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ラウンジのシャンデリアとステンドガラスが光り始めた。

ラウンジバーでは、ドリンクサービスが始まっていた。
アロエドリンク、アセロラドリンク、アイスコーヒー。コーヒーマシーン。
イレブンテンの人も飲んでいいとのこと。

湯上がり用のフローズンシャーベット。
お月見台へ出ると、ちょうど夕暮れ時で、夕日は背中側でみえないが、夕焼け色から紫がかった夜のとばりへ移りゆくさま、福浦橋や島々の微妙ないろあい、寂れた漁港、絵になる景色だった。
足湯へ。夕暮れ時も、また違った絶景。
漁港では、船も戻って後片付け、一日の終わり。風情がある。
海風が冷たく、湯上がりで心地よい。シャーベットも忘れずに。
夕焼けの福浦橋もいい雰囲気で、やはり、いいとこ取りのロケーションだ。
18時になったので、夕食へ。
昼と同じレストラン。

内側の席だったが、港の灯りが少し見えるぐらいだし、昼が窓際だったから。
それなりの広さのレストランで、遠くに炭火焼き用の紅殻(べんがら)色のかまどがみえた。シックな中に差し色になっていてよい。
夜10時に帰るまでにビール一杯ぐらいは余裕で分解できるので、瓶ビールを。
テーブルにあったグラスで。まあ、宿泊2万前後の宿だからいいか。
先付けは、昼に出たのでなし。
前菜は、名大烏賊の塩辛はねっとりでコクがあっておいしい、小魚の南蛮漬けはすっぱめであっさり、三陸産蛸の軟らか煮もやわぷにでほどよいあまじょっぱさ、鴨旨煮はクセもなく美味、もずく加減酢はすっきりと、ツブ貝はくにっとほどよい味のしみ具合、夕顔の酢味噌和えはさっぱりと、どれも食べやすくなかなかの味。
お造りは、近海地魚の盛り合わせ、おさしみさらだ。サワラは淡泊ながらうまみあり、マグロは赤身にほどよい脂で美味、マキエビはぷにぷに、ホッキガイはくにっと新鮮、どれもおいしかった。昼と重ならないのもいい。

台の物は、山形加茂港共和丸漁 極上紅ずわい蟹。二人で、そこそこの大きさ1ハイ。
身もいっぱい、甘く味わいもよく、ミソもしっかりたっぷり風味よし、とてもおいしかった。

油物で、松島天然穴子と旬の野菜の天麩羅。身の厚い穴子はふわふわでほのかに甘く上品な味、からっと揚がって、スイートコーンなど付け合わせもていねい。抹茶塩で。とてもおいしかった。松島らしい名産でよい。

焼物は、名代松島牡蠣グラタン、あしらい。ぷにっと新鮮な牡蠣に、こってりマヨ風グラタンでおいしかった。これも冬の松島らしい。煮こごりもしっかり味でよかった。
強い肴で、宮城県産荏胡麻豚の仙台味噌焼き。脂っぽいがうまみがあってやわらかく、味噌も甘めで濃くてよく合って、おいしかった。ゴボウの素揚げも合うし、地物焼き野菜の黄味酢掛けは、ぼっちゃんかぼちゃ、ムラサキイモ、銀杏でていねいな味だった。

ダッチオーブン焼き。なんとサービス品。エビ、カニ、白子、キノコに野菜がごろっと入って、甘めでダシがきいて、なかなかの味だった。
止め椀で、おくずがけは、あまじょっぱさのあるあんかけ風お汁で、豚バラ、キノコ、糸コンなど入って、おもしろい味、ごはんに合いそう、で、おじやにしてみた、やっぱりぴったり。
お食事は、ひとめぼれで、つやもち、こめどころだから御飯がおいしいのは重要。
香の物は、ていねい。
食後のデザートは、ラウンジバーへ移動して。ていねいに誘導してくれる。

席に着くと、パティシエが、キャンドルを灯しにきて、しばらくして、パリパリに焦げ目をつけたカボチャのクリームブリュレ、温かいハーブティーを持ってきてくれた。ブリュレはカボチャ濃いめでよく、ティーはレモングラスとオレンジピールの香りと味ほどほどで飲みやすかった。あとは、ドリンクサービスのコーヒーを。
外は、庭のライトアップぐらいで暗闇だが、キャンドルの雰囲気もあるし悪くはない。最後まで、きちんとサービスがあって、印象もよかった。
料理は、海の幸主体で、ちょっと垢抜けない感じはあるが、食材も豊富だし、味付けもよく、頑張っている。やまきダイニング 風の光 お献立表がきたので、昼の先付と夕食を合わせたものが標準のダイニング食(今回の部屋だと17850円)なのだろう。あとは、レストラン食の、一部は好きな食材4品を選んで炭火焼きというのが、昼に出た焼き物3品だろう。おいしいどころ取りのメニューだ。
となりの海風土の方がおいしいけど価格帯も違うし、宿泊2万を少し切る宿ではいい方だと思う。特に今回の昼夜で1万を切るプランの食事でこれだけ出されたら、最高としか言いようがない。普通のレストランとかで食べても、食事代だけで1万は行きそうだ。

夕食後も帰るまでまだ3時間ぐらいある。
夜の大浴場へ。夕食が早めなので、やっぱり貸し切り状態。
外は真っ暗、島がかすかにみえるかなぐらい、窓に映っているのは室内の明かり。窓際だと、漁港のライトもみえた。
部屋に戻ると、窓の外は、庭と月見台の明かりが少しあるぐらいで、海と松島は真っ暗。福浦橋、ライトアップされるはずなんだけど、震災の影響なのか、されてなかったな。
最後に、足湯に入って。
港の灯りが、ひなびた感じでよかった。
あとは、夜の10時まで、ゆったりして、チェックアウトしたら、家に帰って、寝るだけ。
以上で、9450円、破格。十二分に、松島を満喫した。

参考までに、施設の案内図を。
全室オーシャンビューが売りなので、海がみえない部屋は、繁忙期に格安で提供するのかな。あるいは使ってないか。
高台というか、崖の上にあるので、一階と二階の、海に近く眺めのいいところを、大浴場や足湯、展望風呂付きの部屋にして、あとは、二、三、四階に客室、最上階の角部屋に貴賓室の海庭。陸側の方は、レストランとラウンジ。松島の眺めを、有効に使っている。
伊豆とか九州とかだと、おそろしいまでの眺めの宿がそこそこあるが、東北だと、泊まったことがある範囲では、青森の不老不死温泉、秋田の栗駒山荘、岩手の湖山荘、宮城ではここ、福島の熱海荘の清流の部屋ぐらい。小松館は、料理とコスパもいいし、個人的には宮城で一番おすすめの宿だと思う。(いわゆる高級旅館ではないので、過剰に期待されても困るが。)
特に、今回のイレブンテンはコスパ最高なので、近くの人は、震災後の疲れをゆったり優雅に癒やしにどうぞ。
小松館 好風亭
http://www.new-komatsu.co.jp/index.html
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