトやチーズの類に合う味ではないな。むしろ時間経過を見越して、レモンとバターの効いたサーモンのムニエルなんか合いそう。香りの厚みと対抗出来て、さらに味の軽さを活かせる(或いは補強する)料理が望ましい。価格予想としては、1680円を軸として、1380~1980円前後辺りかな!?1380円以下ならスペインのメメント・オールドヴァインを選ぶし、1880円以上なら★バローネ・コルナッキアのモンテプルチアーノ・ダブルッツォ・ポッジョ・バラーノ★を選ぶ。感覚的には1500円前後でバローネ・リカーゾリのカンポ・チェーニと競合しそうな味と香りだった。
2012/01/17
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もらいもの イタリア ヴィノ・ダ・ターヴォラ(?) アモール・ヴィニ・ロッソNV Amor Vini Rosso ヴァインケルライ・アイニッヒ・ツェンツェン有限合資会社 Weinkellerei Einig-Zenzen GmbH & Co. KG セパージュ不明 アルコール分11% 輸入:日本酒類販売株式会社 参考価格:500円前後色は薄い朱色。香りはチェリー、キャンディー、桃、すもも、梅、紫蘇、粉砂糖?味は薄い甘味と薄い苦味。余韻に苦味を伴う薄い甘味。色も味も薄い。ロゼワイン並。でも香りは意外と薄いなりにも幅が有る。酸味や渋味はほとんど無く、スポーツドリンクに近い甘味を薄い苦味で補強する様な味。これはこれで 余計な味覚要素を出さない、潔いとも思える味構成。価格も安そうだし、飲み易さ重視と思えば こういうものと理解も出来る。ただまあ、コクやら果実感やらは全く期待出来ない。良くも悪くも軽薄な味。ドイツかアルザスの安ピノノワールをミネラルウォーターで薄めた様な感じ。 ちょっと冷やして水代わりにガブ飲みすれば、それなりに立ち位置を理解出来る気がする。ある意味万人向けで ジュースみたいな雰囲気も感じ、香りも駄菓子的な安っぽさを出しながらもフルーティーさを押し出す。香りのおかげで、ワインっぽさがスレスレで踏み留まってくれてるっぽい。ハムステーキとかアメリカンドッグとか、チープかつアブラの乗った、肉料理に向いてる。下手に味のしっかりした料理と一緒にしても、ワインが料理のコクに潰されて、水代わり以上の役割になれない。値段相応。ワンコイン以下のガブ飲み用と思えば、余計な事をしてない分だけ 結構飲める雰囲気が有る。水っぽい安ワインと分かってて飲めれば、そこそこイケなくもないだろう。
2012/01/16
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もらいもの ペットボトルヌーヴォー ブルゴーニュ ボジョレー地区 ボジョレー・ヌーヴォー2011 Beaujolais Nouveau シャルル・ルソー Charles Rousseau ガメイ100% アルコール分12% 輸入:グローバルコンセプト株式会社 参考価格:1000円前後色はやや透き通った鮮やかな紫。香りはブラックベリー、アンズ、絵の具、巨峰の皮、緑茶?味は渋味と薄い甘味。余韻に薄い渋味と薄い苦味。まぁ、普通か。ベリー系果実に苦味を連想する香り。味は思ったより酸が控えめで、勢いは大人しめ。渋味をしっかり出しつつ、後から甘味が細く追いかける。喉越しと余韻に絡む苦味で、ジュースっぽくなりそうになるのを防ぎ、ベリーや塗料のニュアンスの香りで印象を固定させる。チームワークの総動員みたいで、平凡ながらも 分かり易さが有って悪くない。でも、良くも悪くも普通。美味くも不味くもなく、ガブ飲みワインの枠内で完結しており、飲んでて何も面白くない。果実のフレッシュ感と言うには酸味が頼りなく、そこをカバーするには 香りだけでは荷が重い。ワインっぽさ と ジュースっぽさ の両立の仕方が上手くいってない感じ。これは標準的な、普通のボジョレー・ヌーヴォー。気楽に飲む分には、これはこれで何も問題無い。空輸ペットボトルの1000円ヌーヴォーなのだから、むしろ嘘の無い真っ当なつくり と考えるべきだろう。数年前ならこんなので1980円とかだったのを思えば、好意的に受け取れる部分も見られる。値段相応。可も無く不可も無くの、普通の出来。有れば有ったで使い道はいくらでも有るが、無くても別段困らないレベル。
2012/01/13
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ラングドック・ルーション IGPペイ・ドック クロード・ヴァル・ルージュ2010 Claude Val Rouge レ・ドメーヌ・ポール・マス Les Domaines Paul Mas グルナッシュ50% カリニャン25% シラー15% メルロー10% ステンレスヴァットで4ヶ月以上熟成 アルコール度13% 輸入:株式会社モトックス 購入価格:840円色はやや透き通った紫。香りはカシス、胡椒、ブラックベリー、檜、ビスケット、アンズ?味は薄い甘味に薄い渋味。余韻に軽い渋味と苦味を伴う酸味。 抜栓20分強で、味が薄い渋味と薄い苦味。余韻に苦味と薄い渋味。そこそこ飲み易い。パワーは控えめだが、サラっとしててスムーズな口通り。良い意味で酒入り葡萄ジュースっぽい。赤ワイン的な渋味よりも果実感を優先的に感じられ、結構万人向けの仕上がり。ボディにはやや難が有るが、それと引き換えに 軽やかさ と フルーティーさ と 滑らかさを手に入れた。いかにもラングドック的なパワフルな味を期待すると、イマイチ肩透かし喰らうと思う。これはこれで美味しいし、この位は好みの範囲内か。 抜栓20分位で、味全体にしつこい感じの渋味が出てきた。 味の厚みを生むと言うよりは、余計な要素が生まれた感じ。 軽やかさ や 滑らかさ が邪魔されてるみたいで、良くない変化。 余韻も苦味が強まり、当初の果実感が急速に失われていく方向に。総合的には万人向けのガブ飲みワイン。時間経過の変化の早さは惜しいが、価格を考えれば想定内。多人数(3~4人以上)で早めに飲み切れれば問題無い。料理はビーフシチューみたいな煮込み系に向いてる。ワインに足りないコクや旨味を補填出来る料理が最適。和食なら 肉じゃが とか すき焼き がハマりそう。時間経過後のしつこさの有る味でも、割り下の甘辛さが適当に捌いてくれると思う。値段相応。胡椒の香りを取ったら、880円~1000円位のボルドーとの違いが分からない。ボルドーより万人向けの味で、ラングドックの安ワインとしては それなりに上出来。コクよりも飲み易さ重視で、ガブ飲み向けの気楽なワイン。★楽天検索 クロード ヴァル★楽天扱い約30件 735円~1000円 平均850円前後正直な価格設定。880円以下で買えれば、役割相応の充分なコスパ。
2012/01/11
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自分が勉強教えてる小学生の一人が私立中学受験に合格したので、祝杯のつもりでシャンパーニュ。 シャンパーニュ ジャン・デュクレール・ブリュットNV Jean Duclert Brut バロン・アルベール Baron Albert ピノムニエ90% シャルドネ10% 非樽醸造 非樽熟成 アルコール度12.5% 輸入:東亜商事株式会社 購入価格:2384円色は薄い金色。香りはレモン、小麦粉、セージ、紅茶(セイロン?)、塩水? 抜栓5分強でレモンティー、パンケーキ、マロングラッセ、レモンカステラ?味は薄い酸味と甘味を伴う薄い苦味。余韻に薄い苦味。香りは思ったよりも大した事ない。泡の出方は勢いが有りながらも繊細で、優しい当たり。味は薄味系で、酸がほんのりミネラル系。柑橘系の酸味が乗り出しつつ、すぐに薄い苦味感が追いかけ、静かにスライド。抜栓直後は 泡の出方は綺麗だが、単なるスパークリングの延長の様に感じられた。しかしグラスに注ぎ数分経過で香りが伴ってくると、味と香りのイメージが噛み合い、ソフトな酸味と甘い香りによる “シャンパーニュらしさ” を主張する様になっていく。基本が薄味ラインなので、泡と香りが上手く出てくれるかどうかで 全体のボリュームと高級感が決定する。味だけなら クレマン や カヴァ でも代用可能なレベル。泡持ちも意外と短い。(香りが出始めて数分も経つとヘロヘロに)この泡と香りで格が決まるので 注いでからは香りが出るまで少し我慢し、香りが出たら素早く飲み、30~40分位でボトルを飲み切るのを推奨。あまり “シャンパーニュらしさ” を求めないのなら、抜栓して すぐ飲んでOK。泡のアタックはソフトで 味も香りも一定水準をクリアー、安目のシャンパーニュとしては そこそこの出来。薄味傾向なので、料理の食材は淡白な味の物に向いてる。サーモン等の赤身の魚だと、ワインの方が負けそうになる。今回、ブツ切りにしたアジフライ(スーパーの半額惣菜)を スライスした玉ネギの上に乗せて、貝割れ大根を添えたものに、寿司酢と醤油とオリーブオイルを混ぜたものをかけ、粗挽き黒胡椒とガーリックパウダーで香りを付けたものをツマミにしたが、こんなの(一皿あたりのコストは90円位かな)寿司酢の甘味が足りない味を上手く補強し、醤油の塩味とガーリックの香りがアクセントを加えてくれた。マリアージュとまではいかないが、期待以上の役割は果たしてくれたので 何となくドヤ顔状態w。値段相応。2500円弱で購入なのを思えば出来はまあまあ。味はともかく、もう少し香りの出力と泡の持続力が有れば、3000円前後も狙えたかも。★楽天検索 ジャン デュクレール★楽天検索約2件 ECHIGOYAで2289円(売り切れ) イーショッピングワインで2980円2980円だと上限スレスレ過ぎる。2500円未満なら前向きに購入可能。
2012/01/08
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そういえば お気に入りの泡盛とはいえ、与那国を飲むのは5年ぶり位かもしれない。 沖縄県 八重山郡 与那国町 与那国30度 崎元酒造所 米、米麹 2009年4月28日瓶詰め アルコール度30% 購入価格:920円(600ml)香りは大根おろし、お湯、水飴?どこか無機的で、あまり香りらしい香りはしない。【ストレート】最初の口当たりで一瞬 苦味が乱れるが、後から甘味がどんどん膨らみ、余韻もアルコール感がジワジワと主張。二口目からは苦味も軽くなり、綺麗な甘味が通り抜けていく。パワーとクリアーさが上手く両立してると思う。【ロック】う~ん、これはイマイチかな?冷えて味が締まった事で透明感が出て、飲み易さは増した。だがその一方で甘味が希薄になり、味気無くなったとも感じられる。余韻に苦味が出て来て、せっかくの綺麗な感覚が乱れがちに。【水割り】 ・酒1:水0.1口当たりのアタックを和らげつつ、甘味を優先して残す味わいに。飲み応えは衰えるが、パワーを保ちつつ飲み易さが増した様で、結構悪くないね。だが【ロック】時の延長みたいで、苦味はやや目立ち易くなってる。 ・酒1:水1甲類焼酎の水割りのニュアンスに近い感じ。これはこれでスッキリ飲めるけど、この味なら泡盛じゃなくてもいい。 ・酒1:水3~4味も香りも起伏がノッペリしちゃったかな?甘味は残ってて、味だけなら これはこれで万人向けの飲み易さは有るが、面白さは特にない。これだと泡盛の良さが無い。あれ~、こんな味だったっけ!?【ストレート】の味は記憶に有る味と大筋で一致したが、【ロック】以降の味は何ともショボさが付いて回る。昔(といっても5~6年前)はもっと、どう飲んでもクリアーな飲み口で甘味がゆっくり乗る、高汎用な泡盛だと思ってたが。今飲むとそうでもないな。オススメは【ストレート】か【水割り(酒1:水0.1)】。【ロック】は何とも言えないが、この酒の長所を活かしつつ飲み手の幅を拡げる工夫の一つとしては悪くない。【水割り】は加水程度に留め、薄め過ぎない様に。香りがパッとしないのは残念だったが、厚みを感じる味を武器に、なかなか飲んでて存在感のある酒だと思う。なるべく【ストレート】推奨な味なので、コスパはさほど良くもないし、飲み手を選びがちな泡盛。同じ位の美味さと思ってた「陽-ひかい-」と比べると、ワンランク落ちる。数年を経て、酒の味が変わったのか自分の味覚が変わったのかは分からない。まあ「陽-ひかい-」は1200円前後位するし、明確に価格の差が出たと思えば理解も出来るが。とりあえず値段相応。1000円未満で買えるなら そこそこの泡盛。600ml瓶なので、もう100円位安くてもいいとは思うが、そこはただの焼酎とは違う 泡盛特価と言ったところか。★楽天検索 与那国 30度 600ml★楽天扱い約16件 681円~1550円 平均900円前後クバ巻きのボトルは1000円を超えてるが、クバ巻きでなくても中身は同じ物のはず。1000円未満の 普通のガラスボトルので充分。
2012/01/06
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Champagne(シャンパーニュ)と記載されてたが、後から「単なる社名」と判明したw。(コレっていいのか!?) アメリカ カリフォルニア州 クックス・シャンパーニュ・ブリュット・マグナムNV Cook's Champagne Brut Magnum ミッション・ベル・ワイナリー Mission Bell Winery クックス・シャンパーニュ社 Cooks Champagne シュナンブラン、フレンチコロンバール、割合不明 瓶内二次発酵(?secondary fermentation before bottling・・・in bottle じゃなくてbefore bottlingってことは瓶詰め前に二次発酵なの?) アルコール分11% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1480円(1500ml)色は薄い黄緑。香りはリンゴ、ミント、シロップ、ライム。味は酸味と薄く苦味を伴う甘味。余韻に薄い苦味と酸味。泡は注いだ直後は強いが、数秒でソフトに落ち着く。香りの出方は弱いがフルーティーで、若干青臭さが出る。味は香り同様、リンゴジュース的なフルーティーさで飲み易い。良い意味でジュースっぽく、万人向けの飲み易さ。個性に欠けるとも言えるが、これはこれで飲み易さの内。ロワール系の安スパークリングにも近い雰囲気。(品種的に言っても想像出来る)コップに氷入れて飲むのもアリ。瓶内では そこそこ長持ちだが、グラスに注いでからは 泡抜けが大分早い気がする。3分もしない内に、ソフトながらも踏み留まってた “泡の当たり” が右肩下がりで衰えてくる。泡が弱ると苦味が目立ち始め、長所のジュースっぽさが弱り、レモン酎ハイみたいな安っぽい味わいに。最初の1杯の一口~二口目は割りと美味いが、それ以降は酎ハイの延長だな。総合的には、標準的な安スパークリング。「シャンパーニュと遜色無い出来をアピールする宣伝文句のつもり」で反則的にChampagneと記載されてるのかと思ったが、これはただの社名。飲んでみると普通のスパークリングワインだったw。始めから期待してもいなかったが、まあ値段なりの実力は示してくれたので これはこれで良し。ガッチリ冷やして素早く飲めれば、結構 汎用性は高いと思う。料理は繊細な和食でもない限り、大体何でもよい。ジュースっぽさを活かそうとしたら、薄焼きのピッツァとか悪くないね。飲んでて塩味が欲しくなる味。マグナムで1480円なら750mlで740円なので、マグナムボトルの存在感込みでの評価を考えれば値段相応。でも、好みを言えば、同価格のエリゼ・ブリュット・マグナムの方がワンランク上だな。飲み易さ以外にメリットが無いし、また買いたいとは あまり思えない。★楽天検索 クックス ブリュット★楽天扱い約22店舗 787円~1500円 平均950円前後楽天ではマグナムボトルの扱いは無し。この価格なら、700mlの別のボトルを2本買う方がコスパは上と思う。例えば、シャンパン方式にこだわらなければ、グランディアルの方がずっと上出来。
2012/01/05
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新年開けましておめでとうございます。数日前から副鼻腔炎再発で鼻の調子がおかしく、ようやく直りかけの段階。例年なら元日には干支にちなんだワインを飲むところだが、今年は休止だな。スペインのテンプラリーニョ・ドラゴンか、琉球泡盛の「龍」を飲むつもりだった。1月14本(+ワイン会15本)★【新春福袋ワイン会】参加レポート5 前編【九段下びすとろ南】★ 1:穂坂のあわベリーAのロゼスパークリング。軽さと果実感が上手く調和。 5:ポマール1erCru ジャロリエール2001 プス・ドール高コスパはもちろん、土地の長所を素直に感じられる作り手の名作ボトル。 7:ポムロール ラ・ローゼリエル1979単独では酸が粘るだけのイマイチなワインだったが、ジビエと絡んだ瞬間に大覚醒。★【新春福袋ワイン会】参加レポート5 後編【二次会までぶっ通し】★ 13:ブルゴーニュ クロ・デュ・シャトー1993 ドメーヌ・デュ・シャトー・ド・ムルソー2000円かそこらの名前負けACブルが、熟成で良い意味で別物に化けた。2月10本特に無し。ただし、ワインではないが 番外編として★麦焼酎 麹屋伝兵衛 老松酒造株式会社★いやあ、この麦焼酎は美味かった。開栓直後のその日にしか味わえないが、ストレートで飲んだときの甘露感が驚異的。3月4本(日本酒が5本)★メドック・クリュ・ブルジョワ シャトー・レ・グラン・シェーヌ1997 ベルナール・マグレ★真っ当に熟成するメドックワイン。現在では値段以上の価値とはいかないだろうが、出来は良いと思う。4月11本★グラーヴ シャトー・トゥール・レオニャン・ブラン2007 シャトー・カルボニュー★2007年ボルドー白のなんたるかを楽しめたワイン。★ドイツ ニーデルベルグ・ヘルデン・リースリング・シュペートレーゼ1997 シュロス・リーザー醸造所★香りがアレな方向に突き抜け過ぎてて、逆に個性化に成功w。5月13本★イタリア ブルスコ・デイ・バルビ2007 ファットリア・デイ・バルビ★面白い香りと味だった。カレーの香りとコーヒーの味。もちろんキワモノなのではなく、一定水準以上の良い赤ワイン。★インド ラ・レゼルヴ2007 グローバー・ヴィンヤーズ★味というより、インドワインという珍しさで印象に残った。ワインとしては、まあまだ普通かな!? 今後の熟成次第。6月10本★グラーヴ シャトー・レスピド・メドヴィーユ1998 クリスティアン・エ・アンドレ・メドヴィーユ★メドックも良いけど、グラーヴの方がより良好なコスパと個性とが感じられる。7月13本特に無し。ヒネりきった劣化ワインとしてなら、★チリ カサ・ドノソ・シャルドネ2006 カサ・ドノソ★この時の生ゴミ臭は今でも思い出すw。8月7本★南アフリカ アシュトン・ケルダー・カベルネソーヴィニヨン2008 アシュトン・ケルダー★南アフリカワイン再評価のきっかけ。単一品種のボトルでなら、フランスの代わりになるのも夢じゃない。9月6本(+ワイン会11本)★ボジョレー シャトー・カンボン2009 マルセル・ラピエール★流石のマルセル・ラピエール。息子のマチュー頑張れ!★【ルイ・ジャド2007年1級水平ワイン会】参加レポート 前編【かがり火】★ 1:シャサーニュ・モンラッシェ モルジョ ドメーヌ・リュック・ド・マジェンダ高級ブルゴーニュ白の見本。 7:ヴォーヌ・ロマネ レ・ボー・モンバランスと個性の両立。メゾンものっぽいから価格も落ち着いてる感じ。★カリフォルニア ステファン・ヴィンセント・シャルドネ2009 ステファン・ヴィンセント・ワインズ★安価に樽の効いたシャルドネを楽しめる。10月8本★イタリア ロッカ・ディ・フォルティ・ロゼ・ヴィノ・スプマンテ・ブリュットNV トーニ社★フルーティーでソフトな味。香りもそこそこでコスパは高い。★フランス ブリュット・ダルジャン・ブラン・ド・ブラン・シャルドネ2009 ラ・メゾン・デュ・ヴィニュロン★余計な味を引っ張らず、サッと乗り出してスッと退く綺麗なスパークリング。11月12本★日本 シャトー・メルシャン・アンサンブル・藍茜2009 シャトー・メルシャン★日本のワインも、ついにここまで来たか!と感慨深かった。ちなみに温度が低いとややエグい味が出る。今の季節なら、23℃に設定したエアコンの効いた20℃位の部屋の室温に馴染ませてから抜栓推奨。12月12本特に無し。文字通り日本を震撼させた大地震も今や1年前の話になりつつあるのだが、自分は相変わらず酒を飲み続けてる。何だかんだで、相変わらず月平均13本位はコンスタントに飲めているのだから、まあこれはこれで平和な日々。未来の見通しなんて全く出来ないが、とりあえずワインの飲み頃予測は見通せる自分でありたいw。軽量級:1000円未満の部門。安ワイン賞。★南アフリカ アシュトン・ケルダー・カベルネソーヴィニヨン2008 アシュトン・ケルダー★中軽量級:1500円未満の部門。敢闘賞。★カリフォルニア ステファン・ヴィンセント・シャルドネ2009 ステファン・ヴィンセント・ワインズ★優秀賞。★日本 シャトー・メルシャン・アンサンブル・藍茜2009 シャトー・メルシャン★中量級:2500円前後以下の部門。優秀賞。★グラーヴ シャトー・トゥール・レオニャン・ブラン2007 シャトー・カルボニュー★敢闘賞。★ボジョレー シャトー・カンボン2009 マルセル・ラピエール★重量級(5000円前後クラス)と無差別級(上下限無しクラス)は特に該当作無し。ワイン会のボトルもありなら、重量級優秀賞。★【新春福袋ワイン会】参加レポート5 前編【九段下びすとろ南】★ 5:ポマール1erCru ジャロリエール2001 プス・ドール無差別級優秀賞。★【ルイ・ジャド2007年1級水平ワイン会】参加レポート 前編【かがり火】★ 1:シャサーニュ・モンラッシェ モルジョ ドメーヌ・リュック・ド・マジェンダ 7:ヴォーヌ・ロマネ レ・ボー・モン今年は割りと豊作だったかな。国産ワインの良さを分かり始めてきたので、2012年はさらに選択の幅が拡がるだろう。と言いたいが、5000円前後の重量級価格のワインも少しずつ知っていきたいので、2012年はさらに飲む本数を絞り込んでクオリティを上げていこうと思う。ピノノワールワインに力を入れる感じで。まぁ結局所々で安ワインに手を出すのだろうが、言うだけは言っておきたいw。安ワインを必要以上にガチ評価するのが自分のブログの価値だと思ってるので、高価なワインの出番は決して多くはないと思うが、高価いのも知っておかないと比較が出来ないからねー。
2012/01/01
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