PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
サイド自由欄
フリーページ
春の陽気に、サン・ファン館へ。
まずは、ヨークベニマル湊鹿妻店でお買い物。
岡埜栄泉のどら焼120円x2、ゆべし115円x3なども売っている。
渡波のうつみパンやで予約してた揚げパンも買って、万石浦の橋を渡って牡鹿半島へ。
すぐに右折してトンネル抜けると、サン・ファン館。
無料の立体駐車場に停める。奥の高台には宿泊施設のサンファン・ヴィレッジ。
駐車場から階段上がると、サン・ファン・バウティスタ パーク。
イタリア広場風の野外ステージと広場がある。
奥の石壁には昔は滝のように水が流れてたんだけどなあ。休みだからかなあ。
イタリア広場というよりスペイン広場のような気がする。
サンファン館の休みの日なので空いてる。けど、それを狙って散歩に来てる似たような人すこしいた。
この天気だもんな。
サンファン広場を抜けて高台には公園。
コロネードの回廊があり、海際には東屋があって海を見ながらお茶できたんだけど、、木が海風にやられたのか立ち入り禁止になってた。
しかたないのでサンファン館の方へ。
ドリームベル。
サンファン館入口。
何回も入ってるし、帆船は立ち入り中止になってるし、休館日だしね。
高台にベンチが何個かあり、海を見ながらベニマルで買ったノンアルと海鮮丼429円など。
夏だと暑いし、強風の日だと大変だし、春がいいんだよね。
同じようなこと考えてる人が二組ほどいた。休館日で空いててもパークは自由だから。
西の方の海をよく見ると、石巻港、もくもくとしてる日本製紙、遠くは奥松島、その陰に仙台、遠くにかすんで蔵王連峰。絶景だ。
もちろん、下の入り江にはサン・ファン・バウティスタ号とサンファン館、奥に渡波漁港。
今から約400年前の江戸時代初頭1611年に、慶長大津波が仙台藩を襲い壊滅的な被害を出した。東日本大震災の連動型地震の前のサイクルの大地震に当たる。
その直後、仙台藩初代藩主の伊達政宗は日本初のガレオン船のサン・ファン・バウティスタ号を建設させる。
1613年に支倉常長ら180余人を乗せたサン・ファン・バウティスタ号は、この近くの月浦から東へ出帆し、90日間で太平洋を渡りスペイン領だったメキシコのアカプルコに到着、スペイン船隊に便乗して大西洋を渡り、1614年にマドリードに着いて国王フィリペ3世に謁見し通商を申し込んだ。しかしその頃には江戸幕府の禁教令が広まっていたため同意を得られず、1615年にはイタリア入りしてローマ法王に謁見しお願いするも、通商はスペイン国王一任で宣教師の派遣の同意だけだった。1616年にスペインに戻り、国王に懇願するも返事は得られず、やむなく大西洋を戻り、1618年に迎えに来ていたサン・ファン・バウティスタ号に乗って太平洋を戻り、1620年に仙台に帰る。
結果は残念ではあったが、日本初のガレオン船で初めてヨーロッパの国を訪れ交流した偉業だ。
1993年にサン・ファン・バウティスタ号の復元船が進水し、1996年にこの地に移動しサン・ファン館として展示されていたが、2011年の大震災の津波でドック棟が損壊、船も一部破損した。2013年に修復し再オープンしたが、2016年の調査で津波の影響で歪みや腐食の進行が発覚し、2017年3月から乗船禁止となった。
修理しようにも船大工の高齢化で不可能、新造船も費用確保困難で、2020年のオリンピックまで現状維持し、その後に解体する予定。
サンファン広場にもどり帰る。
いいところなんで何とかしてほしいなあ。
http://www.santjuan.or.jp/index.html
サン・ファン館
川治へ 2024年11月29日
日光江戸村 2024年11月27日
鬼怒川温泉 月あかり花回廊 2024年11月21日