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日暮里駅前にある、日暮里サニーホール会議室で、「第10回 浅草パラダイス落語会」初回実行委員会に出席。 「浅草パラダイス落語会」とは、毎年5月に浅草で、関東の天狗連落語家が中心になって開いている寄席で、今年で10回目、私は一昨年から参加している。 若木家元翁実行委員長をはじめとして、古楽亭小笑太前実行委員長・料亭彦柳・三流亭愛喬・あいあいず(大ざる・こざる)・鉄まん跡夢・若木家喜楽・茶柱亭立丸(敬称略・順不同)といったメンバーが参加。実行委員会は欠席者を含めて、総勢16名。 まず、実行委員会が発足し、小笑太前実行委員長から、昨年の収支報告があり、役割分担・10周年への取り組み・役割分担・番組作成・開催日時について、充実した話し合いが出来た。私は、チラシ類の印刷をお引きに受けした。 終了後は、居酒屋「酔の助」で一杯。この店は、立川流の打ち上げによく使われるお店。 演芸・芝居談義、それぞれの活動や交遊録、テレビ・銭湯などの話で楽しい一時。 元翁・彦柳両先輩は、お二人の会に師匠田辺一鶴がゲスト出演した時の話を、して下さった。嬉しい。
2010.01.29
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永福ふれあいの家から、日暮里に廻り入浴。谷中にある世界湯に入浴。 日暮里に住んでいた古今亭志ん生師が、晩年お弟子さんに背負われて通った銭湯として、演芸ファンの中で名高い。 浴槽に入ったら、飛び上がる程熱い!お湯の温度はと見てあれば、46℃。志ん生師は熱湯好きの様だ。フロントのご主人に伺うと、志ん生師が通っていた頃と同じ建物で、志ん生一家とは、戦前からのお付き合いとか。 口笛で、志ん生師の出囃子「一丁入り」、馬生師の「鞍馬」を、吹いてみる。 この世界湯、残念ながら、2月10日で閉店とか。「長い間お疲れ様でした」と、ご主人に声を掛けて、世界湯を出る。
2010.01.29
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今日の永福ふれあいの家は、講談の車井馬券さんと一緒に伺う。 一、車井馬券・玉井亀鶴「ご挨拶」 一、車井馬券「寛永三馬術・前~出世の春駒」 一、玉井亀鶴「寛永三馬術・後~度々平住み込み」 馬券さんは、お正月の高座は「出世の春駒」と伺っていたので、思い立って、続けて「度々平」をやらせて頂く。確か2~3年振り。 昨年、「出世の春駒」の舞台である、芝の愛宕山頂にある、NHK放送博物館に行った時に、打ち合わせ・待ち合わせもしないのに、馬券さんとばったり。後日、何かの時に落語の先輩方にこのことを話してたら、「その時私達も愛宕山にいましたよ」と、若木家喜楽兄。芽のかすみお姉さんと結婚式の下見で、愛宕神社に来ていたそうな。 「愛宕山の縁」のという一席の読み終り。
2010.01.29
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茅場町にある酒屋さん「今田酒店」での、玉川奈々福さんの会に行く。 会場は、酒屋さんの店内を片付けて客席としていて、ビールケースに座って浪曲を聴く、という趣向。1500円で酒類とおつまみ付き。 一、玉川奈々福「浪曲シンデレラ」〈沢村豊子〉 一、仲入り 一、玉川奈々福「曲垣と度々平」〈沢村豊子〉 奈々福さんは、まず浪曲の説明から。浪曲の発生について、「講談はお武家のもの、落語は町民、浪花節は大道芸」ということは、興味深いし、浪曲という芸について再認識した様な気がする。 今日は、今田酒店のおじいちゃまの誕生日。90歳とか。御得意の唄が飛び出し、温かい会となった。
2010.01.28
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第67回「玉井亀鶴の講談日和」〈亀鶴の会通算131回目〉は、本牧亭のお女将さんのご好意で、黒門町本牧亭をお借りしての会となった。8名様のお客様。時同じくして、お江戸上野広小路亭で神田紅師主宰の講談教室「紅塾」の発表会があったが、紅塾の方も出番前後に駆け付けて下さった。 一、玉井亀鶴「三方ヶ原軍記・玉川上水の由来」 一、仲入り 一、玉井亀鶴「鶴髭伝・英国密航・上」 一、田辺一鶴「英国密航・下〈特別出演〉」 まず「三方ヶ原」。これは、師匠が編集長を勤めた、講談協会の季刊誌「講談」に寄った。高座で修羅場を読むことが最近激減しているので、久し振り。身体が熱くなって来る。2席目は、未だ10代の頃、逐一直して貰った「玉川上水の由来」。 仲入り後は、師匠の想い出噺やエピソードたっぷり、田辺一鶴伝ともいうべき「鶴髭伝」。宝井琴柳師が小金井芦州師の想い出を「酔虎伝」としてなさっているのを、真似た。 「英国密航」は、伊藤博文が英国に行こうとし、800両では足りず、「どう金を工面しましたか」と切れ場をつけて、「一鶴」のめくりを出して、師匠にテープで出演して頂く。起きた拍手は、師匠への最後の拍手で、嬉しかった。 最後に私がご挨拶してお開き。 場内では、扇子・手拭い・色紙・若き日の写真が掲載された本などを展示し、手に取って貰い、自由にご覧頂いた。 終演後、本牧亭のお女将さんが、いらっしゃり、師匠の想い出噺に花が咲く。「田辺一鶴」と書かれためくりを頂いき、本牧亭を後にした。 ご来場のお客様、本牧亭のお女将さん、そして師匠に御礼申し上げます。
2010.01.23
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昨年12月22日に80歳で身罷りました師匠田辺一鶴を偲ぶ独演会を、土曜日に開きます。会場は、黒門町本牧亭。師匠が修業した釈台を前に、師匠伝授の講談や、想い出噺をさせて頂きます。亀鶴本人は、「亡師への小さな親孝行を」なでと申しておりますが、親不孝になる可能性大!? 講談ファンや師匠をご存じの方は師匠を偲び、ご存じない方はこんな人がいたんだと、お運び下さいませ。 会場内では、若き日の師匠の写真が掲載された本や色紙などを、展示します。お手に取ってご覧下さいませ。 会場は畳敷きですが、腰掛け席を作ります。また、女性のお客様は、ズボンでのお運びをお勧めします。 何卒宜しくお願い申し上げます。 第67回「玉井亀鶴の講談日和ー追悼・恩師田辺一鶴 亀鶴の謝恩会」 〈とき〉1月23日(土)12時半開場・1時開演 〈会場〉黒門町本牧亭(台東区上野1ー11ー9 山手線・京浜東北線御徒町駅から徒歩5分・銀座線上野広小路駅・大江戸線上野御徒町駅から徒歩3分) 木戸銭はお志で。 *亀鶴の会通算131回目として開催致します。
2010.01.21
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14時10分大阪駅発、22時10分過ぎ東京駅着。 車内で、河内家菊水丸著「音頭ボーイ」(ヨシモトブックス)、渡辺保著「渡辺保の歌舞伎劇評」(角川学芸出版)を読む。「音頭ボーイ」は再読だが、本当に良い。大阪のにおいがプンプンする。 上方への行き来で、高速バスをよく使うが、大概移動は夜なので、景色がわからない。今回は車窓からの眺めを、楽しむことが出来た。しかし昼のバスはくたびれた。
2010.01.20
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阪神淡路大震災があった年のクリスマスは、神戸で過ごした。神戸の復興を確かめに来たのだ。しかし、空き地やブルーシートが数多く目に入ったには、ドキリとした。車窓から神戸の街を見ながら、阪神電車で三宮駅に到着した。何事もなかった様に歩く人々。そこに発車ベル。♪線路は続くよどこまでも。地震で街がめちゃくちゃになろうが、愛する家族・友達を亡くそうが、懸命に生きている神戸の人々と、?線路は続くよが、?生き続けるよと聞え、感動したことがあった。 三ノ宮のショッピングモールを歩いていたら、ジャズが聞こえて来たので、暫くステージを見ていたら、何人かの人がステージに駆け上がり、本当に楽しそうに踊り始めた。客席からは拍手。当時18歳の私は、人間の強さに感激した。 あれから15年。阪神三宮駅には、今日も?線路は続くよどこまでもが、流れている。
2010.01.20
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JR三ノ宮駅山側に降りて、大阪方面に向かってガードと平行に歩くと、「十番」という焼肉丼屋さんがあり、神戸に来る度に立ち寄る。ここでは店内ではキムチ食べ放題、大きなどんぶりに、焼きたての肉とご飯を乗せて、安く気軽に食べられる。 神戸に通い始めた時には、立ち食いそばと同じ様な雰囲気の店だったが、数年前に今の場所に移った。肉を焼いている所も見られる。 画面の品で、980円。ご飯は大盛り。 安くても美味しい物はあるのですよ。
2010.01.20
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大阪・日本橋にある国立文楽劇場「人形浄瑠璃文楽初春公演」昼の部を一幕見で見物。国立文楽劇場開場25周年記念公演とか。 東京の国立劇場は、交通の便がいいとはいえないが、文楽劇場は交通の便もよく、なんばや千日前も近く、しかも見やすい。 「伽羅先代萩」 八汐:吉田玉池 沖の井:吉田勘弥 政岡:桐竹紋寿 小巻:吉田勘市 栄御前:桐竹勘寿 竹の間の場 政岡:豊竹松香大夫 八汐:豊竹咲甫大夫 小巻:竹本文字栄大夫 御殿の場 切: 竹本住大夫・野澤錦糸 奥:竹本津駒大夫・鶴澤寛治 歌舞伎での「先代萩」は度々観ているが、文楽では初めて。個人的には、飯炊きが長く感じられたが、「御殿」の幕切れに、小巻が出て来て、面白いまとめ方をしている。お馴染みのせいか、歌舞伎の方がしっくり来る。
2010.01.19
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スーパー玉出にも、鍋の季節が来ました。
2010.01.18
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今宵の買い物。総額いくらでしょう?ぴったり当てた方には、何かさせて頂きます。購入は、大阪で名高いあそこです。 結果発表は後日。ハウマッチ!
2010.01.18
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泊まっている宿で、自転車が借りられるということで、今日は電車を使わずに自転車だけで移動してみた。まず宿から松竹座へ。芝居の合間に、千日前・日本橋・谷町・松屋町・空堀を、夕方と夜は日本橋・なんばを走る。 今まで、地下鉄に乗ったり迷いながら時間を掛けて歩いたりしたが、自転車で走ると気分が良く、新たな発見がある。 空堀・谷町付近は、昔の町並みが残されていて、今も長屋に住む人がいる。街の雰囲気も良く、気分が良く楽しかった。 鳥居は、高津宮。落語「高津の富」の舞台。
2010.01.18
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大阪ミナミの法善寺境内の庫裏で開かれている「法善寺寄席1月睦月の席」を覗く。上方演芸協会が、去年の6月から毎月開いている手作りの会で、昼夜開かれていて、夜席を覗く。 女性二人組の前説の後、演芸が始まる。 一、左ミドル「漫才」 一、桂春蝶「母恋くらげ」 一、水田かかし「物真似」 一、浮世亭三吾・美ユル「漫才」 一、仲入り 一、若井ぼん・桂春蝶「トーク」 一、暁照夫・光夫「漫才」 ミナミのど真ん中で、上方らしい演芸が楽しめて、何とも言えないいい気分。 照夫光夫師はわっぱりいい。三吾美ユル師は、父娘らしいいい味が出ていた。 最後に、桂福團治上方演芸協会会長が登場してご挨拶、御住職の一言、照夫師の音頭で一本締めをして、お開き。 温かい雰囲気の手作り寄席。宜しいな。
2010.01.18
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道頓堀ある松竹座での「壽初春大歌舞伎」は、「仮名手本忠臣蔵」の通し狂言。坂田藤十郎が師直・由良之助・勘平・戸無瀬と、4役全ての幕に出演する、元気さ。 今回は珍しい上手演出の「忠臣蔵」、客席に座ると、見慣れた常式幕ではなく、上手に「大手」下手に「笹瀬」の幕。 大序「鎌倉鶴ヶ丘兜改めの場」・3段目「足利館門前進物の場」「同殿中松の間刃傷の場」 坂田藤十郎の師直・中村扇雀の判官 片岡孝太郎の顔世御前・中村翫雀の若狭之助 5段目「山崎街道鉄砲渡しの場」「同二つ玉の場」6段目「与市兵衛住家勘平腹切の場」 坂田藤十郎の勘平・中村翫雀の定九郎 片岡孝太郎のお才・片岡秀太郎のおかる 上方式の特徴は色々あるが、とにかく進行が早い。大序が終わると、本来は幕が閉まるのだが、上方式は舞台が廻る。幕切には、判官は出ない。 一番著名な違いが出るのは、5~6段目。まず5段目、幕が開き浅葱幕が降りると勘平が姿を見せるのが東京式、上方式には浅葱幕はない。また、雨・嵐を表現する鳴り物が上方の方が派手。「二つ玉」は、水もしたたる様な定九郎ではなく、伝え聞くドジ拵えで、稲村がなく、お地蔵様がある。定九郎は花道から出て来て、与市兵衛とのやりとりがある。勘平2度目の出は、花道の七三では鉄砲を撃たない。 6段目は、著名に異なる。東京式では、舞台が廻ると、おかる・おかや・お才・源六がいるが、上方式ではまずおかるが化粧をしている所に、お才と源六が尋ねて来る。勘平は、与市兵衛方に戻るとすぐ浅葱色の紋付きに着替えるが、上方式は普段着。二人侍が来ても、おかやに与市兵衛殺しの犯人と決め付けられて、紋付きに着替えることが出来ない。そして二人侍が、与市兵衛の身体を改めているのと、勘平が腹を切るのが、舞台の左右で展開され効果的。与市兵衛殺しの犯人が定九郎だということが判り、勘平が舅・与市兵衛の敵討ちしたことになった段階で、おかるとの道行の時に来ていた黒紋付(押入れからおかるの衣装も出て来る)を着せかけられ、幕になる。これが東西の大きな違いで、まだまだ細部に違いがある。 大奮闘の藤十郎が、とにかくいい。勘平の色気・儚さは勿論、師直はとにかく色気と品のある爺さんだが、憎々しい。孝太郎は、顔世での清楚さ、お才での水商売のお女将さん独特の色気があり素晴らしく、秀太郎は6段目目ではすぐ姿を消してしまうが、もっと観ていたかった。 上方式の演出は、なかなか見物出来ないが、演出が一本化して、「○○とは違うから、駄目」ということになることは、良くないと思うので、今回の通しはいいことと思う。
2010.01.18
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神戸市長田区は、震災の時一番被害が大きかった。写真で見た東京大空襲の様に焼け野原になった場所で、その惨状は記憶にある。 JR新長田駅前では、蝋燭に灯を点して、震災で亡くなられた方を弔っている。 灯は、様々な想いを点している。
2010.01.17
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神戸に生まれて神戸に育ち、数年前神戸に居を移した平松愛理さんの、「阪神淡路大震災支援ライブ KOBE MEETIG2010」は、今年も東灘区にある、神戸ファッション美術館にあるエルビスホールで開催。六甲ライナーのアイルランドセンター駅からすぐ。「KOBE MEETIG」は、1995年に始まり、会を重ねて15回。私は、2003年から毎年欠かさず参加。 いつもは、夜に開催だが、今年は夕方からの開演。 1、太陽のストライキ 2、あなたのいない休日 3、虹がきらい 4、シングルマザー 5、花と太陽 6、イエスタデイ ワンスモア 7、神戸今昔物語〈スライド〉 8、部屋とYシャツと私 9、もう笑うしかない 10、素敵なルネッサンス 11、マイ・セレナーデ 12、最後の音符 13、美し都 アンコール1、南町から アンコール2、YOU ARE MINE 今年のサブタイトルは、「神戸今昔物語」。ライブの中ほどで、昭和45年位までの神戸の街を、スライドで上映した。私は震災後の神戸しか知らないが、足を運んだ所もあり、とても興味深く観たし、平松さんの神戸に寄せる愛情がひしひしと伝わって来た。楽曲も、今年は特に明るい物が多く感じた。 今年も、ライブの収益金は、震災遺児の施設・レインボーハウスに寄付された。 今年は、震災から15年。病気で歌手活動を休止した時も、強行した「KOBE MEETIG」。普段のライブとは違った温かさ・優しさ、そして重さと尊さが詰まったライブだ。 ちなみに、「KIKAKU MEETIG」は、「KOBE MEETIG」に由来していることを、知ってました?
2010.01.17
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大阪に移動して、地下鉄御堂筋線動物園前駅前にある、動楽亭に初見参。桂ざこば師私設の寄席で、実家を立て直し、1階にコンビニ2階から上はマンションで、その2階が動楽亭という訳。フローリングに椅子、高座には桂米朝師筆による「楽」の書、客席後方には、一門の師匠方の色紙が飾られている。 靴を脱いで上がると、久々に旭堂南青さん南舟さんが迎えて下さり、客席ではお馴染みの太閤堂海州さんと合流。ゆったり並べられた椅子に、20名程が入り満員。 普段は米朝一門の方々が出演されるが、勉強会などにも使われていて、今日は「第4回講談まつり」という訳。 一、旭堂南青「木村長門守」 一、旭堂南斗「太閤の風流」 一、旭堂左南陵「八丈島配所の月」 一、旭堂南左衛門「長短槍試合」 一、仲入り 一、旭堂左南陵・旭堂南左衛門「座談会 南京・南学時代の講談界」 とにかく対談が面白い。左南陵師(前名南京、昭和51年入門)と南左衛門師(前名南学、昭和47年入門)は、入門が4年の間があり、南左衛門師が兄弟子の左南陵師から、入門当時の上方講談界のことを聞き出そう、という訳。 左南陵師が、講釈師になる前に音楽ショーや浪曲の修業をしていた頃の逸話や、3代目旭堂南陵師に入門した経緯や入門順、入門したが辞めた人について話が展開したが、新世界にあった松竹芸能の劇場「新花月」(添付の商店街、左手が新花月のあった場所)の話が、頻発に出て来る。 左南陵師も南左衛門師も、新花月の高座に度々上がったのだが、そこでの芸人と客との過酷ながら爆笑してしまう様な交流、お給金なども語られ、堪らない内容だった。 左南陵師は、一時東京で修業していたこともあり、旭堂一門にない読み口で素晴らしく、久方振りに聴いた南青さんは、立派に成長していたし、東京では馴染みのない南左衛門師や南斗さんの講釈と、新鮮で楽しかった。
2010.01.17
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今日たまたま、三十三間堂で通し矢が行われていることを知り、三十三間堂に立ち寄る。 今日に限り、拝観料無料ということもあり、境内はラッシュアワーの様な状態。只今稽古中の、「三十三間堂誉れの通し矢」の舞台。身が引き締まる空間だ。 講談では、武芸者が矢を射るが、現在では新成人達が矢を射っている。 講談に出て来る、「天下一和佐大八郎」の額もある。 午前中は男子、午後は女子が通し矢をしたが、着物姿の新成人達は壮観。
2010.01.17
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夜行バスで京都駅に着き、真っ先に京都タワーに向かう。朝7時には展望台には登れない。しかし、地下には大浴場があり、朝7時から開くのだ。 750円支払い(タオル付き。京都タワーのサイトにあるクーポンをプリントアウトして提出すると割引)脱衣場へ。 旅行者の荷物も収納出来る様に、ロッカーが大きいこと!シャンプー・リンス・ボディソープも備え付けてあるのが、有難い。 ジャクジーはないが、サウナも無料。朝早くから、沢山の人が入っている。
2010.01.17
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平成7年の今日、玉井亀鶴独演会が始まりました。翌日が、阪神淡路大震災。 20日まで、上方に行っています。主に大阪におりますが京都、神戸にも立ち寄ります。 上方の皆様、お気軽にお声をお掛け下さい。 只今夜行バスで、移動中。
2010.01.16
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南小岩千葉街道沿いにある、「鷹の湯」に入浴。 玄関を入り、履き物を下駄箱に入れて、番台・脱衣場、というのが定法だが、ここは下駄箱から番台までの間が広く、ソファーもあり、一息つける様になっている。 また、関東では浴槽が、浴室に入って正面奥にある形が多いが、この鷹の湯は正面奥と右側に浴槽がL字形になっていて、珍しい。
2010.01.15
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初稽古を終えて、新宿末広亭夜席を覗く。丁度、橘家円蔵師が賑やかに登場した所。 満員で、仲入り後にようやく2階席に座ることが出来た。 一、橘家円蔵「反対車」 一、仲入り 一、太神楽社中「寿獅子」 一、春風亭一朝「看板のピン」 一、柳家小袁治「紀州」 一、古今亭志ん駒「手旗の師匠」 一、柳家小菊「俗曲」 一、柳家小三治「一眼国」 通常の寄席は持ち時間が少ないので、軽い高座が続き楽しい。 小三治師は、風邪気味ながら、新宿花園神社境内での見せ物小屋の想い出噺が興味深い。また、ネタは他の演者だったら刈り込む言葉と省略せず、不気味だが味わいある一席だった。
2010.01.14
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永福ふれあいの家から、神田愛山師のお宅に伺い、初稽古。ネタは、昨年から引き続いての「三家三勇士・三十三間堂誉れの通し矢」。 お正月ということで、新年ご挨拶をし、手ぬぐいを頂く、 細部をきちんととのお教えを頂く。あと、「三十三間堂」の次に、「高野長英」を教えて頂くことになった。
2010.01.14
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今日のデイサービスセンター「永福ふれあいの家」は、獅子舞と落語を引っ提げて、1年振りに嬉野亭慶多さんにお招きしての1時間。 一、玉井亀鶴「ご挨拶」 一、嬉野亭慶多「湯屋番」 一、玉井亀鶴「三十三間堂誉れの通し矢」 一、嬉野亭慶多「寿獅子」 現代は獅子舞などなかなか見る機会がないが、客席の皆さんには懐かしい物。慶多さんが、一人一人の頭を噛み、一年の健康を願った。
2010.01.14
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この度、お江戸両国亭昼席にて、社会人講釈師玉井亀鶴独演会15周年記念「ANNIVERSARY-ゆきのよる-」を開催致しました所、お寒い中約30名様のお客様が、駆け付けて下さいました。中には、家族総出やご友人を、お連れ下さった方もありました。 高座も、予定していた寝床家道楽・古印亭勝丸両先輩の他、三崎家桜の輔さんが開口一番で、飛び入りで三つの輪セッケンさんがご出演、豪華な番組になりました。 これからも、いい講釈を読める様に精進致します。定例の会へのお運びも含めての、ご支援をお願い申し上げます。 お運びのお客様・出演の皆様、お出でにはなれなかったけれども、お励まし下さった方々には、厚くお礼申し上げます。 番組は以下の通りです。 一、三崎家桜の輔「かつぎや」 一、玉井亀鶴「南部坂雪の別れ」 一、寝床家道楽「うどん屋」 一、仲入り 一、三つの輪セッケン「飛び入り三味線漫談」 一、古印亭勝丸「河豚鍋」 一、玉井亀鶴「夜もすがら検校」 写真は、「南部坂」を読み終えた楽屋にて。新しく作った紋付きと袴。
2010.01.11
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小金井公園の中にある、江戸東京たてもの園・西川別邸での落語会「西川亭」に、出演させて頂く。江戸東京たてもの園は、この会の中心人物・茶柱亭立丸さんからのお声掛かりで、3回目の出演。 いつも「西川亭に出演して下さい」と、お誘い頂くのだが、会場が変わり(勿論江戸東京たてもの園の中)、西川亭の出演依頼を受けながら、西川亭に出演するのは初めて。 共演の皆さんとも顔馴染みで、緊張感なく楽屋入り。 お膝送りをお願いして、満員の盛況。 一、江戸丸亭きくらげ「穴子でからぬけ」 一、さくらんぼ亭王将「南京玉すだれ」 一、古好亭志んー「時そば」 一、玉井亀鶴「西行鼓ヶ瀧」 一、三つの輪セッケン「三味線漫談」 一、茶柱亭立丸「火事息子」 出演者6組で90分ということで、持ち時間が短くサクサク番組が進む。初席らしく、いい雰囲気で楽しかった。 打ち上げは、今回もきくらげさんのお宅で。食べ物が美味で、大満足!
2010.01.10
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社会人講釈師玉井亀鶴独演会15周年記念「ANNIVERSARY-ゆきのよる-」は、いよいよ明日です。 ゲストには、東京からは寝床家道楽さん、上方からは古印亭勝丸さんと、天狗連落語家東西の横綱が、駆け付けて下さいます。また、開口一番は、盟友・三崎家桜の輔さん。私は、一般のお客様には初公開の「赤穂義士本伝・南部坂雪の別れ」と、長谷川伸原作「夜もすがら検校」と、雪に纏わる読み物を、伺います。 二十歳・50回・10年・100回と、記念の独演会は開催しましたが、今回の15周年もアマチュア講釈師てしては、史上初のことです。おひとり様でも多く、お運び頂きたいと存じます。 ご多忙でしょうが、ご来会賜りたく、平伏してお願い申し上げます。 〈とき〉1月11日(月・祝)12時半開場・1時~3時半 〈会場〉お江戸両国亭(総武線両国駅東口・大〈とき〉1月11日(月・祝)12時半開場・1時~3時半 〈会場〉お江戸両国亭(総武線両国駅東口・大江戸線両国駅A5出口下車5分本所警察隣) 木戸銭はお志(差し入れ御無用) 〈亀鶴演題〉赤穂義士本伝「南部坂雪の別れ〈初演〉」・長谷川伸原作「夜もすがら検校」 〈助演〉寝床家道楽「江戸落語」・古印亭勝丸「遥々大阪より来演 上方落語」・三崎家桜の輔「開口一番」
2010.01.10
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師匠田辺一鶴が亡くなって、半月経った。同じ総武線沿線に住んでいたこともあり、一緒に電車に乗ったり、車内でばったり会ったりした。未だに、「今日は師匠に会わないかな」と思う。 師匠のご自宅は、平井駅南口にある。師匠が亡くなってから、電車が平井駅に到着しても、南口方向を向くことが出来なかった。しかし今夜、久し振りに南口を向くことが出来た。
2010.01.08
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落語の茶柱亭立丸さん達が、続けておられる「西川亭」に、出演させて頂きます。 会場は、小金井公園・江戸東京たてもの園ある、西川邸。囲炉裏もある、旧家です。旧家で、演芸を楽しみませんか?ご来場お待ち致しております。 〈とき〉1月10日(日)1時15分開演 〈会場〉小金井公園内江戸東京たてもの園「西川邸 〈出演〉立丸・ばっとう・きくらげ・王将・セッケン・亀鶴ほか(亭号省略) 「西川亭」翌日は、1時からお江戸両国亭で、独演会15周年記念会です。お忘れなき様に!頼みます!
2010.01.08
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今年も客席の大先輩にお誘い頂いて、成城ホール「立川談春独演会『アナザーワールド』」に行く。 会場は、小田急線成城学園前からすぐの所にあり、「初演やそれに準じたもの、不得手なネタをやる」という表明が、談春師よりあり。前座さんを使わずたっぷり2席という構成で、前席に「鰍沢」後席に「明烏」。小さくて聴きやすいホールだ。 「鰍沢」は、「鰍沢で『鰍沢』を聴く会」で一度掛けて以来とか。鰍沢は身延山はどんな場所かということを、マクラでたっぷり触る。本題は、まだまだ探り探りやっているが、何か新しい感触を受け、新鮮だった。 仲入りを挟んで「明烏」。「明烏」は、若旦那が主人公で、その若旦那に焦点を当てて演じることが多いが、談春師は若旦那もきちんと描きつつ、町内の札付きの源兵衛・多助が中心に描かれて、これも新しい「明烏」だった。
2010.01.06
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今年も引き続き、永福町にあるデイサービス「永福ふれあいの家」に伺う。 一、居田政則・玉井亀鶴「ご挨拶」 一、居田政則「母里多兵衛」 一、玉井亀鶴「夜もすがら検校」 居田さんは、お正月らしい読み物で、場内が華やいだ雰囲気になる。 私は、本来ならお正月らしい軽い講釈をやりたい所だが、11日の「独演会15周年」に向けてのお稽古をさせて頂く。 今年もお世話になります。
2010.01.06
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1週間後は独演会15周年「ANNIVERSARY-ゆきのよる-」です。秋から準備し取組んでおりますが、お出で下さる方がおられるかどうか、いつも以上に心配です。 暮れに師匠田辺一鶴が亡くなり、思いがけず一本立ちの会、ということにもなりました。それに、社会人講釈師独演会として、史上初のことなんです。 何としてでも、盛会にしたいと願っています。ご多忙でしょうが、ご来会賜りたく、平伏してお願い申し上げます。 〈とき〉1月11日(月・祝)12時半開場・1時~3時半 〈会場〉お江戸両国亭(総武線両国駅東口・大江戸線両国駅A5出口下車5分本所警察隣) 木戸銭はお志(差し入れ御無用) 〈亀鶴演題〉赤穂義士本伝「南部坂雪の別れ〈初演〉」・長谷川伸原作「夜もすがら検校」 〈助演〉寝床家道楽「江戸落語」・古印亭勝丸「遥々大阪より来演 上方落語」・三崎家桜の輔「開口一番」 追伸 盟友桜の輔さんが、開口一番で助けて下さいます。
2010.01.04
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平成22年初の寄席は、「浪曲定席木馬亭」へ。普段は12時半から4時過ぎまでの開演だが、三が日は11時から3時半前後に繰り上がり、本数が多く色物の出演が入り華やか。 呼び込みをしている澤雪絵さんや、おかみさん始め木馬亭の皆さんに迎えられ、場内へ。 一、澤華丸「五条の橋」〈佐藤貴美江〉 一、玉川奈々福「前原伊助」〈玉川みね子〉 一、富士琴美「巡り来る春」〈沢村豊子〉 一、大利根勝子「梅山家の縁談」〈玉川みね子〉 一、源氏太郎「リズム漫談」 一、名和美代児「ものまね漫談」 一、仲入り 一、神田松鯉「出世の春駒」 一、天中軒雲月「中山安兵衛婿入り」〈沢村豊子〉 一、澤孝子「猫餅の由来」〈佐藤貴美江〉 奈々福さんは、元日にやった続き。元日の部分がよく解る様に出来ている。 引き続いての琴美さん勝子師と、昭和の香りが漂うネタが続く。「梅山家の縁談」は、午後に民放テレビで放送されているドラマの元祖みたいな内容だが、すんなり聴くことが出来た。 勝子師の後は、昨秋「白寿の会」を済ませ、今年満99歳を迎える若友師、81歳になる源氏太郎師と、お元気な高座は、嬉しいこと。 松鯉師は、いつも以上に軽く演じ、次にすっかり新しい名前が板に付いた雲月師が登場。 「安兵衛婿入り」は、講談だと堀部弥兵衛とその妻との会話が中心だが、雲月師の「婿入り」は、安兵衛との縁談を進めてからが中心。華やかだ。 今年の干支の寅と猫は似ているという所から、孝子師は左甚五郎伝の「猫餅」。正月らしい楽しい一席。 仲入りでは、甘酒のお振る舞い。いかにも浅草らしく、嬉しいサービスだ。
2010.01.03
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暮れの押し詰まった時期に、職場の施設長から、「お正月に一席を」と、お声を掛けて頂き、早速実施となった。 今年の初高座ということで、黒紋付き羽織袴を着用したが、この格好をすることはあまりなく、慣れない。 「南部坂雪の別れ」を掛けてみた。人物の品格や、後半のテンポアップに気をつけてやってみた。しかし、「寺坂の口上」の中ほどが、すっぽり抜けた。しかし、動揺せず切れ場まで、運べた。 職場での一席は、11ケ月振り。普段居室にこもりがちの方が、真っ先に出て来て下さり、嬉しい。
2010.01.01
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