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中央区日本橋浜町にある敬老館・いきいき浜町での月例寄席、「浜町のんびり寄席」は、今日で二度目のお正月。一月最後の日が、今年の「のんびり寄席」のスタート。「のんびり寄席」だけに、のんびりスタート。 久方ぶりに、神田松鯉師のアマチュアのご門弟・居田正則さんが、ご出演。 一、居田政則「雪時雨三国峠」 一、玉井亀鶴「三十三間堂誉れの通し矢」 居田さんは、新潟・高田のご出身。郷里ゆかりの一席。「鋳かけ屋松五郎」の中からの、抜き読みとか。 私は、今週末にやる「三十三間堂誉れの通し矢」を、おさらい。抜けた所が、何カ所もある。再度チェックして、次回に備えましょう。
2013.01.31
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今週末にせまった、三崎家桜の輔さんとの二人会「ザ NEDOKO・Vol.41」で、一日早い豆まきをやります。 今年のインフルエンザや胃腸炎の大流行は酷く、大変驚いています。この様な病魔を、追い払いましょう。お待ち申し上げております。 「ザ NEDOKO・Vol.41 桜の輔・亀鶴二人会」 とき 2月2日(土)6時開場、6時30分開演 会場 中央区立産業会館4階(腰掛け有)(横須賀線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅より徒歩3分。総武線浅草橋駅より徒歩8分。両国橋西詰薬研堀不動院参道) 木戸銭ご無用 亀鶴演題 三家三勇士「三十三間堂誉れの通し矢」、徂徠豆腐(亀鶴の「はじめてものがたり」付き) 共演 三崎家桜の輔「落語2席」、有借亭円さん「ゲスト」
2013.01.30
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2月の主催公演は、三崎家桜の輔さんとの二人会「ザ NEDOKO・Vol.41」です。 20周年独演会シリーズ「オトナへの階段」(通称・オトナシリーズ)は、隔月3席ずつ合計18席の講釈を選んで聴いて頂いていますが、今回は数の上で「オトナシリーズ」からあぶれた2席を、お付き合い頂きます。 ゲストは、天狗連落語界の松潤こて有借亭円さん(あるかりていえんさん)さん。嵐の松本潤氏よりいい男です。未だ20代の若さでありながら、程の良さと気遣い、確かな落語をお楽しみ下さい。 「ザ NEDOKO・Vol.41 桜の輔・亀鶴二人会」 とき 2月2日(土)6時開場、6時30分開演 会場 中央区立産業会館4階(腰掛け有)(横須賀線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅より徒歩3分。総武線浅草橋駅より徒歩8分。両国橋西詰薬研堀不動院参道) 木戸銭ご無用 亀鶴演題 三家三勇士「三十三間堂誉れの通し矢」、徂徠豆腐(亀鶴の「はじめてものがたり」付き) 共演 三崎家桜の輔「落語2席」、有借亭円さん「ゲスト」 *この会は、中央区立産業会館・玉朗会共催公演です。
2013.01.28
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八丁堀の敬老館・いきいき桜川での月例寄席「桜川いきいき寄席」は、2回目のお初席。今回は、神田紫師のアマチュアのご門弟・克紫さんと初共演。 一、玉井亀鶴「出世の春駒」 一、克紫「正直俥夫」 まず私が先に上がり、初席らしく「出世の春駒」。トリの克紫さんの高座は、舞台袖で拝聴。 様々な「正直俥夫」があるが、克紫さんは様々な「正直俥夫」を聴いた上で、5代目宝井馬琴師のレコードを参考に、こしらえ上げたそうだ。車夫が士族くずれという設定。克紫さんの謙虚で温かいお人柄と、その確かな芸、明治物の講談らしい高座で、お客さまからも「良かったよ」と声を掛けられていて、出演をお願いして良かったと思った。 出番前後は、講釈よもやま話。様々な講釈師を聴いているので(こういうアマチュア講釈師は皆無に近い)なので、これまた楽しく勉強になった。
2013.01.26
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神保町にある、らくごカフェで隔月開催の「神田愛山独演会」は、得意物の「清水次郎長伝」の12席目。 一、神田愛山「三本椎の木お峯の茶屋・契約更新」 「契約更新」は、講談私小説のネタおろし。「お峯の茶屋」は神戸の長吉とその母、「契約更新」は品川陽吉とその父親。二組の親子の物語。「お峯の茶屋」は母から、「契約更新」は倅からの視点で描かれている。 「お峯の茶屋」は、神田畑らしい小気味よいワクワクする様な侠客伝だが、博打打ちの夫と倅を持った女の苦悩も、描かれている。 「契約更新」は、愛山師が発するくすぐりに客席から笑いが起きたが、私は何て切ない噺なのだろうと思って聴いていた。
2013.01.25
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浅草田原町にある、日本浪曲協会事務所で、毎週火曜日夜に開かれている「火曜亭」は、澤孝子師門下の二人と、日本浪曲協会副会長・国本武春師という、面白い顔触れ。 私は火曜亭には、何故か孝子師出演の時ばかりに出掛けていたが、今回は客席の様子がガラリと違い、これまた面白い。 木戸で、澤勇人さんに迎えられ客席前方に陣取る。 一、澤雪絵「夢の女」〈佐藤貴美江〉 一、澤順子「夢二の女」〈佐藤貴美江〉 一、国本武春「甚兵衛渡し」〈沢村豊子〉 雪絵さんでお馴染みの「夢二の女」を、今日は姉弟子の順子がやる。雪絵さんは、素材を活かした「夢二の女」なら、順子さんは身体から湧き出て来る様な「夢二の女」。それぞれの良さがある。 武春師の「甚兵衛渡し」は、よく聴いているネタだが、より一層素晴らしいかった。私が、渡し守の甚兵衛の住む小屋の中にいて、一挙手一投足を見ている様な、錯覚を覚えた。 終演後の茶話会では、豊子師と玉川みね子師の席の近くになる。豊子師の相変わらずの賑やかさ、「最近、どんな所で講談をやっていますか?」と気に掛けて下さるみね子師の温かさ。そこに、武春師の浪曲よもやま噺が入る。嬉しい一時だった。
2013.01.22
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夜7時から、日暮里駅前にある日暮里サニーホール第一会議室で、毎年初夏に開催している「浅草パラダイス落語会(通称・浅パラ)」の第1回の実行委員会を開催。笑皆亭吉笑前委員長をはじめとして、寝床家道楽、若木家元翁、料亭彦柳、嬉野亭慶多、三流亭愛喬、若木家喜楽、茶柱亭立丸、万年堂きさ馬、あいあいず・こざる、二杯亭小酔楽、三崎家桜の輔(敬称略)といったメンバーが集合。 まず、吉笑前実行委員長から、昨年度「浅パラ」の会計報告をして頂いてから、今年度(第13回)の実行委員会発足を宣言。日程やチラシ印刷のこと、出演エントリーについてを討議。諸先輩達が作り上げた、実績と伝統ある会なので、進行も不安なく、打てば響くの例えの通り、何かを問い掛けると意見がすぐ出て来て、充実の討議が出来た。 道楽さんから、「浅パラ」の中心人物で、咋秋に若くして脳管出血と闘っている、立命亭八戒兄についての報告もあった。何とか命を取り留めて、リハビリも開始したとか。「浅パラ」メンバー有志によるお見舞い金も、新たに開始。改めて「浅パラ」の結束力の強さを実感した。 次回は、番組の完成と開催日時の正式発表、役割分担について話し合う。
2013.01.21
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西武新宿駅前にある、新宿永谷ホールでの「講談新宿亭」の昼席を、途中から聴く。木戸では、2代目神田山陽師の秘蔵映像と、2代目山陽師13回忌追善の模様が収録された、DVDが売られていて、早速購入。 一、神田紅葉「黒田節の由来」 一、神田京子「秋色桜」 一、神田山吹「一休さん」 一、神田紫「柿のご意見」 一、仲入り 一、神田鯉風「細川の茶碗屋敷」 一、神田昌味「報恩出世車」 一、神田松鯉「出世の春駒」 仲入り前は、和歌や俳句についての講釈が並ぶ。こういうことは珍しいが、少しネタの工夫があっても…と思う。 2代目山陽師最後のお弟子さんの京子さんは、病床での稽古についてたっぷり。なかなか良かった。 仲入り後は、岐阜在住の昌味師の久々の高座。お馴染みのキャッチフレーズも、若々しい高座も変わらない。「出世車」は、以前より味わい深い。温かくいい高座。 トリは松鯉師の「愛宕山」。講釈らしい読み物を、講釈師らしい松鯉師で堪能して、会場を出た。
2013.01.21
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大阪市営地下鉄谷町線千林大宮駅の商店街から、少し離れた住宅街にある、アマチュア落語の定席「伝楽亭」の、11時からの部に出演させて頂いた。落語のワークショップで、伝楽亭の席亭代理を勤める田舎家かかしさんから、小咄の指南を受けた女性が、今回のお客様。 一、玉井亀鶴「大高源五」 一、田舎家かかし「道具屋」 伝楽亭のご常連から、「次回は是非義士伝を」というお言葉を頂いて、「元禄雪の曙」とネタ出しさせて頂いた。マクラで、「忠臣二度目の清書」「赤垣の徳利」「大高源五」の中から、リクエストして頂いて「大高源五」。 高座を降り、着替えながらかかしさんの「道具屋」を拝聴。内容は、東京でやる「道具屋」と同じだが、上方には与太郎というキャラクターはないそうだ。のんびりした与太郎でない代わりに、賑やかな一席になっていた。 途中から南通亭若奈さんも駆け付けて下さったが、ゆっくりお話する間もなく、夜勤に向かうべく新幹線のぞみに飛び乗る。今度はゆっくり。
2013.01.19
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月初め20日間の午後2時から、大阪市営地下鉄御堂筋線動物園前駅前にある、桂ざこば師の寄席・動楽亭で、「動楽亭昼席」が開かれている。ここには、上方落語協会に所属していない落語家さんや、他ではなかなか見られない高座が見られる。今日は、桂雀三郎師、桂文福師、月亭方正さんという、大変濃~い顔触れに強く惹かれて、動楽亭へ。 前から聴きたかったけれど、今回初めて聴く方正さん。落語を尊敬し深く愛しているのが、伝わって来る。立ち居振る舞いも、落語家らしさがある。また、聴きたい。 文福師の高座も、初めて。動楽亭へのお祝い相撲甚句や、「和歌山ラブソング」や河内音頭を唄ったりと、サービス精神の塊。楽しくてたまらない。 他の出演者は、古典をさらりと。二倍楽しめた昼下がり。
2013.01.18
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三ノ宮駅を降りて、山側に向かって歩いて7~8分の所に、ひょっこりあるのが、二宮温泉。ここは、午後2時から朝10時までの営業。夜明かしで営業している。ネットで色々調べると、神戸は朝に営業している銭湯が、結構ある。 9時40分に駆け込み、ザブンと湯に浸かった。 浴室左側に、温水プールなどにある子供用プールより大きい浴槽に、様々な形のジャクジーや電気風呂、屋根と塀に囲まれ、岩風呂もどきの露天風呂がある。 ここのお湯は、近くにある布引の滝付近から出る天然温泉というのが魅力。ロビィでは、食事も出来る。 大阪の銭湯は、浴室の真ん中に浴槽があるのをいくつか見たが、神戸にはそれがない。先日のつさか湯と二宮温泉しか知らないが、大阪と神戸では銭湯の構造も違う様だ。これは、阪神淡路大震災の影響かもしれない。また、神戸の銭湯にて入浴し、検証してみよう。 湯上がり、女将さんがにこやかに送ってくれた。
2013.01.18
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早起きをして、三ノ宮にある東遊園地での、「阪神淡路大震災1.17の集い」に初めて参加した。三ノ宮駅前の宿を出てから、東遊園地に向かおうとすると、同じ方向に向かう人達が、次第に増えて来る。東遊園地に着くと、沢山の人々。東北から贈られた雪だるま、人文字の様に、1.17と模った蝋燭の明かりに点された竹筒が、会場内を包んでいた。 5時46分に黙祷。臼井真さんが作った歌「しあわせ運べるように」、様々な挨拶、そして献花。 長蛇の列の長、献花を終えても空は暗い。18年前に被災された方々は、夜明けまでの時間が恐ろしく長く感じられただろうと思う。さぞ寒かったでしょう、辛かったでしょう…。合掌
2013.01.17
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木馬亭の浪曲師の中で、出の前に賑やかになるのは、澤孝子師、五月一朗師(というより、相三味線の五月歌絵師)、そして東家三楽師の三人。私が浪曲を聴きはじめた頃は、既に80代後半だったが、浪曲に情熱をほとばしらせていた。三楽師が舞台に上がる前、楽屋一同の「ご苦労様です」の声に送られる様子、舞台の終わりに近づくと、マイクをマイクスタンドから外し、演台の横に出て来て、平伏して幕を閉めさせる姿…。座長として、一座を率いていた貫禄を感じた。 三楽師の舞台は、あまり聴くことが出来なかったが、明治時代が舞台の「アラビア久」は、「劇場ではなく寄席の浪曲」という感じがしたし、数年前の夏に一朗師、木村若友師、玉川桃太郎師といった、出演者が80~90歳代の浪曲師が集結した会は一朗師が休演、急遽トリに廻った「赤垣源蔵」は、「今日は、忠臣蔵をやりますが、どこをやろうか」なんていいながら、たっぷりと外題付けを唸ってから、ネタに入っていく様子は、老練の味そのものだった。 この日、一朗師の休演を聴きガッカリして、木馬亭のトイレに入ったら、何と三楽師の用足しの真っ最中。私もその隣で用足しを。 「先生、倒れないで元気でいて下さいよ」と、声を掛けると、「大丈夫だよ」と答えて、楽屋に戻って行く。その後姿を暫く見つめていた。 三楽師を最後に聴いたのは、昨年の節分の木馬亭。「芝浜」を聴いたが、現代的で演劇的な「芝浜」ではなく(それもいいのだが)、如何にも市井の夫婦の噺で、後味が良く素朴な「芝浜」だった。 三楽師の演題は、師のおかみさんの富士琴路師のお弟子さん、富士路子さん、富士琴美さんが受け継いでいる。 その三楽師が、旅立たれた。お疲れ様でした。合掌。
2013.01.16
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神戸にやって来た。度々神戸に来ているが、神戸の銭湯での入浴経験はない。阪急電車花隈駅から、山側に少し行った所にある、つかさ湯にて、神戸銭湯初入浴をした。湯銭は、410円也。 つかさ湯は、1階が脱衣所、裸になり階段を昇り、中二階にサウナと水風呂、ジェットバス、2階が洗い場と浴槽と露天風呂。中二階のジェットバスだけでも、一般家庭の浴槽の4個分位の大きさ、2階の浴槽は子供用プールの様だから、大変規模が大きい。 露天風呂は、竹炭の湯。お湯は黒くなく、少し濁っている程度。湯上がりには、マッサージを受けられるスペースもあり。 裸になり、浴室に入ると、飲み物の自動販売機がある。これは、生まれて初めてのこと。「浴室で冷たい飲み物を」という、関西人特有のサービス精神の表れるだろうが、浴室までお金を持参する人はいないだろうし、湿度の高い浴室では、自販機の維持も大変だろう。自販機のコストパフォーマンスと、売り上げが気になる…。 いいお湯でした。
2013.01.16
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土曜日に、大阪・千林大宮にあるアマチュア落語の定席「伝楽亭」に、出演させて頂くことになりました。 この伝楽亭、リニューアルされたとのこと、上方の皆様にお目に掛かれること、心待ちにしています。読み物も、「次回は是非!」とリクエストして下さった物を、申し上げます。善良な上方の皆さん、お待ちしてまっせ~。 とき 1月19日(土)11時より 会場 千林大宮「伝楽亭」(京阪電車千林駅、地下鉄谷町線千林大宮駅より約5分。地図参照) 出演 玉井亀鶴「元禄雪の曙」、上方アマチュア落語家精鋭 木戸銭 ご無用。但し、会場維持のため会場内でのご飲食に、ご協力下さい。高座の後、ご一緒にランチしましょう! 追伸 19日の伝楽亭以外に、17日「阪神淡路大震災支援ライブ・平松愛理神戸ミーティング」@新神戸オリエンタル劇場)、18日「動楽亭」、同日「イルミタイ講談会」@日本橋・妖精妖怪カフェ「イルミタイ」に、出没します。お気軽にお声掛け下さいね。
2013.01.13
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中央区立産業会館和室にて、表題(通称・オトナシリーズ)の会を開催。亀鶴の会としては、通算166回目。 今回はステップ1(第1回)。共演者のお力添えのお陰で、22名様のご来場。会場がほぼ満員となる。中には、上方から駆け付けて下さったお客さまもあり、励まされる。 一、本間織峯「鉢の木」 一、玉井亀鶴「幡随院長兵衛の生い立ち・忠臣二度目の清書」 一、仲入り 一、若木家元翁「小言幸兵衛」 一、玉井亀鶴「夜もすがら検校」 まず、織峯さんが浪人者が見出だされるという、おめでたい「鉢の木」を読んだ後、侠客伝と義士伝を続けて2席。仲入り前の高座は、2席続けてやるのだが、「長兵衛の生い立ち」が終わった所で、織峯さんの「おな~か~いり~」の掛け声が、私の高座より受ける。 元翁さんは、お正月ということで、マクラで名人達の声帯模写をサービス。その後は、私の「夜もすがら検校」。 今回の3席は、噛んだり言い間違えがいくつもあったが、動揺せずに落ち着いて出来、大甘に見て、元翁さんを相手に、善戦出来たかなと思う。 前日が鏡開きということで、仲入りには甘酒とおしるこのお振る舞いをさせて頂いて、少しは正月らしいお席になった様子で、嬉しかった。 終演後は、浅草橋で元翁さんと二人で打ち上げ。元翁さんと、ご一緒する様になって約7年。二人きりは今回はじめて。古今東西ディープな寄席芸人談義で盛り上がる。元翁さんは先月、高座40年の独演会を終えたばかり。これから、天狗連として高座に上がることについて、温かくそして鋭く励まし、アドバイスして頂いた。これから、天狗連講釈師として、どうしてたら良いか解らず、今回の独演会を開いたので、少し明かりが見えた様な気がした。 5時頃にお店に入り、気が付くと10時近く。至福の時間はすぐに終わってしまう。でも、微かな手応えを感じつつ、帰宅した。 なお、次回は3月23日(土)昼席の予定です。 次回からが本当の勝負。助太刀をお願い申し上げます!
2013.01.12
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いよいよ明日、講談20年藝道25年独演会シリーズ「オトナヘへの階段」(オトナシリーズ)が、始まります。今まで申し上げて来た講談の中から、隔月に3席ずつ。やり慣れた読み物、「これは聴いて頂けるのでは?」というネタで、敬愛する天狗連落語家の先輩に、真剣勝負を挑みます。初回は、昨年高座40年を迎えた、若木家元翁さんに、ご出演頂きます。前講は、進境著しい本間織峯さんです。 どうかご来場という名のご助勢を、お願い申し上げます。 社会人講釈師玉井亀鶴講談20年藝道25年「玉井亀鶴オトナへの階段・ステップ1」 とき 平成25年1月12日(土)1時30分開場、2時開演 会場 中央区立産業会館和室(中央区立産業会館4階和室(腰掛け有)」(横須賀線馬喰町駅、都営浅草線東日本橋駅、都営新宿線馬喰横山駅より徒歩3分。総武線浅草橋駅より徒歩8分。両国橋西詰薬研堀不動院参道) 木戸銭ご無用 亀鶴演題 「幡随院長兵衛の生い立ち」、赤穂義士本伝「忠臣二度目の清書」、長谷川伸原作「夜もすがら検校」 助演 若木家元翁、本間織峯(お膝固め) *中央区立産業会館との共催公演、亀鶴の会166回目です。
2013.01.11
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夜は、客席の大先輩にお誘い頂いて、渋谷区文化総合センター大和田の伝承ホールでの、「志らくのピン」を拝見。 一、立川志獅丸「権助提灯」 一、立川志らく「手紙無筆」 一、立川志らく「鮑のし」 一、仲入り 一、立川志らく「居残り佐平次」 志らく師の3席の中では、特に「手紙無筆」と「居残り佐平次」が特に面白い。「居残り」は、3Dの様に、登場人物が飛び出して来そうに、いきいきとしている。 サゲは従来のものでも、談志家元のものでもなく、品川の遊郭がなくなった日に居残りが…というもので、たまらなく面白い。
2013.01.10
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平成25年は、講談20年芸道25年。その初高座は、永福ふれあいの家での高座。高橋織丸さんと一緒に、伺う。 一、高橋織丸「黒田節の由来」 一、玉井亀鶴「夜もすがら検校」 織丸さんには、初席らしい「黒田節」をリクエストした。 織丸さんの高座を、聴いていて、私が高座に上がる時に「何かリクエストは?」と声を掛けると、即座に「ない」とのこと…。一龍斎貞丈師の初席限定のマクラ、「お賽銭を105円」を今年もやってから、12日の独演会でやる「夜もすがら検校」をおさらい。きっちり出来た様に思う。 今年は、「あんたの○○を聴きたい」といわれる様になりたいものと、反省した。 永福ふれあいの家の皆さんは、風邪にも胃腸炎にも負けずにお元気。今年も宜しくお願い申し上げます。
2013.01.10
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「吉岡兼房」を教えて頂いてから、小田急線和泉多摩川駅前にある「和泉湯」にて入浴。和泉湯の付近は、住宅に混じって畑もある。 まだ明るい時刻で、のんびり入浴。壁画は瀬戸内海だった。壁画にも、いろいろありますな。
2013.01.09
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一年以上ぶりに、神田愛山師宅へ新しいネタ「吉岡兼房」の稽古に伺う。 この「吉岡兼房」は、前座さんがやる講釈で、神田陽司師が前座時代、よくやっていた。笑いが多く、方々で出来そうということと、講談らしい読み物をもう一度勉強しようということで、敢えてお願いした。 「30年程やっていない」と、愛山師。「こういう噺は、古き良き時代の講釈の様に」と、教えて頂いた。 お正月ということで、手拭いを頂戴。 この「吉岡兼房」、暖かくなったら、聴いて頂きます。
2013.01.09
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神保町にある、東京堂書店のホールで、3日間開かれている「寿新春寄席」の中日を聴く。深川江戸資料館で開かれている「伝承話芸を聴く会」が、神保町に引っ越して、柳家わさびさん、橘紅楽さんが加わったという感じの会。 一、柳家わさび「ざる屋」 一、桂藤兵衛「黄金の大黒」 一、橘紅楽「寄席文字」 一、宝井琴柳「海賊退治」 一、仲入り 一、桂藤兵衛・柳家わさび「抽選会」 一、柳家紫文「粋曲」 一、柳亭小燕枝「試し酒」 お目当ての琴柳師は、よく初席でやっていた「海賊退治」。昨年の「かぶら矢会」の時より、遊びが出て来て、嬉しい限り。「本能寺」の修羅場をたっぷりと。高座の琴柳師のお元気なお顔が、初日の出代わり。 前方のわさびさん、藤兵衛師は、「如何にも正月」という落語。 寄席文字は、今日は右楽師ではなく紅楽さん。寄席文字を書いて貰ったお客さんから、次々とご祝儀が。抽選会は、豪華商品がズラリと。 紫文師のお馴染みのネタは、やはり面白い。 トリの小燕枝師は、たっぷりと「試し酒」。祝い酒の香りが、漂って来そう。堪能したが、聴き疲れはしない、いい会だった。
2013.01.05
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お江戸日本橋亭10時開演の、第24回「神田すず勉強会」を聴く。暮れの「(続)五日連続読みの会」でやっていた「朝顔日記」の、続きを読むと聞き、駆け付けた。 一、神田こなぎ「春日局」 一、神田すず「朝顔日記6・深雪の家出」 今日の「朝顔日記」は、熊沢審山逢いたさに家出し、人に騙されながら京都に着いたのだが、そこに熊沢はいなかったというくだり。長講で、正月の「朝顔」を堪能した。
2013.01.05
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本牧亭での講談協会での初席がなくなった後、靖国神社を経て、お江戸日本橋亭昼席で、元日から5日間の公演が続いている。 一、神田こなぎ「三方ヶ原軍紀」 一、神田すず「真田の入城」 一、一龍斎貞弥「村越誉れの使者」 一、神田春陽「安兵衛婿入り」 一、宝井一凛「曽呂利新左衛門」 一、宝井琴桜「小松菜の由来」 一、仲入り 一、神田すみれ「曲馬団の女」 一、宝井琴星「金色夜叉」 一、一龍斎貞花「浜野矩随」 初席らしく、出演者が多く、おめでたい読み物や、笑いの多い講釈が続く。中でも、琴星師の「金色夜叉」は、明治大正時代の雰囲気があり、たまらなく面白く、春陽さんは楽しいマクラで、初席らしい一時になった。 今日で、講談協会のご贔屓連が10ポイントに達した。その商品は、琴桜師の手拭い。嬉しいお年玉。
2013.01.04
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銭湯での朝湯は、正月2日か3日(両日の所もあり)に行われる。今年初の夜勤を終え、帰路にアクアガーデン栄湯でさっぱりと。昨日に引き続き、京成押上線四ツ木駅近くでの入浴。ここも、露天風呂があるという触れ込み。 建物は近代的で、駐車場もあり車での入浴も出来る。今日も、老若の入浴客でごった返している。 浴槽は、浴室の右側にドーンとあり、左側が縦にカランとシャワーがある。浴槽には、電気風呂をはじめとして、様々な風呂がある。 露天風呂は、相変わらず空が見えないが、スペースがゆったりと取ってあり、浴槽も大きい。しかも、打たせ湯や電気風呂もあり。露天風呂に電気風呂があるのは、はじめて見た。露天風呂は日替わりの薬湯で、今日は青りんごの湯。 ロビィでは、冷たい飲み物はもちろん、麦酒も飲むことが出来る。
2013.01.03
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今年のスタートは、「浪曲定席木馬亭」から。開演の11時から少し遅れて到着すると、玉川太福さんが寒中呼び込みの真っ最中。木馬亭の女将さんも、今年もお元気。女将さんのご子息も、迎えて下さる。 一、澤勇人「柳生二蓋笠」〈佐藤貴美江〉 一、木村勝千代「芝浜の革財布」〈沢村豊子〉 一、玉川奈々福「前原伊助」〈沢村豊子〉 一、富士琴美「阿波の鳴門」〈佐藤貴美江〉 一、玉川福助「陸奥間違い」〈玉川みね子〉 一、大利根勝子「梅山家の縁談」〈玉川みね子〉 一、仲入り 一、神田紫「出世の馬揃い」 一、国本武春「赤垣源蔵徳利の別れ」〈沢村豊子〉 一、澤孝子「竹の水仙」 お正月らしいネタがずらりと。珍しい一席より、お正月らしいネタや雰囲気を楽しむ。これは、お節料理を食べる気分に似ている。 木村勝千代さんは、初代木村松太郎師のお弟子さんで、数十年振りの舞台とか。めでたい。
2013.01.02
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正月の楽しみのひとつに、正月2日3日の、初湯がある。普段夕方からしか開かない銭湯が、この両日のみ、銭湯での朝湯に入れることだ。 今日は、京成押上線四ツ木駅の近くにある、寿湯にて入浴。正月から「寿湯」とは、大変めでたい。フロントで、記念品(干支石鹸)を貰い浴室に入ると、沢山の入浴客が、初湯を楽しんでいた。 露天風呂は小さく、2人入れば満員。塀に囲まれていて、屋根代わりの簾で空は見えにくいが、岩風呂で風情がある。 内風呂の窓は大きく、窓の外にはちょっとした庭が楽しめる。湯は少し温いが、身体は暖まった。。
2013.01.02
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